JP3340651B2 - 電子スチルカメラ - Google Patents

電子スチルカメラ

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JP3340651B2 JP14425897A JP14425897A JP3340651B2 JP 3340651 B2 JP3340651 B2 JP 3340651B2 JP 14425897 A JP14425897 A JP 14425897A JP 14425897 A JP14425897 A JP 14425897A JP 3340651 B2 JP3340651 B2 JP 3340651B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は撮像装置の制御方式
に関し、特に電子スチルカメラにおいて暗い撮影環境下
でも撮影画角を最適に設定することができる制御方式に
関する。
【0002】
【従来の技術】現在、電子スチルカメラに用いられるC
CD固体撮像素子は感度が低く、肉眼で見ることが可能
な照度であっても、撮影画像は暗すぎたり、ノイズが多
いものであった。このため、表示手段には十分な画質で
表示できず、撮影者が構図を検討することを困難にして
きた。そこで、暗い撮影環境下においても良質な画像を
得るためにフラッシュ機能を有する電子スチルカメラが
普及してきている。
【0003】図5は、従来の露出制御機能付きオートフ
ォーカス電子スチルカメラのブロック図であり、1は撮
影レンズ、2は撮像素子、3は画像処理手段、4はシャ
ッターボタン、6は記録手段、8は表示手段、9は表示
駆動手段、10はフラッシュ、25は電子スチルカメラ
のシステム全体を制御する統合制御手段である。
【0004】図6は、統合制御手段25のブロック図で
あって、25aはシステムの制御のための演算を行なう
CPU、25bは撮影レンズ1のレンズ位置検出やアイ
リス状態の検出等、レンズの制御をするレンズ制御/情
報検出部、25cはシャッターボタン4の状態を検出す
るボタン位置検出部、25dはフラッシュ10を制御す
るフラッシュ制御部、25fは撮像素子制御部、25g
は照度検出部、25hはフラッシュ10の要/不要を判
定する照度判定部、25jは表示制御部である。
【0005】つぎに、この電子スチルカメラのフラッシ
ュ撮影について説明する。シャッターボタン4を半押し
すると、ボタン位置検出部25cは撮影が開始されるボ
タン位置であることを検出する。一方、撮影レンズ1を
通過した被写体像は撮像素子2上に結像され、画像デー
タとして画像処理手段3へと送られる。画像処理手段3
からの出力は照度検出部25gに送られ、更にその検出
結果は照度判定部25hにおいて基準レベルと比較さ
れ、フラッシュ照射が必要であるか否かが判定される。
フラッシュ照射が必要と判断されると、シャッターボタ
ン4の全押しと同時にフラッシュ制御部25dよりフラ
ッシュ10の発光指示がなされ、フラッシュ撮影が行な
われる。
【0006】ここで、フラッシュ撮影時のレンズ部の制
御について説明する。フラッシュは発光量に応じ固有の
番号であるガイドナンバー(GN)が設定されており、 GN=F×L (1) F=f/D (2) の関係が成り立っている。ここでLは撮影距離であり、
fはレンズ焦点距離であり、Dは有効レンズ径である。
【0007】発光量が一定である簡易的なフラッシュ撮
影の場合、シャッターボタン4の半押し状態で、レンズ
制御/情報検出部25bに撮影レンズ1のズーム位置デ
ータが入力され、このデータに基づきCPU25aにて
最適F値が求めらる。レンズ制御/情報検出部25bか
らは、そのF値に応じたアイリス値になるように撮影レ
ンズ1を設定する。この状態でシャッターボタン4を全
押しすることにより最適なフラッシュ撮影がなされる。
【0008】撮影画像は、撮影レンズ1を通り、撮像素
子2上に結像される。撮像素子2から読み出された画像
信号は、画像処理手段3により記録方法に準拠した信号
処理や、表示方式に準拠した信号処理がなされ、それぞ
れ記録手段6に記録され、または、表示駆動手段9を介
して表示手段8に表示される。また、記録済画像も記録
手段6から読み出し、画像処理手段3を経由して表示手
段8にて表示することも可能となっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】表示手段8に画像が表
示されるのはシャッター動作の後であり、通常、シャッ
ター動作終了後は、数秒間にわたり、撮影・記録された
画像が表示される。しかしながら暗い撮影環境下で、こ
の表示された画像から画角設定(フレーミング)が不適
当であると思っても、従来のシステムではこの画像を参
考にして取り直す方法がなかった。即ち、撮影して得ら
れた画像から、「もう少し右を向いて撮影すべきであ
る」と分かっても、取り直しをする際の表示手段8上の
画像は、暗い画像であってフレーミングの調整に役立て
ることができない。このように従来の制御方法では構図
を事前に検討することはできず、フレーミングは撮影者
のカンに頼っていたのが実情である。
【0010】本発明の目的は、撮影する際に、暗い撮影
環境下であっても撮影構図を事前に確認し、最適な構図
を設定して撮影することができる電子スチルカメラを提
供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、撮影
レンズと、被写体を光電変換する撮像素子と、該撮像素
子から得られる画像を処理する画像処理手段と、撮影動
作を指示するシャッターボタンと、画像情報を記憶する
画像メモリと、画像を記録媒体に記録する記録手段と、
カメラ本体の姿勢変化を検出する姿勢検出手段と、撮像
内容を表示する表示手段と、表示手段を駆動する表示駆
動手段と、フラッシュと、各部を制御する制御手段とを
具備し、前記制御手段は、1回目のシャッター動作によ
るフラッシュ発光時に得られた画像を前記画像メモリに
記憶させるメモリ制御手段と、前記姿勢検出手段によっ
て検出されたフラッシュ発光後の姿勢変化に応じて、前
記画像メモリに記憶させた画像情報に基づき、前記表示
手段の画像の移動量を算出する画像移動算出手段と、前
記画像の移動量に基づいて前記表示手段に画像を表示さ
せる表示制御手段と、2回目のシャッター動作で被写体
画像を取り込み表示すると共に、前記記録手段により記
録媒体に記録する記録制御手段とを有することを特徴と
する電子スチルカメラである。
【0012】請求項2の発明は、請求項1記載の電子ス
チルカメラであって、前記姿勢検出手段は、角速度セン
サーを用いることを特徴とする。
【0013】請求項3の発明は、請求項1記載の電子ス
チルカメラであって、前記姿勢検出手段は、フラッシュ
発光後の照度不足の画像のなかで明るい部分を検出する
特定画像検出手段と、該特定画像検出手段が検出した画
像に対応する画像の前記画像メモリにおけるアドレスを
検出するメモリーアドレス検出手段と、前記画像特定画
像検出手段の検出画像の位置とメモリーアドレス検出手
段による画像位置とを比較して画像の移動量を検出する
移動量検出手段とを有することを特徴とする。
【0014】請求項4の発明は、請求項1記載の電子ス
チルカメラであって、前記シャッターボタンは、半押し
と全押しの2段の機能を有し、半押しで1回目のシャッ
ター動作を行い、全押しで2回目のシャッター動作を行
なうことを特徴とする。
【0015】請求項5の発明は、請求項1又は4記載の
電子スチルカメラであって、前記記録制御手段は、1回
目のシャッター動作によるフラッシュ発光時に得られた
画像は前記記録手段により記録媒体に記録しないことを
特徴とする。
【0016】請求項6の発明は、請求項4記載の電子ス
チルカメラであって、前記記録制御手段は、2回目のシ
ャッター動作が行なわれないまま、半押し動作が解除さ
れた場合、1回目のシャッター動作のフラッシュ発光時
に得られた画像が前記記録手段により記録媒体に記録す
ることを特徴とする。
【0017】請求項7の発明は、請求項1記載の電子ス
チルカメラであって、前記制御手段は、1回目のシャッ
ター動作時には、レンズをズームバックして撮影画角を
大きくするレンズ制御手段を更に有することを特徴とす
る。
【0018】請求項8の発明は、請求項7記載の電子ス
チルカメラであって、前記レンズ制御手段は、前記表示
手段に表示する被写体画角を、ズームバックされる前の
画角になるようにズームアップすることを特徴とする。
【0019】請求項9の発明は、請求項7記載の電子ス
チルカメラであって、前記記録手段は、ズームバック前
の画角の画像を記録することを特徴とする。
【0020】請求項10の発明は、請求項1記載の電子
スチルカメラであって、前記姿勢検出手段の出力に基づ
き、1回目のシャッター動作によるフラッシュ発光時に
得られた画像の画角が、所定の画角以上に変化したと判
断された場合、前記メモリ制御手段は前記画像メモリの
記憶内容をクリアするとともに、前記表示制御手段は表
示をクリアすることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
【0022】図1は本発明に係る電子スチルカメラの一
実施形態を示すブロック図であり、図2は電子スチルカ
メラの統合制御手段のブロック図である。また、図3は
プレシャッターモード時の画面表示例であり、図4はフ
レーミング時の画面表示例である。尚、従来例と同一の
構成部位については同一の符号を付し、ここではその説
明を省略する。
【0023】図1の電子スチルカメラにおいて、5は画
像メモリであって、メモリー5aとメモリー5bとが含
まれている。7は電子スチルカメラの姿勢を検出する姿
勢検出手段であり、20は電子スチルカメラのシステム
全体を制御する統合制御手段であり、21は本発明のプ
レフラッシュ機能を選択するための入力手段である。ま
た、図2の統合制御手段20において、20aはCP
U、20bはレンズ制御/情報検出部、20cはボタン
位置検出部、20dはフラッシュ制御部、20eは入力
検出部、20iは記録制御部、20jはメモリー制御
部、20kは姿勢演算部、20mは表示制御部である。
【0024】つぎに、この電子スチルカメラのフラッシ
ュ撮影動作について説明する。撮影者が照度不足でフレ
ーミングができないと判断した場合、入力手段21を用
いて「プレシャッターモード」を選択する。プレシャッ
ターモードの選択はCPU20aによって検出され、シ
ャッターボタン4の半押しで従来例で説明したことと同
様の手順でレンズ制御/情報検出部20bからアイリス
設定を指示後、フラッシュ制御部20dの制御で1回目
のフラッシュ動作を行なう。
【0025】1回目のフラッシュ動作により撮影レンズ
1を通過した被写体画像は撮像素子2上に結像され、画
像信号として画像処理手段3に入力される。CPU20
aはメモリー制御部20jを介して画像メモリー5内に
あるメモリー5aに対して、得られた画像を一時記憶す
るように指示して記憶させると共に、表示制御部20m
で表示制御手段9を制御し、表示手段8に表示する。ま
た、CPU20aは、以後シャッターボタン4の半押し
が続く間、表示手段8にはメモリー5aに記録された画
像が表示されるように表示制御部20mを制御する。
【0026】つぎに、表示画像を見ながらフレーミング
を行なう方法について説明する。フレーミングを行なう
ために電子スチルカメラの姿勢を変化させるが、この変
化を姿勢検出手段7で検出し、その出力に基づき姿勢演
算部20kにおいて表示画像位置の移動量が計算され、
CPU20aはその移動量にしたがって表示制御部20
mから1回目のフラッシュにより得られた画像の位置移
動を表示制御手段9に指示し画像を移動して表示する。
即ち、移動して表示した画像は実際に電子スチルカメラ
が被写体に対して有している画角と一致していることに
なる。
【0027】姿勢検出手段7の構成は種々のものが考え
られる。その第一の構成は、角速度センサーからなり、
角速度の積分演算から移動量を求める。また、その第二
の構成は、特定画像検出手段と、メモリーアドレス検出
手段と、移動量検出手段とからなる。1回目のフラッシ
ュ撮影後の照度不足の画像認識が困難な画像をメモリー
5bに逐次記録すると共に、その中でも被写体の明るい
部分に着目して特定画像検出手段で検出する。特定画像
検出手段で検出した画像と対応する画像が記憶されてい
るメモリ5aのアドレスをメモリアドレス検出手段で検
出する。特定画像検出手段で検出した画像とメモリアド
レス検出手段により検出されたアドレスに格納された画
像とを比較して、移動量検出手段により画像の移動量を
求める。
【0028】撮影者は上述したように移動表示された画
像を見ながらフレーミングを行うことになる。例えば、
図3はシャッターボタン4の半押し時の画像表示例であ
って、枠41内に被写体42が表示されている。この被
写体42は頭部が枠41から外れており、この頭部が枠
41内に納まるように電子スチルカメラを上方向に向け
るフレーミングを行なう。
【0029】ここで、フレーミングにおいて、カメラの
姿勢を変え過ぎて、画像が表示できない場合がある。こ
の場合は、表示による画角設定ができない。そこで、前
記姿勢検出手段の出力に基づき、1回目のシャッター動
作によるフラッシュ発光時に得られた画像の画角が、所
定の画角以上に変化したと判断された場合には、前記メ
モリ制御部20jは前記画像メモリの記憶内容をクリア
する。また前記表示制御部20mは表示をクリアする。
従って、1回目のシャッター動作による画像確認できる
範囲を越えた場合には、再度の画角設定をやり直す処理
を簡易化できるメリットがある。
【0030】この電子スチルカメラの動きを検出して姿
勢演算部20kで画像の移動量を算出し、その算出値に
基づいて画像を移動して表示手段8に表示させることに
なる。このとき、図4に示す斜線部43は半押しシャッ
ター時に画像が得られていない部分であって、頭部が欠
けたままの状態で表示されることになる。しかしなが
ら、撮影者は表示領域44の画像から頭部が枠41内に
納まっているか否かを判断することは容易であり、所望
の画角を決定することができる。そして、その位置でシ
ャッターボタン4を全押しすることでフラッシュが点灯
し、得られた所望の画角の撮影画像が画像処理手段3に
導かれ、必要な処理がなされた後、記録手段6に記録さ
れ、撮影が終了する。
【0031】半押し状態から全押しせずに途中で解除し
た場合は、メモリー5a、5bの記録画像や表示手段8
の表示内容は全てクリアーされ、初期状態に戻る。尚、
半押し状態の表示画像でよい場合はシャッターボタン4
を離すことによりメモリー5aに記録された半押しシャ
ッターの画像を記録手段6に送るように記録制御部20
iで制御することも可能である。
【0032】また、第2の実施形態として撮影者が照度
不足でフレーミングができないと判断した場合、被写体
画像をズームバックして画角を決定する方法がある。入
力手段21で「プレシャッターモード」を選択すると、
入力検出20eはこれを検出し、CPU20aは入力検
出20eの検出結果に基づいて、シャッターボタン4の
半押しで従来例で説明したことと同様の手順でレンズ制
御/情報検出部20bからアイリス設定を指示後、フラ
ッシュ制御部20dの制御で1回目のフラッシュ動作を
行なう。
【0033】この1回目のフラッシュ動作の直前に統合
制御手段20は、レンズ制御/情報検出部20bから撮
影レンズ1に対して一定量のズームバックを指示する。
これにより半押しのシャッター動作による各ブロックの
動作は、上述した第1の実施形態と同様であるが、メモ
リー5aの記録画像と表示手段8の表示画像は一定のズ
ームバック分だけ広い画角となる。従って図3に示すよ
うな被写体の一部が枠41から出ることはなく、画角設
定が容易に行なうことができる。半押しシャッター動作
後はズームアップ動作を行ない元の撮影レンズ焦点距離
に戻すことで初期の画角の画像を得ることができる。
【0034】尚、ズームアップ動作は行なわず、フレー
ミング用に白抜きの枠を表示させ、それを画面上で移動
させて、抜き出した部分だけ画像として取り込むことも
可能である。
【0035】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、1回目のシャ
ッター動作によるフラッシュ発光時に得られた画像を前
記画像メモリに記憶させ、フラッシュ発光後の姿勢変化
に応じて、表示手段の画像を移動表示させて、画像を確
認してから2回目のシャッター動作で被写体画像を取り
込み記録するので、最適の画角と構図で画像記録ができ
る。
【0036】請求項2及び3の発明によれば、角速度セ
ンサーや画像処理によりカメラ本体の姿勢検出を正確に
行うので、撮影記録前の画像表示を正確に行うことがで
きる。また、請求項3の発明によれば、フラッシュ発光
後の照度不足の画像のなかで明るい部分を検出して画像
移動量を検出するので、暗い撮影環境下においても、正
確な姿勢検出が可能である。
【0037】請求項4の発明によれば、前記シャッター
ボタンは、半押しで1回目のシャッター動作を行い、全
押しで2回目のシャッター動作を行なうので、シャッタ
ー動作毎にシャッターボタンを全押しする必要がなく、
操作性が向上する。
【0038】請求項5の発明によれば、1回目のシャッ
ター動作によるフラッシュ発光時に得られた画像は前記
記録手段により記録媒体に記録しないので、記録媒体の
記録の無駄をなくし、記録容量を有効に利用できる。
【0039】請求項6の発明によれば、2回目のシャッ
ター動作が行なわれないまま、半押し動作が解除された
場合、1回目のシャッター動作のフラッシュ発光時に得
られた画像が前記記録手段により記録媒体に記録するの
で、1回目の画角設定の方がよい場合に、再びカメラ本
体の姿勢を変えて設定し直す必要がなく、操作性が向上
する。
【0040】請求項7、8及び9の発明によれば、1回
目のシャッター動作時には、レンズをズームバックして
撮影画角を大きくするので、広い範囲の画像表示が可能
となり、姿勢変化によっても、撮影可能範囲を正確に表
示できる。また、請求項8の発明によれば、前記表示手
段に表示する被写体画角を、ズームバックされる前の画
角になるようにズームアップするので、2回目のシャッ
ター動作時には、元の表示範囲に戻っており、ズーム操
作をする必要がなく、操作性が向上する。また、請求項
9の発明によれば、ズームバック前の画角の画像を記録
媒体に記録するので、操作が簡単となる。
【0041】請求項10の発明は、前記姿勢検出手段の
出力に基づき、1回目のシャッター動作によるフラッシ
ュ発光時に得られた画像の画角が、所定の画角以上に変
化したと判断された場合、前記メモリ制御手段は前記画
像メモリの記憶内容をクリアするとともに、前記表示制
御手段は表示をクリアするので、1回目のシャッター動
作による画像確認できる範囲を越えた場合には、再度の
画角設定をやり直す処理を簡易化できるメリットがあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る電子スチルカメラの一実施形態
を示すブロック図である。
【図2】 この電子スチルカメラの統合制御手段を示す
ブロック図である。
【図3】 プレシャッターモード時の画面表示例であ
る。
【図4】 フレーミング時の画面表示例である。
【図5】 従来の電子スチルカメラを示すブロック図で
ある。
【図6】 従来の電子スチルカメラの統合制御手段を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1 撮影レンズ 2 撮像素子 3 画像処理手段 4 シャッターボタン 5 画像メモリ 5a メモリー 5b メモリー 6 記録手段 7 姿勢検出手段 8 表示手段 9 表示駆動手段 10 フラッシュ 20 統合制御手段 20a CPU 20b レンズ制御/情報検出部 20c ボタン位置検出部 20d フラッシュ制御部 20e 入力検出部 20i 記録制御部 20j メモリー制御部 20k 姿勢演算部 20m 表示制御部 21 入力手段 25 統合制御手段 25a CPU 25b レンズ制御/情報検出部 25c ボタン位置検出部 25d フラッシュ制御部 25f 撮像素子制御部 25g 照度検出部 25h 照度判定部 41 枠 42 被写体 43 斜線部 44 表示領域

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影レンズと、被写体を光電変換する撮
    像素子と、該撮像素子から得られる画像を処理する画像
    処理手段と、撮影動作を指示するシャッターボタンと、
    画像情報を記憶する画像メモリと、画像を記録媒体に記
    録する記録手段と、カメラ本体の姿勢変化を検出する姿
    勢検出手段と、撮像内容を表示する表示手段と、表示手
    段を駆動する表示駆動手段と、フラッシュと、各部を制
    御する制御手段とを具備し、 前記制御手段は、 1回目のシャッター動作によるフラッシュ発光時に得ら
    れた画像を前記画像メモリに記憶させるメモリ制御手段
    と、 前記姿勢検出手段によって検出されたフラッシュ発光後
    の姿勢変化に応じて、前記画像メモリに記憶させた画像
    情報に基づき、前記表示手段の画像の移動量を算出する
    画像移動算出手段と、 前記画像の移動量に基づいて前記表示手段に画像を表示
    させる表示制御手段と、 2回目のシャッター動作で被写体画像を取り込み表示す
    ると共に、前記記録手段により記録媒体に記録する記録
    制御手段と、を有することを特徴とする電子スチルカメ
    ラ。
  2. 【請求項2】 前記姿勢検出手段は、角速度センサーを
    用いることを特徴とする請求項1記載の電子スチルカメ
    ラ。
  3. 【請求項3】 前記姿勢検出手段は、 フラッシュ発光後の照度不足の画像のなかで明るい部分
    を検出する特定画像検出手段と、 該特定画像検出手段が検出した画像に対応する画像の前
    記画像メモリにおけるアドレスを検出するメモリーアド
    レス検出手段と、 前記画像特定画像検出手段の検出画像の位置とメモリー
    アドレス検出手段による画像位置とを比較して画像の移
    動量を検出する移動量検出手段と、を有することを特徴
    とする請求項1記載の電子スチルカメラ。
  4. 【請求項4】 前記シャッターボタンは、半押しと全押
    しの2段の機能を有し、半押しで1回目のシャッター動
    作を行い、全押しで2回目のシャッター動作を行なうこ
    とを特徴とする請求項1記載の電子スチルカメラ。
  5. 【請求項5】 前記記録制御手段は、1回目のシャッタ
    ー動作によるフラッシュ発光時に得られた画像は前記記
    録手段により記録媒体に記録しないことを特徴とする請
    求項1又は4記載の電子スチルカメラ。
  6. 【請求項6】 前記記録制御手段は、2回目のシャッタ
    ー動作が行なわれないまま、半押し動作が解除された場
    合、1回目のシャッター動作のフラッシュ発光時に得ら
    れた画像が前記記録手段により記録媒体に記録すること
    を特徴とする請求項4記載の電子スチルカメラ。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、1回目のシャッター動
    作時には、レンズをズームバックして撮影画角を大きく
    するレンズ制御手段を更に有することを特徴とする請求
    項1記載の電子スチルカメラ。
  8. 【請求項8】 前記レンズ制御手段は、1回目のシャッ
    ター動作後は、前記表示手段に表示する被写体画角を、
    ズームバックされる前の画角になるようにズームアップ
    することを特徴とする請求項7記載の電子スチルカメ
    ラ。
  9. 【請求項9】 前記記録手段は、ズームバック前の画角
    の画像を記録することを特徴とする請求項7記載の電子
    スチルカメラ。
  10. 【請求項10】 前記姿勢検出手段の出力に基づき、1
    回目のシャッター動作によるフラッシュ発光時に得られ
    た画像の画角が、所定の画角以上に変化したと判断され
    た場合、前記メモリ制御手段は前記画像メモリの記憶内
    容をクリアするとともに、前記表示制御手段は表示をク
    リアすることを特徴とする請求項1記載の電子スチルカ
    メラ。
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