JP3342011B2 - 精製テレフタル酸を回収するための改良方法 - Google Patents

精製テレフタル酸を回収するための改良方法

Info

Publication number
JP3342011B2
JP3342011B2 JP50887092A JP50887092A JP3342011B2 JP 3342011 B2 JP3342011 B2 JP 3342011B2 JP 50887092 A JP50887092 A JP 50887092A JP 50887092 A JP50887092 A JP 50887092A JP 3342011 B2 JP3342011 B2 JP 3342011B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
terephthalic acid
filter
filter cake
cake
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP50887092A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06506461A (ja
Inventor
ストレイチ,デブラ・ジーン
グラツィアーノ,ダイアン・ジーン
シラー,サンドラ・ケイ
グリム,ロジャー・ジョン
Original Assignee
ビーピー・コーポレーション・ノース・アメリカ・インコーポレーテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ビーピー・コーポレーション・ノース・アメリカ・インコーポレーテッド filed Critical ビーピー・コーポレーション・ノース・アメリカ・インコーポレーテッド
Publication of JPH06506461A publication Critical patent/JPH06506461A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3342011B2 publication Critical patent/JP3342011B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F9/00Compounds containing elements of Groups 5 or 15 of the Periodic Table
    • C07F9/02Phosphorus compounds
    • C07F9/28Phosphorus compounds with one or more P—C bonds
    • C07F9/46Phosphinous acids [R2POH], [R2P(= O)H]: Thiophosphinous acids including[R2PSH]; [R2P(=S)H]; Aminophosphines [R2PNH2]; Derivatives thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C51/00Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
    • C07C51/42Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives
    • C07C51/43Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives by change of the physical state, e.g. crystallisation

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この明細書は、1991年4月12日に出願された出願第68
5,218号の一部継続出願である。
発明の分野 本発明は、p−トルイル酸溶液を含む水性スラリーか
ら、精製テレフタル酸(以下、PTAと呼称)を回収する
ための改良方法に関するものである。精製テレフタル酸
は、重量基準で濃度200ppm(ppmw)未満のp−トルイル
酸から調製する。パラキシレンを酸化してテレフタル酸
とする場合、4−カルボキシベンズアルデヒドが、中間
物として生成する。水の存在下においてテレフタル酸を
精製する場合には、4−カルボキシベンズアルデヒドを
水素化して、より水溶性の誘導体であるp−トルイル酸
にする。残留p−トルイル酸を含む精製テレフタル酸を
水で洗浄して、残留可溶性p−トルイル酸を除去する。
p−トルイル酸を含む洗浄水は、排水処理施設へ再循環
させるか又は廃棄する。精製テレフタル酸の圧力下にお
ける循環水洗法を行って、洗浄水の量を減らして、精製
テレフタル酸中の残留不純物の含量、及び/又は下流の
排水処理能力に関する負荷を低下させる。本方法は、機
器費の掛からない単一ユニット運転、即ち圧力濾過によ
って水性スラリーから精製テレフタル酸を回収するため
の従来法において用いられる圧力遠心分離工程(pressu
re centrifugation)、再スラリー化工程(reslurr
y)、大気圧フラッシング工程、及び大気圧分離工程の
代わりに用いる。
発明の背景 通常、テレフタル酸は、p−キシレン及び/又はp−
トルイル酸を液相酸化することによって製造される。テ
レフタル酸は、商業的に極めて重要であり、例えば可紡
性ポリエステルのような種々の異なるポリマーの製造に
広く用いられている。テレフタル酸のポリエステル、特
にポリエチレンテレフタレートを調製する方法は、テレ
フタル酸を各ポリアルコールと直接縮合させる工程、を
含んでいる。例えば、テレフタル酸を、エチレングリコ
ールと反応させて、ビス(βヒドロキシエチル)テレフ
タレートを生成させ、次にそれを、第二工程において、
重合させる。直接縮合法は、例えばジメチルテレフタレ
ートと適当なグリコールとのエステル交換のような他の
公知の従来法に比べて、より簡便である。しかしなが
ら、直接エステル化では、中程度に又は高度に精製され
たテレフタル酸を用いる必要がある。ポリエステル繊維
の製造に適するようにするためには、テレフタル酸が、
ポリエステルの融点を低下させる及び/又はポリエステ
ルを発色させる汚染物を実質的に全く有していない状態
でなければならない。実際に、粗テレフタル酸中に含ま
れている幾らかの不純物は、発色先駆物質である。
これらの全ての不純物は、これまで同定されていなか
った。しかしながら、中間酸化生成物である4−カルボ
キシベンズアルデヒド(以下、4−CBAと呼称)が、一
般的に、粗テレフタル酸中において発見されている。テ
レフタル酸の4−CBA含量が低い場合、ポリエステルの
発色が誘発される度合いも小さくなる、ことが知られて
いる。純粋な4−CBAそれ自体は、重合中に、必ずしも
発色を促進しないが、その不純物は、テレフタル酸の精
製度を評価するための簡便な指標(tracer)である。テ
レフタル酸の4−CBA含量を低下させることができる方
法を用いると、発色先駆物質の含量も低下する。
市販の粗テレフタル酸は、重量を基準として、4−カ
ルボキシベンズアルデヒドを800〜7,000ppm、及び主な
不純物としてp−トルイル酸を200〜1,500ppm含んでい
る。又、粗テレフタル酸は、p−キシレンの酸化中に起
こるカップリング副反応から生じる不純物として、特有
な黄色の化合物である、ベンジル、フルオレノン、又は
アントラキノンの構造を有する黄色の芳香族化合物を、
少量、即ち20〜200ppm含んでいる。
Delbert H.Meyerによって設定された米国特許第3,58
4,039号は、市販の粗テレフタル酸生成物を、固体水素
化触媒(例えば、炭素支持体上の金属パラジウム)の存
在下、温度200〜374℃で、水中該テレフタル酸の液相溶
液を水素で処理し、次に温度50〜150℃で、触媒のない
該液相溶液からテレフタル酸を結晶化させることによっ
て、該粗テレフタル酸生成物を精製するための実行可能
で商業的にも有用な方法を教えている。接触水素処理
(catalytic hydrogen treatment)によって、4−カル
ボキシベンズアルデヒドをp−トルイル酸へ転化させ
て、テレフタル酸を脱色する。
英国特許第1,152,575号は、粗テレフタル酸を溶解さ
せる工程から、水素処理された水溶液からテレフタル酸
を結晶化させる工程までの全方法にわたる改良実行モー
ドを提供する商業的適用のために、Meyer特許法を発展
させたものである。該結晶化に関しては、該英国特許
は、溶媒を蒸発させて、結晶質テレフタル酸を沈殿させ
るのに必要な冷却を生じさせる、ということを教えてい
るが、そのような蒸発冷却を行うときは、溶媒の瞬間フ
ラッシュ蒸発によって起こると考えられる溶液の衝撃冷
却を防止すべきである(なぜならば、該衝撃冷却によっ
て、テレフタル酸生成物を汚染している溶存不純物が共
沈してしまうからである)、と警告している。前記衝撃
冷却の汚染効果を防止するために、該英国特許は、平衡
背圧に抗して蒸発させることによって、例えば平衡圧に
おいて蒸発排出を絞ることによって、蒸発冷却を制御す
べきである、ことを教えている。これは、要するに、被
制御速度蒸発冷却(controlled rate evaporative cool
ing)である。
被制御速度蒸発冷却による結晶化を、上記英国特許に
従って、初期溶液温度277℃から第三段階温度109℃まで
3.4時間で150℃低下させるような条件下で、直列に連結
された3つの段階で行われる連続結晶化に適用する。該
結晶化を行うこのモードによって、極めてゆっくりとし
ていて、且つ、p−トルイル酸含量2,400ppmのテレフタ
ル酸水溶液を適用するときには、p−トルイル酸を1,20
0ppm含むテレフタル酸生成物も提供するような1.02℃/
分(1.84゜F/分)の平均冷却速度が提供される。前記
生成物は、ポリエステル繊維を製造するためにエチレン
グリコールと直接反応させるには適当ではない、と考え
られる。
米国特許第3,452,088号は、衝撃冷却に対する警告を
繰り返しており、更に、溶存p−トルイル酸を含む水溶
液からテレフタル酸を結晶化させるために適用される連
続被制御速度蒸発冷却法に関する更なる改良を教えてい
る。該改良は、最終結晶化温度及び/又は結晶質生成物
分離温度を121〜149℃の温度に限定して、結晶テレフタ
ル酸のp−トルイル酸汚染を防止する、ことから成って
いる。121〜149℃の最終結晶化温度及び/又は生成物分
離温度を用いることによって、1.66〜2.22℃/分(3〜
4゜F/分)の幾分速い冷却速度において、p−トルイ
ル酸を500〜6,000ppm含む供給溶液から、150ppm以下の
p−トルイル酸を有するテレフタル酸が商業的に得られ
たが、そのような速い被制御速度蒸発法では、英国特許
及び米国特許の双方に記載されているようなp−トルイ
ル酸汚染問題を克服するためのなお一層速い連続フラッ
シュ蒸発結晶化を発明するための有用な基礎は提供され
ない。
溶媒をフラッシュ蒸発させることによる結晶化は、一
般的に、昔から知られており、温度と圧力双方の実質的
に瞬間的な低下、及び低温低圧において運転される結晶
化容器中に溶質の熱溶液を導入するときに付随して起こ
る実質的に瞬間的な溶媒の蒸発を利用するために用いら
れて来た。都合良くは、蒸気相に対してフラッシュされ
た液体溶媒の急速に蒸発した部分によって、溶媒蒸気を
迅速に除去することができる。溶液をより低温へとフラ
ッシュすることによって引き起こされた冷却及び濃縮と
共に、結晶化と結晶成長の双方が急速に起こる。結晶の
成長は、実質的に全く低温によって生じた結果であり、
滞留時間とは無関係である。溶媒をフラッシュ蒸発させ
る結晶化容器における結晶サイズは、良く知られている
ように、結晶のスラリーを、結晶化容器の低温部分で循
環させることによって、大きくすることができる。例え
ば、撹拝結晶化域において前記循環を達成するための1
つの手段は、該スラリーの一部を上位レベル付近から取
出し、例えばポンピングによって、その取出されたスラ
リーを、撹拝されたスラリーの底に導入することであ
る。
しかしながら、テレフタル酸(TA)を基準として、50
0〜6000ppmの量で溶存p−トルイル酸も含んでいる水溶
液からのTAの結晶化を誘発させるフラッシュ溶媒蒸発を
用いることによって、適当な処置を行わずとも、英国特
許において、及びその後に設定された米国特許において
は更に一般的に言及されているp−トルイル酸汚染現象
を利用することができる。p−トルイル酸の飽和又は過
飽和を防止するために十分量を超える溶媒水を保持して
いるにもかかわらず、p−トルイル酸が溶液中に沈殿し
てくることから考えると、上記の汚染現象は、幾分異常
な現象である。該米国特許は、汚染現象は、結晶化速
度、結晶化の最終温度、生成物分離、溶液中のp−トル
イル酸濃度に幾分左右される、ことを示唆している。
TA飽和及び過飽和のプロット(TA濃度対温度)と、上
記の英国特許及び米国特許から得られる示唆から、直列
に多数の結晶化段階(その各段階は前の段階に比べてよ
り低い温度で運転され、回分式の結晶化に近いスムーズ
な運転を行うために、TA飽和プロットに実質的に従う温
度分布を有している)を有する連続TA結晶化法が発明さ
れる、と考えられる。そのような発明の連続結晶化法
は、少なくとも約40の速度依存結晶化段階を有する、と
考えられる。しかしながら、段階の数及びそれらの時間
のかかる運転の故に、前記の連続結晶化法は経済的に魅
力がなく、商業用途では実行不可能である、と考えられ
る。
従って、水性媒体中精製テレフタル酸のスラリーから
p−トルイル酸を置換する方法を提供することは、本発
明の目的である。該方法においては、高温高圧で、濾過
ケークを浸水洗浄(flooded water washing)又はプラ
グ流し洗浄(plug flow washing)する方法における、
精製テレフタル酸を圧力濾過する確実置換法(positive
displacement method)によって、精製テレフタル酸の
スラリーからp−トルイル酸を含む水性媒体を置換し、
次に圧力を開放して低温を得、大気圧条件まで開放す
る。精製されたテレフタル酸中に保持されているp−ト
ルイル酸の濃度は、200ppmw以下である。
水性媒体中精製テレフタル酸のスラリーからp−トル
イル酸を置換する方法を提供することは、本発明の目的
である。該方法においては、高温高圧下で精製テレフタ
ル酸スラリーを濾過する確実置換法によって、精製テレ
フタル酸のスラリーから、p−トルイル酸を置換する。
その場合、濾過ケーク中に保持されているp−トルイル
酸の濃度は、200ppmw以下であり、又、大気圧まで圧力
が低下する。
p−トルイル酸を200ppmw以下含む精製テレフタル酸
(該精製テレフタル酸は大気圧であり、大気圧において
乾燥機によって加工することができる状態である)を調
製するための改良方法を提供することは、本発明の更な
る目的である。
発明の概要 p−トルイル酸を、重量基準で200ppm以下の含量で有
する精製テレフタル酸(TA)(即ち、繊維用銘柄品質T
A)を製造する方法を発見した。該方法は、溶液中p−
トルイル酸を500〜6,000ppmw有するTAの水性スラリーに
対して適用することができる。結晶化TAと溶存p−トル
イル酸の水溶液を含む水性スラリーを濾過する。濾過ケ
ークを、約38〜205℃の温度、システム圧力を超えるこ
と約3.4〜448.2kPa(約0.5〜65psig)の差圧で、p−ト
ルイル酸の水溶液を確実に置換する方法に暴露する。可
溶性p−トルイル酸を含む水溶液を、高温で、圧力濾過
によって、結晶質TAの濾過ケークからの圧力下で、水で
置換する。次に、濾過ケーク中に残留しているp−トル
イル酸の溶液を、圧力下で、水で置換する。濾過ケーク
中に残留している水の圧力フラッシュ蒸発は、システム
圧力を大気圧まで開放する(温度は低下する)ときに起
こる。p−トルイル酸を200ppmw以下で含むテレフタル
酸の結晶質生成物を、次に、大気圧下で、乾燥装置に暴
露して、望ましい生成物を得る。
発明の詳細 本発明の態様においては、パラキシレン及び/又はp
−トルイル酸のような芳香族アルキルを、臭素、及び例
えばコバルト、マンガンなどのような1つ又はそれ以上
の重金属を含む触媒系の存在下、酢酸媒体中において、
分子酸素で酸化する。この方法は、当業において良く知
られており、商業的に用いられているが、その酸化反応
によって、不純物(繊維銘柄のテレフタル酸を得るため
に除去又は無色にすることができる)が生じる。自家用
及び非自家用テレフタル酸は、主に、繊維及びフィルム
製造用の高分子量ポリエステルを製造するのに用いられ
てきたし、現在も又用いられている。
米国特許第3,584,039号から、還元手順を用いて、粗
テレフタル酸を精製することによって、繊維銘柄のテレ
フタル酸を調製することができる、ことが分かる。該方
法は、実質的に、支持又は支持されていないVIII族金属
触媒の存在下(金属及び支持体は、作業条件下で、溶液
に不溶性である)、粗テレフタル酸の水性溶液を、水素
で処理する工程を含んでいる。この方法によって、テレ
フタル酸中における、例えば4−カルボキシベンズアル
デヒド(4−CBA)及び他の発色不純物のような中間酸
化生成物が減少し、除去可能な生成物が生成する。次
に、精製テレフタル酸を結晶化させて回収し、乾燥させ
る。
上記手順は、様々な利点を有するが、p−トルイル酸
による精製テレフタル酸の汚染が、温度依存現象という
よりはむしろ冷却速度依存現象である、という問題は依
然として残っている。圧力の開放によって引き起こされ
るフラッシュ温度低下を作用させて、結晶質精製テレフ
タル酸上に、精製テレフタル酸の溶液からp−トルイル
酸を沈殿させる。しかしながら、p−トルイル酸の溶解
度は、約38〜205℃の温度における水性媒体では依然と
して大きい。
驚くべきことに、結晶質精製テレフタル酸の濾過ケー
クからのp−トルイル酸水溶液の確実置換は、高温高圧
においてp−トルイル酸の水溶液を水で置換することに
よって、精製テレフタル酸と接触しているp−トルイル
酸を効果的に置換する、ことを見出した。圧力は、周囲
大気条件まで開放する。更に、結晶質精製テレフタル酸
中に保持されているp−トルイル酸の濃度は、200ppmw
以下であることを見出した。
本発明の方法においては、水性媒体における晶出装置
(crystallizer)からの精製テレフタル酸結晶を、少な
くとも約3.4kPa(約0.5psig)、好ましくは約275.8〜75
8.4kPa(約40〜110psig)の圧力、少なくとも約38℃、
好ましくは約100〜205℃の温度で濾過して、濾過ケーク
を成長させる。
十分な量と分配が生じてセル領域がカバーされて、洗
浄水の流路が発生しないように物理的に配置されている
フィルターセル又は一連のフィルターセル中に、精製テ
レフタル酸の結晶を含む水性スラリーを投入する。適当
には、高さが少なくとも約1.27〜20.32cm(約0.5〜8イ
ンチ)、好ましくは少なくとも約2.54cm(約1イン
チ)、更に好ましくは約5.08〜10.16cm(約2〜4イン
チ)の濾過ケークを、フィルターセル上に生じさせる。
水性母液は、回収し、処理して、p−トルイル酸を、回
収及び/又は排水処理施設へと送ることができる。
適当な又は好ましい高さの、即ち約1.27〜20.32cm
(約0.5〜8インチ)の高さの濾過ケークが得られた
ら、ケークを濾過域から取出して、洗浄域に入れ、そこ
で、適当な厚さまで、好ましくは約0.63cm(約0.25イン
チ)の最小高さまで濾過ケークの上に水が溜まるような
圧力勾配において、濾過ケークを、水流で洗浄する。次
に、システム圧力を超えること少なくとも3.4kPa(0.5p
si)の圧力勾配、好ましくは34.5〜448.2kPa(5〜約65
psi)の圧力勾配を、水流に適用して、確実置換法で、
濾過ケークからp−トルイル酸の水溶液を置換する。精
製テレフタル酸の水洗ケークを、次に、システム圧力の
開放に暴露(その場合、付随してシステム温度も約166
℃以下まで低下する)して、大気圧〜約620.5kPa(約90
psi)の圧力にする。次に、その水洗された精製テレフ
タル酸を、大気圧下で、乾燥させる。
少なくとも1.27cm(0.5インチ)の精製テレフタル酸
の最小ケーク高さは、洗浄ビヒクルを、即ち濾過ケーク
を供給するのに十分なコンパクト性を有する濾過ケーク
を得るのに適しており、そこから、溶質を含む溶液を、
置換洗浄によって効率良く除去することができる。ケー
クの高さが約1.27cm(約0.5インチ)未満である場合
は、濾過ケークによる、溶質を含む溶液の保持は、圧力
を増加させて洗浄水を適用しても、有意に増加する。水
を用いて濾過ケークを置換洗浄して溶存溶質を含む溶液
を除去するときの効率が低下するので、精製テレフタル
酸の濾過ケークの最小高さは、少なくとも1.27cm(0.5
インチ)であることが好ましい。
ケーク表面を超える最小液高は、確実に置換洗浄を行
わせるのに必要である。この高さは、確実にケーク表面
が液体で完全にカバーされるような十分な高さでなけれ
ばならない。ケーク表面が水でカバーされない場合、ケ
ークの内部から母液が完全に置換されていない状態で、
洗浄液の迂回が起こってしまうことがある。ケーク表面
が不規則であるので、ケーク表面を超える約0.63cm(約
0.25インチ)の最小液高が好ましい。
高温高圧の濾過サイクルにおける置換媒体として水を
用いてp−トルイル酸水溶液を確実置換することによっ
て、p−トルイル酸溶液を、水を含む媒体で効率良く置
換し、可溶性p−トルイル酸を含むスラリーの水性成分
から精製テレフタル酸を回収することができる。高温高
圧で精製テレフタル酸の濾過ケークからp−トルイル酸
溶液を確実置換することによって、システム圧力の開放
及びシステム温度の低下時の、圧力1620kPa(235psig)
以下、温度約205℃以下における、精製テレフタル酸の
結晶化と同時に起こるp−トルイル酸の共沈が、減少す
る。
温度38℃未満、圧力68.9kPa(10psig)未満におい
て、p−トルイル酸は水に不溶であるので、濾過ケーク
からp−トルイル酸を除去するのには、一般的な濾過法
は不適当である。溶解度の問題は、高温高圧で濾過する
ことによって、部分的に克服することができるが、濾過
及び水洗は、結晶質精製テレフタル酸からp−トルイル
酸を除去する場合(その場合、真空を用いるか、あるい
はプラグを流し洗浄法又は浸水洗浄法を用いずに、圧力
濾過を用いる)には、一般的にあまり成功しない。前記
の真空濾過又は圧力濾過手順によって、ケークの流路が
生じて、水洗がケークに浸透しないことがある。
本発明の方法においては、精製テレフタル酸を含む濾
過ケークを圧力置換洗浄することによって、p−トルイ
ル酸を予想以上に効率良く除去することができる、こと
を見出した。精製テレフタル酸中のp−トルイル酸は、
200ppmw以下まで減少させることができる。
工学的見地からすると、圧力濾過の追加の段階によっ
て、圧力を大気圧まで低下させることができるので、大
気圧における乾燥機運転への固体の放出によって引き起
こされる問題を緩和することができる。本発明方法の態
様において、回転弁を用いて、大気圧までシステム圧力
を低下させることができる。
圧力置換洗浄の追加の段階を用いて、精製テレフタル
酸のケーク中に保持されているp−トルイル酸のレベル
を低下せるのに必要な水の量を少なくすることができ
る。前記の事柄は、酢酸水溶液から保持されている酢酸
を取出して酢酸のレベルを低下させるのに必要な水の量
を減少させるような確実(ポジティブ:positive)置換
洗浄の追加段階を用いると、必要な水量を削減すること
ができる、という事実によって証明されている。
従って、適当な数の確実置換洗浄の段階を用いて、置
換洗浄で用いられる水の全量を最小にして、下流に設置
する排水処理施設の必要性を少なくする、ことは有利で
ある。故に、濾過により、ケーク中において約200ppmw
以下のレベルを得るために、精製テレフタル酸の濾過ケ
ーク中に保持されている母液からp−トルイル酸を確実
置換するための本発明方法では、精製テレフタル酸の多
段階置換を用いることができる。
もちろん、多段階置換洗浄手順の代わりに、一段置換
洗浄手順(洗浄水の量は、精製テレフタル酸中に保持さ
れているp−トルイル酸のレベルを約200ppmw以下にす
るのに十分である)を用いることができる、ことが理解
される。更に、洗浄水の量を少なくすることが有利であ
ると決定される場合には、向流洗浄の手順が役立つこと
がある。
本発明の方法においては、精製テレフタル酸の結晶を
含むp−トルイル酸スラリーを、精製テレフタル酸のス
ラリー流を通過させることによって必要な厚さの濾過ケ
ークを生じさせることができるように物理的に配置され
た一連のフィルターセルのうちの1つ又はそれ以上の中
に投入する。最小の高さ、即ち約1.27〜20.32cm(約0.5
〜8インチ)の高さの濾過ケークが得られたら、ケーク
を濾過域から出して、洗浄域に入れ、そこで該ケークを
水流で洗浄する。次に、水流に圧力を適用して、正圧に
よって、濾過ケーク中に保持されている母液の中にある
p−トルイル酸を置換する。濾過ケークに浸透している
水溜めを置換したら、適当な手段によって、濾過ケーク
を、フィルターから放出し、サイクルを繰り返す。濾過
ケーク中のp−トルイル酸のレベルを低下させるために
は、洗浄域のケーク生成域に対する割合は、約1:20〜2
0:1である。次に、システム圧力を開放し、洗浄された
濾過ケークをフィルターから放出する。
必要なサイクルを行うための装置は、水攻(water fl
ood)をフィルターセル上に発生させることができるよ
うな適当な位置に保持された一連のフィルターセルを含
むことができる。適当な装置は、多重フィルターセルを
有する回転ドラムフィルターを含むことができ、且つフ
ィルターセルから洗浄された濾過ケークを放出するため
の手段を取付けることができる。p−トルイル酸溶液中
に精製テレフタル酸を含む流れを投入して、濾過ケーク
を発生させ、更にその濾過ケークを濾過域から、水流
(水には、精製テレフタル酸中に保持されている母液中
にあるp−トルイル酸の確実置換を引き起こすことがで
きる圧力が適用されている)で濾過ケークを洗浄する洗
浄域へと移送するための制御手段が必要である。洗浄濾
過ケークを回転ドラムフィルターから放出する前に、濾
過ケークを、該濾過ケーク中においてp−トルイル酸の
最小濃度を生じさせるのに必要な回数洗浄することがで
きる。
本発明方法の要求条件に適合させることができる適当
な回転ドラムフィルターは、BHS−FEST(登録商標)圧
力フィルター(BHS−WERK,Sonthofen,D−8972,Sonthofe
n,ドイツ)である。必要な運転サイクルを達成すること
ができる他のフィルター、例えばオランダユトレヒトに
あるPannevis,b.v.又は他の供給者から市販されている
ベルトフィルターを用いることができる。
BHS−FESTフィルターの運転においては、回転ドラム
は、回転ドラムの外面上に配置された一連のフィルター
セルを含む。ドラムが回転すると、フィルターセルは、
精製テレフタル酸と可溶性p−トルイル酸との水性スラ
リーを受容し、濾過ケークは、要求高さまで堆積する。
ドラムの回転時に、濾過ケークは濾過域を出て、必要な
高さまで濾過ケークの上に水溜めをつくるための洗浄域
に入る。水溜めに対して圧力を適用することによって、
水を濾過ケーク中に浸透させて、精製テレフタル酸の結
晶上の水に保持されているp−トルイル酸を置換する。
ドラムを更に回転させて、必要ならば、洗浄サイクル
を、少なくとももう一回繰り返し、その後で、システム
圧力を開放して、周囲条件まで温度を低下させる。次
に、加圧下で、不活性ガスを適用することによって、ド
ラムから濾過ケークを放出する。
ベルトフィルターを用いる場合でも、同様の操作を行
う。
実施例1 以下、実施例を掲げて、BHS−FESTフィルターを用い
た場合の本発明方法について説明する。
45%結晶化PTA固体と母液とを含むスラリーを、圧力4
13.6kPa(60psig)、温度149℃において、BHS−FEST回
転圧力フィルターに供給する。BHS−FESTフィルターを
用いて、母液から固体を分離し、次にその固体を洗浄
し、過剰にあるケークの水分を除去してから、大気圧に
おいて固体を放出する。フィルターハウジングは、5つ
のチャンバに分かれていて、5つの異なる作業、即ち濾
過/ケーク形成、置換洗浄、ケーク乾燥、ケーク放出、
及び濾布すすぎを行う。0.5〜2.0回転/分の速度で動作
しているフィルタードラムを、20のフィルターセルに分
割する。ドラム上の利用可能な全濾布面積は、約0.12m2
(約1.3ft2)である。フィルターオペレーターがそれぞ
れ0.5、1.0、及び2.0回転/分である場合、スラリー容
量は、約163、326及び653kg/時(約360、720、及び1440
lbs/時)の流量である。
フィルターを連続的に動作させると、作業の全て、即
ち濾過/ケーク生成、置換洗浄、ケーク乾燥/放出、及
び濾布すすぎが同時に起こる。該作業を、1つのフィル
ターセルの歴史を示すことによって説明する。
フィルターセルを濾過/ケーク生成チャンバの中に入
れて回転させる。45%PTA固体と約1,000ppmwのp−トル
イル酸とを含む供給スラリーを、圧力約413.6kPa(約60
psig)において、チャンバの中に連続的にポンプで供給
する。フィルターセルをチャンバで回転させると、固体
が、厚さ2.54cm(1インチ)まで濾布上に堆積する。母
液は、濾布を通過してフィルターの内部パイプへと流れ
る。前記内部パイプの中にある母液の圧力は、約206.8
〜344.7kPa(約30〜50psig)である。その母液を、p−
トルイル酸回収施設及び/又は排水処理へと送る。
生成したケークを含むフィルターセルは、濾過/ケー
ク生成チャンバを出て、置換チャンバの中に入って回転
する。清浄な水を、圧力約60psig、温度約149℃におい
て、ポンプで連続的にチャンバの中に供給する。清浄水
に有用な温度は、約82〜149℃である。置換洗浄の有効
性によって、この水は、濾過ケークからp−トルイル酸
を効果的に除去する。該ケークを通過した洗浄水は、約
206.8〜344.7kPa(約30〜50psig)の圧力である。この
水は、母液から別々に集められて、PTA法の他のところ
で用いられる。
フィルターセル中の洗浄されたケークは、置換洗浄チ
ャンバを出て、ケーク乾燥チャンバに入る。約413.6kPa
(約60psig)の圧力において、圧縮された不活性ガス
を、乾燥チャンバの中に連続的に導入して、濾過ケーク
から過剰の水を除去する。
次に、フィルターセルを、乾燥チャンバからケーク放
出チャンバに入れて回転させる。他のチャンバとは対照
的に、ケーク放出チャンバは、周囲圧力において動作す
る。ケーク乾燥チャンバ圧力から、ケーク放出チャンバ
圧力への圧力低下によって、幾らかの追加の水分が、ケ
ークから流出(flash)する。次に、そのケークを、そ
れぞれ、フィルター速度約0.5、1.0、又は2.0回転/分
の間に、流量約86、172、又は345kg/時(約190、380、
又は760lb/時)で、フィルターから放出する。最終ケー
クは、乾燥ケークの重量を基準として、200ppmw以下の
p−トルイル酸濃度を有する。
ケーク放出後に、濾布すすぎチャンバにおいて、フィ
ルターセルを水ですすいで、未放出ケークの痕跡を除去
する。次に、該フィルターセルを、濾過/ケーク生成チ
ャンバに入れて、該方法を繰り返す。
関連実験のデータを表1に示す。洗浄比は、p−トル
イル酸からケークを置換洗浄するために用いた洗浄水の
量を示しており、該比は、ケーク流量の比として測定さ
れる。吹込比(blow ratio)は、放出前に、ケークを乾
燥させるために用いた圧縮不活性ガスの量を示してお
り、ケーク流量の比として測定される。
実施例8 以下の実施例によって、ベルトフィルターを用いる本
発明方法を説明する。
48%結晶化PTA固体と母液とを含むスラリーを、流量3
54kg/時(780lbs/時)、圧力620.5kPA(90psig)、及び
温度166℃において、加圧されたベルトフィルターに供
給する。ベルトフィルターは、3つの領域で、母液から
の固体の分離、置換洗浄、及び乾燥の作業を行う。
スラリーを、ベルトの第一セクションに供給して、固
体と母液を分離させる。固体は、ベルト上で、連続厚さ
7.62cm(3インチ)のケークを形成する。母液は、フィ
ルターを通して、p−トルイル酸回収施設及び/又は排
水処理のいずれかへとポンプで送られる。
次に、得られた連続ケークを、置換洗浄域の中に搬送
する。該域も、620.5kPa(90psig)、166℃で動作す
る。置換洗浄域では、ケークの高さを超える液面を維持
する流量で、清浄水をケーク上に供給する。
置換洗浄域の次に、連続ケークを乾燥域に入れる。そ
こでは、過剰の水をケークから排出させ、不活性ガスを
導入して、水分をさらに除去する。該域も、620.5kPa
(90psig)、166℃で動作する。
乾燥ケークの重量を基準として、200ppmw以下のわず
かなp−トルイル酸を含む乾燥ケークを、該ベルトか
ら、例えば密封スクリューコンベヤー又は一連の回転弁
のような減圧装置(単数及び複数)の中へと放出する。
次に、大気圧下のPTAケークを、常圧乾燥器に送る。
フロントページの続き (72)発明者 シラー,サンドラ・ケイ アメリカ合衆国イリノイ州60594,ネイ パーヴィル,ミッドランド・ドライブ 2716 (72)発明者 グリム,ロジャー・ジョン アメリカ合衆国イリノイ州60187,グレ ン・エリン,ドーチェスター・コート 21 ウエスト 661 (56)参考文献 特開 昭58−34016(JP,A) 米国特許3497552(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07C 63/26

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)大気圧〜1620kPa(235psig)までの
    範囲のシステム圧力、38〜205℃の温度において、結晶
    として存在している精製テレフタル酸と、水溶液として
    且つ該精製テレフタル酸の結晶との共結晶形態として存
    在しているp−トルイル酸とを含む水性スラリーを、濾
    過域にあるフィルターセル又は一連のフィルターセル中
    に投入する工程、ここで該フィルターセル又は一連のフ
    ィルターセルは、該スラリーを投入した場合に、単数又
    は複数の濾過ケークを生成させるように適当な位置に配
    置されている; (b)該濾過ケークを含む各該フィルターセルを、該濾
    過域から洗浄域へと移送する工程; (c)各該フィルターセルの中に水流を導入して、該単
    数又は複数の濾過ケークを覆う水溜めを各フィルターセ
    ル中において形成させる工程、ここで該水流は、該シス
    テム圧力を少なくとも3.4kPa(0.5psi)越える圧力勾配
    と、38〜205℃の温度下にある; (d)200ppmw以下までp−トルイル酸の濃度を低下さ
    せるのに十分な時間、該濾過ケークを該水で洗浄する工
    程; (e)洗浄された濾過ケークを含む各該フィルターセル
    を圧力放出域に移送して、そこでシステム圧力を大気圧
    〜620.5kPa(90psig)の範囲の圧力まで放出して該フィ
    ルターセルの温度を166℃以下まで低下させる工程;及
    び (f)p−トルイル酸の濃度が200ppmw以下である精製
    テレフタル酸を含む該洗浄濾過ケークを、各該フィルタ
    ーセルから放出する工程 を含む200ppmw以下の濃度で存在するp−トルイル酸を
    含む精製テレフタル酸を調製する方法。
  2. 【請求項2】該濾過ケークの高さが、少なくとも1.27cm
    (0.5インチ)である請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】該濾過ケークを覆っている該水溜めが、少
    なくとも0.63cm(0.25インチ)の深さを有する請求項1
    記載の方法。
  4. 【請求項4】該濾過ケークを洗浄する工程からの該水を
    洗浄水として回収して、粗テレフタル酸をスラリーにす
    るのに再利用するか又は排水処理施設に廃棄する請求項
    1記載の方法。
  5. 【請求項5】該水流が、該システム圧力を3.4〜448.2kP
    a(0.5〜65psi)越える圧力下にある請求項1記載の方
    法。
  6. 【請求項6】該水流が、該システム圧力を34.5〜448.2k
    Pa(5〜65psi)越える圧力下にある請求項1記載の方
    法。
  7. 【請求項7】該濾過ケークの高さが、1.27〜20.32cm
    (0.5〜8インチ)である請求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】該濾過ケークの高さが、2.54〜10.16cm
    (1〜4インチ)である請求項1記載の方法。
  9. 【請求項9】該濾過ケークの高さが、5.08〜10.16cm
    (2〜4インチ)である請求項1記載の方法。
  10. 【請求項10】該システム圧力が、3.4〜758.4kPa(0.5
    〜110psig)である請求項1記載の方法。
  11. 【請求項11】該システム圧力が、275.8〜448.2kPa(4
    0〜65psig)である請求項1記載の方法。
  12. 【請求項12】該水流の温度が、100〜205℃である請求
    項1記載の方法。
JP50887092A 1991-04-12 1992-04-09 精製テレフタル酸を回収するための改良方法 Expired - Fee Related JP3342011B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US68521891A 1991-04-12 1991-04-12
US685,218 1991-04-12
PCT/US1992/002910 WO1992018454A1 (en) 1991-04-12 1992-04-09 Process for recovery of purified terephthalic acid

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06506461A JPH06506461A (ja) 1994-07-21
JP3342011B2 true JP3342011B2 (ja) 2002-11-05

Family

ID=24751228

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50887092A Expired - Fee Related JP3342011B2 (ja) 1991-04-12 1992-04-09 精製テレフタル酸を回収するための改良方法

Country Status (16)

Country Link
US (1) US5175355A (ja)
EP (1) EP0579715B1 (ja)
JP (1) JP3342011B2 (ja)
KR (1) KR100210181B1 (ja)
CN (1) CN1035815C (ja)
AT (1) ATE157343T1 (ja)
BR (1) BR9205884A (ja)
CA (1) CA2108268C (ja)
DE (1) DE69221858T2 (ja)
ES (1) ES2104910T3 (ja)
MX (1) MX9201703A (ja)
RU (1) RU2109007C1 (ja)
SG (1) SG80528A1 (ja)
TW (1) TW203603B (ja)
UA (1) UA26192C2 (ja)
WO (1) WO1992018454A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008518006A (ja) * 2004-10-28 2008-05-29 イーストマン ケミカル カンパニー 酸化剤パージストリームからの不純物除去プロセス

Families Citing this family (110)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9104776D0 (en) * 1991-03-07 1991-04-17 Ici Plc Process for the production of terephthalic acid
GB9310070D0 (en) * 1992-05-29 1993-06-30 Ici Plc Process for the production of purified terephthalic acid
GB9302333D0 (en) * 1993-02-05 1993-03-24 Ici Plc Filtration process
JPH06327915A (ja) * 1993-05-24 1994-11-29 Mitsui Petrochem Ind Ltd スラリーから結晶を回収する方法及び装置
US6054610A (en) * 1995-06-07 2000-04-25 Hfm International, Inc. Method and apparatus for preparing purified terephthalic acid and isophthalic acid from mixed xylenes
US6013835A (en) * 1995-06-07 2000-01-11 Hfm International, Inc. Method and apparatus for preparing purified terephthalic acid
US5929274A (en) * 1995-06-07 1999-07-27 Hfm International, Inc. Method to reduce carboxybenzaldehyde isomers in terephthalic acid or isophthalic acid
US5767311A (en) * 1995-06-07 1998-06-16 Glitsch International, Inc. Method and apparatus for preparing purified terephtalic acid
US6034269A (en) * 1998-08-03 2000-03-07 E. I. Du Pont De Nemours And Company Process for producing pure carboxylic acids
IT1311976B1 (it) 1999-03-25 2002-03-22 Franco Codignola Procedimento per la produzione di acidi aromatici.
CA2373162A1 (en) * 1999-05-24 2000-11-30 Baker Hughes Incorporated Pressure filtration device and method employing a depressurizing chamber and material transport
US6639104B2 (en) * 1999-12-10 2003-10-28 Inca International S.P.A. Process for the recovery of purified terephthalic acid (PTA)
EP1250308A1 (en) * 1999-12-29 2002-10-23 Inca International S.P.A. Process for the recovery of purified terephthalic acid (pta)
US6655531B1 (en) 2000-05-23 2003-12-02 Baker Hughes Incorporated Pressure filtration device
IT1319169B1 (it) 2000-07-14 2003-09-26 Eurotecnica Dev & Licensing Sr Procedimento per la purificazione di acidi carbossilici aromatici.
ATE458714T1 (de) * 2001-05-15 2010-03-15 Mitsubishi Chem Corp Verfahren zur herstellung einer verbindung
US7485747B2 (en) * 2001-06-04 2009-02-03 Eastman Chemical Company Two stage oxidation process for the production of aromatic dicarboxylic acids
US7196215B2 (en) * 2001-06-04 2007-03-27 Eastman Chemical Company Process for the production of purified terephthalic acid
US6689903B2 (en) * 2001-06-04 2004-02-10 Eastman Chemical Company Crystallization method for production of purified aromatic dicarboxylic acids
US7276625B2 (en) 2002-10-15 2007-10-02 Eastman Chemical Company Process for production of a carboxylic acid/diol mixture suitable for use in polyester production
WO2004043893A1 (ja) * 2002-11-14 2004-05-27 Mitsubishi Chemical Corporation テレフタル酸の製造方法
US7161027B2 (en) * 2002-12-09 2007-01-09 Eastman Chemical Company Process for the oxidative purification of terephthalic acid
US7074954B2 (en) * 2002-12-09 2006-07-11 Eastman Chemical Company Process for the oxidative purification of terephthalic acid
US7193109B2 (en) * 2003-03-06 2007-03-20 Eastman Chemical Company Process for production of a carboxylic acid/diol mixture suitable for use in polyester production
US20040215036A1 (en) * 2003-04-25 2004-10-28 Robert Lin Method for heating a crude carboxylic acid slurry in a post oxidation zone by the addition of steam
US7351396B2 (en) 2003-06-05 2008-04-01 Eastman Chemical Company Extraction process for removal of impurities from an aqueous mixture
US7452522B2 (en) 2003-06-05 2008-11-18 Eastman Chemical Company Extraction process for removal of impurities from an oxidizer purge stream in the synthesis of carboxylic acid
US7494641B2 (en) 2003-06-05 2009-02-24 Eastman Chemical Company Extraction process for removal of impurities from an oxidizer purge stream in the synthesis of carboxylic acid
US7381386B2 (en) 2003-06-05 2008-06-03 Eastman Chemical Company Extraction process for removal of impurities from mother liquor in the synthesis of carboxylic acid
US7282151B2 (en) 2003-06-05 2007-10-16 Eastman Chemical Company Process for removal of impurities from mother liquor in the synthesis of carboxylic acid using pressure filtration
US7410632B2 (en) 2003-06-05 2008-08-12 Eastman Chemical Company Extraction process for removal of impurities from mother liquor in the synthesis of carboxylic acid
US7214760B2 (en) * 2004-01-15 2007-05-08 Eastman Chemical Company Process for production of a carboxylic acid/diol mixture suitable for use in polyester production
US7546747B2 (en) * 2004-01-15 2009-06-16 Eastman Chemical Company Process for production of a dried carboxylic acid cake suitable for use in polyester production
US20050283022A1 (en) * 2004-06-18 2005-12-22 Sheppard Ronald B Filtrate preparation process for terephthalic acid filtrate treatment
CN1264802C (zh) * 2004-07-08 2006-07-19 艾博特(厦门)设备工程有限公司 一种制备纯度达到99.98%以上的纯对苯二甲酸的方法
US7507857B2 (en) 2004-09-02 2009-03-24 Eastman Chemical Company Optimized liquid-phase oxidation
US7910769B2 (en) 2004-09-02 2011-03-22 Eastman Chemical Company Optimized liquid-phase oxidation
US7897810B2 (en) 2004-09-02 2011-03-01 Eastman Chemical Company Optimized production of aromatic dicarboxylic acids
US7582793B2 (en) 2004-09-02 2009-09-01 Eastman Chemical Company Optimized liquid-phase oxidation
US7381836B2 (en) 2004-09-02 2008-06-03 Eastman Chemical Company Optimized liquid-phase oxidation
US7371894B2 (en) 2004-09-02 2008-05-13 Eastman Chemical Company Optimized liquid-phase oxidation
US7589231B2 (en) 2004-09-02 2009-09-15 Eastman Chemical Company Optimized liquid-phase oxidation
US7692036B2 (en) 2004-11-29 2010-04-06 Eastman Chemical Company Optimized liquid-phase oxidation
US20070238899A9 (en) 2004-09-02 2007-10-11 Robert Lin Optimized production of aromatic dicarboxylic acids
US7741515B2 (en) 2004-09-02 2010-06-22 Eastman Chemical Company Optimized liquid-phase oxidation
US7683210B2 (en) 2004-09-02 2010-03-23 Eastman Chemical Company Optimized liquid-phase oxidation
US7504535B2 (en) 2004-09-02 2009-03-17 Eastman Chemical Company Optimized liquid-phase oxidation
US7572936B2 (en) 2004-09-02 2009-08-11 Eastman Chemical Company Optimized liquid-phase oxidation
US7692037B2 (en) 2004-09-02 2010-04-06 Eastman Chemical Company Optimized liquid-phase oxidation
US7888530B2 (en) 2004-09-02 2011-02-15 Eastman Chemical Company Optimized production of aromatic dicarboxylic acids
US7568361B2 (en) 2004-09-02 2009-08-04 Eastman Chemical Company Optimized liquid-phase oxidation
US7291270B2 (en) 2004-10-28 2007-11-06 Eastman Chemical Company Process for removal of impurities from an oxidizer purge stream
US7273559B2 (en) 2004-10-28 2007-09-25 Eastman Chemical Company Process for removal of impurities from an oxidizer purge stream
CN101115705B (zh) * 2004-12-13 2011-12-07 Bp北美公司 芳族羧酸的纯化方法
RU2435754C2 (ru) * 2005-03-21 2011-12-10 Бп Корпорейшн Норт Америка Инк. Способ возврата энергии в процессе производства ароматических карбоновых кислот
US7884231B2 (en) * 2005-05-19 2011-02-08 Eastman Chemical Company Process to produce an enriched composition
US7834208B2 (en) * 2005-05-19 2010-11-16 Eastman Chemical Company Process to produce a post catalyst removal composition
US20060264656A1 (en) * 2005-05-19 2006-11-23 Fujitsu Limited Enrichment process using compounds useful in a polyester process
US7741516B2 (en) * 2005-05-19 2010-06-22 Eastman Chemical Company Process to enrich a carboxylic acid composition
US7880031B2 (en) * 2005-05-19 2011-02-01 Eastman Chemical Company Process to produce an enrichment feed
US7432395B2 (en) 2005-05-19 2008-10-07 Eastman Chemical Company Enriched carboxylic acid composition
US20060264662A1 (en) * 2005-05-19 2006-11-23 Gibson Philip E Esterification of an enriched composition
US7897809B2 (en) * 2005-05-19 2011-03-01 Eastman Chemical Company Process to produce an enrichment feed
US7557243B2 (en) * 2005-05-19 2009-07-07 Eastman Chemical Company Enriched terephthalic acid composition
US20060264664A1 (en) * 2005-05-19 2006-11-23 Parker Kenny R Esterification of an exchange solvent enriched composition
US7919652B2 (en) * 2005-05-19 2011-04-05 Eastman Chemical Company Process to produce an enriched composition through the use of a catalyst removal zone and an enrichment zone
US7304178B2 (en) * 2005-05-19 2007-12-04 Eastman Chemical Company Enriched isophthalic acid composition
US7884232B2 (en) 2005-06-16 2011-02-08 Eastman Chemical Company Optimized liquid-phase oxidation
US7569722B2 (en) 2005-08-11 2009-08-04 Eastman Chemical Company Process for removal of benzoic acid from an oxidizer purge stream
US7402694B2 (en) 2005-08-11 2008-07-22 Eastman Chemical Company Process for removal of benzoic acid from an oxidizer purge stream
CN100522915C (zh) * 2005-12-27 2009-08-05 艾博特(厦门)设备工程有限公司 一种用来分离粗对苯二甲酸(cta)的方法
KR20130130877A (ko) 2005-12-29 2013-12-02 비피 코포레이션 노쓰 아메리카 인코포레이티드 Det를 형성하기 위한 pet의 가에탄올분해 및 그의 산화
US20070155987A1 (en) * 2006-01-04 2007-07-05 O'meadhra Ruairi S Oxidative digestion with optimized agitation
US20070179312A1 (en) * 2006-02-02 2007-08-02 O'meadhra Ruairi Seosamh Process for the purification of a crude carboxylic axid slurry
US7880032B2 (en) 2006-03-01 2011-02-01 Eastman Chemical Company Versatile oxidation byproduct purge process
US7888529B2 (en) 2006-03-01 2011-02-15 Eastman Chemical Company Process to produce a post catalyst removal composition
US8173836B2 (en) * 2006-03-01 2012-05-08 Grupo Petrotemex, S.A. De C.V. Method and apparatus for drying carboxylic acid
US20070208194A1 (en) * 2006-03-01 2007-09-06 Woodruff Thomas E Oxidation system with sidedraw secondary reactor
US7462736B2 (en) * 2006-03-01 2008-12-09 Eastman Chemical Company Methods and apparatus for isolating carboxylic acid
US7863483B2 (en) * 2006-03-01 2011-01-04 Eastman Chemical Company Carboxylic acid production process
US7501537B2 (en) * 2006-03-01 2009-03-10 Eastman Chemical Company Polycarboxylic acid production system employing oxidative digestion with reduced or eliminated upstream liquor exchange
US7772424B2 (en) * 2006-03-01 2010-08-10 Eastman Chemical Company Polycarboxylic acid production system employing enhanced evaporative concentration downstream of oxidative digestion
US20070203359A1 (en) 2006-03-01 2007-08-30 Philip Edward Gibson Versatile oxidation byproduct purge process
US7393973B2 (en) * 2006-03-01 2008-07-01 Eastman Chemical Company Polycarboxylic acid production system with enhanced residence time distribution for oxidative digestion
US7816556B2 (en) * 2006-03-01 2010-10-19 Eastman Chemical Company Polycarboxylic acid production system employing enhanced multistage oxidative digestion
US7897808B2 (en) 2006-03-01 2011-03-01 Eastman Chemical Company Versatile oxidation byproduct purge process
US8697906B2 (en) * 2006-03-01 2014-04-15 Grupo Petrotemex, S.A. De C.V. Methods and apparatus for producing a low-moisture carboxylic acid wet cake
US7326807B2 (en) 2006-03-01 2008-02-05 Eastman Chemical Company Polycarboxylic acid production system with enhanced heating for oxidative digestion
US7847121B2 (en) * 2006-03-01 2010-12-07 Eastman Chemical Company Carboxylic acid production process
US20070208199A1 (en) * 2006-03-01 2007-09-06 Kenny Randolph Parker Methods and apparatus for isolating carboxylic acid
US7326808B2 (en) * 2006-03-01 2008-02-05 Eastman Chemical Company Polycarboxylic acid production system employing cooled mother liquor from oxidative digestion as feed to impurity purge system
US7863481B2 (en) 2006-03-01 2011-01-04 Eastman Chemical Company Versatile oxidation byproduct purge process
US7420082B2 (en) 2006-03-01 2008-09-02 Eastman Chemical Company Polycarboxylic acid production system employing hot liquor removal downstream of oxidative digestion
CN101152969B (zh) * 2006-09-29 2011-01-19 中国石油化工股份有限公司石油化工科学研究院 对苯二甲酸生产废水的处理方法
JP2010528100A (ja) * 2007-05-31 2010-08-19 ダウ イタリア ソチエタ レスポンサビリタ リミテ テレフタル酸の回収のための改善された方法
US8614350B2 (en) 2008-01-15 2013-12-24 Eastman Chemical Company Carboxylic acid production process employing solvent from esterification of lignocellulosic material
US8455680B2 (en) 2008-01-15 2013-06-04 Eastman Chemical Company Carboxylic acid production process employing solvent from esterification of lignocellulosic material
WO2009093863A2 (ko) * 2008-01-25 2009-07-30 Samsung Petrochemical Co., Ltd. 테레프탈산 제조에서의 결정화 및 고액 분리 공정
KR100976034B1 (ko) 2009-01-06 2010-08-17 삼성석유화학(주) 고순도의 테레프탈산 회수방법
WO2010122304A1 (en) * 2009-04-24 2010-10-28 Invista Technologies S.A.R.L. Methods, processes, and systems for treating and purifying crude terephthalic acid and associated process streams
KR20120081172A (ko) 2009-09-30 2012-07-18 비피 코포레이션 노쓰 아메리카 인코포레이티드 카르복시아릴알데히드의 촉매적 수소화 및 미정제 테레프탈산의 정제를 위한 그의 용도
CN102126945A (zh) * 2010-01-13 2011-07-20 中国石油化工股份有限公司 回收精对苯二甲酸的方法
GB201102476D0 (en) * 2011-02-11 2011-03-30 Davy Process Techn Ltd Process
DE102012007675A1 (de) * 2012-04-17 2013-10-17 BOKELA Ingenieurgesellschaft für mechanische Verfahrenstechnik mbH Verfahren und Anlage zum Herstellen von TA(Terephtalsäure)
US20140175025A1 (en) * 2012-12-21 2014-06-26 Eastman Chemical Company Generation of low-solids second mother liquor from terephthalic acid production filter
US9826757B2 (en) 2013-03-15 2017-11-28 Advance International Inc. Automated method and system for recovering protein powder meal, pure omega 3 oil and purified distilled water from animal tissue
EP3083543B1 (en) 2013-12-18 2021-04-14 Ineos Us Chemicals Company Improved process for manufacturing aromatic carboxylic acids
WO2015103172A1 (en) 2013-12-31 2015-07-09 Bp Corporation North America Inc. Solid-liquid separations with a no-dry rotary pressure filter
GB201508411D0 (en) * 2015-05-15 2015-07-01 Invista Tech Sarl Filter
GB201513933D0 (en) * 2015-08-06 2015-09-23 Invista Technologies Srl Rotary filter

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3497552A (en) * 1966-07-18 1970-02-24 Standard Oil Co Continuous crystallization in a plurality of cooling stages using dilutions by cooled solvent of feed to each stage
US3624145A (en) * 1969-02-17 1971-11-30 Du Pont Purification of terephthalic acid by liquid-liquid extraction
DE2714985C2 (de) * 1977-04-04 1982-05-06 Chemische Werke Hüls AG, 4370 Marl Verfahren zur Reinigung von Terephthalsäure
NO156927C (no) * 1981-08-04 1987-12-23 Mueller Drm Ag FramgangsmŸte for kontinuerlig fortykning av suspensjoner.
DE3729268A1 (de) * 1987-09-02 1989-03-16 Henkel Kgaa Verfahren und anlage zur abtrennung und reinigung von celluloseethern und anderen cellulosederivaten

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008518006A (ja) * 2004-10-28 2008-05-29 イーストマン ケミカル カンパニー 酸化剤パージストリームからの不純物除去プロセス
KR101384836B1 (ko) * 2004-10-28 2014-04-15 그루포 페트로테멕스 에스.에이. 데 씨.브이. 산화기 퍼지 스트림으로부터의 불순물 제거 방법

Also Published As

Publication number Publication date
KR100210181B1 (ko) 1999-07-15
MX9201703A (es) 1992-09-01
UA26192C2 (uk) 1999-07-19
EP0579715B1 (en) 1997-08-27
WO1992018454A1 (en) 1992-10-29
DE69221858T2 (de) 1998-04-02
BR9205884A (pt) 1994-08-23
TW203603B (ja) 1993-04-11
DE69221858D1 (de) 1997-10-02
EP0579715A1 (en) 1994-01-26
US5175355A (en) 1992-12-29
ES2104910T3 (es) 1997-10-16
JPH06506461A (ja) 1994-07-21
ATE157343T1 (de) 1997-09-15
SG80528A1 (en) 2001-05-22
CN1066841A (zh) 1992-12-09
CA2108268C (en) 2003-02-04
CN1035815C (zh) 1997-09-10
CA2108268A1 (en) 1992-10-13
RU2109007C1 (ru) 1998-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3342011B2 (ja) 精製テレフタル酸を回収するための改良方法
CA2108269C (en) Process for preparation of crude terephthalic acid suitable for reduction to prepare purified terephthalic acid
JP2620820B2 (ja) 還元して精製テレフタル酸を調製するのに適する粗製テレフタル酸の調製方法
KR0152534B1 (ko) 테레프탈산 여과액에서 불순물을 제거하기 위한 추출방법
JP4272704B2 (ja) 精製テレフタル酸の製造法および装置
US7273559B2 (en) Process for removal of impurities from an oxidizer purge stream
US7291270B2 (en) Process for removal of impurities from an oxidizer purge stream
EP1805127B1 (en) Process for removal of impurities from an oxidizer purge stream
TWI328002B (en) Process for producing high-purity terephthalic acid
JP5802115B2 (ja) 粗製テレフタル酸の精製方法
US3917681A (en) Purification of isophthalic acid
RU2214391C2 (ru) Способ получения очищенной терефталевой и изофталевой кислоты из смеси ксилолов
JP4032186B2 (ja) 高純度2,6−ナフタレンジカルボン酸ジメチルの製造法
CA2295650C (en) Improved process for separating pure terephthalic acid
JP2006008671A (ja) 高純度テレフタル酸の製造方法
KR100883288B1 (ko) 고순도 테레프탈산의 제조 방법
JPH0717900A (ja) 高純度イソフタル酸の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080823

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090823

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100823

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees