JP3342392B2 - ディスク記録再生装置 - Google Patents

ディスク記録再生装置

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JP3342392B2
JP3342392B2 JP06814698A JP6814698A JP3342392B2 JP 3342392 B2 JP3342392 B2 JP 3342392B2 JP 06814698 A JP06814698 A JP 06814698A JP 6814698 A JP6814698 A JP 6814698A JP 3342392 B2 JP3342392 B2 JP 3342392B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスクにビーム
を発して記録再生を行なうピックアップを具えたディス
ク記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のディスク記録再生装置の平
面図であり、図5は同上の裏面図である。シャーシ(1)
に開設された開口(10)には、ディスク裏面にビームを発
するピックアップ(2)が配備され、該開口(10)の端部に
はターンテーブル(4)を回転させるモータ(M2)が配備
されている。開口(10)にはディスク半径方向に跨って伸
びた一対のガイド軸(6)(60)が跨り、ピックアップ(2)
は両ガイド軸(6)(60)に摺動を案内される。シャーシ
(1)上にて開口(10)の側方には、モータ(M1)が配備さ
れ、該モータ(M1)はギア列(21)を介して、ピックアッ
プ(2)の一側部に形成されたラック(20)に連繋する。モ
ータ(M1)に通電されると、ピックアップ(2)がガイド
軸(6)(60)に沿って摺動し、記録再生が行われる。モー
タ(M1)は、コスト上の理由から一般にスロット形ロー
タを有する直流モータが使用される。図7は該モータ
(M1)の断面図である。モータ(M1)は周知の如く、コイ
ル(31)を鉄心(32)に巻いて形成されるロータ(3)と、ロ
ータ(3)の外側に配備され、S極とN極を周方向に沿っ
て交互に配したステータ(30)とから成り、コイル(31)に
電流を流すと、電流値に比例した回転トルクを発生しな
がら、ロータ(3)が回転する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ピックアップ(2)が所
望のディスク位置に達したときには、モータ(M1)への
通電を止め、モータ(M1)を停止させる。このとき、図
6に示すように、ロータ(3)のコイル(31)がステータ(3
0)の極の境目にて停止すると、鉄心(32)とステータ(30)
の極との引き合いにより、停止した位置から更にロータ
(3)が僅かに回転する。この余分な回転を周知の如く、
コギング(Cogging)と呼ぶが、図5に示すモータ(M1)に
於いてコギングが発生すると、このコギングによりモー
タ(M1)が余分に回転するから、ピックアップ(2)が正
規の位置にて停止しない。コギングによるトルクは、モ
ータ通電中の回転トルクに対し、数%程度であるから、
モータ(M1)に連繋したギア列(21)に回転抵抗を与え、
コギングによるピックアップ(2)の不用意な移動を停止
させることも考えられる。しかし、斯種ディスク記録再
生装置にあっては、所望のディスク位置に素早くアクセ
スできる高速サーチが要望されており、特にCD−RO
M等に於いて、この傾向が顕著である。ギア列(21)に回
転抵抗を与えると、ピックアップ(2)が摺動しにくくな
り、高速サーチに支障をきたす。本発明の目的は、コギ
ングによる不用意なピックアップの摺動を防止し、かつ
高速サーチに支障を与えないことにある。
【0004】
【課題を解決する為の手段】シャーシ(1)上にてモータ
(M1)の側方には、モータ(M1)に回転抵抗を与えるブレ
ーキレバー(5)が枢支され、該ブレーキレバー(5)はモ
ータ(M1)への回転抵抗の付与と解除を切り換える操作
手段に接続し、該操作手段により、ブレーキレバー(5)
はピックアップ(2)の低速時にモータ(M1)に回転抵抗
を与え、ピックアップ(2)の高速時に回転抵抗を解除す
る。また、ピックアップ(2)の低速時に、モータ(M1)
に付与される回転抵抗は、モータ(M1)停止時にコギン
グにより発生し、ピックアップ(2)を不用意に摺動させ
るトルクよりも大きな値である。
【0005】
【作用及び効果】ピックアップ(2)の低速摺動時には、
モータ(M1)に回転抵抗が付与され、モータ(M1)は停止
時にコギングにより不用意に回転することが防止され
る。従って、モータ(M1)への通電を遮断し、ピックア
ップ(2)を停止させるときに、ピックアップ(2)の位置
が正確に定まる。また、ピックアップ(2)の高速摺動時
には、モータ(M1)への回転抵抗が解除されるから、ピ
ックアップ(2)はスムーズに高速摺動できる。従って、
ピックアップ(2)の摺動速度に応じて、モータ(M1)へ
の回転抵抗の付与と解除を切り換えることにより、コギ
ングによる不用意なピックアップの摺動を防止し、かつ
高速サーチをスムーズに行なうことができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一例を図を用いて
詳述する。従来と同一構成については、同一符号を用い
て、詳細な説明を省略する。図1は本例に係わるディス
ク記録再生装置の裏面図である。シャーシ(1)内に開設
された開口(10)内にピックアップ(2)が配備され、該ピ
ックアップ(2)はディスク半径方向に延びたガイド軸
(6)(60)に沿って摺動する点は、従来と同様である。本
装置にあっては、ディスクを通常に記録再生する際に
は、ピックアップ(2)は低速で摺動し、ディスク上の所
望の位置にピックアップ(2)を素早く移動させる所謂高
速サーチの際には、ピックアップ(2)を高速で摺動す
る。本例にあっては、ピックアップ(2)の移動速度に応
じて、モータ(M1)に対する回転抵抗の付与と解除を切
り換えることを特徴とする。
【0007】開口(10)の側方に配備されたモータ(M1)
はギア列(21)を介して、ピックアップ(2)に連繋する。
モータ(M1)の回転軸には、ブレーキドラム(52)が同心
に嵌まっており、シャーシ(1)上にてモータ(M1)の側
方には、ブレーキレバー(5)が枢支(53)されている。ブ
レーキレバー(5)は、シャーシ(1)との間に架けられた
引張りバネ(50)によりブレーキドラム(52)に向けて付勢
され、先端部に設けられたパッド(51)がブレーキドラム
(52)の側面に接して、モータ(M1)に回転抵抗を与え
る。ブレーキレバー(5)は、その側方に設けられ、アン
ビル(70)を出没可能に有するソレノイド(7)により、ブ
レーキドラム(52)への当接と離間を切り換えられる。
【0008】記録再生を中止する際には、モータ(M1)
への通電を遮断するが、前記の如く、モータ(M1)のコ
ギングにより正確な位置でピックアップ(2)が停止しな
い虞れがある。この点に鑑みて、記録再生時にはモータ
(M1)に連結したブレーキドラム(52)にブレーキレバー
(5)を当接させる。図3(a)はブレーキレバー(5)が当
接したブレーキドラム(52)の平面図であるが、引張りバ
ネ(50)によりパッド(51)に付与される荷重をF、パッド
(51)とブレーキドラム(52)の摩擦係数をμ、ブレーキド
ラム(52)の半径をrとすると、ブレーキレバー(5)がブ
レーキドラム(52)に付与する抵抗トルクTfは Tf=μrF で示される。
【0009】また、モータ(M1)のコギングによる回転
トルクをTc、ピックアップ(2)の摺動抵抗にギア列(2
1)の減速比を乗じたトルクをTgとすると、モータ(M1)
のコギングが、ピックアップ(2)を不用意に摺動させる
トルクは、Tc−Tgで示される。従って、ブレーキト
ルクが、コギングによりピックアップ(2)が不用意に摺
動するトルクよりも大きければよいから、 μrF=Tf>Tc−Tg の関係を満たす荷重Fが引張りバネ(50)により与えられ
れば、モータ(M1)のコギングによりピックアップ(2)
が不用意に摺動することはない。
【0010】高速サーチの際には、ピックアップ(2)を
高速で摺動させる必要があるから、モータ(M1)への回
転抵抗を解除する必要がある。この場合、図3(b)に示
すように、ソレノイド(7)からアンビル(70)が突出し
て、ブレーキレバー(5)を引張りバネ(50)に抗して押
し、ブレーキドラム(52)から離間させる。尚、ピックア
ップ(2)の高速摺動からピックアップ(2)を停止するに
は、一旦低速摺動に減速し、ブレーキレバー(5)をモー
タ(M1)のブレーキドラム(52)に当接させてから停止す
れば、モータ(M1)のコギングにより、ピックアップ
(2)が不用意に摺動することはない。
【0011】本例にあっては、ブレーキレバー(5)のブ
レーキドラム(52)への当接と解除をソレノイド(7)で行
なうとしたが、ソレノイド(7)に限定されるものではな
い。例えば、図8に示すように、モータ(M1)(M2)とは
別の駆動モータ(M3)にスライド(75)を連繋させて、該
スライド(75)の一端をブレーキレバー(5)に当接させ、
ピックアップ(2)の移動速度毎に駆動モータ(M3)を回
転させ、ブレーキレバー(5)のブレーキドラム(52)への
当接と解除を切り換えても良い。
【0012】上記実施例の説明は、本発明を説明するた
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本
発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲
に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは
勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスク記録再生装置の裏面図である。
【図2】図1をA方向から見た側面図である。
【図3】ブレーキレバーとブレーキドラムの平面図であ
り、(a)はブレーキレバーがブレーキドラムに当接した
状態、(b)はブレーキレバーがブレーキドラムから離間
した状態を夫々示す。
【図4】従来のディスク記録再生装置の平面図である。
【図5】同上の裏面図である。
【図6】コギングを示すモータの要部拡大図である。
【図7】モータの断面図である。
【図8】操作手段の他の実施例の平面図である。
【符号の説明】
(1) シャーシ (2) ピックアップ (5) ブレーキレバー (M1) モータ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャーシ(1)上に、モータ(M1)と、モ
    ータ(M1)に連繋してディスク半径方向に移動するピッ
    クアップ(2)とを具え、ピックアップ(2)は低速、高速
    の少なくとも2段階で駆動されるディスク記録再生装置
    に於いて、 シャーシ(1)上にてモータ(M1)の側方には、モータ(M
    1)に回転抵抗を与えるブレーキレバー(5)が枢支され、
    該ブレーキレバー(5)はモータ(M1)への回転抵抗の付
    与と解除を切り換える操作手段に接続し、 該操作手段により、ブレーキレバー(5)はピックアップ
    (2)の低速時にモータ(M1)に回転抵抗を与え、該回転
    抵抗は、モータ(M1)停止時にコギングにより発生しピ
    ックアップ(2)を不用意に摺動させるトルクよりも大き
    な値であり、 ピックアップ(2)の高速時に回転抵抗を解除することを
    特徴とするディスク記録再生装置。
  2. 【請求項2】 操作手段はブレーキレバー(5)を押し込
    むアンビル(70)を出没自在に具えたソレノイド(7)であ
    る請求項1に記載のディスク記録再生装置。
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