JP3333983B2 - サスペンションアーム - Google Patents
サスペンションアームInfo
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、自動車のサスペンシ
ョンを構成するサスペンションアーム、さらに詳しく
は、自動車の車体のジャッキアップを適切に行うことが
できるようにしたサスペンションアームに関する。
ョンを構成するサスペンションアーム、さらに詳しく
は、自動車の車体のジャッキアップを適切に行うことが
できるようにしたサスペンションアームに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の後輪を懸架するためのサ
スペンションとしては、たとえば実開昭63−1508
06号公報などに所載のいわゆる3リンクサスペンショ
ンと称されるものを始めとして、その他の種々のトレー
リングアーム式サスペンションがある。このようなトレ
ーリングアーム式サスペンションでは、左右一対のサス
ペンションアームが車体の左右両側に配置され、それら
の一端部が車体に連結されている。したがって、このよ
うな類のサスペンションを採用した自動車の車体を、生
産ラインや修理工場などにおいてジャッキアップさせる
ときには、2柱リフトと称されるリフト装置の昇降アタ
ッチメントによって上記サスペンションアームを支持す
る場合がある。
スペンションとしては、たとえば実開昭63−1508
06号公報などに所載のいわゆる3リンクサスペンショ
ンと称されるものを始めとして、その他の種々のトレー
リングアーム式サスペンションがある。このようなトレ
ーリングアーム式サスペンションでは、左右一対のサス
ペンションアームが車体の左右両側に配置され、それら
の一端部が車体に連結されている。したがって、このよ
うな類のサスペンションを採用した自動車の車体を、生
産ラインや修理工場などにおいてジャッキアップさせる
ときには、2柱リフトと称されるリフト装置の昇降アタ
ッチメントによって上記サスペンションアームを支持す
る場合がある。
【0003】一方、サスペンションアームとしては、サ
スペンションの種類や機能に応じて、やはり従来より種
々のものが提案されているが、いずれのものも上記ジャ
ッキアップを適切に行うための配慮は施されていないも
のであった。すなわち、従来では、ジャッキアップポイ
ントを示す目印を付したものは存在するものの、このサ
スペンションアームを2柱リフトなどによって支持させ
たときに、その支持状態を安定させるために有効な手段
は何ら積極的に施されていないのが実情であった。
スペンションの種類や機能に応じて、やはり従来より種
々のものが提案されているが、いずれのものも上記ジャ
ッキアップを適切に行うための配慮は施されていないも
のであった。すなわち、従来では、ジャッキアップポイ
ントを示す目印を付したものは存在するものの、このサ
スペンションアームを2柱リフトなどによって支持させ
たときに、その支持状態を安定させるために有効な手段
は何ら積極的に施されていないのが実情であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものでは、
サスペンションアームを支持して車体のジャッキアップ
を行うときに、ジャッキアップ用の昇降アタッチメント
をサスペンションアームの長手方向に対して確実に位置
決めすることができない。すなわち、たとえば2柱リフ
トの昇降アタッチメントには、この昇降アタッチメント
からサスペンションアームがその幅方向に脱落しないよ
うに凹溝部が形成されているのが一般的であるが、この
ような凹溝部にサスペンションアームを嵌入させたとし
ても、サスペンションアームの長手方向についてはこの
サスペンションアームと昇降アタッチメントとの位置決
め固定を図るための手段は設けられていない。したがっ
て、車体をジャッキアップしている際に、何らかの事情
により車体が押圧されるような事態が生じると、車体が
容易に位置ずれし、不慮の事故を招くという危険性があ
った。
サスペンションアームを支持して車体のジャッキアップ
を行うときに、ジャッキアップ用の昇降アタッチメント
をサスペンションアームの長手方向に対して確実に位置
決めすることができない。すなわち、たとえば2柱リフ
トの昇降アタッチメントには、この昇降アタッチメント
からサスペンションアームがその幅方向に脱落しないよ
うに凹溝部が形成されているのが一般的であるが、この
ような凹溝部にサスペンションアームを嵌入させたとし
ても、サスペンションアームの長手方向についてはこの
サスペンションアームと昇降アタッチメントとの位置決
め固定を図るための手段は設けられていない。したがっ
て、車体をジャッキアップしている際に、何らかの事情
により車体が押圧されるような事態が生じると、車体が
容易に位置ずれし、不慮の事故を招くという危険性があ
った。
【0005】なお、上記難点を解消する策としては、サ
スペンションアームに昇降アタッチメントを嵌合させる
ためのジャッキアップ用の凹部を形成することが考え
る。ところが、サスペンションアームに単に凹部を形成
するだけの手段では、この凹部が形成された箇所の機械
的強度が低下するという難点が生じる。また、この凹部
の形成箇所の強度を確保するには、この凹部の形成箇所
やその近辺を厚肉に形成するなどの工夫が必要となり、
サスペンションアームの製作がかなり煩雑化し、その製
作コストが高価になるといった不具合も生じ、合理的で
ない。
スペンションアームに昇降アタッチメントを嵌合させる
ためのジャッキアップ用の凹部を形成することが考え
る。ところが、サスペンションアームに単に凹部を形成
するだけの手段では、この凹部が形成された箇所の機械
的強度が低下するという難点が生じる。また、この凹部
の形成箇所の強度を確保するには、この凹部の形成箇所
やその近辺を厚肉に形成するなどの工夫が必要となり、
サスペンションアームの製作がかなり煩雑化し、その製
作コストが高価になるといった不具合も生じ、合理的で
ない。
【0006】本願発明は、このような事情のもとで考え
出されたものであって、サスペンションアームの製作コ
ストの大幅な上昇を招いたり、サスペンションアームの
強度が低下するなどといった不具合を生じさせることな
く、サスペンションアームを利用した車体のジャッキア
ップを適切に行えるようにすることをその課題としてい
る。
出されたものであって、サスペンションアームの製作コ
ストの大幅な上昇を招いたり、サスペンションアームの
強度が低下するなどといった不具合を生じさせることな
く、サスペンションアームを利用した車体のジャッキア
ップを適切に行えるようにすることをその課題としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
め、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
【0008】すなわち、本願発明は、一端部に車体への
取付用のボスが形成されているサスペンションアームで
あって、上記サスペンションアームの下面部には、この
サスペンションアームの下面側に膨出する上記ボスの下
部との相互間にジャッキアップ用昇降アタッチメントを
嵌入係止させるための凹部が形成されるように、上記ボ
スの下部と所定間隔を隔てて上記サスペンションアーム
の長手方向に沿うリブが突設されていることを特徴とし
ている。
取付用のボスが形成されているサスペンションアームで
あって、上記サスペンションアームの下面部には、この
サスペンションアームの下面側に膨出する上記ボスの下
部との相互間にジャッキアップ用昇降アタッチメントを
嵌入係止させるための凹部が形成されるように、上記ボ
スの下部と所定間隔を隔てて上記サスペンションアーム
の長手方向に沿うリブが突設されていることを特徴とし
ている。
【0009】
【発明の作用および効果】本願発明においては、サスペ
ンションアームの一端部に形成されているボスの下部と
サスペンションアームの下面部に突設されたリブとの相
互間に凹部が形成されているために、この凹部にジャッ
キアップ用の昇降アタッチメントを嵌入係止させること
によって、サスペンションアームの長手方向についての
サスペンションアームと昇降アタッチメントとの位置決
めを図ることができる。したがって、車体のジャッキア
ップ時において、上記昇降アタッチメントに対してサス
ペンションアームがその長手方向に不用意に滑りを生じ
るようなことを適切に防止し、または抑制することがで
き、ジャッキアップ時の安全性を高めることができると
いう効果が得られる。
ンションアームの一端部に形成されているボスの下部と
サスペンションアームの下面部に突設されたリブとの相
互間に凹部が形成されているために、この凹部にジャッ
キアップ用の昇降アタッチメントを嵌入係止させること
によって、サスペンションアームの長手方向についての
サスペンションアームと昇降アタッチメントとの位置決
めを図ることができる。したがって、車体のジャッキア
ップ時において、上記昇降アタッチメントに対してサス
ペンションアームがその長手方向に不用意に滑りを生じ
るようなことを適切に防止し、または抑制することがで
き、ジャッキアップ時の安全性を高めることができると
いう効果が得られる。
【0010】また、本願発明では、上記ジャッキアップ
用の昇降アタッチメントを嵌入係止させるための凹部
は、サスペンションアームの一端部に形成されているボ
スを有効に利用して形成されているが、このボスは、一
般のトレーリングアーム式サスペンションなどにおいて
は、元々サスペンションアームに形成されているもので
ある。したがって、上記凹部を形成するための手段とし
ては、実質的には、サスペンションアームの下面部にリ
ブを追加して形成するだけでよい。その結果、サスペン
ションアームの製作が従来よりも大幅に煩雑化するよう
なことも回避でき、サスペンションアーム全体の製作を
容易、かつ安価にできるという利点も得られる。
用の昇降アタッチメントを嵌入係止させるための凹部
は、サスペンションアームの一端部に形成されているボ
スを有効に利用して形成されているが、このボスは、一
般のトレーリングアーム式サスペンションなどにおいて
は、元々サスペンションアームに形成されているもので
ある。したがって、上記凹部を形成するための手段とし
ては、実質的には、サスペンションアームの下面部にリ
ブを追加して形成するだけでよい。その結果、サスペン
ションアームの製作が従来よりも大幅に煩雑化するよう
なことも回避でき、サスペンションアーム全体の製作を
容易、かつ安価にできるという利点も得られる。
【0011】さらに、本願発明では、上記ジャッキアッ
プ用の昇降アタッチメントを嵌入係止させるための凹部
は、サスペンションアームの一部を切削するなどして加
工したものではないため、この凹部が形成されている箇
所の機械的強度が低下するような不具合はない。また、
この凹部を形成するためのリブがサスペンションアーム
の長手方向に沿って形成されているために、このリブが
形成されている箇所のサスペンションアームの剛性を高
めることもできる。したがって、本願発明では、ジャッ
キアップ時の車体の安定化と同時に、サスペンションア
ームの強度の向上も併せて図ることができるという優れ
た効果が得られる。
プ用の昇降アタッチメントを嵌入係止させるための凹部
は、サスペンションアームの一部を切削するなどして加
工したものではないため、この凹部が形成されている箇
所の機械的強度が低下するような不具合はない。また、
この凹部を形成するためのリブがサスペンションアーム
の長手方向に沿って形成されているために、このリブが
形成されている箇所のサスペンションアームの剛性を高
めることもできる。したがって、本願発明では、ジャッ
キアップ時の車体の安定化と同時に、サスペンションア
ームの強度の向上も併せて図ることができるという優れ
た効果が得られる。
【0012】
【実施例の説明】以下、本願発明の好ましい実施例を、
図面を参照しつつ具体的に説明する。
図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0013】図1は、本願発明に係るサスペンションア
ームの一例を示す正面図である。図2は、図1のX1−
X1線断面図であり、図3は、図1のX2−X2線断面
図である。図4は、図1に示すサスペンションアームが
用いられたトレーリングアーム式サスペンションの一例
を示す要部平面図である。なお、図4において、矢印a
方向が車体前方である。
ームの一例を示す正面図である。図2は、図1のX1−
X1線断面図であり、図3は、図1のX2−X2線断面
図である。図4は、図1に示すサスペンションアームが
用いられたトレーリングアーム式サスペンションの一例
を示す要部平面図である。なお、図4において、矢印a
方向が車体前方である。
【0014】図1に示すサスペンションアーム1は、た
とえば鋳造成形されたものであり、その一端部1aに
は、このサスペンションアーム1の厚み方向に貫通した
孔部20を有する略円筒状のボス2が形成されている。
このボス2は、図4に示すように、このサスペンション
アーム1の一端部1aを自動車の車体8へ取付けるため
のものである。
とえば鋳造成形されたものであり、その一端部1aに
は、このサスペンションアーム1の厚み方向に貫通した
孔部20を有する略円筒状のボス2が形成されている。
このボス2は、図4に示すように、このサスペンション
アーム1の一端部1aを自動車の車体8へ取付けるため
のものである。
【0015】具体的には、上記ボス2の孔部20内には
ゴムブッシュ21が嵌入された上で、このゴムブッシュ
21にボルトなどの軸体9が挿通され、これによりサス
ペンションアーム1は、車体8に固定されたブラケット
80に上記軸体9を介して回動自在に支持される。図4
に示すサスペンションでは、一組のサスペンションアー
ム1,1のそれぞれが車体の前後方向に延びるかたちで
車体の左右両側にそれぞれ配置された状態において、こ
れらサスペンションアーム1,1が上記軸体9を中心と
して上下方向に揺動可能となっている。なお、図1に示
すように、上記ボス2の外径Dは、このボス2の基部2
2の幅Sよりも大きく設定されている。このため、上記
ボス2の下部2aはサスペンションアーム1の下面側へ
適当な寸法S1だけ膨出している。
ゴムブッシュ21が嵌入された上で、このゴムブッシュ
21にボルトなどの軸体9が挿通され、これによりサス
ペンションアーム1は、車体8に固定されたブラケット
80に上記軸体9を介して回動自在に支持される。図4
に示すサスペンションでは、一組のサスペンションアー
ム1,1のそれぞれが車体の前後方向に延びるかたちで
車体の左右両側にそれぞれ配置された状態において、こ
れらサスペンションアーム1,1が上記軸体9を中心と
して上下方向に揺動可能となっている。なお、図1に示
すように、上記ボス2の外径Dは、このボス2の基部2
2の幅Sよりも大きく設定されている。このため、上記
ボス2の下部2aはサスペンションアーム1の下面側へ
適当な寸法S1だけ膨出している。
【0016】上記サスペンションアーム1の他端部1b
には、上記ボス2の孔部20と同様に、このサスペンシ
ョンアーム1の厚み方向に貫通した一対の取付用孔部3
a,3bが設けられている。これら一対の取付用孔部3
a,3bは、図4に示すように、車輪Wを取付けるため
のスピンドル軸4を両端に備えたアクスルビーム5をこ
のサスペンションアーム1の他端部1bに連結させるた
めのものである。
には、上記ボス2の孔部20と同様に、このサスペンシ
ョンアーム1の厚み方向に貫通した一対の取付用孔部3
a,3bが設けられている。これら一対の取付用孔部3
a,3bは、図4に示すように、車輪Wを取付けるため
のスピンドル軸4を両端に備えたアクスルビーム5をこ
のサスペンションアーム1の他端部1bに連結させるた
めのものである。
【0017】具体的には、上記アクスルビーム5の各端
部には、二枚のフランジ板50a,50bが設けられて
おり、これら二枚のフランジ板50a,50bの相互間
にサスペンションアーム1の他端部1bが挟み込まれ
る。そして、これら二枚のフランジ板50a,50bと
各サスペンションアーム1の他端部1bとに2本のボル
ト90,90がそれぞれ貫通され、これらボルト90,
90によって各サスペンションアーム1とアクスルビー
ム5との連結が図られる。上記一対の取付用孔部3a,
3bは、上記アクスルビーム連結用の2本のボルト9
0,90をサスペンションアーム1に貫通させるのに役
立つものである。ただし、好ましくは、これら一対の取
付用孔部3a,3bにはゴムブッシュが嵌入された上
で、このゴムブッシュに上記各ボルト90が挿通され
る。また、上記アクスルビーム5の両端部または各サス
ペンションアーム1の他端部1bには、上端部が車体に
連結されたショックアブソーバまたはサススプリングな
どの緩衝部材(図示略)の下端部が連結される。
部には、二枚のフランジ板50a,50bが設けられて
おり、これら二枚のフランジ板50a,50bの相互間
にサスペンションアーム1の他端部1bが挟み込まれ
る。そして、これら二枚のフランジ板50a,50bと
各サスペンションアーム1の他端部1bとに2本のボル
ト90,90がそれぞれ貫通され、これらボルト90,
90によって各サスペンションアーム1とアクスルビー
ム5との連結が図られる。上記一対の取付用孔部3a,
3bは、上記アクスルビーム連結用の2本のボルト9
0,90をサスペンションアーム1に貫通させるのに役
立つものである。ただし、好ましくは、これら一対の取
付用孔部3a,3bにはゴムブッシュが嵌入された上
で、このゴムブッシュに上記各ボルト90が挿通され
る。また、上記アクスルビーム5の両端部または各サス
ペンションアーム1の他端部1bには、上端部が車体に
連結されたショックアブソーバまたはサススプリングな
どの緩衝部材(図示略)の下端部が連結される。
【0018】図1および図2に示すように、このサスペ
ンションアーム1の下面部1cのうち、このサスペンシ
ョンアーム1の長手方向略中央部の箇所には、サスペン
ションアーム1の長手方向に沿う一定長さのリブ6が下
向きに突設されている。このリブ6は、上記ボス2の下
部2aとの相互間に適当な間隔Lを隔てるように配置さ
れている。その結果、上記ボス2の下部2aと上記リブ
6との相互間には、2柱リフトなどの所望の昇降アタッ
チメント7を嵌入させるための凹部10が形成されてい
る。
ンションアーム1の下面部1cのうち、このサスペンシ
ョンアーム1の長手方向略中央部の箇所には、サスペン
ションアーム1の長手方向に沿う一定長さのリブ6が下
向きに突設されている。このリブ6は、上記ボス2の下
部2aとの相互間に適当な間隔Lを隔てるように配置さ
れている。その結果、上記ボス2の下部2aと上記リブ
6との相互間には、2柱リフトなどの所望の昇降アタッ
チメント7を嵌入させるための凹部10が形成されてい
る。
【0019】なお、図中、符号11,11aは、サスペ
ンションアーム1の軽量化を図ることを目的としてサス
ペンションアーム1の左右両面に形成した凹状部であ
る。
ンションアーム1の軽量化を図ることを目的としてサス
ペンションアーム1の左右両面に形成した凹状部であ
る。
【0020】上記構成のサスペンションアーム1は、上
記図4に示すようなサスペンションを構成するのに用い
られるが、このサスペンションを有する車体8をたとえ
ば2柱リフト(図示略)を用いてジャッキアップする場
合には、図1に示すように、2柱リフトの昇降アタッチ
メント7を上記サスペンションアーム1の凹部10に当
接させればよい。この場合、2柱リフトの昇降アタッチ
メント7には、図3に示すように、一般には、その上面
に凹溝部70が設けられているため、この凹溝部70内
へ上記サスペンションアーム1を嵌入させることができ
る。
記図4に示すようなサスペンションを構成するのに用い
られるが、このサスペンションを有する車体8をたとえ
ば2柱リフト(図示略)を用いてジャッキアップする場
合には、図1に示すように、2柱リフトの昇降アタッチ
メント7を上記サスペンションアーム1の凹部10に当
接させればよい。この場合、2柱リフトの昇降アタッチ
メント7には、図3に示すように、一般には、その上面
に凹溝部70が設けられているため、この凹溝部70内
へ上記サスペンションアーム1を嵌入させることができ
る。
【0021】上記のようなジャッキアップを行えば、上
記昇降アタッチメント7の前後両端部(図1では左右両
端部)には、ボス2の下向きに膨出した下部2aとリブ
6の一端部とを係止させることができるため、昇降アタ
ッチメント7がサスペンションアーム1の長手方向に沿
って不用意に滑るようなことはない。むろん、上記昇降
アタッチメント7の凹溝部70には、図3に示したよう
にサスペンションアーム1が嵌入しているために、昇降
アタッチメント7とサスペンションアーム1とが車体8
の車幅方向(サスペンションアーム1の厚み方向)に滑
りを生じるようなこともない。したがって、ジャッキア
ップされた自動車の車体の不用意な位置ずれを防止して
車体を安定させることができ、ジャッキアップ時の各種
作業の安全性を高めることができる。
記昇降アタッチメント7の前後両端部(図1では左右両
端部)には、ボス2の下向きに膨出した下部2aとリブ
6の一端部とを係止させることができるため、昇降アタ
ッチメント7がサスペンションアーム1の長手方向に沿
って不用意に滑るようなことはない。むろん、上記昇降
アタッチメント7の凹溝部70には、図3に示したよう
にサスペンションアーム1が嵌入しているために、昇降
アタッチメント7とサスペンションアーム1とが車体8
の車幅方向(サスペンションアーム1の厚み方向)に滑
りを生じるようなこともない。したがって、ジャッキア
ップされた自動車の車体の不用意な位置ずれを防止して
車体を安定させることができ、ジャッキアップ時の各種
作業の安全性を高めることができる。
【0022】また、2柱リフトの昇降アタッチメント7
を係止させるための凹部10は、サスペンションアーム
1の一端部1aのボス2の近傍に設けられているため
に、強度上の観点からは、次のような有利な点が得られ
る。すなわち、まず図4に示す車輪W,Wをプロペラシ
ャフト56からの駆動力を受けるリヤデファレンシャル
55によって駆動させる場合において、自動車が動きだ
す瞬間には、図1に示すように、サスペンションアーム
1の他端部1b側に大きなトルク反力Mが発生する。こ
のトルク反力Mは、サスペンションアーム1に対して曲
げモーメント力として作用するが、この曲げモーメント
はサスペンションアーム1の一端部1a側になるほど小
さくなる。したがって、サスペンションアーム1の一端
部1aの近傍に凹部10を設けた構成では、この凹部1
0の存在によってサスペンションアーム1の強度が大き
く損なわれるようなことはない。また、この凹部10よ
りもサスペンションアーム1の他端部1b側の部位にお
いては、他端部1b側ほど大きな曲げモーメントが作用
することとなるが、この部位にはリブ6が設けられてい
る。したがって、サスペンションアーム1の強度を効率
良く、かつ充分に高めることができる。
を係止させるための凹部10は、サスペンションアーム
1の一端部1aのボス2の近傍に設けられているため
に、強度上の観点からは、次のような有利な点が得られ
る。すなわち、まず図4に示す車輪W,Wをプロペラシ
ャフト56からの駆動力を受けるリヤデファレンシャル
55によって駆動させる場合において、自動車が動きだ
す瞬間には、図1に示すように、サスペンションアーム
1の他端部1b側に大きなトルク反力Mが発生する。こ
のトルク反力Mは、サスペンションアーム1に対して曲
げモーメント力として作用するが、この曲げモーメント
はサスペンションアーム1の一端部1a側になるほど小
さくなる。したがって、サスペンションアーム1の一端
部1aの近傍に凹部10を設けた構成では、この凹部1
0の存在によってサスペンションアーム1の強度が大き
く損なわれるようなことはない。また、この凹部10よ
りもサスペンションアーム1の他端部1b側の部位にお
いては、他端部1b側ほど大きな曲げモーメントが作用
することとなるが、この部位にはリブ6が設けられてい
る。したがって、サスペンションアーム1の強度を効率
良く、かつ充分に高めることができる。
【0023】一方、上記とは異なり、車体のジャッキア
ップ時においては、サスペンションアーム1の一端部1
aのボス2に接近した位置へ2柱リフトの昇降アタッチ
メント7を当接させることができるため、このジャッキ
アップ時におけるサスペンションアーム1の強度も充分
に確保することが可能である。とくに、昇降アタッチメ
ント7が嵌入係止するサスペンションアーム1の凹部1
0は、サスペンションアーム1の一部を積極的に切削
し、または除去することによって形成されたものではな
いために、この部位の剛性を他の部位に比較して極端に
低下させるようなこともない。したがって、サスペンシ
ョンアーム1の全体を厚肉・大型に形成しなくても、サ
スペンションアーム1の強度を充分に確保できることと
なる。
ップ時においては、サスペンションアーム1の一端部1
aのボス2に接近した位置へ2柱リフトの昇降アタッチ
メント7を当接させることができるため、このジャッキ
アップ時におけるサスペンションアーム1の強度も充分
に確保することが可能である。とくに、昇降アタッチメ
ント7が嵌入係止するサスペンションアーム1の凹部1
0は、サスペンションアーム1の一部を積極的に切削
し、または除去することによって形成されたものではな
いために、この部位の剛性を他の部位に比較して極端に
低下させるようなこともない。したがって、サスペンシ
ョンアーム1の全体を厚肉・大型に形成しなくても、サ
スペンションアーム1の強度を充分に確保できることと
なる。
【0024】さらに、上記昇降アタッチメント7のジャ
ッキアップポイントとなるサスペンションアーム1の凹
部10は、サスペンションアーム1の揺動支点としての
役割りを果たすボス2の下部2aを有効に利用して形成
されており、実質的には、サスペンションアーム1の下
面部1cにリブ6を追加して設けるだけで形成すること
ができる。したがって、サスペンションアーム1の全体
形状が複雑化することも回避でき、このサスペンション
アーム1の製作に際しては、従来のサスペンションアー
ム1に対してさほど大掛かりな設計変更を行う必要もな
く、製作コストが大幅に上昇するといったことも回避で
きることとなる。
ッキアップポイントとなるサスペンションアーム1の凹
部10は、サスペンションアーム1の揺動支点としての
役割りを果たすボス2の下部2aを有効に利用して形成
されており、実質的には、サスペンションアーム1の下
面部1cにリブ6を追加して設けるだけで形成すること
ができる。したがって、サスペンションアーム1の全体
形状が複雑化することも回避でき、このサスペンション
アーム1の製作に際しては、従来のサスペンションアー
ム1に対してさほど大掛かりな設計変更を行う必要もな
く、製作コストが大幅に上昇するといったことも回避で
きることとなる。
【0025】なお、上記実施例では、2柱リフトの昇降
アタッチメント7によって車体をジャッキアップする場
合を一例として説明したが、本願発明はこれに限定され
ず、他の昇降手段によってジャッキアップする場合にも
上記凹部10を利用することが可能である。上記凹部1
0の幅寸法Lは、一般的な2柱リフトの昇降アタッチメ
ント7の幅と略一致するように形成しておくことが好ま
しいが、本願発明はこれに限定されない。
アタッチメント7によって車体をジャッキアップする場
合を一例として説明したが、本願発明はこれに限定され
ず、他の昇降手段によってジャッキアップする場合にも
上記凹部10を利用することが可能である。上記凹部1
0の幅寸法Lは、一般的な2柱リフトの昇降アタッチメ
ント7の幅と略一致するように形成しておくことが好ま
しいが、本願発明はこれに限定されない。
【0026】また、本願発明は、リブ6の具体的な形状
や寸法などもとくに限定されない。リブ6は、要は、サ
スペンションアームの下面側に膨出するボスの下部との
相互間に凹部を形成するように、上記ボスの下部と所定
間隔を隔ててサスペンションアームの下部に突設されて
いればよい。このリブ6は、サスペンションアーム1の
補強を行うように、サスペンションアーム1の長手方向
に沿って設ける必要があるが、その具体的な寸法もとく
に限定されない。また、このリブ6は、サスペンション
アーム1の下面部1cに1条のみ設けるのではなく、た
とえば2条平行に設けるなど、複数条設けてもよいこと
は勿論である。
や寸法などもとくに限定されない。リブ6は、要は、サ
スペンションアームの下面側に膨出するボスの下部との
相互間に凹部を形成するように、上記ボスの下部と所定
間隔を隔ててサスペンションアームの下部に突設されて
いればよい。このリブ6は、サスペンションアーム1の
補強を行うように、サスペンションアーム1の長手方向
に沿って設ける必要があるが、その具体的な寸法もとく
に限定されない。また、このリブ6は、サスペンション
アーム1の下面部1cに1条のみ設けるのではなく、た
とえば2条平行に設けるなど、複数条設けてもよいこと
は勿論である。
【0027】さらに、本願発明は、サスペンションアー
ムが鋳造成形されたものではなく、たとえばプレス成形
されたもの、あるいは所定の鋼材などを溶接して形成さ
れたものなどであってもよい。したがって、サスペンシ
ョンアームの本体部材に対して、これとは別体に形成さ
れたボスを溶接したようなものであってもよい。また同
様に、リブの形成手段についても、サスペンションアー
ムの本体部材に対してリブ部材を溶接したものであって
もよい。
ムが鋳造成形されたものではなく、たとえばプレス成形
されたもの、あるいは所定の鋼材などを溶接して形成さ
れたものなどであってもよい。したがって、サスペンシ
ョンアームの本体部材に対して、これとは別体に形成さ
れたボスを溶接したようなものであってもよい。また同
様に、リブの形成手段についても、サスペンションアー
ムの本体部材に対してリブ部材を溶接したものであって
もよい。
【0028】その他、本願発明に係るサスペンションア
ームの各部の具体的な構成は種々に設計変更である。ま
た、言うまでもなく、本願発明に係るサスペンションア
ームが用いられるサスペンションの具体的な構成も特定
されない。
ームの各部の具体的な構成は種々に設計変更である。ま
た、言うまでもなく、本願発明に係るサスペンションア
ームが用いられるサスペンションの具体的な構成も特定
されない。
【図1】本願発明に係るサスペンションアームの一例を
示す正面図。
示す正面図。
【図2】図1のX1−X1線断面図。
【図3】図1のX2−X2線断面図。
【図4】図1に示すサスペンションアームが用いられた
サスペンションの一例を示す平面図。
サスペンションの一例を示す平面図。
1 サスペンションアーム 1a 一端部 1b 他端部 1c 下面部 2 ボス 2a 下部(ボスの) 3a,3b 取付用孔部 6 リブ 7 昇降アタッチメント 8 車体 10 凹部 W 車輪
Claims (1)
- 【請求項1】 一端部に車体への取付用のボスが形成さ
れているサスペンションアームであって、 上記サスペンションアームの下面部には、このサスペン
ションアームの下面側に膨出する上記ボスの下部との相
互間にジャッキアップ用昇降アタッチメントを嵌入係止
させるための凹部が形成されるように、上記ボスの下部
と所定間隔を隔てて上記サスペンションアームの長手方
向に沿うリブが突設されていることを特徴とする、サス
ペンションアーム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11814895A JP3333983B2 (ja) | 1995-05-17 | 1995-05-17 | サスペンションアーム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11814895A JP3333983B2 (ja) | 1995-05-17 | 1995-05-17 | サスペンションアーム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08310211A JPH08310211A (ja) | 1996-11-26 |
| JP3333983B2 true JP3333983B2 (ja) | 2002-10-15 |
Family
ID=14729277
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11814895A Expired - Fee Related JP3333983B2 (ja) | 1995-05-17 | 1995-05-17 | サスペンションアーム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3333983B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3649023B2 (ja) * | 1999-03-05 | 2005-05-18 | 三菱自動車工業株式会社 | サスペンションアーム |
| JP2000335216A (ja) * | 1999-05-27 | 2000-12-05 | Suzuki Motor Corp | 自動車のサスペンション構造 |
| JP2001214920A (ja) * | 2000-02-03 | 2001-08-10 | Showa Denko Kk | アーム用部材 |
-
1995
- 1995-05-17 JP JP11814895A patent/JP3333983B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08310211A (ja) | 1996-11-26 |
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