JP3337631B2 - ドームスピーカ及びその製造方法 - Google Patents

ドームスピーカ及びその製造方法

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    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R9/00Transducers of moving-coil, moving-strip, or moving-wire type
    • H04R9/06Loudspeakers

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、振動板がドーム形
状を有するドームスピーカ及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】オーディオシステム等の音響機器に備え
られているスピーカは、アンプからの電気信号(電気エ
ネルギ)を音響信号(音響エネルギ)に変換するいわゆ
る電気−音響変換器である。
【0003】スピーカを動作原理により大別すると、動
電型、静電型、圧電型、放電型、電磁型等に分けられ、
現在は音の良さ等の諸条件を兼ね備えた動電型(ダイナ
ミック型)が主流を占めている。
【0004】ここで、動電型のスピーカには、コーンス
ピーカやドームスピーカがあり、これらのスピーカの動
作原理は、基本的には磁気回路内に配されたボイスコイ
ルによって振動板を駆動して振動させる点で共通する
が、コーンスピーカは、ボイスコイルが円錐形状の振動
板の付け根(コーンネック)で駆動しているのに対し、
ドームスピーカは、使用する振動板が略球状のドーム形
状を有するので、ボイスコイルが振動板の外周側で駆動
している点でコーンスピーカと異なっている。
【0005】したがって、ドームスピーカは、一般にボ
イスコイルの口径と振動板の口径とがほぼ同じであるた
め、振動板の口径の大きいものは作りにくい。しかし、
ドームスピーカは、振動板とほぼ同じ口径のボイスコイ
ルによって駆動するので、振動板の口径が小さくても大
きな駆動力を得ることができ、そのため主として振動板
の口径が小さなマルチスピーカシステムの中音用スピー
カと高音用スピーカや、小形化が必要な携帯電話機の受
話器等に用いられる。
【0006】また、上述したドームスピーカの振動板に
は、振動板を弾性支持するためのエッジダンパと一体に
形成されたものがあり、これを用いて組み立てることに
より作業性が向上し、組み立て後の各部の位置精度が向
上する。
【0007】図6は、このような振動板を用いたドーム
スピーカの概略構造を示す図である。ドームスピーカ
は、同図に示すように、ポール部101aを有するヨー
ク101、リング状のマグネット102、プレート10
3によってリング状の磁気ギャップを有する磁気回路が
構成される。ヨーク101のポール部101aの上方に
は、略球状の振動板104が配されている。
【0008】図7は、図6における振動板104の外周
縁部を示す拡大図である。同図に示すように、振動板1
04の外周縁部には断面U字状の凹部105がリング状
に設けられており、さらにこの凹部105の外周縁部に
はエッジダンパ106が設けられている。これら振動板
104、凹部105及びエッジダンパ106は、例えば
樹脂フィルムを加熱加圧成形することにより一体に形成
される。
【0009】エッジダンパ106は、振動板104及び
凹部105を共に弾性支持し、エッジダンパ106の外
周縁部がプレート103に設けられた係合突起103a
に嵌合されることでプレート103に取り付けられ、凹
部105を磁気回路の磁気ギャップ内において位置決め
た状態で浮遊支持される。
【0010】凹部105内には、電線を巻回して形成さ
れる円筒状のボイスコイル107が落とし込まれて接着
剤108によって凹部105に接着されている。したが
って、ボイスコイル107は、エッジダンパ106によ
って凹部105と共に磁気回路の磁気ギャップ内に配さ
れ浮遊支持される。ボイスコイル107の電線の両端
は、磁気回路の外部に引き出されてそれぞれ図示しない
正負の端子に接続される。
【0011】また、フレームカバー109は、金属や樹
脂によって形成されていて、振動板104、凹部105
及びエッジダンパ106の前方に設けられ、これらが外
部からの衝撃等によって破損しないように保護すると共
に、音響放射用の孔109aを設けることによって振動
板104から放射される音響出力の再生周波数特性を調
整している。
【0012】ドームスピーカは概略このように構成さ
れ、ボイスコイル107が凹部105内に接着した状態
で、エッジダンパ106の外周縁部をプレート103に
設けられた係合突起103aに嵌合して磁気回路のプレ
ート103に取り付けることにより、振動板104、凹
部105、ボイスコイル107及び、これらを浮遊支持
するエッジダンパ106等の磁気回路に対する位置決め
を容易に且つ精度良く行うことができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、ドー
ムスピーカは小形でしかも組み立てが容易なことから携
帯電話機の受話器等に広く用いられるが、近年、薄型の
携帯電話機の需要が増大し、それに伴って搭載するドー
ムスピーカも従来より薄型のものが望まれている。
【0014】ところが、ドームスピーカを薄型化するた
めに、ドームスピーカの厚さに大きく寄与している略球
状の振動板の高さを抑えようとすると、振動板の形状は
略楕円球状となる。すると、振動板の強度が不足するた
めに再生周波数帯域の高域に歪みが生じるという不具合
がある。
【0015】また、ドームスピーカを組み立てる場合
に、ボイスコイル107を凹部105に落とし込んだ状
態で、ボイスコイル107を接着剤108によって凹部
105に接着するので、接着剤108が固化するまでボ
イスコイル107や凹部105を動かすことができず、
次の組み立て作業に移行することができない。その結
果、ドームスピーカの組み立て作業性に限界があった。
【0016】本発明は上述の問題点に鑑みなされたもの
であり、組み立てが容易で、振動板の強度を十分確保す
ると共に振動板の高さを抑えて薄型化することのできる
ドームスピーカ及びその製造方法を提供することを目的
とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ドーム形状を有する振動板からなるドーム部とその外周
に配されるエッジダンパ部とドーム部とエッジダンパ部
の間に形成されるボイスコイル保持用の凹部とが一体成
形されるドームスピーカであって、ドーム部にはこれと
ほぼ同形状に形成されたキャップを貼付し、該キャップ
の外周部分には、ボイスコイルの凹部からの飛び出しを
防止するストッパが形成されていることを特徴とする。
【0018】
【0019】また、請求項記載の発明は、請求項1に
記載のドームスピーカにおいて、キャップの外周縁は、
凹部を塞ぐ位置まで延在していることを特徴とする。
【0020】
【0021】
【0022】また、請求項記載の発明は、ドーム形状
を有する振動板からなるドーム部とその外周に配される
エッジダンパ部とドーム部とエッジダンパ部の間に形成
されるボイスコイル保持用の凹部とが一体成形されるド
ームスピーカの製造方法であって、ドーム部、エッジダ
ンパ部及び凹部を1枚のフィルムから一体状に成形する
工程と、凹部内にボイスコイルを配すると共にボイスコ
イル固定用の接着剤を凹部内に注入する工程と、ドーム
部とほぼ同形状であると共にその外周部分には、ボイス
コイルの凹部内からの飛び出しを防止するストッパが形
成されたキャップをドーム部に貼付する工程とを含むこ
とを特徴とする。
【0023】
【作用】本発明は以上のように構成したので、高さが抑
えられた振動板に高比重且つ高ヤング率のキャップを貼
付することにより、振動板の強度を十分確保することが
でき、その結果、ドームスピーカを再生周波数帯域の高
域に歪みが生じることなく薄型化することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、本発明に好適な実施形態に
ついて図をもとに説明する。図1は、本発明の一実施形
態におけるドームスピーカの主要部概略構造図である。
ドームスピーカは、同図に示すように、円板状のポール
プレート1、マグネット2、ヨーク3によってリング状
の磁気ギャップを有する磁気回路が構成される。磁気ギ
ャップは、ポールプレート1の側面とヨーク3が対向す
る部分の空隙であり、全周に亘ってほぼ均等な間隔を有
する。また、磁気回路を構成するヨーク3の外側には樹
脂等のフレーム4が一体に形成され、磁気回路と共にフ
レームAssyを構成する。
【0025】また、磁気回路のポールプレート1の上方
には、略楕円球状のドーム形状を有する振動板(ドーム
部)5が配されている。図2は、図1における振動板5
の外周縁部を示す拡大図である。同図に示すように、振
動板5の外周縁部には断面U字状の凹部6がリング状に
設けられており、さらにこの凹部6の外周縁部にはエッ
ジダンパ7が設けられている。また、エッジダンパ7の
外周縁部には、水平な面を有するエッジダンパ枠7aが
設けられている。エッジダンパ7及びエッジダンパ枠7
aは、エッジダンパ部を構成する。
【0026】これら振動板5、凹部6、エッジダンパ7
及びエッジダンパ枠7aは、例えば1枚の樹脂フィルム
を加熱加圧成形することにより一体に形成されダイアフ
ラムを構成する。この樹脂フィルムの素材としては、ポ
リイミド、ポリフェニリンサルファイド、アラミドフィ
ルム等があり、いずれも上記加熱加圧成形後において
は、例えば100℃においての変形もなく、音響特性に
あっても優れている。
【0027】エッジダンパ7は、振動板5及び凹部6を
共に弾性支持し、エッジダンパ枠7aがフレーム4に設
けられた係合段部4aに取り付けられることにより、凹
部6をフレームAssyが有する磁気回路の磁気ギャッ
プ内において位置決めすると共に浮遊支持する。
【0028】凹部6内には、電線を巻回して形成される
円筒状のボイスコイル8が接着剤9によって凹部6に接
着されている。したがって、ボイスコイル8は、エッジ
ダンパ7によって凹部6と共に磁気回路の磁気ギャップ
内に配され浮遊支持される。ボイスコイル8の電線の両
端は、リード線等を介するか又は直接、磁気回路の外部
に引き出されてそれぞれ図示しない正負の端子に接続さ
れる。
【0029】また、振動板5全面に対しキャップ10が
貼付される。キャップ10は、接着剤等を用いて、振動
板5が歪むことなく振動板5上に貼付ることができる程
度に振動板5とほぼ同形状の略楕円球状に沿った形状に
形成されていて、その材料は、振動板5を形成する材料
に比べて高比重且つ高ヤング率の材料(例えばアルミニ
ウムやチタン等)を用いる。
【0030】一方、トップカバー11は、金属や樹脂に
よって形成されていて、キャップ10が貼付された振動
板5、凹部6及びエッジダンパ7の前方に配されてフレ
ーム4に取り付けられていて、これらが外部からの衝撃
等によって破損しないように保護すると共に、音響放射
用の孔11aが設けられている。
【0031】ドームスピーカは概略このように構成さ
れ、図示しない正負の端子から音声信号を入力すると、
磁気ギャップ内にあるボイスコイル8が音声信号に対応
した駆動力を受け、キャップ10が貼付られた振動板5
が振動し、孔11aを通じて外部に音響出力を放射す
る。
【0032】次に、図1のドームスピーカの製造方法を
説明する。先ず、前工程によって予めフレームAssy
及びダイアフラムを形成する。ダイアフラムは、振動板
5、凹部6、エッジダンパ7及びエッジダンパ枠7aの
形状に対応した金型を用いて、1枚の樹脂フィルムを加
熱加圧成形した後、エッジダンパ枠7aの外縁をフレー
ム4の係合段部4aへ落とし込むことが可能な外径に形
成する。
【0033】次に、このようにして形成されたダイアフ
ラムを治具等に固定して、凹部6にボイスコイル8を落
とし込むと共に接着剤を注入する。
【0034】次に、キャップ10を振動板5上に密着さ
せ接着剤等によって振動板5に対して全面で隙間なく貼
付する。この場合に、キャップ10は、振動板5とほぼ
同形状の略楕円球状に沿った形状に形成されているの
で、振動板5上に載置するだけで振動板5に対する位置
出しを容易に行うことができる。このようにして、ダイ
アフラムにボイスコイル8及びキャップ10が貼付され
た振動Assyが形成される。
【0035】次に、この振動Assyの外縁、即ち、エ
ッジダンパ枠7aの外縁をフレーム4の係合段部4aに
落とし込み、エッジダンパ枠7aを係合段部4aに貼付
して、振動AssyをフレームAssyの所定位置に固
定する。
【0036】このとき、振動Assyは、キャップ1
0、振動板5、凹部6、ボイスコイル8及びエッジダン
パ枠7aが互いに精度良く配置されているので、フレー
ムAssyに対する位置決めを容易に且つ精度良く行う
ことができる。次に、トップカバー11をフレーム4に
取り付けることによりドームスピーカが形成される。
【0037】このようにして形成されたドームスピーカ
は、振動板5全面に対しほぼ同形状で且つ振動板5より
も高比重且つ高ヤング率の材料のキャップ10が貼付さ
れるので、振動板5の強度を上げることができ、駆動時
において再生周波数帯域の高域の歪みを抑えることがで
きる。
【0038】また、キャップの質量を適宜選択すること
ができるので、キャップの質量を含む振動系の等価質量
を容易に調整することができ、低域特性を所望の特性に
することができる。
【0039】なお、上述した実施形態では、図1及び図
2からわかるように、キャップ10は、振動板5とほぼ
同形状の略楕円球状に沿った形状に形成されていて、そ
の外径が振動板5と略等しいものとしたが、これに限ら
ず、キャップの外周縁を凹部6を塞ぐ位置まで延在させ
るようにしても良い。
【0040】図3は、外周縁が凹部6を塞ぐ位置まで延
在するキャップ12(〜17)を用いた振動Assyの
各実施例を示した図である。同図からわかるように、キ
ャップ12(〜17)の外周縁を凹部6を塞ぐ位置まで
延在させることにより、ボイスコイル8が凹部6から飛
び出すことを防止できる。また、これにより、ボイスコ
イル8を凹部6に接着させる接着剤が固まる前に次の組
み立て作業に容易に移行できるため、作業効率が向上す
る。
【0041】また、図3では、キャップ12(〜17)
の外周縁を凹部6を塞ぐ位置まで延在させることによ
り、結果としてキャップの外周縁を含む外周部分が、ボ
イスコイル8が凹部6から飛び出すのを防止するストッ
パの役割を果たしているが、必ずしもキャップの外周縁
が凹部6を完全に塞ぐ位置まで延在しなくても良く、ボ
イスコイル8の飛び出しを防止できる程度までキャップ
の外周縁が凹部6の開口に延在していれば良い。
【0042】図4は、このようなストッパを有するキャ
ップ18(〜21)を用いた振動Assyの各実施例を
示した図である。図4では、キャップ18(〜21)の
外周縁に凹部6の一部を塞ぐストッパ18a(〜21
a)を設けることによって、ボイスコイル8が凹部6か
ら飛び出すのを防止している。
【0043】また、振動板5に貼付するキャップはこれ
らの各実施例に限らない。即ち、図5に示す振動Ass
yのその他の実施例のように、キャップ22の外周縁を
凹部6の外周よりも大きな外径に設定することにより、
凹部6を塞いでボイスコイル8が凹部6から飛び出すの
を防止すると共に、ボイスコイル8を接着すべく凹部6
内に注入された接着剤がエッジダンパ7上にはみ出すの
を防止するように形成しても良い。
【0044】なお、上述した各実施形態において、ドー
ムスピーカに用いる振動板が有するドーム形状を略楕円
球状として説明したが、ドーム形状はこれに限らずその
他の形状を有しても良い。その場合は、振動板に貼付す
るキャップはほぼ振動板と同形状であれば良い。
【0045】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したため、高
さが抑えられた振動板に高比重且つ高ヤング率のキャッ
プを貼付することにより、振動板の強度を十分確保する
ことができ、その結果、ドームスピーカを再生周波数帯
域の高域に歪みが生じることなく薄型化することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるドームスピーカの
主要部概略構造図である。
【図2】振動板の外周縁部を示す拡大図である。
【図3】外周縁が凹部を塞ぐ位置まで延在するキャップ
を用いた振動Assyの各実施例を示した図である。
【図4】ストッパ形状を有するキャップを用いた振動A
ssyの各実施例を示した図である。
【図5】振動Assyのその他の実施例を示す図であ
る。
【図6】従来のドームスピーカの概略構造を示す図であ
る。
【図7】従来のドームスピーカにおける振動板の外周縁
部を示す拡大図である。
【符号の説明】
1・・・・・・ポールプレート 2・・・・・・マグネット 3・・・・・・ヨーク 4・・・・・・フレーム 4a・・・・・係合段部 5・・・・・・振動板 6・・・・・・凹部 7・・・・・・エッジダンパ 7a・・・・・エッジダンパ枠 8・・・・・・ボイスコイル 9・・・・・・接着剤 10・・・・・キャップ 11・・・・・トップカバー 11a・・・・孔 12〜22・・キャップ 18a、19a、20a、21a・・・・ストッパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−30592(JP,A) 特開 昭52−93317(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04R 7/12 H04R 31/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドーム形状を有する振動板からなるドー
    ム部とその外周に配されるエッジダンパ部と前記ドーム
    部と前記エッジダンパ部の間に形成されるボイスコイル
    保持用の凹部とが一体成形されるドームスピーカであっ
    て、前記ドーム部にはこれとほぼ同形状に形成されたキ
    ャップを貼付し、該キャップの外周部分には、前記ボイ
    スコイルの前記凹部からの飛び出しを防止するストッパ
    が形成されていることを特徴とするドームスピーカ。
  2. 【請求項2】 前記キャップの外周縁は、前記凹部を塞
    ぐ位置まで延在していることを特徴とする請求項1に記
    載のドームスピーカ。
  3. 【請求項3】 ドーム形状を有する振動板からなるドー
    ム部とその外周に配されるエッジダンパ部と前記ドーム
    部と前記エッジダンパ部の間に形成されるボイスコイル
    保持用の凹部とが一体成形されるドームスピーカの製造
    方法であって、前記ドーム部、前記エッジダンパ部及び
    前記凹部を1枚のフィルムから一体状に成形する工程
    と、前記凹部内にボイスコイルを配すると共にボイスコ
    イル固定用の接着剤を前記凹部内に注入する工程と、前
    記ドーム部とほぼ同形状であると共にその外周部分には
    前記ボイスコイルの前記凹部内からの飛び出しを防止す
    るストッパが形成されたキャップを前記ドーム部に貼付
    する工程とを含むことを特徴とするドームスピーカの製
    造方法。
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