JP3341469B2 - 活性エネルギー線硬化型塗料組成物 - Google Patents

活性エネルギー線硬化型塗料組成物

Info

Publication number
JP3341469B2
JP3341469B2 JP15717394A JP15717394A JP3341469B2 JP 3341469 B2 JP3341469 B2 JP 3341469B2 JP 15717394 A JP15717394 A JP 15717394A JP 15717394 A JP15717394 A JP 15717394A JP 3341469 B2 JP3341469 B2 JP 3341469B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating composition
curable coating
energy ray
active energy
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP15717394A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0820627A (ja
Inventor
安男 高柳
由紀 力武
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=15643792&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP3341469(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd filed Critical Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority to JP15717394A priority Critical patent/JP3341469B2/ja
Publication of JPH0820627A publication Critical patent/JPH0820627A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3341469B2 publication Critical patent/JP3341469B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Ceased legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Epoxy Resins (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規にして有用なる活
性エネルギー線硬化型塗料組成物に関する。さらに詳細
には、本発明は、それぞれ、タイプの相異なる二系統の
脂環式エポキシ化合物と、光カチオン重合開始剤とを、
必須の成分として含有することから成る、とりわけ、耐
レトルト性が良好なる、光カチオン重合型の塗料組成
物、就中、製缶用の塗料組成物に関する。
【0002】このような形の本発明組成物の主たる利用
分野としては、2ピース缶の缶胴用塗料であるが、こう
した缶胴のみならず、缶底用にもまた、適用し利用し得
るものである。
【0003】また、本発明の活性エネルギー線硬化型塗
料組成物は、2ピース缶用としての用途のみならず、さ
らには、3ピース缶の用途にも対応できるという、極め
て実用性の高いものでもある。
【0004】
【従来の技術】環境の保全、作業環境の改善、高速化な
らびに品質の向上を目指して、製缶業界においては、ラ
ジエーション硬化型塗料の検討が、盛んに行われてい
る。
【0005】ところが、従来においては、アクリロイル
基を主体とした形のラジカル重合型塗料が主体であった
ために、臭気も無く、しかも、皮膜強度および加工性
と、耐レトルト性(耐熱水性)との諸性能を、悉く、満
足させ得るような塗料は、見当たらなく、こうした必須
の諸性能のうちのいずれかを犠牲にして、調製するとい
う場合が多かった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
型技術に従う限りは、どうしても、皮膜強度、加工性、
臭気ならびに耐レトルト性(耐熱水性)などの悉くを、
同時に満足させ得るような塗料を提供し得ることは、就
中、耐レトルト性(耐熱水性)の良好なる塗料を提供し
得ることは、頗る困難であった。
【0007】したがって、本発明が解決しようとする課
題は、一にかかって、臭気も無く、加えて、皮膜強度、
加工性ならびに耐レトルト性(耐熱水性)などの諸性能
の悉くを、同時に、満足させ得るような、斬新なる塗料
を提供しようとするにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは、
上述したような発明が解決しようとする課題に照準を合
わせて、鋭意、検討を重ねた結果、まず、光カチオン重
合型の塗料組成物に着目し、その欠点であった耐レトル
ト性(耐熱水性)の改善化の検討を実施して、所期の目
的を達成するに及んで、ここに、本発明を完成させるに
到った。
【0009】すなわち、本発明は、基本的には、まず、
一般式(I)
【0010】
【化5】
【0011】〔ただし、式中のR1 、R2 、R3 、R
4 、R5 、R6 、R7 、R8 、R9 、R10、R11
12、R1314、R15およびR16は、それぞれ、同一で
も異なっていてもよい、水素原子または炭素数が1〜3
なるアルキル基を表わすものとし、また、nは1〜6な
る整数であるものとする。〕で示される脂環式エポキシ
化合物と、一般式(II)
【0012】
【化6】
【0013】〔ただし、式中のR1 、R2 、R3 、R
4 、R5 、R6 、R7 、R8 、R9 、R10、R11および
12は、それぞれ、同一でも異なっていてもよい、水素
原子または炭素数が1〜3なるアルキル基を表わすもの
とする。〕で示される脂環式エポキシ化合物と、光カチ
オン重合開始剤とを、必須の成分として含有することか
ら成る、活性エネルギー線硬化型塗料組成物を提供しよ
うとするものであるし、
【0014】さらには、上述したような特定の性エネル
ギー線硬化型塗料組成物を、常法により塗装せしめるこ
とによって得られる、いわゆる塗装金属製品をも提供し
ようとするものである。
【0015】このように、本発明は、とりわけ、皮膜強
度ならびに加工性などが良好なる光カチオン重合型塗料
であって、しかも、耐レトルト性(耐熱水性)もまた良
好なる組成物を提供しようとするものである。
【0016】さらに、本発明は、上述のような構成にな
る、活性エネルギー線硬化型塗料組成物を塗装した塗装
金属製品をも提供しようとするものである。
【0017】まず、本発明において使用される、上掲の
一般式(I)で以て示されるような特定の脂環式エポキ
シ化合物〔以下、便宜上、脂環式エポキシ化合物(A−
1)と略記する。〕として特に代表的なもののみを例示
するにとどめれば、3,4−エポキシシクロヘキシルメ
チル−3,4−エポキシシクロヘキシルカルボキシレー
トなどをはじめとし、
【0018】さらには、「サイラキュア UVR−61
10もしくはUVR−6105」(アメリカ国ユニオン
・カーバイト社製品)、「CY−179」(スイス国チ
バ・ガイギー社製品)または「セロキサイド−2021
もしくは−2021P」[ダイセル化学工業(株)製
品]などである。
【0019】次いで、本発明において使用される、前掲
した一般式(II)で以て示されるような特定の脂環式
エポキシ化合物〔以下、便宜上、脂環式エポキシ化合物
(A−2)と略記する。〕として特に代表的なもののみ
を例示するにとどめれば、β−(3,4−エポキシシク
ロヘキシル)−エチレンオキサイド、β−(3,4−エ
ポキシシクロヘキシル)−β−メチル−エチレンオキサ
イド、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)−β−
エチル−エチレンオキサイド、β−(3,4−エポキシ
シクロヘキシル)−β−プロピル−エチレンオキサイ
ド、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)−α−エ
チレンオキサイド、
【0020】β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)
−α−メチル−エチレンオキサイド、β−(3,4−エ
ポキシシクロヘキシル)−α−プロピル−エチレンオキ
サイド、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)−
α、α−ジメチル−エチレンオキサイド、β−(3,4
−エポキシシクロヘキシル)−α、α−ジエチル−エチ
レンオキサイド、β−(3,4−エポキシシクロヘキシ
ル)−α、αジプロピル−−エチレンオキサイド、β−
(3,4−エポキシシクロヘキシル)−α、β−ジメチ
ル−エチレンオキサイド、
【0021】β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)
−α、β−ジエチル−エチレンオキサイド、β−(3,
4−エポキシシクロヘキシル)−α、β−ジプロピル−
エチレンオキサイド、β−(3−メチル−3,4−エポ
キシシクロヘキシル)−β−メチル−エチレンオキサイ
ド、β−(3−エチル−3,4−エポキシシクロヘキシ
ル)−β−メチル−エチレンオキサイド、β−(3−プ
ロピル−3,4−エポキシシクロヘキシル)−β−メチ
ル−エチレンオキサイドまたはβ−(2−メチル−3,
4−エポキシシクロヘキシル)−β−メチル−エチレン
オキサイドなどをはじめ、
【0022】さらには、「セロキサイド−3000」
[ダイセル化学工業(株)製品]などである。
【0023】さらに、本発明において使用される、前記
した光カチオン重合開始剤〔以下、便宜上、光カチオン
重合開始剤(B)と略記する。〕として特に代表的なも
ののみを例示するにとどめれば、トリフェニルスルフォ
ニウムヘキサフロロフォスフォネート塩、トリフェニル
スルフォニウムヘキサフロロアンチモネート塩、ジフェ
ニルヨードニウムヘキサフロロフォスフォネート塩、ジ
フェニルヨードニウムヘキサフロロアンチモネート塩、
【0024】N,N−ジエチルアミノフェニルジアゾニ
ウムヘキサフロロフォスフォネート塩またはp−メトキ
シフェニルジアゾニウムフロロフォスフォネート塩など
をはじめ、さらには、「イルガキュア 261」(スイ
ス国チバ・ガイギー社製品)などのような、活性エネル
ギー線、就中、紫外線によりカチオン種を発生するとい
う形の化合物が挙げられる。
【0025】上述したような、本発明の活性エネルギー
線硬化型塗料組成物を構成する必須の成分たる、それぞ
れ、脂環式エポキシ化合物(A−1)と、脂環式エポキ
シ化合物(A−2)と、光カチオン重合開始剤(B)と
の使用比率ないしは含有比率としては、通常、化合物
(A−1)の5〜95重量%と、化合物(A−2)の1
〜50重量%と、開始剤(B)の1〜10重量%となる
ような範囲内であって、かつ、これらの各必須成分の総
量が100重量%となるような範囲内が適切であるし、
【0026】好ましくは、化合物(A−1)の50〜9
0重量%と、化合物(A−2)の5〜30重量%と、開
始剤(B)の2〜6重量%となるような範囲内であっ
て、かつ、これらの各必須成分の総量が100重量%と
なるような範囲内が適切である。
【0027】かくして得られる、本発明の活性エネルギ
ー線硬化型塗料組成物には、その他のエポキシ化合物も
また、必要に応じて、使用し添加せしめることが出来る
が、こうした形のエポキシ化合物として特に代表的なも
ののみを例示するにとどめれば、ビスフェノールAジグ
リシジルエーテルまたはポリエチレングリコールジグリ
シジルエーテルの如きグリシジルエーテル化合物などを
はじめ、
【0028】さらには、エポキシ化大豆油などであり、
あるいは、「サイラキュア UVR−6216(アメリ
カ国ユニオン・カーバイト社製品)の如き、長鎖のアル
キル基を有する、各種の化合物などである。
【0029】さらに、本発明の組成物に対しては、必要
に応じて、ワックス、シリコーン樹脂、アルコール化合
物またはビニルエーテル化合物などをはじめ、各種の溶
剤などをもまた、使用し添加せしめることが出来る。
【0030】以上のようにして得られる、本発明の活性
エネルギー線硬化型塗料組成物は、あるいは、当該組成
物を塗装せしめることによって得られる金属製品は、そ
れぞれ、主として、缶胴ないしは缶底をも含めた2ピー
ス缶として、あるいは缶胴ないしは缶底をも含めた3ピ
ース缶として適用し、利用することが出来る。
【0031】ここにおいて、本発明の活性エネルギー線
硬化型塗料組成物を塗装せしめるに当たって用いられ
る、被塗物基材とも言うべき塗装対象物として特に代表
的なもののみを例示するにとどめれば、鋼鉄または鋼板
の如き、各種の鉄製品;アルミニウムの如き、各種の非
鉄製品;あるいはプラスチック・フィルム・ラミネート
鋼板の如き、各種の処理鋼板などである。
【0032】
【実施例】次に、本発明を、実施例および比較例によ
り、一層、具体的に説明することにするが、本発明は、
決して、これらの例のみに限定されるものではない。以
下において、「部」とあるのは、特に断りの無い限り、
すべて「重量部」を意味するものとする。
【0033】実施例1 下記するような配合物を容器中に入れ、分散攪拌機によ
り、充分に分散化するまで攪拌を続けることによって、
25℃において測定された、フォードカップ#4の粘度
(以下同様)が70秒なる、紫外線硬化型の塗料を得
た。
【0034】 「CY−179」 68.5部 「セロキサイド−3000」 25.0部 「UVI−6990」 6.0部 「L−7001」[日本ユニカ(株)製のシリコーン化合物] 0.5部 ポリエチレンワックス 1.0部
【0035】実施例2 下記するような配合物を容器中に入れ、分散攪拌機によ
り充分に分散化するまで攪拌を続けることによって、粘
度が75秒なる紫外線硬化型塗料を得た。
【0036】 「UVR−6105」 62.5部 「セロキサイド−3000」 20.0部 「エピクロン 860」[大日本インキ化学工業(株) 10.0部 製のビスフェノールAタイプ のエポキシ化合物] 「UVI−6990」 6.0部 「L−7001」 0.5部 ポリエチレンワックス 1.0部
【0037】実施例3 下記するような配合物を容器中に入れ、分散攪拌機によ
り充分に分散化するまで攪拌を続けることによって、粘
度が65秒なる紫外線硬化型塗料を得た。
【0038】 「UVR−6110」 57.5部 β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)−エチレンオキサイド 25.0部 「エピクロン 860」 10.0部 「UVI−6990」 6.0部 「L−7001」 0.5部 ポリエチレンワックス 1.0部
【0039】実施例4 下記するような配合物を容器中に入れ、分散攪拌機によ
り充分に分散化するまで攪拌を続けることによって、粘
度が65秒なる紫外線硬化型塗料を得た。
【0040】 「UVR−6110」 52.5部 β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)−エチレンオキサイド 20.0部 「エピクロン 860」 10.0部 「CHDVE」[日本カーバイト(株)製のビニル 10.0部 エーテル化合物] 「UVI−6990」 6.0部 「L−7001」 0.5部 ポリエチレンワックス 1.0部
【0041】比較例1 下記するような配合物を容器中に入れ、分散攪拌機によ
り充分に分散化するまで攪拌を続けることによって、粘
度が65秒なる、対照用の紫外線硬化型塗料を得た。
【0042】 「CY−179」 92.5部 「UVI−6990」 6.0部 「L−7001」 0.5部 ポリエチレンワックス 1.0部
【0043】比較例2 本例は、対照品として、アクリロイル基を主体とした形
の光ラジカル重合型塗料についてのものである。
【0044】すなわち、まず、下記するような配合物を
容器中に入れ、分散攪拌機により充分に分散化するまで
攪拌を続けることによって、粘度が75秒なる、対照用
の紫外線硬化型塗料を得た。
【0045】 「エベクリル−810」[ダイセル・ユーシービー(株)製 のポリエステルアクリレート] 22.5部 「エベクリル−220」[ダイセル・ユーシービー(株)製 のホウレタンアクリレート 20.0部 トリメチロールプロパントリアクリレート 15.0部 トリプロピレングリコールジアクリレート 35.0部 「イルガキュア−184」(スイス国チバ・ガイギー社製 6.0部 の光重合開始剤) 「L−7001」 0.5部 ポリエチレンワックス 1.0部
【0046】以上の各実施例および比較例で以て得られ
た、それぞれの塗料を、まず、各別に、バーコータ#4
により、アルミニウム板上に塗装せしめた。
【0047】次いで、120W/cmなる出力の高圧水
銀ランプを用いて、此のランプと直交方向に走るベルト
の上に、塗装アルミニウム板を乗せ、当該高圧水銀ラン
プから照射物までの距離を10cmに設定して、ベルト
・スピード20m/分なる速度で以て紫外線を照射せし
めた。
【0048】しかるのい、200℃の加熱乾燥機で以
て、120秒間のあいだ加熱硬化せしめることによっ
て、各種の製缶用塗膜、つまり、紫外線硬化型塗料組成
物で以て塗装された金属製品を得た。
【0049】続いて、かくして得られた、それぞれの塗
膜について、各種の性能の評価を行った。それらの試験
の結果は、まとめて、第1表に示す。
【0050】
【表1】
【0051】《第1表の脚注》表中の「レトルト試験」
は、レトルト釜を使用して、130℃の熱水中に、それ
ぞれの塗膜(塗装アルミ板)を、30分間のあいだ浸漬
せしめたのちの塗膜面の状態を、目視により評価判定し
た。
【0052】また、「湯中硬度」の方は、80℃の湯中
に、それぞれの塗膜(塗装アルミ板)を浸漬せしめて、
その3分後に、湯中で以て、鉛筆硬度を測定することに
より評価判定した。
【0053】このように、本発明の活性エネルギー線硬
化型塗料組成物、就中、紫外線硬化型塗料は、従来にお
いて知られている紫外線硬化型塗料に比して、とりわ
け、硬くて、加工性があって、しかも、耐レトルト性の
良好なるものであることが判明した。
【0054】
【発明の効果】
【0055】本発明の活性エネルギー線硬化型塗料組成
物は、それぞれ、つぎのような特徴と、使途とを有する
ものである。
【0056】(1) 2ピース缶の缶胴用塗料として、
高硬度で、加工性ならびに耐レトルト性などに優れる塗
膜を形成することが出来るというものである。
【0057】(2) 3ピース缶の缶胴用塗料としても
また、利用し応用することが出来るというものである。
【0058】加えて、本発明の塗装金属製品は、とりわ
け、耐レトルト性などに優れるという、極めて実用性の
高いものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−247342(JP,A) 特開 平6−228274(JP,A) 特開 平6−85092(JP,A) 特開 平5−306326(JP,A) 特開 平5−230189(JP,A) 特開 昭58−32601(JP,A) 特開 昭58−89616(JP,A) 特開 昭58−217516(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08G 59/20 C08G 59/26 C09D 163/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 〔ただし、式中のR1 、R2 、R3 、R4 、R5 、R
    6 、R7 、R8 、R9 、R10、R11、R12、R1314
    15およびR16は、それぞれ、同一でも異なっていても
    よい、水素原子または炭素数が1〜3なるアルキル基を
    表わすものとし、また、nは1〜6なる整数であるもの
    とする。〕で示される脂環式エポキシ化合物と、一般式
    (II) 【化2】 〔ただし、式中のR1 、R2 、R3 、R4 、R5 、R
    6 、R7 、R8 、R9 、R10、R11およびR12は、それ
    ぞれ、同一でも異なっていてもよい、水素原子または炭
    素数が1〜3なるアルキル基を表わすものとする。〕で
    示される脂環式エポキシ化合物と、光カチオン重合開始
    剤とを、必須の成分として含有することを特徴とする、
    活性エネルギー線硬化型塗料組成物。
  2. 【請求項2】 一般式(I) 【化3】 〔ただし、式中のR1 、R2 、R3 、R4 、R5 、R
    6 、R7 、R8 、R9 、R10、R11、R12、R1314
    15およびR16は、それぞれ、同一でも異なっていても
    よい、水素原子または炭素数が1〜3なるアルキル基を
    表わすものとし、また、nは1〜6なる整数であるもの
    とする。〕で示される脂環式エポキシ化合物と、一般式
    (II) 【化4】 〔ただし、式中のR1 、R2 、R3 、R4 、R5 、R
    6 、R7 、R8 、R9 、R10、R11およびR12は、それ
    ぞれ、同一でも異なっていてもよい、水素原子または炭
    素数が1〜3なるアルキル基を表わすものとする。〕で
    示される脂環式エポキシ化合物と、光カチオン重合開始
    剤とを、必須の成分として、上記一般式(I)で示され
    る脂環式エポキシ化合物の5〜95重量%と、上記一般
    式(II)で示される脂環式エポキシ化合物の1〜50
    重量%と、上記光カチオン重合開始剤の1〜10重量%
    となる割合で、かつ、これらの各必須成分の総量が10
    0重量%となるように含有することを特徴とする、活性
    エネルギー線硬化型塗料組成物。
  3. 【請求項3】 前記した活性エネルギー線硬化型塗料組
    成物が紫外線硬化型塗料組成物である、請求項1または
    2に記載の組成物。
JP15717394A 1994-07-08 1994-07-08 活性エネルギー線硬化型塗料組成物 Ceased JP3341469B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15717394A JP3341469B2 (ja) 1994-07-08 1994-07-08 活性エネルギー線硬化型塗料組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15717394A JP3341469B2 (ja) 1994-07-08 1994-07-08 活性エネルギー線硬化型塗料組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0820627A JPH0820627A (ja) 1996-01-23
JP3341469B2 true JP3341469B2 (ja) 2002-11-05

Family

ID=15643792

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15717394A Ceased JP3341469B2 (ja) 1994-07-08 1994-07-08 活性エネルギー線硬化型塗料組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3341469B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3726568B2 (ja) * 1999-07-23 2005-12-14 東洋インキ製造株式会社 紫外線硬化型塗料組成物及びその利用
JP4230425B2 (ja) 2004-07-26 2009-02-25 シャープ株式会社 カラーフィルタ基板、および表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0820627A (ja) 1996-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1074253A (en) Method for producing multilayered coated substrate
JP2000505129A (ja) 水分散性ポリマーおよびそれを含むコーティング組成物
JPH10212343A (ja) 紫外線硬化型缶用塗料組成物
JP3162634B2 (ja) 紫外線硬化型缶用塗料組成物
JP3712960B2 (ja) 紫外線硬化型塗料組成物
JP3341469B2 (ja) 活性エネルギー線硬化型塗料組成物
JPH10158581A (ja) 紫外線硬化型缶用塗料組成物
JP3273016B2 (ja) 印刷可能なベースコート用光硬化型塗料組成物
JP4786200B2 (ja) 紫外線硬化型缶用塗料組成物、塗装金属板、および塗装金属缶
JP4795570B2 (ja) 紫外線硬化型缶用塗料組成物及び塗装金属缶の製造方法
US4252734A (en) Substituted ammonium compounds for use in electrodeposition
JPH0330616B2 (ja)
JPH08277321A (ja) 光硬化性樹脂組成物
JPH0230326B2 (ja)
JP3475528B2 (ja) 紫外線硬化型樹脂組成物およびこれを含む被覆剤
JPH0885775A (ja) プレコート鋼板製造用組成物
DE2702660A1 (de) Durch strahlung haertbare ueberzugsmasse und verfahren zu ihrer herstellung
JP3806993B2 (ja) カチオン硬化性プレポリマーおよびそれを用いた活性エネルギー線硬化型塗料組成物
JP2002030268A (ja) 内装材の表面汚染防止方法
JPH07247342A (ja) 紫外線硬化型樹脂組成物およびこれを含む被覆剤
JP2001139872A (ja) 木材被覆用硬化型塗料組成物
JP4159628B2 (ja) 活性エネルギー線硬化性コーティング用樹脂組成物
JP3385869B2 (ja) 放射線硬化型液状樹脂組成物
JP3599837B2 (ja) 光硬化性樹脂組成物
JP3385868B2 (ja) 放射線硬化型液状樹脂組成物

Legal Events

Date Code Title Description
RVOP Cancellation by post-grant opposition