JP3658330B2 - 複合表示装置及びそれを用いたヘッドマウントディスプレイ装置 - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、外界の画像情報からの光を撮像素子へ導く撮像光学系と、液晶表示装置等から出射される光を観察者眼球へ導く表示光学系とを有する複合表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ヘッドマウンテッドディスプレイ(HMD)に小型CCDカメラを取り付け、このカメラから得られた画像情報をHMDが有する表示素子にそのまま、または何らかの画像処理を施して表示する装置が提案されている。又、ハーフミラー等の光学的結合分離素子を用い、表示素子に表示された画像とともに外界を直接、角倍率1で観察できるシースルー型のHMDも種々提案されている。
【0003】
このような形態のHMDは、HMDの表示素子に表示された画像情報をHMDの装着者が観察する為の表示光学系の眼球光軸と、外界の画像情報をCCD面上に結像させるCCDカメラ(撮像光学系)の光軸が異なっているとパララックスが生じてくる。
そこで、パララックスがない撮像光学系と表示光学系とを合わせ持つ装置が、特開平4−22358号公報や特開平5−303053号公報で提案されている。
【0004】
特開平4−22358号公報で提案されている視覚補助装置の表示光学系は、小型液晶表示素子から発せられた光が平面ハーフミラーを介した後、接眼レンズにより眼球に導かれる構成を有する。一方、撮像光学系は外界の光が平面ハーフミラーを介した後、ハーフミラーを挟んで液晶表示素子と対向する位置に設けられた小型カメラに結像される構成を有している。しかしながら、この視覚補助装置に用いられる平面ハーフミラーは45度傾けて配置されているため、装置が大きくなる傾向があった。又、眼球の前に接眼レンズがあるため、シースルー型の装置には適用できない。
【0005】
一方、特開平5−303053号公報では、シースルー型装置を構成可能な撮像光学系及び表示光学系を有するヘッドマウントディスプレイ装置が開示されているが、やはり光学系が複雑で装置が非常に大きくなる傾向があった。
【0006】
出願人は、これらの課題を解決し、液晶ディスプレイ(LCD)等の表示手段からの光束を観察者の眼球に導光する為の複数の偏心反射面を有する表示光学系と、外界の画像情報をCCD等の撮像素子面上に結像させる撮像光学系を有し、装置全体の小型化を図りつつ、表示手段からの光束が撮像光学系の撮像面に入射するのを防止し、双方の画像情報をパララックスがなく良好なる状態で観察及び結像することができる複合表示装置を特開平11−174367号公報で提案した。
【0007】
図10は、特開平11−174367号で提案された複合表示装置の一例を示す要部概略図である。同図において、101は表示光学系(LCD表示光学系)であり、複数の内面反射を利用したプリズム体9aから構成され、複数の偏心した曲率を有する偏心反射面を複数個有しており、表示手段としての強誘電性ディスプレイ素子2(FLCD)を用い、R,G,B各色に分解されたカラー画像の表示に同期させて、各色光を放射する3つの光源31R,31G,31Bで時分割して順次照明することによりカラー表示を実現している。FLCD2に表示するR,G,Bの画像を眼の残像効果を利用して全体として1/60〜1/30秒内で表示している。尚、光源31R,31G,31Bは白色光源とカラーフィルターとの組み合わせより構成することができる。FLCD2で表示した画像情報は表示光学系101aによって観察者の眼球1に導光される。101aは表示光学系101の光軸である。
【0008】
102は撮像光学系(CCD結像光学系)であり、表示光学系101と同様、複数の内面反射を利用したプリズム体9cから構成され、複数の偏心した曲率を有する偏心反射面を複数個有しており外界の画像情報を撮像素子(CCD)3に結像している。102aは撮像光学系の光軸である。なお、表示光学系101及び撮像光学系102は、光路分離手段4を介して接合されている。
【0009】
光路分離手段4は、偏心した曲率を有した反射面より成り、表示光学系101からの光路と撮像光学系102の光路とを分離する面となっている。光路分離手段4は偏心反射面より成り、表示光学系101で一方側の反射面を使用し、撮像光学系102では他方側の反射面を使用している。
【0010】
FLCD2で表示される画像情報からの光束は直線偏光となって射出している。PPは偏光板であり、FLCD2から放射した直線偏光の偏光軸と直交する方向に偏光軸を設定している。これにより、後述するようにFLCD2からの直線偏光が光路分離手段4とプリズム体9cとを介して光学系6によってCCD3に入射するのを防止している。5は絞りである。6は光学系であり、プリズム体9cを介して入射してくる外界の画像をCCD3面上に結像している。
【0011】
また、この複合表示装置は、プリズム体9a,9bを透して外界を視認することが可能であり、シースルー型の装置を構成できる。すなわち、当該複合表示装置のユーザは、外界の画像情報とFLCD2に表示された画像情報が重畳した画像を観察する。又は外界の画像情報のみを観察するシースルー光学系103も成り立たせるときは光路分離手段4の反射面をハーフミラーとし(透過率50%、反射率50%だけでなく、比率は任意である)、両光学系101,102のプリズム体9a,9cの材質の屈折率を同じにしている。1cはシースルー光学系103の光軸(外界光軸)である。
【0012】
図10において、表示光学系101の光軸101aと撮像光学系102の光軸102a、そしてシースルー光学系103の光軸1cは光路分離手段4で一致し、又眼球光軸1aと同軸としている。このように各要素を設定することにより、小型の光学系を得ている。 また、偏心反射面は面頂点回りのアジムス角によって屈折力が異なるようにして良好なる光学性能を維持している。
【0013】
このような複合表示装置において、FLCD2からの光は、表示光学系101を構成するプリズム体9aの入射面E1に入射し、反射面8aで反射し、全反射面7aを臨界角度以上の入射角で入射して全反射し、光路分離手段4で反射し、全反射面7aを臨界角度以下の入射角で入射して透過面E2より透過して眼球1に導かれる。このように表示光学系はFLCD2からの光束を2回又は3回の反射をして結像することなく眼球1に導光している。これによってFLCD2に表示した画像情報が観察者に提示される。
【0014】
一方、外界からの光は、撮像光学系102を構成するプリズム体9cの入射面E3(全反射面7cの一部)より入射し、光路分離手段4で反射し、全反射面7cを臨界角度以上の入射角で入射して全反射し、プリズム体9cの射出面E4より射出後、絞り5、光学系6を経てCCD3に結像する。これによって外界の画像情報を得ることができる。
【0015】
図10におけるシースルー光学系103において、外界からの光は、撮像光学系102のプリズム体9cの入射面E3に入射し、光路分離手段4(ハーフミラー)を透過し、表示光学系101のプリズム体9aの射出面E2を臨界角度以下の入射角で入射し、射出面E2を透過して眼球1に導かれる。これによって観察者は外界の画像情報を観察できる。
【0016】
図10では撮像光学系102の絞り5の位置近傍、即ち瞳位置近傍に偏光板PPを配置している。この偏光板PPの偏光軸はFLCD2からの直線偏光の偏光軸と直交するようにしている。
【0017】
これによってFLCD2からの光が光路分離手段4を通過し、プリズム体9cを通過し、光学系6によってCCD3面上に入射し、フレアーとなるのを防止して、CCD3で得られる外界の画像情報の光学特性を良好に維持している。
【0018】
また、プリズム体9aの全反射面7aと射出面E2は同じ曲面より成っており、光束の入射条件によって使い分けている。又、プリズム体9cの入射面E3と全反射面7cは同じ曲面より成っており、プリズム体9aと同様に光束の入射条件によって使い分けている。
【0019】
本構成では、表示光学系101と撮像光学系102とを光路分離手段4で対向配置することによって、眼球1に入射する光束の眼球光軸1a又は眼球光軸1aを延長した仮想眼球光軸1bと、外界から撮像光学系102に入射してくる光束の外界光軸(撮像光学系102の光軸102a)1cが略一致するようにして、FLCD2に表示された画像情報の観察と、外界の画像情報のCCD3面上における結像、そして外界の画像情報の観察(シースルー光学系)をパララックスのない状態で同時に観察及び撮像できるようにしている。
【0020】
図11は、図10において、表示手段をバックライト46を有するカラーLCD40で構成した場合を示している。
図11においてカラー液晶LCD40は偏光板41、カバーガラス42、R,G,Bの微小なフィルターを2次元的に所定のピッチで配列したカラーフィルター43、液晶表示素子44、そして偏光板45を有している。
【0021】
そして、液晶表示素子44で表示されたカラー画像情報(画素)をバックライト46からの光束(白色光)で偏光板45を介して照明し、各画素からの光束をカラーフィルター43と偏光板41を介して射出させている。
【0022】
ここで、カラー液晶LCD40から出射する偏光光束の偏光軸と偏光板PPとの偏光軸とを直交させることによって、図10の構成と同様の効果を得ることができる。その他の構成については図10と同一であるため説明を省略する。
【0023】
図8はこれら従来の複合表示装置の回路構成例を示す図であり、図9(a)は図10の構成を有する複合表示装置のタイミングチャート、図9(b)は図11の構成を有する複合表示装置のタイミングチャートの例をそれぞれ示す。
【0024】
図8において、1001は複合表示装置全体を制御するためのシステム制御部であり、CPU、ROM、RAM等を有するコンピュータ装置で構成される。1003はCCD3に対するタイミング制御や撮像データの調整等を行うCCD制御部、1004は撮像データをシステム制御部1001に入力可能なデータ形式に変換するための撮像系インタフェース部、1005はシステム制御部1001が出力する表示データをFLCD2(またはカラーLCD40)が表示可能なデータ形式に変換するための表示系インタフェース部、1006はFLCD2(またはカラーLCD40)に対するタイミング制御や表示データの調整等を行うLCD制御部、1011は照明光源(31R,31G,31Bまたは46)の点灯タイミングを制御するための照明光源制御部である。
【0025】
図9において、「撮像データ」はCCD3より出力される撮像データの状態、「シャッター」は電子シャッターの状態を表しており、Highが閉状態、Lowが開状態を示す。また、「表示データ」はFLCD2(またはカラーLCD40)で表示している内容の状態、図9(a)における「照明光源R」、「照明光源G」及び「照明光源B」は赤色照明光源(31R)、緑色照明光源(31G)及び青色照明光源(31B)の状態をそれぞれ表しており、また図9(b)の「照明光源」は白色照明光源46の状態を表す。照明状態は何れもHighが点灯状態、Lowが消灯状態を示す。
【0026】
以下、図を参照しながら従来例についてさらに説明する。
撮像系においては、CCD制御部1003で制御されるタイミングに基づいてCCD3より撮像データが出力され、CCD制御部1003においてCDS(Correlated Double Sampling)やAGC(Automatic Gain Control)、AWB(Automatic White Balance)等のデータ調整が施された後、撮像系インタフェース部1004でNTSC,PAL等の標準データに変換され、システム制御部1001に取り込まれる。
【0027】
一方、表示系においては、システム制御部1001が出力するVGA,LDI形式等の表示データを表示系インタフェース部1005においてLCD(2または40)が表示可能なデータ形式に変換し、LCD制御部1006においてガンマ補正等のデータ調整が施された後、生成したタイミングに基づいてLCD(2または40)に表示データを出力して画像を表示する。その際、表示タイミングの信号を照明光源制御部1011にも入力し、表示タイミングに合わせて照明光源(31または46)の点灯タイミングを制御する。
【0028】
ここで、表示系における照明光源(31または46)の点灯タイミングと撮像系における電子シャッターを開くタイミングが重ならないようにするため、まずLCD制御部1006の表示タイミングの信号をCCD制御部1003に入力して表示系と撮像系の同期合わせを行う。次に照明光源制御部1011において照明光源(31または46)を所定の期間点灯させ、その後、CCD制御部1003より所定の期間電子シャッターを開くためのトリガー信号をCCD3に対して出力する。
【0029】
このとき、屋内使用時のフリッカー発生を考慮して、シャッタースピードを1/100秒に設定するのが一般的である。また、ビデオ系の標準信号であるNTSCの1フィールド(60Hz)を基準にすると1サイクルの周期は1/60秒となり、その際照明光源(31または46)の点灯期間は(1/60-1/100)秒以下、即ち6ミリ秒等とする。
【0030】
【発明が解決しようとする問題点】
しかしながら、上記特開平11−174367号公報記載の複合表示装置においては、映像表示光の光量調整やCCDカメラのシャッタースピード調整等に関しては特に言及されておらず、ある程度固定的なものとして提案されている。
【0031】
従って、明るい場所での使用時には、外界から直接眼に導かれるシースルー光の光量が多くなるにも関わらず、液晶ディスプレイ(LCD)等の表示手段からの光量が一定であるとシースルー光に対して表示が薄くなる傾向となり、またCCD等撮像素子のシャッタースピードが一定であると光量オーバーで撮像画像上にフレアやスミアが発生する可能性が生じる。
【0032】
また逆に、暗い場所での使用時には、外界から直接眼に導かれるシースルー光の光量が少なくなるにも関わらず、液晶ディスプレイ(LCD)等の表示手段からの光量が一定であるとシースルー光に対して表示が濃くなる傾向となり、またCCD等のシャッタースピードが一定であると光量不足で撮像画像が暗くなる、或いはコントラストが低減する可能性が生じる。
【0033】
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みなされたものであり、様々な光量が想定される使用環境においても表示手段による表示の濃度を外界光(シースルー光)に対して最適な状態に保つとともに、かつCCD等のシャッタースピードも最適な状態に保つことを容易に可能とした複合表示装置の提供を目的とする。
【0034】
本発明はまた、撮像系と表示系のフィールド/フレーム周期を合わせなければならないという制約を無くすことにより、柔軟性のある複合表示装置の提供を目的とする。
【0035】
【課題を解決する手段】
すなわち、本発明の複合表示装置は、外界からの光束の一部をハーフミラーを透過して観察者の眼球に導くシースルー光学系と、外界からの光束の一部をハーフミラーの一方の面で反射して撮像手段に結像させる撮像光学系と、表示手段からの光束をハーフミラーの他方の面で反射して観察者の眼球に導光する表示光学系と、を有し、表示光学系及びシースルー光学系の光軸を観察者の眼球の光軸と一致させ、外界からの光束と表示手段からの光束を重畳して観察者に提示する複合表示装置において、表示手段は周期的に所定の表示期間だけ画像情報の表示光を発し、撮像手段は表示手段が表示光を発していない期間内の所定の撮像期間だけ外界からの画像情報の記録を行ない、さらに、外界からの光束の光量が多い場合には表示期間を長く、かつ撮像期間を短くし、外界からの光束の光量が少ない場合には表示期間を短く、かつ撮像期間を長くするように、表示期間および撮像期間を変更可能な変更手段を備えることを特徴とする。
【0036】
また、上述の本発明の目的は、本発明の複合表示装置を用いたヘッドマウントディスプレイ装置によっても達成される。
【0037】
【作用】
以上の構成に依って、
明るい場所での使用時には、外界から直接眼に導かれるシースルー光の光量が多くなるにも関わらず、液晶ディスプレイ(LCD)等の表示手段からの光量が一定であるとシースルー光に対して表示が薄くなる傾向となり、またCCD等カメラのシャッタースピードが一定であると光量オーバーで撮像画像上にフレアやスミアが発生する可能性が生じる。
また逆に、暗い場所での使用時には、外界から直接眼に導かれるシースルー光の光量が少なくなるにも関わらず、液晶ディスプレイ(LCD)等の表示手段からの光量が一定であるとシースルー光に対して表示が濃くなる傾向となり、またCCD等カメラのシャッタースピードが一定であると光量不足で撮像画像が暗くなる、或いはコントラストが低減する可能性が生じる。
という欠点を解決することができ、
様々な光量が想定される使用環境においても表示手段による表示の濃度をシースルー光に対して最適な状態に保つとともに、かつCCD等カメラのシャッタースピードも最適な状態に保つことを容易に可能とした複合表示装置を提供することができる。また、併せて撮像系と表示系のフィールド/フレーム周期を合わせなければならないという制約を無くすことにより、柔軟性のある複合表示装置を提供することができる。
【0038】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図7を参照して、本発明をその好適な実施形態に基づき詳細に説明する。なお、以下の説明において、上述した図8〜図11と同一の構成には同一の参照数字を付して重複する説明は省略する。
【0039】
図1は本発明の第1実施形態に係る複合表示装置の光学系構成を示す側面図である。従来構成を示す図11との比較から明らかなように、本実施形態に係る複合表示装置は後述する1008〜1010を設けたこと以外は共通の構成を有する。
【0040】
図3は本実施形態における複合表示装置の制御回路の構成例を示すブロック図である。図において、1001は複合表示装置全体を制御するためのシステム制御部であり、CPU、ROM、RAM等を有するコンピュータ装置で構成される。1062はCCD3に対するタイミング制御や撮像データの調整等を行うCCD制御部、1004は撮像データをシステム制御部1001に入力可能なデータ形式に変換するための撮像系インタフェース部、1005はシステム制御部1001が出力する表示データをカラーLCD40が表示可能なデータ形式に変換するための表示系インタフェース部、1060はカラーLCD40に対するタイミング制御や表示データの調整等を行うLCD制御部1061は照明光源(31または46)の点灯タイミングを制御するための照明光源制御部である。
【0041】
また、本実施形態において新たに追加された1008は動作モードを切り替えるための、スイッチ等からなる動作モード切り替え部、同1009は表示/撮像光学系の前面に配置されて外界光の光量を検出するための、光センサ等からなる光量検出部、同1010は照明光源点灯およびシャッタースピードを同時に変化させるための、ボリュームやジョグダイヤル等からなる光量調整部である。
【0042】
図4は、図3に示す制御回路のタイミングチャートである。図において、「撮像データ」はCCD3より出力される撮像データの状態、「シャッター」は電子シャッターの状態を表しており、Highが閉状態、Lowが開状態を示す。また、「表示データ」はカラーLCD40で表示している内容の状態、「照明光源」は白色照明光源46の状態を表しており、Highが点灯状態、Lowが消灯状態を示す。
【0043】
撮像系においては、CCD制御部1062で制御されるタイミングに基づいてCCD3より撮像データが出力され、CCD制御部1062においてCDS(Correlated Double Sampling)やAGC(Automatic Gain Control)、AWB(Automatic White Balance)等のデータ調整が施された後、撮像系インタフェース部1004でNTSC,PAL等の標準データに変換され、システム制御部1001に取り込まれる。
【0044】
一方、表示系においては、システム制御部1001が出力するVGA,LDI形式等の表示データを表示系インタフェース部1005においてカラーLCD40が表示可能なデータ形式に変換し、LCD制御部1060においてガンマ補正等のデータ調整が施された後、生成したタイミングに基づいてLCD(2または40)に表示データを出力して画像を表示する。その際、表示タイミングの信号を照明光源制御部1061にも入力し、表示タイミングに合わせて照明光源(31または46)の点灯タイミングを制御する。
【0045】
ここで、表示系における照明光源46の点灯タイミングと撮像系における電子シャッターを開くタイミングが重ならないようにするため、まずLCD制御部1060の表示タイミングの信号をCCD制御部1062に入力して表示系と撮像系の同期合わせを行う。次に照明光源制御部1061において照明光源46を所定の期間点灯させ、その後、CCD制御部1062より所定の期間電子シャッターを開くためのトリガー信号をCCD3に対して出力する。
【0046】
(動作モード)
基本的にはこのような動作となるが、本実施形態の複合表示装置はさらに様々な使用環境を考慮して動作モード切り替え部1008により以下の3つの動作モードを提供する。動作モードは動作モード切替部1008を構成するスイッチ等を操作することによって変更可能である。動作モード切替部1008は各モードに対応した3つのボタンで構成しても、1つのボタンで構成し、ボタンを押下する毎にモードが順番に変更されるように構成しても良い。また、現在選択されている動作モードを、ユーザが認識できるように構成することが好ましい。具体的には、動作モード切替部1008の状態を、LCDに表示する表示データを生成する外部装置(図示せず)に伝達し、動作モード切替部1008の状態が変化する度に選択されたモード名などの情報を表示データに重畳するように構成することができる。
【0047】
1番目の動作モードは固定モードであり、従来例と同様、屋内使用時のフリッカー発生を考慮して、シャッタースピードを1/100秒に設定する。ビデオ信号の標準形式であるNTSCの1フィールド(60Hz)を基準にすると、1サイクルの周期は1/60秒となり、その際、照明光源46の点灯期間は(1/60−1/100)秒以下、即ち6ミリ秒等とする。
【0048】
2番目の動作モードは自動モードであり、表示/撮像光学系の前面に配置された光量検出部1009により外界光の光量を検出し、外界光に適したシャッタースピードおよび照明光源46の点灯時間に自動的に調整するものである。即ち、明るい環境での使用時には図4(a)に示すようにシャッタースピードを短く、かつ照明光源46の点灯時間を長くし、また逆に暗い環境での使用時には図4(b)に示すようにシャッタースピードを長く、かつ照明光源46の点灯時間を短く、光量検出部1009の出力値に応じて自動的に制御を行う。
【0049】
この自動制御は、例えば光量検出部1009の出力値と、シャッタースピード及び照明光源の点灯時間との関係を、予め種々の条件で測定し、最適値をLCD制御部1060に記憶しておいて、光量検出部1009の出力値から記憶されたシャッタースピード及び点灯時間を参照することにより行うことができる。
【0050】
3番目の動作モードは手動モードであり、本実施形態の複合表示装置のユーザがボリュームやジョグダイヤル等で構成される光量調整部1010を調整することにより、外界光に適するようにシャッタースピードおよび照明光源46の点灯時間を同時に変化させるものである。
【0051】
例えば、光量調整部1010が「明」側に調整されると、その値(光量調整部を構成する入力素子によって、絶対値であっても、変化量であってもよい)に応じて図4(a)に示すようにシャッタースピードを短く、かつ照明光源46の点灯時間を長くする。逆に、光量調整部1010が「暗」側に調整された場合には、その値に応じて図4(b)に示すようにシャッタースピードを長く、かつ照明光源46の点灯時間を短くする。
【0052】
光量調整部1010がアナログボリュームなど絶対値を出力する素子から構成されている場合、手動モードにおいても、自動モードと同様、光量調整部1010からの入力値とシャッタースピード及び点灯時間の関係をLCD制御部1060に記憶して制御を行うことが可能である。一方、光量調整部1010が「+」「−」を入力するディジタルスイッチから構成されるような場合には、1回の「+」入力及び「−」入力毎のシャッタースピード及び点灯時間の調整量を記憶しておき、スイッチが押されるたびに所定の調整量だけシャッタースピード及び点灯時間を変化させることもできる。もちろん、これ以外にも任意の入力素子で光量制御部1010を構成することが可能であり、入力素子が出力する値の種類に応じて制御方法を選択すればよい。ただし、光量調整部1010は複数のボタンやスイッチで構成するよりも、ボリュームなど1つの素子で構成した方が使い勝手の点からは好ましい。
【0053】
(第1の実施形態の変形例)
図2は、図1におけるカラーLCD40の替わりに、強誘電性ディスプレイ素子2(FLCD)と、R,G,B各色の光源31R,31G,31Bとの組み合わせによってカラー表示を実現した複合表示装置の光学系構成を示す側面図である。図2に示す複合表示装置は、モード切替部1008、光量検出部1009及び光量制御部1010を設けたこと以外は図10に示した従来の複合表示装置の光学系構成と同一構成を有する。
【0054】
このような構成を有する複合表示装置においても、図3に示した制御回路において照明光源制御部1061が制御する照明光源を31R、31G、31Bに、LCD制御部1060が制御するLCDをFLCD2に変更することにより、第1の実施形態と同様の制御を行うことが可能である。
【0055】
具体的には、光量調整部1010が「明」側に調整されると、その値(光量調整部を構成する入力素子によって、絶対値であっても、変化量であってもよい)に応じて図5(a)に示すようにシャッタースピードを短く、かつ照明光源31R,31G,31B各々の点灯時間を長くする。逆に、光量調整部1010が「暗」側に調整された場合には、その値に応じて図5(b)に示すようにシャッタースピードを長く、かつ照明光源31R,31G,31B各々の点灯時間を短くする。このように、表示素子の種類が変わっても、同様の効果を得ることが可能である。
【0056】
(第2の実施形態)
次に、図6及び図7を参照して本発明の第2実施形態について説明する。
図6は本発明の第2実施形態に係る複合表示装置の制御回路の構成例を示すブロック図、図7は図6の制御回路の動作を示すタイミングチャートである。
【0057】
図6を図3に示す第1実施形態における制御回路と比較すると、撮像系とLCDの同期を取らず、撮像系と照明光源のみ同期をとる点が第1実施形態と異なるところであり、それ以外は第1実施形態と同様である。従って、FLCDと照明光源31R,31G,31Bの同期をとらなければならない図2構成の複合表示装置には本実施形態の制御回路は適用できず、図1の構成を有する複合表示装置にのみ適用可能である。
【0058】
図7に示すように、表示系における照明光源46の点灯タイミングと、撮像系における電子シャッターを開くタイミングが重ならないようにするため、まずCCD制御部1072の撮像タイミングの信号を照明光源制御部1070に入力して撮像系と照明光源46の同期合わせを行う。次に照明光源制御部1070において照明光源46を所定の期間点灯させ、その後、CCD制御部1072より所定の期間電子シャッターを開くためのトリガー信号をCCD3に対して出力する。
【0059】
このとき、LCD40の画像表示は撮像系/照明光源に同期することなく任意のタイミングで表示を行っている。これは言い換えれば、撮像系と表示系のフィールド/フレーム周期を合わせなければならないという制約を無くすことが可能になることを意味する。
【0060】
なお、本実施形態においては、動作モード切替部1008、光量検出部1009及び光量制御部1010の出力はすべてCCD制御部1072に供給される。従って、本実施形態において、第1実施形態でLCD制御部1060が行っていた、各種動作モードにおけるシャッタースピード及び点灯時間の制御は、CCD制御部1072が行う。制御方法及び制御内容は第1の実施形態と同様であるため詳細な説明は省略する。
【0061】
自動モードにおける、外光量が多い場合の制御例を図7(a)に、外光量が少ない場合の制御例を図7(b)にそれぞれ示す。
【0062】
【他の実施形態】
上述の実施形態においては、複合表示装置に用いる表示素子として透過型のLCDを使用した場合の構成についてのみ説明を行っているが、反射型のLCDを使用しても同様に実現することが可能である。また、カラーLCD40の替わりに、EL等の自発光型の表示素子を用いることも可能である。
【0063】
また、上述の実施形態においては、撮像デバイスとしてCCDを使用して場合について説明したが、C-MOSエリアセンサ等、他の撮像素子を使用してもよい。
【0064】
また、上述の実施形態においては、撮像データをインタレース方式(フィールド)として説明を行っているが、ノンインタレース方式(フレーム)でも同様に本発明の表示制御を適用することは可能である。また逆に、表示データをノンインタレース方式(フレーム)として説明を行っているが、インタレース方式(フィールド)でも本発明の表示制御を適用可能である。
【0065】
また、上述の実施形態においては、フィールド/フレーム周期を1/60秒として説明を行っているが、これに限るものではない。
【0066】
また、上述の実施形態においては、撮像データがNTSC,PAL等の標準データであるものとして説明を行っているが、これに限るものではなく、独自のデータ形式を有する撮像データであってもよい。
【0067】
また、上述の実施形態においては、固定モード時のシャッタースピードを1/100秒、照明光源点灯時間を6ミリ秒として説明を行っているが、これに限るものではなく、例えばシャッタースピードを0秒、すなわち、 撮像しない(表示モード)、あるいは逆に照明光源点灯時間を0秒 、すなわち、 表示しない(撮像モード)、等にすることも考えられる。
【0068】
また、上述の実施形態においては、動作モード切替部1008で選択可能な動作モードを3種類として説明を行っているが、これに限るものではなく、例えば上述の表示モードや撮像モードを追加する、或いは撮像系と表示系の動作を個別に変化させる場合の組合せを追加する、或いは動作モードを削減する、等も考えられる。
【0069】
また、上述の実施形態においては、光量調整部1010の操作により照明光源点灯およびシャッタースピードを同時に変化させる構成について説明を行っているが、これに限るものではなく、例えば光量調整部1010を2つ以上のつまみ、スイッチ等で構成し、照明光源点灯時間とシャッタースピードを各々独立に調整するように構成することも、片方を固定としてもう一方を1つのつまみで調整するように構成することも可能である。
【0070】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、様々な使用環境においても表示手段による表示の濃度を外界光に対して最適な状態に保つとともに、かつCCD等の撮像手段のシャッタースピードも最適な状態に保つことを容易に可能とした複合表示装置を提供することができる。また、併せて撮像系と表示系のフィールド/フレーム周期を合わせなければならないという制約を無くすことにより、柔軟性のある複合表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る複合表示装置の光学系構成を示す図である。
【図2】本発明の第1実施形態の変形例に係る複合表示装置の光学系構成を示す図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る複合表示装置の制御回路構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係る複合表示装置における表示制御及び発光制御を説明するタイミングチャートである。
【図5】本発明の第1実施形態の変形例に係る複合表示装置における表示制御及び発光制御を説明するタイミングチャートである。
【図6】本発明の第2実施形態に係る制御回路構成を示すブロック図である。
【図7】図6に示した制御回路の動作を示すタイミングチャートである。
【図8】従来の複合表示装置の制御回路構成例を示すブロック図である。
【図9】従来の複合表示装置における表示制御及び発光制御を説明するタイミングチャートである。
【図10】従来の複合表示装置の光学系構成例を示す図である。
【図11】従来の複合表示装置の別の光学系構成例を示す図である。
【符号の説明】
1001 システム制御部
1003 CCD制御部
1004 撮像系インタフェース部
1005 表示系インタフェース部
1006 LCD制御部
1008 動作モード切り替え部
1009 光量検出部
1010 光量調整部
1011 照明光源制御部
Claims (7)
- 外界からの光束の一部をハーフミラーを透過して観察者の眼球に導くシースルー光学系と、
前記外界からの光束の一部を前記ハーフミラーの一方の面で反射して撮像手段に結像させる撮像光学系と、
表示手段からの光束を前記ハーフミラーの他方の面で反射して前記観察者の眼球に導光する表示光学系と、を有し、
前記表示光学系及び前記シースルー光学系の光軸を前記観察者の眼球の光軸と一致させ、前記外界からの光束と前記表示手段からの光束を重畳して前記観察者に提示する複合表示装置において、
前記表示手段は周期的に所定の表示期間だけ画像情報の表示光を発し、前記撮像手段は前記表示手段が前記表示光を発していない期間内の所定の撮像期間だけ前記外界からの画像情報の記録を行ない、
さらに、前記外界からの光束の光量が多い場合には前記表示期間を長く、かつ前記撮像期間を短くし、前記外界からの光束の光量が少ない場合には前記表示期間を短く、かつ前記撮像期間を長くするように、前記表示期間および前記撮像期間を変更可能な変更手段を有することを特徴とする複合表示装置。 - 前記撮像光学系の撮像手段はCCDであることを特徴とする請求項1記載の複合表示装置。
- 前記表示手段は、当該表示手段を照明する照明光源を有し、この照明光源を点灯することで前記表示光を発生することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の複合表示装置。
- 前記表示手段はカラーLCDであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の複合表示装置。
- 外界の光量を検出する外界光量検出手段をさらに備え、前記変更手段が、前記表示期間および前記撮像期間を前記外界光量検出手段が検出した光量に応じて変化させることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の複合表示装置。
- 光量調整手段をさらに備え、前記変更手段が、当該光量調整手段による設定値に基づいて前記表示期間および前記撮像期間を変化させることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の複合表示装置。
- 請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の複合表示装置を用いたヘッドマウントディスプレイ装置。
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