JPH0216331Y2 - - Google Patents

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JPH0216331Y2
JPH0216331Y2 JP14682887U JP14682887U JPH0216331Y2 JP H0216331 Y2 JPH0216331 Y2 JP H0216331Y2 JP 14682887 U JP14682887 U JP 14682887U JP 14682887 U JP14682887 U JP 14682887U JP H0216331 Y2 JPH0216331 Y2 JP H0216331Y2
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contact lens
ultrasonic
cleaning
holder
cleaning tank
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、超音波を用いてコンタクトレンズを
洗浄するコンタクトレンズ用超音波洗浄装置に関
するものである。
〔従来の技術〕
コンタクトレンズには、目の分泌物などによる
汚れが付着するため、定期的に洗浄してこの汚れ
を除去する必要がある。このための洗浄装置とし
て、従来より、卓上型の超音波洗浄装置が提案さ
れている(特開昭51−88038号公報および特開昭
54−22962号公報参照)。
しかしながら、この種のコンタクトレンズ用超
音波洗浄装置は、商用電源を必要とするために屋
外での使用が制限され、また、装置自体が大型で
あるため、持ち運びに不便であるという欠点を有
している。また、コンタクトレンズを篭体内に収
納した状態で洗浄を行うため、洗浄中にコンタク
トレンズが踊り、その表面に擦過疵が生じがちに
なるという問題点を有していた。
そこで、装置内部に電源を備えるとともに全体
を小型化し、且つ、コンタクトレンズの周縁部を
挟持してコンタクトレンズが洗浄中に踊らないよ
うに保持する保持具を備えた超音波洗浄装置が提
案されている(特開昭55−18601号公報参照)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、上記従来の装置は、第3図に示すよ
うに、超音波を発生する超音波振動子11の上方
にコンタクトレンズ12を配し、且つ、このコン
タクトレンズ12の側面を超音波振動子11に対
向させる構成を採つているため、図中Aの部分が
他の部分の翳になつてしまい、Aの部分に付着し
ている汚れが除去され難いという欠点を有してい
た。なお、上記の特開昭51−88038号公報におけ
る超音波洗浄装置にあつては、超音波振動子(結
晶体)を円筒形状に形成しているので、上記の如
く翳が形成されることはないが、超音波振動子が
円筒形状に形成されるために、加工や組み付け工
程が複雑になり、装置が割高になるという欠点を
有している。
〔問題点を解決するための手段〕 本考案に係るコンタクトレンズ用超音波洗浄装
置は、上記の問題点を解決するために、コンタク
トレンズを洗浄するための洗浄液が充填された洗
浄槽と、この洗浄槽を挟んで対向配置に設けられ
た一対の超音波振動子と、上記コンタクトレンズ
の周縁部を挟持してこのコンタクトレンズを保持
するとともに、上記洗浄槽内にコンタクトレンズ
をセツトした状態でこのコンタクトレンズの表裏
両面を上記一対の超音波振動子に対面させ得るよ
うに形成されたホルダーと、この超音波振動子に
高周波信号を供給する発振手段と、この発振手段
を駆動させる電池電源とを備えたことを特徴とし
ている。
〔作用〕
上記の構成によれば、コンタクトレンズは、そ
の表裏両面が超音波振動子と対面した状態で洗浄
されるので、上記超音波振動子に対し翳となる部
分が形成されず、コンタクトレンズの表裏両面に
付着している汚れが同時に且つ隈無く除去される
ことになる。また、コンタクトレンズは、上記ホ
ルダーに保持されてその動きを制限されているか
ら、洗浄中に踊つて擦過疵が付くといつた事態を
防止することができる。なお、コンタクトレンズ
は上記ホルダーにて動きが制限されているのであ
るが、超音波による振動によつて僅かながらもず
れ動くため、このホルダーによつて洗浄されない
部分ができるということはない。さらに、かかる
超音波洗浄装置は、構造が至極簡単であり、且
つ、発振手段を駆動する電源として電池電源を使
用しているので、コンパクト化および携帯化が可
能となる。よつて、この超音波洗浄装置をコンタ
クトレンズの携帯ケースとして併用でき、ポケツ
トなどに入れて手軽に持ち歩くことができる。ま
た、これにより、野外にいても必要に応じてコン
タクトレンズの洗浄を行うことができる。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第1図および第2図に基づ
いて説明すれば、以下の通りである。
本考案にかかるコンタクトレンズ用超音波洗浄
装置において、第1図aに示すように、本体容器
1には収納部1aが形成されており、この収納部
1a内には一次電池や二次電池などの電池電源2
および発振手段3が内蔵されている。電池電源2
と発振手段3とは、リード線4にて電気的に接続
されている。発振手段3はトランジスタ回路によ
る自励励振方式のものであり、高周波信号を後述
の超音波振動子9,9に供給するようになつてい
る。前記の収納部1a上には、薄幅で且つ横長の
洗浄槽5が載置されており、この洗浄槽5内には
水などの洗浄液が充填されている。洗浄槽5にお
ける大きい方の側面5b,5bの外面側には、同
図bに示すように、超音波振動子9,9がそれぞ
れ貼設されている。すなわち、一対の超音波振動
子9,9は、洗浄槽5を挟んで対向配置に設けら
れている。超音波振動子9は、圧電振動子の両端
面に電極が接合されてなるものであり、上記発振
手段3から供給された高周波信号により超音波を
発生するようになつている。また、上記の圧電振
動子は、Q値(共振の鋭さを表す量)が高くて損
失が少なく、且つ、160℃の高温においても使用
できるものである。しかも、フエライト振動子に
比べて低電力で駆動することができるものであ
る。
前記洗浄槽5の上部には2つの開口部5a,5
aが形成されている。各開口部5aの外周部には
螺子部が形成されており、この螺子部にてキヤツ
プ6が装着されるようになつている。各キヤツプ
6には、コンタクトレンズ8を保持するためのホ
ルダー7が垂下されている。ホルダー7の下部に
は、若干の弾性力を備えた係止部7a,7aが対
向状態に形成されており、コンタクトレンズ8の
周縁部2ケ所を挟持してこのコンタクトレンズ8
を保持するようになつている。また、キヤツプ6
が開口部5aに装着された状態では、上記ホルダ
ー7に保持されたコンタクトレンズ8の表面およ
び裏面が、上記超音波振動子9,9と対面するよ
うに設定されている。前記の本体容器1の上部に
は蓋体10が装着されるようになつており、この
蓋体10にて上記の洗浄槽5や超音波振動子9,
9が覆い隠されるようになつている。
上記の構成において、コンタクトレンズ8の洗
浄を行うには、まず、コンタクトレンズ8をホル
ダー7に保持させ、次いで、このコンタクトレン
ズ保持済ホルダー7を上記開口部5aから洗浄槽
5内に挿入し、キヤツプ6を開口部5aに装着す
る。このキヤツプ6が装着された状態では、第2
図aに示すように、コンタクトレンズ8の表裏両
面が超音波振動子9,9と対面することになる。
このようにして、コンタクトレンズ8のセツテイ
ングが完了したら、次に、図示しないスイツチを
押す。このスイツチが押されると、発振手段3が
作動し、この発振手段3から超音波振動子9に高
周波信号が供給される。超音波振動子9は、上記
の高周波信号により励振して超音波振動を発生す
る。この超音波振動は、洗浄槽5の側面5b,5
bを介して洗浄液に伝播され、これによつて、洗
浄液の分子が振動するとともに、超音波の周波数
が所定の範囲にあれば、洗浄液内でキヤビテーシ
ヨンが生起される。これら一方の作用若しくは、
両作用によつてコンタクトレンズ8に付着した汚
れが除去される。
ここで、同図bに示すように、コンタクトレン
ズ8は、その表裏両面が超音波振動子9,9と対
面した状態で洗浄されるので、上記超音波振動子
9,9に対し翳となる部分が形成されず、コンタ
クトレンズ8の表裏両面に付着している汚れBが
同時に且つ隈無く除去されることになる。また、
コンタクトレンズ8は、上記ホルダー7に保持さ
れてその動きを制限されているから、洗浄中に踊
つて擦過疵が付くといつた事態を防止することが
できる。なお、コンタクトレンズ8はホルダー7
にて動きが制限されているのであるが、超音波に
よる振動によつて僅かながらもずれ動くため、こ
のホルダー7によつて洗浄されない部分ができる
ということはない。さらに、かかる超音波洗浄装
置は、構造が至極簡単であり、且つ、発振手段3
を駆動する電源として一次電池や二次電池などの
電池電源2を使用しているので、コンパクト化お
よび携帯化が可能となる。よつて、この超音波洗
浄装置をコンタクトレンズ8の携帯ケースとして
併用でき、ポケツトなどに入れて手軽に持ち歩く
ことができる。また、これにより、野外にいても
必要に応じてコンタクトレンズ8の洗浄を行うこ
とができる。
なお、超音波の周波数は、洗浄液の分子振動の
み考慮すれば、超音波のあらゆる周波数帯域が適
用され、また、励振出力としては50W/m2
100KW/m2が好適である。一方、洗浄液(水)
中において上記キヤビテーシヨンを生起させて洗
浄力の一層の向上を図るならば、超音波の周波数
は15〜50KHz(通常は40KHz)が好ましく、励振
出力としては概ね3.5KW/m2以上が必要である。
〔考案の効果〕
本考案に係るコンタクトレンズ用超音波洗浄装
置は、以上のように、コンタクトレンズを洗浄す
るための洗浄液が充填された洗浄槽と、この洗浄
槽を挟んで対向配置に設けられた一対の超音波振
動子と、上記コンタクトレンズの周縁部を挟持し
てこのコンタクトレンズを保持するとともに、上
記洗浄槽内にコンタクトレンズをセツトした状態
でこのコンタクトレンズの表裏両面を上記一対の
超音波振動子に対面させ得るように形成されたホ
ルダーと、この超音波振動子に高周波信号を供給
する発振手段と、この発振手段を駆動させる電池
電源とを備えた構成である。
これにより、コンタクトレンズの表裏両面に付
着している汚れが同時に且つ隈無く除去されるこ
とになる。また、上記ホルダーにより、コンタク
トレンズに擦過疵が付くのを防止できる。勿論、
このホルダーによつて洗浄されない部分ができる
ということはない。さらに、コンパクト化および
携帯化が可能となる。よつて、この超音波洗浄装
置をコンタクトレンズの携帯ケースとして併用で
き、ポケツトなどに入れて手軽に持ち歩くことが
できる。また、これにより、野外にいても必要に
応じてコンタクトレンズの洗浄を行うことができ
るという効果も併せて奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の一実施例を示す
ものであつて、第1図aはコンタクトレンズ用超
音波洗浄装置の断面図、同図bはそのX−X矢視
断面図、第2図aはコンタクトレンズが洗浄槽に
セツトされた状態を示す説明図、同図bはコンタ
クトレンズの汚れが除去されつつある状態を示す
説明図、第3図は従来例を示す説明図である。 1は本体容器、2は電池電源、3は発振手段、
5は洗浄槽、6はキヤツプ、7はホルダー、8は
コンタクトレンズ、9は超音波振動子である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンタクトレンズを洗浄するための洗浄液が充
    填された洗浄槽と、この洗浄槽を挟んで対向配置
    に設けられた一対の超音波振動子と、上記コンタ
    クトレンズの周縁部を挟持してこのコンタクトレ
    ンズを保持するとともに、上記洗浄槽内にコンタ
    クトレンズをセツトした状態でこのコンタクトレ
    ンズの表裏両面を上記一対の超音波振動子に対面
    させ得るように形成されたホルダーと、上記超音
    波振動子に高周波信号を供給する発振手段と、こ
    の発振手段を駆動させる電池電源とを備えたこと
    を特徴とするコンタクトレンズ用超音波洗浄装
    置。
JP14682887U 1987-09-25 1987-09-25 Expired JPH0216331Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14682887U JPH0216331Y2 (ja) 1987-09-25 1987-09-25

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14682887U JPH0216331Y2 (ja) 1987-09-25 1987-09-25

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Publication Number Publication Date
JPS6451911U JPS6451911U (ja) 1989-03-30
JPH0216331Y2 true JPH0216331Y2 (ja) 1990-05-07

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102497629B1 (ko) * 2022-01-28 2023-02-17 이샘 오염 방지와 uv 살균이 가능한 드림렌즈 세척기

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JP3332981B2 (ja) * 1993-03-12 2002-10-07 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡用超音波洗浄装置

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