JP3338837B2 - 複合表示装置 - Google Patents

複合表示装置

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JP3338837B2 JP36195797A JP36195797A JP3338837B2 JP 3338837 B2 JP3338837 B2 JP 3338837B2 JP 36195797 A JP36195797 A JP 36195797A JP 36195797 A JP36195797 A JP 36195797A JP 3338837 B2 JP3338837 B2 JP 3338837B2
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    • G02B5/30Polarising elements

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は外界の画像情報から
の光を取り込み撮像素子に形成する撮像光学系と液晶等
の表示手段に表示した画像情報を観察する表示光学系と
を合わせ持つ装置全体の小型化を図った複合表示装置に
関するものであり、特にヘッドマンテッドディスプレイ
やメガネ型ディスプレイと称せられる装置に好適なもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、ヘッドマンテッドディスプレ
イ(HMD)に小型のCCDカメラを取り付け、小型の
CCDカメラから得られた画像情報をHMDにそのまま
表示する装置や、又は小型のCCDカメラから得られた
画像情報を処理して何らかの画像情報に変換し、それを
HMDに表示する装置が提案されている。又、HMDに
おいてシースルー型のHMD(外界の光をダイレクトで
角倍率1で観察できる構成のHMD)も種々と提案され
ている。
【0003】このような形態のHMDは、HMDの表示
手段で表示した画像情報を観察する為の表示光学系の眼
球光軸と外界の画像情報をCCD面上に結像させるCC
Dカメラ(撮像光学系)の光軸が異なっているとパララ
ックスが生じてくる。パララックスがなく、撮像光学系
と表示光学系とを合わせ持つ装置が、特開平4−223
58号公報や特開平5−303053号公報で提案され
ている。
【0004】特開平4−22358号公報で提案されて
いる表示光学系は、小型液晶から発せられた光が平面ハ
ーフミラーを介した後、接眼レンズにより眼球に導かれ
ている。一方、撮像光学系は外界の光が平面ハーフミラ
ーを介した後、小型カメラに結像されている。この平面
ハーフミラーは45度で配置されているため装置が大き
くなる傾向があった。又眼球の前に接眼レンズがあるた
め、シースルー光学系が成り立たない。
【0005】特開平5−303053号公報では、シー
スルー光学系が成り立つ構成を開示しているが、光学系
が複雑で装置が非常に大きくなる傾向があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】HMDの表示手段で表
示した画像情報を観察する為の表示光学系の眼球光軸と
外界の画像情報をCCD面上に結像させる撮像光学系
(CCDカメラ)の撮像光軸が異なっているとパララッ
クスが生じてくる。このパララックスをなくす為にハー
フミラーを用いて撮像光学系と表示光学系の双方の光軸
を一致させると表示手段からの光束の一部がハーフミラ
ーを透過して撮像光学系のCCD面上に入射してくる場
合がある。表示手段からの光束がCCD面上に結像して
いる外界からの画像情報に入射するとフレアー(雑音)
となり外界の画像情報の画質を低下させる原因となって
くる。
【0007】このようなHMD等の複合表示装置におい
ては、装置を観察者の頭部に装着する為に装置全体が小
型、及び軽量であること、表示光学系と撮像光学系によ
る画像の画質がよいこと、パララックスがないこと、か
つシースルー光学系が成り立つこと等が要望されてい
る。
【0008】本発明は液晶ディスプレイ(液晶LCD)
等の表示手段からの光束を観察者の眼球に導光する為の
複数の偏心反射面を有する表示光学系の構成及び外界の
画像情報をCCD等の撮像素子面上に結像させる撮像光
学系の構成を適切に設定することによって、装置全体の
小型化を図りつつ、表示手段からの光束が撮像光学系の
撮像面に入射するのを防止し、該双方の画像情報をパラ
ラックスがなく良好なる状態で観察及び結像することが
できる複合表示装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の複合表示装置
は、 (1-1) 画像情報を表示した表示手段からの光束を観察者
の眼球に導光するプリズム体aを有する表示光学系と、
外界からの光束を撮像素子に結像させるプリズム体cを
有する撮像光学系とを有し、光路中に設けた光路分離手
段によって該表示光学系の観察者の眼球に入射する光束
の眼球光軸又は該眼球光軸を延長した仮想眼球光軸と、
該撮像光学系の外界から入射してくる光束の外界光軸と
を略一致させており、該2つのプリズム体a,cは該光
路分離手段を境に接合しており、該表示手段からの光束
が該撮像光学系の撮像素子に入射するのを防止する遮光
手段とを有していることを特徴としている。
【0010】(1-2) 画像情報を表示した表示手段からの
光束を観察者の眼球に導光する複数の反射面を有する表
示光学系と、外界からの光束を撮像素子に結像させる複
数の反射面を有する撮像光学系とを有し、光路中に設け
た光路分離手段によって該表示光学系の観察者の眼球に
入射する光束の眼球光軸又は該眼球光軸を延長した仮想
眼球光軸と、該撮像光学系の外界から入射してくる光束
の外界光軸とを略一致させており、該表示光学系と該撮
像光学系中の複数の反射面は偏心し、曲率を有してお
り、該光路分離手段は、面頂点回りのアジムス角度によ
り屈折力が異なる面より成り、該表示手段からの光束が
該撮像光学系の撮像素子に入射するのを防止する遮光手
段とを有していることを特徴としている。
【0011】特に、構成(1-1) 又は(1-2) において、 (1-1-1) 前記光路分離手段は偏心した曲率を有した反射
面又はハーフミラー面より成っていること。
【0012】(1-1-2) 前記表示手段は液晶LCDより成
り、前記遮光手段は偏光板より成り、前記撮像素子の前
方に設けていること。
【0013】(1-1-3) 前記表示手段はカラー画像情報を
表示しており、該表示手段を光源からの複数の色光で時
分割的に照明していること。
【0014】(1-1-4) 前記遮光手段を前記光源からの複
数の色光を不透過とし、それ以外の色光を透過させるカ
ラーフィルターより構成したこと。
【0015】(1-1-5) 前記表示手段はカラー液晶LCD
より成り、該カラー液晶LCDをバックライト光で照明
していること。
【0016】(1-1-6) 前記遮光手段を前記カラー液晶L
CDからの複数の色光を不透過とし、それ以外の色光を
透過させるカラーフィルターより構成したこと。
【0017】(1-1-7) 前記撮像光学系と前記表示光学系
は光路分離手段によって逆方向の光路に分離しており、
該表示光学系は該光路分離手段の反射面の一方側の反射
面を含み、該撮像光学系は該光路分離手段の反射面の他
方側の反射面を含んでいること。
【0018】(1-1-8) 前記光路分離手段を透過作用と反
射作用を有する面から構成し、外界からの光束が前記撮
像光学系の一部を通過し、該光路分離手段を通過し、前
記表示光学系の一部を通過して観察者の眼球に導光し
て、外界の画像情報を観察するシースルー光学系を構成
していること。等を特徴としている。
【0019】(1-3) 画像情報を表示した表示手段からの
光束を観察者の眼球に導光する表示光学系と、外界から
の光束を撮像素子に結像させる撮像光学系とを有し、光
路中に設けた光路分離手段によって該表示光学系の観察
者の眼球に入射する光束の眼球光軸又は該眼球光軸を延
長した仮想眼球光軸と、該撮像光学系の外界から入射し
てくる光束の外界光軸とを略一致させており、該表示手
段では画像情報を時分割的に表示しており、該撮像素子
では該表示手段で画像情報を表示していない時刻のみ、
外界からの画像情報の記録を行っていることを特徴とし
ている。
【0020】(1-4) 画像情報を表示した表示手段からの
光束を観察者の眼球に導光する複数の反射面を有する表
示光学系と、外界からの光束を撮像素子に結像させる複
数の反射面を有する撮像光学系とを有し、光路中に設け
た光路分離手段によって該表示光学系の観察者の眼球に
入射する光束の眼球光軸又は該眼球光軸を延長した仮想
眼球光軸と、該撮像光学系の外界から入射してくる光束
の外界光軸とを略一致させており、該表示手段では画像
情報を時分割的に表示しており、該撮像素子では該表示
手段で画像情報を表示していない時刻のみ、外界からの
画像情報の記録を行っていることを特徴としている。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は本発明の複合表示装置の実
施形態1の要部概略図である。同図において、101は
表示光学系(LCD表示光学系)であり、複数の偏心し
た曲率を有する偏心反射面を複数個有しており、表示手
段としての液晶LCD2で表示した画像情報を観察者の
眼球1に導光している。101aは表示光学系101の
光軸である。102は撮像光学系(CCD結像光学系)
であり、複数の偏心した曲率を有する偏心反射面を複数
個有しており外界の画像情報を撮像素子CCD3に結像
している。102aは撮像光学系の光軸である。
【0022】本実施形態では、表示光学系101と撮像
光学系102の両方に、複数の内面反射を利用したプリ
ズム体9a,9cを使用している。そして2つのプリズ
ム体9a,9cとを後述する光路分離手段4を境にして
接合している。光路分離手段4は、偏心した曲率を有し
た反射面より成り、表示光学系101からの光路と撮像
光学系102の光路とを分離する面となっている。光路
分離手段4は偏心反射面より成り、表示光学系101で
一方側の反射面を使用し、撮像光学系102では他方側
の反射面を使用している。
【0023】液晶LCD2で表示される画像情報からの
光束は直線偏光となって射出している。PPは偏光板で
あり、液晶LCD2から放射した直線偏光の偏光軸と直
交する方向に偏光軸を設定している。これにより、後述
するように液晶LCD2からの直線偏光が光路分離手段
4とプリズム体9cとを介して光学系6によってCCD
3に入射するのを防止している。5は絞りである。6は
光学系であり、プリズム体9cを介して入射してくる外
界の画像をCCD3面上に結像している。
【0024】尚、外界の画像情報を眼球1に導光して表
示手段2で表示した画像情報と重畳させて観察する。又
は外界の画像情報のみを観察するシースルー光学系10
3も成り立たせるときは光路分離手段4の反射面をハー
フミラーとし(本実施形態ではハーフミラーは透過率5
0%、反射率50%だけでなく、比率は任意である)、
両光学系101,102のプリズム体9a,9cの材質
の屈折率を同じにしている。1cはシースルー光学系1
03の光軸(外界光軸)である。
【0025】本実施形態では表示光学系101の光軸1
01aと撮像光学系102の光軸102a、そしてシー
スルー光学系103の光軸1cは光路分離手段4で一致
し、又眼球光軸1aと同軸としている。
【0026】本実施形態では、このように各要素を設定
して小型の光学系を得ている。 尚、本実施形態におけ
る偏心反射面は面頂点回りのアジムス角によって屈折力
が異なるようにして良好なる光学性能を維持している。
【0027】次に、図1の各要素について説明する。表
示光学系101は液晶LCD(表示手段)2からの光が
プリズム体9aの入射面E1に入射し、反射面8aで反
射し、全反射面7aを臨界角度以上の入射角で入射して
全反射し、光路分離手段4で反射し、全反射面7aを臨
界角度以下の入射角で入射して透過面E2より透過して
眼球1に導かれる。このように表示光学系は液晶LCD
2からの光束を2回又は3回の反射をして結像すること
なく眼球1に導光している。これによって液晶LCD2
に表示した画像情報を観察している。
【0028】撮像光学系102は外界からの光がプリズ
ム体9cの入射面E3より入射し(全反射面7cの一
部)、光路分離手段4で反射し、全反射面7cを臨界角
度以上の入射角で入射して全反射し、プリズム体9cの
射出面E4より射出後、絞り5、光学系6を経て撮像素
子CCD3に結像する。これによって外界の画像情報を
記録している。
【0029】本実施形態のシースルー光学系103は外
界からの光が撮像光学系102のプリズム体9cの入射
面E3に入射し、光路分離手段4(ハーフミラー)を透
過し、表示光学系101のプリズム体9aの射出面E2
を臨界角度以下の入射角で入射し、射出面E2を透過し
て眼球1に導かれている。これによって外界の画像情報
を観察している。
【0030】本実施形態では撮像光学系102の絞り5
の位置近傍、即ち瞳位置近傍に偏光板PPを配置してい
る。この偏光板PPの偏光軸は液晶LCD2からの直線
偏光の偏光軸と直交するようにしている。
【0031】これによって液晶LCD2からの光が光路
分離手段4を通過し、プリズム体9cを通過し、光学系
6によってCCD3面上に入射し、フレアー(雑音)と
なるのを防止して、CCD3で得られる外界の画像情報
の光学特性を良好に維持している。
【0032】本実施形態において、プリズム体9aの全
反射面7aと射出面E2は同じ曲面より成っており、光
束の入射条件によって使い分けている。又、プリズム体
9cの入射面E3と全反射面7cは同じ曲面より成って
おり、プリズム体9aと同様に光束の入射条件によって
使い分けている。以下の各実施形態においても同様であ
る。
【0033】本実施形態では表示光学系101と撮像光
学系102とを光束分離手段4で対向配置することによ
って、眼球1に入射する光束の眼球光軸1a又は眼球光
軸1aを延長した仮想眼球光軸1bと、外界から撮像光
学系102に入射してくる光束の外界光軸(撮像光学系
102の光軸102a)1cが略一致するようにして、
液晶LCD2に表示された画像情報の観察と、外界の画
像情報の撮像素子CCD3面上における結像、そして外
界の画像情報の観察(シースルー光学系)をパララック
スのない状態で同時に観察及び撮像できるようにしてい
る。
【0034】次に本実施形態の特徴について説明する。
表示光学系101と撮像光学系102は両者とも複数の
反射面を有しており、該複数の反射面により、液晶LC
D2からの光及び外界からの光は眼球光軸1a方向に沿
って、逆方向の方向に交互に折り畳まれ、眼球1及び撮
像素子3に導かれるようにして、表示光学系101、撮
像光学系102を併せ持った光学系の厚さを薄くしてい
る。
【0035】又、パララックスをなくすために外界の外
界光軸1cと眼球光軸1aが略一直線上に設定して、撮
像素子3からの情報を表示光学系101の液晶LCD2
で表示して観察するとき、自分が今向いている方向の映
像がパララックスなしに観察できるようにしている。
【0036】更に外界からの光が光路分離手段4を透過
して眼球1へ導かれ、外界を観察できるシースルー光学
系103を有すると、外界の状況に応じた情報を表示光
学系101に表示させ、パララックスがないためスーパ
ーインポーズさせられた情報があたかも現実世界のもの
のように見えるようにしている。
【0037】又、本光学系(表示光学系、撮像光学系)
の複数の反射面は、偏心し曲率を有した反射面とし、複
数の反射面を偏心させると反射面の配置を自由にできる
ため、本光学系を薄くできる。そして反射面を平面でな
く曲率を持たせることにより、不用な反射面又はレンズ
を取り除くことを可能としている。
【0038】又、複数の偏心し曲率を有した反射面は、
面頂点回りのアジムス角度により屈折力が異なる面(以
下、自由曲面,面頂点:自由曲面の関数式における頂点
0,0としている。)。偏心し曲率を有した反射面では
非回転対象の偏心収差が発生するが、通常の回転対象の
球面や非球面では、この偏心収差を抑えることができな
い。そこで面頂点回りのアジムス角度により屈折力が異
なる自由曲面(非回転対象)により偏心収差を抑制して
いる。
【0039】本実施形態では、液晶LCD2からの光が
表示光学系101に入射した後、2回又は3回反射して
表示光学系101を射出し、結像することなく眼球に導
かれるようにして光学系の小系化を図っている。
【0040】他に、表示光学系101、撮像光学系10
2共に、臨界条件を満たす全反射面を含み3面以上の異
なる光学面を持つプリズム体を用いている。この全反射
面がプリズム体の透過射出面を兼ねると、面への入射角
度により透過したり反射(全反射)したりする。通常透
過と反射の両作用を持たせるときは、ハーフミラーを使
うが、光量が減ってしまう。これに対して本実施形態で
は全反射面により光量ロスが全くなく画像が明るくな
る。
【0041】本実施形態における光路分離手段4は偏心
し曲率を有した1面の反射面より成り、該表示光学系は
該反射面の一方側の反射面を含み、該撮像光学系は該反
射面の他方側反射面を含んでいる。光路分離手段4を偏
心した平面でなく曲率を持たせることにより、両光学系
とも不用な反射面又はレンズを取り除き、かつ1面で光
路分離しているため、トータルで光学装置を小さくして
いる。
【0042】又、光路分離手段4の反射面は、面頂点回
りのアジムス角度により屈折力が異なる面とし、両光学
系から発生する偏心収差を補正している。
【0043】本実施形態では、外界からの光を撮像素子
3に結像させる撮像光学系102を複数の偏心し曲率を
有した反射面を用いることにより、外界からの光を外界
光軸1c方向及び逆方向の方向に交互に折り畳んだ後、
該撮像光学系102の絞り5を通過し、その後の偏光板
PPと光学系6を通して撮像素子3に導いている。これ
によって複数の偏心し曲率を有した反射面により不用な
反射面及びレンズを取り除き、光線を交互に折り畳むこ
とにより撮像光学系を薄型化している。
【0044】その背後に、絞り5、偏光板PP、光学系
6を配置して、前半の複数の偏心し曲率を有した反射面
の光学系と光学系6の大きさをバランスよくしている。
又、前半の複数の偏心し曲率を有した反射面の光学系に
正の屈折力を持たせることにより、絞り径を小さくして
いる。
【0045】又、複数の偏心し曲率を有した反射面を含
み3面以上の異なる光学面を持つプリズム体9cを用い
て、該絞り5がプリズム体9cの射出面近傍に配置して
いる。複数の偏心し曲率を有した反射面をプリズム面と
すると、複数の反射面を一体で作れ、製造しやすくな
る。又、絞り5をプリズム体9cの射出面近傍に置いて
プリズム体9cを小さくしている。
【0046】撮像光学系102のピント調節は絞り面6
以降の光学系6で行っている。これは絞り面5以降の小
さな光学系6を用いてピント調節をしやすくしている。
【0047】又、本発明は、外界から直接眼球の網膜に
映る像倍率と本発明の外界の情報をCCD3に取りこ
み、LCD2に表示して網膜に映る像倍率を略等しくし
ている。これはシースルーがない場合は、外界が見えな
くともあたかも外界を見ているような感じを再現するこ
とを可能とする。又シースルーの場合は、シースルーの
外界に、LCD表示を同じ大きさで重ねることができる
為、例えばCCDに取りこまれた情報を赤外線により得
られたものとすると、シースルーでは見えなかったもの
まで、あたかも見えるように感じることになる。
【0048】尚本実施形態において、偏光板PPを用い
ないで液晶LCD2で表示する画像情報を時分割で表示
し、(例えば眼の残像時間内,1/60〜1/30秒)
一方、撮像素子3で記録する外界からの画像情報の記録
時間を液晶LCD2の表示時刻をずらし、液晶LCD2
からの光束が撮像素子2に入射していない時刻のみ、撮
像素子3からの信号を使用するように電気処理回路を用
いて構成しても良い。、これによっても本実施形態と同
様の効果が得られる。
【0049】例えばTN液晶を用い、白色のバックライ
トで照明する構成の表示光学系と外界の画像をCCD面
上に結像する撮像光学系とを用い、表示光学系として図
9に示す液晶LCD2面上に1画面を1/60秒で走査
し、形成し、次に撮像光学系として図10に示すCCD
3で外界の画像情報を1/60秒で撮像し、時分割し、
表示手段2に1/30秒毎に画像を表示する残像効果で
動的な画像を観察することができる。このような工程を
順次繰り返すことによって行っても良い。
【0050】次に本発明において表示手段2からの光束
が光路分離手段4を介してCCD3に入射するのを防止
する他の実施形態について説明する。
【0051】図2は本発明の実施形態2の要部概略図で
ある。本実施形態は図1の実施形態1に比べて、 ・表示手段21として偏光状態の光を放出する液晶LC
Dの代わりに無偏光状態の光を放出するCRT等を用い
ていること。
【0052】・表示手段21とプリズム体9aとの間に
偏光板22をその偏光軸が偏光板PPの偏光軸と直交す
るように配置していること。が異なっており、その他の
構成は同じである。本実施形態ではこれによって実施形
態1と同様の効果を得ている。
【0053】図3は本発明の実施形態3の要部概略図で
ある。本実施形態は図1の実施形態1に比べて、 ・表示手段2として強誘電性ディスプレイ,FLCDを
用いて時分割してカラー画像情報を表示し、各色光に基
づくカラー画像の表示に同期させて各色光を放射する3
つの光源31R,31G,31Bで時分割して順次照明
していること。
【0054】・表示手段2に表示するR,G,Bの画像
を眼の残像効果を利用して全体として1/60〜1/3
0秒内で表示していること。が異なっており、その他の
構成は同じである。尚、光源31R,31G,31Bは
白色光源とカラーフィルターとの組み合わせより構成し
たものでも良い。
【0055】例えば表示手段2としてFLCDを用い、
3階調のカラー画像(R,G,B)を1/60秒で表示
する場合について説明する。
【0056】図11(A),(B),(C)に示すよう
に、第1階調のカラー画像R,G,BをFLCD面上に
1/600秒で時分割して順次表示し、1つの階調のカ
ラー画像を3/600秒で表示する。
【0057】次いで第2階調と第3階調のカラー画像
R,G,BをFLCD面上に第1階調のカラー画像の表
示と同様に、3/600秒で表示する。
【0058】そして全体として3つの階調のカラー画像
を3/600×3≒1/67秒で表示する。ここで(1
/60 − 1/67)秒の時間は次のステップにいく
ときの調整時間に用いている。
【0059】次に撮像光学系においてはCCD3で外界
の画像情報を1/60秒で撮像する。このような表示光
学系によるカラー画像の表示と撮像光学系による撮像と
を順次時分割で行うようにしても良い。
【0060】尚、これによればR,G,Bの画素を各々
用いるので、3つのカラー画素で1つの画素とするカラ
ーフィルターを用いるのに比べて明るく、しかも高密度
となり、解像力を向上させることができる。
【0061】又、表示手段2に用いている液晶として反
強誘電液晶を使って1つの階調のカラー画像を表示する
場合には図12に示すようにカラー画像R,G,Bを各
々1/600秒で時分割して表示し、1つのカラー画像
を3/600=1/200秒で表示する。
【0062】そして撮像光学系のCCD3で外界の画像
情報を1/60秒で撮像する。このような表示光学系に
よるカラー画像の表示と撮像光学系による撮像とを順次
時分割で行うようにしても良い。
【0063】尚、表示手段2に表示する1/200秒と
1/60秒との差分の時間(1/60 −1/200)
秒は、表示手段2の表示からCCD3による撮像へ、又
その逆へと移るときの調整時間に振り分けている。
【0064】これによって表示手段2に表示したカラー
画像を明るく観察すると共に外界の画像情報をCCD3
に結像している。又、シースルー光学系103によって
外界の画像情報を表示手段2で表示した画像情報と重畳
して観察するようにしている。
【0065】尚、本実施形態において3つの光源31
R,31G,31Bとして各々R,G,Bの各色光を放
射する3つの発光ダイオード(LED)を用い、LED
からの光束で液晶LCD2を照明し、又偏光板PPの代
わりに図5に示すような分光特性を有するカラーフィル
ターCFを用いても良い。
【0066】図5において波長λB,λG,λRは各々
発光ダイオード31B,31G,31Rの発光スペクト
ル波長である。
【0067】カラーフィルターCFはこれらの波長λ
B,λG,λRを中心とする所定の波長幅の光束を遮光
し、それ以外の波長λ1,λ2,λ3を中心とする波長
幅の光束を透過させる分光特性を持っている。
【0068】このカラーフィルターCFは例えば複数の
ダイクロイックフィルターを用いて構成している。この
カラーフィルターCFによって液晶LCD2からの各色
光がCCD3に入射するのを防止している。
【0069】このときCCD3に入射する外界の画像情
報からの光束の一部の色光はカラーフィルターCFによ
って遮光され、画像情報の色バランスが崩れるが、これ
は後の信号処理回路(不図示)によって処理し、所定の
カラー画像を得るようにしている。
【0070】図4は本発明の実施形態4の要部概略図で
ある。本実施形態は図1の実施形態1に比べて、 ・表示手段としてカラー画像表示用のカラー液晶LCD
40を用いていること。
【0071】・カラー液晶LCD40をバックライト4
6で照明していること。が異なっており、その他の構成
は同じである。
【0072】図4においてカラー液晶LCD40は偏光
板41、カバーガラス42、R,G,Bの微小なフィル
ターを2次元的に所定のピッチで配列したカラーフィル
ター43、液晶素子44、そして偏光板45を有してい
る。
【0073】液晶素子44で表示されたカラー画像情報
(画素)をバックライト46からの光束(白色光)で偏
光板45を介して照明し、各画素からの光束をカラーフ
ィルター43と偏光板41を介して射出させている。
【0074】ここで、カラー液晶LCD40から出射す
る偏光光束の偏光軸と偏光板PPとの偏光軸とを直交さ
せている。これによって実施形態1と同様の効果を得て
いる。
【0075】尚、本実施形態において偏光板PPの代わ
りに図5に示すような分光特性を有するカラーフィルタ
ーCFを用いても良い。
【0076】図5において波長λB,λG,λRは各々
カラーフィルター43の透過中心は腸である。偏光板P
Pの代わりに用いるカラーフィルターCFはこれらの波
長λB,λG,λRを中心とする所定の波長幅の光束を
遮光し、それ以外の波長λ1,λ2,λ3を中心とする
波長幅の光束を透過させる分光特性を持っている。
【0077】このカラーフィルターCFは例えば複数の
ダイクロイックフィルターを用いて構成している。この
カラーフィルターCFによって液晶LCD2からの各色
光がCCD3に入射するのを防止している。
【0078】このときCCD3に入射する外界の画像情
報からの光束の一部の色光はカラーフィルターCFによ
って遮光され、画像情報の色バランスが崩れるが、これ
は後の信号処理回路(不図示)によって処理し、所定の
カラー画像を得るようにしている。
【0079】次に本発明に係る表示光学系101と撮像
光学系102、そしてシースルー光学系103の他の実
施形態について説明する。
【0080】図6〜図8は本発明の実施形態5〜7の要
部概略図である。各実施形態5〜7は図2〜図5に示す
偏光板PP、カラーフィルターCF、表示手段2等の構
成が同様に適用できる。
【0081】図6〜図8において図1で示した要素と同
一要素には同符号を付している。次に各実施形態につい
て説明する。
【0082】図6の実施形態5では、表示光学系101
の液晶LCD2からの光が光学系6aを介しプリズム体
9aの入射面E1より入射後、全反射面7aで全反射
し、光束分離手段4で反射し、プリズム体9aの射出面
E2より射出して眼球1に入射している。撮像光学系1
02では外界からの光はプリズム体9cの入射面E3よ
り入射後、光束分離手段4で反射し、全反射面7cで全
反射し、プリズム体9cの射出面E4より射出し、絞り
5と偏光板PPを通過し、光学系6によってCCD3面
上に結像している。シースルー光学系の光の順路は図1
と同じ構成である。
【0083】尚、本実施形態において、液晶LCD2と
プリズム体9aとの間に配置した光学系6aは省略して
もよい。
【0084】図7の実施形態6では、前述した図1〜図
4,図6の実施形態1〜5に比べて、表示光学系101
と撮像光学系102の両方がプリズム体を使用している
が、両光学系が単独の光束分離手段(8a,4)を有し
ている点が異なっており、その他の基本構成は同じであ
る。実施形態6では互いに独立した光学系を用いて、互
いに少ない光学面数で良好な光学性能を得ている。
【0085】図7の実施形態6の表示光学系101と撮
像光学系102の光の順路は図6の実施形態5と同じで
ある。ただ、両光学系101,102のプリズム体9
a,9cの間に接合体10を設けている点が異なってい
る。接合体10は接着剤又は接合レンズ等から成ってい
る。このとき両プリズム体9a,9cと接合体10の材
質の屈折率を同じくし、撮像光学系102の光路分離手
段4と表示光学系101の反射面9aをハーフミラーに
するとシースルー光学系が成り立つ。シースルー光学系
の光路は外界からの光束が撮像光学系102のプリズム
体9cの入射面E3に入射し、光路分離手段4(ハーフ
ミラー)を透過し、接合体10を通り、表示光学系10
1のプリズム体9aの反射面8aを透過し、射出面E2
に臨界角度以下の入射角で入射して、透過して眼球1に
入射している。
【0086】図8の実施形態7では、各光学要素を曲率
を持った薄い反射板12−1〜12−3から構成してい
る。こうした場合は、シースルー光学系の光学性能劣化
がほとんどない為、良好な光学性能が得られる。
【0087】図8の実施形態7では、光路分離手段4の
1面が反射面であり、表示光学系101は一方側の反射
面4を使用し、撮像光学系102は他方側の反射面4で
反射される。尚、シースルー光学系も成り立たせるとき
は、光路分離手段4の反射面をハーフミラーとする。
【0088】表示光学系101の液晶LCD2からの光
はレンズ6aを通過し、反射板12−1の反射面8aで
反射し、反射板12−2の光路分離手段4で反射し、反
射板12−1を透過して眼球1に入射している。撮像光
学系102の外界からの光は反射板12−3を透過、反
射板12−2の光路分離手段4で反射し、反射板12−
3の反射面8cで反射、絞り5と偏光板PPを通過し光
学系6によってCCD3に結像している。シースルー光
学系の光束は撮像光学系102の反射板12−3を透過
し、光路分離手段4(ハーフミラー)を透過、表示光学
系101の反射板12−1を透過して眼球1に導かれて
いる。
【0089】
【発明の効果】本発明によれば以上のように、液晶ディ
スプレイ等の表示手段に表示した画像情報を観察する
際、表示手段からの光束を観察者の眼球に導光する為の
複数の偏心反射面を有するプリズム体を含む表示光学系
の構成及び外界の画像情報をCCD等の撮像素子面上に
結像させる撮像光学系の構成を適切に設定することによ
って、装置全体の小型化を図りつつ、該双方の画像情報
を良好なる状態で観察することができる複合表示装置を
達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の要部概略図
【図2】本発明の実施形態2の要部概略図
【図3】本発明の実施形態3の要部概略図
【図4】本発明の実施形態4の要部概略図
【図5】本発明の実施形態3,4に係るカラーフィルタ
ーの分光特性の説明図
【図6】本発明の実施形態6の要部概略図
【図7】本発明の実施形態7の要部概略図
【図8】本発明の実施形態8の要部概略図
【図9】本発明に係る表示手段の表示方法の説明図
【図10】本発明に係るCCDにおける撮像素子面上の
説明図
【図11】本発明に係る表示手段の表示方法の説明図
【図12】本発明に係るCCDにおける撮像素子面上の
説明図
【符号の説明】
1 眼球 2 小型液晶LCD(表示手段) 3 撮像素子CCD 4 光路分離手段(ミラー又はハーフミラーの偏心した
自由曲面) 5 絞り 6,6a 光学系 7 全反射面(偏心した自由曲面) 8 反射面(ミラー又はハーフミラーの偏心した自由曲
面) 9a,9c プリズム体 10 接合体(接着剤又は接合レンズ) 12 曲率を持った薄い反射板 101 表示光学系 102 撮像光学系 103 シースルー光学系 PP 偏光板 21 表示手段 22 偏光板 31 光源 40 カラー液晶LCD 46 バックライト

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報を表示した表示手段からの光束
    を観察者の眼球に導光するプリズム体aを有する表示光
    学系と、外界からの光束を撮像素子に結像させるプリズ
    ム体cを有する撮像光学系とを有し、光路中に設けた光
    路分離手段によって該表示光学系の観察者の眼球に入射
    する光束の眼球光軸又は該眼球光軸を延長した仮想眼球
    光軸と、該撮像光学系の外界から入射してくる光束の外
    界光軸とを略一致させており、該2つのプリズム体a,
    cは該光路分離手段を境に接合しており、該表示手段か
    らの光束が該撮像光学系の撮像素子に入射するのを防止
    する遮光手段とを有していることを特徴とする複合表示
    装置。
  2. 【請求項2】 画像情報を表示した表示手段からの光束
    を観察者の眼球に導光する複数の反射面を有する表示光
    学系と、外界からの光束を撮像素子に結像させる複数の
    反射面を有する撮像光学系とを有し、光路中に設けた光
    路分離手段によって該表示光学系の観察者の眼球に入射
    する光束の眼球光軸又は該眼球光軸を延長した仮想眼球
    光軸と、該撮像光学系の外界から入射してくる光束の外
    界光軸とを略一致させており、該表示光学系と該撮像光
    学系中の複数の反射面は偏心し、曲率を有しており、該
    光路分離手段は、面頂点回りのアジムス角度により屈折
    力が異なる面より成り、該表示手段からの光束が該撮像
    光学系の撮像素子に入射するのを防止する遮光手段とを
    有していることを特徴とする複合表示装置。
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