JP2752019B2 - 液晶表示装置用ガンマ補正回路 - Google Patents

液晶表示装置用ガンマ補正回路

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JP2752019B2
JP2752019B2 JP6573492A JP6573492A JP2752019B2 JP 2752019 B2 JP2752019 B2 JP 2752019B2 JP 6573492 A JP6573492 A JP 6573492A JP 6573492 A JP6573492 A JP 6573492A JP 2752019 B2 JP2752019 B2 JP 2752019B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ノーマリホワイト型の
液晶表示装置の映像信号処理回路に利用されるガンマ補
正回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明に関連する技術として先願の特願
平3−154021号に開示された「液晶表示装置用ガ
ンマ補正回路」がある。この先願発明の技術はカラー液
晶テレビジョン受像機やカラー液晶ビューファインダー
用の映像信号処理回路に用いられている。図3はその回
路図であり、図4は図3の入出力特性図である。
【0003】図5は液晶表示装置の入力信号電圧に対す
る透過率特性を示すものであり、入力信号電圧がE1
下の領域及びE2以上の領域と、E1,E2間の領域とで
は入力信号電圧に対する透過率の特性曲線の傾きが相違
する。図4に示すガンマ補正回路の入出力特性はこれを
補うためのものである。
【0004】図3において、入力端(1)にはトランジ
スタQ1,Q2、定電圧源V1,定電流源I1,I2、抵
抗R1,R2よりなる差動増幅回路Aが接続されてい
る。即ち、入力端(1)より映像信号εが入力される
と、これを概ねR2/R1倍に増幅し、出力端(2)に
出力電圧Voとして出力するようになっている。なお、
定電圧源V1の大きさは、補正前後の映像信号εの直流
成分の大きさ等を考慮して決定する。
【0005】この差動増幅回路Aの出力段には、トラン
ジスタQ3,Q4、定電圧源V2,定電流源I3からな
る圧縮回路Bが接続されている。即ち、上記出力電圧V
oの直流成分が概ね上記定電圧源V2(基準電圧E1
相当する)を超えると、トランジスタQ4,Q3がオン
状態に切り替わり、抵抗R2,抵抗R3,トランジスタ
Q3のエミッタ・コレクタ間にかけて電流が流れる結
果、上記出力電圧VoをR3/(R2+R3)倍に圧縮
するようになっている。
【0006】また上記差動増幅回路Aの出力段には、上
記圧縮回路B以外にトランジスタQ5,Q6,Q7、定
電流源I4,I5及び抵抗R4からなる圧縮制限回路Cが
接続されている。トランジスタQ6,Q7のベース・エ
ミッタ間電圧を夫々VBEQ6,VBEQ7とすると、トランジ
スタQ5のベース電圧はVo−VBEQ7−I5・R4+V
BEQ6となる。ここでVBEQ6とVBEQ7とは等しいと仮定す
ると、結局トランジスタQ5のベース電圧はVo−I5
・R4となる。一方、トランジスタQ5のベース電圧が
V2を超えると、上記圧縮回路Bにおけるトランジスタ
Q4がオフとなると同時に、トランジスタQ5がオンと
なる。
【0007】その結果、圧縮回路Bにおけるトランジス
タQ3の変化量は出力電圧Voの変化量に等しくなるた
め、出力電圧Voが変化してもR3に流れる電流が変化
しないことになる。換言すると、出力電圧VoがI5
R4+V2(基準電圧E2に相当する)を超えると、圧
縮制限回路Cは圧縮回路Bの圧縮率を制限し、ここでは
圧縮回路Bの圧縮動作を殆ど生じさせないように動作す
る。
【0008】即ち、Vo<V2の領域では、圧縮回路B
が動作せず、増幅回路Aにより増幅された映像信号εが
そのままVoとして出力される。Vo>V2の領域で
は、圧縮回路BによりR3/(R2+R3)倍に圧縮さ
れ、Vo>(I5・R4+V2)の領域では、圧縮制限
回路Cの働きにより、圧縮回路Bが動作せず、増幅回路
Aにより増幅された映像信号εが殆どそのままVoとし
て出力される。従って、回路定数を適宜選定することに
より、液晶表示装置のガンマ補正特性を得ることができ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図4において、入力信
号電圧がE1以下におけるA部の傾きと、入力信号電圧
がE1,E2間におけるB部の傾きの比は図3に示す回路
の抵抗R2,R3により、R2:R3/(R2+R3)
となる。従って、この回路を集積化する場合、上記A部
とB部の傾きの比は集積回路の外部から制御できなくな
る。
【0010】なぜなら、図3に示す回路の抵抗R2,R
3を外付けした場合、比較的インピーダンスの高い信号
線が集積回路を出入りするため、寄生抵抗,容量の影響
を受け好ましくないからである。従って、上記抵抗R
2,R3の値は液晶表示装置の光透過率特性に合致する
よう集積回路設計の時点で与えられ、図4におけるA部
とB部の傾きの比は固定されたものとなっていた。
【0011】一方、液晶表示装置の光透過率特性は液晶
表示装置の種類によって異なり、また同じ種類の液晶表
示装置であっても若干の個体差を有する。従って、ガン
マ補正回路の図4に示す入出力特性のA部とB部の傾き
の比は、集積回路の外部から制御可能であることが望ま
しい。
【0012】ところが、図3に示す回路においては使用
する液晶表示装置の光透過率特性が個々に相違する場合
でも、ガンマ補正回路の入出力特性を集積回路外部より
調整することができないため、使用する個々の液晶表示
装置のガンマ補正を常時最適の状態に設定することがで
きないという問題があった。
【0013】本発明は上記の問題に鑑み、集積回路の外
部からガンマ補正曲線の入力信号レベルの低い部分と高
い部分の傾きの比を制御できるようにした液晶表示装置
用のガンマ補正回路を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、入力された映像信号が第1の制御電圧E1
より大きいときには、当該映像信号を所定の圧縮率で圧
縮する圧縮回路と、前記入力された映像信号が別に設定
された第2の制御電圧E2(>E1)より大きいときに
は、前記圧縮回路の圧縮率を制限する圧縮制限回路を具
備する液晶表示装置用ガンマ補正回路において、前記第
1の制御電圧E1が基準電圧と出力される映像信号との
間で抵抗分割により与えられるように構成する。
【0015】また、前記ガンマ補正回路の出力電圧で制
御され、該出力電圧と等しい出力電圧を出力する制御回
路と、該制御回路の出力電圧と基準電圧との間で抵抗分
割により前記第1の制御電圧E1を発生させるようにし
た制御電圧発生回路とを設けた構成にする。
【0016】
【作用】上記の構成によれば、制御電圧E1が基準電圧
と出力される映像信号との間で1:Xに抵抗分割して与
えられると、制御電圧E1は出力の1/(1+X)の割
合で変化する。従って、圧縮回路の圧縮率はXの関数で
与えられ、上記抵抗分割を外付けの抵抗で行えば外部よ
り所望のガンマ補正特性を設定することができる。
【0017】
【実施例】図1は本発明の一実施例の回路図であり、上
述する図3に示す回路に対応する部分は同一符号を付
し、説明を省略する。図1において、図3と相違する点
はトランジスタQ8,Q9、定電流源I5,I6及び抵抗
R5,R6を追加したことである。
【0018】トランジスタQ8,Q9及び定電流源
5,I6は抵抗R5の一端に出力端(2)の出力電圧V
oと同じ電圧を与えるためのものである。抵抗R5とR
6の抵抗値の比はX:1であるとすると、トランジスタ
Q4のベースの電圧は出力電圧Voの電圧変化量の1/
(1+X)の比率で変化する。
【0019】従って、出力端(2)の出力電圧Voが接
地端と抵抗R6間に設けられた直流電圧源V2の電圧を
超えるとトランジスタQ3がオンし、該トランジスタQ
3のエミッタ電圧は出力端(2)の出力電圧Voに対し
て1/(1+X)の比率で変化することになる。このた
め抵抗R3の両端にかかる電圧の変化量は、出力電圧V
oの変化量の1−1/(1+X)、即ちX/(1+X)
となる。
【0020】従って、出力端(2)の出力電圧Voの変
化により抵抗R3を流れる電流の変化量は、上記出力電
圧Voの変化量のX/R3(1+X)倍になる。そのた
め、出力電圧Voの値が上記直流電圧源V2を超えたと
きの圧縮率は{R3(1+X)/X}/{R2+R3
(1+X)/X}=R3(1+X)/{R2X+R3
(1+X)}となる。従って、図4におけるA部とB部
の傾きの比は1:R3(1+X)/{R2X+R3(1
+X)}となる。
【0021】即ち、上記圧縮率はXの値に依存し、Xの
値が大きくなればR3/(R2+R3)に近づき、Xの
値が小さくなれば1に近づく。この圧縮率を持つ圧縮回
路は上述する図3で説明した回路の場合と同様に、トラ
ンジスタQ5のベース電圧がトランジスタQ4のベース
電圧を上回ると動作しなくなる。
【0022】また、図1に示す本発明の実施例の回路を
集積化する場合、抵抗R5,R6は信号線に直接つなが
ってはいないので、外付け回路としても信号線には寄生
抵抗,容量の影響が及ぶことがない。従って、集積回路
の外部からガンマ補正特性の曲線の傾きの調整が可能に
なる。上記抵抗R5,R6をボリュームで構成すること
により、液晶表示装置の光透過率の個体差に合わせた調
整も可能となる。
【0023】
【発明の効果】本発明は以上のような構成であるので、
ガンマ補正曲線の傾きの圧縮率を出力電圧の抵抗分割に
より設定できるので、種々の液晶表示装置に適合するガ
ンマ補正特性を得ることができ、また回路を集積化した
場合も外付けの抵抗により上記圧縮率を設定できるの
で、特性の最適化を極めて容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の回路図。
【図2】 本発明の動作説明図。
【図3】 従来例の回路図。
【図4】 図3の動作説明図。
【図5】 液晶表示装置の入力電圧に対する透過率特性
を示すグラフ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された映像信号が第1の制御電圧E
    1より大きいときには、当該映像信号を所定の圧縮率で
    圧縮する圧縮回路と、前記入力された映像信号が別に設
    定された第2の制御電圧E2(>E1)より大きいときに
    は、前記圧縮回路の圧縮率を制限する圧縮制限回路を具
    備する液晶表示装置用ガンマ補正回路において、前記第
    1の制御電圧E1が基準電圧と、出力される映像信号と
    の間で抵抗分割により与えられるようにしたことを特徴
    とする液晶表示装置用ガンマ補正回路。
  2. 【請求項2】 入力された映像信号が第1の制御電圧E
    1より大きいときには、当該映像信号を所定の圧縮率で
    圧縮する圧縮回路と、前記入力された映像信号が別に設
    定された第2の制御電圧E2(>E1)より大きいときに
    は、前記圧縮回路の圧縮率を制限する圧縮制限回路とを
    具備した液晶表示装置用ガンマ補正回路において、該ガ
    ンマ補正回路の出力電圧で制御され該出力電圧と等しい
    出力電圧を出力する制御回路と、該制御回路の出力電圧
    と基準電圧との間で抵抗分割により前記第1の制御電圧
    1を発生させるようにした制御電圧発生回路とを設け
    たことを特徴とする液晶表示装置用ガンマ補正回路。
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