JP3335753B2 - チャック付き袋、およびその製造方法 - Google Patents
チャック付き袋、およびその製造方法Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D33/00—Details of, or accessories for, sacks or bags
- B65D33/16—End- or aperture-closing arrangements or devices
- B65D33/25—Riveting; Dovetailing; Screwing; using press buttons or slide fasteners
- B65D33/2508—Riveting; Dovetailing; Screwing; using press buttons or slide fasteners using slide fasteners with interlocking members having a substantially uniform section throughout the length of the fastener; Sliders therefor
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Description
付き袋、特に真空包装用チャック付き袋及び圧縮ふとん
袋用チャック付き袋、並びにこれらの製造方法に関する
ものである。
にでき、袋を繰り返し使用できることからその使用量は
急速に増大している。このような特性を利用して、ふと
んや衣類等のかさばる物品を収納した後、袋内の空気を
吸引除去することによってコンパクトにこれらの物品を
保存する、いわゆる圧縮ふとん袋等のように真空包装の
分野においても利用されるようになってきている。
上述した圧縮ふとん袋のような真空包装用途に使用する
場合には、チャック部分及びプラスチックフィルムの気
密性が優れていることが必要とされている。したがっ
て、こうした用途に使用するチャック付き袋を製造する
に当たっては、使用するプラスチックフィルムをガスバ
リヤー性に優れたプラスチックフィルムにしたり、ある
いはチャックの形状の工夫や複数本のチャックを用いる
ことによって気密性を付与することが行われていた。
チャックは相対する雄爪部と雌爪部を嵌合させる構造と
なっている関係上、どうしてもチャックの両端部付近に
嵌合不良に起因する隙間ができ易く、その部分の気密性
が悪くなるという問題があった。また、この問題を解決
するためにチャック端部をヒートシールする方法も採用
されているが、基材に用いられているプラスチックフィ
ルムと雄爪、雌爪の部分の厚みが大きく異なっており、
ヒートシールの際にそれらの間に段差ができ易く、気密
性のあるヒートシールは困難であった。特に、圧縮ふと
ん袋のように大きい袋の場合にその傾向が強かった。
袋のチャック端部においても気密性に優れており、真空
包装用途、例えば、圧縮ふとん袋として好適なチャック
付き袋、およびその製造方法、特にチャック端部付近の
ヒートシール方法を提供することを目的とする。
チックフィルム製のチャック付き袋を製造する方法にお
いて、チャック端部付近のヒートシールが、第1のポイ
ントシールをチャックを避けながらチャックに近接する
プラスチックフィルム部分に施し、次いで第2のポイン
トシールをチャック端部を含み、第1のポイントシール
に重なるように施す方法で行われることを特徴とするチ
ャック付き袋の製造方法が提供され、更に、第1のポイ
ントシールに使用する熱板の接触面が複数の溝部を有す
る形状となっていることを特徴とする前記チャック付き
袋の製造方法が提供され、更に、プラスチックフィルム
がガスバリヤー性ラミネートフィルムであることを特徴
とする前記チャック付き袋の製造方法が提供され、更
に、複数のチャックを有するチャック付き袋であること
を特徴とする前記チャック付き袋の製造方法が提供さ
れ、更に、前記真空包装用チャック付き袋の製造方法が
提供され、更にまた、前記圧縮ふとん袋用チャック付き
袋の製造方法が提供される。また、本発明のチャック付
き袋は、チャックを避けながらチャックに近接するプラ
スチックフィルム部分に施された第1のポイントシール
と、この第1のポイントシールに重なるように、チャッ
ク端部を含んで施される第2のポイントシールとを備え
ていることを特徴とする。 さらに、本発明のチャック付
き袋は、前述のチャック付き袋において、複数のチャッ
クを有することを特徴とする。
説明する。本発明で得られるチャック付き袋1はプラス
チックフィルム2からなるものであり、開口部11付近
にチャック12を有していることを必須条件としてい
る。ここで、プラスチックフィルム2としてはヒートシ
ール可能なものであれば特に制限なく使用できるが、本
発明の目的から見てガスバリヤー性を有していることが
好ましく、最も好ましい例として、ナイロン、Kコート
ナイロン(ナイロン表面にポリ塩化ビニリデン樹脂を塗
布したものである。)、エチレン−ビニルアルコール共
重合体のようなガスバリヤー層を有するラミネートフィ
ルムが挙げられる。
これらを嵌合させて開口部11を封鎖する形式のもので
あれば特に制限はなく、チャック12の数についても制
限はないが密封性を向上させる目的からみて複数本にす
るのが好ましく、作業性、価格、密封性の点で二本とす
るのが特に好ましい。
法は、チャック端部付近におけるヒートシール方法に最
大の特徴を有するものであり、他の工程は、例えば、プ
ラスチックフィルムにテープ状のチャックをヒートシー
ルしたり、チャックをプラスチックフィルム上に直接押
し出して融着させる等の方法で得られるチャック付きの
フィルムを三方シールする等の通常よく知られているチ
ャック付き袋の製造方法がそのまま適用できる。
法について詳細に述べる。まず、チャック12近辺のシ
ール不良を防止する目的で第1のポイントシールをチャ
ック12を避けながらチャック12に近接するプラスチ
ックフィルム2に施す。なお、本発明で使用するチャッ
ク端部付近という表現は、チャック付き袋1に形成した
場合の該袋の両側端部13に近い部分のチャック12を
意味している。この、第1のポイントシールは、例え
ば、図2に示すように接触面が複数の溝部31を有する
形状の熱板3を用いて、この溝部31がチャック12を
またぐようにヒートシールすることによって達成でき
る。熱板3の形状としては、本発明の趣旨を満足するも
のであれば上記形状に限定されるものではないが、溝部
31の幅、及び深さをチャック12の幅、及び高さより
大きくする必要があるのはいうまでもない。
なものとする目的で第2のポイントシールをチャック端
部121を含み、第1のポイントシールに重なるように
施す。この場合は、極めて肉厚であるチャック端部12
1をプラスチックフィルム2部分を同時にヒートシール
するのであるが、先に第1のポイントシールによってチ
ャック12周辺が完全にシールされており、しかも第2
のポイントシールを、この第1のポイントシールに重な
るように行うので、従来のように直接チャック端部をヒ
ートシールするのに比べて密封性に優れたヒートシール
が可能となるばかりか、仕上がり状態、生産性も向上す
るのである。
及び第2のポイントシールを施す時期については、特に
制限はないが、チャック付き袋1の両側端部13のヒー
トシール(サイドシール)の前にするのが仕上がりが良
くなるので好ましい。
なお、図3はその手順を示したものである。まず、プラ
スチックフィルム2としてナイロン/低密度ポリエチレ
ン/直鎖状低密度ポリエチレンの構成のガスバリヤー性
を有するラミネートフィルムを用い、チャック12とし
ては2本のチャック12を有するあらかじめテープ状に
成形されたものを用いた。最初に、ロール状のプラスチ
ックフィルム2を上下から、その間にテープ状のチャッ
ク12を挟み込むように供給して(図示せず。)、該フ
ィルム2の両側端をヒートシールして、チャック12の
フィルム2への固定、及び底部14を図3(A)に示す
ように形成する。ついで、図3(B)に示すように第1
のポイントシールを図2で示す熱板を用いて施す。第1
のポイントシールによりシールされた部分は図3(B)
中で示される部分である。その後、図3(C)で示
す、第2のポイントシールを行う。第2のポイントシー
ルによりシールされた部分は図3(C)中で示される
部分である。最後に、図3(D)で示すような、袋の両
側端部13を形成するヒートシール(サイドシール)を
行った後、カットして本発明のチャック付き袋1が得ら
れる。このチャック付き袋1を圧縮ふとん袋として使用
したが、空気の袋中への流入はなく保存性が極めて良好
であった。また、袋の仕上がり状態も良好であった。
た場合にシール部分に段差による隙間ができたり、フィ
ルムに皺が生じて袋の仕上がりや密封性に劣るという、
従来からあった問題を解決することができた。したがっ
て、密封性が特に要求される圧縮ふとん袋等の真空包装
用途においても利便性に優れたチャック付き袋を適用す
ることができるようになり、チャック付き袋の利用用途
の拡大を図ることができる。
明図である。
を示す(A)正面図、(B)側面図である。
示す説明図である。
部分 第2のポイントシールによりシールされた
部分
Claims (8)
- 【請求項1】プラスチックフィルム製のチャック付き袋
を製造する方法において、 チャック端部付近のヒートシールが、第1のポイントシ
ールをチャックを避けながらチャックに近接するプラス
チックフィルム部分に施し、 次いで第2のポイントシールをチャック端部を含み、第
1のポイントシールに重なるように施す方法で行われる
ことを特徴とするチャック付き袋の製造方法。 - 【請求項2】第1のポイントシールに使用する熱板の接
触面が複数の溝部を有する形状となっていることを特徴
とする請求項1記載のチャック付き袋の製造方法。 - 【請求項3】プラスチックフィルムがガスバリヤー性ラ
ミネートフィルムであることを特徴とする請求項1記載
のチャック付き袋の製造方法。 - 【請求項4】複数のチャックを有するチャック付き袋で
あることを特徴とする請求項1記載のチャック付き袋の
製造方法。 - 【請求項5】請求項1記載の真空包装用チャック付き袋
の製造方法。 - 【請求項6】請求項1記載の圧縮ふとん袋用チャック付
き袋の製造方法。 - 【請求項7】チャックを避けながらチャックに近接する
プラスチックフィルム部分に施された第1のポイントシ
ールと、 この第1のポイントシールに重なるように、チャック端
部を含んで施される第2のポイントシールとを備えてい
ることを特徴とするプラスチックフィルム製のチャック
付き袋。 - 【請求項8】複数のチャックを有することを特徴とする
請求項7記載のチャック付き袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04162094A JP3335753B2 (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | チャック付き袋、およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04162094A JP3335753B2 (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | チャック付き袋、およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07246670A JPH07246670A (ja) | 1995-09-26 |
JP3335753B2 true JP3335753B2 (ja) | 2002-10-21 |
Family
ID=12613388
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04162094A Expired - Lifetime JP3335753B2 (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | チャック付き袋、およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3335753B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
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JP4675309B2 (ja) * | 2006-11-07 | 2011-04-20 | 壽一 葛西 | プラスチックチャック付袋体の製袋方法 |
JP6349653B2 (ja) * | 2013-08-30 | 2018-07-04 | 東洋製罐株式会社 | ジッパー付パウチおよびその製造方法 |
JP6775942B2 (ja) * | 2015-12-11 | 2020-10-28 | 株式会社生産日本社 | 開閉具付き合成樹脂系包装用袋 |
CN109205030B (zh) * | 2018-07-24 | 2019-11-05 | 泰兴市智谷科技孵化器中心 | 一种节省空间防散落的旅行用衣物收纳筒 |
US11845587B2 (en) * | 2020-05-18 | 2023-12-19 | Illinois Tool Works Inc. | Resealable bag enclosure |
-
1994
- 1994-03-14 JP JP04162094A patent/JP3335753B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07246670A (ja) | 1995-09-26 |
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