JP2001133725A - 画像観察装置 - Google Patents

画像観察装置

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JP2001133725A
JP2001133725A JP31656899A JP31656899A JP2001133725A JP 2001133725 A JP2001133725 A JP 2001133725A JP 31656899 A JP31656899 A JP 31656899A JP 31656899 A JP31656899 A JP 31656899A JP 2001133725 A JP2001133725 A JP 2001133725A
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    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
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    • G02B27/0081Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00 with means for altering, e.g. enlarging, the entrance or exit pupil

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Abstract

(57)【要約】 【課題】裸眼観察時とビデオシースルー観察時の物体像
の大きさ知覚を略一致させることができる画像観察装置
を得ること。 【解決手段】外界像を撮像光学系を介して取得する撮像
系と、該撮像系により取得した外界像を表示素子に表示
し、該表示手段からの光束を該接眼光学系を介して眼球
へ導く表示系と、を有する画像観察装置において、該撮
像光学系の外界側光軸は該接眼光学系の眼球側光軸を延
長した軸上に略一致しており、かつ該撮像光学系の入射
瞳は該眼球光学系の入射瞳と等価な位置よりも外界側に
ずらして配置されていること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像光学系(撮像
系)により取得した外界の光景(外界画像、外界情報)
をディスプレイ装置(画像表示手段)に表示し観察でき
るようにした画像観察装置、あるいは現実の外界の光景
(外界情報)にコンピューター等で人工的に作り出した
画像(仮想画像)や、ビデオ等によって記録された映像
を重ね合わせることによって様々な疑似的体験を行うと
いったことを目的とした画像観察装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、外界画像(外界情報)をCC
Dカメラ等の撮影装置で電気信号に変換し、それをCR
TやLCDなどの表示素子(表示手段)に表示し、接眼
光学系を介して外界画像を観察(以下「ビデオシースル
ー観察」という。)し、あたかも外界を裸眼で観察して
いるように構成された画像観察装置が知られている。
【0003】又カメラによって撮像された外界画像にコ
ンピューターグラフィックス等により生成された画像や
ビデオ等によって記録された映像を合成表示し、現実空
間と仮想空間を合成し観察できるようにした画像観察装
置が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような形態の画像
観察装置は、裸眼で観察している場合に対し、物体の位
置などを観察方向で一致させるために、撮像系の撮像光
学系の外界側光軸と表示系の接眼光学系の眼球側光軸を
一致させ、さらに撮像光学系の入射瞳は眼球光学系の入
射瞳と等価な位置に配置している。
【0005】しかしながら、撮像光学系を眼球光学系に
対して、全く等価な位置に配置すると、裸眼で外界を観
察している場合に対し、画像表示手段で表示した物体の
大きさが小さく知覚されるという問題が生じることが、
実験的に得られている。
【0006】図10はある大きさの物体を距離を変えて
観察した場合に、裸眼観察時と、撮像光学系を眼球光学
系に対して光学的に全く等価な位置に配置した装置によ
るビデオシースルー観察とで知覚される大きさを比較す
る実験を行った結果である。横軸が物体距離、縦軸がそ
の大きさを示す。
【0007】図10において、実線が裸眼観察時で破線
がビデオシースルー観察時を表す。裸眼観察時に比べ、
ビデオシースルー観察時の方が有意に物体の大きさが小
さく感じられることがわかる。
【0008】本発明は、ビデオシースルー観察したとき
と裸眼観察したときとで同様な大きさで外界観察ができ
る画像観察装置の提供を目的とする。
【0009】この他本発明は、装置全体の小型化が図れ
頭部に搭載したときに観察者への負担を軽減させること
ができる画像観察装置の提供を目的とする。
【0010】この他本発明は、撮像系において、一つの
面で透過作用と全反射作用を有する面を持ったプリズム
を使用することにより、装置全体の小型が図れ、また外
界光束を効率よく撮像素子に導くことが可能となり、明
るい外界画像を容易に得ることができる画像観察装置の
提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の画像観
察装置は、外界像を撮像光学系を介して取得する撮像系
と、該撮像系により取得した外界像を表示素子に表示
し、該表示手段からの光束を接眼光学系を介して眼球へ
導く表示系と、を有する画像観察装置において、該撮像
光学系の外界側光軸は該接眼光学系の眼球側光軸を延長
した軸上に略一致しており、かつ該撮像光学系の入射瞳
は該眼球光学系の入射瞳と等価な位置よりも外界側にず
らして配置されていることを特徴としている。
【0012】請求項2の発明は請求項1の発明におい
て、前記眼球光学系の入射瞳と等価な位置に対する前記
撮像光学系の入射瞳のずらし量をdとしたとき d<60(mm) を満足していることを特徴としている。
【0013】請求項3の発明は請求項1又は2の発明に
おいて、前記撮像系で得られる外界像の撮像画角は、前
記表示系で表示する表示画角と略一致していることを特
徴としている。
【0014】請求項4の発明は請求項1から3のいずれ
か一項の発明において、画像を生成する画像生成手段及
び画像を合成する画像合成手段を有し、該画像合成手段
は該画像生成手段からの画像と前記撮像系からの画像を
合成し、該合成画像を前記表示素子に表示していること
を特徴としている。
【0015】請求項5の発明は請求項1から4のいずれ
か一項の発明において、前記撮像系は複数の平面で構成
されたプリズムを有し、該プリズムは透過作用及び全反
射作用をする面を有しており、該プリズムを介した光束
を正の光学的パワーを有する光学要素によって撮像素子
に導光していることを特徴としている。
【0016】請求項6の発明は請求項1から5のいずれ
か一項の発明において、前記撮像系はアジムス角度によ
り光学的パワーの異なる偏心した非回転対称反射面を有
していることを特徴としている。
【0017】請求項7の発明は請求項1から6のいずれ
か一項の発明において、前記表示系はアジムス角度によ
り光学的パワーの異なる偏心した非回転対称反射面を有
していることを特徴としている。
【0018】請求項8の発明の画像観察システムは、請
求項1から7のいずれか一項の画像観察装置を観察者の
左右眼用に一対設けたことを特徴としている。
【0019】請求項9の発明の画像観察装置は、外界像
を撮像光学系を介して取得する撮像系と、該撮像系によ
り取得した外界像を表示素子に表示し、該表示手段から
の光束を接眼光学系を介して眼球へ導く表示系と、を有
する画像観察装置において、前記表示系はアジムス角度
により光学的パワーの異なる偏心した非回転対称反射面
を含むプリズム体を有し、該撮像光学系の外界側光軸は
前記接眼光学系の眼球側光軸を延長した軸上に略一致し
ており、かつ該撮像光学系の入射瞳は眼球光学系の入射
瞳と等価な位置よりも外界側にずらして配置されてお
り、該ずらし量をdとしたとき d<60(mm) を満足していることを特徴としている。
【0020】請求項10の発明は請求項9の発明におい
て、前記撮像系は反射面を有し、該反射面による光軸の
偏向方向は、前記表示系の反射面による光軸の偏向方向
とは異なる方向であることを特徴としている。
【0021】請求項11の発明は請求項9又は10の発
明において、前記撮像系で得られる外界像の撮像画角
は、前記表示系で表示する表示画角と略一致しているこ
とを特徴としている。
【0022】請求項12の発明は請求項9から11のい
ずれか一項の発明において、画像を生成する画像生成手
段及び画像を合成する画像合成手段を有し、該画像合成
手段は該画像生成手段からの画像と前記撮像系からの画
像を合成し、該合成画像を前記表示素子に表示している
ことを特徴としている。
【0023】請求項13の発明は請求項9から12のい
ずれか一項の発明において、前記撮像系は複数の平面で
構成されたプリズムを有し、該プリズムは透過作用及び
全反射作用をする面を有しており、該プリズムを介した
光束を正の光学的パワーを有する光学要素によって撮像
素子に導光していることを特徴としている。
【0024】請求項14の発明は請求項9から12のい
ずれか一項の発明において、前記撮像系はアジムス角度
により光学的パワーの異なる偏心した非回転対称反射面
を有していることを特徴としている。
【0025】請求項15の発明の画像観察システムは、
請求項9から14のいずれか一項の画像観察装置を観察
者の左右眼用に一対設けたことを特徴としている。
【0026】
【発明の実施の形態】(実施形態1)図1は本発明の画
像観察装置の実施形態1の要部概略図である。本実施形
態による画像観察装置Sは表示手段11に表示した画像
情報を観察眼Eに導くための表示系10、外界の画像情
報OBを撮像素子23に結像させる撮像系20とを有
し、該撮像系20で得られた画像情報を信号処理手段S
Pで信号処理し、電気信号に変換した後に該表示系10
の表示手段11に表示し、該表示手段11に表示した他
の画像情報と共に観察眼Eで観察している。
【0027】表示系10は、LCDやELパネルなどの
表示手段11,接眼光学系12,ミラー13を有してい
る。撮像系20は、ミラー13,正の光学的パワーを有
する撮像光学系21,CCDなどの撮像素子23を有し
ている。
【0028】まず表示系10の構成について説明する。
本実施形態において、例えばバックライト、偏光板、透
過型液晶素子等で構成される表示手段11からその画像
情報に基づいて射出した表示光は接眼光学系12を通過
し、ミラー13の表示系10側の面13aで反射され、
観察眼Eの入射瞳Pに導かれる。接眼光学系12は表示
手段11の表示素子面の拡大虚像を例えば2m先に形成
するように位置及び焦点距離等が決められており、その
射出瞳は、観察眼Eの入射瞳Pに一致させてある。
【0029】次に撮影系20について説明する。外界の
物体OBからの光束はミラー13の撮像系20側の面1
3bで反射され、撮像光学系21によって撮像素子23
上に結像される。ここで撮像系20の外界側光軸O
2は、表示系10の観察眼E側の光軸O1の延長線と略一
致させてある。22は結像光学系21の入射瞳である。
【0030】撮像系20で撮像された外界画像情報は信
号処理手段SPで処理され電気信号に変換された後に表
示手段11に表示され、表示系10により観察眼Eに導
かれる。このとき、あたかも裸眼で外界の物体OBを観
察しているように構成している。
【0031】この時、特に撮像系20の外界像の撮像画
角(撮像素子23のサイズと結像光学系21の焦点距離
及びその位置関係で決定される)を、表示系10の表示
画角(表示手段11の表示素子のサイズと接眼光学系1
2の焦点距離及びその位置関係で決定される)と略一致
させることにより、ビデオシースルー観察時(表示手段
11の画像情報を観察すること)の外界観察倍率を裸眼
観察時のそれと合わせている。
【0032】尚、本実施形態において、撮像系20の撮
像画角を、予め表示系10の表示画角よりも大き目に設
定し、撮影系で撮影した外界像の一部を切り取り表示系
の表示画角と同じにして表示系10の表示手段11に表
示して双方が等倍観察となるようにしても良い。
【0033】図11に従来の画像観察装置の要部概略図
を示す。尚、図1に示した本実施形態と同じ役割を果た
すものに付いては同じ記号を付加し、説明を略す。
【0034】図11に示すように従来の画像観察装置で
は、撮像系20の結像光学系21の入射瞳22は観察眼
Eの入射瞳Pと光学的に等価な位置になるように構成さ
れていた。22’はミラー13による結像光学系21の
入射瞳22の鏡像を示す。このような構成の装置で外界
を表示手段11に表示して観察した場合、外界に存在す
る物体OBの大きさが、裸眼で観察する場合に比べ小さ
目に知覚されてしまうという問題が生じる。
【0035】これを解決するために、本発明においては
図1に示すように、撮像系20の結像光学系21及び撮
像素子23を従来の装置(図11)よりも外界側にずら
して配置する(ミラー13側へ移動させる)、つまり撮
像系20の撮像光学系21の入射瞳位置22を、観察者
の眼球光学系の入射瞳位置Pに対し点22’となるよう
に外界側にずらし量dだけずらして配置することによ
り、これを解決している。
【0036】このような構成とすることにより、外界空
間の位置関係を保ったまま、物体の大きさ知覚を裸眼観
察と合致させることができ、違和感の無い外界観察を可
能としている。また入射瞳P近傍に光学要素を配置する
ことが可能であるため、光学系の小型化を可能としてい
る。
【0037】本実施形態において、このずらし量dを大
きく取り過ぎると、観察者に近い距離(例えば300m
m程度)の空間においては、物体の距離感覚に対しての
影響が大きくなり、裸眼で観察した場合に比べ物体が近
い位置に感じられてしまう場合がある。
【0038】そこでずらし量dは60mm以下が良く、
好ましくは5mm以上60mm以下であることが望まし
い。また特に10mm以上40mm以下の範囲に設定す
ると距離感に対する影響は、ほとんど知覚されなくな
る。
【0039】(実施形態2)図2は本発明の画像観察装
置の実施形態2の要部概略図である。本実施形態による
画像観察装置Sは表示手段31に表示した画像情報を観
察眼Eに導くための表示系30、外界の画像情報を撮像
素子44に結像させるための撮像系40とを有し、該撮
像系40で得られた画像情報を信号処理手段SPで処理
し、電気信号に変換した後に該表示系30の表示手段3
1に表示し、表示手段31に表示した他の画像情報と共
に観察眼Eで観察している。
【0040】表示系30は、LCDやELパネルなどの
表示手段31、ハーフミラー32、球面又は非球面等の
凹面ミラー(接眼光学系)33を有している。撮像系4
0は、ミラー41、正の光学的パワーを有する撮像光学
系(光学素子)42、CCDなどの撮像素子44を有し
ている。
【0041】本実施形態において、例えばバックライ
ト、偏光板、透過型液晶素子等で構成される表示手段3
1からの画像情報に基づいて射出した表示光はハーフミ
ラー32でその一部が反射し、凹面ミラー33で反射さ
れ、ハーフミラー32でその一部が透過し、観察眼Eの
入射瞳Pに導かれる。凹面ミラー33は表示手段31の
表示素子面の拡大虚像を例えば2m先に形成するように
位置及び焦点距離等が決められており、その射出瞳は、
観察眼Eの入射瞳Pに一致させてある。
【0042】一方、外界の物体OBからの光束はミラー
41で反射され、結像光学系42によって撮像素子44
上に結像される。ここで撮像系40の外界側光軸O
4は、表示系30の観察眼E側の光軸O3を延長した線と
略一致させてある。
【0043】撮像系40で撮像された外界画像情報は表
示手段31に表示され、表示系30により観察眼Eに導
かれ、あたかも裸眼で観察しているように外界を観察で
きるように構成されている。
【0044】結像光学系42の入射瞳43(43’はミ
ラー41による入射瞳43の鏡像を示す)は観察眼Eの
入射瞳Pに対して距離dだけ外界側にずらして配置され
ており、これによって実施形態1で述べたのと同様の理
由により、違和感の無い外界観察を可能としている。
【0045】(実施形態3)図3は本発明の画像観察装
置の実施形態3の要部概略図である。本実施形態による
画像観察装置Sは表示手段51に表示した画像情報を観
察眼Eに導くための表示系50、外界の画像情報OBを
撮像素子66に結像させるための撮像系60とを有し、
該撮像系60で得られた画像情報を該表示系50の表示
手段51に表示し、表示手段51に表示した他の画像情
報とともに観察眼Eで観察している。
【0046】表示系50は、LCDやELパネルなどの
表示手段51、結像作用をするプリズム体PR1を有し
ている。撮像系60は、各面が平面で構成されたプリズ
ムPR2、正の光学的パワーを有する撮像光学系64、
CCDなどの撮像素子66を有している。
【0047】本実施形態において、例えばバックライ
ト,偏光板,透過型液晶素子等で構成される表示手段5
1からの画像情報に基づいて射出した表示光はプリズム
体PR1の面52で屈折されつつプリズム体PR1に入
射し、臨界角以上の入射角度で面53に入射し全反射さ
れ、曲面を有するミラー面54で反射されて臨界角以下
の入射角度で面53に入射し屈折されつつプリズム体P
R1を射出し、観察眼Eの入射瞳Pに導かれる。
【0048】プリズム体PR1は光学的パワーを有した
面54が光軸O5に対して傾いて配置されることに起因
する収差を良好に補正するために、アジムス角度により
光学的パワーの異なる偏心した非回転対称面で構成され
ており、接眼光学系の小型化を図っている。
【0049】プリズム体PR1は表示手段51の表示素
子面の拡大虚像を例えば2m先に形成するように位置及
び焦点距離等が決められており、その射出瞳は観察眼E
の入射瞳Pに一致させてある。
【0050】一方、外界の物体OBからの光束は面61
で屈折されつつプリズムPR2に入射し、ミラー面62
で反射され、臨界角以上の入射角度で面61に入射し全
反射され、臨界角以下の入射角度で面63に入射し屈折
されつつプリズムPR2を射出し、結像光学系64によ
って撮像素子66上に結像される。
【0051】プリズムPR2の各面は平面より成ってい
るが、任意の面を曲面としても良い。撮像系60の外界
側の光軸O6は、表示系50の観察眼E側の光軸O5の延
長線と略一致させてある。
【0052】撮像系60で撮像された外界画像情報は表
示手段51に表示され、表示系50により観察眼Eに導
かれ、あたかも裸眼で観察しているように外界を観察で
きるように構成されている。
【0053】尚、本実施形態においては、図4に示すよ
うに、プリズムPR2の代わりにミラー面で光学系を構
成する、つまりプリズムPR2の面61の代わりにハー
フミラー68を、同様に面62の代わりにミラー69で
構成すると、撮像方向以外からの迷光(例えば光束6
7)が撮像素子66に入射し、ゴースト像を形成してし
まう。
【0054】これを解決するために本実施形態において
は、プリズムPR2の透過及び反射作用を有する面61
で光束を反射させる際に全反射条件を満たすように構成
している。これにより、撮像方向以外からの光が撮像素
子66に入射することを回避することができ、さらに光
軸O6の折り畳みが可能となり光学系のレイアウトの自
由度が増し、装置の小型化を可能としている。
【0055】また全反射を利用することにより外界光束
を効率良く撮像素子66に導くことを可能としており、
これにより明るい像を得ている。
【0056】尚、本実施形態において図5に示すように
ハーフミラー68の外界側に偏光板101を、ミラー6
9の外界側に1/4波長板102を、撮像光学系64の
直前に偏光板101とその吸収軸が直交するように設定
された偏光板103を配置する構成としても良い。これ
によれば光束67が撮像素子66に入射することを避け
ることができる。
【0057】撮像方向からの光束は1/4波長板102
を2回通過するため、偏光方向が90度回転し、偏光板
103を通過し結像光学系64により撮像素子66に導
かれる。このようにハーフミラーを用いて撮像光学系を
構成しても、ゴースト像の発生を回避できるが、波長板
のように高価な素子が必要となり、構造も複雑になる傾
向がある。
【0058】撮像光学系64の入射瞳65(65’はプ
リズムPR2による入射瞳65の像を示す)は観察眼E
の入射瞳Pに対して距離dだけ外界側にずらして配置さ
れており、実施形態1で述べた理由と同様にして、違和
感の無い外界観察を可能にしている。
【0059】また、図3に示したように撮像系60の光
軸の折り畳み(偏向)方向を表示系50の光軸折り畳み
(偏向)方向と異なる方向に設定することにより、装置
全体の小型化を可能としている。この折り畳み方向は必
ずしも逆方向である必要は無く、図6に示すように例え
ば直交方向に設定しても良い。
【0060】図6において表示系50は図3に示した実
施形態3と同じ機能を果たす。一方、外界の物体OBか
らの光束は面71で屈折されつつプリズムPR3に入射
し、ミラー面72で反射され、臨界角以上の入射角度で
面71に入射し全反射され、臨界角以下の入射角度で面
73に入射し屈折されつつプリズムPR3を射出し、結
像光学系74によって撮像素子76上に結像される。
【0061】(実施形態4)図7は本発明の画像観察装
置の実施形態4の要部概略図である。本実施形態は図3
の実施形態3に比べ撮像系60が撮像系80に代わって
いる点が異なっているだけであり、それ以外は同じ構成
である。
【0062】図7において表示系50は図3に示した実
施形態3と同じ機能を果たす。外界の物体OBからの光
束は面81で屈折されつつプリズム体PR4に入射し、
曲面を有したミラー面82で反射され、臨界角以上の入
射角度で面81に再び入射し全反射され、臨界角以下の
入射角度で面83に入射し屈折されつつプリズム体PR
4を射出し、撮像素子85上に結像される。
【0063】プリズム体PR4は光学的パワーを有した
曲面82が傾いて配置されることに起因する収差を良好
に補正するために、アジムス角度により光学的パワーの
異なる偏心した非回転対称面で構成されており、これに
より撮像光学系の小型化を図っている。
【0064】撮像光学系(PR4)の入射瞳84は観察
眼Eの入射瞳Pに対して距離dだけ外界側にずらして配
置されており、実施形態1で述べた理由と同様にして、
違和感の無い外界観察を可能にしている。
【0065】図8は本発明の画像観察装置における信号
処理の要部ブロック図である。本発明においては、図8
(A)に示すように、表示手段91に表示する画像は撮
像系90で取得した外界画像情報をそのまま表示するだ
けでなく、図8(B)に示すように撮像系90で取得し
た外界画像情報に、画像生成手段92で生成した画像情
報(コンピューターグラフィックス等により生成された
画像やビデオ等によって記録された映像など)を画像合
成手段93で合成して表示手段91に表示するようにし
ても良い。
【0066】また以上の各実施形態の画像観察装置Sを
図9に示すように観察者の左右眼用に一対設けるように
構成することにより、両眼視差を用いれば立体視が可能
となり、より自然に外界を観察することが可能な画像観
察システムを構築することができる。
【0067】また以上の実施形態においては、表示素子
として透過型液晶素子を用いたが、反射型の液晶素子や
ELなどの自発光型の素子を用いても良い。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、以上の構成とすること
により、ビデオシースルー観察したときと裸眼観察した
ときとで同様な大きさで外界観察ができる画像観察装置
を達成することができる。
【0069】又本発明によれば、装置全体の小型化が図
れ頭部に搭載したときに観察者への負担を軽減させるこ
とができる画像観察装置の提供を達成することができ
る。
【0070】又本発明によれば、撮像系において、一つ
の面で透過作用と全反射作用を有する面を持ったプリズ
ムを使用することにより、装置全体の小型が図れ、また
外界光束を効率よく撮像素子に導くことが可能となり、
明るい外界画像を容易に得ることができる画像観察装置
を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1の要部概略図
【図2】 本発明の実施形態2の要部概略図
【図3】 本発明の実施形態3の要部概略図
【図4】 本発明と比較する為の画像観察装置の要部
概略図
【図5】 本発明の実施形態3の一部を変更したとき
の要部概略図
【図6】 本発明の実施形態3の一部を変更したとき
の要部概略図
【図7】 本発明の実施形態4の要部概略図
【図8】 本発明の画像観察装置に係る信号処理工程
の要部ブロック図
【図9】 本発明の画像観察システムの要部概略図
【図10】 裸眼観察時とビデオシースルー観察時の知
覚される物体の大きさの説明図
【図11】 従来の画像観察装置の要部概略図
【符号の説明】
S 画像観察装置 10,30,50 表示系 20,40,60 観察系 11,31,51 表示手段 12,33 接眼光学系 13,41 ミラー 21,42 撮像光学系 22,43 絞り(入射瞳) 23,44,66 撮像素子 32 ハーフミラー P 入射瞳 E 観察眼 33 凹面ミラー PR1,PR4 プリズム体 O1,O3,O5 表示系の光軸 O2,O4,O6 撮像系の光軸
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/64 511 H04N 5/64 511A // H04N 13/00 13/00 Fターム(参考) 5C022 AC03 AC42 AC54 5C023 AA18 AA37 AA38 BA11 CA05 5C061 AB02 AB06 AB14 AB18 AB20 5G435 AA00 AA03 AA18 BB05 BB12 BB15 CC13 DD02 DD03 EE25 FF05 GG02 GG03 GG08 GG09 GG22

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外界像を撮像光学系を介して取得する撮
    像系と、該撮像系により取得した外界像を表示素子に表
    示し、該表示手段からの光束を接眼光学系を介して眼球
    へ導く表示系と、を有する画像観察装置において、該撮
    像光学系の外界側光軸は該接眼光学系の眼球側光軸を延
    長した軸上に略一致しており、かつ該撮像光学系の入射
    瞳は該眼球光学系の入射瞳と等価な位置よりも外界側に
    ずらして配置されていることを特徴とする画像観察装
    置。
  2. 【請求項2】 前記眼球光学系の入射瞳と等価な位置に
    対する前記撮像光学系の入射瞳のずらし量をdとしたと
    き d<60(mm) を満足していることを特徴とする請求項1の画像観察装
    置。
  3. 【請求項3】 前記撮像系で得られる外界像の撮像画角
    は、前記表示系で表示する表示画角と略一致しているこ
    とを特徴とする請求項1又は2の画像観察装置。
  4. 【請求項4】 画像を生成する画像生成手段及び画像を
    合成する画像合成手段を有し、該画像合成手段は該画像
    生成手段からの画像と前記撮像系からの画像を合成し、
    該合成画像を前記表示素子に表示していることを特徴と
    する請求項1から3のいずれか一項の画像観察装置。
  5. 【請求項5】 前記撮像系は複数の平面で構成されたプ
    リズムを有し、該プリズムは透過作用及び全反射作用を
    する面を有しており、該プリズムを介した光束を正の光
    学的パワーを有する光学要素によって撮像素子に導光し
    ていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項
    の画像観察装置。
  6. 【請求項6】 前記撮像系はアジムス角度により光学的
    パワーの異なる偏心した非回転対称反射面を有している
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項の画像
    観察装置。
  7. 【請求項7】 前記表示系はアジムス角度により光学的
    パワーの異なる偏心した非回転対称反射面を有している
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項の画像
    観察装置。
  8. 【請求項8】 請求項1から7のいずれか一項の画像観
    察装置を観察者の左右眼用に一対設けたことを特徴とす
    る画像観察システム。
  9. 【請求項9】 外界像を撮像光学系を介して取得する撮
    像系と、該撮像系により取得した外界像を表示素子に表
    示し、該表示手段からの光束を接眼光学系を介して眼球
    へ導く表示系と、を有する画像観察装置において、前記
    表示系はアジムス角度により光学的パワーの異なる偏心
    した非回転対称反射面を含むプリズム体を有し、該撮像
    光学系の外界側光軸は前記接眼光学系の眼球側光軸を延
    長した軸上に略一致しており、かつ該撮像光学系の入射
    瞳は眼球光学系の入射瞳と等価な位置よりも外界側にず
    らして配置されており、該ずらし量をdとしたときd<
    60(mm)を満足していることを特徴とする画像観察
    装置。
  10. 【請求項10】 前記撮像系は反射面を有し、該反射面
    による光軸の偏向方向は、前記表示系の反射面による光
    軸の偏向方向とは異なる方向であることを特徴とする請
    求項9の画像観察装置。
  11. 【請求項11】 前記撮像系で得られる外界像の撮像画
    角は、前記表示系で表示する表示画角と略一致している
    ことを特徴とする請求項9又は10の画像観察装置。
  12. 【請求項12】 画像を生成する画像生成手段及び画像
    を合成する画像合成手段を有し、該画像合成手段は該画
    像生成手段からの画像と前記撮像系からの画像を合成
    し、該合成画像を前記表示素子に表示していることを特
    徴とする請求項9から11のいずれか一項の画像観察装
    置。
  13. 【請求項13】 前記撮像系は複数の平面で構成された
    プリズムを有し、該プリズムは透過作用及び全反射作用
    をする面を有しており、該プリズムを介した光束を正の
    光学的パワーを有する光学要素によって撮像素子に導光
    していることを特徴とする請求項9から12のいずれか
    一項の画像観察装置。
  14. 【請求項14】 前記撮像系はアジムス角度により光学
    的パワーの異なる偏心した非回転対称反射面を有してい
    ることを特徴とする請求項9から12のいずれか一項の
    画像観察装置。
  15. 【請求項15】 請求項9から14のいずれか一項の画
    像観察装置を観察者の左右眼用に一対設けたことを特徴
    とする画像観察システム。
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