JP3339881B2 - 半導体集積回路装置およびその製造方法 - Google Patents
半導体集積回路装置およびその製造方法Info
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- H01L2224/16—Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process of an individual bump connector
Description
よびその製造技術に関し、特に、半導体チップを基板に
高密度に実装する技術に関するものである。
Iは、メモリ容量の大規模化に伴って半導体チップの面
積が著しく増大しているため、半導体チップをTSOP
(ThinSmall Outline Package)、TSOJ(Thin Small O
utline J-lead package) のような超薄形の表面実装型
パッケージに封止することで実装密度の向上を図ってい
る。
タなどの論理LSIは、多機能化や高速化の進行に伴っ
て外部端子(入出力端子、電源端子)の数が著しく増加
(多ピン化)しているため、半導体チップをTQFP(T
hin Quad Flat Package)のような超薄形で、かつパッケ
ージの四方向にアウターリードが延在した表面実装型パ
ッケージに封止することで実装密度の向上を図ってい
る。
FPの他、半導体チップの最上層配線に接合した微細な
半田バンプを介して半導体チップを基板にフェイスダウ
ンボンディングするフリップチップ方式や、半導体チッ
プの電極パッド上に形成したAuバンプと、ポリイミド
樹脂のような絶縁フィルムの一面に形成したCuリード
の一端とを電気的に接続し、このCuリードの他端を基
板に半田付けするTAB(Tape Automated Bonding)方式
が知られている。
は、例えばIBM社発行、「IBMジャーナル・オブ・
リサーチ・アンド・ディベロップメント、13巻、No3
(IBMJournal of Research and Development, Vol.13,
No.3)」P239〜P250などに、また、TAB方式
については、例えば特開昭62−205648号公報な
どにそれぞれ記載がある。
た従来のパッケージや実装方式には、下記のような問題
点がある。
表面実装型パッケージは、パッケージの外部に突出した
アウターリードを介して半導体チップと基板との電気的
接続を取るため、このアウターリードの長さ分だけパッ
ケージの実効的な占有面積が大きくなり、その分、実装
密度が低下する。
ジからのリード抜けを防止するために、パッケージ内の
リード長をある程度確保しなければならないので、その
分、パッケージの面積が大きくなり、これによっても実
装密度が低下する。
チップ、リード間をワイヤを介して接続するワイヤボン
ディング方式を採用しているため、パッケージの薄形
化、小形化、多ピン化には限界がある。また、パッケー
ジの薄形化に伴って、リフロー半田付け時のクラックな
ど、基板実装時の熱に起因する信頼性の低下が深刻な問
題となっている。
ッケージに比べて半導体チップの多ピン化、高密度実装
が容易に実現できる反面、半導体チップと基板との熱膨
張係数差に起因する応力が半田バンプに加わり易い構造
であるため、半田バンプが破断したり、半導体チップが
割れたりするなど、半導体チップと基板との接続信頼性
に問題があり、特に、大型の半導体チップの場合は、そ
の周辺部の半田バンプに大きな応力が加わるため、接続
信頼性の低下が深刻な問題となる。
の形成に高価な蒸着設備を必要とするため、半導体製品
の製造コストが高くなるという問題もある。
J、TQFPなどの表面実装形パッケージの場合と同
様、アウターリードの長さ分だけパッケージの実効的な
占有面積が大きくなり、その分、実装密度が低下すると
いう問題がある。
れたものであり、その目的は、半導体チップを基板に高
密度に実装することのできる技術を提供することにあ
る。
との接続信頼性を向上させることのできる技術を提供す
ることにある。
ン化を促進することのできる技術を提供することにあ
る。
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
発明のうち、代表的なものの概要を説明すれば、以下の
通りである。
一端が実装基板の主面のフットプリントに接続され、他
の一端が半導体チップの主面の電極パッドに接続された
リードを介して前記半導体チップが前記実装基板にフェ
イスダウンボンディングされてなり、前記リードは、前
記フットプリントに接続された一端側が前記電極パッド
に接続された他の一端側よりも半導体チップの内側に位
置するように延在され、かつ前記リードの中途部には、
屈曲部が形成され、前記フットプリントに接続されたリ
ードの一端と半導体チップの主面との間には、弾性体か
らなる突起が介在されている。
置(1) の製造方法は、前記半導体チップを前記実装基板
にフェイスダウンボンディングする際、一端が前記半導
体チップの電極パッドに接続されたリードの他の一端を
実装基板のフットプリントに重ね合わせた後、前記半導
体チップの背面に荷重を加え、あらかじめ前記リードの
一端と半導体チップの主面との間に介装しておいた弾性
体からなる突起を介して前記リードの一端を前記フット
プリントに圧接する。
装基板とを電気的に接続するリードを半導体チップの外
側に突出させないことにより、パッケージの外部に突出
したリードを介して実装基板との電気的接続を取る従来
の表面実装形パッケージやTAB方式に比べて、半導体
チップの高密度実装が可能となる。
と実装基板とを電気的に接続するリードの中途部に屈曲
部を形成し、またリードの一端と半導体チップの主面と
の間に弾性体からなる突起が介在されていることによ
り、半導体チップと実装基板との熱膨張係数差に起因す
る応力がこの屈曲部および弾性体の変形によって吸収、
緩和されるので、従来のフリップチップ方式に比べて、
半導体チップと実装基板との接続信頼性を向上させるこ
とができる。
を半導体チップの電極パッドに直結することにより、ワ
イヤを介して半導体チップ、リード間を接続するワイヤ
ボンディング方式に比べて、半導体チップを封止するパ
ッケージの薄形化、小形化が可能となる。
と半導体チップの主面との間に弾性体からなる突起を介
装した状態で半導体チップの背面に荷重を加えることに
より、リードの一端をフットプリントに確実に圧接する
ことができる。また、半導体チップの背面に加わる荷重
が弾性体からなる突起の変形によって吸収、緩和される
ので、この荷重による半導体チップのダメージを低減す
ることができる。
お、実施例を説明するための全図において、同一の機能
を有するものは同一の符号を付け、その繰り返しの説明
は省略する。
積回路装置の断面図、図2は、図1の一部を拡大して示
す断面図である。
材料からなる実装基板1の主面上には、シリコン単結晶
などからなる半導体チップ2がフェイスダウンボンディ
ングされている。この実装基板1と半導体チップ2と
は、一端が半導体チップ2の主面の電極パッド3に接続
され、他端が実装基板1の主面のフットプリント4に接
続されたリード5を介して電気的に接続されている。
されたその一端側が電極パッド3に接続された他の一端
側よりも半導体チップ2の内側に位置するように延在さ
れており、かつその中途部には、実装基板1および半導
体チップ2のいずれとも接触していない中空状態の屈曲
部5aが形成されている。また、上記リード5のフット
プリント4に接続された一端と半導体チップ2の主面と
の間には、シリコーンゴムやフッ素ゴムなどのゴム状弾
性体からなる直径50〜500μm程度のボール状の突
起6が介在されている。
7上には、Al、Al−Si合金、Al−Si−Cu合
金などからなる回路の最上層の配線8が形成されてお
り、この配線8の電極パッド3を除いた領域には、酸化
シリコンや窒化シリコンなどの絶縁膜からなるパッシベ
ーション膜9が被着されている。また、電極パッド3の
上には、Auのバンプ電極10が形成されている。
もので、厚さ10〜100μm程度のポリイミド樹脂な
どからなる高耐熱性の絶縁フィルム11の一面に形成さ
れた厚さ10〜100μm程度のCu箔からなり、その
表面にはAuのメッキが施されている。この絶縁フィル
ム11に形成されたリード5とリード5のピッチは、2
0〜500μm程度である。なお、図示はしないが、絶
縁フィルム11およびリード5の表面には、エポキシ樹
脂系ソルダーレジストなどからなる薄い保護被膜が形成
されている。
の開孔11aを通じて電極パッド3上のバンプ電極10
と電気的に接続されており、他の一端は、Au−Sn
系、Sn−Ag系、Pb−Sn系、Pb−Sn−Bi系
もしくはこれらに他の金属を添加した合金などからなる
半田12を介してフットプリント4と電気的に接続され
ている。
えば図3〜図6に示すような方式で接続することもでき
る。図3に示す接続方式は、絶縁フィルム11に開孔1
1aを設ける前記手段に代えて、絶縁フィルム11の半
導体チップ2と対向する一面にリード5を形成した例で
あり、図4および図5に示す接続方式は、絶縁フィルム
11の一面に形成したリード5と他の一面に形成したリ
ード5をスルーホール18を通じて電気的に接続した例
である。また、図6に示す接続方式は、絶縁フィルム1
1を多層配線構造にすると共に、半導体チップ2の主面
に複数列の電極パッド3を設けたもので、特に多ピンの
半導体チップ2の実装に好適な接続方式である。
1の主面の配線13と一体に形成されている。この配線
13は、厚さ10〜100μm程度のCuからなり、配
線13と配線13のピッチは、例えば20〜500μm
程度である。また、フットプリント4の表面には、半田
12の濡れを良くするためにAuのメッキが施されてい
る。実装基板1は、前記図6に示す絶縁フィルム11と
同様、多層配線構造とすることもできる。なお、図示は
しないが、実装基板1および配線13の表面には、エポ
キシ樹脂系ソルダーレジストなどからなる薄い保護被膜
が形成されている。
ップ2および実装基板1のそれぞれの主面を耐湿性樹脂
被膜14で被覆して耐湿性の向上を図ったものである。
この耐湿性樹脂被膜14は、ポリイミド系樹脂、エポキ
シ系樹脂、シリコーン系樹脂あるいはパレリン(日本パ
レリン株式会社の商標名、キシレン系樹脂)などからな
る。
導体チップ2および実装基板1のそれぞれの主面を前記
耐湿性樹脂被膜14で被覆して耐湿性を向上させると共
に、半導体チップ2の周囲に封止部15を形成して耐粉
塵性の向上を図ったものである。この封止部15は、前
記耐湿性樹脂被膜14と同じ組成の樹脂またはゴムなど
からなり、その一部には、水分や樹脂中の有機溶剤の気
化によって封止部15の内外に圧力差が生じるのを防ぐ
ため、封止部15の内外に貫通するエアベント(微小な
貫通孔)16が形成されている。
導体チップ2の周囲および背面全体に形成することによ
り、封止部15の形成工程を簡略化したものである。ま
た、図10に示す一態様は、半導体チップ2の背面にA
lなどの高熱伝導材料からなるヒートシンク17を接合
し、半導体チップ2で発生した熱をその背面から逃がす
ようにしたものである。
造方法の一例を図11により説明する。
メッキ法などを用いて半導体チップ2の電極パッド上に
Auのバンプ電極10を形成した後、同図(2) に示すよ
うに、周知のポッティング法などを用いてバンプ電極1
0を除く半導体チップ2の主面上に耐湿性樹脂被膜14
を被着する。
樹脂被膜14の表面にボール状の突起6を接合する。こ
の突起6は、半導体チップ2を実装基板1の主面上にフ
ェイスダウンボンディングした際にフットプリント4と
重なる位置に接合する。突起6は、あらかじめボール状
に成型しておいたものを耐湿性樹脂被膜14の表面に接
着剤で接着する。あるいは、ディスペンサを用いて未硬
化のシリコーンゴムやフッ素ゴムなどを耐湿性樹脂被膜
14の表面に滴下し、これを加熱硬化させることによ
り、耐湿性樹脂被膜14の表面で直接形成してもよい。
らかじめ屈曲部5aを形成したリード5の一端を周知の
一括接続法(ギャングボンディング法)などを用いて半
導体チップ2のバンプ電極10上に接合し、さらにリー
ド5の他端側と突起6の頂部とを接着剤で接合してリー
ド5を固定する。なお、リード5の他端側は、突起6に
接着せず、解放状態のままにしておいてもよい。
るいはボールボンディング法などを用いて実装基板1の
フットプリント4上に半田12を供給し、その後半田1
2を除く実装基板2の主面上に前述した方法で耐湿性樹
脂被膜14を被着する。
一端と実装基板1の対応するフットプリント4とを重ね
合わせた後、半導体チップ2の背面に荷重を加える。こ
の時、リード5の一端は、リード5と半導体チップ2と
の間に介在された突起6を介してフットプリント4に確
実に圧接される。
体チップ2を半田12の溶融温度以上の高温雰囲気に曝
すことにより、実装基板1の主面上に半導体チップ2を
フェイスダウンボンディングする。この時、半導体チッ
プ2の背面に加えた荷重は、突起6の変形によって吸
収、緩和されるので、この荷重による半導体チップ2の
ダメージを低減することができる。
囲などに封止部15を設けたり(図8参照)、半導体チ
ップ2の背面にヒートシンク17を接合したり(図10
参照)する。
に示すような方法で製造することもできる。
を接合する前記手段に代えて、同図(3) に示すように、
あらかじめリード5の一端に突起6を接着しておき、そ
の後リード5の他端をバンプ電極10上に一括接続す
る。この場合、突起6と半導体チップ2とは接着剤で接
着してもよく、解放状態のままにしておいてもよい。な
お、この前後の工程は、前記図11に示す方法と同じで
あるため、その説明は省略する。
半導体チップ2を封止したSOP26および論理LSI
を形成した半導体チップ20を封止したPGA(Pin Gri
d Array)21のそれぞれを実装基板19に搭載した従来
技術を示す平面図である。一方、図14は、本実施例の
実装方式によって上記半導体チップ2,20を実装基板
1に搭載した平面図である(図14には、比較のために
図13に示す実装基板19の大きさを二点鎖線で示して
ある)。
実施例によれば、半導体チップ2(20)と実装基板1
とを電気的に接続するリード5が半導体チップ2(2
0)の外側に突出していないため、従来技術(表面実装
型パッケージ、PGA方式、TAB方式など)に比べて
半導体チップ2(20)の実装密度を大幅に向上させる
ことができる。
に中空状態の屈曲部5aを設けたことにより、半導体チ
ップ2(20)と実装基板1との熱膨張係数差に起因す
る応力をこの屈曲部5aの変形によって吸収、緩和する
ことができるので、従来技術(フリップチップ方式な
ど)に比べて、半導体チップ2(20)と実装基板1と
の接続信頼性を向上させることができる。
て、半導体チップ2(20)と実装基板1との熱膨張係
数差に起因する上記応力を考慮する必要がなくなるた
め、実装基板1の材質を任意に選択することが可能とな
り、設計の自由度が向上する。
ド5を別加工部品として使用することにより、不良に対
する危険分散を図ることが可能となるため、上記の効果
(1) 〜(2) を有する半導体集積回路装置を低コストで提
供することができる。
体集積回路装置の断面図、図20は、図15に示す半導
体チップの主面を拡大して示す平面図である。
導体チップ2と略同一寸法の絶縁フィルム11の全面に
リード5を延在し、実装基板1のフットプリント4とリ
ード5との接続を半導体チップ2の主面のほぼ全域で取
ることができるようにしたものである。なお、図15で
は絶縁フィルム11の図示を、また図20ではリード5
の図示をそれぞれ省略してある。
チップ2および実装基板1のそれぞれの主面を耐湿性樹
脂被膜14で被覆して耐湿性の向上を図ったものであ
り、前記実施例の図7に対応するものである。
チップ2および実装基板1のそれぞれの主面を前記耐湿
性樹脂被膜14で被覆して耐湿性を向上させると共に、
半導体チップ2の周囲に封止部15を形成して耐粉塵性
の向上を図ったものであり、前記実施例の図8に対応す
るものである。
止部15を半導体チップ2の周囲および背面全体に形成
することにより、封止部15の形成工程を簡略化したも
のであり、前記実施例の図9に対応するものである。
チップ2の背面にAlなどの高熱伝導材料からなるヒー
トシンク17を接合し、半導体チップ2で発生した熱を
その背面から逃がすようにしたものであり、前記実施例
の図10に対応するものである。
造方法の一例を図20および図21により説明する。図
21(a) は図20のa−a線における断面図、図21
(b) は図20のb−b線における断面図である。
の一端を半導体チップ2のバンプ電極10上に接合し、
リード5の他端側を実装基板1の対応するフットプリン
ト4に重ね合わせる。この時、半導体チップ2のコーナ
ー部と実装基板1との間に紫外線や熱によって硬化する
樹脂22を充填し、外部から紫外線あるいは熱を供給し
て樹脂22を硬化させる。
脂22が硬化するときの収縮応力によって実装基板1の
主面方向に付勢され、リード5の一端は、リード5と半
導体チップ2との間に介在された突起6を介してフット
プリント4に確実に圧接される。
体チップ2を半田12の溶融温度以上の高温雰囲気に曝
し、実装基板1の主面上に半導体チップ2をフェイスダ
ウンボンディングする。この時、半導体チップ2に加わ
る樹脂22の収縮応力は、突起6の変形によって吸収、
緩和されるので、この収縮応力による半導体チップ2の
ダメージを低減することができる。
囲などに封止部15を設けたり(図17参照)、半導体
チップ2の背面にヒートシンク17を接合したり(図1
9参照)する。
リント4とリード5との接続を半導体チップ2の主面の
ほぼ全域で取ることができるので、半導体チップ2の多
ピン化を促進することが可能となる。
体集積回路装置の断面図である。
10に接続されたリード5の一端を半導体チップ2の外
側に延在し、その先端にテストパッド23を設けたもの
である。半導体チップ2の電気特性テストは、このテス
トパッド23にプローブなどを当てて行うことができ
る。
チップ2および実装基板1のそれぞれの主面を耐湿性樹
脂被膜14で被覆して耐湿性の向上を図ったものであ
り、前記実施例の図16に対応するものである。
チップ2および実装基板1のそれぞれの主面を前記耐湿
性樹脂被膜14で被覆して耐湿性を向上させると共に、
半導体チップ2の周囲に封止部15を形成して耐粉塵性
の向上を図ったものであり、前記実施例の図17に対応
するものである。
止部15を半導体チップ2の周囲および背面全体に形成
することにより、封止部15の形成工程を簡略化したも
のであり、前記実施例の図18に対応するものである。
チップ2の背面にAlなどの高熱伝導材料からなるヒー
トシンク17を接合し、半導体チップ2で発生した熱を
その背面から逃がすようにしたものであり、前記実施例
の図19に対応するものである。
体チップ2の外側に延在しているため、その分、前記実
施例に比べて半導体チップ2の実効的な占有面積が大き
くなるが、テストパッド23を半導体チップ2の主面で
はなく、その外側に設けたことにより、半導体チップ2
の多ピン化を促進することが可能となる。
3を半導体チップ2の主面ではなく、その外側に設けた
ことにより、半導体チップ2を実装基板1に搭載した後
のテスタビリティを向上させることができる。
を実装基板1のフットプリント4に重ね合わせる際、こ
のテストパッド23を位置合わせに利用することができ
るので、位置合わせ作業を簡略化することができると共
に、半導体チップ2と実装基板1との接続信頼性を向上
させることができる。
例であるフットプリントとリードの接続部を拡大して示
す断面図である。
のフットプリント4とを半田12で接続する前記手段に
代えて、Auの熱圧着方式で両者を接続することによ
り、コンタクト抵抗の低減を図ったものである。
いてリード5の一端にAuのバンプ電極24を形成した
ものである。また、図28は、同様の方法でフットプリ
ント4の上にAuのバンプ電極24を形成したものであ
る。いずれの場合も、リード5の表面およびフットプリ
ント4の表面にはAuのメッキが施される。
例であるフットプリントとリードの接続部を拡大して示
す断面図である。
たはフットプリント4の表面(図30)に多数の微小突
起25を形成したものである。この微小突起25の存在
により、リード5の表面およびフットプリント4の表面
がいずれも平滑である場合に比べて、両者の接触面が強
固に密着されるので、両者のコンタクト抵抗を低減させ
ることができる。
はフットプリント4の表面をエッチングして形成する。
また、微小突起25はリード5およびフットプリント4
の両者に形成してもよい。
プリント4の表面に微小突起25を形成する一方、リー
ド5の表面にAuのバンプ電極24を形成し、両者のコ
ンタクト抵抗の一層の低減を図ったものである。また、
図32に示すように、フットプリント4の表面にAuの
バンプ電極24を形成し、リード5の表面に微小突起2
5を形成した場合にも同様の効果を得ることができる。
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。
させる突起は、前記実施例の形状に限定されるものでは
なく、例えば図33に示すように、一つの突起6で複数
の接続部に同時に荷重が加わるようにしてもよい。
6をダム状に連続して一体形成することにより、半導体
チップ2の主面に突起6を接着する作業を簡略化するこ
とができる。同図(a) は、ダム状に一体形成した突起6
の配置位置を示し、同図(b)、(c) は、同図(a) のA−
B線における半導体チップ2の断面図をそれぞれ示して
いる。いずれの場合も、突起6が前記封止部15の機能
を併せ持った形状になっている。
形成された領域の絶縁フィルム11を除去することによ
り、プレスなどによる屈曲部5aの形成工程を簡略する
ことができる。
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下の通りである。
ていないため、従来技術(表面実装型パッケージ、PG
A方式、TAB方式など)に比べて半導体チップの実装
密度を大幅に向上させることができる。
リードの一端と半導体チップの主面との間に弾性体より
なる突起が介在していることにより、半導体チップと実
装基板との熱膨張係数差に起因する応力をこの屈曲部の
変形によって吸収、緩和することができるので、従来技
術(フリップチップ方式など)に比べて、半導体チップ
と実装基板との接続信頼性を向上させることができる。
の接続を半導体チップの主面のほぼ全域で取ることがで
きるので、半導体チップの多ピン化を促進することが可
能となる。
断面図である。
す断面図である。
す断面図である。
す断面図である。
す断面図である。
の断面図である。
の断面図である。
の断面図である。
置の断面図である。
の製造方法を示す断面図である。
置の製造方法を示す断面図である。
る。
して示す実装基板の平面図である。
置の断面図である。
置の断面図である。
置の断面図である。
置の断面図である。
置の断面図である。
ある。
置の製造方法を示す断面図である。
置の断面図である。
置の断面図である。
置の断面図である。
置の断面図である。
置の断面図である。
示す断面図である。
示す断面図である。
示す断面図である。
示す断面図である。
示す断面図である。
示す断面図である。
置の一部を拡大して示す断面図である。
置を示す斜視図、(b) および(c)は、突起の断面図であ
る。
置の一部を拡大して示す断面図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 一端が実装基板の主面のフットプリント
に接続され、他の一端が半導体チップの主面の電極パッ
ドに接続されたリードを介して前記半導体チップを前記
実装基板にフェイスダウンボンディングしてなる半導体
集積回路装置であって、前記リードは、前記フットプリ
ントに接続された一端側が前記電極パッドに接続された
他の一端側よりも半導体チップの内側に位置するように
延在され、かつ前記リードの中途部には、屈曲部が形成
され、前記フットプリントに接続されたリードの一端と
半導体チップの主面との間には、弾性体からなる突起が
介在されていることを特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項2】 前記リードは、少なくとも一層以上の配
線層を有する絶縁フィルムの一面に形成され、その一端
は、バンプ電極を介して半導体チップの電極パッドと電
気的に接続されていることを特徴とする請求項1記載の
半導体集積回路装置。 - 【請求項3】 半導体チップと略同一寸法を有する絶縁
フィルムの全面にリードが延在され、実装基板のフット
プリントと前記リードとが前記半導体チップの主面のほ
ぼ全域で接続されていることを特徴とする請求項2記載
の半導体集積回路装置。 - 【請求項4】 前記弾性体からなる突起の複数個がダム
状に一体形成されていることを特徴とする請求項1記載
の半導体集積回路装置。 - 【請求項5】 前記半導体チップの周囲が樹脂により封
止され、前記樹脂の一部には、封止部の内外に貫通する
エアベントが形成されていることを特徴とする請求項4
記載の半導体集積回路装置。 - 【請求項6】 前記リードの一端が半導体チップの外側
に延在され、その先端にテストパッドが形成されている
ことを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置。 - 【請求項7】 前記フットプリントの表面または前記リ
ードの表面には、多数の微小突起が形成されていること
を特徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置。 - 【請求項8】 請求項1または4記載の半導体集積回路
装置の製造方法であって、前記リードの一端を半導体チ
ップの電極パッドに接続し、前記リードの他の一端を実
装基板のフットプリントに重ね合わせた後、前記半導体
チップの背面に荷重を加え、前記弾性体からなる突起を
介して前記リードの一端を前記フットプリントに圧接す
ることを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。 - 【請求項9】 請求項1または4記載の半導体集積回路
装置の製造方法であって、前記リードの一端を半導体チ
ップの電極パッドに接続し、前記リードの他の一端を実
装基板のフットプリントに重ね合わせると共に、前記半
導体チップと前記実装基板との間に樹脂を充填し、前記
樹脂が硬化するときの収縮応力によって前記半導体チッ
プを前記実装基板に付勢し、前記弾性体からなる突起を
介して前記リードの一端をフットプリントに圧接するこ
とを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
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JP18921892A JP3339881B2 (ja) | 1992-07-16 | 1992-07-16 | 半導体集積回路装置およびその製造方法 |
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