JP2009171327A - 撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】加速度センサを搭載しなくても被写体距離が近いときの手ぶれを精度良く補正することができる低廉な撮影装置を提供する。
【解決手段】ステップS403で被写体距離が所定の近距離であると判定したときにはステップS411へ進んで、複数枚の画像を重ね合せることにより画像加算を行なって撮影画像を得る準備を整えるために連写枚数を計算する。ステップS412〜ステップS414で連写撮影を実施してステップS415で複数枚の撮影画像の重ね合わせを行なって平行ぶれの影響が強く現われる手ぶれの補正を行なう。
【選択図】 図4

Description

本発明は、被写体を撮影光学系で撮像素子上に結像させて画像を生成する撮影装置に関する。
最近のデジタルカメラには、手ぶれ補正機能が搭載されているものが多い。この手ぶれ補正機能を実現する構成には、レンズや撮像素子を動かすことにより手ぶれを補正する光学式のものと連写した複数枚の画像を相互に位置があうように重ね合わせることにより手ぶれを補正する電子式のものとがある。最近になって高速のフレームレートでの読出しが可能な撮像素子が開発されたのでデジタルカメラの中には光学式の手ぶれ補正機能を搭載せずに電子式の手ぶれ補正機能を搭載しているものがある(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、この特許文献1のものでは、連続する複数枚の画像から動きベクトルが検出されその動きベクトルに基づいて手ぶれ補正が行なわれるために、動きベクトルを検出する処理と画像を重ね合せる処理という2つの信号処理を実行するのに時間がかかるという問題を抱えている。
そこで、処理時間の短縮化を図るために、動きベクトルを検出する処理を廃止してジャイロセンサを搭載してジャイロセンサで検出された角速度に基づいて電子式の手ぶれ補正機能と光学式の手ぶれ補正機能とを使い分ける技術が提案されている(特許文献2参照)。
しかし、被写体距離が所定の近距離であるときに手ぶれが発生したときには、回転方向のぶれ(以降回転ぶれという)よりも平行方向のぶれ(以降平行ぶれという)の影響の方が強く現われるため、上記ジャイロセンサで回転方向のぶれの状態を示す角速度を検出して電子式あるいは光学式の手ぶれ補正機能を使って手ぶれを補正しても、手ぶれをうまく補正することができない場合が出てくる。
図16は、平行ぶれと回転ぶれとを説明する図である。
図16には、X軸とY軸とZ軸との各軸の周りに回転ぶれが示されており、また各軸を横切る矢印によって平行ぶれが示されている。
被写体距離が所定の近距離であるときには、上記ジャイロセンサで手ぶれを検出すると、図16に示す回転ぶれが検出されてしまうために平行ぶれの影響が多く現われている手ぶれが精度良く補正されないという事態が発生する。この被写体距離が所定の近距離であるときの手ぶれをうまく補正するためには、加速度センサを搭載してその加速度センサで平行ぶれを表わす加速度を検出する必要がある。
特許文献3にはジャイロセンサに加えてその加速度センサを搭載して、ジャイロセンサと加速度センサとの双方の検出結果に応じて手ぶれを補正する技術が提案されている。この特許文献3のように加速度センサとジャイロセンサとを搭載すると、被写体が所定の近距離であるときの近距離撮影における手ぶれ補正性能が飛躍的に向上する。
しかしながら、加速度センサは高価であってその高価な加速度センサを撮影装置に搭載すると撮影装置のコストが高騰してしまう。
特開平11−252445号公報 特開平5−14801号公報 特開平10−301157号公報
本発明は、上記欠点を解決し、加速度センサを搭載しなくても被写体距離が近いときの手ぶれを精度良く補正することができる低廉な撮影装置を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成する本発明の第1の撮影装置は、被写体を撮影光学系で撮像素子上に結像させて画像を生成する撮影装置において、
上記撮像素子により得られる画像上の被写体の動きを表わす動きベクトルを求める動き検出手段と、
上記撮像素子により得られる画像のコントラストを検出して被写体距離を検出する測距手段と、
上記動き検出手段で検出された動きベクトルに基づいて、上記撮影光学系および上記撮像素子からなる光学部材のうちの少なくとも一部を移動させることによって手ぶれを補正する光学式手ぶれ補正手段と、
上記測距手段で所定の近距離であることが検出された場合に、一回の撮影指示を受けて複数枚の画像を生成し、上記動き検出手段に被写体の動きを表わす動きベクトルを検出させ、その動きベクトルに基づいて、該複数枚の画像を、画像上の被写体ぶれが補正されるように重ね合せる画像重ね合せ手段とを備えたことを特徴とする。
上記本発明の第1の撮影装置によれば、上記重ね合せ手段が、上記測距手段で所定の近距離であることが検出された場合に、一回の撮影指示を受けて複数枚の画像を生成し、上記動き検出手段に動きベクトルを検出させ、その動きベクトルに基づいて、その複数枚の画像を、画像上の被写体ぶれが補正されるように重ね合せる処理を実施し、被写体距離が所定の近距離である以外の撮影においては上記動きベクトルに基づいて、上記光学式手ぶれ補正手段が手ぶれ補正を短時間のうちに実施する。
こうして被写体距離が所定の近距離であるときには、上記画像重ね合せ手段が、複数枚の画像を画像上の被写体ぶれが補正されるように重ね合せる処理を実施することになるので、平行ぶれの影響が強く現われる手ぶれが効果的に補正されることとなる。
また、被写体距離に応じて光学式の手ぶれ補正機能と電子式の手ぶれ補正機能とが使い分けられ、通常の撮影においては主に光学式の手ぶれ補正が行なわれることになるので、近距離のときに多少処理時間が増えたとしても、手ぶれに要する平均的な処理時間は抑えられることとなる。
ここで、ジャイロセンサは、加速度センサに比べれば、かなり廉価であるので、光学式の手ぶれ補正を行なうときに上記動き検出手段の代わりにその廉価なジャイロセンサを用いても良い。
上記目的を達成する本発明の第2の撮影装置は、被写体を撮影光学系で撮像素子上に結像させて画像を生成する撮影装置において、
上記撮像素子により得られる画像上の被写体の動きを表わす動きベクトルを求める動き検出手段と、
上記撮像素子により得られる画像のコントラストを検出して被写体距離を検出する測距手段と、
ジャイロセンサを備え、そのジャイロセンサで検出された角速度に基づいて、上記撮影光学系および前記撮像素子からなる光学部材のうちの少なくとも一部を移動させることによって手ぶれを補正する光学式手ぶれ補正手段と、
上記測距手段で所定の近距離であることが検出された場合に、一回の撮影指示を受けて複数枚の画像を生成し、上記動き検出手段に動きベクトルを検出させ、その動きベクトルに基づいて、該複数枚の画像を、画像上の被写体ぶれが補正されるように重ね合せる画像重ね合せ手段とを備えたことを特徴とする。
上記本発明の第2の撮影装置によっても、上記本発明の第1の撮影装置が備える動き検出手段の代わりに上記ジャイロセンサを設けることで本発明の第1の撮影装置と同等の効果が得られる。このジャイロセンサを用いると、上記動き検出手段で動きベクトルを検出するよりも高い精度でぶれの状態を角速度を検出することができるので、より精度の高い手ぶれの補正を行なうことができるようになる。
また上記ジャイロセンサを設けた場合には、画像を重ね合せるときにそのジャイロセンサで検出された角速度に基づいて画像の重ね合せを行なっても良く、そうすると上記動きベクトル検出手段を省略することができる。
上記目的を達成する本発明の第3の撮影装置は、被写体を撮影光学系で撮像素子上に結像させて画像を生成する撮影装置において、
上記撮像素子により得られる画像のコントラストを検出して被写体距離を検出する測距手段と、
ジャイロセンサを備え、そのジャイロセンサで検出された角速度に基づいて、上記撮影光学系および上記撮像素子からなる光学部材のうちの少なくとも一部を移動させることによって手ぶれを補正する光学式手ぶれ補正手段と、
上記測距手段で所定の近距離であることが検出された場合に、一回の撮影指示を受けて複数枚の画像を生成し、その複数枚の画像を生成する間の上記ジャイロセンサで検出された角速度に基づいて、複数枚の画像を、画像上の被写体ぶれが補正されるように重ね合せる画像重ね合せ手段とを備えたことを特徴とする。
この第3の撮影装置のように動き検出手段を省略して上記ジャイロセンサで検出された角速度に基づいて、上記光学式手ぶれ補正手段が光学式の手ぶれ補正を行なうとともに上記画像重ね合せ手段が画像の重ね合わせを行なう構成にしても良い。
ここで従来の撮影装置は、様々な撮影モードを有し、その中には被写体距離が近距離であることを推定することができるマクロモード等がある。そこで、上記測距手段で被写体距離を測定せずに、指定された撮影モードに基づいて上記測距手段が被写体距離を推定する構成にしても良い。
上記目的を達成する本発明の第4の撮影装置は、
被写体を撮影光学系で撮像素子上に結像させて画像を生成する撮影装置において、
上記撮像素子により得られる画像上の被写体の動きを表わす動きベクトルを求める動き検出手段と、
撮影モードを設定するモード設定手段と、
上記撮影モード設定手段により設定された撮影モードに基づいて被写体距離を推定する測距手段と、
上記動き検出手段で検出された動きベクトルに基づいて、上記撮影光学系および上記撮像素子からなる光学部材のうちの少なくとも一部を移動させることによって手ぶれを補正する光学式手ぶれ補正手段と、
上記測距手段で所定の近距離であることが推定された場合に、一回の撮影指示を受けて複数枚の画像を生成し、上記動き検出手段に動きベクトルを検出させ、その動きベクトルに基づいて、その複数枚の画像を、画像上の被写体ぶれが補正されるように重ね合せる画像重ね合せ手段とを備えたことを特徴とする。
上記本発明の第4の撮影装置によっても、上記本発明の第1の撮影装置と同等の効果が得られる。
ここで、上記本発明の第4の撮影装置では、動きベクトル検出手段で検出された動きベクトルに基づいて光学式の手ぶれ補正を行なう構成を示したが、動きベクトル検出手段の代わりにジャイロセンサを用いても良い。
上記目的を達成する本発明の第5の撮影装置は、
被写体を撮影光学系で撮像素子上に結像させて画像を生成する撮影装置において、
上記撮像素子により得られる画像上の被写体の動きを表わす動きベクトルを求める動き検出手段と、
撮影モードを設定するモード設定手段と、
上記撮影モード設定手段により設定された撮影モードに基づいて被写体距離を推定する測距手段と、
ジャイロセンサを備え、該ジャイロセンサで検出された角速度に基づいて、上記撮影光学系および上記撮像素子からなる光学部材のうちの少なくとも一部を移動させることによって手ぶれを補正する光学式手ぶれ補正手段と、
上記測距手段で所定の近距離であることが推定された場合に、一回の撮影指示を受けて複数枚の画像を生成し、上記動き検出手段に被写体の動きを表わす動きベクトルを求めさせ、その動きベクトルに基づいて、その複数枚の画像を、画像上の被写体ぶれが補正されるように重ね合せる画像重ね合せ手段とを備えたことを特徴とする。
上記本発明の第5の撮影装置によっても、上記本発明の第2の撮影装置と同等の効果が得られる。
また上記ジャイロセンサを設けた場合には、上記画像重ね合せ手段が画像を重ね合せるときにそのジャイロセンサで検出された角速度に基づいて画像の重ね合せを行なっても良く、そうすると上記動きベクトル検出手段を省略することができる。
上記目的を達成する第6の撮影装置は、被写体を撮影光学系で撮像素子上に結像させて画像を生成する撮影装置において、
撮影モードを設定するモード設定手段と、
上記撮影モード設定手段により設定された撮影モードに基づいて被写体距離を推定する測距手段と、
ジャイロセンサを備え、該ジャイロセンサで検出された角速度に基づいて、上記撮影光学系および上記撮像素子からなる光学部材のうちの少なくとも一部を移動させることによって手ぶれを補正する光学式手ぶれ補正手段と、
上記測距手段で所定の近距離であることが推定された場合に、一回の撮影指示を受けて複数枚の画像を生成し、該複数枚の画像を生成する間の上記ジャイロセンサで検出された角速度に基づいて、該複数枚の画像を、画像上の被写体ぶれが補正されるように重ね合せる画像重ね合せ手段とを備えたことを特徴とする。
この第6の撮影装置のように動き検出手段を省略してジャイロセンサで検出された角速度に基づいて、上記光学式手ぶれ補正手段が光学式の手ぶれ補正を行なうとともに上記画像重ね合せ手段が画像の重ね合わせを行なう構成にしても上記本発明の第3の撮影装置と同等の効果が得られる。
ここで、上記本発明の第1〜第3の撮影装置では、上記撮像素子により得られる画像のコントラストを検出して被写体距離を検出する構成にしたが、撮像素子とは別体のフォーカスセンサを被写体距離を検出する構成しても良い。
上記目的を達成する本発明の第7の撮影装置は、
被写体を撮影光学系で撮像素子上に結像させて画像を生成する撮影装置において、
上記撮像素子により得られる画像上の被写体の動きを表わす動きベクトルを求める動き検出手段と、
上記撮像素子とは別体のフォーカスセンサを備え、そのフォーカスセンサを用いて被写体距離を検出する測距手段と、
上記動き検出手段で検出された動きベクトルに基づいて、上記撮影光学系および上記撮像素子からなる光学部材のうちの少なくとも一部を移動させることによって手ぶれを補正する光学式手ぶれ補正手段と、
上記測距手段で所定の近距離であることが検出された場合に、一回の撮影指示を受けて複数枚の画像を生成し、上記動き検出手段に被写体の動きを表わす動きベクトルを求めさせ、その動きベクトルに基づいて、その複数枚の画像を、画像上の被写体ぶれが補正されるように重ね合せる画像重ね合せ手段とを備えたことを特徴とする。
上記本発明の第7の撮影装置によっても、上記本発明の第1の撮影装置、上記本発明の第4の撮影装置と同等の効果が得られる。
ここで、上記本発明の第7の撮影装置では、動きベクトル検出手段で検出された動きベクトルに基づいて光学式の手ぶれ補正を行なう構成を示したが、動きベクトル検出手段の代わりにジャイロセンサを用いても良い。
上記目的を達成する本発明の第8の撮影装置は、
被写体を撮影光学系で撮像素子上に結像させて画像を生成する撮影装置において、
上記撮像素子により得られる画像上の被写体の動きを表わす動きベクトルを求める動き検出手段と、
上記撮像素子とは別体のフォーカスセンサを備え、そのフォーカスセンサを用いて被写体距離を検出する測距手段と、
ジャイロセンサを備え、そのジャイロセンサで検出された角速度に基づいて、上記撮影光学系および上記撮像素子からなる光学部材のうちの少なくとも一部を移動させることによって手ぶれを補正する光学式手ぶれ補正手段と、
上記測距手段で所定の近距離であることが検出された場合に、一回の撮影指示を受けて複数枚の画像を生成し、上記動き検出手段に被写体の動きを表わす動きベクトルを求めさせ、その動きベクトルに基づいて、その複数枚の画像を、画像上の被写体ぶれが補正されるように重ね合せる画像重ね合せ手段とを備えたことを特徴とする。
上記本発明の第8の撮影装置によっても、上記本発明の第2の撮影装置、上記本発明の第5の撮影装置と同等の効果が得られる。
また上記ジャイロセンサを設けた場合には、上記画像重ね合せ手段が画像を重ね合せるときにそのジャイロセンサで検出された角速度に基づいて画像の重ね合せを行なっても良く、そうすると、上記動きベクトル検出手段を省略することができる。
上記本発明の第9の撮影装置は、被写体を撮影光学系で撮像素子上に結像させて画像を生成する撮影装置において、
上記撮像素子とは別体のフォーカスセンサを備え、そのフォーカスセンサを用いて被写体距離を検出する測距手段と、
ジャイロセンサを備え、そのジャイロセンサで検出された角速度に基づいて、上記撮影光学系および上記撮像素子からなる光学部材のうちの少なくとも一部を移動させることによって手ぶれを補正する光学式手ぶれ補正手段と、
上記測距手段で所定の近距離であることが検出された場合に、一回の撮影指示を受けて複数枚の画像を生成し、その複数枚の画像を生成する間の上記ジャイロセンサで検出された角速度に基づいて、上記ジャイロセンサで検出された角速度に基づいて、複数枚の画像を、画像上の被写体ぶれが補正されるように重ね合せる画像重ね合せ手段とを備えたことを特徴とする。
この第9の撮影装置のように動き検出手段を省略して上記ジャイロセンサで検出された角速度に基づいて、上記光学式手ぶれ補正手段が光学式の手ぶれ補正を行なうとともに上記画像重ね合せ手段が画像の重ね合わせを行なう構成にしても良い。この本発明の第9の撮影装置によっても、上記本発明の第3の撮影装置、第6の撮影装置と同等の効果が得られる。
以上、説明したように、加速度センサを搭載しなくても被写体距離が近いときの手ぶれを精度良く補正することができる低廉な撮影装置が実現する。
図1は本発明の一実施形態であるデジタルカメラ100の構成を示す図である。図1には、デジタルカメラ100の斜視図が示されており、図1(a)には正面上方から見た斜視図が示され、図1(b)には背面上方から見た斜視図が示されている。
図1(a)に示すように、本実施形態のデジタルカメラ100のボディ中央にはレンズ鏡胴170が備えられており、そのレンズ鏡胴170の上方にはファインダ105が備えられている。またそのファインダ105の脇には撮影補助光発光窓161が備えられている。この撮影補助光発光窓161を通して被写体に向けて閃光を発光するフラッシュが本実施形態のデジタルカメラの内部には備えられている。
また、図1(b)に示すように本実施形態のデジタルカメラ100の背面および上面にはユーザがこのデジタルカメラ100を使用するときにいろいろな操作を行うための操作部101が備えられている。
この操作部101の中にはデジタルカメラ100を作動させるための電源スイッチ101aのほか、十字キー101b、メニュー/OKキー101c、キャンセルキー101d、モードレバー101eなどがある。これらの操作部101の中のモードレバー101eによっては、再生モードと撮影モードの切替や撮影モードの中でさらに動画モード、静止画モードの切替が行なわれる。上記モードレバー101eが撮影モードに切り替えられた状態にあるときに電源スイッチ101aが投入されるとLCD150上に動画(以降においては撮影レンズが捉えている画像がスルーされてLCD150上に表示されるのでスルー画という)が表示されて、そのスルー画を見ながらシャッタチャンスにレリーズボタン102が押されると被写体の撮影が行なわれる。
また本実施形態のデジタルカメラの内部には、光学式にぶれを補正する光学式手ぶれ補正手段と電子的に手ぶれを補正する電子式手ぶれ補正手段が備えられており、それらの手ぶれ補正手段のうちのいずれかで手ぶれの補正が行なわれる構成になっている。詳細は後述する。
なお、モードレバー101eが再生側に切り替えられた状態にあるときには既撮影画像がLCD150上に再生表示される。また本実施形態のデジタルカメラ100が備えるレリーズボタン102は半押しと全押しの二つの操作態様を有しており、半押しされたときのタイミングで測光と測距との双方がデジタルカメラ内部で行なわれて測光値に応じた絞りおよびシャッタ速度が設定され、さらに測距された被写体距離に合うピント位置にフォーカスレンズが配置された後、全押し操作に応じて設定されたシャッタ速度でシャッタが駆動され撮像素子で露光が行なわれる。また本実施形態のデジタルカメラが備えるシャッタにはメカニカルシャッタと撮像素子が備える電子シャッタとの2つのシャッタがあり、シャッタ速度が遅いときにはメカニカルシャッタが用いられメカニカルシャッタでは駆動することができないくらいまでシャッタ速度が速くなってきたときには電子シャッタが用いられる。ただし、静止画撮影においてはスミア等が発生する恐れがあるので、なるべくメカニカルシャッタが用いられる。またスルー画においてはメカニカルシャッタが用いられることもあるが主に電子シャッタが用いられる。また以降の説明においては、ファインダ用のスルー画と撮影画像とを区別するために、レリーズボタン102の全押し操作により得られる撮影画像のことをスルー画に対して本画像ということがある。
図2は、図1のデジタルカメラ100内部の電気系統の構成ブロック図である。
図2を参照してこのデジタルカメラ100の内部の構成および動作を簡単に説明する。
図2のデジタルカメラ100には、光学レンズ系1701、タイミング発生部111、システム制御部110、絞り調節機構1702、撮像部120、前処理部130、手ぶれ補正部140、信号処理部160、記録再生部180、フラッシュ190が備えられている。なお上記メカニカルシャッタも備えられているが省略されている。
これら各部の構成を順次に説明する。
まず、光学レンズ系1701は、例えば複数枚の光学レンズ(フォーカスレンズやズームレンズといった光学レンズ等)が組み合わされ構成されている。光学レンズ系1701には、図示しないが光学レンズ系の中にあるズームレンズの位置を調節して焦点距離を調節するズーム機構や光学レンズ系の中にあるフォーカスレンズの位置を調節してピントを調節するAF(Automatic Focus)調節機構等が含まれている。これらの機構を作動させるにあたっては、タイミング発生部111で生成された駆動信号が供給される。また本実施形態では撮像部120内に手ぶれに応じて撮像素子を動かす手ぶれ補正機構が組み込まれており、その手ぶれ補正機構もタイミング発生部111からの駆動信号で駆動される構成になっている。なおこの例では、撮像部120内の撮像素子を動かして手ぶれを補正する構成にしてあるが、補正レンズを動かす構成にしても良い。
そのタイミング発生部111には、デジタルカメラ100のシステムクロックを発生する発信器が内蔵されており、さらにこのタイミング発生部111には、そのシステムクロックに同期したタイミング信号を生成するタイミング信号生成部とシステムクロックに同期した駆動信号を生成する駆動信号生成部とが備えられている。システム制御部110から制御信号が供給されてくると、その制御信号に応じてタイミング発生部111が撮像部120や前処理部130、さらにタイミング発生部111内の駆動信号生成部にタイミング信号を出力する。タイミング発生部111内の駆動信号生成部ではそのタイミング信号を受けて上記機構等に駆動信号を出力する。なお、フラッシュ190にはキセノン管192が備えられており、そのキセノン管192の発光が発光制御部191によって制御される構成であるために、そのフラッシュ190においてはシステム制御部110からその発光制御部191に制御信号が供給され制御信号を受けた発光制御部191によってXe管192の発光が制御される。
そのタイミング発生部111に制御信号を供給するシステム制御部110には、例えばCPU(Central Processing Unit:中央演算処理装置)とこのデジタルカメラ100の動作手順が書き込まれたROMとが備えられている。システム制御部110では、例えばユーザの操作に伴って操作部101(レリーズボタン102を含む)から供給されてくる情報と上記ROMの情報とを用いて各部の動作を制御する制御信号が生成され、生成された制御信号が、タイミング発生部111、前処理部130、手ぶれ補正部140、信号処理部160、記録再生部180、フラッシュ190等に供給される。このフラッシュ190に供給される制御信号の中には、連写回数とAE処理に応じた光量に関するものもあって、そういった制御信号に基づいて発光制御部191がキセノン管192の発光を制御する。
光学レンズ系1701の後方に配備されている絞り調節機構1702は、被写体の撮影において最適な入射光の光束を撮像素子に供給することができるように入射光束断面積(すなわち、絞り開口面積)を調節する機構である。この絞り調節機構1702には、前述のタイミング発生部111から駆動信号が供給される。図示はしないが、このときの駆動信号はシステム制御部110が、撮像部120で光電変換された信号電荷を基にAE(Automatic Exposure:自動露出)処理を行なって算出した絞り・露光時間に基づくものであり、システム制御部110がタイミング発生部111にその絞り・露光時間に応じた制御信号を供給してタイミング発生部111内の駆動信号生成部に駆動信号を生成させている。
撮像部120には、光電変換する撮像素子が備えられており、その撮像素子が撮影光学系の光軸に直交するように配置される。その撮像素子の入射側には、一体的に個々の光電変換素子に対応して色分解する色フィルタが2次元的に配列されている。タイミング発生部111からのタイミング信号に応じて撮像素子で光電変換が行なわれそれらの光電変換によって得られた信号電荷が所定のタイミング信号、例えば電子シャッタのオフタイミングで前処理部130に出力される。本実施形態の撮像素子は、図1のデジタルカメラが撮影モードにセットされると画素数を落としてスルー画用の撮影を開始し、撮影モード中にレリーズボタン102が全押しされるとスルー画用の撮影を中断して記録用の本画像の撮影を行なう。
前処理部130には、CDS(Correlated Double Sampling:相関二重サンプリング)131、A/D132、ガンマ補正部133が備えられている。CDS131には、クランプ回路とサンプルホールド回路とが備えられており、例えば撮像部120に撮像素子としてCCD固体撮像素子が用いられていた場合には、そのCCD固体撮像素子の動作により発生する各種のノイズがタイミング発生部111からのタイミング信号により上記クランプ回路と上記サンプルホールド回路とで取り除かれる。さらにCDS131には、システム制御回路110からの制御信号に応じた利得で入力信号を増幅する増幅回路が備えられており、上記サンプルホールド回路から出力された、上記各種のノイズが取り除かれた信号電荷が受光光量を表わす正確な色信号(R,G,B)となってその増幅回路に供給される。その増幅回路によって、入力された色信号が所定の利得で増幅された後、A/D132で所定の量子化レベルで量子化されデジタル信号に変換される。このときにはタイミング発生部111からのタイミング信号に応じてデジタル信号への変換が行なわれる。
さらにガンマ補正部133には、ガンマ補正用のルックアップテーブルが備えられており、そのルックアップテーブルによって、ルックアップテーブルに入力されたデジタル信号に対応してガンマ補正が施されたデジタル信号が出力され、デジタル信号に変換された各色信号が手ぶれ補正部140に供給される。
ここで、詳細は後述するが、本実施形態においては図2の撮像部中の撮像素子に前述の高フレームレートでの読出しが可能な撮像素子が用いられていて、撮影時の被写体距離が所定の近距離であることがシステム制御部110によって検出されたときにはレリーズボタンが全押し操作されたときの一回の撮影操作でその高フレームレートで高速連写が行なわれて後述する手ぶれ補正部140で電子的に手ぶれが補正されて本画像の撮影が行なわれる構成になっている。このため以降の説明においては、一回の撮影操作で高速連写が行なわれることを説明する際に、高速連写が行なわれて得られた画像のことを連写画像と記載し、さらにその連写画像を、連写回数に応じて一回目の連写画像、2回目の連写画像という風に記載することがある。この電子的にぶれの補正が行なわれるように高速連写が行なわれた場合には、シャッタ速度に応じた連写回数の連写が行なわれて電子的にぶれが補正され、ぶれが補正された後の画像が上記本画像ということになる。また、被写体距離が所定の近距離を超えた距離であった場合には、上記手振れ補正部140で電子的な手ぶれ補正が行なわれずにその手ぶれ補正部140内の後述する相関演算部で動きベクトルの検出のみが行なわれて、撮像部120内の撮像素子がその動きベクトルに基づいて動かされて光学的に手ぶれが補正される。
つまり本実施形態においては、システム制御部110とタイミング発生部111と撮像部120とで光学式手ぶれ補正手段の一例が構成され、後述する相関演算部143で動き検出手段の一例が構成される。また、手ぶれ補正部140で、電子的な手ぶれ補正手段に該当する本発明にいう重ね合せ手段の一例が構成される。
ここで図2を離れて図3を参照して本発明にいう重ね合せ手段となる手ぶれ補正部140の内部構成を説明しておく。
図3は、手ぶれ補正部140の内部構成を示す図である。
図3に示す手ぶれ補正部140には、フレームメモリ141,フレームメモリ部142と、相関演算部143と、アドレスシフト部144と、合成部145と、スイッチSW1〜SW3が3つ備えられている。この例ではフレームメモリ141、フレームメモリ部142に、1フレーム分のR、G、Bの各色信号を格納することができるサイズを持ち、繰り返し読み出すことが自在な非破壊タイプのメモリが用いられている。
図3を参照して手ぶれ補正部140の構成および動作を入力側から順に説明していく。
スルー画が表示されている最中にレリーズボタン102が操作されると、システム制御部110が、AF処理により得た被写体距離が所定の近距離であることを検出したときには、AE処理により得たシャッタ速度に基づいて撮影枚数をタイミング発生部111に指示して撮影枚数分のタイミング信号を連続的に供給させることにより撮像部120に高速連写を開始させる。そして撮像部120から前処理部130に次々と連写画像を出力させ、前処理部130で各回の連写画像ごとにデジタル信号への変換処理等が行なわれると手ぶれ補正部140に次々と連写画像を供給させる。
一方、手ぶれ補正部140(図3参照)では、次々に供給されてくる連写画像を使って電子的にぶれ補正が行なわれる。まず、1回のレリーズボタン102の操作で行なわれる複数回の連写のうちの1回目と2回目の連写が実施されると、相関演算部143に1回目の連写画像と2回目の連写画像が入力される。
このときには、スイッチSW1とスイッチSW2が双方共にa側に切り替えられていて、それらのスイッチSW1,SW2を経由してフレームメモリ141内に記憶されていた1回目の連写画像が相関演算部143とともに、フレームメモリ部142にも供給され記憶される。
1回目の連写画像と2回目の連写画像との双方が供給された相関演算部143では、それら2つの画像を用いて手ぶれを表わす動きベクトルが検出される。この相関演算部143で動きベクトルが検出されたら、今度はスイッチSW1とスイッチSW2がシステム制御部110の制御の下に双方共にb側に切り替えられるとともに、その動き検出ベクトルを示す位置データ(例えば座標データx、y)がアドレスシフト部144に供給される。このときにはフレームメモリ141の内容が1回目の連写画像から2回目の連写画像に書き換えられてそのフレームメモリ141内の2回目の連写画像がスイッチSW1の接点bを経由してアドレスシフト部144に供給される。
フレームメモリ部142には、1回目の連写画像が記憶されている訳であるから、アドレスシフト部144でそのフレームメモリ部142内の1回目の連写画像の位置にあうように、2回目の連写画像の位置がオフセットされて1回目の連写画像をベースにして2回目の連写画像が加算されることによりぶれが補正され、フレームメモリ部142にぶれが補正された重ね合わせ画像が記憶される。
以降においては、このフレームメモリ部142にある1回目の連写画像の位置をベースにして3回目の連写画像、4回目の連写画像…が相関演算部143に供給されて、双方の画像から動きベクトルが検出され検出された動きベクトルに基づいてぶれ補正が行なわれて加算により得られた重ね合せ画像がフレームメモリ部142に次々に上書きされていく。
こうして1回の撮影操作を受けて複数枚の連写により得られた撮影画像どうしの加算が順次に行なわれていって所定枚数に達すると、システム制御部110からの切替信号によってスイッチSW3が断から接に切り替えられる。
そうしたら、そのフレームメモリ142b内の重ね合わせ画像が信号処理部160の画像読出部161によって読み出される。図2に示す信号処理部160によって画像が読み出されたら信号処理部160内の色分離部162によって画像を構成する各色信号が選択的に振り分けられるとともに、ある画素の色信号がその画素の周囲の画素の色信号によって補間生成され、各色信号が画面ごとのプレーン信号にされて後段のYC変換部163に供給される。
YC変換部163では、変換行列によりYCC信号が生成され、YCC信号がさらに画像圧縮部164に供給され画像圧縮部164でYCC信号が圧縮され圧縮されたYCC信号と圧縮情報とからなる画像ファイルが記録再生部180によって記録媒体181に記録される。
こうして被写体距離が所定の近距離である場合には、電子的に手ぶれが補正されて近距離撮影においては強く現われる平行ぶれが精度良く補正される。
また、被写体距離が所定の近距離よりを超えた被写体距離であった場合には、相関演算部143で検出された動きベクトルに基づいて撮像部120内の撮像素子が動かされて光学的に手ぶれが補正される。なお、被写体距離が所定の近距離よりを超えた被写体距離であった場合に相関演算部143で動きベクトルを検出するにあたっては、図2中の撮像部120中に動きベクトル検出用の撮像素子がもう一つ設けられていて、その撮像素子から連写画像が供給されるとする。
上記構成にすると、ジャイロセンサと加速度センサとの双方を使わなくて済むので、本発明にいう光学式手ぶれ補正手段と電子式手ぶれ補正手段に相当する本発明にいう重ね合せ手段が搭載される撮影装置の低廉化を図ることができる。また、被写体距離が所定の近距離であることが検出された場合には、上記手ぶれ補正手段内の本発明にいう重ね合せ手段によって手ぶれが補正されるので、平行ぶれの影響が強く現われる手ぶれが精度良く補正される。
ここでシステム制御部110と信号処理部が実行する上記手ぶれ補正処理の手順を図4のフローを参照して分かり易く説明する。
図4は、システム制御部110と信号処理部160が実行する撮影処理の処理手順を示すフローチャートである。操作部101のモードレバー101eが撮影モード側に切り替えられレリーズボタン102が半押しされたときにシステム制御部110と信号処理部とが連携して図4のフローの処理を実行する。
システム制御部110は、ステップS401でAE処理を実行して絞り径とシャッタ速度を算出してタイミング発生部にその絞り径とシャッタ速度とを指示してシャッタを駆動させる。次のステップS402でAF処理を実行してタイミング発生部111にフォーカスレンズの合焦位置を指示してフォーカスレンズを合焦位置に駆動させる。
ここでレリーズボタン102が全押しされるとシステム制御部110は、ステップS403でステップS401の処理で得た被写体距離が1m以下であるか、1mを超えるかを判定する。
このステップS403で1m以上であると判定したときには次のステップS404へ進んでシャッタ速度1/f(f:焦点距離)よりも2段遅いシャッタ速度をタイミング発生部111に設定して、タイミング発生部111から撮像部120に電子シャッタを設定させることにより露光を開始させる。次のステップS405で適正露出になるようにCDS131内の増幅回路のゲインを設定する。次のステップS406で動きベクトルに基づいてタイミング発生部111に指示して撮像部120内の撮像素子を駆動させ手ぶれに応じて撮像素子を動かして手ぶれを光学的に補正しながら撮影を実施する。所定のシャッタ速度後に画像信号を前処理部130へと出力させることにより画像を読み出す。ステップS408でA/D133にアナログ信号からデジタル信号への変換を行わせてデジタル信号の画像信号を信号処理部160へと出力させる。その画像信号を受け取ってステップS409で信号処理部160は信号処理を行なう。この信号処理部160の信号処理の終了を見てシステム制御部110が記録再生部180に指示してステップS410で記録媒体181に画像信号を記録してこのフローの処理を終了する。
一方、ステップS403で、被写体距離が1m以下であると判定したときには、ステップS411へ進んで、ステップS401のAE処理で得た絞り径とシャッタ速度とからなる露出に基づいて連写枚数を算出してタイミング発生部111に連写枚数を指示する。ステップS412で、シャッタ速度1/fで計算した撮影枚数で連写を実施する。次のステップS413で連写画像を次々に前処理部130に出力させることにより画像信号の読出しを行なわせて、ステップS414で前処理部130で前処理した画像信号をデジタル信号の画像信号に変換して手ぶれ補正部140へと出力させる。ステップS415で、手ぶれ補正部140に動きベクトルに基づいて電子的に手ぶれを補正させて、画像信号を内部のフレームメモリ部142に記憶させる。次のステップS409で信号処理部160が、フレームメモリ部142内の画像信号を読み出して信号処理を行なって画像圧縮した後、ステップS410でシステム制御部110が記録再生部180に画像信号の記録媒体への記録を行なわせてこのフローの処理を終了する。
以上の処理をシステム制御部110と信号処理部160とが実行すると、被写体距離が所定の近距離であっても手ぶれが精度良く補正される。
次に第2実施形態を説明する。
上記第1の実施形態では、撮像部120内の撮像素子を手ぶれに応じて動かすときに本発明にいう動き検出手段の一例を構成する相関演算部で検出された動きベクトルに基づいて撮像素子を動かす構成例を示したが、ジャイロセンサを設けてそのジャイロセンサで角速度を検出して検出した角速度に応じて撮像素子を動かす構成にするとより手ぶれの補正精度が向上する。
図5は、図2の構成にジャイロセンサ1101を追加した構成を示す図であり、図6は、図5のシステム制御部110が実施する撮影処理の手順を示すフローチャートである。
図5の構成は、図2のフラッシュ190の図示が省略され、ジャイロセンサ1101が追加されている以外は図2と同様と同じである。図6の処理手順は、図4のステップS406の処理がステップS406Aに変更されている以外は、図4と同じ処理手順である。
図2〜図4の構成では、被写体距離が所定の近距離よりを超えた被写体距離であった場合に相関演算部143で検出された動きベクトルに基づいて撮像部120内の撮像素子が動かされて光学的に手ぶれを補正する構成を示したが、図5、図6の構成では、被写体距離が所定の近距離よりを超えた被写体距離であった場合にステップS406Aでジャイロセンサ1101で検出された角速度に基づいて撮像部120内の撮像素子を動かして光学的に手ぶれを補正する。
この様な構成にすると、ジャイロセンサ1101を追加した分、部品点数が増えてやや高価にはなるが、加速度センサを追加するよりは遥かに廉価で済み、また被写体距離が所定の近距離よりを超えた被写体距離であった場合の手ぶれの補正精度が、動きベクトルに基づいて補正を行なうよりも遥かに向上する。この様な構成にしても良い。
また、ジャイロセンサ1101を設けた場合には、本発明にいう動きベクトル検出手段の一例を構成する相関演算部を省略して画像の重ね合わせをそのジャイロセンサ1101で検出された角速度に基づいて行なう構成にすることが可能である。
図3の相関演算部を省略して図5に示すジャイロセンサ1101で検出された角速度に基づいて手ぶれ補正部140で画像の重ね合わせを行なう構成にした場合の第3実施形態を図7を参照して説明する。
図7は、図5のシステム制御部110が実施する撮影処理の手順を示すフローチャートである。
図7の処理手順は、図6のステップS415の処理がステップS415Aに変更されている以外は、図4と同じ処理手順である。
この様な構成にすると相関演算部143を省略することができ、ジャイロセンサを用いて高精度に手ぶれ補正と画像の重ね合せとの双方を行なうことができる。
次に第4、第5、第6実施形態を説明する。
従来のデジタルカメラは、様々な撮影モードを有し、その中には被写体距離が近距離であることを推定することができるマクロモード等もある。そこで、第1、第2実施形態のようにシステム制御部が撮像素子で生成された画像に基づいて被写体距離を検出する構成にせずに、指定された撮影モードに基づいて本発明にいう測距手段の一例を構成するシステム制御部110が被写体距離を推定する構成にしても良い。
図8は、図2のシステム制御部110が実行する別の撮影処理の処理手順を示すフローチャートである。また図9は、図5のシステム制御部110が実行する別の撮影処理の処理手順を示すフローチャートである。図10は、相関演算部を省略した場合の第6実施形態であって図5のシステム制御部110が実行する別の撮影処理の処理手順を示すフローチャートである。
図8の第4実施形態では、図4のステップS403の処理が、ステップS403Aの処理に変更され、図9の第5実施形態では、さらに図4のステップS406の処理がステップS406Aの処理に変更され、図10の第6実施形態では、さらに図4のステップS415の処理がステップS415Aの処理に変更されている。第4実施形態は第1実施形態の変形例であってこの第4実施形態ではステップS406で動きベクトルに基づいて手ぶれが補正される。また第5実施形態は第2実施形態の変形例であって、この第5実施形態ではステップS406Aでジャイロセンサ1101で検出された角速度に基づいて手ぶれが補正される。また第6実施形態は、第3実施形態の変形例であって、この第6実施形態では、ステップS415Aでジャイロセンサで検出された角速度に基づいて画像の重ね合せが行なわれる。
図8〜図10からも分かるようにシステム制御部110が図4のステップS403で画像のコントラストに基づいて被写体距離を測定し測定した被写体距離が1mを超えているか、1m以下であるかを判定する代わりに、図8、図9のステップS403Aで通常撮影モード(Autoモード)である場合には1mを超えていると推定し、マクロモードである場合には1m以下であると推定する構成に変更している。このような構成にするとシステム制御部110の処理が軽減されるという効果が得られる。
上記第1実施形態〜第3実施形態では、撮像素子で生成された画像のコントラストに基づいて被写体距離を検出する例を示し、第4実施形態〜第6実施形態では撮影モードに応じて被写体距離を推定する例を示したが、フォーカスセンサを設けてそのフォーカスセンサで被写体距離を測定する構成にしても良い。
図11は、第7実施形態のデジタルカメラの内部構成を示す図であり、図12は、図11のシステム制御部110が実行する撮影処理の手順を示すフローチャートである。また図13は、第8実施形態のデジタルカメラの内部構成を示す図であり、図14は、図13のシステム制御部110が実行する撮影処理の処理手順を示すフローチャートである。
図11の第7実施形態のデジタルカメラの構成は、フラッシュ190の図示が省略されフォーカスセンサ1102が追加されている以外は、図2の構成と同じである。この図13に示す第8実施形態のデジタルカメラの構成は、フォーカスセンサ1102が追加されている以外は、図5の構成と同じである。
また、図14の、図13のシステム制御部110が実行する撮影処理の処理手順は、ステップS403の処理がステップS403Bに変更されている以外は、図4の処理と同じであり、図15の、図13のシステム制御部110が実行する撮影処理の処理手順は、ステップS403の処理がステップS403Bに変更されている以外は、図6の処理と同じである。また図15の、図13のシステム制御部110が実行する撮影処理は、ステップS403の処理がステップS403Bに変更されている以外は、図7の処理と同じである。
これらのような構成にしても、第1実施形態から第6実施形態と同様に、被写体距離が近距離であるときの平行ぶれが精度良く補正されるという効果が得られる。
本発明の一実施形態であるデジタルカメラ100の構成を示す図である。 図1のデジタルカメラ100内部の電気系統の構成ブロック図である。 手ぶれ補正部140の内部構成を示す図である。 システム制御部110と信号処理部160が実行する撮影処理の処理手順を示すフローチャートである。 図2の構成にジャイロセンサ1101を追加した構成を示す図である。 図5のシステム制御部110が実行する撮影処理の手順を示すフローチャートである。 図5のシステム制御部110が実行する別の撮影処理の処理手順を示すフローチャートである。 図2のシステム制御部110が実行する別の撮影処理の処理手順を示すフローチャートである。 図5のシステム制御部110が実行する、図6、図7とは異なる撮影処理の処理手順を示すフローチャートである。 図5のシステム制御部110が実行する、図9とも異なる撮影処理の処理手順を示すフローチャートである。 第7実施形態のデジタルカメラの内部構成を示す図である。 図11のシステム制御部110が実行する撮影処理の手順を示すフローチャートである。 第8実施形態のデジタルカメラの内部構成を示す図である。 図13のシステム制御部110が実行する撮影処理の処理手順を示すフローチャートである。 図13のシステム制御部110が実行する別の撮影処理の処理手順を示すフローチャートである。 平行ぶれと回転ぶれとを説明する図である。
符号の説明
100 デジタルカメラ
101 操作部
102 レリーズボタン
105 ファインダ
110 システム制御部
111 タイミング発生部
120 撮像部
130 前処理部
140 手ぶれ補正部
141 フレームメモリ
142 フレームメモリ部
143 相関演算部
144 アドレスシフト部
145 合成部
150 LCD
160 信号処理部
170 レンズ鏡胴
1701 レンズ光学系
1702 絞り調節機構
180 記録再生部
181 記録媒体

Claims (9)

  1. 被写体を撮影光学系で撮像素子上に結像させて画像を生成する撮影装置において、
    前記撮像素子により得られる画像上の被写体の動きを表わす動きベクトルを求める動き検出手段と、
    前記撮像素子により得られる画像のコントラストを検出して被写体距離を検出する測距手段と、
    前記動き検出手段で検出された動きベクトルに基づいて、前記撮影光学系および前記撮像素子からなる光学部材のうちの少なくとも一部を移動させることによって手ぶれを補正する光学式手ぶれ補正手段と、
    前記測距手段で所定の近距離であることが検出された場合に、一回の撮影指示を受けて複数枚の画像を生成し、前記動き検出手段に動きベクトルを検出させ、該動きベクトルに基づいて、該複数枚の画像を、画像上の被写体ぶれが補正されるように重ね合せる画像重ね合せ手段とを備えたことを特徴とする撮影装置。
  2. 被写体を撮影光学系で撮像素子上に結像させて画像を生成する撮影装置において、
    前記撮像素子により得られる画像上の被写体の動きを表わす動きベクトルを求める動き検出手段と、
    前記撮像素子により得られる画像のコントラストを検出して被写体距離を検出する測距手段と、
    ジャイロセンサを備え、該ジャイロセンサで検出された角速度に基づいて、前記撮影光学系および前記撮像素子からなる光学部材のうちの少なくとも一部を移動させることによって手ぶれを補正する光学式手ぶれ補正手段と、
    前記測距手段で所定の近距離であることが検出された場合に、一回の撮影指示を受けて複数枚の画像を生成し、前記動き検出手段に動きベクトルを検出させ、該動きベクトルに基づいて、該複数枚の画像を、画像上の被写体ぶれが補正されるように重ね合せる画像重ね合せ手段とを備えたことを特徴とする撮影装置。
  3. 被写体を撮影光学系で撮像素子上に結像させて画像を生成する撮影装置において、
    前記撮像素子により得られる画像のコントラストを検出して被写体距離を検出する測距手段と、
    ジャイロセンサを備え、該ジャイロセンサで検出された角速度に基づいて、前記撮影光学系および前記撮像素子からなる光学部材のうちの少なくとも一部を移動させることによって手ぶれを補正する光学式手ぶれ補正手段と、
    前記測距手段で所定の近距離であることが検出された場合に、一回の撮影指示を受けて複数枚の画像を生成し、該複数枚の画像を生成する間の前記ジャイロセンサで検出された角速度に基づいて、該複数枚の画像を、画像上の被写体ぶれが補正されるように重ね合せる画像重ね合せ手段とを備えたことを特徴とする撮影装置。
  4. 被写体を撮影光学系で撮像素子上に結像させて画像を生成する撮影装置において、
    前記撮像素子により得られる画像上の被写体の動きを表わす動きベクトルを求める動き検出手段と、
    撮影モードを設定するモード設定手段と、
    前記撮影モード設定手段により設定された撮影モードに基づいて被写体距離を推定する測距手段と、
    前記動き検出手段で検出された動きベクトルに基づいて、前記撮影光学系および前記撮像素子からなる光学部材のうちの少なくとも一部を移動させることによって手ぶれを補正する光学式手ぶれ補正手段と、
    前記測距手段で所定の近距離であることが推定された場合に、一回の撮影指示を受けて複数枚の画像を生成し、前記動き検出手段に動きベクトルを検出させ、該動きベクトルに基づいて、該複数枚の画像を、画像上の被写体ぶれが補正されるように重ね合せる画像重ね合せ手段とを備えたことを特徴とする撮影装置。
  5. 被写体を撮影光学系で撮像素子上に結像させて画像を生成する撮影装置において、
    前記撮像素子により得られる画像上の被写体の動きを表わす動きベクトルを求める動き検出手段と、
    撮影モードを設定するモード設定手段と、
    前記撮影モード設定手段により設定された撮影モードに基づいて被写体距離を推定する測距手段と、
    ジャイロセンサを備え、該ジャイロセンサで検出された角速度に基づいて、前記撮影光学系および前記撮像素子からなる光学部材のうちの少なくとも一部を移動させることによって手ぶれを補正する光学式手ぶれ補正手段と、
    前記測距手段で所定の近距離であることが推定された場合に、一回の撮影指示を受けて複数枚の画像を生成し、前記動き検出手段に動きベクトルを検出させ、該動きベクトルに基づいて、該複数枚の画像を、画像上の被写体ぶれが補正されるように重ね合せる画像重ね合せ手段とを備えたことを特徴とする撮影装置。
  6. 被写体を撮影光学系で撮像素子上に結像させて画像を生成する撮影装置において、
    撮影モードを設定するモード設定手段と、
    前記撮影モード設定手段により設定された撮影モードに基づいて被写体距離を推定する測距手段と、
    ジャイロセンサを備え、該ジャイロセンサで検出された角速度に基づいて、前記撮影光学系および前記撮像素子からなる光学部材のうちの少なくとも一部を移動させることによって手ぶれを補正する光学式手ぶれ補正手段と、
    前記測距手段で所定の近距離であることが推定された場合に、一回の撮影指示を受けて複数枚の画像を生成し、該複数枚の画像を生成する間の前記ジャイロセンサで検出された角速度に基づいて、該複数枚の画像を、画像上の被写体ぶれが補正されるように重ね合せる画像重ね合せ手段とを備えたことを特徴とする撮影装置。
  7. 被写体を撮影光学系で撮像素子上に結像させて画像を生成する撮影装置において、
    前記撮像素子により得られる画像上の被写体の動きを表わす動きベクトルを求める動き検出手段と、
    前記撮像素子とは別体のフォーカスセンサを備え、該フォーカスセンサを用いて被写体距離を検出する測距手段と、
    前記動き検出手段で検出された動きベクトルに基づいて、前記撮影光学系および前記撮像素子からなる光学部材のうちの少なくとも一部を移動させることによって手ぶれを補正する光学式手ぶれ補正手段と、
    前記測距手段で所定の近距離であることが検出された場合に、一回の撮影指示を受けて複数枚の画像を生成し、前記動き検出手段に動きベクトルを検出させ、該動きベクトルに基づいて、該複数枚の画像を、画像上の被写体ぶれが補正されるように重ね合せる画像重ね合せ手段とを備えたことを特徴とする撮影装置。
  8. 被写体を撮影光学系で撮像素子上に結像させて画像を生成する撮影装置において、
    前記撮像素子により得られる画像上の被写体の動きを表わす動きベクトルを求める動き検出手段と、
    前記撮像素子とは別体のフォーカスセンサを備え、該フォーカスセンサを用いて被写体距離を検出する測距手段と、
    ジャイロセンサを備え、該ジャイロセンサで検出された角速度に基づいて、前記撮影光学系および前記撮像素子からなる光学部材のうちの少なくとも一部を移動させることによって手ぶれを補正する光学式手ぶれ補正手段と、
    前記測距手段で所定の近距離であることが検出された場合に、一回の撮影指示を受けて複数枚の画像を生成し、前記動き検出手段に動きベクトルを検出させ、該動きベクトルに基づいて、該複数枚の画像を、画像上の被写体ぶれが補正されるように重ね合せる画像重ね合せ手段とを備えたことを特徴とする撮影装置。
  9. 被写体を撮影光学系で撮像素子上に結像させて画像を生成する撮影装置において、
    前記撮像素子とは別体のフォーカスセンサを備え、該フォーカスセンサを用いて被写体距離を検出する測距手段と、
    ジャイロセンサを備え、該ジャイロセンサで検出された角速度に基づいて、前記撮影光学系および前記撮像素子からなる光学部材のうちの少なくとも一部を移動させることによって手ぶれを補正する光学式手ぶれ補正手段と、
    前記測距手段で所定の近距離であることが検出された場合に、一回の撮影指示を受けて複数枚の画像を生成し、該複数枚の画像を生成する間の前記ジャイロセンサで検出された角速度に基づいて、前記ジャイロセンサで検出された角速度に基づいて、該複数枚の画像を、画像上の被写体ぶれが補正されるように重ね合せる画像重ね合せ手段とを備えたことを特徴とする撮影装置。
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