JP3336527B2 - 平型柔軟ケーブル - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、柔軟なプリント回
路又はケーブル(FPC)に係り、より詳細には、少な
くとも一対の擬似ねじれ導体に関連した接地導体を有す
る平型柔軟ケーブルに係る。
路又はケーブル(FPC)に係り、より詳細には、少な
くとも一対の擬似ねじれ導体に関連した接地導体を有す
る平型柔軟ケーブルに係る。
【0002】
【従来の技術】電気回路は、そこから放出されるか又は
そこに入射する電磁干渉(EMI)及び高周波干渉(R
FI)から保護されねばならない。EMI及びRFIの
用語は、しばしば交換可能に使用されるが、EMIは、
電磁スペクトル内のどこかで発生するエネルギーを意味
するのに使用されており、一方、RFIは、無線通信帯
域における干渉を意味する傾向にある。EMIのエネル
ギーは、電気回路の内外で発生し得る。外部EMIエネ
ルギーは、電気回路又はそれに接続された電子装置の動
作を妨げ、一方、内部のEMIエネルギーは、「クロス
トーク(信号漏洩)」及び「ノイズ」を発生し、電気回
路を経て送信される信号やデータにエラーを生じさせる
ことがある。
そこに入射する電磁干渉(EMI)及び高周波干渉(R
FI)から保護されねばならない。EMI及びRFIの
用語は、しばしば交換可能に使用されるが、EMIは、
電磁スペクトル内のどこかで発生するエネルギーを意味
するのに使用されており、一方、RFIは、無線通信帯
域における干渉を意味する傾向にある。EMIのエネル
ギーは、電気回路の内外で発生し得る。外部EMIエネ
ルギーは、電気回路又はそれに接続された電子装置の動
作を妨げ、一方、内部のEMIエネルギーは、「クロス
トーク(信号漏洩)」及び「ノイズ」を発生し、電気回
路を経て送信される信号やデータにエラーを生じさせる
ことがある。
【0003】電気コネクタは、接点密度が高く且つ端子
やケーブルのための開口が設けられているために、特
に、EMIエネルギーによって問題が生じる傾向にあ
る。EMI/RFIエネルギーに対して有効なシールド
をもつ種々の電気コネクタが設計されているが、コネク
タへ延びるケーブルをシールドすると共に、コネクタ自
体をシールドすることがしばしば望まれる。干渉の影響
を減少するために使用される1つの形式のケーブルは、
「ねじれ対」ケーブルと称されている。この形式のケー
ブルは、互いにねじれた2本の隣接導体即ち差動対を含
み、各導体の横方向位置が各ねじれ部で逆になってい
る。所与の差動対においては、電流が各導体に逆方向に
流れ、差動対構成の効果が2倍にされる。
やケーブルのための開口が設けられているために、特
に、EMIエネルギーによって問題が生じる傾向にあ
る。EMI/RFIエネルギーに対して有効なシールド
をもつ種々の電気コネクタが設計されているが、コネク
タへ延びるケーブルをシールドすると共に、コネクタ自
体をシールドすることがしばしば望まれる。干渉の影響
を減少するために使用される1つの形式のケーブルは、
「ねじれ対」ケーブルと称されている。この形式のケー
ブルは、互いにねじれた2本の隣接導体即ち差動対を含
み、各導体の横方向位置が各ねじれ部で逆になってい
る。所与の差動対においては、電流が各導体に逆方向に
流れ、差動対構成の効果が2倍にされる。
【0004】第1に、導体の互いの相対的な位置は常に
逆である。その結果、ねじれ対の導体付近に発生する外
部磁界又は電界は、その差動対の導体にほぼ均一な作用
を与える。差動対の信号導体に電流が互いに逆方向に流
れそして誘起又は結合されるノイズ成分の影響がこれら
信号導体の両方にほぼ均一であることから、この共通モ
ードノイズを差動信号から除去し、これにより、これら
信号導体に送信されるデータにエラーが導入される機会
を減少することにより、外部電磁界による影響は、排除
されないまでも、減少される。
逆である。その結果、ねじれ対の導体付近に発生する外
部磁界又は電界は、その差動対の導体にほぼ均一な作用
を与える。差動対の信号導体に電流が互いに逆方向に流
れそして誘起又は結合されるノイズ成分の影響がこれら
信号導体の両方にほぼ均一であることから、この共通モ
ードノイズを差動信号から除去し、これにより、これら
信号導体に送信されるデータにエラーが導入される機会
を減少することにより、外部電磁界による影響は、排除
されないまでも、減少される。
【0005】第2に、導体に電流が流れるときに電磁界
が発生される。この電磁界の向きは、導体に流れる電流
の方向に依存する。差動信号対を形成する導体の並置関
係が常に変化する状態では、所与の領域に対する電磁界
の向きが常に逆転され、自己打消しを生じると考えられ
る。この打消し効果は、所与の差動対からの放射を著し
く抑制することができる。FPCは、コンピュータと、
それに接続された周辺機器との間で高速データ送信を行
うのに使用される別の媒体である。FPCは、通常、銅
のような導体を柔軟な絶縁基板上に均一に付着するプロ
セスを用いて形成される。所望のパターンのマスクが導
体に付着され、そしてマスクの位置以外の場所から導体
が化学的に除去される。マスクを取り外すと、基板上に
は導体が所望のパターンで残る。次いで、テープ又は柔
軟なフィルムのような絶縁体が導体上及び柔軟基板に付
着され、導体が2つの絶縁体間にサンドイッチされる。
が発生される。この電磁界の向きは、導体に流れる電流
の方向に依存する。差動信号対を形成する導体の並置関
係が常に変化する状態では、所与の領域に対する電磁界
の向きが常に逆転され、自己打消しを生じると考えられ
る。この打消し効果は、所与の差動対からの放射を著し
く抑制することができる。FPCは、コンピュータと、
それに接続された周辺機器との間で高速データ送信を行
うのに使用される別の媒体である。FPCは、通常、銅
のような導体を柔軟な絶縁基板上に均一に付着するプロ
セスを用いて形成される。所望のパターンのマスクが導
体に付着され、そしてマスクの位置以外の場所から導体
が化学的に除去される。マスクを取り外すと、基板上に
は導体が所望のパターンで残る。次いで、テープ又は柔
軟なフィルムのような絶縁体が導体上及び柔軟基板に付
着され、導体が2つの絶縁体間にサンドイッチされる。
【0006】FPCの絶縁基板の同じ面に導体をクロス
させることはできないが、絶縁基板の両面に所与の対の
導体を配置することによりFPCに「擬似ねじれ」構成
体を得ることができる。これら導体の経路は、共通の公
称経路に対して若干逆にずらされ、このずれが所定の位
置で周期的に逆転される。「擬似ねじれ」FPC構成体
の一例が、1973年9月25日付の米国特許第3,7
61,842号に開示されている。又、「擬似ねじれ」
FPC構成体の別の例が、本発明の譲受人に譲渡された
1997年5月21日出願の米国特許出願第08/86
1,291号に開示されている。
させることはできないが、絶縁基板の両面に所与の対の
導体を配置することによりFPCに「擬似ねじれ」構成
体を得ることができる。これら導体の経路は、共通の公
称経路に対して若干逆にずらされ、このずれが所定の位
置で周期的に逆転される。「擬似ねじれ」FPC構成体
の一例が、1973年9月25日付の米国特許第3,7
61,842号に開示されている。又、「擬似ねじれ」
FPC構成体の別の例が、本発明の譲受人に譲渡された
1997年5月21日出願の米国特許出願第08/86
1,291号に開示されている。
【0007】公知の擬似ねじれFPCは、一般に、ケー
ブルが2つの導電層しかもたない2層構造であるとき、
又はケーブルが絶縁キャリア即ち基板の両面に一対の導
体の各々を有するときには、接地システムを含んでいな
い。このような公知の柔軟プリント回路即ちFPCが図
1及び図2に参照番号1で示されている。このFPC1
は、柔軟な絶縁基板2を備え、その両面に、複数対の擬
似ねじれ導体3a及び3bが配置される。導体3aは、
柔軟な絶縁基板2の片面に配置され、そして他方の導体
3bは、基板2の反対面に配置される。導体3a及び3
bの上に絶縁フィルム即ち被覆を設けることもできる
し、或いは柔軟な絶縁基板2の両面全体に絶縁フィルム
を設けて、導体3a及び3bが絶縁フィルムで覆われる
ようにすることもできる。このように、導体3a及び3
bの各々は、柔軟な基板2と、導体3a及び3bが配置
された面を覆う保護フィルムとの間にサンドイッチされ
る。
ブルが2つの導電層しかもたない2層構造であるとき、
又はケーブルが絶縁キャリア即ち基板の両面に一対の導
体の各々を有するときには、接地システムを含んでいな
い。このような公知の柔軟プリント回路即ちFPCが図
1及び図2に参照番号1で示されている。このFPC1
は、柔軟な絶縁基板2を備え、その両面に、複数対の擬
似ねじれ導体3a及び3bが配置される。導体3aは、
柔軟な絶縁基板2の片面に配置され、そして他方の導体
3bは、基板2の反対面に配置される。導体3a及び3
bの上に絶縁フィルム即ち被覆を設けることもできる
し、或いは柔軟な絶縁基板2の両面全体に絶縁フィルム
を設けて、導体3a及び3bが絶縁フィルムで覆われる
ようにすることもできる。このように、導体3a及び3
bの各々は、柔軟な基板2と、導体3a及び3bが配置
された面を覆う保護フィルムとの間にサンドイッチされ
る。
【0008】各導体3a及び3bは、交互の直線区分4
及び傾斜区分5によって形成された振動パターンでFP
C1の長手方向に延びる。その結果、これら導体3a及
び3bは、柔軟な基板2の両面において互いに対称的な
周期的なパターンで延びる。各導体3a及び3bの直線
的区分4は、互いにほぼ平行であるが、2本の平行離間
された線4a及び4b(図1)に沿って交互に配置され
る。各導体3a及び3bの傾斜区分5は、一対の隣接す
る直線区分4を接続し、従って、線4a及び4bに位置
する直線−傾斜移行点7間に延びている。導体3a及び
3bは、互いに対称的に逆向きに配置されることから、
導体3a及び3bの直線区分4は、長手方向に互いにほ
ぼ平行に、しかも、横方向に互いに離間して延びている
(図1参照)。従って、基板2の片面に設けられた導体
3aの直線区分4は、線4aに整列し、このとき、基板
2の反対面に設けられた導体3bの直線区分4は、線4
bに整列し、そしてその逆にも配置される。その結果、
導体3a及び3bの傾斜区分5は、基板2の両面におい
て交差点8で互いに交差する。
及び傾斜区分5によって形成された振動パターンでFP
C1の長手方向に延びる。その結果、これら導体3a及
び3bは、柔軟な基板2の両面において互いに対称的な
周期的なパターンで延びる。各導体3a及び3bの直線
的区分4は、互いにほぼ平行であるが、2本の平行離間
された線4a及び4b(図1)に沿って交互に配置され
る。各導体3a及び3bの傾斜区分5は、一対の隣接す
る直線区分4を接続し、従って、線4a及び4bに位置
する直線−傾斜移行点7間に延びている。導体3a及び
3bは、互いに対称的に逆向きに配置されることから、
導体3a及び3bの直線区分4は、長手方向に互いにほ
ぼ平行に、しかも、横方向に互いに離間して延びている
(図1参照)。従って、基板2の片面に設けられた導体
3aの直線区分4は、線4aに整列し、このとき、基板
2の反対面に設けられた導体3bの直線区分4は、線4
bに整列し、そしてその逆にも配置される。その結果、
導体3a及び3bの傾斜区分5は、基板2の両面におい
て交差点8で互いに交差する。
【0009】導体3a及び3bの各々は、柔軟基板2の
縁2a及び2bに設けられた複数のパッド9(図1及び
図2)の1つに個々に終端される。ある導体(例えば、
導体3b)のパッド9は、それに関連したスルーホール
即ち経路10を含む。パッド9は、電気コネクタの等離
間された接点に係合するためにFPC1の縁2a及び2
bに沿って等間隔で配置される。それ故、擬似ねじれ導
体3a及び3bを有するFPC1の両縁を電気コネクタ
に挿入して、必要な電気的接続を確立することができ
る。
縁2a及び2bに設けられた複数のパッド9(図1及び
図2)の1つに個々に終端される。ある導体(例えば、
導体3b)のパッド9は、それに関連したスルーホール
即ち経路10を含む。パッド9は、電気コネクタの等離
間された接点に係合するためにFPC1の縁2a及び2
bに沿って等間隔で配置される。それ故、擬似ねじれ導
体3a及び3bを有するFPC1の両縁を電気コネクタ
に挿入して、必要な電気的接続を確立することができ
る。
【0010】図1及び図2に示す公知のFPCでは、導
体3a及び3bの直線区分4がその長手方向に沿って均
一な即ち等しい巾を有する。別の実施形態では、本発明
の譲受人に譲渡された1997年12月26日出願の米
国特許出願第08/998,437号に開示されたよう
に、直線区分4の長さが変化する。図1及び図2に示し
た公知FPC1の導体3a及び3bの各傾斜区分5は、
導体3a及び3bの一方の直線−傾斜移行点7からこれ
ら導体3a及び3b各交差点8へ向かう方向にその巾が
均一に減少し、交差点8において傾斜区分5は最小の巾
になる。1)導体3a及び3bの厚み(即ちFPC1の
平面に垂直な方向)が導体3a及び3bの全長に沿って
均一であり、2)その同じ垂直方向における導体3aと
3bとの間の距離が一定に保たれ、そして3)導体3a
と3bとの間の材料(即ち基板2)の誘電率が一定に保
たれると仮定すれば、導体3a及び3bのインピーダン
スは、傾斜区分5の巾の縮小により増加する。
体3a及び3bの直線区分4がその長手方向に沿って均
一な即ち等しい巾を有する。別の実施形態では、本発明
の譲受人に譲渡された1997年12月26日出願の米
国特許出願第08/998,437号に開示されたよう
に、直線区分4の長さが変化する。図1及び図2に示し
た公知FPC1の導体3a及び3bの各傾斜区分5は、
導体3a及び3bの一方の直線−傾斜移行点7からこれ
ら導体3a及び3b各交差点8へ向かう方向にその巾が
均一に減少し、交差点8において傾斜区分5は最小の巾
になる。1)導体3a及び3bの厚み(即ちFPC1の
平面に垂直な方向)が導体3a及び3bの全長に沿って
均一であり、2)その同じ垂直方向における導体3aと
3bとの間の距離が一定に保たれ、そして3)導体3a
と3bとの間の材料(即ち基板2)の誘電率が一定に保
たれると仮定すれば、導体3a及び3bのインピーダン
スは、傾斜区分5の巾の縮小により増加する。
【0011】一方、これら傾斜区分5のインピーダンス
は、それが各交差点8で互いに接近するにつれて、各擬
似ねじれ対の導体3a及び3bの傾斜区分5間の導体−
導体中心線距離が減少するために、低くなる。しかしな
がら、各傾斜区分5は、交差点8に向かって延びるにつ
れて巾が均一に減少し、インピーダンスは均一に増加す
る。換言すれば、各対の導体3a及び3bの傾斜区分5
間の導体−導体中心線距離は、傾斜区分が交差点8にお
いて互いに接近するにつれて減少し、導体3a及び3b
のインピーダンスが低くなる。しかしながら、傾斜区分
5の巾即ち横方向寸法も、交差点8に近付くにつれて減
少し、導体3a及び3bのインピーダンスは、均一に増
加する。本質的に、導体3a及び3bのインピーダンス
は、傾斜区分5における導体3a及び3bの中心線間の
相対的な距離の減少によって低下すると同時に、これら
傾斜区分5において導体3a及び3bが徐々にテーパ付
けされて細くなることにより増加する。導体3a及び3
bのインピーダンスのこの同時の減少及び増加は、傾斜
区分5が直線−傾斜移行点7から交差点8へ延びるとき
に傾斜区分5におけるインピーダンスをほぼ不変に保
つ。傾斜区分5のインピーダンスは、擬似ねじれFPC
1がその全長に沿って比較的一定のインピーダンスを有
するように、擬似ねじれ導体3a及び3bの平行に延び
る区分4のインピーダンスに等しくセットされるのが好
ましい。
は、それが各交差点8で互いに接近するにつれて、各擬
似ねじれ対の導体3a及び3bの傾斜区分5間の導体−
導体中心線距離が減少するために、低くなる。しかしな
がら、各傾斜区分5は、交差点8に向かって延びるにつ
れて巾が均一に減少し、インピーダンスは均一に増加す
る。換言すれば、各対の導体3a及び3bの傾斜区分5
間の導体−導体中心線距離は、傾斜区分が交差点8にお
いて互いに接近するにつれて減少し、導体3a及び3b
のインピーダンスが低くなる。しかしながら、傾斜区分
5の巾即ち横方向寸法も、交差点8に近付くにつれて減
少し、導体3a及び3bのインピーダンスは、均一に増
加する。本質的に、導体3a及び3bのインピーダンス
は、傾斜区分5における導体3a及び3bの中心線間の
相対的な距離の減少によって低下すると同時に、これら
傾斜区分5において導体3a及び3bが徐々にテーパ付
けされて細くなることにより増加する。導体3a及び3
bのインピーダンスのこの同時の減少及び増加は、傾斜
区分5が直線−傾斜移行点7から交差点8へ延びるとき
に傾斜区分5におけるインピーダンスをほぼ不変に保
つ。傾斜区分5のインピーダンスは、擬似ねじれFPC
1がその全長に沿って比較的一定のインピーダンスを有
するように、擬似ねじれ導体3a及び3bの平行に延び
る区分4のインピーダンスに等しくセットされるのが好
ましい。
【0012】FPCが理想的な状態のもとで動作すると
きには、戻り経路即ち接地路(仮想接地とも称する)が
必ずしも必要とされない。しかしながら、ある導体の信
号は他の導体の信号より進み、従って、信号がスキュー
即ちアンバランス状態になることがある。これは、信号
が長時間にわたり又は長い距離にわたり或いは高速デー
タ送信レートで送信されるときに生じ易い。このような
スキューした信号又はアンバランスの信号に伴う問題
は、導体に対する接地基準が与えられる場合には緩和さ
れる。
きには、戻り経路即ち接地路(仮想接地とも称する)が
必ずしも必要とされない。しかしながら、ある導体の信
号は他の導体の信号より進み、従って、信号がスキュー
即ちアンバランス状態になることがある。これは、信号
が長時間にわたり又は長い距離にわたり或いは高速デー
タ送信レートで送信されるときに生じ易い。このような
スキューした信号又はアンバランスの信号に伴う問題
は、導体に対する接地基準が与えられる場合には緩和さ
れる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来、接地基準が必要
とされる場合に、FPCには接地グリッドが使用されて
いる。これらのグリッドは、互いに交差してオープンス
ペースを画成する複数の接地導体により形成された導電
性ワイヤメッシュの接地平面を構成する。しかしなが
ら、このような接地グリッドは、2層のFPCに付加的
な層を追加する。これは、FPCの複雑さを高め、ひい
ては、製造経費を高める。接地グリッド構成のFPCの
一例が、本発明の譲受人に譲渡された1997年9月1
7日出願の米国特許出願第08/932,545号に開
示されている。従って、FPCに付加的な層を追加する
必要なくFPCに接地システムを設けるのが効果的であ
る。このような接地システムは、擬似ねじれ平型FPC
を形成するように絶縁基板の両面に導体を有するFPC
に特に有効である。
とされる場合に、FPCには接地グリッドが使用されて
いる。これらのグリッドは、互いに交差してオープンス
ペースを画成する複数の接地導体により形成された導電
性ワイヤメッシュの接地平面を構成する。しかしなが
ら、このような接地グリッドは、2層のFPCに付加的
な層を追加する。これは、FPCの複雑さを高め、ひい
ては、製造経費を高める。接地グリッド構成のFPCの
一例が、本発明の譲受人に譲渡された1997年9月1
7日出願の米国特許出願第08/932,545号に開
示されている。従って、FPCに付加的な層を追加する
必要なくFPCに接地システムを設けるのが効果的であ
る。このような接地システムは、擬似ねじれ平型FPC
を形成するように絶縁基板の両面に導体を有するFPC
に特に有効である。
【0014】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の目的
は、柔軟なプリント回路における新規で且つ改良された
接地システムを有する平型柔軟ケーブル(FPC)を提
供することを目的とする 。本発明の別の目的は、少なく
とも一対の擬似ねじれ導体と、その各対に関連した接地
導体とを有する新規で且つ改良された平型柔軟ケーブル
(FPC)を提供することである。本発明の更に別の目
的は、絶縁基板の両面に配置された少なくとも一対の擬
似ねじれ導体と、基板の両面の各々に配置された接地導
体であって、擬似ねじれ導体の各対に各々関連した接地
導体とを備えた新規で且つ改良された平型柔軟ケーブル
(FPC)を提供することである。
は、柔軟なプリント回路における新規で且つ改良された
接地システムを有する平型柔軟ケーブル(FPC)を提
供することを目的とする 。本発明の別の目的は、少なく
とも一対の擬似ねじれ導体と、その各対に関連した接地
導体とを有する新規で且つ改良された平型柔軟ケーブル
(FPC)を提供することである。本発明の更に別の目
的は、絶縁基板の両面に配置された少なくとも一対の擬
似ねじれ導体と、基板の両面の各々に配置された接地導
体であって、擬似ねじれ導体の各対に各々関連した接地
導体とを備えた新規で且つ改良された平型柔軟ケーブル
(FPC)を提供することである。
【0015】即ち、本発明の平型柔軟ケーブルは、ケー
ブルの接続方向に向かって延びる柔軟な絶縁基板からな
る平型柔軟ケーブルであって、 上記絶縁基板の第一の面
に配置された第一導体と、 上記絶縁基板の第二の面に配
置された第二導体とに加えて、 上記第一の面に配置され
た第一付加導体と、上記第二の面に配置された第二付加
導体とを備え、 上記第一導体及び第二導体は、各々絶縁
基板の両面に於いて接続方向の軸線に略平行な区分であ
る直線区分と上記軸線に対して角度をなす傾斜区分とを
交互に含み、 上記第一導体、第二導体)それぞれの傾斜
区分は上記軸線近傍上の各面を隔てた位置に於いて互い
に交差しつつ推移し、 上記第一付加導体及び第二付加導
体は、各々絶縁基板の両面に於いて上記軸線に略平行な
区分である直線区分と上記軸線に対し角度をなす傾斜区
分とを交互に含み、 第一付加導体は第一導体に対して、
また、第二付加導体は第二導体に対して、それぞれの直
線区分及び傾斜区分に於いて各面上でずらされて配置さ
れた位置で推移し、 同時に上記軸線に対して、第一導体
と第二導体とが全体として線対称を保ちつつ推移すると
ともに、第一付加導体と第二付加導体とが全体として線
対称を保ちつつ推移することを特徴とする。
ブルの接続方向に向かって延びる柔軟な絶縁基板からな
る平型柔軟ケーブルであって、 上記絶縁基板の第一の面
に配置された第一導体と、 上記絶縁基板の第二の面に配
置された第二導体とに加えて、 上記第一の面に配置され
た第一付加導体と、上記第二の面に配置された第二付加
導体とを備え、 上記第一導体及び第二導体は、各々絶縁
基板の両面に於いて接続方向の軸線に略平行な区分であ
る直線区分と上記軸線に対して角度をなす傾斜区分とを
交互に含み、 上記第一導体、第二導体)それぞれの傾斜
区分は上記軸線近傍上の各面を隔てた位置に於いて互い
に交差しつつ推移し、 上記第一付加導体及び第二付加導
体は、各々絶縁基板の両面に於いて上記軸線に略平行な
区分である直線区分と上記軸線に対し角度をなす傾斜区
分とを交互に含み、 第一付加導体は第一導体に対して、
また、第二付加導体は第二導体に対して、それぞれの直
線区分及び傾斜区分に於いて各面上でずらされて配置さ
れた位置で推移し、 同時に上記軸線に対して、第一導体
と第二導体とが全体として線対称を保ちつつ推移すると
ともに、第一付加導体と第二付加導体とが全体として線
対称を保ちつつ推移することを特徴とする。
【0016】本発明の別の平型柔軟ケーブルは、対向す
る面を有する細長い柔軟な絶縁基板と、 上記絶縁基板に
配置された1組の柔軟な擬似ねじれ導体を構成する第一
導体及び第二導体とを備え、第一導体は、上記絶縁基板
の第1面に配置され、そして第二導体は、上記絶縁基板
の第2面に配置され、上記第一導体及び第二導体の各々
は、ほぼ周期的なパターンで延び、第一導体は、その各
々の第二導体に対して上記周期的パターンの半周期だけ
長手方向にシフトされ、各対の上記第一導体及び第二導
体は、これらの導体が上記絶縁基板の両面で互いに交差
する交差点を形成し、そして更に、 上記絶縁基板に配置
された1組の第一付加導体及び第二付加導体を備え、第
一付加導体は、上記絶縁基板の第1面にあり、第二付加
導体は、上記絶縁基板の第2面にあり、そして第一導体
と第二導体とが全体として線対称を保ちつつ推移すると
ともに、第一付加導体と第二付加導体とが全体として線
対称を保ちつつ推移することを特徴とする。
る面を有する細長い柔軟な絶縁基板と、 上記絶縁基板に
配置された1組の柔軟な擬似ねじれ導体を構成する第一
導体及び第二導体とを備え、第一導体は、上記絶縁基板
の第1面に配置され、そして第二導体は、上記絶縁基板
の第2面に配置され、上記第一導体及び第二導体の各々
は、ほぼ周期的なパターンで延び、第一導体は、その各
々の第二導体に対して上記周期的パターンの半周期だけ
長手方向にシフトされ、各対の上記第一導体及び第二導
体は、これらの導体が上記絶縁基板の両面で互いに交差
する交差点を形成し、そして更に、 上記絶縁基板に配置
された1組の第一付加導体及び第二付加導体を備え、第
一付加導体は、上記絶縁基板の第1面にあり、第二付加
導体は、上記絶縁基板の第2面にあり、そして第一導体
と第二導体とが全体として線対称を保ちつつ推移すると
ともに、第一付加導体と第二付加導体とが全体として線
対称を保ちつつ推移することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の好適な実施形態を詳細に説明する。添付図面の図3
及び図4には、本発明による平型柔軟ケーブル(FP
C)が参照番号101で示されている。以下平型柔軟ケ
ーブルをFPCと記載する。図1及び図2に示された公
知のFPC1と同様に、FPC101は、少なくとも一
対の擬似ねじれ導体103a及び103bを備えてい
る。これら第一及び第二導体103a及び103bによ
り種々の異なる信号を送信することができ、従って、導
体103a及び103bは、以下、「信号」導体とも称
する。これらの信号導体103a及び103bは、図1
及び図2に示す公知の擬似ねじれ導体3a及び3bにつ
いて述べたように、交互の直線区分104及び傾斜区分
105によって形成された振動即ち周期的パターンで柔
軟な絶縁基板102の両面においてFPC101の長手
方向に延びる。従って、FPC101の各部分は、FP
C1の対応部分の番号に100を加えた番号で示す。図
1及び図2のFPC1の擬似ねじれ導体3a及び3b
と、FPC101の擬似ねじれ導体103a及び103
bとの間の特性の類似性に鑑み、図3及び図4に示すF
PC101については、これら第一及び第二導体103
a及び103bの特性を説明しない。
明の好適な実施形態を詳細に説明する。添付図面の図3
及び図4には、本発明による平型柔軟ケーブル(FP
C)が参照番号101で示されている。以下平型柔軟ケ
ーブルをFPCと記載する。図1及び図2に示された公
知のFPC1と同様に、FPC101は、少なくとも一
対の擬似ねじれ導体103a及び103bを備えてい
る。これら第一及び第二導体103a及び103bによ
り種々の異なる信号を送信することができ、従って、導
体103a及び103bは、以下、「信号」導体とも称
する。これらの信号導体103a及び103bは、図1
及び図2に示す公知の擬似ねじれ導体3a及び3bにつ
いて述べたように、交互の直線区分104及び傾斜区分
105によって形成された振動即ち周期的パターンで柔
軟な絶縁基板102の両面においてFPC101の長手
方向に延びる。従って、FPC101の各部分は、FP
C1の対応部分の番号に100を加えた番号で示す。図
1及び図2のFPC1の擬似ねじれ導体3a及び3b
と、FPC101の擬似ねじれ導体103a及び103
bとの間の特性の類似性に鑑み、図3及び図4に示すF
PC101については、これら第一及び第二導体103
a及び103bの特性を説明しない。
【0018】図1及び図2のFPC1とは異なり、FP
C101は、柔軟な絶縁基板102の両面に配置された
一対の付加的な導体114a及び114bを備えてい
る。これら付加的な導体114a及び114bは、接地
電位に接続され、従って、「接地」又は「基準」導体と
も称する。一方の付加的な導体114aは、信号導体1
03aと同じ絶縁基板102の側即ち面に配置され、そ
して他方の付加的な導体114bは、基板102の反対
側即ち面に信号導体103bと共に配置される。付加的
な導体114a及び114bは、縁102a及び102
bにおいて基板102の両面に端子パッド116を含
み、これら端子パッド116は、導電性スルーホール即
ち経路118により共通接続されている。
C101は、柔軟な絶縁基板102の両面に配置された
一対の付加的な導体114a及び114bを備えてい
る。これら付加的な導体114a及び114bは、接地
電位に接続され、従って、「接地」又は「基準」導体と
も称する。一方の付加的な導体114aは、信号導体1
03aと同じ絶縁基板102の側即ち面に配置され、そ
して他方の付加的な導体114bは、基板102の反対
側即ち面に信号導体103bと共に配置される。付加的
な導体114a及び114bは、縁102a及び102
bにおいて基板102の両面に端子パッド116を含
み、これら端子パッド116は、導電性スルーホール即
ち経路118により共通接続されている。
【0019】一般に、付加的な導体114a及び114
bは、FPC101の長手方向に延びる信号中心線であ
る接続方向の軸線120に沿って長手方向に、各々信号
導体103a及び103bと「鏡像関係」にされ、即ち
それをたどり、信号導体103a及び103bと、付加
的な導体114a及び114bとで擬似ねじれ導体の基
準セット115aが形成される(図4には、擬似ねじれ
導体の3つの基準セット115a、115b及び115
cが示されている)。換言すれば、信号導体103a
は、直線区分104及び傾斜区分105の周期的即ち振
動パターンを有する。付加的な導体114aは、基板1
02の同じ面において信号導体103aとほぼ平行に延
び、そして直線区分122a、122b及び傾斜区分1
23を有し、これらは、信号導体103aの直線区分1
04及び傾斜区分105に沿って延びるがそこから若干
離間されている。その結果、付加的な導体114aのパ
ターンは、信号導体103aのパターンとほぼ平行であ
る。FPC1の導体3aの直線部分4について上述した
ように、信号導体103aの直線区分104の長さは変
化してもよく、従って、付加的な導体114aの直線区
分122a及び122bの長さも、信号導体103aの
長さが変化するときに変化してもよい。
bは、FPC101の長手方向に延びる信号中心線であ
る接続方向の軸線120に沿って長手方向に、各々信号
導体103a及び103bと「鏡像関係」にされ、即ち
それをたどり、信号導体103a及び103bと、付加
的な導体114a及び114bとで擬似ねじれ導体の基
準セット115aが形成される(図4には、擬似ねじれ
導体の3つの基準セット115a、115b及び115
cが示されている)。換言すれば、信号導体103a
は、直線区分104及び傾斜区分105の周期的即ち振
動パターンを有する。付加的な導体114aは、基板1
02の同じ面において信号導体103aとほぼ平行に延
び、そして直線区分122a、122b及び傾斜区分1
23を有し、これらは、信号導体103aの直線区分1
04及び傾斜区分105に沿って延びるがそこから若干
離間されている。その結果、付加的な導体114aのパ
ターンは、信号導体103aのパターンとほぼ平行であ
る。FPC1の導体3aの直線部分4について上述した
ように、信号導体103aの直線区分104の長さは変
化してもよく、従って、付加的な導体114aの直線区
分122a及び122bの長さも、信号導体103aの
長さが変化するときに変化してもよい。
【0020】付加的な導体114bは、付加的な導体1
14aが配置された面とは反対の絶縁基板102の面に
配置される(即ち、付加的な導体114bは、導体10
3bが配置されたのと同じ絶縁基板102の面に配置さ
れる)。付加的な導体114aと同様に、付加的な導体
114bは、直線区分122a、122b及び傾斜区分
123を有し、これらは、信号導体103bの直線区分
104及び傾斜区分105にほぼ平行に延びるがそこか
ら離間されている。その結果、付加的な導体114bの
パターンは、信号導体103bのパターンとほぼ平行で
ある。の導体103aの直線部分104について上述し
たように、信号導体103bの直線区分104の長さは
変化してもよく、従って、付加的な導体114bの直線
区分122a及び122bの長さも、信号導体103b
の長さが変化するときに変化してもよい。
14aが配置された面とは反対の絶縁基板102の面に
配置される(即ち、付加的な導体114bは、導体10
3bが配置されたのと同じ絶縁基板102の面に配置さ
れる)。付加的な導体114aと同様に、付加的な導体
114bは、直線区分122a、122b及び傾斜区分
123を有し、これらは、信号導体103bの直線区分
104及び傾斜区分105にほぼ平行に延びるがそこか
ら離間されている。その結果、付加的な導体114bの
パターンは、信号導体103bのパターンとほぼ平行で
ある。の導体103aの直線部分104について上述し
たように、信号導体103bの直線区分104の長さは
変化してもよく、従って、付加的な導体114bの直線
区分122a及び122bの長さも、信号導体103b
の長さが変化するときに変化してもよい。
【0021】上述したように、信号導体103a及び1
04bの交差点108は、長手方向信号中心線120を
画成する(図3)。本質的に、信号導体103a及び1
03bは、各交差点108を通る中心線である接続方向
の軸線120を中心とするほぼ「正弦波」の形状を有す
る。しかしながら、付加的な導体114a及び114b
は、実際に、信号中心線120を決して横切らない(直
線区分122bは、中心線120に重畳する)。この点
について、付加的な導体114aは、信号導体103a
の常に同じ側にあり即ちそこからずれており(図3で見
てその右側に)、従って、付加的な導体114aは、信
号導体103aの周期的パターンを厳密にたどる。換言
すれば、付加的な導体114aは、信号導体103aと
ほぼ同じパターンをたどるが、信号中心線120から横
方向にずれた(図3で見て右へ)中心線120aを中心
としている。同様に、基板102の反対面にある付加的
な導体114bは、信号導体103bの常に同じ側にあ
り即ちそこからずれており(図3で見てその左側に)、
従って、付加的な導体114bは、信号導体103bの
周期的パターンを厳密にたどる。換言すれば、付加的な
導体114bは、信号導体103bとほぼ同じパターン
をたどるが、信号中心線120から横方向にずれた(図
3で見て左へ)中心線120bを中心としている。この
構成では、付加的な導体114a及び114bの直線区
分122a及び122bは、導体パターンの長手方向中
心線120に対し、信号導体103a及び103bのパ
ターンの完全に外側に位置したところから、信号導体1
03a及び103bの完全に内側まで、信号導体103
a及び103bの各擬似ねじれと交互に配置される。
04bの交差点108は、長手方向信号中心線120を
画成する(図3)。本質的に、信号導体103a及び1
03bは、各交差点108を通る中心線である接続方向
の軸線120を中心とするほぼ「正弦波」の形状を有す
る。しかしながら、付加的な導体114a及び114b
は、実際に、信号中心線120を決して横切らない(直
線区分122bは、中心線120に重畳する)。この点
について、付加的な導体114aは、信号導体103a
の常に同じ側にあり即ちそこからずれており(図3で見
てその右側に)、従って、付加的な導体114aは、信
号導体103aの周期的パターンを厳密にたどる。換言
すれば、付加的な導体114aは、信号導体103aと
ほぼ同じパターンをたどるが、信号中心線120から横
方向にずれた(図3で見て右へ)中心線120aを中心
としている。同様に、基板102の反対面にある付加的
な導体114bは、信号導体103bの常に同じ側にあ
り即ちそこからずれており(図3で見てその左側に)、
従って、付加的な導体114bは、信号導体103bの
周期的パターンを厳密にたどる。換言すれば、付加的な
導体114bは、信号導体103bとほぼ同じパターン
をたどるが、信号中心線120から横方向にずれた(図
3で見て左へ)中心線120bを中心としている。この
構成では、付加的な導体114a及び114bの直線区
分122a及び122bは、導体パターンの長手方向中
心線120に対し、信号導体103a及び103bのパ
ターンの完全に外側に位置したところから、信号導体1
03a及び103bの完全に内側まで、信号導体103
a及び103bの各擬似ねじれと交互に配置される。
【0022】より詳細には、図3の参照番号125は、
一対の交差点108間における信号導体103a及び1
03bの所与のねじれ区分を示し、そして参照番号12
6は、擬似ねじれ信号導体103a及び103bの次に
隣接するねじれ区分を示す。ねじれ区分125では、付
加的な導体114a及び114bの直線区分122aが
信号導体103a及び103bの直線区分104の「外
側」(即ち図3で見て左又は右)に配置されている。ね
じれ区分126では、付加的な導体114a及び114
bの直線区分122bが信号導体103a及び103b
の直線区分104の「内側」に配置されている。この点
について、ねじれ区分126における付加的な導体11
4a及び114bの直線区分122bは、中心線120
に一致し即ちそれと一線である。
一対の交差点108間における信号導体103a及び1
03bの所与のねじれ区分を示し、そして参照番号12
6は、擬似ねじれ信号導体103a及び103bの次に
隣接するねじれ区分を示す。ねじれ区分125では、付
加的な導体114a及び114bの直線区分122aが
信号導体103a及び103bの直線区分104の「外
側」(即ち図3で見て左又は右)に配置されている。ね
じれ区分126では、付加的な導体114a及び114
bの直線区分122bが信号導体103a及び103b
の直線区分104の「内側」に配置されている。この点
について、ねじれ区分126における付加的な導体11
4a及び114bの直線区分122bは、中心線120
に一致し即ちそれと一線である。
【0023】図3及び図4に示すFPC101におい
て、隣接する交差点108間の中心線120に沿った距
離は全く同じである。しかしながら、導体103a及び
103bのような導体に対する交差点108がランダム
に配置されると、これら導体103a及び103b間の
クロストーク及びノイズが減少することが分かった。従
って、隣接する交差点108間の長さ又は距離をランダ
ムに相違させることも利用できる。例えば、隣接する交
差点108間の長さ又は距離は、ランダムな統計学的デ
ータにより決定された所与の媒体長さの0.5ないし
1.5倍の範囲でランダムに変更することができる。
て、隣接する交差点108間の中心線120に沿った距
離は全く同じである。しかしながら、導体103a及び
103bのような導体に対する交差点108がランダム
に配置されると、これら導体103a及び103b間の
クロストーク及びノイズが減少することが分かった。従
って、隣接する交差点108間の長さ又は距離をランダ
ムに相違させることも利用できる。例えば、隣接する交
差点108間の長さ又は距離は、ランダムな統計学的デ
ータにより決定された所与の媒体長さの0.5ないし
1.5倍の範囲でランダムに変更することができる。
【0024】本発明の別の特徴は、導電性のスルーホー
ル即ち経路128が設けられたことであり、これは、絶
縁基板102を貫通して延び、付加的な導体114a及
び114bが中心線120に一致するねじれ区分126
において付加的な導体114a及び114bの直線区分
122bを相互接続する。付加的な導体114a及び1
14bのこのような共通接続は、FPC101に最小の
接地電圧勾配を確保する。
ル即ち経路128が設けられたことであり、これは、絶
縁基板102を貫通して延び、付加的な導体114a及
び114bが中心線120に一致するねじれ区分126
において付加的な導体114a及び114bの直線区分
122bを相互接続する。付加的な導体114a及び1
14bのこのような共通接続は、FPC101に最小の
接地電圧勾配を確保する。
【0025】信号導体103a及び103bの傾斜区分
105の場合と同様に、付加的な導体114a及び11
4bの傾斜区分123は、各付加的な導体114a及び
114bの直線−傾斜移行点130から、付加的な導体
114a及び114bが信号導体103a及び103b
と交差する隣接交差点132へ向かう方向に、その巾が
均一に減少するものとして示される。FPC1の傾斜区
分5について上述したように、傾斜区分123のこの巾
の減少は、この傾斜区分123のインピーダンスが直線
区分122a及び122bのインピーダンスと同様にな
るようにする。或いは又、直線区分122a及び122
bを接続する傾斜区分123は、均一な巾であってもよ
い。
105の場合と同様に、付加的な導体114a及び11
4bの傾斜区分123は、各付加的な導体114a及び
114bの直線−傾斜移行点130から、付加的な導体
114a及び114bが信号導体103a及び103b
と交差する隣接交差点132へ向かう方向に、その巾が
均一に減少するものとして示される。FPC1の傾斜区
分5について上述したように、傾斜区分123のこの巾
の減少は、この傾斜区分123のインピーダンスが直線
区分122a及び122bのインピーダンスと同様にな
るようにする。或いは又、直線区分122a及び122
bを接続する傾斜区分123は、均一な巾であってもよ
い。
【0026】長手方向中心線である接続方向の軸線12
0に対して横方向の付加的な導体114a及び114b
の巾は、信号導体103a及び103bの巾とほぼ同じ
であるが、付加的な導体114a及び114bは、FP
C101のいずれの区分においても、信号導体103a
及び103bの対応区分に比して、大きな巾であっても
よい。更に、付加的な導体114a及び114bの直線
区分122bは、中心線120に一致して配置されるの
ではなく、対応する信号導体103a及び103bの各
直線区分104に更に接近して配置されるように、中心
線120を越えて延びてもよい。
0に対して横方向の付加的な導体114a及び114b
の巾は、信号導体103a及び103bの巾とほぼ同じ
であるが、付加的な導体114a及び114bは、FP
C101のいずれの区分においても、信号導体103a
及び103bの対応区分に比して、大きな巾であっても
よい。更に、付加的な導体114a及び114bの直線
区分122bは、中心線120に一致して配置されるの
ではなく、対応する信号導体103a及び103bの各
直線区分104に更に接近して配置されるように、中心
線120を越えて延びてもよい。
【0027】図3及び図4に示されたように、導体10
3a及び103bの各々は、柔軟な基板102の縁10
2a及び102bに設けられた複数のパッド109の1
つに個々に終端される。ある導体(例えば、導体103
b)のパッド109は、スルーホール即ち経路110を
含む。同様に、付加的な導体114a及び114bが終
端されるパッド116も、基板102の縁102a及び
102bに沿って配置される。これらのパッド109及
び116は、関連電気コネクタの接点によって係合でき
るようにFPC101の縁102a及び102bに沿っ
て配置される。それ故、FPC101の各縁を電気コネ
クタに挿入して、必要な電気的接続を確立することがで
きる。
3a及び103bの各々は、柔軟な基板102の縁10
2a及び102bに設けられた複数のパッド109の1
つに個々に終端される。ある導体(例えば、導体103
b)のパッド109は、スルーホール即ち経路110を
含む。同様に、付加的な導体114a及び114bが終
端されるパッド116も、基板102の縁102a及び
102bに沿って配置される。これらのパッド109及
び116は、関連電気コネクタの接点によって係合でき
るようにFPC101の縁102a及び102bに沿っ
て配置される。それ故、FPC101の各縁を電気コネ
クタに挿入して、必要な電気的接続を確立することがで
きる。
【0028】図5は、本発明の別の実施形態によるFP
C201を示す。このFPC201は、複数の擬似ねじ
れ導体203a及び203bを備えている。図3及び図
4に示したFPC101の導体103a及び103bの
場合と同様に、これらの導体203a及び203bによ
って種々の異なる信号を送信することができ、従って、
これら導体203a及び203bは、「信号」導体と称
される。信号導体203a及び203bの各々は、上述
した擬似ねじれ導体103a及び103bと同様に、交
互の直線区分204及び傾斜区分205で形成された振
動即ち周期的パターンで柔軟基板202の両面において
FPC201の長手方向に延びる。従って、ここに示す
FPC201の部分は、FPC101の対応する部分の
参照番号に100を加えた番号で示す。図3及び図4に
示すFPC101の擬似ねじれ導体103a及び103
bと、FPC201の擬似ねじれ導体203a及び20
3bとの間の特性の類似性に鑑み、これら導体203a
及び203bの特性は、図5のFPC201については
繰り返し説明しない。
C201を示す。このFPC201は、複数の擬似ねじ
れ導体203a及び203bを備えている。図3及び図
4に示したFPC101の導体103a及び103bの
場合と同様に、これらの導体203a及び203bによ
って種々の異なる信号を送信することができ、従って、
これら導体203a及び203bは、「信号」導体と称
される。信号導体203a及び203bの各々は、上述
した擬似ねじれ導体103a及び103bと同様に、交
互の直線区分204及び傾斜区分205で形成された振
動即ち周期的パターンで柔軟基板202の両面において
FPC201の長手方向に延びる。従って、ここに示す
FPC201の部分は、FPC101の対応する部分の
参照番号に100を加えた番号で示す。図3及び図4に
示すFPC101の擬似ねじれ導体103a及び103
bと、FPC201の擬似ねじれ導体203a及び20
3bとの間の特性の類似性に鑑み、これら導体203a
及び203bの特性は、図5のFPC201については
繰り返し説明しない。
【0029】FPC101と同様に、FPC201は、
柔軟な絶縁基板202の両面に配置された一対の付加的
な導体214a及び214bを備えている。これらの付
加的な導体214a及び214bは、接地電位に接続さ
れ、従って、「接地」導体とも称する。一対のこのよう
な導体214a及び214bが、導体203a及び20
3bの各対に関連している。この点について、一方の付
加的な導体214aは、信号導体203aと同じ基板2
02の側即ち面に配置され、そして他方の付加的な導体
214bは、基板202の反対側即ち面に信号導体20
3bと共に配置される。付加的な導体214a及び21
4bは、縁202a及び202bにおいて基板202の
両面に端子パッド216を含み、これらパッド216
は、導電性のスルーホール即ち経路218により共通接
続される。
柔軟な絶縁基板202の両面に配置された一対の付加的
な導体214a及び214bを備えている。これらの付
加的な導体214a及び214bは、接地電位に接続さ
れ、従って、「接地」導体とも称する。一対のこのよう
な導体214a及び214bが、導体203a及び20
3bの各対に関連している。この点について、一方の付
加的な導体214aは、信号導体203aと同じ基板2
02の側即ち面に配置され、そして他方の付加的な導体
214bは、基板202の反対側即ち面に信号導体20
3bと共に配置される。付加的な導体214a及び21
4bは、縁202a及び202bにおいて基板202の
両面に端子パッド216を含み、これらパッド216
は、導電性のスルーホール即ち経路218により共通接
続される。
【0030】一般に、付加的な導体214a及び214
bは、信号導体203a及び203bと各々「鏡像関
係」にされ、即ちそれをたどり、付加的な導体214a
は、基板202の同じ面において信号導体203aとほ
ぼ平行に延び、そして付加的な導体214bは、基板2
02の反対面において信号導体203bとほぼ平行に延
びる。この点について、付加的な導体214a及び21
4bは、直線区分222a、222b及び傾斜区分22
3を各々有し、これらは、信号導体203a及び203
bの直線区分204及び傾斜区分205とほぼ平行に延
びるが、そこから離間されている。その結果、付加的な
導体214a及び214bのパターンは、信号導体20
3a及び203bのパターンとほぼ平行である。更に、
各対の信号導体203a及び203bと、それに対応す
る一対の付加的な導体214a及び214bが、擬似ね
じれ導体の基準セットを形成する。図5には、擬似ねじ
れ導体の4つの基準セットが各々参照番号215a、2
15b、215c及び215dで示されている。
bは、信号導体203a及び203bと各々「鏡像関
係」にされ、即ちそれをたどり、付加的な導体214a
は、基板202の同じ面において信号導体203aとほ
ぼ平行に延び、そして付加的な導体214bは、基板2
02の反対面において信号導体203bとほぼ平行に延
びる。この点について、付加的な導体214a及び21
4bは、直線区分222a、222b及び傾斜区分22
3を各々有し、これらは、信号導体203a及び203
bの直線区分204及び傾斜区分205とほぼ平行に延
びるが、そこから離間されている。その結果、付加的な
導体214a及び214bのパターンは、信号導体20
3a及び203bのパターンとほぼ平行である。更に、
各対の信号導体203a及び203bと、それに対応す
る一対の付加的な導体214a及び214bが、擬似ね
じれ導体の基準セットを形成する。図5には、擬似ねじ
れ導体の4つの基準セットが各々参照番号215a、2
15b、215c及び215dで示されている。
【0031】FPC101とは異なり、FPC201の
擬似ねじれ導体の基準セット215a、215b、21
5c及び215d間の間隔は、FPC101の擬似ねじ
れ導体の隣接する基準セット115a、115b及び1
15c間の間隔より小さい。その結果、擬似ねじれ導体
の所与の基準セット、例えば、基準セット215aにお
ける付加的な導体214aの直線区分222aが、基板
202の反対面にある次に隣接する擬似ねじれ導体の基
準セット、例えば、基準セット215bの付加的な導体
214bの直線区分222aと重畳する。しかし、付加
的な導体214aは、擬似ねじれ導体の所与の基準セッ
トにおける隣接導体203aに、擬似ねじれ導体の他の
基準セットにおける他の導体203aよりも接近してお
り、そして付加的な導体214bは、擬似ねじれ導体の
所与の基準セットにおける隣接導体203bに、擬似ね
じれ導体の他の基準セットにおける他の導体203bよ
りも接近している。
擬似ねじれ導体の基準セット215a、215b、21
5c及び215d間の間隔は、FPC101の擬似ねじ
れ導体の隣接する基準セット115a、115b及び1
15c間の間隔より小さい。その結果、擬似ねじれ導体
の所与の基準セット、例えば、基準セット215aにお
ける付加的な導体214aの直線区分222aが、基板
202の反対面にある次に隣接する擬似ねじれ導体の基
準セット、例えば、基準セット215bの付加的な導体
214bの直線区分222aと重畳する。しかし、付加
的な導体214aは、擬似ねじれ導体の所与の基準セッ
トにおける隣接導体203aに、擬似ねじれ導体の他の
基準セットにおける他の導体203aよりも接近してお
り、そして付加的な導体214bは、擬似ねじれ導体の
所与の基準セットにおける隣接導体203bに、擬似ね
じれ導体の他の基準セットにおける他の導体203bよ
りも接近している。
【0032】FPC101の場合と同様に、本発明の別
の特徴は、導電性スルーホール即ち経路228を形成で
きることであり、これは、絶縁基板202を貫通して延
び、基板202の両面において互いに重畳する擬似ねじ
れ導体の所与の基準セット(例えば、基準セット215
a)における付加的な導体214a及び214bの直線
区分222bを相互接続する。付加的な導体214a及
び214bのこのような共通接続は、FPC201に最
小の接地電圧勾配を確保する。別のやり方は、擬似ねじ
れ導体の隣接基準セットの付加的な導体214a及び2
14b間にこの経路を形成することである。例えば、図
5に示すように、擬似ねじれ導体の基準セット215c
における付加的な導体214bと、擬似ねじれ導体の基
準セット215dにおける付加的な導体214aとを接
続するものとして経路228aが示されている。この場
合も、擬似ねじれ導体の隣接基準セットにおける付加的
な導体214a及び214bのこのような共通接続は、
FPC201の擬似ねじれ導体の隣接基準セットにおけ
る付加的な導体間に最小の接地電圧勾配を確保する。
の特徴は、導電性スルーホール即ち経路228を形成で
きることであり、これは、絶縁基板202を貫通して延
び、基板202の両面において互いに重畳する擬似ねじ
れ導体の所与の基準セット(例えば、基準セット215
a)における付加的な導体214a及び214bの直線
区分222bを相互接続する。付加的な導体214a及
び214bのこのような共通接続は、FPC201に最
小の接地電圧勾配を確保する。別のやり方は、擬似ねじ
れ導体の隣接基準セットの付加的な導体214a及び2
14b間にこの経路を形成することである。例えば、図
5に示すように、擬似ねじれ導体の基準セット215c
における付加的な導体214bと、擬似ねじれ導体の基
準セット215dにおける付加的な導体214aとを接
続するものとして経路228aが示されている。この場
合も、擬似ねじれ導体の隣接基準セットにおける付加的
な導体214a及び214bのこのような共通接続は、
FPC201の擬似ねじれ導体の隣接基準セットにおけ
る付加的な導体間に最小の接地電圧勾配を確保する。
【0033】又、擬似ねじれ導体の基準セット215a
に関連して図5に示されたように、導体203a及び2
03bの各々は、柔軟基板202の縁202a及び20
2bに設けられた複数のパッド209に別々に終端され
る。ある導体(例えば、導体203b)のパッド209
は、スルーホール即ち経路210を含む。同様に、付加
的な導体214a及び214bが終端されるパッド21
6も、基板202の縁202a及び202bに沿って配
置される。これらのパッド209及び216は、それに
関連した電気コネクタが係合できるようにFPC201
の縁202a及び202bに配置される。それ故、FP
C201の各縁を電気コネクタに挿入して必要な電気的
接続を確立することができる。
に関連して図5に示されたように、導体203a及び2
03bの各々は、柔軟基板202の縁202a及び20
2bに設けられた複数のパッド209に別々に終端され
る。ある導体(例えば、導体203b)のパッド209
は、スルーホール即ち経路210を含む。同様に、付加
的な導体214a及び214bが終端されるパッド21
6も、基板202の縁202a及び202bに沿って配
置される。これらのパッド209及び216は、それに
関連した電気コネクタが係合できるようにFPC201
の縁202a及び202bに配置される。それ故、FP
C201の各縁を電気コネクタに挿入して必要な電気的
接続を確立することができる。
【0034】本発明の別の特徴は、FPCの回路を改良
された高密度シングルエンドFPCとして使用できるこ
とである。信号導体103a及び103b(図3及び図
4)並びに信号導体203a及び203b(図5)を差
動信号のための擬似ねじれ導体として使用するのではな
く、各信号導体を、シングルエンドシステムの一部分と
して個々の信号を送信するのに使用できる。このよう
に、各信号導体は基準導体に隣接し、それをたどる。基
準導体の存在は、基準導体への主たる信号結合を確立で
きるようにし、ひいては、シングルエンド動作を行える
ようにする。
された高密度シングルエンドFPCとして使用できるこ
とである。信号導体103a及び103b(図3及び図
4)並びに信号導体203a及び203b(図5)を差
動信号のための擬似ねじれ導体として使用するのではな
く、各信号導体を、シングルエンドシステムの一部分と
して個々の信号を送信するのに使用できる。このよう
に、各信号導体は基準導体に隣接し、それをたどる。基
準導体の存在は、基準導体への主たる信号結合を確立で
きるようにし、ひいては、シングルエンド動作を行える
ようにする。
【0035】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
により、柔軟なプリント回路における新規で且つ改良さ
れた接地システムを有する平型柔軟ケーブルを提供でき
る。更に、少なくとも一対の擬似ねじれ導体と、その各
対に関連した接地導体とを有する新規で且つ改良された
平型柔軟ケーブル(FPC)が提供され、そして絶縁基
板の両面に配置された少なくとも一対の擬似ねじれ導体
と、基板の両面の各々に配置された接地導体であって、
擬似ねじれ導体の各対に各々関連した接地導体とを備え
た新規で且つ改良された平型柔軟ケーブル(FPC)が
提供できる。
により、柔軟なプリント回路における新規で且つ改良さ
れた接地システムを有する平型柔軟ケーブルを提供でき
る。更に、少なくとも一対の擬似ねじれ導体と、その各
対に関連した接地導体とを有する新規で且つ改良された
平型柔軟ケーブル(FPC)が提供され、そして絶縁基
板の両面に配置された少なくとも一対の擬似ねじれ導体
と、基板の両面の各々に配置された接地導体であって、
擬似ねじれ導体の各対に各々関連した接地導体とを備え
た新規で且つ改良された平型柔軟ケーブル(FPC)が
提供できる。
【図1】公知の一対の擬似ねじれ導体の拡大部分平面図
である。
である。
【図2】複数対の擬似ねじれ導体を含む公知の柔軟プリ
ント回路の部分平面図である。
ント回路の部分平面図である。
【図3】擬似ねじれ導体の基準セットを少なくとも1つ
備え、各セットは、一対の擬似ねじれ導体と、接地シス
テムとして使用できる付加的な導体とを含む本発明によ
る平型柔軟ケーブルの拡大部分平面図で、擬似ねじれ導
体の基準セットの2つの擬似ねじれ区分を示す図であ
る。
備え、各セットは、一対の擬似ねじれ導体と、接地シス
テムとして使用できる付加的な導体とを含む本発明によ
る平型柔軟ケーブルの拡大部分平面図で、擬似ねじれ導
体の基準セットの2つの擬似ねじれ区分を示す図であ
る。
【図4】擬似ねじれ導体の基準セットを複数備えた本発
明による平型柔軟ケーブルの部分平面図である。
明による平型柔軟ケーブルの部分平面図である。
【図5】擬似ねじれ導体の基準セットを複数備え、擬似
ねじれ導体の基準セット間の間隔が、図4に示す擬似ね
じれ導体の隣接基準セット間の間隔に比して減少された
本発明による別の平型柔軟ケーブルの部分平面図であ
る。
ねじれ導体の基準セット間の間隔が、図4に示す擬似ね
じれ導体の隣接基準セット間の間隔に比して減少された
本発明による別の平型柔軟ケーブルの部分平面図であ
る。
101 平型柔軟ケーブル 102 絶縁基板 102a、102b 縁 103a 第一導体 103b 第二導体 104 第一及び第二導体の直線区分 105 第一及び第二導体の傾斜区分108 交差点 114a 第一付加導体 114b 第二付加導体 115a、115b、115c 基準セット 120 接続方向の軸線 122a、122b 第一付加導体及び第二付加導体の
直線区分 123 第一付加導体及び第二付加導体の傾斜区分 125、126 ねじれ区分128 貫通する経路 132 交差点 201 平型柔軟ケーブル 202 絶縁基板 204 第一導体の直線区分 205 第二導体の傾斜区分 203a 第一導体 203b 第二導体 214a 第一付加導体 214b 第二付加導体 215a、215b、215c、215d 基準セット218 貫通する経路 222a、222b 第一及び第二付加導体の直線区分 223 第一及び第二付加導体の傾斜区分
直線区分 123 第一付加導体及び第二付加導体の傾斜区分 125、126 ねじれ区分128 貫通する経路 132 交差点 201 平型柔軟ケーブル 202 絶縁基板 204 第一導体の直線区分 205 第二導体の傾斜区分 203a 第一導体 203b 第二導体 214a 第一付加導体 214b 第二付加導体 215a、215b、215c、215d 基準セット218 貫通する経路 222a、222b 第一及び第二付加導体の直線区分 223 第一及び第二付加導体の傾斜区分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−320361(JP,A) 特開 平10−188685(JP,A) 特開 平6−204629(JP,A) 特開 平10−209589(JP,A) 実開 昭54−146140(JP,U) 実開 平4−46320(JP,U) 実開 昭63−31632(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 1/02
Claims (28)
- 【請求項1】 ケーブルの接続方向に向かって延びる柔
軟な絶縁基板(102)からなる平型柔軟ケーブルであ
って、 上記絶縁基板(102)の第一の面に配置された第一導
体(103a)と、 上記絶縁基板(102)の第二の面に配置された第二導
体(103b)とに加えて、 上記第一の面に配置された第一付加導体(114a)
と、上記第二の面に配置された第二付加導体(114
b)とを備え、 上記第一導体(103a)及び第二導体(103b)
は、各々絶縁基板(102)の両面に於いて接続方向の
軸線(120)に略平行な区分である直線区分(10
4)と上記軸線(120)に対して角度をなす傾斜区分
(105)とを交互に含み、 上記第一導体(103a)、第二導体(103b)それ
ぞれの傾斜区分(105)は上記軸線(120)近傍上
の各面を隔てた位置に於いて互いに交差しつつ推移し、 上記第一付加導体(114a)及び第二付加導体(11
4b)は、各々絶縁基板(102)の両面に於いて上記
軸線(120)に略平行な区分である直線区分(122
a、122b)と上記軸線(120)に対し角度をなす
傾斜区分(123)とを交互に含み、 第一付加導体(114a)は第一導体(103a)に対
して、また、第二付加導体(114b)は第二導体(1
03b)に対して、それぞれの直線区分(104、12
2a、122b)及び傾斜区分(105、123)に於
いて各面上でずらされて配置された位置で推移し、 同時に上記軸線(120)に対して、第一導体(103
a)と第二導体(103b)とが全体として線対称を保
ちつつ推移するとともに、第一付加導体(114a)と
第二付加導体(114b)とが全体として線対称を保ち
つつ推移することを特徴とする平型柔軟ケーブル(10
1、201)。 - 【請求項2】 上記第一導体(103a)、第二導体
(103b)、第一付加導体(114a)及び第二付加
導体(114b)を覆う柔軟な絶縁フィルムを有するこ
とを特徴とする請求項1に記載の平型柔軟ケーブル(1
01、201)。 - 【請求項3】 上記第一付加導体(114a)は第一導
体(103a)に対して、また、第二付加導体(114
b)は第二導体(103b)に対して、それぞれの直線
区分(104、122a、122b)に於いて各面上で
ずらされて配置された位置で推移することを特徴とする
請求項1に記載の平型柔軟ケーブル(101、20
1)。 - 【請求項4】 上記第一付加導体(114a)は第一導
体(103a)に対して、また、第二付加導体(114
b)は第二導体(103b)に対して、それぞれの傾斜
区分(105、123)に於いて各面上でずらされて配
置された位置で推移することを特徴とする請求項1に記
載の平型柔軟ケーブル(101、201)。 - 【請求項5】 上記絶縁基板(102)上に設けられた
上記第一付加導体(114a)または第二付加導体(1
14b)の直線区分(122a、122b)の一方また
は双方が、上記軸線(120)に沿って推移することを
特徴とする請求項1に記載の平型柔軟ケーブル(10
1、201)。 - 【請求項6】 上記絶縁基板(102)上に設けられた
上記第一付加導体(114a)及び第二付加導体(11
4b)の直線区分(122a、122b)の双方が、上
記軸線(120)に沿って推移している部分において電
気的及び機械的に相互接続されていることを特徴とする
請求項5に記載の平型柔軟ケーブル(101、20
1)。 - 【請求項7】 上記第一付加導体(114a)及び第二
付加導体(114b)の直線区分(122a、122
b)の双方が、上記軸線(120)に沿って推移してい
る部分において為される電気的及び機械的な接続が、上
記直線区分(122a、122b)の双方を貫通する経
路(128)によることを特徴とする請求項6に記載の
平型柔軟ケーブル(101、201)。 - 【請求項8】 上記第一導体(103a)及び第二導体
(103b)のそれ ぞれの傾斜区分(105)は、その
傾斜区分(105)が直線区分(104)から交差点
(108)に向かって延びるときに、その巾が均一に減
少する請求項1に記載の平型柔軟ケーブル(101、2
01)。 - 【請求項9】 上記第一付加導体(114a)及び第二
付加導体(114b)のそれぞれの傾斜区分(123、
223)は、その傾斜区分(123、223)が直線区
分(122a、222a)から交差点(132)に向か
って延びるときに、その巾が均一に減少する請求項1に
記載の平型柔軟ケーブル(101、201)。 - 【請求項10】 上記第二導体(103b)の傾斜区分
(105、205)の1つが上記絶縁基板(102、2
02)の反対面において上記第一導体(103a)の傾
斜区分(105、205)の1つに交差するところと、
次に隣接する第二導体(103b)の傾斜区分(10
5、205)が上記絶縁基板(102、202)の反対
面において上記第一導体(103a)の傾斜区分(10
5、205)の別の1つに交差するところとの間の上記
軸(120)に沿った距離は、ランダムに決定される請
求項1に記載の平型柔軟ケーブル(101、201)。 - 【請求項11】 上記第一付加導体(114a)の直線
区分(122a、122b、222a、222b)の一
つ置きの他方(122b、222b)は、上記軸(12
0)に沿って延び、上記第一付加導体(114a)の直
線区分(122a、122b、222a、222b)の
一つ置きの一方(122a、222a)は、上記軸(1
20)からずらされ、更に、上記第一導体(103a)
の直線区分(104,204)の少なくとも1つは、上
記軸(120)と、上記第一付加導体(114a)の直
線区分(122a、122b、222a、222b)の
上記一方(122a、222a)との間に配置され、そ
して更に、上記第二付加導体(114b)の直線区分
(122a、122b、222a、222b)の上記他
方(122b、222b)は、上記軸(120)に沿っ
て延び、上記第二付加導体(114b)の直線区分(1
22a、122b、222a、222b)の上記一方
(122a、222a)は、上記軸(120)からずら
され、更に、上記第二導体(103b)の直線区分(1
04、204)の少なくとも1つは、上記軸(120)
と、上記第二付加導体(114b)の直線区分(122
a、12 2b、222a、222b)の上記一方(12
2a、222a)との間に配置される請求項1に記載の
平型柔軟ケーブル(101、201)。 - 【請求項12】 上記第一付加導体(114a)及び第
二付加導体(114b)は、接地電位に接続される請求
項1に記載の平型柔軟ケーブル(101、201)。 - 【請求項13】 上記第一付加導体(114a)及び第
二付加導体(114b)を接地電位に接続するために上
記柔軟な絶縁基板(102、202)を貫通して延びる
経路(118、218)を含む請求項12に記載の平型
柔軟ケーブル(101、201)。 - 【請求項14】 上記絶縁基板(102、202)に互
いに隣接して配置された導体の複数の基準セット(11
5a、115b、115c、215a、215b、21
5c、215d)を備え、各基準セットは、第一導体
(103a、203a)及び第二導体(103b、20
3b)と、それに対応する第一付加導体(114a、2
14a)及び第二付加導体(114b、214b)とを
含む請求項1に記載の平型柔軟ケーブル(101、20
1)。 - 【請求項15】 上記基準セット(215a、215
b、215c、215d)の1つ(215a)における
第一付加導体の直線区分(222a)は、上記絶縁基板
(202)の反対面においてその隣接基準セット(21
5b)における第二付加導体の直線区分(222a)と
重畳する請求項14に記載の平型柔軟ケーブル(20
1)。 - 【請求項16】 上記基準セット(215a、215
b、215c、215d)の1つ(215a)における
第一付加導体の直線区分(222a)は、その隣接基準
セット(215b)における第二付加導体の直線区分
(222a)に電気的及び機械的に相互接続される請求
項15に記載の平型柔軟ケーブル(201)。 - 【請求項17】 上記第一付加導体の直線区分(222
a)を上記第二付加導体の直線区分(222a)に電気
的及び機械的に相互接続するために上記絶縁基板(20
2)を貫通して延びる経路(228a)を含む請求項1
5に記載の平型柔軟ケーブル(201)。 - 【請求項18】 第1及び第2の対向面を有するほぼ平
らな柔軟な絶縁基板(102、202)と、 上記絶縁基板(102、202)の第1の面に設けら
れ、ほぼ周期的なパターンでその第1面上を長手方向に
延びる擬似ねじれ信号導体を構成する第一導体(103
a、203a)と、 上記絶縁基板(102、202)の第2の面に設けら
れ、ほぼ周期的なパターンでその第2面上を長手方向に
延びる擬似ねじれ信号導体を構成する第二導体(103
b、203b)とを備え、上記第一導体(103a、2
03a)及び第二導体(103b、203b)は、上記
絶縁基板(102、202)により分離された交差点
(108)において互いに交差し、この交差点(10
8)は軸(120)を形成し、上記第一導体(103
a、203a)及び第二導体(103b、203b)
は、この軸(120)の両側で互いに反転し、 更に、上記絶縁基板(102、202)の上記第1の面
に設けられ、上記第一導体(103a、203a)と同
様の周期的パターンで上記第一導体(103a、203
a)の近くを上記第1面上に長手方向に延びる第一付加
導体(114a、214a)と、 上記絶縁基板(102、202)の上記第2の面に設け
られ、上記第二導体(103b、203b)と同様の周
期的パターンで上記第二導体(103b、203b)の
近くを上記第2面上に長手方向に延びる第二付加導体
(114b、214b)とを備え、 上記軸線(120)に対して、第一導体(103a)と
第二導体(103b)とが全体として線対称を保ちつつ
推移するとともに、第一付加導体(114a)と第二付
加導体(114b)とが全体として線対称を保ちつつ推
移することを特徴とする平型柔軟ケーブル(101、2
01)。 - 【請求項19】 上記第一付加導体(114a、214
a)は、常に、上記軸(120)に対して上記第一導体
(103a、203a)の同じ側にあり、そして上記第
二付加導体(114b、214b)は、常に、上記軸
(120)に対して上記第二導体(103b、203
b)の同じ側にあり、これにより、上記第一導体(10
3a、203a)の一部分は、上記第一付加導体(11
4a、21 4a)と上記軸(120)との間に配置さ
れ、そして上記第二導体(103b、203b)の一部
分は、上記第二付加導体(114b、214b)と上記
軸(120)との間に配置される請求項18に記載の平
型柔軟ケーブル(101、201)。 - 【請求項20】 上記第一付加導体(114a、214
a)及び第二付加導体(114b、214b)の一部分
は、上記軸(120)に一致する請求項19に記載の平
型柔軟ケーブル(101、201)。 - 【請求項21】 上記絶縁基板(102、202)を貫
通して延び、上記軸(120)に一致する上記部分にお
いて上記第一付加導体(114a、214a)及び第二
付加導体(114b、214b)を接続する経路(12
8、228)を含む請求項20に記載の平型柔軟ケーブ
ル(101、201)。 - 【請求項22】 上記第一付加導体(114a、214
a)及び第二付加導体(114b、214b)は、接地
電位に接続される請求項21に記載の平型柔軟ケーブル
(101、201)。 - 【請求項23】 上記第一導体(103a、203a)
及び第二導体(103b、203b)と、上記第一付加
導体(114a、214a)及び第二付加導体(114
b、214b)とを覆う絶縁性の柔軟なフィルムを含む
請求項18に記載の平型柔軟ケーブル(101、20
1)。 - 【請求項24】 第1及び第2の対向する面を有する細
長い柔軟な絶縁基板(102、202)と、 上記絶縁基板(102、202)に配置された1組の柔
軟な擬似ねじれ導体を構成する第一導体(103a、2
03a)及び第二導体(103b、203b)とを備
え、第一導体(103a、203a)は、上記絶縁基板
(102、202)の第1面に配置され、そして第二導
体(103b、203b)は、上記絶縁基板(102、
202)の第2面に配置され、上記第一導体(103
a、203a)及び第二導体(103b、203b)の
各々は、ほぼ周期的なパターンで延び、第一導体(10
3a、203a)は、その各々の第二導体(103b、
203b)に対して上記周期的パターンの半周期だけ長
手方向にシフトされ、各対の上記第一導体(103a、
203a)及び第二導体(103b、203b)は、こ
れらの導体が上記絶縁基板(102、202)の両面で
互いに交差する交差点を形成し、そして更に、 上記絶縁基板(102、202)に配置された1組の第
一付加導体(114a、214a)及び第二付加導体
(114b、214b)を備え、第一付加導体(114
a、214a)は、上記絶縁基板(102、202)の
第1面にあり、第二付加導体(114b、214b)
は、上記絶縁基板(102、202)の第2面にあり、
そして第一導体(103a、203a)と第二導体(1
03b、203b)とが全体として線対称を保ちつつ推
移するとともに、第一付加導体(114a、214a)
と第二付加導体(114b、214b)とが全体として
線対称を保ちつつ推移することを特徴とする平型柔軟ケ
ーブル(101、201)。 - 【請求項25】 上記第一付加導体(114a、214
a)及び第二付加導体(114b、214b)は、接地
電位に接続される請求項24に記載の平型柔軟ケーブル
(101、201)。 - 【請求項26】 上記1組の第一導体(103a、20
3a)及び第二導体(103b、203b)と、上記1
組の第一付加導体(114a、214a)及び第二付加
導体(114b、214b)とを覆う絶縁性の柔軟フィ
ルムを含む請求項24に記載の平型柔軟ケーブル(10
1、201)。 - 【請求項27】 離間された複数組の第一導体(203
a)及び第二導体(203b)と、複数組の第一付加導
体(214a)及び第二付加導体(214b)とを備
え、第一導体(203a)及び第二導体(203b)の
各組は、第一付加導体(214a)及び第二付加導体
(214b)の各組に関連される請求項24に記載の平
型柔軟ケーブル(201)。 - 【請求項28】 第一付加導体(214a)及び第二付
加導体(214b)の各組における第一付加導体(21
4a)は、上記絶縁基板(202)の反対側で第一付加
導体(214a)及び第二付加導体(214b)の隣接
組における第二付加導体(214b)に重畳する請求項
24に記載の平型柔軟ケーブル(201)。
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