JP2000077802A - 伝送時間とインピ―ダンス制御のための各種開口パタ―ンのあるシ―ルド平面を具えた基板 - Google Patents

伝送時間とインピ―ダンス制御のための各種開口パタ―ンのあるシ―ルド平面を具えた基板

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JP2000077802A
JP2000077802A JP10372106A JP37210698A JP2000077802A JP 2000077802 A JP2000077802 A JP 2000077802A JP 10372106 A JP10372106 A JP 10372106A JP 37210698 A JP37210698 A JP 37210698A JP 2000077802 A JP2000077802 A JP 2000077802A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送時間とインピーダンス制御のための各種
開口パターンのあるシールド平面を具えた基板の提供。 【解決手段】 本発明は特殊なシールド平面を具えたフ
レキシブル基板を提供し、該基板は低電圧差動伝送モー
ド回路に使用されて、基板の伝送線のインピーダンスと
伝送時間が開口パターンを有するシールド平面により制
御される。開口パターンに係るキャパシタンス及びスロ
ーウエーブ効果、及び開口パターンの位置に係る配置形
状が基板の伝送線のインピーダンスと伝送タイミングを
改善するために使用されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板或いはフレキ
シブルケーブル(フレキシブルプリント基板(FP
C),フレキシブルフラットケーブル(FFC)等)に
関し、さらに詳しくは、シールド平面を具えた基板或い
はフレキシブルケーブルであって、インピーダンスと伝
送時間の制御用の各種開口パターンを具えたものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】コンピュータにおける高速論理回路に
は、マイクロストリップス(microstrips)
及びストリップライン(stripline)構造が非
常にしばしば用いられ、それらは特にこれらの回路間の
内部連接に使用されている。さらに、高速のデータ伝送
を達成するためには、シールド平面を具えた伝送線の差
動モードが、低電圧(3.3V)でのデータ伝送時にノ
イズがもたらす伝送エラーを減少するための、必要且つ
重要な方法である。伝送線の差動モードには100オー
ムのインピーダンスが必要である。最近では、自動化技
術及び設備により、信号通路の制御可能なインピーダン
ス及び伝送タイミングを具えた構造が構築可能となって
いる。しかし、マイクロストリップの非対称な構造は、
フレキシブルケーブルの機械的特性を大きく損なう欠点
を有しており、また、それは厳重なレベルの外来の電磁
放射を許容することになった。
【0003】ストリップラインの対称な構造は、FFC
(フラットフレキシブルケーブル)の撓み性と抗疲労性
という機械特性を増進し、また電磁放射を効果を大きく
減少する効果を有している。しかし、ストリップライン
の対称構造のため追加された接地参考平面のために、信
号線と追加接地参考平面間のキャパシタンスが増大する
ことにより信号経路のインピーダンスが大幅に減少し
た。ストリップラインタイプのFFCの、反復動作に対
する高撓み性と抗疲労性を考慮すると、信号線路と接地
参照平面の間の距離は一対の差動モードの信号線路間の
距離より短くなければならない。このことは同時に、プ
リント基板に対しても、同様の設計方法によりプリント
基板の厚さの増大を防止して所望のインピーダンスを維
持できるようにする必要があることを示唆している。
【0004】グランド平面或いは他の電圧参考平面は導
体平面に対して平行な平面に位置し、導体はフレキシブ
ルケーブル或いはプリント基板において平坦に設計され
ている。その目的は、導体のインピーダンスを制御する
ことと高周波信号を伝送する導体からの電磁放射が伝わ
るのをブロックすることにある。ソリッドグランド平面
は通常プリント基板或いはフレキシブルケーブルに使用
されるが、薄膜タイプのもの以外は撓み性を有していな
い。
【0005】ソリッドグランド平面のもう一つの欠点
は、信号線路のインピーダンスが希望するものより低く
なることであり、これは、信号線路とソリッドグランド
平面又は参考平面との間の距離が短いために、大きなキ
ャパシタンスが形成されることによる。しかしもし、信
号線路とソリッドグランド平面又は参考平面との間の距
離を増大して信号線路のインピーダンスを増大しようと
すると、厚みが増してそのために撓み性が損なわれ、反
復動作により破壊されやすくなる。同様に、プリント基
板も厚くなることで重くなり、製造コストが増大するよ
うになる。
【0006】インピーダンスを増大し撓み性を提供する
ために、格子に形成された導体エレメントを有する参考
平面が、マイクロストリップ設計において実施されてき
た。しかし、格子はソリッド参考平面のように連続的で
ないため、単一のパターンのみしか有さない格子参考平
面により信号線路インピーダンスと伝送タイミングの両
方をコントロールするのは極めて難しいということが分
かっている。
【0007】格子参考平面を採用したフレキシブルケー
ブル及びプリント基板、特にストリップラインタイプケ
ーブルのインピーダンス制御における問題の一つは、タ
ーン構造である。通常、信号線路の方向に変更、例えば
90°ターン等の変更が必要となった場合、このターン
は単一90°の曲げ角を有する信号線路に組み込まれる
ことはない。むしろ、方向の変更は通常、元の方向から
新しい方向へと連続的に変化する信号線路として実施さ
れる。信号線路は、そのターン部分でさまざまのポイン
トに配置された格子を具えた上部格子と下部ブリッドの
伝導において異なるアライメントを有するようである。
このようなアライメントは各ポイントでインピーダンス
の多様性をもたらし、事実上のインピーダンスの不連続
をもたらす。
【0008】マイクロストリップとストリップライン構
造のインピーダンスは、信号導体幅、参考平面からの導
体の距離、導体を囲む絶縁体、及び導体の厚さにより決
定される。しかしながら、このような周知のストリップ
ラインとマイクロストリップ構造のインピーダンス決定
の方法は、設計者に多くの制約を与える。例えば、差動
モード伝送線路用には100オームの二倍のインピーダ
ンスが必要である。このような、高インピーダンスを現
存の技術を使用して獲得するには、信号導体と参考平面
の距離を増大する必要がある。しかし、そのためにはよ
り厚いフレキシブルケーブルが必要となり、フレキシブ
ルケーブルの厚さが増大すればその撓み性と抗疲労性は
減少する。そして異なる絶縁材料で導体を被覆したり、
或いは規格外の厚さの高価なプリント基板を使用する必
要も生じる。このような規格外のプリント基板は高価で
あるだけでなく、その厚さのために多くの用途に不適合
であった。
【0009】伝統的な高速伝送速度を有するマイクロス
トリップ構造には欠点が存在し、それは前後両方向のク
ロストークを発生し、それは信号品質を厳重に悪化させ
る。クロストークは一つのチャネルから他のチャネルへ
の信号のカプリングの効果である。クロストークの発生
には幾つもの原因があるが、その一つはケーブルパラメ
ータ、特に導体間のキャパシタンスとインダクタンスの
アンバランスである。このアンバランスのために、一つ
の導体から別の導体への信号の厳重なカプリングが発生
する。そしてこのようなアンバランスは伝統的なマイク
ロストリップ構造では通常、導体が不同次のメディアに
露出された時により悪化する。
【0010】伝統的なマイクロストリップ構造における
ソリッド表面導体は周辺電子装置の機能を妨害するハイ
レベルの電磁放射を発生しがちである。この強大な放射
はまた、表面導体の操作に影響を及ぼす。高速伝送速度
を有する伝統的なマイクロストリップ構造では、導体表
面が基板を封入したシステムの孔への放射を自由に行う
ため、適切なシールドを与えることは難しい。このこと
はストリップライン構造においてこのような放射の封じ
込めを減少する必要があることを示している。しかし、
ストリップライン構造において望ましい高インピーダン
ス導体を実施するためには、参考平面と導体の間の距離
の思い切った増大という望ましくない方法を採る必要が
あった。このような望ましくない厚さの増大は、薄さと
コストダウンが要求されるノートブック型コンピュータ
用基板や他の標準基板への応用において問題ももたらし
た。
【0011】ストリップラインタイプフレキシブルケー
ブルが何千回もの屈曲能力を有し、希望のインピーダン
スと伝送タイミングを達成して信号品質を落とすことな
く信号の伝送を行え、許容できるシールド能力を提供で
きるようにするためには、フレキシブル参考平面が必要
である。
【0012】スローウエーブ効果のために、ソリッド平
面上の伝送時間は開口パターンを有するシールドの伝送
時間より速い。伝送線路の長さの違いが高速伝送率のた
めのタイミング効果を有するに十分であれば、伝統的な
方法によると、この効果を補償するためにある場所で短
い伝送線路に余分に同等の長さを加える。しかし余分の
長さを補償するこの伝統的な方法は、インピーダンス不
連続による望ましくない電磁放射を誘発する。
【0013】伝送線路が同じ長さであっても、時とし
て、高速伝送率の重要なハーモニックモードを避けるた
めに伝送タイミング制御が必要となる。伝送時間は被覆
材料の誘導定数に関係するほか、シールドパターンによ
るスローウエーブ効果、及び伝送線の一致する長さに関
係する。もしそれが高速伝送率の重要なハーモニックモ
ードに等しければ、この信号のハーモニックモードは伝
送線の二端の間で前後に跳ね返って信号伝送を悪化させ
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明は伝送線用のシ
ールド平面を具えたフレキシブルプリント基板(望まし
くは低電圧差動伝送モード回路)、或いはフレキシブル
ケーブルに関する。本発明によると、ケーブルの伝送線
路のインピーダンスと伝送時間のいずれもが、多様な空
の開口パターンを具えたシールド平面により制御されう
る。開口パターンの組合せに関係するキャパシタンスと
スローウエーブ効果、及び開口パターンの位置に係る配
置形状は考慮すべき主要な因子である。
【0015】各種開口パターンは主に二種類に分類され
る。第1類は一組の開口パターンを具えたシールド平面
の設計であり、第2類は一組の開口パターン(望ましく
は固定開口パターン)と所定形状の次第に多様化する一
組の小さなソリッドパターンとの組合せである。
【0016】フレキシブルケーブルの機械的撓み性或い
はプリント基板の厚さも考慮して伝送時間とインピーダ
ンスを設計することも意図される。
【0017】シールド平面には多様な開口パターンが運
用され、それにより伝送線のスローウエーブ効果を発生
させ伝送線のキャパシタンスを減少することで、必要に
応じて伝送時間を制御しインピーダンスを増加する。
【0018】シールド平面上の銀ろうの如き薄膜タイプ
の伝導エレメントは伝送線用の唯一の接地路として連接
並びに指示される。適合する抵抗タイプインピーダンス
が、伝送線の二端で前後に跳ねる望ましくないハーモニ
ックモード効果を減少するために提供される。DC電源
用の少なくとも一つ(望ましくは一つ)の接地路が銀ろ
うの電力消費を減少するために加えられる。ケーブルの
ターン部分では、伝送線間のクロストークをブロックす
る構造が設けられる。
【0019】ゆえに、本発明の課題は、一種のプリント
基板或いはフレキシブルケーブルを提供することにあ
り、それは、第1シールド平面を有し、該第1シールド
平面は所定のシールド形状を有して伝導エレメントを具
え、該伝導エレメントは第1の開口パターンセットと第
1の所定配置形状を有する。この所定の配置形状は開口
パターンの配置に関係する。所定の配置形状には二つが
あり、その一つは信号線のカーブに関係がなく、もう一
つは信号線のカーブに関係する。プリント基板及びフレ
キシブルケーブルはさらに第2シールド平面を有し、そ
れは所定の第2の開口パターンセットと第2の所定の配
置形状を有する。
【0020】もう一つの本発明の課題は上記第1及び第
2の配置形状に係るインピーダンスと伝送時間の設計を
簡易化する方法を提供することにある。その方法では、
同一の開口パターンセットと同一の配置形状が使用され
るが、第1シールド平面は第2シールド平面の鏡像とさ
れる。同一のシールド平面が、インピーダンスと伝送時
間の設計をさらに簡易化するために使用される。伝導エ
レメントが第1及び第2シールド平面の間に配置されて
信号導体を形成する。
【0021】本発明は一方で、所定のシールド形状を有
する第1シールド平面を含むプリント基板或いはフレキ
シブルケーブルを提供することを課題としており、それ
は、一つの固定開口パターン(或いは開口パターンのセ
ット)及び次第に多様化する固形パターンの所定の小部
分の組合せを具えた伝導エレメントを含むものとする。
プリント基板或いはフレキシブルケーブルはさらに第2
シールド平面を有し、第2シールド平面は第2の所定形
状を有する。伝導エレメントが第1及び第2シールド平
面の間に配置されて信号導体とされる。
【0022】本発明はさらに多様な開口パターンを選択
する方法を提供し、それによりスローウエーブ効果を誘
発してこのタイミング効果を補償して電磁放射を少なく
する。
【0023】本発明はまた、マイクロストリップ構造を
有するプリント基板或いはフレキシブルケーブルを提供
することを課題とし、それは、所定のシールド形状を有
するシールド平面を具え、該シールド平面は、所定の開
口パターンと所定の配置形状を有するものとする。
【0024】本発明はさらに、シールド平面を有しマイ
クロストリップ構造を具えたプリント基板或いはフレキ
シブルケーブルを提供することを課題とし、このシール
ド平面は所定のシールド形状を有し、該シールド形状は
一つの固定開口パターン(或いは多様な開口パターンの
セット)と次第に多様化するソリッドパターンの所定の
小部分の組合せを具えた伝導エレメントを含む。
【0025】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、第1
の所定のシールド形状とされて、第1の平面に限定さ
れ、一組の第1の所定の開口パターンを含み、該一組の
第1の所定の開口パターンが、該第1の所定の開口パタ
ーンの配置を含む第1の所定の配置形状を具えた、上記
第1の所定のシールド形状と、第2の所定のシールド形
状とされて、第2の平面に限定され、一組の第2の所定
の開口パターンを含み、該一組の第2の所定の開口パタ
ーンが、該第2の所定の開口パターンの配置を含む第2
の所定の配置形状を具えた、上記第2の所定のシールド
形状、以上を具えた基板において、該第2の所定のシー
ルド形状が所定のオフセットを具えた上記第1の所定の
シールド形状と整列し、信号伝導エレメントが上記第1
の平面と上記第2の平面の間に配設されて該信号伝導エ
レメント或いは差動モードの一対の信号伝導エレメント
の事実上のグランドが第1及び第2の所定のシールド形
状の所定の位置に配置されて構成された基板としてい
る。
【0026】請求項2の発明は、上記第1及び上記第2
の所定のシールド形状がいずれも所定の上記の所定の開
口パターンを具えた伝導エレメントを含み、上記所定の
オフセットはノーオフセットで、上記事実上のグランド
が上記差動モードの一対の信号伝導エレメントの中間に
位置することを特徴とする、請求項1に記載の基板とし
ている。
【0027】請求項3の発明は、上記第1の所定の開口
パターンと第2の開口パターンが、伝導エレメントの間
の開口を有して上記信号伝導エレメント或いは差動モー
ドの信号伝導エレメントの各対を隔てる所定の第1の間
隔を有し、上記開口の最大寸法が信号伝導エレメントに
より伝導される信号の最高周波数の波長の1/12より
小さく、上記伝導エレメントと一列に配置された上記第
1の平面と上記第2の平面の上記伝導エレメントの第1
の所定の間隔と第2の間隔は上記信号伝導エレメントに
対するインピーダンスと伝送タイミングの要求に合致す
るよう設計されたことを特徴とする、請求項2に記載の
基板としている。
【0028】請求項4の発明は、上記第1及び第2の所
定の配置形状が格子とされたことを特徴とする、請求項
3に記載の基板としている。
【0029】請求項5の発明は、上記第1及び第2の所
定の配置形状が上記信号伝導エレメントの屈曲に整列す
ることを特徴とする、請求項3に記載の基板としてい
る。
【0030】請求項6の発明は、上記一組の第1の所定
の開口パターンと上記一組の第2の所定の開口パターン
が円形、菱形、矩形、楕円形の如き対称の開口パターン
とされ、差動モードの一対の伝導エレメントの事実上の
グランドの所定の位置が該対称の開口パターンの中心に
よって決定されることを特徴とする、請求項3に記載の
基板としている。
【0031】請求項7の発明は、上記第1及び第2の平
面及び信号伝導エレメントがフレキシブルケーブルを組
成することを特徴とする、請求項1に記載の基板として
いる。
【0032】請求項8の発明は、上記第1及び第2の所
定のシールド平面が連結されて上記差動モードの一対の
伝導エレメント、及びDC電源のただ一つの伝導エレメ
ントの唯一のグランドとして選定され、該第1及び第2
のシールド平面の伝導エレメントが薄膜タイプ伝導エレ
メントであることを特徴とする、請求項7に記載の基板
としている。
【0033】請求項9の発明は、上記第1及び第2の所
定のシールド形状が、所定の開口パターンを具えた伝導
エレメントを含み、上記第2の所定の配置形状が第1の
所定の配置形状と一致することを特徴とする、請求項1
に記載の基板としている。
【0034】請求項10の発明は、上記一組の第1の所
定の開口パターンと一組の第2の所定の開口パターン
が、上記伝導エレメントの間の開口を含み、上記信号伝
導エレメント或いは差動モードの各一対の所定の信号伝
導エレメントのための第1の所定の間隙を形成し、該開
口の最大寸法は該信号伝導エレメントが伝導する信号の
最高周波数の波長の1/12より小さく、伝導エレメン
トに整列する上記第1及び第2の平面の伝導エレメント
の第1及び第2の所定の間隙は信号伝導エレメントに要
求されるインピーダンスと伝送タイミングに合致するよ
う設計されることを特徴とする、請求項9に記載の基板
としている。
【0035】請求項11の発明は、上記第1及び第2の
所定の配置形状が格子とされ、上記所定のオフセットが
上記信号伝導エレメントの方向において該格子の間隙の
1/2に等しいことを特徴とする、請求項9に記載の基
板としている。
【0036】請求項12の発明は、上記上記第1及び第
2の所定の配置形状が上記信号伝導エレメントの方向の
屈曲に関して整列することを特徴とする、請求項9に記
載の基板としている。
【0037】請求項13の発明は、上記一組の第1の所
定の開口パターンと上記一組の第2の所定の開口パター
ンが対称な円形、菱形、矩形、楕円形の如き対称の開口
パターンであることを特徴とする、請求項9に記載の基
板としている。
【0038】請求項14の発明は、第1の所定のシール
ド形状とされて、第1の平面に限定され、一組の第1の
所定の開口パターンと所定の位置に設けられて次第に変
化するソリッドシールドパターンの所定の小部分とを具
え、該一組の第1の所定の開口パターンが、該第1の所
定の開口パターンの配置を含む第1の所定の配置形状を
具えた、上記第1の所定のシールド形状、第2の所定の
シールド形状とされて、第2の平面に限定され、一組の
第2の所定の開口パターンと所定の位置に設けられて次
第に変化するソリッドシールドパターンの所定の小部分
とを具え、該一組の第2の所定の開口パターンが、該第
2の所定の開口パターンの配置を含む第2の所定の配置
形状を具えた、上記第2の所定のシールド形状、信号伝
導エレメントとされて、上記第1及び第2の平面の間に
配設されて、該信号伝導エレメント或いは差動モードの
一対の信号伝導エレメントの事実上のグランドが第1及
び第2の所定のシールド形状の所定の位置に配され、該
第2の所定のシールド形状が所定のオフセットを具えた
第1の所定のシールド形状に整列するよう配された、上
記信号伝導エレメント、以上を包括して構成された、基
板としている。
【0039】請求項15の発明は、上記第1及び第2の
所定のシールド形状が上記所定の開口パターンを具えた
伝導エレメントを含み、上記所定のオフセットがノーオ
フセットであり、上記事実上のグランドが上記差動モー
ドの一対の信号伝導エレメントの中間に限定され、上記
一組の第1の所定の開口パターン及び上記一組の第2の
所定の開口パターンがただ一つの固定された開口パター
ンを有し、次第に変化する一組の第1及び第2のシール
ドパターンの所定の小部分それぞれが、ただ一つの変化
するソリッドシールドパターンを有し、該所定の固定の
開口パターンが伝導エレメントの間の開口を有して該信
号伝導エレメント或いは差動モードの一対の信号伝導エ
レメントのそれぞれの第1の所定の間隙を形成してお
り、該開口の最大寸法は該信号伝導エレメントが伝導す
る信号の最高周波数の波長の1/12より小さく、伝導
エレメントに整列する上記第1及び第2の平面の伝導エ
レメントの第1及び第2の所定の間隙及び上記ソリッド
シールドパターンの所定の小部分は信号伝導エレメント
に要求されるインピーダンスと伝送タイミングに合致す
るよう設計されることを特徴とする、請求項14に記載
の基板としている。
【0040】請求項16の発明は、上記第1及び第2の
所定の配置形状が格子とされることを特徴とする、請求
項15に記載の基板としている。
【0041】請求項17の発明は、上記第1及び第2の
所定の配置形状が上記信号伝導エレメントの方向に整列
することを特徴とする、請求項15に記載の基板として
いる。
【0042】請求項18の発明は、上記一組の第1の所
定の開口パターンと上記一組の第2の所定の開口パター
ンが対称な円形、菱形、矩形、楕円形の如き対称の開口
パターンであり、上記差動モードの一対の信号伝導エレ
メント或いは信号伝導エレメントの事実上のグランドの
所定の位置がこの対称な開口パターンの中心により決定
されることを特徴とする、請求項15に記載の基板とし
ている。
【0043】請求項19の発明は、上記変化するソリッ
ドシールドパターンの所定の小部分が非対称で、屈曲
部、折り曲げが必要とされる場所、或いは信号伝導エレ
メントの両端部に配置され、非対称のソリッド形状の所
定の小部分が第1の平面に位置し、上記信号伝導エレメ
ントの屈曲により異なる方向を除いた同じソリッド形状
が上記第2の平面に位置し、これらの二つのソリッドパ
ターンが信号伝導エレメントの曲がりの方向に関して対
称に設けられたことを特徴とする、請求項15に記載の
基板としている。
【0044】請求項20の発明は、上記第1及び第2の
平面と伝導エレメントがフレキシブルケーブルを組成し
ていることを特徴とする、請求項14に記載の基板とし
ている。
【0045】請求項21の発明は、上記第1及び第2の
所定のシールド平面が連結されて上記差動モードの一対
の伝導エレメント、及びDC電源のただ一つの伝導エレ
メントの唯一のグランドとして選定され、該第1及び第
2のシールド平面の伝導エレメントが薄膜タイプ伝導エ
レメントであることを特徴とする、請求項20に記載の
基板としている。
【0046】請求項22の発明は、上記所定の開口パタ
ーンが対称の開口パターンであり、上記差動モードの一
対の信号伝導エレメント或いは信号伝導エレメントの事
実上のグランドの所定の位置がこの対称な開口パターン
の中心により決定されることを特徴とする、請求項18
に記載の基板としている。
【0047】請求項23の発明は、上記第1及び第2の
所定の配置形状が格子とされ、所定のオフセットが上記
信号伝導エレメントの方向において該格子の間隙の1/
2に等しいことを特徴とする、請求項22に記載の基板
としている。
【0048】請求項24の発明は、上記第1及び第2の
所定の配置形状が信号伝導エレメントの方向に整列する
ことを特徴とする、請求項22に記載の基板としてい
る。
【0049】請求項25の発明は、上記所定の開口パタ
ーンが円形、菱形、矩形、楕円形のいずれかとされたこ
とを特徴とする、請求項22に記載の基板としている。
【0050】請求項26の発明は、次第に変化するソリ
ッドパターンの所定の部分が非対称であり、該ソリッド
パターンが屈曲部、折り曲げが必要とされる場所、或い
は信号伝導エレメントの両端部に配置され、非対称のソ
リッド形状の所定の小部分が第1の平面に位置し、上記
信号伝導エレメントの屈曲により異なる方向を除いた同
じソリッド形状が上記第2の平面に位置し、これらの二
つのソリッドパターンが信号伝導エレメントの曲がりの
方向に関して対称に設けられたことを特徴とする、請求
項25に記載の基板としている。
【0051】請求項27の発明は、上記所定の開口パタ
ーンが所定の格子型配置形状を具えた円形、菱形、矩
形、楕円形の如き対称の開口パターンであり、第2のシ
ールド形状が第1平面に一致することを特徴とする、請
求項2に記載の基板としている。
【0052】請求項28の発明は、上記一組の第1の所
定の開口パターンと一組の第2の所定の開口パターンが
伝導エレメントの間の開口を有して該信号伝導エレメン
ト或いは差動モードの一対の信号伝導エレメントのそれ
ぞれの第1の所定の間隙を形成しており、該開口の最大
寸法は該信号伝導エレメントが伝導する信号の最高周波
数の波長の1/12より小さいことを特徴とする、請求
項27に記載の基板としている。
【0053】請求項29の発明は、上記第1及び第2の
平面と伝導エレメントがフレキシブルケーブルを組成し
ていることを特徴とする、請求項27に記載の基板とし
ている。
【0054】請求項30の発明は、上記第1及び第2の
所定のシールド平面が連結されて上記差動モードの一対
の伝導エレメント、及びDC電源のただ一つの伝導エレ
メントの唯一のグランドとして選定され、該第1及び第
2のシールド平面の伝導エレメントが薄膜タイプ伝導エ
レメントであることを特徴とする、請求項29に記載の
基板としている。
【0055】請求項31の発明は、所定のシールド形状
とされて、第1の平面に限定され、一組の所定の開口パ
ターンを具え、該一組の所定の開口パターンが、該所定
の開口パターンの位置を含む所定の配置形状を有する上
記所定のシールド形状、信号伝導エレメントとされて、
上記第1の平面に平行な第2の平面に位置して上記信号
伝導エレメント或いは差動モードの一対の信号伝導エレ
メントの事実上のグランドが上記所定のシールド形状の
所定の位置に配置されたことを特徴とする上記信号伝導
エレメント、以上を包括して構成された基板としてい
る。
【0056】請求項32の発明は、上記所定のシールド
形状が上記所定の開口パターンを具えた伝導エレメント
を含み、上記事実上のグランドが上記差動モードの一対
の信号伝導エレメントの中間に限定され、上記一組の所
定の開口パターンが該伝導エレメントの間の変化する開
口を有して該信号伝導エレメント或いは差動モードの一
対の信号伝導エレメントのそれぞれの第1の所定の間隙
を形成しており、該開口の最大寸法は該信号伝導エレメ
ントが伝導する信号の最高周波数の波長の1/12より
小さく、伝導エレメントに整列する上記第1の平面の伝
導エレメントの第1及び第2の所定の間隙が信号伝導エ
レメントに要求されるインピーダンスと伝送タイミング
に合致するよう設計されることを特徴とする、請求項3
1に記載の基板としている。
【0057】請求項33の発明は、上記所定の配置形状
が格子とされたことを特徴とする、請求項32に記載の
基板としている。
【0058】請求項34の発明は、上記所定の配置形状
が信号伝導エレメントの方向の屈曲に整列していること
を特徴とする、請求項32に記載の基板としている。
【0059】請求項35の発明は、上記所定の開口パタ
ーンが円形、菱形、矩形、楕円形の如き対称の開口パタ
ーンであり、上記差動モードの一対の信号伝導エレメン
ト或いは信号伝導エレメントの事実上のグランドの所定
の位置がこの対称な開口パターンの中心により決定され
ることを特徴とする、請求項32に記載の基板としてい
る。
【0060】請求項36の発明は、所定のシールド形状
とされて、第1の平面に限定され、一組の所定の開口パ
ターンと所定の位置に配置された次第に変化するソリッ
ドシールドパターンの一組の所定の小部分を具え、該一
組の所定の開口パターンが、該所定の開口パターンの位
置を含む所定の配置形状を有する上記所定のシールド形
状、信号伝導エレメントとされて、上記第1の平面に平
行な第2の平面に位置して上記信号伝導エレメント或い
は差動モードの一対の信号伝導エレメントの事実上のグ
ランドが上記所定のシールド形状の所定の位置に配置さ
れたことを特徴とする上記信号伝導エレメント、以上を
包括して構成された基板としている。
【0061】請求項37の発明は、上記所定のシールド
形状が上記所定の開口パターンを具えた伝導エレメント
を含み、上記事実上のグランドが上記差動モードの一対
の信号伝導エレメントの中間に限定され、上記一組の所
定の開口パターンが該伝導エレメントの間の固定された
開口パターンのみを有し、上記次第に変化するソリッド
シールドパターンの一組の所定の小部分が変化するソリ
ッドシールドパターンのみを有し、該所定の固定された
開口パターンが伝導エレメントの間の開口を有して該信
号伝導エレメント或いは差動モードの一対の信号伝導エ
レメントのそれぞれの第1の所定の間隙を形成してお
り、該開口の最大寸法は該信号伝導エレメントが伝導す
る信号の最高周波数の波長の1/12より小さく、伝導
エレメントに整列する上記第1の平面の伝導エレメント
の第1及び第2の所定の間隙、及び上記次第に変化する
ソリッドシールドパターンの一組の所定の小部分が信号
伝導エレメントに要求されるインピーダンスと伝送タイ
ミングに合致するよう設計されることを特徴とする、請
求項36に記載の基板としている。
【0062】請求項38の発明は、上記所定の配置形状
が格子とされたことを特徴とする、請求項37に記載の
基板としている。
【0063】請求項39の発明は、上記所定の配置形状
が、信号伝導エレメントの方向に整列することを特徴と
する、請求項37に記載の基板としている。
【0064】請求項40の発明は、上記所定の開口パタ
ーンが円形、菱形、矩形、楕円形の如き対称の開口パタ
ーンであり、上記差動モードの一対の信号伝導エレメン
ト或いは信号伝導エレメントの事実上のグランドの所定
の位置がこの対称な開口パターンの中心により決定され
ることを特徴とする、請求項37に記載の基板としてい
る。
【0065】請求項41の発明は、次第に変化するソリ
ッドパターンの所定の部分が非対称であり、該ソリッド
パターンが屈曲部、折り曲げが必要とされる場所、或い
は信号伝導エレメントの両端部に配置され、非対称のソ
リッド形状の所定の小部分が第1の平面に位置し、上記
信号伝導エレメントの屈曲により異なる方向を除いた同
じソリッド形状が上記第1の平面に位置することを特徴
とする、請求項37に記載の基板としている。
【0066】
【発明の実施の形態】図1に示されるのは、本発明によ
るシールド基板30の第1実施例の平面図である。
【0067】基板30は電気的に、低電圧(3.3ボル
ト)差動モードで高速伝送レート(455MHZ)及び
高インピーダンス(100オーム)を以て、ノートブッ
クコンピュータのベースと可動ディスプレイを連結して
いる。弯曲を有する基板30は、伝送タイミングの多様
化の効果を有し、一致長さ(約32cm)を有する基板
は伝送周波数455MHzの第2のハーモニックモード
910MHzをもたらす。インピーダンスは約100オ
ームに設計されている。タイムドメインリフレクター
(TDK)が異なる開口パターンでの伝送タイミングの
測定に使用され、そして測定された伝送時間は1.8n
sec(ソリッド参考パターンに関して)から2.5n
sec(格子パターンに関して)の範囲にあった。
【0068】ゆえに、本発明の目的は、インピーダンス
と伝送タイミングを、多様な開口パターンを具えたシー
ルド平面を使用することで、同時に制御することにあ
る。そして多様な開口パターンは以下の主要な2類に分
類される。第1類では、シールド平面に第1の所定の開
口パターンセットが設けられ、第2類では、所定の固定
開口パターンセット(望ましくは一つ)と所定の小部分
の次第に多様化するソリッドパターンの組合せとされ
る。これらの開口パターンの形状はインピーダンスだけ
でなく、多様なスローウエーブ効果を制御して多様なタ
イミング効果を補償し望ましくない電磁放射を減少しう
る。
【0069】基板30は第2類に属し、所定の次第に多
様化するソリッドシールドの小部分は、図1の4部分に
示されるように、開口パターンを有さない伝導エレメン
トの区域、即ちソリッドパターンとされる。ソリッドパ
ターンの望ましい配置位置は基板30のターン位置、ケ
ーブルの両端、及びケーブルの屈曲が必要な場所であ
り、なぜならこれらの場所でのインピーダンスの不連続
は通常避けられないためである。望ましい開口パターン
は対称形で、例えば円形、矩形、楕円、菱形とされる。
そのなかで最も望ましいのは円形であり、いかなる方向
からも対称であるためである。
【0070】図1、2に示されるように、本発明では差
動モードの伝送線60、62、64、66、68、70
のための接地として二つのシールド平面28、40を使
用している。そして、ケーブルの中層にはケーブルの両
端間を結ぶ接地導体が設けられていない。このためケー
ブルの二端間の中層に余分の接地導体を設ける必要がな
い。ゆえに本発明では伝統的な方法に較べて反復屈曲に
耐える機械特性と電磁放射を防止できる設計方法を提供
する。さらに本発明ではシールド平面28、40を差動
モードの伝送線60、62、64、66、68、70の
ための唯一の接地として使用することでよりよいスロー
ウエーブ効果を獲得して伝送タイミングを制御する。薄
膜タイプ伝導エレメントの使用により適当な抵抗タイプ
インピーダンスを提供して伝送線60、62、64、6
6、68、70の二端間で前後に跳ねる望ましくないハ
ーモニックモード効果を減少することができる。
【0071】ほとんどの場合、DC電源88は、図1に
示されるように、基板30の一端からもう一端まで形成
されており、フレキシブルな基板30の中層にほぼ位置
している。薄膜タイプ伝導エレメント(即ち銀ろう)
は、高速の差動モードの伝送線60、62、64、6
6、68、70の接地用にのみ使用される。ゆえに、図
1、2に示されるように、フレキシブル基板30の中間
全体においてDC電源88のグランド54として差動モ
ードの伝送線60、62、64、66、68、70に平
行な通路は一つだけである。このグランド54はDC電
源88のためだけに設計され、伝送線60、62、6
4、66、68、70のためのものではない。そして図
1、2に示されるように、伝送線60、62、64、6
6、68、70からできるだけ離れた位置に配置され
る。
【0072】本発明の基板30は、図2に示されるよう
に、所定形状の円形の開口パターン82を具えた伝導エ
レメントを具えた上部シールド平面28と、所定の同じ
開口を具えた一組の伝導エレメントを含む下部シールド
平面40、及び、差動モードの信号導体(即ち伝送線6
0、62、64、66、68、70)を含み、各一対の
信号導体の事実上のグランド80は開口パターン82の
中心を結ぶ線に沿って一列に配置される。上部及び下部
シールド平面28、40双方の伝導エレメントには銀ろ
うのように反復屈曲及び抗疲労性の機械的特性を具えた
薄膜タイプ伝導エレメントの使用が望ましい。そして印
刷された銀ろうは本発明に要求される複雑なシールドパ
ターンを実施しやすい。
【0073】上部シールド平面28は望ましくはオフセ
ットのない開口パターン82の中心に関して、下部シー
ルド平面と整列している。D2は間隔であり、差動モー
ドの伝送線68、70の事実上のグランド80が上部シ
ールド平面28において伝導エレメントを有する部分で
ある。逆に言うと、D3は間隔であり事実上のグランド
80が上部シールド平面28において伝導エレメントを
有していない部分である。グラウンド80の多くの位置
でテストしたところ、一対の差動モード伝送線68、7
0の、開口パターンの内側に位置する部分でスローウエ
ーブ効果が確認された。スローウエーブ効果は信号導体
の曲がりと図2に示されるD1、D2によるスペーシン
グに依る。ケーブルの方向変更のない円形の開口パター
ンの望ましい形状は、D2=D3である。基板30に関
しては、事実上のグランド80は円形の中心の左に位置
するのが、伝送線68、70が等しいタイミングを有す
るのに最適であり、それは間隔D2が伝送線68に関し
ては増加し伝送線70に関しては減少するためである。
上部及び下部シールド平面28、40における開口パタ
ーンに関するキャパシタンス効果及びスローウエーブ効
果はフレキシブルケーブルのインピーダンスと一端から
他端までの伝送時間を設計するのに用いられる。
【0074】距離D1が、上部及び下部シールド平面2
8、40の最大開口寸法を指すとき、電磁放射を有効に
ブロックするために、D1は望ましくは伝送線60、6
2、64、66、68、70を流れる信号の最小の予期
される波長寸法の1/20より小さく設計される。これ
により上部及び下部シールド平面28、40のいずれも
が有効なシールド平面たりえる。
【0075】以下の説明をより分かりやすくするため
に、XY及びZ座標を以て説明する。X軸とY軸は図2
に示されるように水平平面上にある。上部及び下部シー
ルド平面は水平平面に平行である。同様に、差動モード
の伝送線60、62、64、66、68、70は上部及
び下部シールド平面28、40の間に位置し且つ平行な
平面にある。図1、2に示されるように、差動モードの
伝送線60、62、64、66、68、70の主方向は
Y軸に平行であるか、必要に応じて90°曲げられた時
にはX軸に平行である。図3に示されるように、Z軸は
X軸及びY軸に対して垂直である。
【0076】開口パターンの配置形状は以下のようであ
る。第1のものは信号線のカーブに関係し、第2のもの
は信号線のカーブに関係しない。図1、6、17中のケ
ーブル30、130、372は、第1のものに属する。
そして図9及び図14中のケーブル210、310は第
2のものに属する。
【0077】図3は図2の3−3線断面図である。ソル
ダーマスカー(solder masker)層が両サ
イドにあって伝導エレメントを保護している。図3に示
される構造は以下のようである。第1層は非常に薄いソ
ルダーマスカー層とされる。第2層は伝導エレメントを
有する上部シールド平面28とされ、それは第1の所定
のシールド形状を具えた第1平面と定義される。第3層
はPI(ポリアミド)、PET或いは同等のフレキシブ
ル材料とされる。
【0078】第4層は接着剤層である。第5層は信号導
体(銅)層である。第6層、第7層、第8層及び第9層
は第4層、第3層、第2層及び第1層にそれぞれ同じで
ある。第8層は伝導エレメントを具えた下部シールド平
面40であり、それは第2の所定のシールド形状を具え
た第2平面と定義される。第3及び第4層は特殊な接着
型フレキシブル材料で結合され得て、それにより厚さを
減少することができ、これは第6層と第7層においても
同様である。本発明により6milのフレキシブルケー
ブルを製造可能である。
【0079】図4は図1中の符号4の部分の拡大図であ
り、信号導体における90°ターンの形成方法を示す。
次第に多様化するソリッドパターン72、74が、ケー
ブル30のターン部分に配置され、図4、5に示される
ようにソリッドパターン72が上部シールド平面28
に、ソリッドパターン74が下部シールド平面74に、
配置されている。ケーブル30のターン部分にはビア5
0が配置され、該ビア50は一対の伝送線64、66と
もう一対の伝送線68、70の間に配置されてターン部
での不連続によるクロストークをブロックする。これら
のビアは一対の伝送線64、66ともう一対の伝送線6
8、70の間が大きく隔たっている場合には不要であ
る。なぜなら、これら2対の伝送線の間が大きく隔てら
れている場合には厳重なクロストークは発生しないため
である。もし上述の開口エリアに正確なインピーダンス
が要求されるならば、伝送線の長さに応じて伝送線の幅
を変更することが、同じインピーダンスを獲得するため
に必要となる。ゆえに、伝送線64、66が長くなるほ
ど、伝送線64、66を細くすることが同じインピーダ
ンスを獲得するために必要となる。図5に示されるよう
に、セクション72、74で、一対の伝送線64、66
の幅は、別の一対の伝送線68、70の幅より小さい。
【0080】図6は本発明の第2実施例のフレキシブル
基板130の平面図である。図6及び図7に示されるよ
うに、第1及び第2開口パターンは各種寸法を有する円
形開口160、162、164とされる。円形開口16
0、162、164に係る第1及び第2の配置形状は図
6及び図7に示されるように伝送線90、92、94、
96、98、100の弯曲に関係する。
【0081】円形開口160、162、164はスロー
ウエーブ効果をもたらし、タイミング効果を補償して余
分の同等長さを追加した場合と較べて望ましくない電磁
放射をより減少する。多様な円形開口160、162、
164を実施する最も簡単な方法は、開口エリアの多様
な長さの伝送線90、92、94、96、98、100
に関して一致するパーセンテージを設計することであ
る。図6及び図7に示されるように、伝送線90、92
が長くなるほど、円形開口160のパーセンテージはは
小さくなる。即ち、円形開口160のパーセンテージが
小さくなるほど、伝送線90、92の伝送時間が少なく
なる。もし正確なインピーダンスが上述の開口パターン
区域に必要とされるなら、同じインピーダンスを獲得す
るために、伝送線の多様な長さに対して異なるそして一
致する幅が必要となる。ゆえに、伝送線90、92の長
さがより長く円形開口160のパーセンテージが小さい
場合は、伝送線90、92の幅を小さくすることで同じ
インピーダンスが得られる。即ち図7に示されるよう
に、伝送線90の幅は伝送線94の幅より狭くなる。
【0082】図8は図7の8−8線断面図である。
【0083】図9は本発明の第3実施例のシールドフレ
キシブルケーブル210の平面図である。ケーブル21
0は、伝送時間を多様化する効果を有し、一致する長さ
(約32cm)の基板30は伝送周波数455MHzの
第2モードハーモニクス(910MHz)をもたらす。
図9の符号12部分に示されるように、ケーブル210
はターン部分で、矩形開口パターン250と次第に多様
化するソリッドパターン274、272の所定の小部分
を有する。図9及び図10に示されるように、矩形開口
パターン250に関する第1及び第2の配置形状は同じ
で伝送線260、262、264、266、268、2
7のカーブに関係しない。図10は図9の符号10部分
の拡大図、図11は図10の11−11線断面図であ
る。
【0084】図12は図9の符号12部分の拡大図であ
る。図13は図12の13−13線の断面図である。も
しインピーダンスの正確さが要求されるなら、伝送線2
64、266はソリッドパターン272、244による
キャパシタンスの増加のためインピーダンスの要求に適
合するために次第に小さくされる。そして、図12、図
13に示されるように、伝送線264、266の幅はソ
リッドパターン272、274のエリア内で伝送線26
8、270よりも細くされる。
【0085】図14は本発明の第4実施例のシールドフ
レキシブルケーブルの平面図である。基板310は基板
310のカーブに関係しない配置形状を有する矩形開口
を具えている。図15は図14の符号15部分の拡大図
である。図16は図15の16−16線断面図である。
注意すべきは、矩形開口パターン354、356、35
8は多様な開口矩形を有することである。矩形開口パタ
ーン354、356、358はスローウエーブ効果をも
たらしタイミング効果を補償して余分の同等の長さを加
えた場合と較べて望ましくない電磁放射をより少なくす
る。矩形開口パターン354、356、358を実施す
る最も簡単な方法は、多様な長さの伝送線290−29
2、294−296、298−300に関して一致する
パーセンテージの開口区域を設計することである。図1
4及び図15に示されるように、伝送線290−292
が長くなるほど、矩形開口パターン354のパーセンテ
ージは小さくなる。ゆえに、矩形開口パターン354の
パーセンテージが少なくなるほど伝送線290−292
の伝送時間が少なくなる。もし上述の開口エリアに正確
なインピーダンスが求められるなら、同じインピーダン
スを有するようにするために、多様な長さの伝送線に対
して異なる及び一致する幅が必要となる。そして、同じ
インピーダンスを得るためには、矩形開口パターン35
4のパーセンテージが少ない伝送線290−292の長
さが長くなるほど、伝送線290−292の幅が狭くさ
れる。このため、図15、16に示されるように、伝送
線290−292の幅は伝送線264−296の幅より
小さくなる。
【0086】図17は本発明の第5実施例のフレキシブ
ル基板372の平面図であり、基板372は基板372
のカーブ部分に関係する配置形状の多様な矩形開口パタ
ーンを有する。図18は図17の符号18部分の拡大図
である。図19は図18の19−19線断面図である。
注意すべきは、矩形開口パターン460、462、46
4はスローウエーブ効果をもたらしタイミング効果を補
償して余分の同等の長さを加えた場合と較べて望ましく
ない電磁放射をより少なくする。これらの伝送線39
0、392は図18に示されるように、よりよいシール
ド効果のために異なる寸法の矩形開口パターン460、
462、464に連接される必要がある。矩形開口パタ
ーン460、462、464を実施する最も簡単な方法
は、多様な長さの伝送線360−362、364−36
6、368−370に関して一致するパーセンテージの
開口区域を設計することである。図17及び図18に示
されるように、伝送線360−362が長くなるほど、
矩形開口パターン460のパーセンテージは小さくな
る。ゆえに、矩形開口パターン460のパーセンテージ
が少なくなるほど伝送線360−362の伝送時間が少
なくなる。もし上述の開口エリアに正確なインピーダン
スが求められるなら、同じインピーダンスを有するよう
にするために、多様な長さの伝送線に対して異なる及び
一致する幅が必要となる。そして、同じインピーダンス
を得るためには、矩形開口パターン460のパーセンテ
ージが少ない伝送線360−362の長さが長くなるほ
ど、伝送線360−362の幅が狭くされる。このた
め、図18、19に示されるように、伝送線360−3
62の幅は伝送線364−366の幅より小さくなる。
【0087】以上は本発明の望ましい実施例に関する説
明であり、本発明に基づき容易になしうる細部の修飾、
改変はいずれも本発明の請求範囲に属するものとする。
【0088】
【発明の効果】本発明は、インピーダンスと伝送時間の
制御用の各種開口パターンを具えたシールド平面を具え
た基板或いはフレキシブルケーブルを提供しており、即
ち本発明は特殊なシールド平面を具えたフレキシブル基
板を提供し、該基板は低電圧差動伝送モード回路に使用
されて、基板の伝送線のインピーダンスと伝送時間が開
口パターンを有するシールド平面により制御される。開
口パターンに係るキャパシタンス及びスローウエーブ効
果、及び開口パターンの位置に係る配置形状が基板の伝
送線のインピーダンスと伝送タイミングを改善するため
に使用されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシールド基板の第1実施例の平面
図である。
【図2】図1の2部分の拡大図である。
【図3】図2の3−3断面図である。
【図4】図1の4部分の拡大図であり、信号導体を90
°曲げる方法を示している。
【図5】図4の5−5断面図である。
【図6】本発明によるシールド基板の第2実施例の平面
図である。
【図7】図6の7部分の拡大図である。
【図8】図7の8−8断面図である。
【図9】本発明によるシールド基板の第3実施例の平面
図である。
【図10】図9の10部分の拡大図である。
【図11】図10の11−11断面図である。
【図12】図9の12部分の拡大図である。
【図13】図12の13−13断面図である。
【図14】本発明によるシールド基板の第4実施例の平
面図である。
【図15】図14の15部分の拡大図である。
【図16】図15の16−16断面図である。
【図17】本発明によるシールド基板の第5実施例の平
面図である。
【図18】図17の18部分の拡大図である。
【図19】図18の19−19断面図である。
【符号の説明】
60、62、64、66、68、70 伝送線 28、40 シールド平面 30、130、372 基板又はケーブル 88 DC電源 54 グランド 82 開口パターン 210、310 基板又はケーブル 72、74 ソリッドパターン 50 ビア 160、162、164 円形開口 90、92、94、96、98、100 伝送線 260、262、264、266、268、270 伝
送線 354、356、358 矩形開口パターン 290、292、294、296、298、300 伝
送線 460、462、464 矩形開口パターン 360、362、364、366、368、370 伝
送線

Claims (41)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の所定のシールド形状とされて、第
    1の平面に限定され、一組の第1の所定の開口パターン
    を含み、該一組の第1の所定の開口パターンが、該第1
    の所定の開口パターンの配置を含む第1の所定の配置形
    状を具えた、上記第1の所定のシールド形状と、 第2の所定のシールド形状とされて、第2の平面に限定
    され、一組の第2の所定の開口パターンを含み、該一組
    の第2の所定の開口パターンが、該第2の所定の開口パ
    ターンの配置を含む第2の所定の配置形状を具えた、上
    記第2の所定のシールド形状、 以上を具えた基板において、該第2の所定のシールド形
    状が所定のオフセットを具えた上記第1の所定のシール
    ド形状と整列し、信号伝導エレメントが上記第1の平面
    と上記第2の平面の間に配設されて該信号伝導エレメン
    ト或いは差動モードの一対の信号伝導エレメントの事実
    上のグランドが第1及び第2の所定のシールド形状の所
    定の位置に配置されて構成された基板。
  2. 【請求項2】 上記第1及び上記第2の所定のシールド
    形状がいずれも所定の上記の所定の開口パターンを具え
    た伝導エレメントを含み、上記所定のオフセットはノー
    オフセットで、上記事実上のグランドが上記差動モード
    の一対の信号伝導エレメントの中間に位置することを特
    徴とする、請求項1に記載の基板。
  3. 【請求項3】 上記第1の所定の開口パターンと第2の
    開口パターンが、伝導エレメントの間の開口を有して上
    記信号伝導エレメント或いは差動モードの信号伝導エレ
    メントの各対を隔てる所定の第1の間隔を有し、上記開
    口の最大寸法が信号伝導エレメントにより伝導される信
    号の最高周波数の波長の1/12より小さく、上記伝導
    エレメントと一列に配置された上記第1の平面と上記第
    2の平面の上記伝導エレメントの第1の所定の間隔と第
    2の間隔は上記信号伝導エレメントに対するインピーダ
    ンスと伝送タイミングの要求に合致するよう設計された
    ことを特徴とする、請求項2に記載の基板。
  4. 【請求項4】 上記第1及び第2の所定の配置形状が格
    子とされたことを特徴とする、請求項3に記載の基板。
  5. 【請求項5】 上記第1及び第2の所定の配置形状が上
    記信号伝導エレメントの屈曲に整列することを特徴とす
    る、請求項3に記載の基板。
  6. 【請求項6】 上記一組の第1の所定の開口パターンと
    上記一組の第2の所定の開口パターンが円形、菱形、矩
    形、楕円形の如き対称の開口パターンとされ、差動モー
    ドの一対の伝導エレメントの事実上のグランドの所定の
    位置が該対称の開口パターンの中心によって決定される
    ことを特徴とする、請求項3に記載の基板。
  7. 【請求項7】 上記第1及び第2の平面及び信号伝導エ
    レメントがフレキシブルケーブルを組成することを特徴
    とする、請求項1に記載の基板。
  8. 【請求項8】 上記第1及び第2の所定のシールド平面
    が連結されて上記差動モードの一対の伝導エレメント、
    及びDC電源のただ一つの伝導エレメントの唯一のグラ
    ンドとして選定され、該第1及び第2のシールド平面の
    伝導エレメントが薄膜タイプ伝導エレメントであること
    を特徴とする、請求項7に記載の基板。
  9. 【請求項9】 上記第1及び第2の所定のシールド形状
    が、所定の開口パターンを具えた伝導エレメントを含
    み、上記第2の所定の配置形状が第1の所定の配置形状
    と一致することを特徴とする、請求項1に記載の基板。
  10. 【請求項10】 上記一組の第1の所定の開口パターン
    と一組の第2の所定の開口パターンが、上記伝導エレメ
    ントの間の開口を含み、上記信号伝導エレメント或いは
    差動モードの各一対の所定の信号伝導エレメントのため
    の第1の所定の間隙を形成し、該開口の最大寸法は該信
    号伝導エレメントが伝導する信号の最高周波数の波長の
    1/12より小さく、伝導エレメントに整列する上記第
    1及び第2の平面の伝導エレメントの第1及び第2の所
    定の間隙は信号伝導エレメントに要求されるインピーダ
    ンスと伝送タイミングに合致するよう設計されることを
    特徴とする、請求項9に記載の基板。
  11. 【請求項11】 上記第1及び第2の所定の配置形状が
    格子とされ、上記所定のオフセットが上記信号伝導エレ
    メントの方向において該格子の間隙の1/2に等しいこ
    とを特徴とする、請求項9に記載の基板。
  12. 【請求項12】 上記上記第1及び第2の所定の配置形
    状が上記信号伝導エレメントの方向の屈曲に関して整列
    することを特徴とする、請求項9に記載の基板。
  13. 【請求項13】 上記一組の第1の所定の開口パターン
    と上記一組の第2の所定の開口パターンが対称な円形、
    菱形、矩形、楕円形の如き対称の開口パターンであるこ
    とを特徴とする、請求項9に記載の基板。
  14. 【請求項14】 第1の所定のシールド形状とされて、
    第1の平面に限定され、一組の第1の所定の開口パター
    ンと所定の位置に設けられて次第に変化するソリッドシ
    ールドパターンの所定の小部分とを具え、該一組の第1
    の所定の開口パターンが、該第1の所定の開口パターン
    の配置を含む第1の所定の配置形状を具えた、上記第1
    の所定のシールド形状、 第2の所定のシールド形状とされて、第2の平面に限定
    され、一組の第2の所定の開口パターンと所定の位置に
    設けられて次第に変化するソリッドシールドパターンの
    所定の小部分とを具え、該一組の第2の所定の開口パタ
    ーンが、該第2の所定の開口パターンの配置を含む第2
    の所定の配置形状を具えた、上記第2の所定のシールド
    形状、 信号伝導エレメントとされて、上記第1及び第2の平面
    の間に配設されて、該信号伝導エレメント或いは差動モ
    ードの一対の信号伝導エレメントの事実上のグランドが
    第1及び第2の所定のシールド形状の所定の位置に配さ
    れ、該第2の所定のシールド形状が所定のオフセットを
    具えた第1の所定のシールド形状に整列するよう配され
    た、上記信号伝導エレメント、 以上を包括して構成された、基板。
  15. 【請求項15】 上記第1及び第2の所定のシールド形
    状が上記所定の開口パターンを具えた伝導エレメントを
    含み、上記所定のオフセットがノーオフセットであり、
    上記事実上のグランドが上記差動モードの一対の信号伝
    導エレメントの中間に限定され、上記一組の第1の所定
    の開口パターン及び上記一組の第2の所定の開口パター
    ンがただ一つの固定された開口パターンを有し、次第に
    変化する一組の第1及び第2のシールドパターンの所定
    の小部分それぞれが、ただ一つの変化するソリッドシー
    ルドパターンを有し、該所定の固定の開口パターンが伝
    導エレメントの間の開口を有して該信号伝導エレメント
    或いは差動モードの一対の信号伝導エレメントのそれぞ
    れの第1の所定の間隙を形成しており、該開口の最大寸
    法は該信号伝導エレメントが伝導する信号の最高周波数
    の波長の1/12より小さく、伝導エレメントに整列す
    る上記第1及び第2の平面の伝導エレメントの第1及び
    第2の所定の間隙及び上記ソリッドシールドパターンの
    所定の小部分は信号伝導エレメントに要求されるインピ
    ーダンスと伝送タイミングに合致するよう設計されるこ
    とを特徴とする、請求項14に記載の基板。
  16. 【請求項16】 上記第1及び第2の所定の配置形状が
    格子とされることを特徴とする、請求項15に記載の基
    板。
  17. 【請求項17】 上記第1及び第2の所定の配置形状が
    上記信号伝導エレメントの方向に整列することを特徴と
    する、請求項15に記載の基板。
  18. 【請求項18】 上記一組の第1の所定の開口パターン
    と上記一組の第2の所定の開口パターンが対称な円形、
    菱形、矩形、楕円形の如き対称の開口パターンであり、
    上記差動モードの一対の信号伝導エレメント或いは信号
    伝導エレメントの事実上のグランドの所定の位置がこの
    対称な開口パターンの中心により決定されることを特徴
    とする、請求項15に記載の基板。
  19. 【請求項19】 上記変化するソリッドシールドパター
    ンの所定の小部分が非対称で、屈曲部、折り曲げが必要
    とされる場所、或いは信号伝導エレメントの両端部に配
    置され、非対称のソリッド形状の所定の小部分が第1の
    平面に位置し、上記信号伝導エレメントの屈曲により異
    なる方向を除いた同じソリッド形状が上記第2の平面に
    位置し、これらの二つのソリッドパターンが信号伝導エ
    レメントの曲がりの方向に関して対称に設けられたこと
    を特徴とする、請求項15に記載の基板。
  20. 【請求項20】 上記第1及び第2の平面と伝導エレメ
    ントがフレキシブルケーブルを組成していることを特徴
    とする、請求項14に記載の基板。
  21. 【請求項21】 上記第1及び第2の所定のシールド平
    面が連結されて上記差動モードの一対の伝導エレメン
    ト、及びDC電源のただ一つの伝導エレメントの唯一の
    グランドとして選定され、該第1及び第2のシールド平
    面の伝導エレメントが薄膜タイプ伝導エレメントである
    ことを特徴とする、請求項20に記載の基板。
  22. 【請求項22】 上記所定の開口パターンが対称の開口
    パターンであり、上記差動モードの一対の信号伝導エレ
    メント或いは信号伝導エレメントの事実上のグランドの
    所定の位置がこの対称な開口パターンの中心により決定
    されることを特徴とする、請求項18に記載の基板。
  23. 【請求項23】 上記第1及び第2の所定の配置形状が
    格子とされ、所定のオフセットが上記信号伝導エレメン
    トの方向において該格子の間隙の1/2に等しいことを
    特徴とする、請求項22に記載の基板。
  24. 【請求項24】 上記第1及び第2の所定の配置形状が
    信号伝導エレメントの方向に整列することを特徴とす
    る、請求項22に記載の基板。
  25. 【請求項25】 上記所定の開口パターンが円形、菱
    形、矩形、楕円形のいずれかとされたことを特徴とす
    る、請求項22に記載の基板。
  26. 【請求項26】 次第に変化するソリッドパターンの所
    定の部分が非対称であり、該ソリッドパターンが屈曲
    部、折り曲げが必要とされる場所、或いは信号伝導エレ
    メントの両端部に配置され、非対称のソリッド形状の所
    定の小部分が第1の平面に位置し、上記信号伝導エレメ
    ントの屈曲により異なる方向を除いた同じソリッド形状
    が上記第2の平面に位置し、これらの二つのソリッドパ
    ターンが信号伝導エレメントの曲がりの方向に関して対
    称に設けられたことを特徴とする、請求項25に記載の
    基板。
  27. 【請求項27】 上記所定の開口パターンが所定の格子
    型配置形状を具えた円形、菱形、矩形、楕円形の如き対
    称の開口パターンであり、第2のシールド形状が第1平
    面に一致することを特徴とする、請求項2に記載の基
    板。
  28. 【請求項28】 上記一組の第1の所定の開口パターン
    と一組の第2の所定の開口パターンが伝導エレメントの
    間の開口を有して該信号伝導エレメント或いは差動モー
    ドの一対の信号伝導エレメントのそれぞれの第1の所定
    の間隙を形成しており、該開口の最大寸法は該信号伝導
    エレメントが伝導する信号の最高周波数の波長の1/1
    2より小さいことを特徴とする、請求項27に記載の基
    板。
  29. 【請求項29】 上記第1及び第2の平面と伝導エレメ
    ントがフレキシブルケーブルを組成していることを特徴
    とする、請求項27に記載の基板。
  30. 【請求項30】 上記第1及び第2の所定のシールド平
    面が連結されて上記差動モードの一対の伝導エレメン
    ト、及びDC電源のただ一つの伝導エレメントの唯一の
    グランドとして選定され、該第1及び第2のシールド平
    面の伝導エレメントが薄膜タイプ伝導エレメントである
    ことを特徴とする、請求項29に記載の基板。
  31. 【請求項31】 所定のシールド形状とされて、第1の
    平面に限定され、一組の所定の開口パターンを具え、該
    一組の所定の開口パターンが、該所定の開口パターンの
    位置を含む所定の配置形状を有する上記所定のシールド
    形状、 信号伝導エレメントとされて、上記第1の平面に平行な
    第2の平面に位置して上記信号伝導エレメント或いは差
    動モードの一対の信号伝導エレメントの事実上のグラン
    ドが上記所定のシールド形状の所定の位置に配置された
    ことを特徴とする上記信号伝導エレメント、 以上を包括して構成された基板。
  32. 【請求項32】 上記所定のシールド形状が上記所定の
    開口パターンを具えた伝導エレメントを含み、上記事実
    上のグランドが上記差動モードの一対の信号伝導エレメ
    ントの中間に限定され、上記一組の所定の開口パターン
    が該伝導エレメントの間の変化する開口を有して該信号
    伝導エレメント或いは差動モードの一対の信号伝導エレ
    メントのそれぞれの第1の所定の間隙を形成しており、
    該開口の最大寸法は該信号伝導エレメントが伝導する信
    号の最高周波数の波長の1/12より小さく、伝導エレ
    メントに整列する上記第1の平面の伝導エレメントの第
    1及び第2の所定の間隙が信号伝導エレメントに要求さ
    れるインピーダンスと伝送タイミングに合致するよう設
    計されることを特徴とする、請求項31に記載の基板。
  33. 【請求項33】 上記所定の配置形状が格子とされたこ
    とを特徴とする、請求項32に記載の基板。
  34. 【請求項34】 上記所定の配置形状が信号伝導エレメ
    ントの方向の屈曲に整列していることを特徴とする、請
    求項32に記載の基板。
  35. 【請求項35】 上記所定の開口パターンが円形、菱
    形、矩形、楕円形の如き対称の開口パターンであり、上
    記差動モードの一対の信号伝導エレメント或いは信号伝
    導エレメントの事実上のグランドの所定の位置がこの対
    称な開口パターンの中心により決定されることを特徴と
    する、請求項32に記載の基板。
  36. 【請求項36】 所定のシールド形状とされて、第1の
    平面に限定され、一組の所定の開口パターンと所定の位
    置に配置された次第に変化するソリッドシールドパター
    ンの一組の所定の小部分を具え、該一組の所定の開口パ
    ターンが、該所定の開口パターンの位置を含む所定の配
    置形状を有する上記所定のシールド形状、 信号伝導エレメントとされて、上記第1の平面に平行な
    第2の平面に位置して上記信号伝導エレメント或いは差
    動モードの一対の信号伝導エレメントの事実上のグラン
    ドが上記所定のシールド形状の所定の位置に配置された
    ことを特徴とする上記信号伝導エレメント、 以上を包括して構成された基板。
  37. 【請求項37】 上記所定のシールド形状が上記所定の
    開口パターンを具えた伝導エレメントを含み、上記事実
    上のグランドが上記差動モードの一対の信号伝導エレメ
    ントの中間に限定され、上記一組の所定の開口パターン
    が該伝導エレメントの間の固定された開口パターンのみ
    を有し、上記次第に変化するソリッドシールドパターン
    の一組の所定の小部分が変化するソリッドシールドパタ
    ーンのみを有し、該所定の固定された開口パターンが伝
    導エレメントの間の開口を有して該信号伝導エレメント
    或いは差動モードの一対の信号伝導エレメントのそれぞ
    れの第1の所定の間隙を形成しており、該開口の最大寸
    法は該信号伝導エレメントが伝導する信号の最高周波数
    の波長の1/12より小さく、伝導エレメントに整列す
    る上記第1の平面の伝導エレメントの第1及び第2の所
    定の間隙、及び上記次第に変化するソリッドシールドパ
    ターンの一組の所定の小部分が信号伝導エレメントに要
    求されるインピーダンスと伝送タイミングに合致するよ
    う設計されることを特徴とする、請求項36に記載の基
    板。
  38. 【請求項38】 上記所定の配置形状が格子とされたこ
    とを特徴とする、請求項37に記載の基板。
  39. 【請求項39】 上記所定の配置形状が、信号伝導エレ
    メントの方向に整列することを特徴とする、請求項37
    に記載の基板。
  40. 【請求項40】 上記所定の開口パターンが円形、菱
    形、矩形、楕円形の如き対称の開口パターンであり、上
    記差動モードの一対の信号伝導エレメント或いは信号伝
    導エレメントの事実上のグランドの所定の位置がこの対
    称な開口パターンの中心により決定されることを特徴と
    する、請求項37に記載の基板。
  41. 【請求項41】 次第に変化するソリッドパターンの所
    定の部分が非対称であり、該ソリッドパターンが屈曲
    部、折り曲げが必要とされる場所、或いは信号伝導エレ
    メントの両端部に配置され、非対称のソリッド形状の所
    定の小部分が第1の平面に位置し、上記信号伝導エレメ
    ントの屈曲により異なる方向を除いた同じソリッド形状
    が上記第1の平面に位置することを特徴とする、請求項
    37に記載の基板。
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