JP3332981B2 - 内視鏡用超音波洗浄装置 - Google Patents

内視鏡用超音波洗浄装置

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JP3332981B2
JP3332981B2 JP05274793A JP5274793A JP3332981B2 JP 3332981 B2 JP3332981 B2 JP 3332981B2 JP 05274793 A JP05274793 A JP 05274793A JP 5274793 A JP5274793 A JP 5274793A JP 3332981 B2 JP3332981 B2 JP 3332981B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内視鏡を超音波振動によ
って洗浄する内視鏡用超音波洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡の洗浄に使用される内視鏡用超音
波洗浄装置としては、例えば特願平4−220103号
に示されるように、超音波洗浄と内視鏡の内部管路への
送液とを組合せたものが提案されている。すなわち、洗
浄槽内に貯留された洗浄液中に内視鏡を浸漬し、超音波
振動子から発生する振動波を前記洗浄槽内の洗浄液中に
伝わらせることによって内視鏡にこびりついた堅い汚れ
や細かい部分の汚れを振動力によって分解するととも
に、内視鏡の内部管路にも洗浄液を送液して、内視鏡の
外面と内部管路とを同時に洗浄しようとするものであ
る。
【0003】ところで、側方向または斜方向の観察を行
なう側視または斜視の内視鏡では、鉗子等の処置具を内
視鏡の先端部まで導く鉗子チャンネルの先端開口部が内
視鏡の挿入部の長手方向に対して側方または斜方に開口
しており、鉗子等を内視鏡の視野方向に起上させて鉗子
チャンネルの前記先端開口部から突出させる鉗子起上装
置が前記鉗子チャンネルの開口部付近に設けられてい
る。また、こうした鉗子起上装置は鉗子チャンネルの先
端開口部を形成する開口を有した樹脂製のカバー部材に
よって覆われて内視鏡の先端部を構成している。
【0004】しかしながら、前記鉗子起上装置は、鉗子
起上台等の数多くの部材によって構成されるためその構
造が複雑であるとともに、前記カバー部材によって覆わ
れているため死角になる部分が多く、一度、鉗子起上装
置が汚染されてしまうと、その洗浄にかなりの時間がか
かるという問題があった。
【0005】そこで、最近では、こうした鉗子起上装置
の洗浄手段として、例えば、内視鏡の先端部が位置する
洗浄槽部位の近傍に超音波振動子を設置したり、特願平
3−70006号に示されるように、洗浄装置に内視鏡
先端部専用の洗浄槽を設け内視鏡先端部を集中して洗浄
することが考えられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これま
での内視鏡用超音波洗浄装置では、側視及び斜視の内視
鏡の先端部に対する超音波振動子の配置方向が考慮され
ていないため、前記鉗子起上装置に対する超音波振動の
伝わり方が不確定であり、場合によっては、樹脂で成形
された前記カバー部材を通して鉗子起上装置に超音波振
動を伝えなければならなかった。この場合、カバー部材
の樹脂は超音波振動を吸収しやすいため、超音波振動が
鉗子起上装置に十分に伝わらず、鉗子起上装置の洗浄に
多大な労力を要していた。
【0007】本発明は上記事情に着目してなされたもの
であり、その目的とするところは、特に側視及び斜視の
内視鏡の先端開口部の周辺と、先端開口部を通じて汚染
される鉗子起上装置とをより効果的に洗浄できる内視鏡
用超音波洗浄装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載された発明は、内視鏡が所定位置で
設置される洗浄槽に超音波振動を発生する超音波振動子
を設け、前記超音波振動子から発生する超音波振動によ
って前記洗浄槽内の内視鏡を洗浄する内視鏡用超音波洗
浄装置において、前記内視鏡の挿入部に合わせて可動自
在であって、前記内視鏡の挿入部の処置具挿通チャンネ
ルの開口部が前記超音波振動子から発生する超音波振動
に対して略垂直になる位置に、前記内視鏡の挿入部をガ
イド可能なガイド手段を具備したことを特徴とする。ま
た、請求項2に記載された発明は、内視鏡が所定位置で
設置される洗浄槽に超音波振動を発生する超音波振動子
を設け、前記超音波振動子から発生する超音波振動によ
って前記洗浄槽内の内視鏡を洗浄する内視鏡用超音波洗
浄装置において、前記超音波振動子から発生する超音波
振動が前記内視鏡の挿入部の処置具挿通チャンネルの開
口部に対して略垂直になるように、この超音波振動を反
射する反射手段を具備したことを特徴とする。
【0009】
【作用】超音波振動子からの振動波は、処置具挿通チャ
ンネルの開口部に対してほぼ垂直に伝達され、この開口
部を通じて開口部内に配置される例えば鉗子起上装置な
どに直接に伝わる。したがって、超音波振動子からの振
動波は、殆ど減衰することなく、前記鉗子起上装置等を
効果的に洗浄する。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の実施例を説
明する。図1ないし図3は本発明の第1の実施例を示す
ものである。図1の(b)に示すように、本実施例の内
視鏡用超音波洗浄装置1は内視鏡2を収容する洗浄槽3
を有している。洗浄槽3の側面には超音波発信器4に電
気的に接続された例えばランジュバン型の複数の超音波
振動子5とこれら超音波振動子5の振動に伴って振動す
る振動板6とが設けられており、超音波発振器4からの
電気信号を超音波振動子5を介して超音波振動に変え、
超音波振動子5の振動に伴って振動する振動板6を通じ
て洗浄槽3内に満たされた洗浄液中に振動波を発振する
ことができるようになっている。
【0011】図2は内視鏡用超音波洗浄装置1を用いて
洗浄される内視鏡2の全体図を示している。内視鏡2
は、側視の内視鏡であり、操作部8と挿入部9とから内
視鏡本体が構成されている。挿入部9の先端には先端構
成部12が設けられている。また、操作部8にはユニバ
ーサルコード10が接続されており、ユニバーサルコー
ド10はコネクタ11を介して図示しない光源装置、吸
引装置、送気・送水装置等に接続できるようになってい
る。また、操作部8には、処置具58(図3参照)を挿
入するための鉗子挿入口13と、送気送水ボタン座14
(図9参照)と、吸引ボタン座15(図7参照)とが設
けられ、送気送水ボタン座14と吸引ボタン座15には
それぞれ送気送水ボタン16と吸引ボタン17とが着脱
自在に装着されている。
【0012】図3に示すように、先端構成部12は、図
示しない対物光学系や観察窓を組み込んだ先端構成部本
体と、この先端構成部本体を覆うカバー部材30とを備
えて成る。先端構成部12は鉗子起上装置の主要部を構
成する起上台25が収納された収納室24を有してい
る。この収納室24はカバー部材30を外壁として形成
されている。
【0013】収納室24に収納された起上台25は、そ
の基端部が先端構成部12に枢支ピン26を介して枢支
され、内視鏡の視野方向つまり挿入部9の軸方向と直交
する側方に向けて回動できるようになっている。また、
起上台25の回動先端側には操作ワイヤ27の先端が連
結されている。この操作ワイヤ27は、先端構成部12
に設けられた挿通孔28に挿通されて挿入部9内に導か
れ、操作部8に設けられた図示しない起上操作機構に連
結されている。また、操作部8には図示しない起上レバ
ーが配設されており、この起上レバーによって起上操作
機構を操作して操作ワイヤ27を引張ることによって、
起上台25が枢支ピン26を支点にして回動し、処置具
58を所定角度起上させることができるようになってい
る。
【0014】また、収納室24は挿入部9の内部に設け
られたチャンネルチューブ23aと連通しており、この
チャンネルチューブ23aおよび収納室24を通じて図
2に示す鉗子挿入口13から挿入された鉗子等の処置具
58を挿入部9が挿入される例えば体腔内に導くことが
できるようになっている。
【0015】つまり、チャンネルチューブ23aと、起
上台25によって処置具58を案内する収容室24とに
よって内視鏡2の鉗子挿通チャンネル23が形成される
とともに、カバー部材30の側方(挿入部9の軸方向と
直交する方向)には鉗子挿通チャンネル23の開口部を
形成する開口31が設けられており、鉗子挿入口13か
らチャンネルチューブ23aを通じて挿入された処置具
58をチャンネルチューブ23aの出口部に設けられた
起上台25によって内視鏡2の視野方向である側方に起
上させて前記開口31から内視鏡2の外部に導出するこ
とができる。
【0016】ところで、図1の(a)に示すように、洗
浄槽3には、内視鏡2の操作部8および挿入部9の取付
け位置を決めるためのガイド部材7が複数設けられてい
る。このうち、挿入部9をガイドするためのガイド部材
7は、挿入部9をユニバーサルコード10が接続されて
いる方向に巻回して配置するように設けられている。ま
た、挿入部9の先端に設けられた先端構成部12の近傍
をガイドするガイド部材7は、図1の(a)に示すごと
く、カバー部材30の開口31が洗浄槽3の側壁と対向
するように洗浄槽3の側壁と略平行に配置されている。
そして、カバー部材30の開口31と対向する洗浄槽3
の側壁部位には、超音波振動子5と振動板6が配置され
ている。つまり、洗浄槽3の側壁に多数配置された前記
超音波振動子5と振動板6のうちの少なくとも1対の超
音波振動子5と振動板6とがカバー部材30の開口31
と対向した位置に配置されているものである。
【0017】次に、上記構成の内視鏡用超音波洗浄装置
1の作用について説明する。内視鏡用超音波洗浄装置1
を用いて内視鏡8を超音波洗浄する場合は、まず、洗浄
槽3内に洗浄液を満たした状態で、使用済みの内視鏡2
を洗浄槽3内にセットする。この場合のセットは、操作
部8に設けられたアングルノブ56が上方を向くように
して内視鏡2をガイド部材7に沿わせて取付ける。
【0018】このようにして内視鏡2を洗浄槽3にセッ
トすると、カバー部材30の開口31が洗浄槽3の側壁
方向を向き、開口31と対向する洗浄槽3の側壁部位に
は超音波振動子5および振動板6が配置されることにな
る。
【0019】この状態で、超音波発振器4を作動させる
と、超音波発振器4からの電気信号が超音波振動子5を
介して超音波振動に変えられる。超音波振動子5の振動
は振動板6を振動させ、この振動板6の振動によって洗
浄槽3内の洗浄液中に振動波が伝わっていく。そして、
この超音波の振動波によって内視鏡2に付着した汚物が
除去される。
【0020】この場合、開口31と対向する超音波振動
子5からの振動波は、開口31に対してほぼ垂直に伝達
され、この開口31を通じて起上台25、枢支ピン2
6、操作ワイヤ27等によって構成される鉗子起上装置
に対しカバー部材30を介することなく直接に伝わるた
め、振動の減衰が少なく、洗浄が困難な鉗子起上装置を
効果的に洗浄することができる。
【0021】なお、上記構成において、ガイド部材7を
可動自在としてガイド部材7の位置が逐次変えられるよ
うにしてもよい。そうすれば、内視鏡2によってその挿
入部9の長さが異なっている場合でも、ガイド部材7の
位置を変えることによって先端構成部12を洗浄槽3の
側壁に位置する超音波振動子5と確実に対向させること
ができるため、全ての内視鏡に対して上記実施例と同様
の洗浄効果を得ることができる。
【0022】また、逆に、超音波振動子5を可動自在と
して超音波振動子5の位置が逐次変えられるようにして
もよい。この場合、内視鏡2の挿入部9の長さに合わせ
て超音波振動子5の位置を変えて、先端構成部12と対
向する洗浄槽3の側壁部位に超音波振動子5を配置する
ようにすれば、超音波振動子5からの振動波が開口31
に対してほぼ垂直に伝達される。
【0023】図4は本発明の第2の実施例を示すもので
ある。図4の(a)は2つの鉗子挿通チャンネル23
a,23bを有する前方斜視の内視鏡59の先端構成部
12を示したものである。内視鏡59の全体構成は、2
つの鉗子挿通チャンネル23a,23bを有すること及
び開口31の方向および起上台25の形状が図4に示す
ようになっていることを除けば図2および図3に示した
内視鏡2と変わるところがないので、同一の符号を付し
てその説明を省略する。
【0024】本実施例では、図4の(b)に示すよう
に、挿入部9の先端に設けられた先端構成部12の近傍
をガイドするガイド部材7が図1の(a)に示すごと
く、カバー部材30の前方斜方向の開口31を洗浄槽3
の側壁と対向させるように、洗浄槽3の側壁に対して斜
め方向に配置されている。そして、カバー部材30の開
口31と対向する洗浄槽3の側壁部位には、超音波振動
子5と振動板6が配置されている。したがって、上記構
成の本実施例の場合も前方斜視の内視鏡59に対して第
1の実施例と同様の作用効果を得ることができる。
【0025】図5は本発明の第3の実施例を示すもので
ある。本実施例では、反射板60を用いることにより、
超音波振動子5から発振される振動波がカバー部材30
の開口31に対して垂直に伝わるようにしている。この
ように、反射板60を用いて振動波の伝達方向を規制す
れば、超音波振動子5の位置やガイド部材7の配置に伴
う内視鏡2の位置(カバー部材30の開口31の位置)
に関わらず、確実に振動波をカバー部材30の開口31
に対してほぼ垂直に伝達できる。したがって、第1の実
施例と同様の効果に加え、内視鏡2の取り回しが容易と
なる。
【0026】図6は本発明の第4の実施例を示すもので
ある。本実施例では、超音波振動子5と振動板6を洗浄
槽3の底面に取付け、第3の実施例と同様の反射板60
を用いることにより超音波振動子5から洗浄槽3の上方
に向けて発振された振動波をカバー部材30の開口部3
1に対してほぼ垂直に伝達できるようにしている。この
場合も第1の実施例と同様の作用効果を有することは当
然である。
【0027】次に、図2に示した内視鏡2の内部管路に
ついて説明する。
【0028】図7は内視鏡2の内部管路のうちの吸引管
路の概略を示したものである。操作部8の前述した吸引
ボタン座15にはユニバーサルコード10内に設けられ
た第1の吸引管路32と挿入部9側に向けて延びる接続
管路33とが接続されている。第1の吸引管路32の先
端側にはコネクタ11内に配設された第2の吸引管路3
4が接続されている。
【0029】一方、接続管路33の挿入部9側の端部に
は吸引管路分岐部35が設けられ、この吸引管路分岐部
35には鉗子挿入口13に連通する鉗子導入路13aと
チャンネルチューブ23aとがそれぞれ接続されてい
る。さらに,チャンネルチューブ23aの先端は先端構
成部12に接続されている。
【0030】ここで、上記吸引管路中で洗浄しにくい部
位としては、例えばコネクタ11内の第2の吸引管路3
4と吸引管路分岐部35とがあげられる。こうした管路
34,35は図8に示す洗浄ブラシ36によって確実に
洗浄できる。この洗浄ブラシ36はブラシ部37とガイ
ド部材38とから構成され、ガイド部材38には洗浄し
にくい前記管路34,35の位置を示すための指標39
a〜39dが設けられている。
【0031】ブラシ部37の先端から第2の指標39b
までの長さaは、吸引ボタン座15から吸引管路分岐部
35の先端までの長さAと略等しく、また、ブラシ部3
7の先端から第4の指標39dまでの長さbは、吸引ボ
タン座15から第2の吸引管路34の先端までの長さD
と略等しくなっている。さらに、第1の指標39aと第
2の指標39bとの間の長さcは、吸引管路分岐部35
の長さと略等しく、第3の指標39cと第4の指標39
dとの間の長さdは、第2の吸引管路34の長さと略等
しくなっている。要するに、長さc,dは、洗浄しにく
いために入念にブラッシングをする必要のある前記管路
34,35の範囲を示しているものである。
【0032】上記構成の洗浄ブラシ36を用いて吸引管
路分岐部35のブラッシングを行なう場合は以下のよう
にする。
【0033】すなわち、まず、洗浄ブラシ36を吸引ボ
タン座15から接続管路33内に挿入し、ブラシ部37
をチャンネルチューブ23aの先端開口部から突出させ
る。続いて、洗浄ブラシ36をチャンネルチューブ23
a内に引込みながらブラッシングしていき、接続管路3
3から洗浄ブラシ36が徐々に引き出されることによっ
て第2の指標39bが表われたら、第1の指標39aと
第2の指標39bとの間の範囲cを入念にブラッシング
する。その後、接続管路33をブラッシングしながら洗
浄ブラシ36を吸引ボタン座15から外部に引き抜く。
【0034】また、洗浄ブラシ36を用いて第2の吸引
管路34のブラッシングを行なう場合は、洗浄ブラシ3
6を吸引ボタン座15から第1の吸引管路32内に挿入
し、ブラシ部37をコネクタ11内の第2の吸引管路3
4の開口から突出させる。続いて、洗浄ブラシ36を引
き込みながらブラッシングしていき、第4の指標39d
が表われたら、第3の指標39cと第4の指標39dと
の間の範囲dを入念にブラッシングする。その後、第1
の吸引管路32をブラッシングしながら洗浄ブラシ36
を吸引ボタン座15から外部に引き抜く。
【0035】以上のように、指標39a〜39dを有す
る洗浄ブラシ36を用いて内視鏡2の吸引管路の洗浄を
行なえば、吸引管路のうち特に洗浄しにくい第2の吸引
管路34と吸引管路分岐部35を効率よく確実に洗浄す
ることができる。
【0036】なお、吸引管路の洗浄しにくい部位は内視
鏡によって異なるため、指標39a〜39dを移動可能
として、全ての機種の内視鏡に適応できるようにしても
良い。また、指標を色分けして区別し、使用する機種に
対応する色の指標を選択使用するようにしても良い。
【0037】図9は内視鏡2の内部管路を構成する送気
送水管路を示したものである。操作部8の前述した送気
送水ボタン座14には、挿入部9内に設けられた第1の
送気管路41と第1の送水管路42とが、また、ユニバ
ーサルコード10内に設けられた第2の送気管路43と
第2の送水管路44とがそれぞれ接続されている。挿入
部9内の第1の送気チューブ41と第1の送水チューブ
42は送気送水管路分岐部45を介して送気送水管路4
6に接続されている。さらに、送気送水管路46は先端
構成部12に設けられたノズル47に接続されている。
【0038】また、ユニバーサルコード10内の第2の
送水管路44の先端にはコネクタ11内に配置された第
3の送水管路47が接続されている。さらに、第2の送
気管路43の先端にはコネクタ11内に配置された第3
の送気管路48が接続されている。第3の送気管路48
は、コネクタ11内で分岐し、第3の送水管路47と同
方向及び図示しない光源への接続方向に開口を有してい
る。
【0039】次に、外部装置側に接続された管路を内視
鏡2のコネクタ11に接続する方法について説明する。
【0040】コネクタ11内に配置された第2の吸引管
路34に外部装置側に接続された吸引チューブ19を接
続する場合は図10に示すようにして行なう。すなわ
ち、吸引チューブ19の接続端部には吸引チューブ接続
口金61が設けられており、吸引チューブ接続口金61
はコネクタ11の第2の吸引管路34の開口部60に着
脱可能となっている。つまり、吸引チューブ接続口金6
1を凸部としてこの凸部を凹部であるコネクタ11側の
開口部60に嵌め込むことにより吸引チューブ19と第
2の吸引管路34との接続がなされるものである(図1
0の(b)参照)。 したがって、この構成では、第2
の吸引管路34の開口部60がコネクタ11の壁面に対
して突出していないため、コネクタ11の外表面には凹
凸や死角になる部分が少なく、汚れが付着しにくい。ま
た、コネクタ11の周辺の洗浄も容易となる。
【0041】また、コネクタ11内に配置された送水管
路47と送気管路48に外部装置側に接続された送水チ
ューブ49aと送気チューブ49bを接続する場合は図
11に示すようにして行なう。送水チューブ49aと送
気チューブ49bの接続端部は一括して接続口金50に
接続されており、送水チューブ49aと送気チューブ4
9bはまとめて保護チューブ49内に挿通されている。
【0042】接続口金50は、送水チューブ49aの開
口部65と着脱自在に嵌合できる第1の口金部50a
と、送気チューブ49bの開口部66と着脱自在に嵌合
できる第2の口金部50bとを有しており、この場合
も、送水チューブ49aと送気チューブ49bの開口部
65,66は、コネクタ11の壁面に対して突出するこ
となく、接続口金50の凸部50a,50bと嵌合する
凹部として形成されている。 したがって、この構成の
場合も、コネクタ11の外表面には凹凸や死角になる部
分が少なく、汚れが付着しにくい。また、コネクタ11
の周辺の洗浄が容易となる。
【0043】ところで、第1の送気管路41と、第1の
送水管路42と、第2の送気管路43と、第2の送水管
路44はそれぞれ送気送水ボタン座14に対して接続パ
イプ52を介して接続される。この場合、接続パイプ5
2は送気送水ボタン座14に対して半田等によって接合
されている。以下、接続パイプ52と上記各チューブ4
1〜44(以下、簡単のためチューブ53という。)と
の接続法について説明する。
【0044】従来、図14の(b)に示すように、接続
パイプ52の外周に対してチューブ53を圧入すること
により接続すると、接続パイプ52の端部とチューブ5
3の内面との間には図示のごとき段部75が形成されて
しまう。この段部75には汚物が溜まりやすく、一旦、
汚物が溜まってしまうと今度はこれを洗浄することが困
難であるといった問題があった。また、図14の(b)
に示すように、接続パイプ52の接続端部を外側に広げ
てチューブ53の抜けを防止するようにした場合であっ
ても、やはり、図示のごとく段部76が形成されてしま
い、この段部76に汚物が溜まって前述したと同様の問
題が生じていた。
【0045】そこで、図12に示すように、接続パイプ
52の接続端部の外面を面取りして接続パイプ52とチ
ューブ53との接続による段差をなくすようにする。ま
た、この場合、接続パイプ52の外径lは、チューブ5
3の内径mよりも大きくする。これによって、接続パイ
プ52の面取り面54にチューブ53が強く押しつけら
れるため、面取り面54とチューブ53との間の隙間に
汚物が進入することがなく、しかも接続強度が向上す
る。
【0046】また、接続パイプ52の端部の断面は管路
の垂直面に対して角度αを有しており、これによって、
接続パイプ52とチューブ53との接続を容易にしてい
る。すなわち、図13に示すように、接続パイプ52の
端部の鋭角側55をチューブ53に挿入して接続パイプ
52を回動させながらチューブ53内に押し込めば、接
続パイプ52とチューブ53とが容易に接続される。接
続パイプ52の端部断面における前記角度αは、本構成
のように接続パイプ52の外径lがチューブ53の内径
mよりも大きい場合に有効となる。
【0047】なお、このような管路の接続方法は、なに
も管路41〜44と接続パイプ52との接続に限ったこ
とではなく、前述した全ての管路について適用できるも
のである
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の内視鏡用
超音波洗浄装置は、特に側視及び斜視の内視鏡の先端開
口部の周辺と、先端開口部を通じて汚染される鉗子起上
装置とをより効果的に洗浄できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1の実施例を示す内視鏡用
超音波洗浄装置の要部拡大図、(b)は内視鏡用超音波
洗浄装置の全体構成図である。
【図2】内視鏡用超音波洗浄装置を用いて洗浄される側
視内視鏡の平面図である。
【図3】図2の内視鏡の先端部の構成を示す断面図であ
る。
【図4】(a)は(b)の内視鏡用超音波洗浄装置を用
いて洗浄される斜視内視鏡の先端部の構成を示す断面
図、(b)は本発明の第2の実施例を示す内視鏡用超音
波洗浄装置の要部拡大図である。
【図5】本発明の第3の実施例を示す内視鏡用超音波洗
浄装置の要部拡大図である。
【図6】本発明の第4の実施例を示す内視鏡用超音波洗
浄装置の要部拡大図である。
【図7】内視鏡の内部の吸引管路の配管構成を示す概略
図である。
【図8】内視鏡の内部管路を洗浄する洗浄ブラシの平面
図である。
【図9】内視鏡の内部の送気送水管路の配管構成を示す
概略図である。
【図10】内視鏡に接続されたユニバーサルコードのコ
ネクタ内に配置された吸引管路に外部装置側に接続され
た吸引チューブを接続する方法を示す説明図であり、
(a)は接続前の状態図、(b)は接続後の状態図であ
る。
【図11】内視鏡に接続されたユニバーサルコードのコ
ネクタ内に配置された送気送水管路に外部装置側に接続
された送気送水チューブを接続する方法を示す説明図で
あり、(a)は接続前の状態図、(b)は接続後の状態
図である。
【図12】内視鏡の内部管路と操作部のボタン座に設け
られた接続パイプとの接続状態を示す断面図である。
【図13】図12における接続開始時の状態を示す断面
図である。
【図14】内視鏡の内部管路と操作部のボタン座に設け
られた接続パイプとの接続の従来例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1…内視鏡用超音波洗浄装置、2…内視鏡、3…洗浄
槽、5…超音波振動子、7…ガイド部材、23…鉗子挿
通チャンネル(処置具挿通チャンネル)、31…開口。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 1/12 A61L 2/02 B08B 3/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡が所定位置で設置される洗浄槽に
    超音波振動を発生する超音波振動子を設け、前記超音波
    振動子から発生する超音波振動によって前記洗浄槽内の
    内視鏡を洗浄する内視鏡用超音波洗浄装置において、
    記内視鏡の挿入部に合わせて可動自在であって、前記内
    視鏡の挿入部の処置具挿通チャンネルの開口部が前記超
    音波振動子から発生する超音波振動に対して略垂直にな
    る位置に、前記内視鏡の挿入部をガイド可能なガイド手
    段を具備したことを特徴とする内視鏡用超音波洗浄装
    置。
  2. 【請求項2】内視鏡が所定位置で設置される洗浄槽に超
    音波振動を発生する超音波振動子を設け、前記超音波振
    動子から発生する超音波振動によって前記洗浄槽内の内
    視鏡を洗浄する内視鏡用超音波洗浄装置において、前記
    超音波振動子から発生する超音波振動が前記内視鏡の挿
    入部の処置具挿通チャンネルの開口部に対して略垂直に
    なるように、この超音波振動を反射する反射手段を具備
    したことを特徴とする内視鏡用超音波洗浄装置。
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