JP3340999B2 - 毛髪修復及びストレートヘアー化の方法 - Google Patents

毛髪修復及びストレートヘアー化の方法

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JP3340999B2
JP3340999B2 JP2000613296A JP2000613296A JP3340999B2 JP 3340999 B2 JP3340999 B2 JP 3340999B2 JP 2000613296 A JP2000613296 A JP 2000613296A JP 2000613296 A JP2000613296 A JP 2000613296A JP 3340999 B2 JP3340999 B2 JP 3340999B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、毛髪のストレートヘアー化の方法に関し、
特に毛髪とストレートパーマ液との最適な反応点をより
正確に制御しモニタリングする、毛髪修復、スタイリン
グ及びストレートヘアー化の方法に関する。
本発明のストレートパーマ液は、より完全に、且つ容
易に毛髪からすすぎ落とせるように、独自のゼリー状の
粘稠度を有しており、ストレートパーマ液との反応によ
って毛髪が弾性状態にある間に、熱及び圧縮を加えるこ
とによって、独自の酸化前セットを毛髪に施すことによ
って、毛髪に細密なスタイリング調整をすることが可能
となる。
また、本発明方法の実施の結果、他の従来技術による
毛髪ストレートヘアー化の方法に比べて、毛髪の光沢及
び表面構造が大幅に改善されることとなる。
背景技術 従来、高アルカリ性、永続性のストレートパーマ液
は、ヘアーケア分野においては周知である。これらの高
アルカリ性パーマ液は、毛髪に塗布されると、毛髪を構
成しているタンパク質分子の分子結合を変化させる。こ
の変化した状態にある間に、典型的には櫛で梳いて及び
/又はロールに巻いて張力を加え、毛髪を物理的にスト
レートヘアー化する。さらに、縮れ毛や枝毛などの損傷
を修復するために毛髪と結合させる目的で、タンパク質
コンディショナーを導入することも知られている。導入
されたタンパク質は、毛髪の触感及び光沢を改善するた
めのものであり、次に毛髪を酸化し、分子的に変化して
いない状態に戻すが、多くの場合、酸化処理を促進する
ために、酸性の中和液が用いられている。
これらの強い化学物質を利用するこのような毛髪スト
レートヘアー化の方法は多少危険であり、毛髪を傷つけ
る原因となり得る。高アルカリ性の液は、頭皮への刺激
源であり、頭皮に接触した場合、毛髪を櫛で梳いて物理
的にストレートヘアー化したとき、脱毛を招くことがあ
り、多くの場合、頭皮への塗布を避けられるように、ア
ルカリ性のストレートパーマ液は一般的に硬質のクリー
ム又はペーストの形状で供するのが普通である。しかし
ながら、これらのクリーム又はペーストは、すすぎ落と
すことが難しく、頭皮を保護するために、油性物質を水
中油型エマルジョンとして液に加えることもあるが、こ
のような液もすすぎ落とすことが難しい。また、アルカ
リ性のストレートパーマ液の残留物が毛髪に残っている
と、コンディショニングによって毛髪の質を改善する能
力が低下する問題が残る。
したがって、従来、タンパク質の結合を強め、毛髪の
触感及び光沢をさらに改善するために、より容易に、且
つ完全に毛髪からすすぎ落とすことのできるアルカリ性
のストレートパーマ液は存在していなかった。
さらに、アルカリ性のストレートパーマ液を毛髪中に
残存させる時間にも、問題のあることがわかった。アル
カリ性のストレートパーマ液が最適に毛髪と反応するた
めに必要な時間は、多数の要因に左右されるが、これら
の要因には、毛髪の太さ、上記アルカリ性のストレート
パーマ液のpHの強さ、毛髪と上記パーマ液の組合せの
温度及び水分含有量などがある。処理中の温度は一定で
なく、望ましくないことに、毛髪は部分によって異なる
速度で上記パーマ液と反応することが判明した。毛髪の
一部は、他の部分よりも迅速に乾くので、この不均一な
反応はさらに複雑であり、これによってまた上記パーマ
液がさまざまな部分と反応する時間が変化する。時期尚
早に毛髪を物理的にストレートヘアー化すると、毛髪を
傷つけたり、毛髪が切れる原因となったり、あるいは単
に質の劣るストレートパーマ処理となることがある。同
様に、アルカリ性のストレートパーマ液を必要以上に長
い時間、毛髪に残存させておくと、毛髪が傷つく原因と
なり得ることもわかっていた。
これらの要因をモニタリングし、管理することは、最
善、且つ一貫した結果を得るために重要であるが、これ
らの要因をモニタリング及び/又は管理するための、信
頼できる方法は、従来、知られていなかった。例えば、
毛髪が十分にストレートパーマ液に晒されたかどうかを
決定することは、この決定が多くの場合、当技術分野に
おいてはあいまいであり、スタイリストの主観的な判断
に任せられている。したがって、アルカリ性のストレー
トパーマ液と毛髪との反応速度及び最適な反応点を、よ
り正確、且つ一様にモニタリング及び管理することが求
められている。これらの問題に関わる技術者は、毛髪修
復、ストレートヘアー化及びスタイリングの方法の必要
性を認識していたが、解決手段は見つからなかった。
ストレートヘアー化処理中に、毛髪にしばしばタンパ
ク質コンディショナーが適用されるが、これらのタンパ
ク質が毛髪に結合し、それによって毛髪の表面が改善さ
れることが望まれる。顕微鏡で見ると、毛髪は重なり合
うフラップ層となって伸びており、アルカリ性のストレ
ートパーマ液及びその残留物を毛髪、特に毛髪のフラッ
プ層の間から、より完全にすすぎ落とすことができれ
ば、タンパク質コンディショナーが浸透し、フラップ層
を結合する能力が高まる。タンパク質コンディショナー
によるフラップ層の結合の増加によって、毛髪の触感及
び光沢がかなり改善される。
したがって、ストレートヘアー化処理中に、毛髪に浸
透するタンパク質コンディショナーを増やし、毛髪のフ
ラップ層を結合させることによって、毛髪の触感及び光
沢を向上させることが求められている。
発明の開示 本発明によって、従来技術のこれらの問題及びその他
の問題を解決することができた。
すなわち、本発明では、毛髪の修復、スタイリング及
びストレートヘアー化処理の広い範囲にわたって多くの
利点を提供することができる。
本発明の以下に述べる説明は、いくつかの応用例を意
味しているが、その全てを網羅するものではなく、当業
者が理解するとおり、本明細書で教示する基本的な方法
は、多くの用途に容易に適応できる。
本発明の解決しようとする課題は、以下の通りであ
る。
(1)毛髪を永続的にストレートヘアー化、修復及びス
タイリングするための方法を提供すること (2)より容易に及びより完全に毛髪からすすぎ落とす
ことのできるアルカリ性のストレートパーマ液を提供す
ること (3)毛髪とアルカリ性のストレートパーマ液との反応
速度をより正確に、且つより一様に管理すること (4)毛髪とアルカリ性のストレートパーマ液との反応
の最適点がいつ生じるのかを、一貫して、正確に、反復
的に決定すること (5)ストレートヘアー化処理中に、毛髪を細密にスタ
イリング調整できる能力を提供すること (6)従来技術の毛髪ストレートヘアー化の方法に比べ
て、各毛髪の構造的状態が著しく改善される、改良され
た毛髪ストレートヘアー化の方法を提供すること 発明を実施するための最良の形態 本発明による毛髪修復及びストレートヘアー化の方法
の実施形態は、毛髪を洗ってすすぎ、次にアルカリ性の
ストレートパーマ液を塗布することを基本的段階とす
る。本発明のアルカリ性のストレートパーマ液は、ゼリ
ー状の粘稠度を有することを特徴とする。本明細書で、
ゼリー状の粘稠度を有する液とは、チキソトロープゼリ
ーである液であり、これは静置しているときには、ずれ
応力に耐え静止しているが、振とうすると、ずれ応力に
耐えることができず、液体として動く液である。
適量のヒドロキシエチルセルロース及び水を含むチオ
グリコールアルカリ性の液が要求される程度に適切なゼ
リー状の粘稠度を有する。
最初は、頭のうなじ部分、すなわち耳から耳までに及
ぶ首筋のすぐ上、毛髪の下部2インチ(約5.08c
m)にはアルカリ性のストレートパーマ液を塗布しな
い。毛髪と上記液の反応速度をより正確に、且つ一様に
管理するために、次に毛髪をプラスチックのカバーで包
む。独特なものであるが、毛髪が上記液と反応する最適
点を、約5本程度の毛髪の弾性引張り試験によって、初
めに決定する。これらの毛髪が約30から50%の範囲
で弾性的に伸びるときの時間を記録する。このとき最適
点は近づいている。
次に、うなじ部分の毛髪部に上記液を塗布し、ふたた
び毛髪をプラスチックのラップで覆い、上記で記録した
時間の約半分の間、毛髪に上記液を残存させる。この時
点で、液との反応の最適点に到達する。次にアルカリ性
の上記ストレートパーマ液をすすぎ落とすことによっ
て、毛髪をこの状態に留める。重要なことは、アルカリ
性の液はゼリー状の粘稠度であるため、従来技術の他の
アルカリ性の毛髪ストレートヘアー化クリーム又はペー
ストに比べて、この液は、より完全に、且つより容易に
毛髪からすすぎ落とすことができることである。本発明
では、より完全にアルカリ性のパーマ液をすすぎ落とす
ことができるため、有利に、且つ効果的に毛髪が調整さ
れ、タンパク質の浸透及び結合が改善される。毛髪をす
すいで、アルカリ性の上記液の残留物がすべて除去され
たら、毛髪修復液を毛髪に塗布するが、この毛髪修復液
によって、毛髪に浸透し、結合するタンパク質を導入す
る。
さらに、加熱下で毛髪を圧縮することによって、毛髪
に酸化前セットを施す。この酸化前セットは、タンパク
質の毛髪表面への結合を顕著に改善し、より具体的に
は、個々の毛髪の、重なり合うフラップ層の結合を改善
するものであり、酸化前セットにより、圧縮及び熱を加
えるために、一時的に毛髪を構造的にセットし、ストレ
ートヘアー化した毛髪を、例えばゆるやかなウェーブの
ようなさまざまな形状に、精密にスタイリングすること
ができる。これによって、カーラーやロールなどの使用
によって以前には得ることのできなかった非常に繊細な
スタイリング調節を毛髪に行うことができる。好ましく
は、毛髪に圧縮と熱を加えるために、約180℃から1
30℃の間で作動するフラットヘアーアイロンを用い、
より傷んだ毛髪にはより低い温度を加える。すべての毛
髪の全長をアイロンによって加熱下で慎重に圧縮する。
加熱下での圧縮が、従来技術による引張力の適用に比べ
て、毛髪のストレートヘアー化及び修復効果を著しく改
善することがわかった。
さらにまた、毛髪を室温まで冷却し、中和液の使用に
備えて、酸性リンスを塗布する。次に中和液を塗布する
が、この液は毛髪を酸化し、アルカリ性のストレートパ
ーマ液によって引き起こされた毛髪の弾性状態を解消す
る。その後、毛髪をすすいで中和液を除去し、乾かす。
所望ならば、2度めの圧縮及び熱を加えてもよい。
また、毛髪の損傷の度合いが高いとき、毛髪修復液又
はコンディショナーに少量の、例えばカミツレ油などの
オイルを含有させるのが望ましいことがわかった。この
オイルは、中和される前に、過度の水分が毛髪から失わ
れるのを防ぎ、ひどく損傷した毛髪の処理において改善
された結果を生み出すと考えられる。
本発明の毛髪ストレートヘアー化、修復及びスタイリン
グの方法では、毛髪の触感及び光沢が著しく向上する。
全体的にストレートヘアーの髪において通常見出される
縮れ毛が、ストレートヘアー化され、その表面が修復さ
れる。さらに非常に精密なスタイリング調節が得られ
る。この方法には約3時間から4時間を要するが、この
方法の効果は最大約6ヵ月継続する。
意外にも、この方法の利点が、他の従来技術による毛
髪ストレートヘアー化方法に比べて、著しい改善を提供
することが発見された。
本発明の毛髪修復及びストレートヘアー化の方法を具
体的に、且つ詳細に説明する。
なお、本発明では、開示される本発明の範囲及び精神
に一致する広さが、本明細書及び本明細書に添付の請求
の範囲に与えられることを出願人は意図するものであ
る。
本発明のストレートヘアー化、修復及びスタイリング
方法は、最初の洗髪及びすすぎから開始する。毛髪を洗
う主たる目的は、頭皮に排出された汚れを取り除くこと
であり、必ずしも毛髪の汚れを落とすことではない。し
たがって、毛髪を洗うときには、頭皮の汚れが確実に除
かれるように、頭皮部に向けて毛髪の穏やかなマッサー
ジを行う。あらゆる適切なヘアークレンジングシャンプ
を用いてよいが、すすいだあとに香りが残らない又は他
の成分を含まないシャンプーが好ましい。毛髪が極端に
汚れている場合には、毛髪を穏やかにマッサージした
後、シャンプを少なくとも1分間毛髪に残存させてか
ら、すすぐ。水中で毛髪を完全にすすいでから、タオル
で拭き、余分な水分を除く。毛髪から約50%の水分を
除去するのが望ましいことが判明した。毛髪の状態に応
じて、アルカリ性のストレートパーマ液を塗布する前
に、タンパク質コンディショナーを毛髪に適用してもよ
い。
本発明のアルカリ性のストレートパーマ液は、ゼリー
状の粘稠度を有する。適量のヒドロキシエチルセルロー
ス及び水を含むチオグリコールアルカリ性液が、要求さ
れる適切なゼリー状の粘稠度、すなわち静置していると
きには、ずれ応力に耐え静止しているが、振とうする
と、ずれ応力に耐えることができず、液体として動く粘
稠度を提供する。頭皮又は毛根への塗布を避けるように
細心の注意を払い、この液を何層にも毛髪に塗布する。
このゼリー状の粘稠度は、従来技術のクリーム又はペー
ストの配合物と同様に、上記液が頭皮に移ってしまうの
を防ぐ効果がある。液体の粘稠度を有するアルカリ性の
上記パーマ液は、塗布したとき頭皮に移動し、皮膚の刺
激及び毛表皮の損傷を引き起こすので好ましくない。
本発明の上記液のゼリー状粘稠度は、有利なことに、
従来技術のクリーム及びペーストに比べて、毛髪から上
記液を完全にすすぎ落とすことがかなり容易であり、そ
れにもかかわらず頭皮への接触を避けて塗布することが
できる。
最初、頭のうなじ部分、すなわち首筋のすぐ上の両耳
の間の、毛髪の下部2インチ(約5.08cm)には上
記液を塗布しない。なぜならこの部分は脳への血流のた
めに、かなりの量の熱を発散しているからである。この
熱によってこの部分の温度は上昇し、うなじ部分の毛髪
に最初に液が塗布されると、他の部分の毛髪に比べては
るかに迅速に上記液と化学的に反応する。これは望まし
くなく、不均一な結果をもたらし、うなじ部分の毛髪を
傷める原因となり得る。
毛髪にアルカリ性のストレートパーマ液を塗布すると
き、上記液が頭皮に接触しないようにすることが極めて
重要である。これは次の手順によって達成される。毛髪
をブロックに分割し、各ブロック別にアルカリ性のスト
レートパーマ液を塗布する。ブロックの処置は、うなじ
部分の上の、頭の下部のブロックから始め、頭頂部に向
けて進む。各ブロックは静かに頭から外側に持ち上げ、
頭皮から約2cm離れたところから毛髪に上記液を塗布
し始める。1つのブロックを処置したら、そのブロック
を注意深く下ろし、次のブロックを処置し、それを続
け、うなじ部分を除いてすべての毛髪を処置する。
この手順をとると、上記液が直接頭皮に接触したとき
に起こる問題をできるだけ最小限に抑えることができ
る。この液はゼリー状粘稠度を有するので、上記液が液
体の粘稠度を有する場合に起こるような上記液の頭皮へ
の移動を防ぎ、このような問題が回避される。したがっ
て、ゼリー状の液の粘稠度は、毛髪からもっとも容易に
つ完全にすすぎ落とすことのできるアルカリ性のストレ
ートパーマ液を提供し、同時に液の頭皮への移動も防
ぐ、最適な折衷案である。
上述のとおり、アルカリ性のストレートパーマ液を毛
髪に注意深く層をなしたら、又はブロックに塗布した
ら、毛髪を透明なプラスチックのラップで覆う。このプ
ラスチックラップは、毛髪がアルカリ性パーマ液と反応
するときに、毛髪の温度をより均一に調節し、同時に毛
髪の乾燥を防ぐ機能を果たす。したがって、このプラス
チックラップは、毛髪とアルカリ性のストレートパーマ
液との反応速度を、より正確に、且つより一貫して管理
する働きをする。これによって、本ストレートヘアー化
及び修復方法によって得られる結果が改善される。
下記の6つの実施例に述べるとおり、毛髪の状態に応
じて約4分から20分の間、プラスチックラップ下の毛
髪に上記液を残存させた後、弾性引張り試験を実施す
る。この弾性引張り試験によって、スタイリストは毛髪
とアルカリ性のストレートパーマ液との反応最適点がい
つ発生するのかを、より一貫して、正確に、繰り返して
決定することができる。毛髪が高度に弾性な状態に移行
するときに、最適点が生ずることが発見された。約5本
程度の毛髪を約3cm離してつかみ、引張る。これらの
毛髪が弾性的に約4から4.5cmに伸び、約3cmに
戻ることができる、すなわち、弾性的に約30から50
%伸びることができるとき、最適点が近づいている。試
験の条件が満たされたとき、液が毛髪に残存していた時
間を記録する。次にアルカリ性のストレートパーマ液を
うなじ部分の毛髪に塗布し、再びプラスチックラップで
毛髪を覆う。その後、前に記録した時間の半分の間、上
記液を毛髪に残存させ、このときに最適点に達する。
アルカリ性のストレートパーマ液をすすぎ落とすこと
によって、毛髪を弾性状態に留める。上記液の独自のゼ
リー状粘稠度によって、他の従来技術のアルカリ性のス
トレートヘアー化クリーム又はペーストに比べて、より
容易に、且つより完全に毛髪から上記液をすすぎ落とす
ことができる。好ましくは、すすぎは毛髪を穏やかにマ
ッサージしながら、低い水圧下、ぬるま湯で行う。すす
ぐ間、毛髪を切断したり抜いたりしないように、毛髪の
扱いには注意を要する。所望ならば、この段階でシャン
プーし、すすいでもよい。次に毛髪をタオルで拭く。
その後、タンパク質を含む、毛髪修復液又はコンディ
ショナーを毛髪に塗布する。これらのタンパク質が毛髪
に結合すると、毛髪の触感及び光沢が改善される。例え
ばコラーゲン、ケラチン、エラスチン及びそれらの組合
せのようなタンパク質を、所望により用いることができ
る。毛髪修復液を塗布した後、相当量の水分を毛髪から
除去する。櫛で梳き、ブロー乾燥して、これを行う。理
想的には、毛髪の総水分量の約70%を除くべきである
が、除去される量が80%を超えてはならない。必要以
上に多くの水分が除去された場合、毛髪に精製水を吹き
かけ、ふたたび櫛で梳き及びブロー乾燥する必要があ
る。
各毛髪のほぼ全長を、加熱下で物理的に圧縮すること
によって、毛髪に酸化前セットを施す。この酸化前セッ
トは、タンパク質の存在下で、圧縮力及び熱が毛髪の表
面構造を大幅に改善する点において独特である。圧縮及
び熱は、タンパク質の結合作用によって、毛髪の重なり
合った天然のフラップ層を実質的に無くす。これは、櫛
で梳いて張力をかける従来技術のストレートヘアー化の
方法においては、効果的に成し遂げられない。好ましく
は、毛髪に圧縮と熱を加えるために、フラットヘアーア
イロンを用いる。
毛髪は、小さな毛束で、圧縮力によってアイロンで伸
ばすが、好ましくは毛束の直径が約3/4cmである。
アイロンは頭皮から約2cmのところから始め、毛先に
向かって外側に進める。アイロンによる圧縮は一部が重
なり合うようなやり方で、毛束の全長に渡って、循環的
に加える。次に新しい毛束を選び、毛髪がすべてアイロ
ンされるまで繰り返す。酸化前のアイロンの段階は、毛
髪の長さによって、一般的に約0.5時間から約1.5
時間かかる。
酸化前セットは、圧縮及び熱を加えることによって、
毛髪を一時的、構造的に固定し、ストレートヘアー化し
た毛髪を、所望であれば、例えばゆるやかなウェーブな
どのような、さまざまな形状に精密にスタイリングでき
るようにする。
本発明では、毛髪が比類なく、構造的に固定されるの
で、カーラー又はロールなどの使用によって本発明以前
には得られなかった、非常に繊細なスタイリング調節を
行うことができる。例えば、ゆるやかなカールは、酸化
前セットの段階でアイロンを毛髪の全長を下りながら循
環的にあてるときに、毛髪をわずかに曲げることによっ
て、簡単に精密に行うことができる。
その後、毛髪を室温まで冷まし、中和液の使用に備え
て、酸性リンスを塗布する。アルカリ性のストレートパ
ーマ液の残留物をすべて除去するために、酸性リンスに
よって毛髪のpH値を約5.5に下げることが望まし
い。酸性リンスは、所望ならば、当技術分野で周知のと
おり、クエン酸、リンゴ酸、オレイン酸、ソルビン酸、
リン酸又はそれらの混合物から選択できる。好ましく
は、酸性リンスはポンプスプレーによって毛髪に供す
る。
次にアルカリ性のストレートパーマ液を塗布したのと
同様にして、頭皮及び毛根に上記液を塗布しないように
細心の注意を払って、中和液を毛髪に塗布する。中和液
は、毛髪を酸化し、アルカリ性のストレートパーマ液と
の反応によって生じた毛髪の弾性状態を解消する。有効
成分として臭素酸ナトリウムを含む中和液が、毛髪の弾
性状態の解消において有効に作用することがわかってい
る。中和液は、毛髪の弾性状態を解消するために、約1
0分間毛髪に残存させる必要がある。毛髪は次にぬるま
湯ですすいで中和液を除き、その後、乾かす。所望であ
れば、二度目の圧縮及び熱を加えてもよい。
以下の非限定的な実施例では、さまざまな状態の細い
毛髪及び太い毛髪に用いる、毛髪修復、スタイリング及
びストレートヘアー化の本発明による改良された方法を
説明する。
実施例 [ 実施例1] この実施例は全体として傷んでいない細い毛髪への使
用を意図している。例えば、そのような毛髪は枝毛又
は、縮れ毛があるとしても非常に少なく、既に大体にお
いてストレートな状態の場合もある。典型的にこのよう
な毛髪は前にパーマ又は染毛処理されていない。
前述のとおり、毛髪及び頭皮から汚れを除去し、タン
パク質コンディショナーが処理中に、より効果的に浸透
し毛髪に結合できるように、先ずシャンプーで毛髪を洗
い、すすぐ。すすぎ落とした後、毛髪をタオルで拭い、
余分な水分を除去する。
次に、アルカリ性のストレートパーマ液を、より詳し
くは前述のとおり、毛髪に塗布する。毛根及び頭皮への
上記液の接触を避けるように注意を払わなければならな
い。塗布したら、毛髪をより均一な温度に維持し、それ
によって上記液と毛髪との化学反応が均一に行われるよ
うに、さらに詳しくは前述のとおり、プラスチックのラ
ップで毛髪を覆う。約20分から18分の間で、上述の
とおり、毛髪の引張り試験を行い、毛髪がいつ構造的に
弾性状態に移行するかを決定する。毛髪が構造的に弾性
状態に移行したと決定したら、その時間を記録し、アル
カリ性のストレートパーマ液をうなじ部分の毛髪に塗布
し、プラスチックのラップで毛髪を覆い、記録した時間
の約半分の間、上記液を毛髪に残存させる。この時点
で、毛髪は上記液との反応最適点に達しており、次に低
水圧下でぬるま湯を用いて毛髪をすすぐことによって、
毛髪をこの状態に留める。好ましくは、アルカリ性のス
トレートパーマ液の残留物がすべて確実に除去されるよ
うに、ここで毛髪をシャンプーし、すすぐ。すすいだ後
に、毛髪をタオルで拭う。
毛髪が構造的に弾性状態にある間に、毛髪修復液又は
タンパク質コンディショナーをスプレーによって毛髪に
塗布する。好ましくは、毛髪修復液は、タンパク質のエ
ラスチン、ケラチン及びコラーゲンを含む液体タンパク
質コンディショナーである。加水分解コラーゲン、加水
分解エラスチン及び加水分解ケラチンタンパク質の組合
せが、細い毛髪を処理する毛髪修復液で有効に作用する
ことが判明した。当業者なら理解するように、タンパク
質の、他の多くの組合せを用いて、細い髪用の効果的な
タンパク質コンディショナーを作ることができる。
毛髪修復液を塗布した後、相当量の水分を毛髪から除
去する。櫛で梳き、ブロー乾燥し、これを行う。理想的
には、毛髪の総水分量の約70%を除くべきであるが、
除去される量が80%を超えてはならない。必要以上に
多くの水分が除去された場合、毛髪に精製水を吹きか
け、再び櫛で梳き、ブロー乾燥する必要がある。次に、
酸化前セットを毛髪に施す。前述のとおり、毛髪を加熱
しながら、圧縮することによって酸化前セットを行う。
この実施例では、フラットヘアアイロンを180℃で用
いる。圧縮と熱の組合せは、毛髪をストレートな形状に
固定し、毛髪修復液のタンパク質の毛髪との結合を著し
く強め、毛髪の構造的弾性状態を部分的に無くす働きを
する。毛髪をプレスしたら、室温に冷ます。毛髪の冷却
を速めるために、所望により、ヘアドライヤーを用いて
もよい。
酸化前セットが、一時的に毛髪を固定する働きをし、
それによって毛髪は、有利に所望どおりに例えば精密な
柔らかいウェーブにスタイリングできることが理解され
る。さらに、圧縮及び熱を加えることによって、毛髪表
面の滑らかさに著しい改善が得られる。圧縮及び熱の印
加は、顕微鏡レベルで、コンディショニングタンパク質
の毛髪表面への結合を強めると考えられる。
酸化前セットの後、毛髪に酸性リンスを塗布する。酸
性リンスは、毛髪に残っている可能性のある、前に塗布
されたアルカリ性のストレートパーマ液の残留物を完全
に除去する働きをする。さらに、酸性リンスは、中和液
の塗布に先立って、毛髪のpHを約4.5〜5.5の範
囲に低下させるために用いられる。pHの低下によっ
て、残留しているアルカリ性のストレートパーマ液の影
響が確実に排除される。クエン酸性の酸性リンスが有効
に作用することがわかっているが、その他の酸及び酸の
組合せを用いてもよい。例えば、リンゴ酸、オレイン
酸、ソルビン酸、リン酸などを用いてよい。好ましく
は、液の約7/8は精製水である。
次に中和液を毛髪に塗布し、毛髪の構造的弾性状態を
解消するのに十分な時間、毛髪に残留させる。通常は、
毛髪が中和されるのに、約10分かかる。中和液の毛根
への塗布を避けることが重要である。毛根に中和液が塗
布されると、毛髪が急速に酸化され、毛髪損傷の原因と
なることがある。そのため、毛根を自然に酸化させるこ
とが大いに望まれる。
中和液の塗布によって毛髪の構造的弾性状態が解消さ
れた後、毛髪を低水圧下でぬるま湯を用いてすすぎ、中
和液及びその残留物を除去する。
この時点で毛髪のストレートヘアー化処理は本質的に
終わっているが、次のような補足的な段階を続けると、
ストレートヘアー化された毛髪の表面構造のさらなる改
善を達成することができる。これらの最終段階は、毛髪
の光沢を向上させ、毛髪を強化するので、それによって
本方法の効果がより長く継続し、維持がより容易にな
る。
中和液をすすぎ落とした後、約2.0%未満のオイル
を含む別の毛髪修復液を毛髪にスプレーする。この液、
すなわちヘアコンディショナーは、ケラチン及びコラー
ゲンのタンパク質を含むことが望ましいが、所望であれ
ば、ほかの毛髪タンパク質を用いてもよい。ヒドロキシ
プロピルトリモニウム加水分解ケラチン、加水分解コラ
ーゲン、ロジン加水分解コラーゲン及び加水分解エラス
チンのタンパク質の組合せを、丁字油及びカミツレ油と
組み合わせて用いると、有効に作用することが判明し
た。この液は、毛髪を乾燥させたときに毛髪に残るの
で、透明な液体であることが望ましい。
毛髪修復液を塗布したら、約90%から95%の水分
が除去されるまで毛髪を乾燥する。好ましくは、毛髪を
タオルで拭い、続いて櫛で梳き、ブロー乾燥して行う。
最後に、フラットヘアーアイロンを、酸化前セットの段
階と同じ方法で毛髪に用いる。タンパク質及びオイルの
存在、さらにヘアーアイロンの圧縮及び熱を加えること
によって、毛髪の表面構造にさらなる改善が得られる。
毛髪の円錐形フラップ層はアイロンによって相互にきつ
く圧縮され、また、タンパク質及び熱の存在で、各毛髪
のフラップ層は結合し、一様でなめらかな毛髪表面を作
る。これによって毛髪の光沢が向上し、毛髪が強化され
るので、本方法の効果がより長く持続する。
本方法が完了したら、その効果を完全に固めるため
に、48時間の間は毛髪のシャンプーを避けることが望
ましい。
[ 実施例2] この実施例は全体として傷んでいない太い毛髪への使
用を意図している。例えば、このような毛髪は、枝毛又
は縮れ毛があるとしても非常に少なく、既に一般にスト
レートな状態にある。通常、このような毛髪は前にパー
マや染色処理されない。
この実施例の段階は実施例1と同じであるが、次のよ
うな変更がある。
この実施例に用いられる毛髪修復液は、タンパク質は
ケラチン及びコラーゲンだけを含有する液体タンパク質
コンディショナーを含む。好ましくは、太い毛髪を処理
する毛髪修復液において、ヒドロキシプロピルトリモニ
ウム加水分解ケラチン、イソステアロイル加水分解コラ
ーゲン、ヒドロキシプロピルトリモニウムコラーゲンの
タンパク質の組合せが、優れた効果を生み出す。これら
のタンパク質は、実施例1の毛髪修復液に用いられたタ
ンパク質に比べて、太い髪により深く浸透できる細かい
分子である。実施例1又は実施例2の毛髪修復液は満足
できる結果をもたらすが、また、非常に多くの他のタン
パク質組合せも同様に可能であることを当業者は理解す
るであろう。
[ 実施例3] この実施例は全体としてわずかに傷んだ細い毛髪への
使用を意図している。例えば、このような毛髪は中程度
の量の枝毛あるいは縮れ毛を有し、又は前にパーマある
いは染毛処理をしていることがある。
この実施例の段階は実施例1と同じであるが、下述す
る1つの追加段階及び2つの変更がある。
最初の洗髪及びすすぎの後、アルカリ性のストレート
パーマ液を塗布する前に、実施例1の毛髪修復液を毛髪
に塗布する。この繰上げコンディショニング処理は、わ
ずかに傷んだ細い毛髪とタンパク質が反応し、結合する
時間を長くするために、この方法のはるかに早期に、毛
髪にコンディショナータンパク質を導入する。
実施例1と比較した、この実施例の2つの変更は、わ
ずかに傷んだ毛髪部分にアイロンを用いるときに、所望
により、アイロンの温度を約160℃に下げてもよいこ
と、アルカリ性のストレートパーマ液を毛髪に塗布後、
約10分から16分の間に、最初に引張り試験を行うこ
とである。一般的に、毛髪の損傷が増加するにつれ、ア
イロンの温度を下げることが望ましい。
[実施例4] この実施例は全体としてわずかに傷んだ太い髪への使
用を意図している。例えば、このような毛髪は、中程度
の量の枝毛又は縮れ毛を有し、あるいは前にパーマ又は
染毛処理をしていることがある。
この実施例の段階は実施例2と同じであるが、下述の
とおり、1つの追加段階と、2つの変更がある。
最初の洗髪及びすすぎの後、ただしアルカリ性のスト
レートパーマ液を塗布する前に、実施例2の毛髪修復液
を毛髪に塗布する。この繰上げコンディショニング処理
は、わずかに傷んだ太い毛髪とタンパク質が反応し、結
合する時間を長くするために、この方法のはるかに早期
に、毛髪にコンディショナータンパク質を導入する。
実施例2と比較したこの実施例のただ2つの変更点
は、わずかに傷んだ毛髪部分にアイロンを用いるとき
に、所望により、アイロンの温度を約160℃に下げて
もよいこと、アルカリ性のストレートパーマ液を毛髪に
塗布後、約10分から16分の間に、引張り試験を行う
ことである。
[ 実施例5] この実施例は全体としてかなり傷んだ細い毛髪への使
用を意図している。例えば、このような毛髪は、相当量
の枝毛又は縮れ毛を有し、あるいは前にパーマ又は染色
している、あるいは脱色していることがある。
この実施例の段階は実施例3と同じであるが、次のよ
うな変更がある。
最初の洗髪及びすすぎの後、ただしアルカリ性のスト
レートパーマ液を塗布する前、実施例1の毛髪修復液を
毛髪に塗布するときに、約5%までのオイルを含む毛髪
修復液をさらに毛髪に塗布する。この繰上けコンディシ
ョニング処理は、本方法のはるかに早期に、毛髪に追加
のコンディショナータンパク質を導入するだけでなく、
はるかに早期に毛髪にオイルを導入し、処理中に毛髪が
さらに損傷するのを防ぐ一助となる。オイルは、アルカ
リ性のストレートパーマ液の影響による毛髪への損傷を
防ぐための保護バリアーとして作用し、毛髪のもっとも
傷んでいる部分に選択的に塗布される。
さらに、アルカリ性のストレートパーマ液の残留物を
すべて確実に除去するために、毛髪をシャンプーし、す
すいだ後に、約5%までのオイルを含む毛髪修復液をふ
たたび、とくに毛髪のもっとも傷んでいる部分に塗布す
る。ここでもまた、追加のタンパク質及びオイルの導入
は、切断などのさらなる損傷から毛髪を守るのに役立
つ。塗布ののち、毛髪をタオルで拭く。
実施例3と比較したこの実施例の、他の2つの変更点
は、かなり傷んだ毛髪部分にアイロンを用いるときに、
所望により、アイロンの温度を約160℃から130℃
に下げてもよいこと、アルカリ性パーマ液を毛髪に塗布
液、約4分から8分の間に、引張り試験を行うことであ
る。
[実施例6] この実施例は全体としてかなり傷んだ太い毛髪への使
用を意図している。例えば、このような毛髪は、相当量
の枝毛又は縮れ毛を有し、あるいは前にパーマ又は染色
している、あるいは脱色していることがある。
この実施例の段階は実施例4と同じであるが、次のよ
うな変更がある。
最初の洗髪及びすすぎの後、ただしアルカリ性のスト
レートパーマ液を塗布する前、実施例2の毛髪修復液を
毛髪に塗布するときに、約5%までオイルを含む毛髪修
復液を追加して毛髪に塗布する。この繰上げコンディシ
ョニング処理は、本方法のはるかに早期に、毛髪に追加
のコンディショナータンパク質を導入するだけでなく、
はるかに早期に毛髪にオイルを導入する。オイルは処理
中に毛髪が乾燥するのを防ぐのに役立ち、毛髪が中和さ
れる前に乾燥すると、毛髪の損傷及び切断が生じること
があるので、非常に望ましい。
さらに、アルカリ性のストレートパーマ液の残留物を
すべて確実に除去するために、毛髪をシャンプーし、す
すいだ後、約5%までのオイルを含む毛髪修復液をふた
たび、とくに毛髪のもっとも傷んでいる部分に塗布す
る。ここでもまた、追加のタンパク質及びオイルの導入
は、切断などのさらなる損傷から毛髪を守るのに役立
つ。塗布ののち、毛髪をタオルで拭く。
実施例4と比較した、この実施例のさらに2つの変更
点は、かなり傷んだ毛髪部分にアイロンを用いるとき
に、所望により、アイロンの温度を約160℃から13
0℃に下げてもよいこと、アルカリ性のストレートパー
マ液を毛髪に塗布後、約4分から8分の間に、引張り試
験を行うことである。
産業上の利用可能性 本発明では、毛髪を永続的にストレートヘアー化、修
復及びスタイリングするための方法によって、より容易
に及びより完全に毛髪からすすぎ落とすことのできるア
ルカリ性のストレートパーマ液を提供できる。また、毛
髪とアルカリ性のストレートパーマ液との反応速度をよ
り正確に、且つより一様に管理することが可能となり、
毛髪とアルカリ性のストレートパーマ液との反応の最適
点がいつ生じるのかを、一貫して、正確に、反復的に決
定することもでき、さらにストレートヘアー化処理中
に、毛髪を細密にスタイリング調整できる能力が発揮す
ることが可能となり、従来技術のストレートヘアー化の
方法に比べて、各毛髪の構造的状態が著しく改善され
る、改良されたストレートヘアー化の方法を提供するこ
とができる顕著な効果がある。
また、本発明のストレートヘアー化剤は、より完全に
且つ容易に毛髪からすすぎ落とせるように、独自のゼリ
ー状の粘稠度を有しており、毛髪が弾性状態にある間
に、熱及び圧縮を加えることによって、独自の酸化前セ
ットを毛髪に施すことによって毛髪に細密なスタイリン
グ調整が可能となり、さらに痛んだ毛髪のストレートヘ
アー化、スタイリング及び修復において大巾な改善がな
される。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A45D 7/00 - 7/06 A61K 7/09

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】以下の8段階よりなることを特徴とする毛
    髪修復及びストレートヘアー化の方法。 (1)毛髪を洗ってすすぐ段階 (2)) 毛髪にアルカリ性のストレートパーマ液を塗布す
    る段階 (3)数本以上の毛髪を約3cm離して握り、毛髪を引張
    ることによって、毛髪の構造的弾性状態がいつ確立され
    るかを決定する段階であって、毛髪が約30%〜50%
    の範囲で弾性的に伸びることができるようになったとき
    に、すなわち、毛髪が約4〜4.5cmに弾性的に伸び
    るときに構造的弾性状態が確立されて毛髪が構造的弾性
    状態になるまでアルカリ性のストレートパーマ液を毛髪
    に残存させる段階 (4)毛髪からアルカリ性のストレートパーマ液をすすぎ
    落とすことによって毛髪を構造的弾性状態に留まらせる
    段階 (5)毛髪に毛髪修復液を塗布する段階 (6)毛髪を加熱下において圧縮し、毛髪に酸化前セット
    を施す段階 (7)毛髪に酸性リンスを塗布する段階 (8)毛髪の構造的弾性状態を解消するのに十分な時間、
    毛髪に中和液を用いる段階
  2. 【請求項2】毛髪に、アルカリ性のストレートパーマ液
    が残存している間、毛髪をプラスチックラップで覆う追
    加段階を含むことを特徴とする請求項1に記載の毛髪修
    復及びストレートヘアー化の方法。
  3. 【請求項3】アルカリ性のストレートパーマ液が、毛髪
    からすすぎ落とすときにより容易に除去されるように適
    合したゼリー状の粘稠度を有することを特徴とする請求
    項1又は2に記載の毛髪修復及びストレートヘアー化の
    方法。
  4. 【請求項4】酸化前セット中に加熱下で毛髪を圧縮する
    間に、毛髪をスタイリングするためにヘアーアイロンを
    用いることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載
    の毛髪修復及びストレートヘアー化の方法。
  5. 【請求項5】毛髪修復液にオイルが存在することを特徴
    とする請求項1〜4のいずれかに記載の毛髪修復及びス
    トレートヘアー化の方法。
  6. 【請求項6】毛髪にアルカリ性のストレートパーマ液を
    塗布する前に、毛髪に毛髪修復液を塗布する段階をさら
    に含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載
    の毛髪修復及びストレートヘアー化の方法。
  7. 【請求項7】以下の12段階からなることを特徴とする
    毛髪修復及びストレートヘアー化の方法。 (1)毛髪を洗ってすすぐ段階 (2)アルカリ性のストレートパーマ液としてゼリー状の
    粘稠度を有するチオグリコールを、毛髪のうなじ部分を
    除いて毛髪に塗布する段階であって、アルカリ性のスト
    レートパーマ液がゼリー状の段階 (3)アルカリ性のストレートパーマ液が毛髪に残存して
    いる間、毛髪をプラスチックラップで覆う段階 (4)毛髪が構造的弾性状態に移行するまで、アルカリ性
    のストレートパーマ液を毛髪に残存させる段階であっ
    て、約4本以上の毛髪を約3cm離して握り、毛髪を引
    っ張ることによって、毛髪の構造的弾性状態にいつ移行
    するのかを決定する段階を含み、毛髪が約30%〜50
    %の範囲で弾性的に伸びるときに、すなわち、毛髪が約
    4〜4.5cmに弾性的に伸びるときに、構造的弾性状
    態が確立する段階 (5)構造的弾性状態が確立するまで、毛髪にアルカリ性
    のストレートパーマ液が残存していた存続時間を記録す
    る段階 (6)プラスチックラップを除去し、うなじ部分の毛髪に
    アルカリ性のストレートパーマ液を塗布する段階 (7)プラスチックラップでふたたび覆い、存続時間の約
    半分の時間、毛髪にアルカリ性のストレートパーマ液を
    残存させる段階 (8)プラスチックラップを除き、アルカリ性のストレー
    トパーマ液を毛髪からすすぎ落とすことによって、構造
    的弾性状態に毛髪を保留する段階 (9)毛髪にタンパク質を含む毛髪修復液を塗布する段階 (10)毛髪をスタイリングし、タンパク質と毛髪の結合を
    促進して毛髪の表面構造を大幅に改善するために、フラ
    ットヘアーアイロンを用いて加熱下で軸方向に毛髪を圧
    縮することによって、毛髪に酸化前セットを施す段階 (11)アルカリ性のストレートパーマ液のあらゆる残留物
    の影響を除去するために毛髪に酸性リンスを塗布する段
    階 (12)毛髪の構造的弾性状態を解消するために十分な時
    間、毛髪に中和液を用いる段階
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