JP3342325B2 - 厨芥処理装置 - Google Patents

厨芥処理装置

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JP3342325B2
JP3342325B2 JP32310196A JP32310196A JP3342325B2 JP 3342325 B2 JP3342325 B2 JP 3342325B2 JP 32310196 A JP32310196 A JP 32310196A JP 32310196 A JP32310196 A JP 32310196A JP 3342325 B2 JP3342325 B2 JP 3342325B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、厨芥を加熱乾燥処
理するための厨芥処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の技術としては、例えば特
開平5−155681号公報に示されているように、収
容槽に加熱手段を設けるとともに撹拌用の羽根を有する
回転軸を組付けておき、収容槽に投入した厨芥を加熱し
ながら撹拌して加熱乾燥処理するようにした厨芥処理装
置がよく知られている。また、特開平7−24435号
公報には、前記加熱処理に代えて微生物を用いた厨芥処
理装置において、羽根の作動中に厨芥を投入するための
投入口が開かれたとき、回転軸の回転を停止させて同羽
根の作動を停止させるようにした厨芥処理装置が示され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の従来装
置においては、作動中における投入口の開閉に関しては
なんら考慮されていない。また、後者の従来装置におい
ても、上記作動中における回転軸の停止に関し、羽根の
停止位置についてはなんら考慮されていない。したがっ
て、これらの従来装置にあっては、羽根の作動が終了し
たときや、投入口が開かれて回転軸の回転が停止された
ときに、羽根が投入口を介して投入される厨芥の通路を
塞いで、新たに多量の厨芥を投入することが困難になる
という問題が生じていた。
【0004】
【発明の概要】本発明は、多量の厨芥の投入を常に容易
にする厨芥処理装置を提供することを目的とする。
【0005】上記の目的を達成するため、本発明の第1
の構成上の特徴は、厨芥の投入口をその前面に設けて同
投入口から投入された厨芥を収容する収容槽と、該収容
槽の前記投入口を開閉する投入口蓋と、前記収容槽内に
収容した厨芥を加熱する加熱手段と、前記収容槽内にて
軸線回りに回転可能に組付けた回転軸と、該回転軸にそ
の基端を固着して径方向に延設した連結棒と、該連結棒
の先端に組付けられて前記回転軸の回転により前記収容
槽の底部内壁に沿って回転する羽根と、前記回転軸を回
転駆動する駆動手段と、該駆動手段を起動して前記回転
軸を回転させ前記羽根に前記厨芥を攪拌する回転動作を
行わせる駆動制御手段とを備えた厨芥処理装置におい
て、前記駆動制御手段の制御下にて前記羽根がその回転
動作を終了したとき同羽根が前記収容槽内部の前方部
に前記投入口から投入された厨芥が前記収容槽内の底
部に落下する空間を形成する位置にて停止するように前
記回転軸を所定の回転位置に停止させる停止手段を設け
たことにある。これによれば、収容槽に収容した厨芥の
加熱処理が終了して羽根による厨芥の攪拌動作が終了し
た時、羽根が収容槽内部の前方部分に投入口から投入さ
れた厨芥が収容槽内の底部に落下する空間を形成する
置にて停止する。したがって、上記羽根の攪拌動作の終
了後に前記投入口から新たに多量の厨芥を収容槽の内部
に容易に投入することができる。
【0006】本発明の第2の構成上の特徴は、厨芥の投
入口をその前面に設けて同投入口から投入された厨芥を
収容する収容槽と、該収容槽の投入口を開閉する投入口
蓋と、前記収容槽に収容した厨芥を加熱する加熱手段
と、前記収容槽内にて軸線回りに回転可能に組付けた回
転軸と、該回転軸にその基端を固着して径方向に延設し
た連結棒と、該連結棒の先端に組付けられて前記回転軸
の回転により前記収容槽の底部内壁に沿って回転する羽
根と、前記回転軸を回転駆動する駆動手段と、該駆動手
段を起動して前記回転軸を回転させ前記羽根に前記厨芥
を攪拌する回転動作を行わせる駆動制御手段とを備えた
厨芥処理装置において、前記投入蓋が開かれたとき、前
記羽根が前記収容槽内部の前方部分に前記投入口から投
入された厨芥が前記収容槽内の底部に落下する空間を形
成する位置にて停止するように前記回転軸を所定の回転
位置に停止させる停止手段を設けたことにある。これに
よれば、羽根による厨芥の攪拌動作中に投入口蓋が開か
れた時、羽根が収容槽内部の前方部分に投入口から投入
された厨芥が収容槽内の底部に落下する空間を形成する
位置にて停止するので、多量の厨芥を容易に追加投入す
ることができる。
【0007】
【0008】発明の第3の構成上の特徴は、上記のよ
うに構成した厨芥処理装置において、前記回転軸を前記
所定の回転停止位置から回転開始させるとき、前記羽根
が前記収容槽内の前面上部から前面下部に向かう方向に
転させる回転開始制御手段を設けたことにある。 こ
れによれば、前記停止手段の制御下にて回転軸が所定の
回転位置に停止した後同回転軸が再び回転を開始すると
き、羽根収容槽の前面上部から前面下部に向かう方向
回転するこのため、投入口から新たに投入されて
収容槽内前部に集積された厨芥が羽根の回転によって
その自重により散開して駆動手段に対する負荷を軽減す
【0009】本発明の第4の構成上の特徴は、上記第
の構成上の特徴を備えた厨芥処理装置において、前記収
容槽の底部を半円筒状に形成し、前記羽根を板状に形成
すると共にその先端側を前記連結棒の延長線に対して前
記回転軸の回転開始時における回転方向側に傾斜させて
前記連結棒の先端に固着したことにある。これによれ
ば、羽根が収容槽の前面上部から前面下部に向かう方向
に回転するとき、収容槽底部の内壁から厨芥を剥ぎ取る
ように機能する。このため、投入口から新たに投入され
て収容槽内の前部に集積された厨芥が羽根によって散開
するとき収容槽底部の内壁から効率よく剥ぎ取られる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を用いて説明する。図1及び図2は同実施形態に係る厨
芥処理装置の外観を示しており、図3及び図4は同厨芥
処理装置の外装パネルを外した内部構成を示している。
この厨芥処理装置は、収容槽10、撹拌部材20、駆動
装置30、熱風循環装置40、排気装置50及び制御ボ
ックス60を備えており、収容槽10内に投入される厨
芥(図示省略)を加熱及び撹拌して加熱乾燥処理するよ
うに構成されている。
【0011】収容槽10は、厨芥を収容するタンク11
を備えている。タンク11は、底部を半円筒状に形成し
てなり、フレーム90に一体的に組付けられている。タ
ンク11の底部の外側には、同タンク11の底部を加熱
するタンクヒータ12が組付けられているとともに、同
タンク11の底部の温度を検出するタンク温度センサ1
3も組付けられている。
【0012】タンク11の前面上部には、同タンク11
内に厨芥を投入するための投入口11aが設けられてい
るとともに、同投入口11aを開閉可能に投入口蓋14
が組付けられている。投入口蓋14は、上端外側に同蓋
14を開閉操作するためのバーハンドル14aを備えて
いるとともに、裏面にロック機構(図1に鍵穴14bの
み図示)を備えている。同ロック機構は、鍵穴14bに
挿入されるキーにより、投入口11aが開かれることを
許容または禁止する。また、投入口蓋14の内側には、
投入される厨芥をタンク11内へ導くシュート14cが
組付けられている。また、タンク11には、投入口状態
検出スイッチ15も組付けられている。投入口状態検出
スイッチ15は、投入口蓋14により投入口11aが閉
じられているときオン状態となるとともに、同投入口1
1aが開かれているときオフ状態となる。
【0013】タンク11の前面中間部には、同タンク1
1から加熱乾燥処理後の厨芥を排出するための排出口1
1bが設けられているとともに、同排出口11bを開閉
するための排出口蓋16が設けられている。排出口蓋1
6は、図5に詳細に示すように、上端にてヒンジ16a
を介してタンク11に揺動可能に組付けられているとと
もに、下端部の左右両端にそれぞれ外側に向けて突出し
たピン16b,16bを備えている。各ピン16b,1
6bはそれぞれカムプレート16c,16cに設けられ
たL字状の長孔16c1,16c1をそれらの内周面に
沿って摺動可能に貫通しており、各カムプレート16
c,16cは左右方向に延設された軸16dに固着され
ている。軸16dは、下方に開口を有してなりタンク1
1に組付けられたカバー17(図1,2,4にて図示)
内適宜箇所に同軸16d回りに回動可能に組付けられて
おり、カバー17内に設けた排出口蓋モータ16eによ
り回動されるようになっている。したがって、排出口蓋
16は、排出口蓋モータ16eの回転により左右一対の
カムプレート16c,16cを介して揺動され、排出口
11bを図5(A)に示す閉状態と図5(B)に示す開
状態とに切換える。また、カバー17内には、排出口閉
状態検出センサ16f及び排出口開状態検出センサ16
gも設けられている。各センサ16f,16gはリード
スイッチにより構成され、軸16dに固着されて両カム
プレート16c,16cと共に回動する突出片16hの
近接を感知することにより、それぞれ排出口13の閉状
態及び開状態を検出する。
【0014】排出口11bの下方には、加熱乾燥処理後
の厨芥を収容するための容器18が配設されている。容
器18は、上端に開口を有するとともに下端にてフレー
ム90に傾動可能に組付けられており、図4の実線の状
態にあるとき、排出口11bから排出された加熱乾燥処
理後の厨芥がホッパ11b1を介して導入されるように
なっている。なお、容器18内には、上記厨芥の導入の
前に予め市販のゴミ袋(図示省略)が脱着可能に取付け
られるようになっている。また、フレーム90には、容
器セットスイッチ19も組付けられている。容器セット
スイッチ19は、容器18が図4の実線の状態にあって
排出口11bからの厨芥の導入が可能な状態にあるとき
オン状態となり、容器18が同図4の二点鎖線の状態に
あって排出口11bからの厨芥の導入が不可能な状態に
あるときオフ状態となる。
【0015】撹拌部材20は、タンク11の軸線方向に
延設された回転軸21を備えている。回転軸21は、タ
ンク11に軸線回りに回転可能に組付けられているとと
もに同タンク11を貫通し、駆動装置30により回転駆
動される。回転軸21には、同軸21の軸方向の等間隔
位置にて、径方向逆向きに交互に延設された6本の連結
棒22がそれらの各内側端にて固着されている(図3,
6参照)。各連結棒22の各外側端には、横長の板状に
形成した羽根23が、その先端側を連結棒22の延長線
に対して、撹拌部材20の正の回転方向(図4,6にお
ける反時計回り方向、すなわち、各羽根23がタンク1
1の前面上部から前面下部へ向う方向)側に約45度だ
け傾斜させて固着されている。羽根23の正の回転方向
側の先端部分は回転軸21の軸線方向に沿って切欠かれ
ており、その切欠き面23a(以後、剥がし面23aと
いう)は連結棒22の軸線方向とほぼ平行をなすととも
に、外側面23b(以後、押しつけ面23bという)に
対して約45度だけ傾いている。これにより、各羽根2
3は、回転軸21の回転に連動してタンク11の底部内
壁に沿って回転し、タンク11内の厨芥を、同回転の方
向が正方向であるとき剥がし面23aにより同タンク1
1底部内壁から剥取りながら撹拌し、同回転の方向が逆
方向であるとき押しつけ面23bにより同タンク11底
部内壁に押しつけながら撹拌する。
【0016】回転軸21のタンク11外に突設した右端
には、同回転軸21と共に回転する回転板24が組付け
られている。回転板24は、図7に詳細に示すように、
各連結棒22に平行に径方向へ突出した1対の突出部2
4a,24aを備えている。また、回転板24の近傍で
あって上下位置には、1対の回転位置センサ25,25
が配設されている。各回転位置センサ25は、回転軸2
1が回転して各連結棒22が垂直な状態になったとき、
それぞれ回転板24の各突出部24a,24aの近接を
検出する。
【0017】駆動装置30は、正逆転可能な撹拌モータ
31を備えている。撹拌モータ31は、フレーム90に
組付けられているとともに、スプロケット32、チェー
ン33及びスプロケット34を介して撹拌部材20の回
転軸21に動力伝達可能に接続され、同軸21を正方向
又は逆方向に回転駆動する。
【0018】熱風循環装置40は、タンク11内の空気
を熱風(図3及び図4に幅広の矢印にて示した)として
循環させるものであり、タンク11内の上端背面側に設
けた還流ダクト41を有する。還流ダクト41は、前面
上部に左右方向に長い流入口41aを有するとともに、
下面後方に左右方向に長い流出口41bを有し、内部に
熱風ファン42を収容している。熱風ファン42は、タ
ンク11外に組付けた熱風ファンモータ43により回転
駆動され、流入口41aからタンク11上方の内気を環
流ダクト41内に導入するとともに、環流ダクト41の
右側前面下部に組付けた吸気ダクト47から収容槽10
の外気を環流ダクト41内に導入し、導入した空気を流
出口41bから導出する。還流ダクト41の下面前方に
は、左右方向に長い誘導板44が組付けられている。誘
導板44は、還流ダクト41の流出口41bから下方に
導出された空気をタンク11の底部後方に導くととも
に、タンク11の底部前方から上方に向けて流れる空気
を環流ダクト41の流入口41a及び排気装置50に導
く。誘導板44とタンク11の背壁との間に形成される
通路には、同通路を通過する空気を加熱するための熱風
ヒータ45と、同ヒータ45によって加熱された熱風の
温度を検出する熱風温度センサ46とが設けられてい
る。
【0019】排気装置50は、タンク11の内気の一部
を大気中に放出するものであり、タンク11の上方に設
けられてタンク11内に連通した排気ダクト51を有す
る。排気ダクト51は、同ダクト51外に組付けた排気
ファンモータ52によって回転駆動される排気ファン
(図示省略)を収容している。同排気ファンは、タンク
11の内気を脱臭装置53及び放出ダクト54を介して
大気中に放出する。脱臭装置53は、排気ファンにより
送出されたタンク11の内気を脱臭した上で通過させる
ものであり、通過する内気に含まれる厨芥から発生した
ガスや水蒸気を酸化及び分解するための触媒53aと、
同触媒53aの上流にて同触媒53aを通過する空気を
加熱するための触媒ヒータ53bとを収容している。ま
た、触媒ヒータ53bと触媒53aの間には触媒温度セ
ンサ53cが設けられている。触媒温度センサ52は、
上記触媒ヒータ53bにより加熱された空気の温度を検
出する。
【0020】制御ボックス60には、使用者が操作する
ためのパネル61が組付けられている。パネル61は、
起動スイッチ61a、排出スイッチ61b、乾燥処理ラ
ンプ61c及び排出ランプ61dを備えている。起動ス
イッチ61aは、厨芥の加熱乾燥処理を指示するための
スイッチである。排出スイッチ61bは、厨芥の排出を
指示するためのスイッチである。加熱乾燥処理ランプ6
1cは、厨芥の加熱乾燥処理中に点灯するランプであ
る。排出ランプ61dは、厨芥の排出中に点灯するラン
プである。
【0021】制御ボックス60内には、図8に示すよう
に、上記各ヒータ12,45,53b、センサ13,1
6f,16g,25,25,46,53c、スイッチ1
5,19、モータ16e,31,43,52及びパネル
61に接続された電気制御回路70が設けられている。
電気制御回路70はマイクロコンピュータにより構成さ
れ、図9〜12に示すフローチャートに対応したプログ
ラムを実行し、各ヒータ12,45,53b及びモータ
16e,31,43,52の作動を制御する。また、電
気制御回路70は、時間を計測するタイマ71を内蔵し
ている。
【0022】次に、上記のように構成した実施形態の動
作を図9〜12のフローチャートを用いて説明する。図
示しない電源スイッチが投入されると、電気制御回路7
0は図9のステップ100にてプログラムの実行を開始
するとともにステップ102〜106からなる循環処理
を繰返し実行し続けて、投入口11aが閉じられていて
投入口状態検出スイッチ15がオン状態にあることを条
件に起動スイッチ61a又は排出スイッチ61bの操作
を待ち続ける。そして、同循環処理中、投入口11aか
ら厨芥がタンク11内に投入された後、同投入口11a
が閉じられて投入口状態検出スイッチ15がオン状態に
なり、さらに起動スイッチ61aがオン操作されると、
ステップ104における「YES」との判定のもとにプ
ログラムを図10のステップ110以降へ進めて、タン
ク11内の厨芥の加熱乾燥処理を開始する。
【0023】電気制御回路70は、ステップ110に
て、タイマ71をリセットスタートして計時を開始させ
る。ステップ112においては、加熱乾燥処理ランプ6
1cを点灯させる。ステップ114においては、排出口
閉状態検出センサ16fが排出口11bの閉状態を検出
するまで排出口蓋モータ16eを作動させて、排出口1
1bを閉状態にする。ステップ116においては、タン
クヒータ12、熱風ファンモータ43、熱風ヒータ4
5、排気ファンモータ52及び触媒ヒータ53bの作動
を開始させる。これにより、タンク11の底部の加熱が
開始されるとともに、タンク11の内気が加熱された上
で循環し始め、タンク11内の厨芥の加熱が開始され
る。また、上記タンク11の内気の一部が、脱臭装置に
より脱臭された上で大気中に放出され始める。ステップ
117においては、撹拌モータ31を正転させて、後述
する所定の回転位置に停止している回転軸21を正方向
に回転させ始め、各羽根23を正方向へ回転させ始め
る。そして、これら各処理後、ステップ118〜128
からなる循環処理を繰返し実行する。
【0024】ステップ118においては、タンクヒータ
制御処理を実行する。このタンクヒータ制御処理は、タ
ンク温度センサ13の検出に基づいて、タンク11の底
部の温度が上昇して所定の上限温度(例えば、130
℃)に達したときタンクヒータ12の作動を停止させ、
同停止後同タンク11の底部の温度が所定の下限温度
(例えば、127℃)以下まで下降したとき同作動を再
開させる処理である。これにより、上記ステップ118
〜128の循環処理中、タンク11の底部の温度は上記
所定の上限温度と下限温度の間に保たれて、タンク11
内の厨芥が加熱される。
【0025】ステップ120においては、熱風ヒータ制
御処理を実行する。この熱風ヒータ制御処理は、熱風温
度センサ46により検出される温度が上昇して所定の上
限温度(例えば、130℃)に達したとき熱風ヒータ4
5の作動を停止させ、同停止後同検出温度が所定の下限
温度(例えば、127℃)以下まで下降したとき同作動
を再開させる処理である。これにより、上記ステップ1
18〜128の循環処理中、熱風ヒータ45により加熱
された熱風の温度は上記所定の上限温度と下限温度の間
に保たれる。そして、同熱風が熱風ファン42によりタ
ンク11内の厨芥に吹きつけられて循環し、同厨芥を加
熱する。ただし、この加熱乾燥処理が開始されてから所
定時間(例えば、1時間)の間は、上記上限温度を高く
(例えば、150℃に)設定しておくことにより、上記
熱風の温度を上記高い上限温度まで上昇させる。これに
より、厨芥に含まれる水分を蒸発させる前の厨芥自体を
昇温する過程を短時間で終了させるようにしている。
【0026】ステップ122においては、触媒ヒータ制
御処理を実行する。この触媒ヒータ制御処理は、触媒温
度センサ53cにより検出される温度が上昇して所定の
上限温度(例えば、600℃)に達したとき触媒ヒータ
53bの作動を停止させ、同検出温度が所定の下限温度
(例えば、400℃)以下まで下降したとき同作動を再
開させる処理である。これにより、上記ステップ118
〜128の循環処理中、大気中に放出されるタンク11
の内気の触媒53aを通過するときの温度が上記所定の
上限温度と下限温度の間に保たれるため、同触媒53a
の脱臭効率が安定する。
【0027】ステップ124においては、撹拌モータ制
御処理を実行する。この撹拌モータ制御処理は、撹拌モ
ータ31を制御して回転軸21を回転させ、各羽根23
に所定の回転動作を行わせてタンク11内の厨芥を撹拌
させる処理である。すなわち、この加熱乾燥処理が開始
されてから所定時間(例えば、3分)が経過するまでの
間は、所定時間(例えば、30秒)毎にその方向を切換
えながら、各羽根23を連続的に回転させ続ける。これ
により、加熱乾燥処理する厨芥を予め粉砕するとともに
タンク11内に全体的に均質化させる。また、この回転
動作の終了後、同終了から所定時間(例えば、3時間)
が経過するまでの間、所定時間(例えば、3分)毎にそ
の方向を切換えながら、各羽根23に360度未満の所
定角度(例えば、45度)だけ回転して所定時間(例え
ば、21.4秒)だけ停止する回転動作を繰返させる。
これにより、加熱乾燥処理の初期における水分を多く含
んだ厨芥を、過度に撹拌しすぎて表面積を小さくしすぎ
同加熱乾燥処理の効率を低下させたり、静止させすぎて
焦げつかせタンク11の底部内壁に固着させたりするこ
とを回避した上で、効率的に撹拌する。さらに、この回
転動作の終了後、所定回数(例えば、1回)毎にその方
向を切換えながら、各羽根23に所定数(例えば、3)
回転して所定時間(例えば、5秒)だけ停止する動作を
繰返させる。これにより、加熱乾燥処理の後期における
水分量の減少した厨芥を、表面のみを乾燥させすぎて同
加熱乾燥処理の効率を低下させたり、静止させすぎて焦
げつかせタンク11の底部内壁に固着させたりすること
を回避した上で、効率的に撹拌する。
【0028】なお、上記ステップ118〜124の各処
理における各制御は、プログラムの進行を止めることな
く、上記ステップ118〜128の循環処理中に随時実
行されるものである。
【0029】ステップ126においては、投入口状態検
出スイッチ15がオン状態にあるか否かを判定する。そ
して、このとき投入口11aが閉じられており、投入口
状態検出スイッチ15がオン状態にあれば、電気制御回
路70は「YES」と判定してプログラムをステップ1
28へ進める。ステップ128においては、タイマ71
の計時が予め設定された第1所定時間T1(例えば、6
時間)に達しているか否かを判定する。そして、このと
きこの加熱乾燥処理の開始から第1所定時間T1が経過
しておらず、タイマ71の計時が同所定時間T1に達し
ていなければ、電気制御回路70は「NO」と判定して
プログラムを再びステップ118以降へ進める。
【0030】上記ステップ118〜128の循環処理
中、投入口11aが開かれて投入口状態検出スイッチ1
5がオフ状態となった場合、ステップ126における
「NO」との判定のもとに、電気制御回路70はプログ
ラムをステップ130以降へ進める。ステップ130に
おいては、タンクヒータ12、熱風ファンモータ43、
熱風ヒータ45、排気ファンモータ52及び触媒ヒータ
53bの作動をすべて停止させる。なお、既に作動を停
止しているものについては、その停止状態を保つ。ま
た、加熱乾燥処理ランプ61cを消灯する。
【0031】ステップ132においては、撹拌モータ停
止制御処理を実行する。この撹拌モータ停止制御処理に
おいては、撹拌モータ31が作動中であって回転軸21
が回転中であった場合、同回転により少なくともいずれ
か一方の回転位置センサ25が回転板24の突出部24
aを検出したときに、同作動を停止させる。また、撹拌
モータ31が停止中であって回転軸21が停止中であ
り、かつ回転位置センサ25,25が共に回転板24の
突出部24aを検出していなかった場合は、撹拌モータ
31を作動させて回転軸21を回転させ、同回転により
少なくともいずれか一方の回転位置センサ25が回転板
24の突出部24aを検出したときに、同作動を停止さ
せる。また、撹拌モータ31が停止中であって回転軸2
1が停止中であり、かつ少なくともいずれか一方の回転
位置センサ25が回転板24の突出部24aを検出して
いた場合は、同停止状態を保つ。したがって、この撹拌
モータ停止制御処理の実行により、回転軸21は、各連
結棒22が垂直になって各羽根23がタンク11内前部
を開放する回転位置にて停止状態となる。
【0032】上記撹拌モータ停止制御処理後、電気制御
回路70はステップ134の判定処理を繰返し実行し続
けて、投入口状態検出スイッチ15がオン状態となるの
を待ち続ける。そして、投入口11aが閉じられて投入
口状態検出スイッチ15がオン状態となると、電気制御
回路70はステップ134にて「YES」と判定してプ
ログラムを再び前記ステップ110以降へ進める。
【0033】一方、上記ステップ118〜128の循環
処理中、この加熱乾燥処理の開始から第1所定時間T1
が経過し、上記ステップ110にてリセットスタートさ
れたタイマ71の計時が同所定時間T1に達した場合、
ステップ128における「YES」との判定のもとに、
電気制御回路70はプログラムを図11のステップ13
6以降へ進め、この加熱乾燥処理を終了して同加熱乾燥
処理後のタンク11内の厨芥を冷却する処理を開始す
る。
【0034】電気制御回路70は、ステップ136に
て、タイマ71をリセットスタートして計時を開始させ
る。ステップ138においては、タンクヒータ12、熱
風ヒータ45及び触媒ヒータ53bの作動を停止させ
る。そして、これら各処理後、ステップ140〜146
からなる循環処理を繰返し実行する。
【0035】ステップ140においては、連続撹拌処理
を実行する。この連続撹拌処理は、所定時間(例えば、
30秒)毎にその方向を切換えながら、撹拌モータ31
を連続的に回転させ続けて回転軸21を連続的に回転さ
せ続け、各羽根23を連続的に回転させ続けてタンク1
1内の厨芥を撹拌する処理である。なお、この連続撹拌
処理における各制御は、プログラムの進行を止めること
なく、上記ステップ140〜146の循環処理中に随時
実行されるものである。
【0036】ステップ142においては、投入口状態検
出スイッチ15がオン状態にあるか否かを判定する。そ
して、このとき投入口11aが閉じられており、投入口
状態検出スイッチ15がオン状態にあれば、電気制御回
路70は「YES」と判定してプログラムをステップ1
46へ進める。ステップ146においては、タイマ71
の計時が予め設定された第2所定時間T2(例えば、1
0分)に達しているか否かを判定する。そして、このと
きこの厨芥を冷却する処理の開始から第2所定時間T2
が経過しておらず、タイマ71の計時が同所定時間T2
に達していなければ、電気制御回路70は「NO」と判
定してプログラムを再びステップ140以降へ進める。
【0037】一方、上記ステップ140〜146の循環
処理中、前記図10のステップ116にて開始された熱
風ファン42及び排気ファンの回転は継続しており、同
各回転によりタンク11の内気はその一部を大気中に放
出させながら循環し続けている。したがって、このと
き、加熱乾燥処理後のタンク11内の厨芥は、タンクヒ
ータ12及び熱風ヒータ45の余熱により加熱乾燥され
ながら、徐々に冷却される。これにより、後述する同厨
芥の排出時に、同厨芥を収容する容器18内のゴミ袋が
同厨芥の熱で溶けるなどの不具合が回避され、同厨芥が
扱いやすくなる。上記ステップ140〜146の循環処
理中、投入口11aが開かれて投入口状態検出スイッチ
15がオフ状態となった場合、ステップ142における
「NO」との判定のもとに、電気制御回路70はプログ
ラムをステップ154以降へ進める。ステップ154に
おいては、熱風ファンモータ43及び排気ファンモータ
52の作動を停止させるとともに、加熱乾燥処理ランプ
61cを消灯する。ステップ156においては、前記図
10のステップ132と同様の撹拌モータ停止制御処理
を実行して、回転軸21を各連結棒22が垂直になって
各羽根23がタンク11内前部を開放する回転位置にて
停止させる。そして、これら各処理後、プログラムを前
記図9のステップ102以降へ進める。
【0038】一方、上記ステップ140〜146の循環
処理中、この厨芥を冷却する処理の開始から第2所定時
間T2が経過して、上記ステップ136にてリセットス
タートされたタイマ71の計時が同所定時間T2に達し
た場合、ステップ146における「YES」との判定の
もとに、電気制御回路70はプログラムをステップ14
8以降へ進めて同処理を終了する。ステップ148にお
いては、熱風ファンモータ43及び排気ファンモータ5
2の作動を停止させる。ステップ150においては、前
記図10のステップ132と同様の撹拌モータ停止制御
処理を実行して、回転軸21を各連結棒22が垂直にな
って各羽根23がタンク11内前部を開放する回転位置
にて停止させる。ステップ152においては、加熱乾燥
処理ランプ61cを消灯する。
【0039】上記厨芥を冷却する処理の終了後、電気制
御回路70は、ステップ158にて、容器セットスイッ
チ19がオン状態にあるか否かを判定する。そして、こ
のとき容器18が排出口11bからの厨芥の導入が不可
能な状態にあって容器セットスイッチ19がオフ状態に
あれば、ステップ158における「NO」との判定のも
とに、プログラムを前記図9のステップ102以降へ進
める。一方、このとき容器18が排出口11bからの厨
芥の導入が可能な状態にあって容器セットスイッチ19
がオン状態にあれば、ステップ158における「YE
S」との判定のもとに、電気制御回路70はプログラム
を図12のステップ160以降へ進めて、上記冷却した
加熱乾燥処理後の厨芥を容器18内に排出する処理を開
始する。
【0040】電気制御回路70は、ステップ160に
て、タイマ71をリセットスタートして計時を開始させ
る。ステップ162においては、排出ランプ61dを点
灯させる。ステップ164においては、排出口開状態検
出センサ16gが排出口11bの開状態を検出するまで
排出口蓋モータ16eを作動させて、排出口11bを開
状態にする。ステップ166においては、撹拌モータ3
1を逆転させて回転軸21を逆方向に回転させ始め、各
羽根23を逆方向へ回転させ始める。そして、これら各
処理後、ステップ168〜172からなる循環処理を繰
返し実行する。
【0041】ステップ168においては、投入口状態検
出スイッチ15がオン状態にあるか否かを判定する。そ
して、このとき投入口11aが閉じられており投入口状
態検出スイッチ15がオン状態にあれば、「YES」と
判定してプログラムをステップ170以降へ進める。ス
テップ170においては、容器セットスイッチ19がオ
ン状態にあるか否かを判定する。そして、このとき容器
18が排出口11bからの厨芥の導入が可能な状態にあ
って容器セットスイッチ19がオン状態にあれば、「Y
ES」と判定してプログラムをステップ172以降へ進
める。ステップ172においては、タイマ71の計時が
予め設定された第3所定時間T3(例えば、4分)に達
しているか否かを判定する。そして、このとき上記タン
ク11内の厨芥を排出する処理の開始から第3所定時間
T3が経過しておらず、タイマ71の計時が同所定時間
T3に達していなければ、電気制御回路70は「NO」
と判定してプログラムを再びステップ168以降へ進め
る。
【0042】上記ステップ168〜172の循環処理
中、上記ステップ166にて開始された各羽根23の逆
方向への回転は、連続的に継続されている。これによ
り、タンク11内の厨芥は同各羽根23によって排出口
11bに向けて持ち上げられ、その多くは同各羽根23
から滑落して排出口11bを介してタンク11外に排出
される。同排出された厨芥は、ホッパ11b1を介し
て、容器18内に取付けられたゴミ袋内に収容される。
【0043】上記ステップ168〜172の循環処理
中、投入口11aが開かれて投入口状態検出スイッチ1
5がオフ状態となった場合、又は容器18が傾動されて
排出口11bからの厨芥の導入が不可能な状態になり、
容器セットスイッチ19がオフ状態となった場合、又は
上記ステップ160にてリセットスタートされたタイマ
71の計時が第3所定時間T3に達した場合、各ステッ
プ168〜172における「YES」との判定のもと
に、電気制御回路70はプログラムをステップ174以
降へ進めてこのタンク11内の厨芥を排出する処理を終
了する。ステップ174においては、前記図10のステ
ップ132と同様の撹拌モータ制御処理を実行して、回
転軸20を各連結棒22が垂直になって各羽根23がタ
ンク11内前部を開放する回転位置にて停止させる。ス
テップ176においては、排出ランプ61dを消灯す
る。そして、これら各処理後、プログラムを再び前記図
9のステップ102以降へ進める。また、上記容器18
内のゴミ袋に収容された厨芥は、同容器18が傾動した
状態(図4の仮想線の状態)にあるとき、同ゴミ袋と共
に取り出される。
【0044】また、前記図9のステップ102〜106
の循環処理中、排出スイッチ61bがオン操作された場
合は、電気制御回路70はステップ106にて「YE
S」と判定し、容器18が排出口11bからの厨芥の導
入可能な状態にあって容器セットスイッチ19がオン状
態にあることを条件にプログラムをステップ160以降
へ進め、上記加熱乾燥処理を介さず直接タンク11内の
厨芥を排出する処理を開始する。
【0045】上述のように、上記実施形態においては、
図10のステップ122の撹拌モータ制御処理及び図1
1のステップ140の連続撹拌処理の実行により、撹拌
モータ31が制御されて回転軸21が回転され、各羽根
23が所定の回転動作を行うとともに正回転してタンク
11内の厨芥を撹拌する。また、図12のステップ16
6の処理の実行により、撹拌モータ31が制御されて回
転軸21が回転され、各羽根23が逆回転してタンク1
1内の厨芥を容器18内に排出する。そして、上記各羽
根23の各一連の回転動作が終了したとき、図11のス
テップ150及び図12のステップ174の撹拌モータ
停止制御処理の実行により、回転位置検出センサ25,
25の検出に基づいて、各羽根23がタンク11内前部
を開放する回転位置に停止される。したがって、これに
よれば、上記各羽根23の各一連の回転動作の終了後、
タンク11内前部が開放されているため、投入口11a
から新たに多量の厨芥を投入することが容易になる。
【0046】また、上記各羽根23の各一連の回転動作
の実行中に、投入口11aが開かれたとき、図10のス
テップ132、図11のステップ150及び図12のス
テップ174の撹拌モータ停止制御処理の実行により、
回転位置検出センサ25,25の検出に基づいて、各羽
根23がタンク11内前部を開放する回転位置に停止さ
れる。したがって、これによれば、上記各羽根23の各
一連の回転動作の実行中、投入口11aを開いたときタ
ンク11内前部が開放されるため、同投入口11aから
新たに多量の厨芥を投入することが容易になる。
【0047】また、上記図10のステップ132、図1
1のステップ150,156、図12のステップ174
の各撹拌モータ停止制御処理の実行により各羽根23が
停止された後に同各羽根23が再び回転を開始すると
き、自動的に加熱乾燥処理後の厨芥を冷却する処理から
同厨芥を排出する処理に移行する場合を除いて、同各羽
根23は図10のステップ117の処理の実行により正
方向に回転を開始する。したがって、これによれば、上
記各撹拌モータ停止制御処理の実行による各羽根23の
停止後に新たに投入口11aから投入されてタンク11
内前部に集積された厨芥を、その自重を利用しながら散
開できるため(図6参照)、撹拌モータ31に対する負
荷が軽減し、当該厨芥処理装置をより簡単かつ安価に構
成できるようになる。
【0048】また、上記各羽根23は、横長の板状に形
成されているとともに、その先端側を各連結棒22の延
長線に対して回転軸21の正の回転方向側に傾斜させて
固着されているため、正方向に回転するときタンク11
内の厨芥をタンク11底部内壁から剥取りながら撹拌す
る。したがって、これによれば、上記新たに投入口11
aから投入されてタンク11内前部に集積された厨芥を
散開させるとき、各羽根23がタンク11底部内壁から
同厨芥を剥ぎ取るため、同散開がより効率的になされる
ようになる。
【0049】なお、上記実施形態においては、タンク1
1の底部を半円筒状に形成したが、同底部を断面方形
状、断面楕円状などに形成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る厨芥処理装置を示
す正面図である。
【図2】 前記厨芥処理装置の右側面図である。
【図3】 前記厨芥処理装置の内部構成を示した部分破
断正面図である。
【図4】 前記厨芥処理装置の部分破断右側面図であ
る。
【図5】 (A)は図4の排出口の閉状態を示す右側面
図であり、(B)は同排出口の開状態を示す右側面図で
ある。
【図6】 図4の部分拡大図である。
【図7】 図3の回転板の平面図である。
【図8】 前記厨芥処理装置の電気制御部の全体を示す
ブロック図である。
【図9】 図8の電気制御回路にて実行されるプログラ
ムの最初の部分を示すフローチャートである。
【図10】 前記プログラムの2番目の部分を示すフロ
ーチャートである。
【図11】 前記プログラムの3番目の部分を示すフロ
ーチャートである。
【図12】 前記プログラムの4番目の部分を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
10…収容槽、11…タンク、11a…投入口、12…
タンクヒータ、14…投入口蓋、20…撹拌部材、21
…回転軸、22…連結棒、23…羽根、24…回転板、
25…回転位置検出センサ、30…駆動装置、40…熱
風循環装置、50…排出装置、60…制御ボックス、7
0…電気制御回路(マイクロコンピュータ)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B09B 3/00 F26B 11/00 - 25/22

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】厨芥の投入口をその前面に設けて同投入口
    から投入された厨芥を収容する収容槽と、 該収容槽の投入口を開閉する投入口蓋と、 前記収容槽に収容した厨芥を加熱する加熱手段と、 前記収容槽にて軸線回りに回転可能に組付けた回転軸
    と、 該回転軸にその基端を固着して径方向に延設した連結棒
    と、 該連結棒の先端に組付けられて前記回転軸の回転により
    前記収容槽の底部内壁に沿って回転する羽根と、 前記回転軸を回転駆動する駆動手段と、 該駆動手段を起動して前記回転軸を回転させ前記羽根に
    前記厨芥を攪拌する回転動作を行わせる駆動制御手段と
    を備えた厨芥処理装置において、 前記駆動制御手段の制御下にて前記羽根がその回転動作
    を終了したとき同羽根が前記収容槽内部の前方部分
    前記投入口から投入された厨芥が前記収容槽内の底部に
    落下する空間を形成する位置にて停止するように前記回
    転軸を所定の回転位置に停止させる停止手段を設けたこ
    とを特徴とする厨芥処理装置。
  2. 【請求項2】芥の投入口をその前面に設けて同投入口
    から投入された厨芥を収容する収容槽と、該収容槽の投入口を開閉する投入口蓋と、 前記 収容槽に収容した厨芥を加熱する加熱手段と、 前記収容槽にて軸線回りに回転可能に組付けた回転軸
    と、 該回転軸にその基端を固着して径方向に延設した連結棒
    と、 該連結棒の先端に組付けられて前記回転軸の回転により
    前記収容槽の底部内壁に沿って回転する羽根と、 前記回転軸を回転駆動する駆動手段と、 該駆動手段を起動して前記回転軸を回転させ前記羽根に
    前記厨芥を攪拌する回転動作を行わせる駆動制御手段と
    を備えた厨芥処理装置において、 前記投入蓋が開かれたとき、前記羽根が前記収容槽内部
    の前方部分に前記投入口から投入された厨芥が前記収容
    槽内の底部に落下する空間を形成する位置にて停止する
    ように前記回転軸を所定の回転位置に停止させる停止手
    段を設けたことを特徴とする厨芥処理装置。
  3. 【請求項3】前記請求項1又は2に記載の厨芥処理装置
    において、前記回転軸が所定の回転位置にあることを検
    出する回転位置検出手段と、該検出手段による検出に基
    づいて前記駆動手段を制御して前記回転軸を前記所定の
    回転位置にて停止させる停止制御手段とにより前記停止
    手段を構成した厨芥処理装置。
  4. 【請求項4】前記回転軸を前記所定の回転位置から回転
    開始させるとき、前記羽根が前記収容槽内の前面上部か
    ら前面下部に向う方向に回転させる回転開始制御手段を
    設けた請求項1又は2に記載の厨芥処理装置。
  5. 【請求項5】前記請求項4に記載の厨芥処理装置におい
    て、 前記収容槽の底部を半円筒状に形成し、 記羽根を板状に形成すると共にその先端側を前記連結
    棒の延長線に対して前記回転軸の回転開始時における回
    転方向側に傾斜させて前記連結棒の先端に固着したこと
    を特徴とする厨芥処理装置。
  6. 【請求項6】前記請求項1乃至請求項5のいずれかに記
    載の厨芥処理装置において、 前記連結棒が、回転軸に対して径方向逆向きに交互に複
    数本固着されており、 前記停止手段が、前記各連結棒がそれぞれ垂直になって
    該各連結棒の先端に固着した前記各羽根が前記収容槽内
    部の前方部分に前記投入口から投入された厨芥が前記収
    容槽内の底部に落下する空間を形成する位置にて停止す
    るように前記回転軸を所定の回転位置に停止させること
    を特徴とする厨芥処理装置。
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