JP3333064B2 - バルブシステム - Google Patents

バルブシステム

Info

Publication number
JP3333064B2
JP3333064B2 JP14467195A JP14467195A JP3333064B2 JP 3333064 B2 JP3333064 B2 JP 3333064B2 JP 14467195 A JP14467195 A JP 14467195A JP 14467195 A JP14467195 A JP 14467195A JP 3333064 B2 JP3333064 B2 JP 3333064B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
oil
oil passage
spool
pilot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP14467195A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08338551A (ja
Inventor
裕一 北尾
彰夫 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP14467195A priority Critical patent/JP3333064B2/ja
Publication of JPH08338551A publication Critical patent/JPH08338551A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3333064B2 publication Critical patent/JP3333064B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Valve Housings (AREA)
  • Sliding Valves (AREA)
  • Fluid-Driven Valves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばトラクタのパワ
ーシフトトランスミッション等を制御するためのバルブ
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】トラクタにおいては、パワーシフトトラ
ンスミッションに主クラッチとなる前後進切り換え機
構、主変速機構、副変速機構及び前輪等倍速切り換え機
構等を有し、その他にデフロック機構等を有しており、
これらの各機構を油圧クラッチ、シリンダ等を用いて切
り換え可能にしている。これらの多数の油圧クラッチ、
シリンダ等を制御するバルブは、1箇所に集中配置し、
メンテナンスの容易化及び油圧ポンプからの配管の短縮
化を図っており、従来においては、ミッションケースの
内部点検用開口を閉鎖するために取り付けられたカバー
の外面に、前記多数のバルブが集中配置されている。
【0003】この種のバルブは電磁弁が使用されるが、
大油圧を直接制御するタイプのものは大型になり、パイ
ロット油圧を利用して制御バルブを間接制御するタイプ
のものは小型になり、前述のような集中配置するもので
は、パイロットバルブを利用するものが好ましいことが
知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術のパイロ
ット制御用のバルブは、制御バルブとパイロットバルブ
とが独立していて、長い油路で接続されており、パイロ
ット圧をオフからオン状態にするとき、パイロット室の
空気等により作動遅れが生じ応答性が悪いものであっ
た。また、前記制御バルブに付属して圧抜き弁を装着し
たとき、該圧抜き弁の作動感覚をオペレータは体感する
ことが困難であった。
【0005】本発明は、バルブボディ内に形成したスプ
ール孔に制御バルブとパイロットバルブとを近接配置す
ることにより、応答性が高く、しかも、圧抜き弁を操作
するときオペレータがこれを体感できるようにすること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明における課題解決
のための第1の具体的手段は、バルブボディ(11)に
形成したスプール孔(12)にスプール(13)を摺動
自在に挿入し、該スプール(13)と対向してオン・オ
フ形のパイロットバルブ(C)を設け、前記スプール
(13)をパイロットバルブ(C)の排油用の油路(1
4a)のポートに押付け付勢するスプリング(30)を
設け、トラクタの前後進切換機構のアクチュエータ
(A)を制御する前記スプール(13)にタンクポート
(TP)に連通する圧抜き油路(WF)を接続し、該圧
抜き油路(WF)にオペレータ操作で摺動して連通遮断
する圧抜き弁(32)を設け、該圧抜き弁(32)の弁
部(32E)を圧抜き油路(WF)に対して、油路遮断
をしているときにポンプポート(PP1)からの圧力で
タンクポート(TP2)に押圧される状態に配置してい
ることを特徴とするものである。
【0007】また、本発明における課題解決のための第
2の具体的手段は、トラクタの前後進切換機構のアクチ
ュエータ(A)を制御するパイロットバルブ(C)にタ
ンクポート(TP)に連通する圧抜き油路(WF)を接
続し、該圧抜き油路(WF)にオペレータ操作で摺動し
て連通遮断する圧抜き弁(32)を設け、該圧抜き弁
(32)の弁部(32E)を圧抜き油路(WF)に対し
て、油路遮断をしているときにポンプポート(PP1)
からの圧力でタンクポート(TP2)に押圧される状態
に配置していることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】内バルブボディ11に形成したスプール孔12
に、制御バルブBを構成するスプール13と、このスプ
ール13に対向してパイロットバルブCが配置されてお
り、このパイロットバルブCでパイロット油路Pを制御
すると、スプール13の端部にパイロット圧が加わりこ
れをスプリング30に抗して摺動させ、制御バルブBを
制御する。圧抜き弁32はタンクポートとポンプポート
とを連通している抜き油路WFを遮断しているときは、
弁部32Eが一方に押付けられていて初期動作のときは
抵抗が大でその後は軽いことから、オペレータは操作の
体感ができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜11において、2はトラクタのトランスミ
ッションを内蔵したミッションケースで、上面に点検用
開口3が形成され、この開口3を開閉自在に閉鎖するカ
バー4が取り付けられている。このカバー4の内面にセ
パレートプレート8を介して内装バルブユニット5が、
外面に外装バルブユニット6がそれぞれ装着され、バル
ブシステムを構成している。
【0010】このバルブシステムは、図11に示すよう
に、トラクタの走行に必要な略総てのアクチュエータを
制御するものであり、アクチュエータとしては、前後進
切り換え機構のアクチュエータAF、AR、主変速機構
のアクチュエータA1〜A4、副変速機構のアクチュエ
ータAL、AH、前後輪デフロック機構のアクチュエー
タAJ、AG及び前輪等倍速切り換え機構のアクチュエ
ータAD、AE等を有している。これらの各機構のアク
チュエータAは、回転軸と変速ギヤとを結合する油圧ク
ラッチ、デフロック体をデフギヤに係合させる油圧シリ
ンダ等であり、変速ギヤに係合したシフタを移動する油
圧シリンダであっても良い。
【0011】前記外装バルブユニット6は図2、3〜
7、9に示すように、外バルブボディ21に、前後進切
り換え機構のアクチュエータAF、ARへ圧油を供給す
るメインクラッチ制御バルブBMと、副変速機構のアク
チュエータAL、AHを制御する制御バルブBL、BH
と、これらの各制御バルブBに連通する圧力検出スイッ
チRM、RL、BHとを取り付けている。前記制御バル
ブBM、BL、BHは電磁比例弁が使用されており、後
述するパイロット制御の制御バルブBより大きいものと
なっている。
【0012】Kは油圧ポンプ7に接続された圧油供給用
の供給油路で、外バルブボディ21の内部に貫通形成さ
れ、前記制御バルブBM、BL、BHに連通しており、
この供給油路Kから流通孔K1、K2が分岐している。
また、前記外バルブボディ21には、前後輪デフロック
機構のアクチュエータAJ、AG及び前輪等倍速切り換
え機構のアクチュエータAD、AEに、アクチュエータ
作動油を供給するためのアクチュエータ作動油路SJ、
SG、SD、SEを形成する接続具22J、22G、2
2D、22Eが設けられている。
【0013】カバー4には、肉厚内にアクチュエータ作
動油を流通する8本の取り出し孔QF、QR、Q1〜Q
4、QL、QHが形成され、内面側の一端には前記取り
出し孔QF、QR、Q1〜Q4、QL、QHを前後進切
り換え機構のアクチュエータAF、AR、主変速機構の
アクチュエータA1〜A4及び副変速機構のアクチュエ
ータAL、AHにそれぞれ接続する接続具連結口NF、
NR、N1〜N4、NL、NHが形成され、カバー4の
外面にはアクチュエータA1〜A4用の取り出し孔Q1
〜Q4に連通した圧力検出スイッチR1〜R4を設けて
いる。
【0014】前記圧力検出スイッチRM、RL、BH、
R1〜R4は、対応する各制御バルブBの圧力を検出し
て、作動タイミングをシーケンス制御するために設けら
れている。前記セパレートプレート8に面するカバー4
の接合面(下面)には、流通孔K2と連通する左右一対
の供給油溝23と、その左右両側で流通孔K1と連通す
る左右一対のパイロット油溝24とがそれぞれ長く形成
され、流通孔K1には減圧弁25が設けられていて、供
給油からパイロット油を発生している。左右供給油溝2
3及び左右パイロット油溝24はそれぞれ左右が互いに
連通している。
【0015】図1、7〜10において、内装バルブユニ
ット5には、制御バルブBとパイロットバルブCとを組
み合わせた10組のバルブが配置されている。内バルブ
ボディ11内には中央の隔壁11aを挟んで同心状にス
プール孔12が形成され、このスプール孔12が5列配
列されている。制御バルブBF、BR及びパイロットバ
ルブCF、CRは前後進切り換え機構用、制御バルブB
1〜B4及びパイロットバルブC1〜C4は主変速機構
用、制御バルブBL、BH及びパイロットバルブCL、
CHは副変速機構用をそれぞれ示している。
【0016】前記内バルブボディ11には各スプール孔
12に面して、供給油室αと作動油室βと排油油室γと
が形成されており、スプール13の摺動により、作動油
室βが両側の供給油室αと排油油室γとに択一的に連通
され、アクチュエータAへの作動油の供給を制御可能に
している。各供給油室αはセパレートプレート8の油孔
35を介して前記供給油溝23と連通しており、前後進
切り換え機構の制御バルブBF、BR用の供給油室αは
内バルブボディ11内の連通孔36で互いに連通されて
いる。
【0017】前後進切り換え機構の制御バルブBF、B
R及び主変速機構の制御バルブB1〜B4の各作動油室
βは、内バルブボディ11及び外バルブボディ21の各
セパレートプレート8接合面側に形成した油溝及びセパ
レートプレート8に形成した作動油孔TF、TR、T1
〜T4を介して、カバー4内の取り出し孔QF、QR、
Q1〜Q4と連通している。また、副変速機構の制御バ
ルブBL、BHは一方が外バルブボディ21の油溝37
を介して、他方がセパレートプレート8の孔及び内バル
ブボディ11の油溝38を介して取り出し孔QL、QH
と連通している。
【0018】前後輪デフロック機構の制御バルブBJ、
BG及び前輪等倍速切り換え機構のBD、BEの各作動
油室βは、内バルブボディ11の油溝、セパレートプレ
ート8に形成した作動油孔TJ、TG、TD、TE、カ
バー4及び外バルブボディ21の4つの孔27を介して
接続具22J、22G、22D、22Eと連通してい
る。これら作動油室β、作動油孔T、取り出し孔Q、油
溝37、38、孔27等によって、各アクチュエータA
へ制御された作動油を供給するためのアクチュエータ作
動油路SF、SR、S1〜S4、SL、SH、SJ、S
G、SD、SE(図11に示す)が形成されている。
【0019】前記各制御バルブBの排油油路γは互いに
連通されていて、内バルブボディ11からセパレートプ
レート8を介してカバー4の排油溝28からミッション
ケース2内に開放されている。前後進切り換え機構のア
クチュエータAF、AR用の制御バルブBF、BRの供
給油室αは油路36で連通され、この油路36にメイン
クラッチ制御バルブBMからの作動油が供給可能になっ
ている。前記内バルブボディ11の各スプール孔12の
端部には、バルブ支持体14の端部が挿入固定されてい
る。このバルブ支持体14内には排油孔14aが形成さ
れ、この排油孔14aを開閉するボール製の弁体17が
配置されている。バルブ支持体14に設けたソレノイド
16は、励磁することにより前記弁体17を押動して排
油孔14aを閉鎖可能になっている。
【0020】スプール13はスプリング30によって端
部がバルブ支持体14に当接するように付勢されてお
り、バルブ支持体14はスプール13の位置規制部材に
もなっている。このスプール13には端部の周溝13a
と、この周溝13aと連通する端面のスリット13bと
が形成され、このスリット13bはバルブ支持体14内
の排油路14aとも連通している。前記バルブ支持体1
4、ソレノイド16及び弁体17の端部によって電磁式
パイロットバルブCが構成されており、パイロットバル
ブCはスプール13に対向して各制御バルブBと組にな
っており、この組が隔壁11aを間にして背中合わせに
同心に対称配置されている。
【0021】内バルブボディ11及びセパレートプレー
ト8には、前記各制御バルブBのスプール13の周溝1
3aと連通する油路UF、UR、U1〜U4、UJ、U
G、UD、UEが形成され、この各油路Uは前記外バル
ブボディ21の左右パイロット油溝24と連通していて
パイロット油路Pを構成している。従って、油路UF、
UR、U1〜U4、UJ、UG、UD、UEに供給され
るパイロット油は、ソレノイド16を消磁していると
き、排油孔14aから排油され、ソレノイド16を励磁
すると排油孔14aが弁体17で閉鎖され、前記周溝1
3a及びスリット13bに充満し、スプール13の端部
にパイロット圧を加え、このスプール13をスプリング
30に抗して押動し、供給油室αを作動油室βに連通さ
せることができる。
【0022】前記セパレートプレート8は、カバー4と
内バルブボディ11との間の不本意な油の流動を規制す
ると共に、供給油溝23及びパイロット油溝24とこれ
に対向する内バルブボディ11の油路U及び供給油室
α、作動油室β等との間には、油の受け渡しをするため
の供給油孔35、作動油孔T、油路Uが形成され、供給
油路K、アクチュエータ作動油路S及びパイロット油路
Pが連通するようになっている。図1、11において、
前後進切り換え機構用のパイロットバルブCF、CRに
連通した油路UF、URには圧抜き油路WF、WRが接
続されており、この油路WF、WRは内バルブボディ1
1内に形成されていて、それぞれ逆止め弁33を有し、
かつ合流していて圧抜きバルブ32に接続されている。
尚、2個の逆止め弁33は1個のシャトル弁でも良い。
【0023】前記圧抜きバルブ32は手動またはクラッ
チペダル47を通常踏み込み範囲(メインクラッチ制御
バルブBMを操作する範囲)から更に踏み込むことによ
り操作でき、圧抜き油路WF、WRは、圧抜きバルブ3
2を開放することにより、パイロットバルブCF、CR
からパイロット油を排油し、アクチュエータAF、AR
の作動を解除し、前後進切り換え機構を中立状態にす
る。圧抜き弁32は、図12および図13に示すよう
に、ポンプポートPPとタンクポートTPとに連通する
油路PP1とTP2とを有するバルブケース32Aに、
スプール弁32Bを摺動自在に内装しており、該スプー
ル弁32Bはスプリング32Cによってクラッチペダル
47にその先端が押当てられている。スプール弁32B
は前記対向油路PP1とTP2とを遮断している弁部3
2Eとこれより小径の弁部32Fを連設しており、スプ
ール孔32Dに摺動自在に連通されている。
【0024】従って、弁部32Eで対向油路PP1とT
P2とを遮断しているときはポンプポートPPからの圧
力Fで押付けられており、これによりタンクポートTP
側は油膜が僅かであり、摺動摩擦力が大となっている。
このことから、クラッチペダル47をその戻しバネ47
Aに抗して踏み込んで圧抜きを行う初期においては操作
力が重く、弁部32Fにて連通状態になると潤滑が全体
に亘って軽快となり、初期操作が重いことをオペレータ
は体感し、その後は操作力が軽くなることから操作の円
滑さを得ることができる。
【0025】図11において、エンジン駆動される3連
ポンプ7、40、41の内、油圧ポンプ7から吐出され
た作動油は、ステアリングコントローラ42を通った
後、PTOクラッチバルブ43へ供給される。ここで調
圧された油がバルブシステムの外バルブボディ21の供
給油路Kへ供給され、同時に潤滑油に調圧された油が潤
滑油路44を介して、アクチュエータAF、AR、A1
〜A4、AL、AH、AJ、AG、AD、AEへ供給さ
れる。他のポンプ40、41から吐出された作動油は、
トラクタ装着作業機のアクチュエータ45及び3点リン
ク油圧装置46等へ供給される。
【0026】供給油路Kに入った作動油は、メインクラ
ッチ制御バルブBM及び制御バルブBL、BHへ直接供
給され、流通孔K2を介して制御バルブB1〜B4、B
J、BG、BD、BEに供給され、メインクラッチ制御
バルブBMを介して制御バルブBF、BRに供給され
る。また、流通孔K1の減圧弁25を介してパイロット
油となって内装バルブユニット5のパイロットバルブC
F、CR、C1〜C4、AL、AH、CJ、CG、C
D、CEへ供給される。前記メインクラッチ制御バルブ
BMは前後進切り換え時及び車両停止時にクラッチペダ
ル47によって操作され、制御バルブBL、BHは副変
速機構を高低に切り換えるときにレバー又はボタン等で
操作され、変速時のショック低減のための圧力制御を行
うため直接電気的に制御され、アクチュエータ作動油を
アクチュエータAL、AHへ供給する。
【0027】パイロットバルブCF、CR、C1〜C
4、AL、AH、CJ、CG、CD、CEを電気的に制
御することにより、パイロット油の排油を規制し、制御
バルブBF、BR、B1〜B4、BJ、BG、BD、B
Eのスプール13をパイロット圧で押動してバルブを切
り換え、供給油路Kからアクチュエータ作動油路Sへア
クチュエータ作動油を送って、アクチュエータAF、A
R、A1〜A4、AL、AG、AD、AEを適宜作動さ
せる。
【0028】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明によれば、ス
プール13はスプリング30によって常時予圧されてい
るので空気溜まりが発生することはなく作動遅れを防止
して応答性を良好にするし、スプール13が動こうとす
ると圧が急激に下がるので誤動作もなく、しかも、圧抜
きの作動感覚をオペレータが体感できて総合操作を良好
にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す断面平面図である。
【図2】走行車両のバルブシステム全体の側面図であ
る。
【図3】外装バルブユニットの平面図である。
【図4】外装バルブユニットの断面平面図である。
【図5】図3のX−X線断面図である。
【図6】図3のY−Y線断面図である。
【図7】バルブシステム内の油路を示す平面説明図であ
る。
【図8】図1のZ−Z線断面図である。
【図9】内装バルブユニット側の油路を示す平面図であ
る。
【図10】セパレートプレートの油路を示す平面図であ
る。
【図11】バルブシステムの油圧回路図である。
【図12】圧抜き弁の断面図である。
【図13】図12のA−A線断面図である。
【符号の説明】
11 バルブボディ 12 スプール孔 13 スプール 14 バルブ支持体 21 外バルブボディ21 32 圧抜き弁 A アクチュエータ B 制御バルブ C パイロットバルブ P パイロット油路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審査官 渡邉 洋 (56)参考文献 特開 平5−203077(JP,A) 実開 平2−145375(JP,U) 実開 昭61−106672(JP,U) 実開 昭52−29624(JP,U) 実開 昭62−163676(JP,U) 実開 昭57−141263(JP,U) 特公 昭61−49544(JP,B2) 特公 昭61−50185(JP,B2) 実公 平4−3184(JP,Y2) 実公 平4−47495(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 3/00 - 3/36 F16K 27/04 F16K 31/36 - 31/62 F16H 57/00 B60K 17/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブボディ(11)に形成したスプー
    ル孔(12)にスプール(13)を摺動自在に挿入し、
    該スプール(13)と対向してオン・オフ形のパイロッ
    トバルブ(C)を設け、前記スプール(13)をパイロ
    ットバルブ(C)の排油用の油路(14a)のポートに
    押付け付勢するスプリング(30)を設け、トラクタの
    前後進切換機構のアクチュエータ(A)を制御する前記
    スプール(13)にタンクポート(TP)に連通する圧
    抜き油路(WF)を接続し、該圧抜き油路(WF)にオ
    ペレータ操作で摺動して連通遮断する圧抜き弁(32)
    を設け、該圧抜き弁(32)の弁部(32E)を圧抜き
    油路(WF)に対して、油路遮断をしているときにポン
    プポート(PP1)からの圧力でタンクポート(TP
    2)に押圧される状態に配置していることを特徴とする
    バルブシステム。
  2. 【請求項2】 トラクタの前後進切換機構のアクチュエ
    ータ(A)を制御するパイロットバルブ(C)にタンク
    ポート(TP)に連通する圧抜き油路(WF)を接続
    し、該圧抜き油路(WF)にオペレータ操作で摺動して
    連通遮断する圧抜き弁(32)を設け、該圧抜き弁(3
    2)の弁部(32E)を圧抜き油路(WF)に対して、
    油路遮断をしているときにポンプポート(PP1)から
    の圧力でタンクポート(TP2)に押圧される状態に配
    置していることを特徴とするバルブシステム。
JP14467195A 1995-06-12 1995-06-12 バルブシステム Expired - Lifetime JP3333064B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14467195A JP3333064B2 (ja) 1995-06-12 1995-06-12 バルブシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14467195A JP3333064B2 (ja) 1995-06-12 1995-06-12 バルブシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08338551A JPH08338551A (ja) 1996-12-24
JP3333064B2 true JP3333064B2 (ja) 2002-10-07

Family

ID=15367537

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14467195A Expired - Lifetime JP3333064B2 (ja) 1995-06-12 1995-06-12 バルブシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3333064B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107255158B (zh) * 2017-06-09 2019-01-11 北京航空航天大学 一种纯电动汽车用两挡自动变速器液压阀板

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08338551A (ja) 1996-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7231765B2 (en) Pump unit and hydrostatic transmission
US5009125A (en) Speed control structure
WO2005088150A1 (ja) 作業車両の油圧バルブ装置
JPH0732221Y2 (ja) 作業車両用の油圧供給装置
US6044720A (en) Drive transmission assembly for working vehicles
JP3333064B2 (ja) バルブシステム
JP3514520B2 (ja) 走行車両のバルブシステム
JP3558374B2 (ja) バルブシステム
JP3471432B2 (ja) 走行車両のバルブシステム
JPH03209056A (ja) 作業車の走行変速構造
JP3471433B2 (ja) バルブシステム
JP2932912B2 (ja) 四輪駆動車におけるトランスファの流体圧制御装置
JPH11291777A (ja) 作業車両用のトランスミッション装置
JPH0972410A (ja) 作業車の走行変速構造
JPH0835501A (ja) 多連方向切換弁装置
JP2542764Y2 (ja) Hst式変速装置のロックアップ装置
JP3549300B2 (ja) 農用トラクタ
JP4643160B2 (ja) 作業車両のコントロールバルブ装置
KR20010017134A (ko) 농기계등의 유압구동 클러치작동용 밸브어셈블리
JP4279395B2 (ja) 作業車両のpto装置
JPH063243Y2 (ja) 電気作動式クラッチ圧力制御弁
JP3630253B2 (ja) 自動変速機の油圧制御回路
JP4610116B2 (ja) 弁装置
JPS6212884Y2 (ja)
JPS6218745Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090726

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090726

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100726

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110726

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120726

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120726

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130726

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130726

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140726

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term