JP3335365B2 - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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JP3335365B2
JP3335365B2 JP11754891A JP11754891A JP3335365B2 JP 3335365 B2 JP3335365 B2 JP 3335365B2 JP 11754891 A JP11754891 A JP 11754891A JP 11754891 A JP11754891 A JP 11754891A JP 3335365 B2 JP3335365 B2 JP 3335365B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は固体撮像装置、特に、固
体撮像素子の出力周波数を切り換えて使用するビデオカ
メラもしくは静止画カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、高速度撮影と通常速度撮影の両
機能を有するビデオカメラに使用されるCCD固体撮像
素子の出力部は、最高動作周波数となる高速度撮影時の
周波数を目標に設計されている。
【0003】従来のビデオカメラの出力部は、図8に示
すように、CCD固体撮像素子31の出力段と外部回路
から構成されている。上記出力段は、固体撮像素子から
の撮像信号を増幅する多段のソースフォロア回路32及
び33で構成され、外部回路は、最終段のソースフォロ
ア回路33からの出力信号So中、電荷検出部(フォロ
ーティング・ディフュージュン・アンプ等)で付加され
たリセット雑音成分を除去して、出力端子φoutに信
号成分Sのみを出力する例えばCDS(相関二重サンプ
リング)回路34やそれに準ずる回路(例えばIDS
(積分型CDS),RDS等)を具備して構成されてい
る。尚、CDS回路34やそれに準ずる回路として種々
のものが考えられるため、図8では代表的にサンプリン
グ・ホールド(S/H)回路35のみを示す。
【0004】そして、従来では、例えば高速度撮影時の
撮影速度を通常速度のk倍と仮定すると、このk倍速用
に作られたCCD固体撮像素子31を用いたビデオカメ
ラをk倍速で撮影する、あるいはk倍速よりも低速のl
倍速(通常速度のl倍)で撮影するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
場合、k倍速(通常速度のk倍)用に作られたCCD固
体撮像素子31を用いたビデオカメラをk倍速で動作さ
せる限りにおいては問題はないが、k倍速よりも低速の
l倍速(通常速度のl倍)で撮影した場合に以下のよう
な不都合が生じる。
【0006】ここで、図9に、白色雑音を主体にした出
力部の構成、即ちCCD固体撮像素子31の出力段(ソ
ースフォロア回路32及び33)と外部回路(CDS回
路34あるいはそれに準ずる回路)内に組み込まれるS
/H回路35の構成を示し、図10に出力部の特性を示
す。尚、説明の簡略化のために、出力段のゲインは1、
S/H回路35は理想的なサンプリングを行っているも
のとする。尚、図9において、Vnは白色雑音源であ
る。
【0007】この図10からわかる通り、白色雑音源の
スペクトルは広域の周波数帯域にわたって存在する(図
10A参照)。しかし、出力部の周波数特性、即ちその
最高動作周波数が、図10Bに示すように、通常速度の
k倍速に対応する周波数fk までであるため、出力部の
雑音スペクトルも上記周波数fk にてカットオフされる
(図10C参照)。
【0008】この状態において、例えばk倍速よりも低
速のl倍速(通常速度のl倍)で撮影した場合、その動
作周波数は、図10Dに示すように、上記周波数fk
(l/k)倍、即ち(l/k)fk となる。しかし、l
倍速で撮影しても、雑音スペクトルのカットオフ周波数
は、依然fk であるため、出力部からの出力信号に周波
数帯域(l/k)fk 〜fk 内の白色雑音スペクトルが
混入することになり、S/N比が劣化する。
【0009】比較のために、l倍速専用に作られたCC
D固体撮像素子を用いたビデオカメラの出力部の特性を
図11に示す。この場合、出力部の周波数特性、即ちそ
の最高動作周波数が(l/k)fk であるため、雑音ス
ペクトルのカットオフ周波数も(l/k)fk となり、
l倍速で撮影した場合の雑音パワーは小さいものとな
る。このときの雑音パワーをPとすると、上記k倍速用
のビデオカメラでl倍速撮影した場合の雑音パワーは
(k/l)Pとなり、S/N比が劣化する。
【0010】これを解決するために、l倍速撮影時の雑
音パワーが小さい上記l倍速専用のビデオカメラを用い
る方法が考えられるが、動作周波数帯域が制限されると
いう不都合がある。
【0011】本発明は、このような課題に鑑みなされた
もので、その目的とするところは、高速度撮影から低速
度もしくは通常速度撮影に切り換えた場合に発生するS
/N比の劣化を抑制することのできる固体撮像装置を提
供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、固体撮
像素子と、その固体撮像素子よりの撮像信号が供給され
る、能動素子を備えたインピーダンス変換出力段と、そ
のインピーダンス変換出力段の後段に接続されたサンプ
リング・ホールド回路とを有し、固体撮像素子の動作速
度が高い(低い)程、インピーダンス変換出力段の出力
周波数帯域の上限周波数が高く(低く)なるように、イ
ンピーダンス変換出力段の出力インピーダンスを、固体
撮像素子の動作速度に応じて可変する出力インピーダン
ス可変手段を設けた固体撮像装置である。第2の本発明
は、第1の本発明の固体撮像装置において、インピーダ
ンス変換出力段を、初段及び後段のインピーダンス変換
回路にて構成し、後段のインピーダンス変換回路に動作
電流可変手段を設けてなり、固体撮像素子の動作速度が
高い(低い)程、後段のインピーダンス変換回路の動作
電流が大きく(小さく)なるように、動作電流可変手段
を制御するようにした固体撮像装置である。
【0013】第3の本発明は、固体撮像素子と、その固
体撮像素子よりの撮像信号が供給される、能動素子を備
えたインピーダンス変換出力段と、そのインピーダンス
変換出力段の後段に接続された前置フィルタと、その前
置フィルタの後段に接続されたサンプリング・ホールド
回路とを有し、固体撮像素子の動作速度が高い(低い)
程、インピーダンス変換出力段、前置フィルタ及びサン
プリング・ホールド回路からなる出力回路の出力周波数
帯域の上限周波数が高く(低く)なるように、前置フィ
ルタの時定数を可変する時定数可変手段を設けたことを
特徴とする固体撮像装置。第4の本発明は、固体撮像素
子と、その固体撮像素子よりの撮像信号が供給される、
能動素子を備えたインピーダンス変換出力段と、そのイ
ンピーダンス変換出力段の後段に接続されたサンプリン
グ・ホールド回路とを有し、固体撮像素子の動作速度が
高い(低い)程、インピーダンス変換出力段及びサンプ
リング・ホールド回路からなる出力回路の出力周波数帯
域の上限周波数が高く(低く)なるように、サンプリン
グ・ホールド回路のホールドコンデンサの容量を可変す
る容量可変手段を設けた固体撮像装置である。第5の本
発明は、固体撮像素子と、その固体撮像素子よりの撮像
信号が供給される、能動素子を備えたインピーダンス変
換出力段と、そのインピーダンス変換出力段の後段に接
続されたサンプリング・ホールド回路とを有し、固体撮
像素子の動作速度が高い(低い)程、インピーダンス変
換出力段及びサンプリング・ホールド回路からなる出力
回路の出力周波数帯域の上限周波数が高く(低く)なる
ように、サンプリング・ホールド回路の入力抵抗器の抵
抗を可変する抵抗可変手段を設けた固体撮像装置であ
る。第6の本発明は、固体撮像素子と、その固体撮像素
子よりの撮像信号が供給される、能動素子を備えたイン
ピーダンス変換出力段と、そのインピーダンス変換出力
段の後段に接続されたサンプリング・ホールド回路とを
有し、そのサンプリング・ホールド回路は、第1のトラ
ンジスタ及びダイオード接続の第2のトランジスタから
なるカレントミラー回路、第1及び第2のトランジスタ
の出力側にそれぞれ接続された差動回路を構成する第3
及び第4のトランジスタ、その第3及び第4のトランジ
スタの共通の出力側に接続されたサンプリング用スイッ
チ及び定電流源の直列回路並びに第4のトランジスタの
出力電極に接続されたホールドコンデンサから構成され
てなり、固体撮像素子の動作速度が高い(低い)程、イ
ンピーダンス変換出力段及びサンプリング・ホールド回
路からなる出力回路の出力周波数帯域の上限周波数が高
く(低く)なるように、定電流源の定電流を可変する定
電流可変手段を設けた固体撮像装置である。
【0014】
【作用】第1の本発明によれば、出力インピーダンス可
変手段によって、固体撮像素子の動作速度が高い(低
い)程、インピーダンス変換出力段の出力周波数帯域の
上限周波数が高く(低く)なるように、インピーダンス
変換出力段の出力インピーダンスを、固体撮像素子の動
作速度に応じて可変する。第2の本発明によれば、第1
の本発明の固体撮像装置において、動作電流可変手段に
よって、固体撮像素子の動作速度が高い(低い)程、後
段のインピーダンス変換回路の動作電流が大きく(小さ
く)なるように制御する。第3の本発明によれば、時定
数可変手段によって、固体撮像素子の動作速度が高い
(低い)程、インピーダンス変換出力段、前置フィルタ
及びサンプリング・ホールド回路からなる出力回路の出
力周波数帯域の上限周波数が高く(低く)なるように、
前置フィルタの時定数を可変する。第4の本発明によれ
ば、容量可変手段によって、固体撮像素子の動作速度が
高い(低い)程、インピーダンス変換出力段及びサンプ
リング・ホールド回路からなる出力回路の出力周波数帯
域の上限周波数が高く(低く)なるように、サンプリン
グ・ホールド回路のホールドコンデンサの容量を可変す
る。第5の本発明によれば、抵抗可変手段によって、固
体撮像素子の動作速度が高い(低い)程、インピーダン
ス変換出力段及びサンプリング・ホールド回路からなる
出力回路の出力周波数帯域の上限周波数が高く(低く)
なるように、サンプリング・ホールド回路の入力抵抗器
の抵抗を可変する。第6の本発明によれば、定電流可変
手段によって、固体撮像素子の動作速度が高い(低い)
程、インピーダンス変換出力段及びサンプリング・ホー
ルド回路からなる出力回路の出力周波数帯域の上限周波
数が高く(低く)なるように、定電流源の定電流を可変
する。
【0015】
【実施例】以下、図1〜図7を参照しながら本発明の実
施例を説明する。本発明の実施例の具体例を説明する前
に、まず実施例の原理を図1に基いて説明する。
【0016】通常速度のk倍速用に作られた固体撮像素
子を用いたビデオカメラをk倍速で動作させたとき、そ
の出力部の周波数特性、即ち最高動作周波数は、図1A
に示すように、通常速度のk倍速に対応する周波数fk
であり、出力部の雑音スペクトルも上記周波数fk にて
カットオフされる(図1B参照)。換言すれば、k倍速
用のビデオカメラをk倍速で動作させたときの出力周波
数帯域はfk である。このときの雑音パワーPk は次式
で表される。
【0017】そして、上記ビデオカメラをk倍速よりも
低速のl倍速(通常速度のl倍)で用いた場合において
も、出力部の雑音パワーは上記Pk であるが、このとき
動作速度が(l/k)倍となっているため、このl倍速
時に必要な出力周波数帯域も(l/k)倍で済む。従っ
て、図1Aの破線で示すように、l倍速時には、出力周
波数帯域fl を次式、 fl =(l/k)fk となるように制御する。このときの雑音パワーPl は次
式で表される。
【0018】従って、以下の数1で示す分だけ、S/N
比が改善される。
【数1】
【0019】尚、上記の原理説明として、出力部の周波
数特性の制御で説明したが、この周波数特性の制御は、
固体撮像素子の出力段、CDS回路もしくはそれに準ず
る回路(積分型CDS回路等)において行うことを含
む。
【0020】次に、本実施例のいくつかの具体例を図2
〜図7に基いて説明する。図2は、CCD固体撮像素子
1の出力段における出力インピーダンスを変化させて、
出力部の周波数特性を変える場合の回路構成を示す。こ
の回路構成は、基本的には、CCD固体撮像素子1の出
力段を構成するソースフォロア回路2及び3のうち、最
終段のソースフォロア回路3の動作電流Idsを変え
て、出力段の出力インピーダンスRoを変調するもので
ある(数2参照)。
【数2】
【0021】図2Aは、第1実施例に係る固体撮像装置
を示す要部の回路図であり、最終段のソースフォロア回
路3を構成するFET3a及び3bのうち、等価的に抵
抗を構成する下段のFET3bに対し端子aを介して外
部からゲート電圧Vgを供給する電源4を可変にし、そ
の電源4の切り換えを3つのモード、即ちk倍速、l倍
速及び通常速度を指示する選択信号sに基いて行う。
【0022】この場合、電源4の可変電圧としてV1
2 及びV3 (V1 >V2 >V3 )を用意し、選択信号
sがk倍速を意味するものであれば電源4をV1 にし、
l倍速を意味するものであれば電源4をV2 にし、通常
速度を意味するものであれば電源4をV3 に切り換える
ようにして、ソースフォロア回路3の出力インピーダン
スをCCD固体撮像素子1の動作速度に応じて変化さ
せ、k倍速時における出力部の出力周波数帯域をfk
l倍速時における出力部の出力周波数帯域をfl 、通常
時における出力部の出力周波数帯域をfにさせる(fk
>fl >f)。
【0023】尚、FET3bのソース端子bを直接GN
Dに接続するようにしてもよいが、動作電流の安定化
ため、上記ソース端子bとGND間に抵抗Rsとコンデ
ンサCsを夫々並列に接続するようにしてもよい。
【0024】図2Bは、第1実施例の第1の変形例に係
る固体撮像装置を示す要部の回路図であり、最終段のソ
ースフォロア回路3を構成するFET3a及び3bのう
ち、等価的に抵抗を構成する下段のFET3bに対し端
子aを介して外部からゲート電圧を供給する電源4を一
定電圧Vgにし、該FET3bのソース端子bとGND
間に接続される抵抗Rsを可変にする。具体的には、上
記3つのモードに対応して3つの抵抗を用意し、これら
抵抗の切り換えを3つのモードを指示する選択信号sに
基いてスイッチ5にて行う。
【0025】この場合、各抵抗としてR1 、R2 及びR
3 (R1 <R2 <R3 )を用意し、選択信号sがk倍速
を意味するものであれば抵抗をR1 にし、l倍速を意味
するものであれば抵抗をR2 にし、通常速度を意味する
ものであれば抵抗をR3 に切り換えるようにして、ソー
スフォロア回路3の出力インピーダンスをCCD固体撮
像素子1の動作速度に応じて変化させ、k倍速時におけ
る出力部の出力周波数帯域をfk 、l倍速時における出
力部の出力周波数帯域をfl 、通常時における出力部の
出力周波数帯域をfにさせる。
【0026】尚、交流ノイズ除去のために、FET3b
のソース端子bとGND間に、上記抵抗Rsのほか、コ
ンデンサCsを並列に接続するようにしてもよい。
【0027】図3は、第1実施例の第2の変形例に係る
固体撮像装置を示す要部の回路図であり、出力段の後段
に定電流源6を接続する。この定電流源6は、その定電
流Iを変化できるように構成されている。具体的には、
この定電流源6を構成するFET6aのゲートに対しゲ
ート電圧を供給する電源7の電源電圧Vggを可変に
し、その電源電圧Vggの切り換えを上記3つのモード
を指示する選択信号sに基いて行う。このようにして、
ソースフォロア回路3の出力インピーダンスを動作速度
に応じて変化させ、k倍速時における出力部の出力周波
数帯域をfk 、l倍速時における出力部の出力周波数帯
域をfl 、通常時における出力部の出力周波数帯域をf
にさせる。
【0028】次に、図4は、CDS回路11もしくはそ
れに準ずる回路(積分型CDS等)の前段に接続される
前置フィルタ12の時定数を変化させて、出力部の周波
数特性を変える場合の回路構成を示す(尚、基本構成を
図3Aに示す)。ここで、CDS回路11もしくはそれ
に準ずる回路として種々のものが考えられるため、この
図3では代表的に前置フィルタ12及びサンプリング・
ホールド(S/H)回路13のみを示す。
【0029】図4Bは、第2実施例に係る固体撮像装置
を示す要部(前置フィルタ12)の回路図であり、上記
前置フィルタ(ローパスフィルタ)12を構成する抵抗
R及びコンデンサCのうち、抵抗Rを可変にする。具体
的には、上記3つのモードに対応して3つの抵抗を用意
し、これら抵抗の切り換えを3つのモードを指示する選
択信号sに基いてスイッチ14にて行う。
【0030】この場合、各抵抗としてRf1、Rf2及びR
f3(Rf1<Rf2<Rf3)を用意し、選択信号がk倍速を
意味するものであれば抵抗をRf1にし、l倍速を意味す
るものであれば抵抗をRf2にし、通常速度を意味するも
のであれば抵抗をRf3に切り換えるようにして、前置フ
ィルタ12の時定数をCCD固体撮像素子1の動作速度
に応じて変化させ、k倍速時における出力部の出力周波
数帯域をfk 、l倍速時における出力部の出力周波数帯
域をfl 、通常時における出力部の出力周波数帯域をf
にさせる。
【0031】図4Cは、第2実施例の変形例に係る固体
撮像装置を示す要部の回路図であり、上記前置フィルタ
12を構成する抵抗R及びコンデンサCのうち、コンデ
ンサCを可変にする。具体的には、上記3つのモードに
対応して3つのコンデンサを用意し、これらコンデンサ
の切り換えを3つのモードを指示する選択信号sに基い
てスイッチ15にて行う。
【0032】この場合、各コンデンサとしてCf1、Cf2
及びCf3(Cf1<Cf2<Cf3)を用意し、選択信号sが
k倍速を意味するものであればコンデンサをCf1にし、
l倍速を意味するものであればコンデンサをCf2にし、
通常速度を意味するものであればコンデンサをCf3に切
り換えるようにして、前置フィルタ12の時定数を動作
速度に応じて変化させ、k倍速時における出力部の出力
周波数帯域をfk 、l倍速時における出力部の出力周波
数帯域をfl 、通常時における出力部の出力周波数帯域
をfにさせる。
【0033】次に、図5は、CDS回路もしくはそれに
準ずる回路を構成するS/H回路13の応答を制御し
て、出力部の周波数特性を変える場合の回路構成を示
す。尚、図において、21はサンプリングパルスpに基
いてオン・オフを行うスイッチ(一般にFETが用いら
れる)を示す。
【0034】図5Aは、第3実施例に係る固体撮像装置
を示す要部(S/H回路13)の回路図であり、上記S
/H回路13を構成する抵抗Rh 及びコンデンサCh
うち、抵抗Rh を可変にする。具体的には、上記3つの
モードに対応して3つの抵抗を用意し、これら抵抗の切
り換えを3つのモードを指示する選択信号sに基いてス
イッチ22にて行う。
【0035】この場合、各抵抗としてRh1、Rh2及びR
h3(Rh1<Rh2<Rh3)を用意し、選択信号sがk倍速
を意味するものであれば抵抗をRh1にし、l倍速を意味
するものであれば抵抗をRh2にし、通常速度を意味する
ものであれば抵抗をRh3に切り換えるようにして、S/
H回路13の応答(応答時間)をCCD固体撮像素子1
の動作速度に応じて変化させ、k倍速時における出力部
の出力周波数帯域をf k 、l倍速時における出力部の出
力周波数帯域をfl 、通常時における出力部の出力周波
数帯域をfにさせる。
【0036】図5Bは、第3実施例の第1の変形例に係
る固体撮像装置を示す要部の回路図であり、上記S/H
回路13を構成する抵抗Rh 及びコンデンサCh のう
ち、コンデンサCh を可変にする。具体的には、上記3
つのモードに対応して3つのコンデンサを用意し、これ
らコンデンサの切り換えを3つのモードを指示する選択
信号sに基いてスイッチ23にて行う。
【0037】この場合、各コンデンサとしてCh1、Ch2
及びCh3(Ch1<Ch2<Ch3)を用意し、選択信号sが
k倍速を意味するものであればコンデンサをCh1にし、
l倍速を意味するものであればコンデンサをCh2にし、
通常速度を意味するものであればコンデンサをCh3に切
り換えるようにして、S/H回路13の応答(応答時
間)を動作速度に応じて変化させ、k倍速時における出
力部の出力周波数帯域をfk 、l倍速時における出力部
の出力周波数帯域をfl 、通常時における出力部の出力
周波数帯域をfにさせる。
【0038】図6は、第3実施例の第2の変形例に係る
固体撮像装置を示す要部の回路図であり、カレントミラ
ー回路を用いたICタイプのS/H回路13を示す。こ
の例では差動増幅回路を構成する2つのNPNトランジ
スタQ1 及びQ2 の共通エミッタ素子eとGND間にサ
ンプリング用のスイッチ21と定電流源24を接続して
構成されている。この定電流源24は、その定電流IE
を変化できるように構成されている。
【0039】次に、この第2の変形例に係るS/H回路
13の動作を簡単に説明する。まず、スイッチ21がオ
ンされている状態における入力端子φinと出力端子φ
out間の電位差ΔVは次式で表される。 ΔV=VT [lnI1 −lnI2 ] 尚、I1 =(IE +ΔI)/2,I2 =(IE −ΔI)
/2,VT =kT/q(熱電圧)である。
【0040】従って、 ΔV/VT =ln(IE +ΔI)/2−ln(IE −ΔI)/2 =ln(IE +ΔI)−ln(IE −ΔI) ここで、|ΔI|≪IE として展開すると、 ΔV/VT =[lnIE +ΔI/IE ]−[lnIE −ΔI/IE ] =2ΔI/IE これから、 ΔI=(IE /2VT )・ΔV =gm ・ΔV が得られる。
【0041】これは、等価的にみると図7に示すよう
に、1/gm で決定される抵抗RgとコンデンサCから
なるローパスフィルタを構成する。従って、定電流源2
4の定電流IE を可変にすることにより、相互コンダク
タンスgm を変調して、抵抗Rgを変化させ、上記ロー
パスフィルタの時定数を変化させることができる。即
ち、定電流源24の定電流IE を可変にすることによ
り、図6で示すS/H回路13の応答(応答時間)を制
御することができる。
【0042】具体的には、この定電流源24を構成する
FET24aのゲートに対しゲート電圧を供給する電源
25の電源電圧Vggを可変にし、その電源電圧Vgg
の切り換えを上記3つのモードを指示する選択信号sに
基いて行う。これにより、定電流源24の動作電流IE
を3つのモードに応じて変化させることができ、k倍速
時における出力部の出力周波数帯域をfk 、l倍速時に
おける出力部の出力周波数帯域をfl 、通常時における
出力部の出力周波数帯域をfにさせることが可能とな
る。
【0043】上述のように、本例によれば、CCD固体
撮像素子の出力周波数に応じて出力部の周波数特性(最
高動作周波数)を変化させる手段を具備するようにした
ので、例えば最高動作速度が通常速度のk倍速(出力周
波数帯域fk)である場合において、k倍速よりも低速
のl倍速(通常速度のl倍)で動作させた際、その出力
部の出力周波数帯域を(l/k)fk に制御することが
できる。即ち、動作条件の周波数に合わせて雑音スペク
トルのカットオフ周波数を制御することができるため、
出力部からの出力信号に重畳される白色雑音を低減で
き、該出力信号のS/N比を向上させることができる。
具体的には、4倍速を最高動作速度に設計されたビデオ
カメラに本実施例を用いれば、通常速度で撮影した場合
のS/N比を約6dBほど改善することができる。この
ことから、本実施例に係る応用として例えば静止画カメ
ラにおいて、その低消費電力化のために、低速モードを
取り入れる場合に有効となる。
【0044】上記実施例においては、図2及び図3で示
す第1実施例において、CCD固体撮像素子1の出力段
の出力インピーダンスを変調することにより出力部の周
波数特性を変化させた例を示し、図4で示す第2実施例
において、外部回路(CDS回路もしくはそれに準ずる
回路)の前置フィルタ12の時定数を可変にすることに
より出力部の周波数特性を変化させた例を示し、図5及
び図6で示す第3実施例において、外部回路、特にS/
H回路13の応答を制御することにより出力部の周波数
特性を変化させた例を示したが、これら第1,第2及び
第3実施例を任意に組み合わせて出力部の周波数特性を
変化させるようにしてもよい。
【0045】
【発明の効果】第1の本発明によれば、固体撮像素子
と、その固体撮像素子よりの撮像信号が供給される、能
動素子を備えたインピーダンス変換出力段と、そのイン
ピーダンス変換出力段の後段に接続されたサンプリング
・ホールド回路とを有し、固体撮像素子の動作速度が高
い(低い)程、インピーダンス変換出力段の出力周波数
帯域の上限周波数が高く(低く)なるように、インピー
ダンス変換出力段の出力インピーダンスを、固体撮像素
子の動作速度に応じて可変する出力インピーダンス可変
手段を設けたので、高速度撮影から低速度もしくは通常
速度撮影に切り換えた場合に発生するS/N比の劣化を
抑制することのできる固体撮像装置を得ることができ
る。第2の本発明によれば、第1の本発明の固体撮像装
置において、インピーダンス変換出力段を、初段及び後
段のインピーダンス変換回路にて構成し、後段のインピ
ーダンス変換回路に動作電流可変手段を設けてなり、固
体撮像素子の動作速度が高い(低い)程、後段のインピ
ーダンス変換回路の動作電流が大きく(小さく)なるよ
うに、動作電流可変手段を制御するようにしたので、高
速度撮影から低速度もしくは通常速度撮影に切り換えた
場合に発生するS/N比の劣化を抑制することができる
と共に、固体撮像素子の動作速度が低い程、後段のイン
ピーダンス変換回路の動作電流が小さくなることによっ
て、固体撮像素子の動作速度が低い場合における消費電
流の低減を図ることができ、且つ、初段及び後段のイン
ピーダンス変換回路を設け、そのうちの後段のインピー
ダンス変換回路の動作電流を、固体撮像素子の動作速度
が低い程、小さくなるようにしているので、固体撮像素
子の動作速度が低い場合におけるノイズ増加を有効に抑
制することのできる固体撮像装置を得ることができる。
第3の本発明によれば、固体撮像素子と、その固体撮像
素子よりの撮像信号が供給される、能動素子を備えたイ
ンピーダンス変換出力段と、そのインピーダンス変換出
力段の後段に接続された前置フィルタと、その前置フィ
ルタの後段に接続されたサンプリング・ホールド回路と
を有し、固体撮像素子の動作速度が高い(低い)程、イ
ンピーダンス変換出力段、前置フィルタ及びサンプリン
グ・ホールド回路からなる出力回路の出力周波数帯域の
上限周波数が高く(低く)なるように、前置フィルタの
時定数を可変する時定数可変手段を設けたので、高速度
撮影から低速度もしくは通常速度撮影に切り換えた場合
に発生するS/N比の劣化を抑制することのできる固体
撮像装置を得ることができる。第4の本発明によれば、
固体撮像素子と、その固体撮像素子よりの撮像信号が供
給される、能動素子を備えたインピーダンス変換出力段
と、そのインピーダンス変換出力段の後段に接続された
サンプリング・ホールド回路とを有し、固体撮像素子の
動作速度が高い(低い)程、インピーダンス変換出力段
及びサンプリング・ホールド回路からなる出力回路の出
力周波数帯域の上限周波数が高く(低く)なるように、
サンプリング・ホールド回路のホールドコンデンサの容
量を可変する容量可変手段を設けたので、高速度撮影か
ら低速度もしくは通常速度撮影に切り換えた場合に発生
するS/N比の劣化を抑制することのできる固体撮像装
置を得ることができる。第5の本発明によれば、固体撮
像素子と、その固体撮像素子よりの撮像信号が供給され
る、能動素子を備えたインピーダンス変換出力段と、そ
のインピーダンス変換出力段の後段に接続されたサンプ
リング・ホールド回路とを有し、固体撮像素子の動作速
度が高い(低い)程、インピーダンス変換出力段及びサ
ンプリング・ホールド回路からなる出力回路の出力周波
数帯域の上限周波数が高く(低く)なるように、サンプ
リング・ホールド回路の入力抵抗器の抵抗を可変する抵
抗可変手段を設けたので、高速度撮影から低速度もしく
は通常速度撮影に切り換えた場合に発生するS/N比の
劣化を抑制することのできる固体撮像装置を得ることが
できる。第6の本発明によれば、固体撮像素子と、その
固体撮像素子よりの撮像信号が供給される、能動素子を
備えたインピーダンス変換出力段と、そのインピーダン
ス変換出力段の後段に接続されたサンプリング・ホール
ド回路とを有し、そのサンプリング・ホールド回路は、
第1のトランジスタ及びダイオード接続の第2のトラン
ジスタからなるカレントミラー回路、第1及び第2のト
ランジスタの出力側にそれぞれ接続された差動回路を構
成する第3及び第4のトランジスタ、その第3及び第4
のトランジスタの共通の出力側に接続されたサンプリン
グ用スイッチ及び定電流源の直列回路並びに第4のトラ
ンジスタの出力電極に接続されたホールドコンデンサか
ら構成されてなり、固体撮像素子の動作速度が高い(低
い)程、インピーダンス変換出力段及びサンプリング・
ホールド回路からなる出力回路の出力周波数帯域の上限
周波数が高く(低く)なるように、定電流源の定電流を
可変する定電流可変手段を設けたので、高速度撮影から
低速度もしくは通常速度撮影に切り換えた場合に発生す
るS/N比の劣化を抑制することのできる固体撮像装置
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の原理の説明に供する特性図。 Aは出力部(k倍速用)の周波数特性を示す特性図。 Bは出力部(k倍速用)の雑音スペクトルを示す特性
図。 Cはl倍速時における固体撮像素子の動作周波数帯域を
示す特性図。
【図2】Aは第1実施例に係る固体撮像装置の要部(固
体撮像素子の出力段)を示す回路図。 Bは第1実施例の第1の変形例に係る固体撮像装置の要
部(固体撮像素子の出力段)を示す回路図。
【図3】第1実施例の第2の変形例に係る固体撮像装置
の要部(固体撮像素子の出力段)を示す回路図。
【図4】Aは第2実施例に係る固体撮像装置の基本構成
を示すブロック線図。 Bは第2実施例に係る固体撮像装置の要部(前置フィル
タ)を示す回路図。 Cは第2実施例の変形例に係る固体撮像装置の要部(前
置フィルタ)を示す回路図。
【図5】Aは第3実施例に係る固体撮像装置の要部(S
/H回路)を示す回路図。 Bは第3実施例の第1の変形例に係る固体撮像装置の要
部(S/H回路)を示す回路図。
【図6】第3実施例の第2の変形例に係る固体撮像装置
の要部(S/H回路)を示す回路図。
【図7】第3実施例の第2の変形例に係るS/H回路の
等価回路図。
【図8】従来例に係る固体撮像装置の要部を示す回路
図。
【図9】従来例に係る固体撮像装置の構成を白色雑音源
を主体にして示す回路図。
【図10】Aは白色雑音源のスペクトルを示す特性図。 Bは出力部(k倍速用)の周波数特性を示す特性図。 Cは出力部(k倍速用)の雑音スペクトルを示す特性
図。 Dはl倍速時における固体撮像素子の動作周波数帯域を
示す特性図。
【図11】Aはl倍速専用の出力部の周波数特性を示す
特性図。 Bはl倍速専用の出力部の雑音スペクトルを示す特性
図。
【符号の説明】
1 CCD固体撮像素子 2,3 ソースフォロア回路 3a,3b FET 4 電源 5 スイッチ 6 定電流源(定電流可変) 6a FET 7 電源 11 CDS回路 12 前置フィルタ 13 S/H回路 14,15 スイッチ 21 スイッチ(サンプリング用) 22,23 スイッチ 24 定電流源(定電流可変) 24a FET 25 電源

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固体撮像素子と、 該固体撮像素子よりの撮像信号が供給される、能動素子
    を備えたインピーダンス変換出力段と、 該インピーダンス変換出力段の後段に接続されたサンプ
    リング・ホールド回路とを有し、 上記固体撮像素子の動作速度が高い(低い)程、上記イ
    ンピーダンス変換出力段の出力周波数帯域の上限周波数
    が高く(低く)なるように、上記インピーダンス変換出
    力段の出力インピーダンスを、上記固体撮像素子の動作
    速度に応じて可変する出力インピーダンス可変手段を設
    けたことを特徴とする固体撮像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の固体撮像装置におい
    て、 上記インピーダンス変換出力段を、初段及び後段のイン
    ピーダンス変換回路にて構成し、 上記後段のインピーダンス変換回路に動作電流可変手段
    を設けてなり、 上記固体撮像素子の動作速度が高い(低い)程、上記後
    段のインピーダンス変換回路の動作電流が大きく(小さ
    く)なるように、上記動作電流可変手段を制御するよう
    にしたことを特徴とする固体撮像装置。
  3. 【請求項3】 固体撮像素子と、 該固体撮像素子よりの撮像信号が供給される、能動素子
    を備えたインピーダンス変換出力段と、 該インピーダンス変換出力段の後段に接続された前置フ
    ィルタと、 該前置フィルタの後段に接続されたサンプリング・ホー
    ルド回路とを有し、 上記固体撮像素子の動作速度が高い(低い)程、上記イ
    ンピーダンス変換出力段、上記前置フィルタ及び上記サ
    ンプリング・ホールド回路からなる出力回路の出力周波
    数帯域の上限周波数が高く(低く)なるように、上記前
    置フィルタの時定数を可変する時定数可変手段を設けた
    ことを特徴とする固体撮像装置。
  4. 【請求項4】 固体撮像素子と、 該固体撮像素子よりの撮像信号が供給される、能動素子
    を備えたインピーダンス変換出力段と、 該インピーダンス変換出力段の後段に接続されたサンプ
    リング・ホールド回路とを有し、 上記固体撮像素子の動作速度が高い(低い)程、上記イ
    ンピーダンス変換出力段及び上記サンプリング・ホール
    ド回路からなる出力回路の出力周波数帯域の上限周波数
    が高く(低く)なるように、上記サンプリング・ホール
    ド回路のホールドコンデンサの容量を可変する容量可変
    手段を設けたことを特徴とする固体撮像装置。
  5. 【請求項5】 固体撮像素子と、 該固体撮像素子よりの撮像信号が供給される、能動素子
    を備えたインピーダンス変換出力段と、 該インピーダンス変換出力段の後段に接続されたサンプ
    リング・ホールド回路とを有し、 上記固体撮像素子の動作速度が高い(低い)程、上記イ
    ンピーダンス変換出力段及び上記サンプリング・ホール
    ド回路からなる出力回路の出力周波数帯域の上限周波数
    が高く(低く)なるように、上記サンプリング・ホール
    ド回路の入力抵抗器の抵抗を可変する抵抗可変手段を設
    けたことを特徴とする固体撮像装置。
  6. 【請求項6】 固体撮像素子と、 該固体撮像素子よりの撮像信号が供給される、能動素子
    を備えたインピーダンス変換出力段と、 該インピーダンス変換出力段の後段に接続されたサンプ
    リング・ホールド回路とを有し、 該サンプリング・ホールド回路は、第1のトランジスタ
    及びダイオード接続の第2のトランジスタからなるカレ
    ントミラー回路、上記第1及び第2のトランジスタの出
    力側にそれぞれ接続された差動回路を構成する第3及び
    第4のトランジスタ、該第3及び第4のトランジスタの
    共通の出力側に接続されたサンプリング用スイッチ及び
    定電流源の直列回路並びに上記第4のトランジスタの出
    力電極に接続されたホールドコンデンサから構成されて
    なり、 上記固体撮像素子の動作速度が高い(低い)程、上記イ
    ンピーダンス変換出力段及び上記サンプリング・ホール
    ド回路からなる出力回路の出力周波数帯域の上限周波数
    が高く(低く)なるように、上記定電流源の定電流を可
    変する定電流可変手段を設けたことを特徴とする固体撮
    像装置。
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