JP3336954B2 - 積層コンデンサ - Google Patents

積層コンデンサ

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JP3336954B2
JP3336954B2 JP13928998A JP13928998A JP3336954B2 JP 3336954 B2 JP3336954 B2 JP 3336954B2 JP 13928998 A JP13928998 A JP 13928998A JP 13928998 A JP13928998 A JP 13928998A JP 3336954 B2 JP3336954 B2 JP 3336954B2
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誉一 黒田
政明 谷口
康行 内藤
隆則 近藤
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Murata Manufacturing Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES OR LIGHT-SENSITIVE DEVICES, OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G4/00Fixed capacitors; Processes of their manufacture
    • H01G4/002Details
    • H01G4/228Terminals
    • H01G4/232Terminals electrically connecting two or more layers of a stacked or rolled capacitor

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、積層コンデンサ
に関するもので、特に、高周波回路において有利に適用
され得る積層コンデンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この発明にとって興味ある従来の積層コ
ンデンサとして、たとえば特開平2−256216号公
報に記載されたものがある。ここに記載された積層コン
デンサは、高周波域での使用に適するように、等価直列
インダクタンス(ESL)の低減化が図られている。
【0003】そのため、特定の誘電体層を介して互いに
対向する各々複数の第1および第2の内部電極は、それ
ぞれ、コンデンサ本体の相対向する2つの側面の少なく
とも一方上にまで引き出される複数の引出し部を形成
し、各々の引出し部に関連して、外部端子電極が設けら
れる。そして、これら外部端子電極は、コンデンサ本体
の側面上において、第1の内部電極の複数の引出し部に
それぞれ接続される複数の第1の外部端子電極と第2の
内部電極の複数の引出し部に接続される複数の第2の外
部端子電極とを交互に位置させるように配置される。
【0004】このような構成において、たとえば、第1
の外部端子電極の各々から第2の外部端子電極の各々に
向かって電流が流れると、この電流の方向によってその
方向が決まる磁束が誘起され、そのため自己インダクタ
ンス成分が生じるが、上述のように、第1の外部端子電
極と第2の外部端子電極とが交互に配置されているの
で、第1の外部端子電極と第2の外部端子電極とが隣り
合う部分において、電流によって誘起される磁束は有利
に相殺されるため、磁束の発生を低減することができ
る。その結果、ESLの低減を図ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コンデ
ンサ本体の相対向する2つの端面上には、いずれの外部
端子電極をも位置させていないので、これら2つの端面
の各々の近傍においては、磁束の相殺効果を実質的に期
待できず、ESLの一層の低減の妨げとなっている。
【0006】そこで、この発明の目的は、低ESL化を
より効果的に図り得るように改良された積層コンデンサ
を提供しようとすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、長さ方向寸
法、幅方向寸法および厚み方向寸法によって規定され、
かつ長さ方向寸法が幅方向寸法より長い、直方体状をな
しており、長さ方向寸法および幅方向寸法によって規定
される相対向する第1および第2の主面、長さ方向寸法
および厚み方向寸法によって規定される相対向する第1
および第2の側面、ならびに、幅方向寸法および厚み方
向寸法によって規定される相対向する第1および第2の
端面を有する、コンデンサ本体を備え、このコンデンサ
本体は、主面の方向に延びる複数の誘電体層、ならびに
コンデンサユニットを形成するように特定の誘電体層を
介して互いに対向する少なくとも1対の第1および第2
の内部電極を備える、そのような積層コンデンサに向け
られるものであって、上述の技術的課題を解決するた
め、次のような構成を備えることを特徴としている。
【0008】すなわち、第1の内部電極は、第1および
第2の側面の少なくとも一方上にまで引き出される第1
の引出し部および第1の端面上にまで引き出される第2
の引出し部を形成している。そして、第1の引出し部が
引き出された第1および第2の側面の少なくとも一方上
には、第1の引出し部に電気的に接続される第1の外部
端子電極が設けられ、第2の引出し部が引き出された第
1の端面上には、第2の引出し部に電気的に接続される
第2の外部端子電極が設けられている。
【0009】また、第2の内部電極は、第1および第2
の側面の少なくとも一方上にまで引き出される第3の引
出し部および第2の端面上にまで引き出される第4の引
出し部を形成している。そして、第3の引出し部が引き
出された第1および第2の側面の少なくとも一方上に
は、第3の引出し部に電気的に接続される第3の外部端
子電極が設けられ、第4の引出し部が引き出された第2
の端面上には、第4の引出し部に電気的に接続される第
4の外部端子電極が設けられている。
【0010】このような構成において、第2および第4
の引出し部の各幅は、第1および第3の引出し部の各幅
より広く、かつ、第1および第2の内部電極の各幅の1
/9以上の寸法を有していることを特徴としている。こ
の発明において、上述した第2および第4の引出し部の
各幅は、第1および第2の内部電極の各幅の1/5以上
の寸法を有していることがより好ましい。
【0011】また、この発明において、好ましくは、第
1および第3の引出し部の少なくとも一方については、
複数の引出し部を有しており、第1および第2の側面の
少なくとも一方上には、第1および第3の外部端子電極
の少なくとも一方が、対応の複数の引出し部の各々に個
別に接続されながら、複数箇所に分布して設けられると
ともに、第1の外部端子電極と第3の外部端子電極とは
交互に配置されている。
【0012】また、この発明において、好ましくは、第
1および第3の引出し部の少なくとも一方については、
第1および第2の側面の双方上にまで引き出される引出
し部を有しており、第1および第3の外部端子電極の少
なくとも一方は、対応の引出し部の各々に個別に接続さ
れながら、第1および第2の側面の双方上に設けられて
いる。
【0013】また、この発明において、好ましくは、コ
ンデンサ本体を、第1の端面、第1の側面、第2の端
面、第2の側面の順序で一方向に見たとき、第1の内部
電極に形成される第1または第2の引出し部に接続され
る第1または第2の外部端子電極と第2の内部電極に形
成される第3または第4の引出し部に接続される第3ま
たは第4の外部端子電極とが、交互に配置されている。
【0014】また、この発明において、好ましくは、第
1ないし第4の外部端子電極によって並列接続された複
数のコンデンサユニットを形成するように、第1の内部
電極と第2の内部電極との対向する部分の数は複数とさ
れる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1および図2は、この発明の一
実施形態による積層コンデンサ1を示している。ここ
で、図1は、積層コンデンサ1の外観を示す斜視図であ
り、図2は、積層コンデンサ1の内部構造を特定の断面
をもって示す平面図であり、図2において、(1)と
(2)とは互いに異なる断面が表わされている。
【0016】積層コンデンサ1は、長さ方向寸法L、幅
方向寸法Wおよび厚み方向寸法Tによって規定され、か
つ長さ方向寸法Lが幅方向寸法Wより長い、直方体状を
なすコンデンサ本体2を備えている。コンデンサ本体2
は、長さ方向寸法Lおよび幅方向寸法Wによって規定さ
れる相対向する第1および第2の主面3および4、長さ
方向寸法Lおよび厚み方向寸法Tによって規定される相
対向する第1および第2の側面5および6、ならびに、
幅方向寸法Wおよび厚み方向寸法Tによって規定される
相対向する第1および第2の端面7および8を有してい
る。
【0017】また、コンデンサ本体2は、主面3および
4方向に延びる複数の誘電体層9、ならびにコンデンサ
ユニットを形成するように特定の誘電体層9を介して互
いに対向する少なくとも1対の第1および第2の内部電
極10および11を備えている。図2(1)は、第1の
内部電極10が通る断面を示し、また、図2(2)は、
第2の内部電極11が通る断面を示している。
【0018】図2(1)に示すように、第1の内部電極
10は、第1および第2の側面5および6の双方上にま
で引き出される複数の第1の引出し部12および第1の
端面7上にまで引き出される第2の引出し部13を形成
している。そして、第1の引出し部12が引き出された
第1および第2の側面5および6上には、複数の第1の
引出し部12の各々に個別に電気的に接続される複数の
第1の外部端子電極14が設けられる。また、第2の引
出し部13が引き出された第1の端面7上には、第2の
引出し部13に電気的に接続される第2の外部端子電極
15が設けられる。
【0019】他方、図2(2)に示すように、第2の内
部電極11は、第1および第2の側面5および6の双方
上にまで引き出される複数の第3の引出し部16および
第2の端面8上にまで引き出される第4の引出し部17
を形成している。そして、第3の引出し部16が引き出
された第1および第2の側面5および6上には、複数の
第3の引出し部16の各々に個別に電気的に接続される
複数の第3の外部端子電極18が設けられる。また、第
4の引出し部17が引き出された第2の端面8上には、
第4の引出し部17に電気的に接続される第4の外部端
子電極19が設けられる。
【0020】以上のような積層コンデンサ1において、
外部端子電極14、15、18および19の配置状態の
特徴について、以下に説明する。まず、第1および第2
の側面5および6の各々に沿って、第1の外部端子電極
14と第3の外部端子電極18とは交互に配置されてい
る。また、コンデンサ本体2を、第1の端面7、第1の
側面5、第2の端面8、第2の側面6の順序で一方向に
見たとき、第1の内部電極10に形成される第1または
第2の引出し部12または13に接続される第1または
第2の外部端子電極14または15と、第2の内部電極
11に形成される第3または第4の引出し部16または
17に接続される第3または第4の外部端子電極18ま
たは19とが、交互に配置されている。
【0021】これらの構成は、いずれも、前述した従来
技術の場合と同様の磁束の相殺効果を有し、磁束の発生
を低減でき、ESLの低減に寄与し得る。さらに、この
積層コンデンサ1にあっては、低ESL化のため、内部
電極10および11のパターンにおいても改善が図られ
ている。すなわち、第2および第4の引出し部13およ
び17の各幅w1は、第1および第3の引出し部12お
よび16の各幅w2より広く、かつ、第1および第2の
内部電極10および11の各幅w3の1/9以上、より
好ましくは1/5以上の寸法を有している。
【0022】前述したように、コンデンサ本体2の長さ
方向寸法Lは幅方向寸法Wより長いため、長さ方向寸法
Lによって規定される第1および第2の側面5および6
上には、各々複数の第1および第3の外部端子電極14
および18を長さ方向に沿って無理なく配置することが
できるが、比較的短い幅方向寸法Wによって規定される
第1および第2の端面7および8については、無理のな
い範囲では、単に各1つの第2または第4の外部端子電
極15または19を配置できるに過ぎない。
【0023】そこで、このような第2および第4の外部
端子電極15および19にそれぞれ接続される第2およ
び第4の引出し部13および17については、その幅w
1を広くすることにより、電界集中を緩和して、インダ
クタンス成分の発生を抑え、低ESL化を図ろうとして
いる。より具体的には、前述したように、第2および第
4の引出し部13および17の各幅w1は、まず、第1
および第3の引出し部12および16の各幅w2より広
くされる。そして、第2および第4の引出し部13およ
び17の各幅w1は、第1および第2の内部電極10お
よび11の各幅w3の1/9以上、より好ましくは1/
5以上の寸法を有するようにされる。これら幅w1と幅
w3との好ましい比率は、以下の評価結果に基づいて求
められたものである。
【0024】第1および第2の内部電極10および11
の各幅w3に対する第2および第4の引出し部13およ
び17の各幅w1の比率(w1/w3比)を種々に変更
した積層コンデンサを作製し、各々の積層コンデンサに
ついて、共振周波数と静電容量とを測定し、これら共振
周波数と静電容量とからESLを算出した。以下の表1
および表2には、それぞれ、w1/w3比とESLとの
関係、ならびに共振周波数および静電容量が示されてい
て、表1は、長さ方向寸法Lが3.2mm、幅方向寸法
Wが1.6mm、厚み方向寸法Tが0.7mmの積層コ
ンデンサについての評価結果を示し、表2は、長さ方向
寸法Lが3.2mm、幅方向寸法Wが2.5mm、厚み
方向寸法Tが0.7mmの積層コンデンサについての評
価結果を示している。
【0025】
【表1】
【0026】
【表2】 表1および表2からわかるように、w1/w3比が1/
9以上のとき、たとえば1/10以下に比べると、ES
Lの大幅な低減を図ることができ、また、1/5以上と
なると、ESLのさらなる低減を図ることができる。ま
た、これらの傾向は、表1および表2のいずれにおいて
も現れているため、積層コンデンサの寸法に関わらず、
w1/w3比が1/9以上であることが好ましく、ま
た、1/5以上であることがさらに好ましいことがわか
る。
【0027】以上、この発明を図示した実施形態に関連
して説明したが、この発明の範囲内において、たとえ
ば、内部電極の引出し部の位置や数を種々に変更した
り、それに応じて、外部端子電極の位置や数を種々に変
更したりすることができる。また、上述した積層コンデ
ンサ1において、特に図示しなかったが、より大きな静
電容量を得るため、第1の内部電極10と第2の内部電
極11との対向する部分の数が複数とされ、複数のコン
デンサユニットを形成するようにされてもよい。このよ
うに、第1の内部電極10と第2の内部電極11との対
向する部分の数が複数とされたときには、複数のコンデ
ンサユニットは、第1ないし第4の外部端子電極14、
15、18および19によって並列接続される。
【0028】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、互い
に対向する第1および第2の内部電極が、それぞれ、第
1および第2の引出し部ならびに第3および第4の引出
し部というように、複数の引出し部を形成しており、そ
れに伴って複数の外部端子電極を形成しているので、ま
ず、磁束の相殺による低ESL化を期待することができ
る。
【0029】また、これに加えて、コンデンサ本体の比
較的短い幅方向寸法によって規定される端面上にまで引
き出される引出し部の各幅は、比較的長い長さ方向寸法
によって規定される側面上にまで引き出される引出し部
の各幅より広く、かつ、内部電極の各幅の1/9以上の
寸法を有しているので、前者の端面上にまで引き出され
る引出し部での電界集中を緩和でき、このことによって
も、ESLを低減することができる。また、これら端面
上にまで引き出される引出し部の各幅が、内部電極の各
幅の1/5以上の寸法を有するように、さらに広くされ
ると、ESLの一層の低減を図ることができる。
【0030】この発明において、また、次のような対策
が講じられると、前述したような磁束の相殺効果による
低ESL化をさらに進めることが可能になる。すなわ
ち、第1の内部電極が形成する引出し部のうち、側面上
にまで引き出されるものを第1の引出し部、端面上にま
で引き出されるものを第2の引出し部とし、また、第2
の内部電極に形成される引出し部については、側面上に
まで引き出されるものを第3の引出し部とし、端面上に
まで引き出されるものを第4の引出し部とし、さらに、
第1、第2、第3および第4の引出し部にそれぞれ第
1、第2、第3および第4の外部端子電極が接続される
としたとき、第1の対策では、第1および第3の引出し
部の少なくとも一方については、複数の引出し部を有し
ており、第1および第2の側面の少なくとも一方上に
は、第1および第3の外部端子電極の少なくとも一方
が、対応の複数の引出し部の各々に個別に接続されなが
ら、複数箇所に分布して設けられるとともに、第1の外
部端子電極と第3の外部端子電極とが交互に配置され
る。
【0031】第2の対策では、第1および第3の引出し
部の少なくとも一方については、第1および第2の側面
の双方上にまで引き出される引出し部を有しており、第
1および第3の外部端子電極の少なくとも一方は、対応
の引出し部の各々に個別に接続されながら、第1および
第2の側面の双方上に設けられる。第3の対策では、コ
ンデンサ本体を、第1の端面、第1の側面、第2の端
面、第2の側面の順序で一方向に見たとき、第1の内部
電極に形成される第1または第2の引出し部に接続され
る第1または第2の外部端子電極と第2の内部電極に形
成される第3または第4の引出し部に接続される第3ま
たは第4の外部端子電極とが、交互に配置される。
【0032】また、この発明において、第1ないし第4
の外部端子電極によって並列接続された複数のコンデン
サユニットを形成するように、第1の内部電極と第2の
内部電極との対向する部分の数が複数とされると、積層
コンデンサの小型化かつ高容量化に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態による積層コンデンサ1
の外観を示す斜視図である。
【図2】図1に示した積層コンデンサ1の内部構造を示
す平面図であり、(1)は第1の内部電極10が通る断
面をもって示し、(2)は第2の内部電極11が通る断
面をもって示している。
【符号の説明】
1 積層コンデンサ 2 コンデンサ本体 3,4 主面 5,6 側面 7,8 端面 9 誘電体層 10 第1の内部電極 11 第2の内部電極 12 第1の引出し部 13 第2の引出し部 14 第1の外部端子電極 15 第2の外部端子電極 16 第3の引出し部 17 第4の引出し部 18 第3の外部端子電極 19 第4の外部端子電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近藤 隆則 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株 式会社村田製作所内 (56)参考文献 特開 平2−256216(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01G 4/00 - 4/10 H01G 4/14 - 4/42 H01G 13/00 - 13/06

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長さ方向寸法、幅方向寸法および厚み方
    向寸法によって規定され、かつ前記長さ方向寸法が前記
    幅方向寸法より長い、直方体状をなしており、前記長さ
    方向寸法および前記幅方向寸法によって規定される相対
    向する第1および第2の主面、前記長さ方向寸法および
    前記厚み方向寸法によって規定される相対向する第1お
    よび第2の側面、ならびに、前記幅方向寸法および前記
    厚み方向寸法によって規定される相対向する第1および
    第2の端面を有する、コンデンサ本体を備え、 前記コンデンサ本体は、前記主面の方向に延びる複数の
    誘電体層、ならびにコンデンサユニットを形成するよう
    に特定の前記誘電体層を介して互いに対向する少なくと
    も1対の第1および第2の内部電極を備え、 前記第1の内部電極は、前記第1および第2の側面の少
    なくとも一方上にまで引き出される第1の引出し部およ
    び前記第1の端面上にまで引き出される第2の引出し部
    を形成しており、 前記第1の引出し部が引き出された前記第1および第2
    の側面の少なくとも一方上には、前記第1の引出し部に
    電気的に接続される第1の外部端子電極が設けられ、前
    記第2の引出し部が引き出された前記第1の端面上に
    は、前記第2の引出し部に電気的に接続される第2の外
    部端子電極が設けられ、 前記第2の内部電極は、前記第1および第2の側面の少
    なくとも一方上にまで引き出される第3の引出し部およ
    び前記第2の端面上にまで引き出される第4の引出し部
    を形成しており、 前記第3の引出し部が引き出された前記第1および第2
    の側面の少なくとも一方上には、前記第3の引出し部に
    電気的に接続される第3の外部端子電極が設けられ、前
    記第4の引出し部が引き出された前記第2の端面上に
    は、前記第4の引出し部に電気的に接続される第4の外
    部端子電極が設けられ、 前記第2および第4の引出し部の各幅は、前記第1およ
    び第3の引出し部の各幅より広く、かつ、前記第1およ
    び第2の内部電極の各幅の1/9以上の寸法を有してい
    る、積層コンデンサ。
  2. 【請求項2】 前記第2および第4の引出し部の各幅
    は、前記第1および第2の内部電極の各幅の1/5以上
    の寸法を有している、請求項1に記載の積層コンデン
    サ。
  3. 【請求項3】 前記第1および第3の引出し部の少なく
    とも一方については、複数の引出し部を有しており、前
    記第1および第2の側面の少なくとも一方上には、前記
    第1および第3の外部端子電極の少なくとも一方が、対
    応の前記複数の引出し部の各々に個別に接続されなが
    ら、複数箇所に分布して設けられるとともに、前記第1
    の外部端子電極と前記第3の外部端子電極とは交互に配
    置されている、請求項1または2に記載の積層コンデン
    サ。
  4. 【請求項4】 前記第1および第3の引出し部の少なく
    とも一方については、前記第1および第2の側面の双方
    上にまで引き出される引出し部を有しており、前記第1
    および第3の外部端子電極の少なくとも一方は、対応の
    前記引出し部の各々に個別に接続されながら、前記第1
    および第2の側面の双方上に設けられている、請求項1
    ないし3のいずれかに記載の積層コンデンサ。
  5. 【請求項5】 前記コンデンサ本体を、前記第1の端
    面、前記第1の側面、前記第2の端面、前記第2の側面
    の順序で一方向に見たとき、前記第1の内部電極に形成
    される前記第1または第2の引出し部に接続される前記
    第1または第2の外部端子電極と前記第2の内部電極に
    形成される前記第3または第4の引出し部に接続される
    前記第3または第4の外部端子電極とが、交互に配置さ
    れている、請求項1ないし4のいずれかに記載の積層コ
    ンデンサ。
  6. 【請求項6】 前記第1ないし第4の外部端子電極によ
    って並列接続された複数の前記コンデンサユニットを形
    成するように、前記第1の内部電極と前記第2の内部電
    極との対向する部分の数は複数とされる、請求項1ない
    し5のいずれかに記載の積層コンデンサ。
JP13928998A 1998-05-21 1998-05-21 積層コンデンサ Expired - Lifetime JP3336954B2 (ja)

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