JP2001157110A - 電子カメラ装置 - Google Patents

電子カメラ装置

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JP2001157110A
JP2001157110A JP33976299A JP33976299A JP2001157110A JP 2001157110 A JP2001157110 A JP 2001157110A JP 33976299 A JP33976299 A JP 33976299A JP 33976299 A JP33976299 A JP 33976299A JP 2001157110 A JP2001157110 A JP 2001157110A
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Akira Inoue
晃 井上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】静止画撮影と動画撮影等のような実際の撮影状
況に適応する手振れ補正機能を実現し、手振れの影響を
抑制した適正な撮影を実現することができる。 【解決手段】撮影動作時の手振れ値を検出する手振れセ
ンサ90を有する電子カメラが開示されている。この電
子カメラは、手振れセンサ90により検出された手振れ
値が許容範囲外の場合には、撮像素子の感度を補正し、
当該感度と被写体の輝度値とに基づいて露出値を算出す
るシステムコントローラ3を備えているシステムコント
ローラ3は、算出した露出値から適正な露光制御を実行
するための絞り値と露出時間とを決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に手振れ補正機
能を有する電子カメラ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、被写体を電子的撮像機能により画
像データに変換して、当該画像データを記録媒体に記録
する電子カメラが普及している。電子カメラは、静止画
撮影を主機能とするディジタルカメラ(ディジタルスチ
ールカメラ)以外に、動画撮影を主機能とするディジタ
ルビデオカメラ(ディジタルムービーカメラ)も含む。
【0003】ところで、最近の電子カメラには、静止画
撮影機能以外に、動画撮影機能(スルー画表示機能を含
む)や、いわゆる手振れ補正機能を備えた製品が開発さ
れている。手振れ補正機能は、撮影時に撮影者(電子カ
メラのユーザ)の手振れにより、撮影光学系に発生する
被写体の結像位置のずれ(像振れ)を補正する機能であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、手振れ現象
では、撮影状況(撮影条件)や、撮影者にり手振れ特性
(傾向)が異なるのが一般的である。従って、例えば静
止画撮影と動画撮影のように撮影条件が異なる場合に、
それぞれの撮影条件に応じて手振れ補正の動作特性を変
化させることが望ましい。従来では、手振れ防止に適切
な露光時間(シャッタ速度)を設定すると共に、適正露
光量に対する不足露光量を撮像系のゲインを調整して補
償する方式(特開平5−167915号公報を参照)な
どが提案されている。しかしながら、実際の撮影状況に
応じた手振れ値を検出して、当該手振れ値による適正な
手振れ補正動作を実行する手振れ補正機能は実現されて
いない。このため、実際の撮影状況によっては、手振れ
補正の効果が得られなかったり、逆に不要な手振れ補正
制御を実行している場合がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、静止画撮影と動
画撮影等のように異なる撮影状況に適応する手振れ補正
機能を実現し、手振れの影響を抑制した撮影を実現でき
る電子カメラ装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、手振れ補正機
能(光学的手振れ補正)として、撮影時の手振れ検出値
と被写体像の輝度値とに基づいて露光制御を実行するこ
とにより、実際の撮影状況に即して手振れの影響を抑制
した撮影結果を得ることが可能な電子カメラ装置に関す
る。
【0007】即ち、本発明の電子カメラ装置は、撮影レ
ンズを介して受光して得られた被写体像を光電変換して
画像データを生成する撮像素子と、被写体像の輝度を検
出するための輝度検出手段と、撮影時の手振れに関係す
る手振れ値を検出する手振れ検出手段と、輝度検出手段
により検出された輝度値と手振れ検出手段により検出さ
れた手振れ値とに基づいて、撮像素子の露光制御を実行
する露光制御手段とを有するものである。
【0008】具体的には、露光制御手段は、撮影時の手
振れ値により撮像素子の感度を切換える(感度補正処
理)ことにより、当該感度値と輝度値とに基づいて露出
値を算出することができる。従って、結果的に撮影状況
に即した手振れ補正を実行し、結果的に手振れの影響を
抑制した露光制御(具体的には適正な絞り値及び露出時
間の設定)を実現することが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して、本発明の実
施の形態を説明する。
【0010】(電子カメラの構成)図1は、同実施形態
に関係する電子カメラの要部を示すブロック図である。
同実施形態の電子カメラは、静止画撮影機能を主機能と
し、動画撮影機能も有するディジタルスチールカメラを
想定する。当然ながら、動画撮影機能を主機能とし、静
止画撮影機能も有するディジタルビデオカメラにも適用
可能である。
【0011】同実施形態の電子カメラは、図1に示すよ
うに、大別して撮影系1と、画像処理系2と、メイン制
御系(システムコントローラ)3と、表示系4と、入力
操作系(入力操作部)5と、記録系6と、電源系7とか
ら構成されている。
【0012】撮影系1は、ズームレンズ10と、絞り部
11と、防振ユニット12と、オートフォーカス(A
F)レンズ13と、シャッタ14と、半透過型ミラー1
5と、撮像回路16と、光学フアインダ17とを有す
る。但し、光学フアインダ17は、同実施形態の電子カ
メラには必ずしも必要ではない。
【0013】防振ユニット12は、同実施形態の手振れ
補正機能に関係する要素であり、被写体の結像位置を調
整するための補正光学レンズを有する。防振ユニット1
2は、防振アクチュエータ102により駆動して、X軸
方向とY軸方向の2次元での補正制限範囲内で、結像位
置を調整(補正)する。シャッタ14は常時開状態であ
り、入力操作部5のレリーズボタン(静止画撮影用ボタ
ン)50のオン操作(深押し操作)に応じて閉状態とな
って、静止画像露光時間を制御する。撮像回路16は、
通常では数百万画素のCCD(Charge Coup
led Device)撮像素子を有し、光学レンズ系
(10〜13)を通じて受光した被写体像を光電変換す
る。撮像回路16は、ガンマ補正やホワイトバランス調
整などの各種の信号処理回路も含む。
【0014】ズームレンズ10、絞り部11、AFレン
ズ13、及びシャッタ14はそれぞれ、ズームモータ1
00、絞りモータ101、AFモータ103、及びシャ
ッタアクチュエータ104により駆動する。また、防振
アクチュエータ102を含むこれらのモータ(100〜
103)及びアクチュエータ104は、システムコント
ローラ3により制御される駆動回路(ドライバ)105
により駆動制御される。
【0015】画像処理系2は、A/Dコンバータ20
と、バッファメモリ21と、動画圧縮/伸長処理部22
と、静止画圧縮/伸長処理部23と、AE(Autom
atic Exposure)処理回路24と、コント
ラスト検出回路25とを有する。A/Dコンバータ20
及びバッファメモリ21以外の画像処理系2の各要素
は、具体的には画像処理用CPU(マイクロプロセッ
サ)及びその制御プログラムを格納したメモリから構成
されている。
【0016】AE回路24は測光機能を有し、同実施形
態の露光制御に関係する輝度値(BV)を検出するため
の回路である。A/Dコンバータ20は、撮像回路16
から得られた画像信号(画素数に応じたアナログ信号)
をディジタル信号(画像データ)に変換して、バッファ
メモリ21に送出する。
【0017】動画圧縮/伸長処理部22は、動画撮影モ
ードで機能し、バッファメモリ21に格納された画像デ
ータに対する画像圧縮処理(例えばモーションJPEG
方式圧縮)を実行し、連続的なファイル(映像データ)
として記録系6に記録する。また、動画圧縮/伸長処理
部22は、再生時には記録系6から読出した画像データ
の画像伸長処理を実行する。静止画圧縮/伸長処理部2
3は、静止画モードで機能し、バッファメモリ21に格
納された画像データに対する画像圧縮処理(例えばJP
EG方式圧縮)を実行し、静止画像データとして記録系
6に記録する。また、静止画圧縮/伸長処理部23は、
再生時には記録系6から読出した画像データの画像伸長
処理を実行する。
【0018】システムコントローラ3は、制御用CPU
(マイクロプロセッサ)及びその制御プログラムを格納
したメモリから構成されている。システムコントローラ
3は、駆動回路105を介して撮影系1を制御し、かつ
画像処理系2、ストロボ制御回路81、及び電源部70
の各要素を制御する。さらに、システムコントローラ3
は、後述するように、入力操作部5からの各種入力、電
源検出回路72からの電源検出信号及び手振れセンサ9
0から同実施形態に関係する手振れ検出値の入力を受け
付けて、手振れ補正動作及び露光制御などの各種の制御
動作を実行する。手振れセンサ90は加速度センサであ
り、撮影時のオペレータによる手振れ値(BR)を検出
する。入力操作部5の静止画レリーズ(シャッタ)ボタ
ン50の操作入力に応じて、システムコントローラ3
は、静止画撮影動作を実行させる。
【0019】システムコントローラ3は、ストロボ制御
回路81を介して、撮影動作時のストロボ発光部80の
発光制御を行なう。さらに、システムコントローラ3
は、電源検出回路72からの電源検出信号を入力して、
電源部70を制御する。電源部70は電源系7のメイン
要素であり、電池71や外部電源端子73からの外部電
源を入力して、各種要素に動作用電力を供給する。電源
検出回路72は、電源部70の電源電圧を監視し、監視
結果である電源検出信号をシステムコントローラ3に出
力する。
【0020】表示系4は、表示処理回路40と、表示装
置41と、オンスクリーン回路42とを有する。表示装
置41は、液晶表示器からなるEVF(Electro
−view finder)である。表示処理回路40
は、バッファメモリ21に格納されたスルー画像データ
(動画像データ)または静止画像データを表示処理し
て、表示装置41に供給している。オンスクリーン回路
42は、システムコントローラ3からの各種の撮影条件
(絞り値、シャッタスピードなど)を設定するための設
定情報(SC)を表示装置41に表示するように処理す
る。
【0021】同実施形態の記録系6は、動画用メディア
60と静止画用メディア62とを有する。動画用メディ
ア60は、例えば光磁気ディスクからなり、ディスクド
ライブに含まれる動画記録再生回路61により記録再生
される。また、静止画用メディア62は、例えばフラッ
シュEEPROMからなるメモリカードであり、メモリ
コントローラに含まれる静止画記録再生回路63により
記録再生される。
【0022】(撮影動作及び露光制御動作)以下図1と
共に、図2のフローチャート及び図3から図5を参照し
て、同実施形態の撮影動作及び露光制御動作を説明す
る。
【0023】同実施形態の電子カメラでは、例えば入力
操作部5のレリーズボタン50の半押し操作により動画
撮影モードが実行されて、当該レリーズボタン50の深
押し操作により静止画撮影モードが実行される。表示系
4では、撮影系1及び画像処理系2により得られた動画
像データがEVF41にスルー画像として表示されるこ
とになる。
【0024】動画撮影時に、撮影者による手振れが発生
すると、図5(A)に示すように、撮影された動画像の
各フレーム間に像振れが発生する。また、静止画撮影時
に、撮影者による手振れが発生すると、同図(B)に示
すように、撮影された静止画像中に像振れが発生する。
【0025】ここで、図4(A)は、撮影時間Tに対し
て手振れ量が変動する状態を示している。また、図4
(B)は、縦軸を手振れ量の時間平均値(または標準偏
差でもよい)とした場合の手振れ特性図である。この図
4(B)において、点線の範囲400Aは、露光時間
(シャッタ速度)の調整により手振れ補正が可能である
手振れ量を示す。また、点線の範囲以上400Bは、通
常の露光時間(シャッタ速度)の調整では手振れ補正が
不可能な手振れ量を示す。さらに、点線の範囲以下40
0Cは、撮影に影響のない許容範囲内の手振れ量を示
す。
【0026】以下図2のフローチャートを参照して、静
止画撮影時または動画撮影時に、手振れが発生したとき
に、当該手振れの影響を抑制する露光制御の手順につい
て説明する。
【0027】まず、入力操作5のレリーズボタン50の
操作(半押し操作又は深押し操作)に応じて、動画撮影
動作又は静止画撮影動作が実行される。撮影動作では、
光学レンズ系である撮影系1により、被写体像が撮影さ
れて、バッファメモリ21に画像データが格納される。
システムコントローラ3は、コントラスト回路25によ
り検出された輝度値(BV)を入力する(ステップS
1)。この輝度値(BV)は、撮影された被写体像の明
るさの程度を示す値であり、適正な露出値(EV)を決
定する要素である。
【0028】システムコントローラ3は、検出された輝
度値(BV)が許容範囲内(BV>許容基準値BVt)
であれば、設定された撮像素子の感度値(SV)を使用
して、適正な露出値(EV)を算出する(ステップS2
のYES,S9,S6)。即ち、感度値(SV)を補正
することなく(感度補正値SVs=0)、輝度値(B
V)と感度値(SV)とを使用して、適正な露出値(E
V)を算出する(EV=SV+BV)。感度値(SV)
は通常ではISO規格値により設定される。
【0029】一方、システムコントローラ3は、検出さ
れた輝度値(BV)が許容範囲外(BV<BVt)の場
合には、手振れセンサ90から加速度検出値に基づいて
決定される手振れ値(BR)を入力する(ステップS2
のNO,S3)。システムコントローラ3は、検出され
た手振れ値(BR)と許容値(BRt)とを比較し、許
容範囲内(BR<BRt)であれば、設定された感度値
(SV)を使用して、適正な露出値(EV)を算出する
(ステップS4のYES,S9,S6)。
【0030】検出された手振れ値(BR)が許容範囲外
(BV>BVt)の場合には、システムコントローラ3
は、検出された手振れ値(BR)に基づいて、撮像回路
16のゲインを調整して撮像素子の感度値(SV)を補
正する(ステップS4のNO,S5)。この感度値(S
V)の補正値を(SVs)とする。従って、システムコ
ントローラ3は、補正値(SVs)を含む感度値(S
V)及び輝度値(BV)を使用して、適正な露出値(E
V)を算出する(ステップS6)。
【0031】システムコントローラ3は、算出した適正
な露出値(EV)から、予め用意されているAV−TV
テーブルを参照して、絞り値(AV)と露出時間(T
V,シャッタ速度に相当)とを求めて、絞りレンズ11
とシャッタ14を制御する(ステップS7,S8)。こ
こで、露出値(EV)と、絞り値(AV)と、露出時間
(TV)との関係式は、「EV=AV+TV」である。
また、図3は、ズームレンズ10の制御における望遠モ
ード(300T)及び広角モード(300W)のそれぞ
れにおけるAV−TV特性を示す図である。
【0032】システムコントローラ3は、撮影モードが
静止画撮影モードであれば、図3に示すように、望遠モ
ード(300T)及び広角モード(300W)のそれぞ
れにおいて、適正な露出値(EV)に基づいて絞り値
(AV)と露出時間(TV)とを決定し、絞りアクチュ
エータ101及びシャッタアクチュエータ104を駆動
制御して、絞りレンズ11とシャッタ14を制御する。
なお、連写モード(連続的静止画撮影)は、静止画撮影
モードに含まれる。
【0033】また、撮影モードが動画撮影モードであれ
ば、システムコントローラ3は、動画撮影モードに適応
する絞り値(AV)と露出時間(TV)とを補正する
(ステップS10のYES,S11)。具体的には、シ
ステムコントローラ3は、絞り補正値(ΔAV)を付加
して、AV−TVテーブルに基づいて求めた絞り値(A
V)を補正する。そして、この補正した絞り値(AV)
から、補正したTV(TV=TV−ΔAV)を算出す
る。即ち、システムコントローラ3は、相対的に輝度を
暗くして、露出時間(TV)を長くする(シャッタ速度
の低速化)。
【0034】即ち、静止画撮影では、1枚の画像中の手
ぶれの影響を小さくするために、比較的短い露光時間で
撮影を行うように制御される。これに対して、本実施形
態の動画撮影では、フレーム間の手ぶれの影響を小さく
することが優先されるため、フレーム間の時間内で比較
的長いシャッタ秒時とし、かつ防振制御を実行すること
になる。また、逆に露出時間(TV)を優先して、絞り
値(AV)を補正する制御でもよい。
【0035】以上のように本実施形態によれば、撮影動
作時に撮影者による手振れが発生した場合に、システム
コントローラ3は、手振れセンサ90から手振れ値(B
R)を検出する。この手振れ値(BR)が許容範囲外で
あれば、撮像回路16のゲインを調整して撮像素子の感
度(SV)を補正する(補正値SVs)。換言すれば、
撮影動作に影響を及ぼす手振れが発生した場合には、検
出した手振れ値(BR)により撮像素子の感度(SV)
を補正する。
【0036】さらに、システムコントローラ3は、手振
れ値(BR)を抑制するように撮像素子の感度(SV)
を調整することで、当該感度(SVsによる補正値)と
被写体像の輝度値(BV)とから、適正な露出値(E
V)を算出する。従って、システムコントローラ3は、
算出した適正な露出値(EV)及びAV−TVテーブル
から、手振れの影響を抑制した適正な絞り値(AV)と
露出時間(TV)とを求めることができる。これによ
り、システムコントローラ3は、適正な絞り値(AV)
と露出時間(TV)とに基づいて、絞りレンズ11とシ
ャッタ14とを制御し、手振れの影響を抑制した適正な
露光制御を実行できる。また、システムコントローラ3
は、静止画撮影モードまたは動画撮影モードのそれぞれ
に適応して、絞り値(AV)と露出時間(TV)とを調
整することにより、撮影状況(撮影条件)に応じた適正
な露光制御を実行できる。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、撮
影動作時に発生した実際の手振れを検出し、当該手振れ
の影響を抑制する適正な露光制御を実行することができ
る。換言すれば、実際の撮影状況に適応する手振れ補正
機能を実現して、静止画撮影または動画撮影のそれぞれ
に適正な露光制御を実現することが可能となる。従っ
て、実際の撮影状況に即して、手振れの影響を抑制した
撮影動作を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に関係する電子カメラの要部
を示すブロック図。
【図2】同実施形態に関係する露光制御動作を説明する
ためのフローチャート。
【図3】同実施形態に関係する撮影動作におけるAV−
TV特性を説明するためのフローチャート。
【図4】同実施形態に関係する手振れ補正動作を説明す
るための概念図。
【図5】同実施形態に関係する手振れ補正動作を説明す
るための概念図。
【符号の説明】
1…撮影系 2…画像処理系 3…システムコントローラ 4…表示系 5…入力操作部 6…記録系 7…電源系 10…ズームレンズ 11…絞り部 12…防振ユニット 13…AFレンズ 14…シャッタ 15…半透過型ミラー 16…撮像回路 17…光学ファイン 20…A/Dコンバータ 21…バッファメモリ 22…動画圧縮/伸長処理部 23…静止画圧縮/伸長処理部 24…コントラスト検出回路 40…表示処理回路 41…表示装置 42…オンスクリーン回路 60…動画用メディア 61…動画用記録再生回路 62…静止画用メディア 63…静止画用記録再生回路 70…電源部 71…電池 72…電源検出回路 80…ストロボ発光部 81…ストロボ制御回路 90…手振れセンサ 100…ズームモータ 101…絞りモータ 102…防振アクチュエータ 103…AFモータ 104…シャッタアクチュエータ 105…駆動回路
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/335 H04N 5/335 Q Fターム(参考) 2H002 CC01 GA43 JA07 2H054 AA01 5C022 AA13 AB03 AB12 AB15 AB17 AB18 AB55 AB66 AC03 AC13 AC32 AC42 AC52 AC54 AC69 AC73 AC74 AC79 AC80 5C024 BA01 CA17 DA05 EA01 EA02 FA01 GA11 HA13 HA14 HA24 HA27

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影レンズを介して受光して得られた被
    写体像を光電変換して画像データを生成する撮像素子
    と、 前記被写体像の輝度を検出するための輝度検出手段と、 撮影時の手振れに関係する手振れ値を検出する手振れ検
    出手段と、 前記輝度検出手段により検出された輝度値と前記手振れ
    検出手段により検出された手振れ値とに基づいて、前記
    撮像素子の露光制御を実行する露光制御手段とを具備し
    たことを特徴とする電子カメラ装置。
  2. 【請求項2】 前記露光制御手段は、前記輝度値と前記
    手振れ値とに基づいて前記撮像素子の感度値を切換える
    制御を実行し、当該感度値と前記輝度値とに基づいて露
    出値を算出することを特徴とする請求項1記載の電子カ
    メラ装置。
  3. 【請求項3】 前記露光制御手段は、 動画撮影時及び静止画撮影時のそれぞれに応じて異なる
    露光時間での露光制御を実行することを特徴とする請求
    項1記載の電子カメラ装置。
  4. 【請求項4】 前記露光制御手段は、動画撮影時には初
    期設定された露光時間に基づいて、前記撮像素子の露光
    制御を実行することを特徴とする請求項3記載の電子カ
    メラ装置。
  5. 【請求項5】 前記露光制御手段は、前記手振れ検出手
    段により検出された手振れ値と許容値とを比較し、当該
    手振れ値が許容範囲外の場合に前記撮像素子の感度値を
    補正し、当該感度値と前記輝度値とに基づいて露出値を
    算出することを特徴とする請求項1記載の電子カメラ装
    置。
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