JP3332278B2 - ポリイミド前駆体およびネガ型感光性材料、並びに感光性基材およびネガ型パターン形成方法 - Google Patents

ポリイミド前駆体およびネガ型感光性材料、並びに感光性基材およびネガ型パターン形成方法

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JP3332278B2
JP3332278B2 JP32749893A JP32749893A JP3332278B2 JP 3332278 B2 JP3332278 B2 JP 3332278B2 JP 32749893 A JP32749893 A JP 32749893A JP 32749893 A JP32749893 A JP 32749893A JP 3332278 B2 JP3332278 B2 JP 3332278B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はネガ型感光性材料、並び
に感光性基材およびネガ型パターン形成方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体の高密度実装や高速信号処
理を目的とした薄膜多層基板(特に、銅/ポリイミド基
板)が注目されている。これらは逐次積層操作によって
多層構造体とするために、高温加熱処理が何度も繰り返
される。しかしながら、一般に絶縁膜として用いられて
いるポリイミドフィルムは熱線膨張係数が、セラミック
やガラス、シリコン、各種金属などからなる基板の熱線
膨張係数よりも大きいので、最終的に得られる多層基板
の各層間に残存応力が歪みとして蓄積され、結果的にク
ラックや層間剥離などを生じることがある。
【0003】その対策としてポリイミドの熱線膨張係数
を小さくするために、剛直な分子鎖構造を有するポリイ
ミドが提案されている。ところが、このようなポリイミ
ドは熱線膨張係数は低くなるが、ポリイミド同士の接着
性に乏しく上記用途に用いるポリイミドとしては実用
上、満足できるものとは云えないものである。さらに、
このようなポリイミドは高弾性率を有するので、前記残
存応力の低減化の目的に対しては逆効果の性質を有す
る。
【0004】さらに、上記ポリイミドに感光性を付与し
た、所謂感光性ポリイミドは非感光性ポリイミドをパタ
ーン加工する工程に比べると、大幅な工程削減ができる
ので注目すべき技術ではあるが、上記残存応力に関して
は一般的により大きくなる傾向を示すので、未だ実用的
なものとは云えない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来からのポ
リイミドおよびポリイミドを用いてなる感光性材料が有
する前記課題を解決したものであって、ポリイミド同士
の接着性に優れ、しかも熱線膨張係数および弾性率が小
さく多層基板とした場合でも、層間に残存応力が蓄積さ
れにくいポリイミド、およびその前駆体としてのポリイ
ミド前駆体を提供することを目的とする。
【0006】さらに、本発明の他の目的は上記ポリイミ
ド前駆体を用いてなるネガ型感光性材料、およびこれを
用いてなる感光性基材、並びにネガ型パターン形成方法
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らはポリイミド
もしくはその前駆体の骨格構造について検討を重ねた結
果、ポリイミド合成原料としてのテトラカルボン酸成分
として、3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボ
ン酸誘導体を用い、ジアミン成分としてアルキル基置換
可能なパラフェニレンジアミンと、フッ素化メチル置換
のベンジジンを用いることによって、上記目的が達成で
きることを見い出し、本発明を完成するに至った。
【0008】即ち、本発明の第1は下記一般式(化6)
および(化7)にて示される構造単位からなり、各構造
単位がそれぞれ70:30〜30:70の範囲で含有さ
れているポリイミド前駆体を用いてなるネガ型感光性材
料を提供するものである。
【0009】
【化6】
【0010】(但し、式中、R1 およびR2 は、それぞ
れ水素原子または陽イオン、エステル化反応に用いられ
た有機基から選ばれる一種であり、かつ少なくとも一方
は水素原子であり、R3 は芳香族環に結合した炭素数1
〜3の低級アルキル基である。また、mは0または4以
下の正の整数であり、nは4以下の正の整数である。)
【0011】
【化7】
【0012】(但し、式中、R1 およびR2 は、それぞ
れ水素原子または陽イオン、エステル化反応に用いられ
た有機基から選ばれる一種であり、かつ少なくとも一方
は水素原子である。)
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】さらに、本発明の第3は上記ポリイミド前
駆体と、下記一般式(化10)にて示される4−(2’
−ニトロフェニル)−4−ヒドロピリジン誘導体と、
【0017】
【化10】
【0018】(但し、式中、R4 およびR5 は水素原子
または炭素数1〜3のアルキル基、R 6 およびR7 は炭
素数1〜4のアルキル基もしくはアルコキシル基、アニ
リノ基、トルイジノ基、ベンジルオキシ基、アミノ基、
ジアルキルアミノ基から選ばれる一種、R8 は水素原子
または炭素数1〜3のアルキル基であり、X1 〜X4
それぞれ水素原子、フッ素原子、ニトロ基、メトキシ
基、ジアルキルアミノ基、アミノ基、シアノ基、フッ素
化アルキル基から選ばれる一種である。なお、R4とR6
、もしくはR5 とR7 はケト基を含む5員環、6員
環、もしくは複素環の形成可能な環員となることができ
る。)を含むことを特徴とするネガ型感光性材料を提供
するものである。
【0019】さらに、本発明の第4は支持基材の表面
に、上記ネガ型感光性材料を塗設してなる感光性基材を
提供するものである。
【0020】さらに、本発明の第5は上記ネガ型感光性
材料から得られたフィルムに、フォトマスクを介して活
性光線の照射を行い、さらに170℃以上に加熱処理を
行なったのち、塩基性現像液にて未露光部分を除去する
ことを特徴とするネガ型パターン形成方法を提供するも
のである。
【0021】本発明における上記(化6)および(化
7)にて示される構造単位を有するポリイミド前駆体
は、通常のイミド化処理、例えば加熱閉環や無水ピリジ
ンを用いた化学閉環などによって、(化8)および(化
9)にて示される構造単位を有するポリイミドに変換さ
れる。得られるポリイミドは露光後に熱線膨張係数およ
び弾性率が小さく、しかもポリイミド同士の接着性に優
れるという性質を有するものであり、多層基板にした場
合に層間に応力が残存しにくいという特徴を有する。
【0022】このような本発明のポリイミド前駆体やポ
リイミドは、テトラカルボン酸成分として例えば3,
3’4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物や
3,3’4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸ハライ
ド、3,3’4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸エ
ステルなどの3,3’4,4’−ビフェニルテトラカル
ボン酸誘導体を用い、N−メチル−2−ピロリドンやジ
メチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、ジメチル
ホルムアミド、ヘキサメチルホスホルアミドなどの有機
溶媒中で合成することができる。
【0023】また、ジアミン成分としては、少なくとも
二種類のジアミンを用いる必要があり、その一つはベン
ゼン、ビフェニル、トリフェニル、ターフェニル、トル
エン、キシレン、トリジンなどの芳香族環に上記(化
6)や(化8)中のR3 が結合する芳香族ジアミンであ
る。もう一つのジアミン成分はベンジジンのフッ素化メ
チル化物であって、(化7)や(化9)にて示される
1,1’−ビフェニル−2,2’−ジ(トリフルオロメ
チル)−4,4’−ジアミンを用いる。前者のジアミン
成分と後者のジアミン成分との比率は70:30〜3
0:70、好ましくは55:45〜45:55の範囲で
ある。前者のジアミン成分が多すぎるとポリイミド同士
の接着性に乏しくなり、後者のジアミン成分が多すぎる
と熱線膨張係数が大きくなる傾向を示し、残存応力が蓄
積されやすくなる。なお、本発明のポリイミド前駆体お
よびポリイミドは上記構造単位を有するものであれば、
熱線膨張係数や弾性率などに悪影響を及ぼさない範囲で
他のテトラカルボン酸成分やジアミン成分を併用しても
よいものである。
【0024】上記一般式(化6)および(化7)におけ
るR1 およびR2 は、水素原子または陽イオン、エステ
ル化反応に用いられた有機基から選ばれる一種であり、
かつ少なくとも一方は水素原子であり、R3 は芳香族環
に結合した炭素数1〜3の低級アルキル基である。具体
的にはR1 およびR2 としては、水素原子、陽イオンと
してのアルカリ金属イオンやアンモニウムイオン、エス
テル化反応に用いられた有機基としてのベンジル基、ア
クリル基、メタクリル基、アルキロキシメチル基、te
r−ブトキシ基、テトラヒドロピラニル基などが挙げら
れ、R3 としては炭素数13のアルキル基およびそのフ
ッ素化アルキル基などが挙げられる。これらのうち好ま
しいものとしては、水素原子、低級アルキル基、アルキ
ロキシメチル基が挙げられる。このようなR1 およびR
2 はイミド化反応時において、容易に脱離してイミド閉
環するものである。
【0025】本発明の感光性材料は露光部分が残存す
る、所謂ネガ型パターンを形成するものであって、上記
(化6)および(化7)にて示される構造単位を有する
ポリイミド前駆体と、上記一般式(化10)にて示され
る4−(2’−ニトロフェニル)−4−ヒドロピリジン
誘導体とを必須成分として含有するものである。
【0026】一般式(化10)にて示される化合物は、
紫外線などの活性光線を照射することによって分子構造
がピリジン骨格を有する構造に変化して塩基性を呈する
ようになり、その後の加熱処理によってさらに化学反応
が進行して前記ポリイミド前駆体との間で、もしくは単
独で何らかの相互作用が生じてアルカリ溶解性が低下
し、未露光部分との間に溶解度差が生じて良好なネガ型
パターンを得ることができる。
【0027】上記感光性を有する化合物(化10)は、
ポリイミド前駆体100重量部に対して5〜70重量
部、好ましくは15〜55重量部の範囲で配合すること
が望ましい。配合量が少ない場合は露光部の溶解阻止能
が悪くなって溶解性コントラストが不鮮明になりやす
い。また、配合量が多い場合は溶液状態で保存する際に
固形分の析出が生じて溶液保存性が低下したり、パター
ン形成後の加熱処理時の膜厚減少が大きくなり、機械的
強度も低下させることがある。
【0028】このような(化10)として好適な化合物
としては、具体的には2,6−ジメチル−3,5−ジシ
アノ−4−(2’−ニトロフェニル)−1,4−ジヒド
ロピリジン、2,6−ジメチル−3,5−ジアセチル−
4−(2’−ニトロフェニル)−1,4−ジヒドロピリ
ジン、2,6−ジメチル−3,5−ジアセチル−4−
(2’,4’−ジニトロフェニル)−1,4−ジヒドロ
ピリジンなどを用いることができる。
【0029】(化10)にて示される化合物は、例えば
置換ベンズアルデヒドと2倍モル量のアミノクロトニト
リルとを氷酢酸中で、還流させながら反応させたり、置
換ベンズアルデヒドと2倍モル量のアセチルアセトンと
等モル量のアンモニアとをメタノール中で反応させた
り、例えば一般的な1,4−ジヒドロピリジン誘導体の
合成法(例えば、J.Chem.Soc.,1931,1835,1931) に従っ
て得ることができる。その他、西独公開公報第2003
148号や西独公開公報第2005116号などに記載
の方法も使用することができる。
【0030】上記ネガ型感光性材料には(化10)によ
って示される感光剤に加えて、必要に応じて公知の増感
剤とが組み合わされて配合される。さらに、本発明のネ
ガ型感光性材料には現像液による未露光部分の溶解除去
速度を速めるために溶解促進剤を含有させることもでき
る。このような溶解促進剤は活性光線の照射に対しては
全く不活性であるが、含有させることによって現像速度
を向上させて、さらに実用的なものとすることができ
る。
【0031】このような溶解促進剤としては、例えば
2,6−ジメチル−3,5−ジシアノ−4−メチル−
1,4−ジヒドロピリジンや、2,6−ジメチル−3,
5−ジシアノ−1,4−ジヒドロピリジンなどが挙げら
れ、ポリイミド前駆体100重量部に対して5〜50重
量部、好ましくは5〜15重量部の範囲で配合すること
が望ましい。
【0032】次に、本発明の感光性材料を用いて感光性
基材およびネガ型パターンを形成する方法の一例を以下
に示す。
【0033】まず、前記本発明のポリイミド前駆体と、
前記(化10)にて示す4−(2’−ニトロフェニル)
−4−ヒドロピリジン誘導体を、適当な有機溶剤に溶解
して感光液を調製する。次いで、この感光液をウリコン
ウエハ、セラミック板、アルミニウム板などの支持基材
上に乾燥後の膜厚が1〜30μm、好ましくは5〜15
μmとなるように塗布する。
【0034】塗布した塗膜を乾燥(80℃、10分程
度)して感光材料とした後に、所望形状のフォトマスク
を通して紫外線照射などによって露光を行ない、露光
後、170〜200℃で10分程度、好ましくは180
〜190℃で10分程度加熱し、そののち未照射部分を
除去すべく浸漬法やスプレー法などを用いて現像処理を
行う。現像処理に用いる現像液としては、露光膜の未照
射部を適当な時間内で完全に溶解除去できるものが好ま
しく、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどの無機ア
ルカリ性水溶液、またはプロピルアミン、ブチルアミ
ン、モノエタノールアミン、テトラメチルアンモニウム
ハイドロオキサイド、コリンなどの有機アルカリ性水溶
液などを単独もしくは二種以上混合して用いる。また、
このアルカリ性水溶液には必要に応じてアルコール類な
どの有機溶剤や、各種界面活性剤を含有させることもで
きる。
【0035】現像したのち、リンス液で洗浄することに
より所望のネガ型パターンを有する画像が形成される。
【0036】以上のようにして得られた画像は最終的に
200〜400℃程度に加熱処理することによって、骨
格材料となるポリイミド前駆体が脱水閉環して難溶性の
ポリイミドに変化するので、現像液などによって膨潤す
ることがない解像度に優れたネガ型の画像となるのであ
る。
【0037】
【実施例】以下に本発明の実施例を示し、本発明をさら
に具体的に説明する。なお、熱線膨張係数、弾性率、ポ
リイミドフィルム同士の接着性は以下の方法にて測定し
た。
【0038】<熱線膨張係数>熱線膨張係数は幅3m
m、チャック間距離1cmのサンプルを、昇温速度10
℃/分にて2gの荷重をかけながら引張方向の長さ変化
により求めた(TMA測定法)。
【0039】<弾性率>膜厚10μm、幅1cm、チャ
ック間距離5cmのサンプルを引張速度5mm/分で引
張、チャートの初期勾配により求めた(引張弾性率)。
【0040】<接着性>各実施例および比較例に記載の
操作を繰り返してポリイミドフィルム同士が隣接する2
層構造のポリイミドフイルムを作成し、121℃、2気
圧で100時間放置した後に碁盤目試験(サンプル大き
さ:1cm2 、剥離力:100kg/cm2 )を行った
際のフィルムの層間剥離の程度で判定した。剥離せずに
強固に接着している場合を○、一部もしくは全部剥離し
た場合を×とした。
【0041】実施例1 N−メチル−2−ピロリドン中、3,3’,4,4’−
ビフェニルテトラカルボン酸二無水物(0.1モル)
と、パラフェニレンジアミン(0.04モル)と、1,
1’−ビフェニル−2,2’−ジ(トリフルオロメチ
ル)−4,4’−ジアミン(0.06モル)を約48時
間反応させ、R1 =H,R2 =H,m=0,n=1であ
る前記(化6)と、R1 =H,R2 =Hである前記(化
7)にて示される構造単位を有するポリイミド前駆体の
溶液を得た。
【0042】この溶液をガラス板上にスピンコートした
後、70℃で15分間予備乾燥させ、次いで、高温加熱
炉で150℃、250℃、360℃でそれぞれ1時間加
熱して、(化8)および(化9)にて示される構造単位
を有するポリイミドからなるフィルムを得た。
【0043】このフィルムの熱線膨張係数(α)、弾性
率(E)およびポリイミドフィルム同士の接着性を測定
し、その結果を表1に示した。表1から明らかなよう
に、低熱線膨張性といえる十数ppmのα値、および低
弾性率といえる500kg/cm2 以下のE値を示し、
接着性も良好であった。
【0044】実施例2 N−メチル−2−ピロリドン中、3,3’,4,4’−
ビフェニルテトラカルボン酸二無水物(0.1モル)
と、パラフェニレンジアミン(0.055モル)と、
1,1’−ビフェニル−2,2’−ジ(トリフルオロメ
チル)−4,4’−ジアミン(0.045モル)を約4
8時間反応させ、R1 =H,R2 =H,m=0,n=1
である前記(化6)と、R1 =H,R2 =Hである前記
(化7)にて示される構造単位を有するポリイミド前駆
体の溶液を得た。
【0045】この溶液を実施例1と同様にして加熱して
(化8)および(化9)にて示される構造単位を有する
ポリイミドからなるフィルムを得、このフィルムの熱線
膨張係数(α)、弾性率(E)およびポリイミドフィル
ム同士の接着性を測定し、その結果を表1に示した。表
1から明らかなように、低熱線膨張性および低弾性率で
あり、接着性も良好であった。
【0046】実施例3 N−メチル−2−ピロリドン中、3,3’,4,4’−
ビフェニルテトラカルボン酸二無水物(0.1モル)
と、1,1’−ビフェニル−3,3’−ジメチル−4,
4’−ジアミン(0.04モル)と、1,1’−ビフェ
ニル−2,2’−ジ(トリフルオロメチル)−4,4’
−ジアミン(0.06モル)を約48時間反応させ、R
1 =H,R2 =H,R3 =CH3 ,m=1,n=2であ
る前記(化6)と、R1 =H,R2 =Hである前記(化
7)にて示される構造単位を有するポリイミド前駆体の
溶液を得た。
【0047】この溶液を実施例1と同様にして加熱して
(化8)および(化9)にて示される構造単位を有する
ポリイミドからなるフィルムを得、このフィルムの熱線
膨張係数(α)、弾性率(E)およびポリイミドフィル
ム同士の接着性を測定し、その結果を表1に示した。表
1から明らかなように、低熱線膨張性および低弾性率で
あり、接着性も良好であった。
【0048】実施例4 N−メチル−2−ピロリドン中、3,3’,4,4’−
ビフェニルテトラカルボン酸(0.1モル)と、1,
1’−ビフェニル−2,2’−ジメチル−4,4’−ジ
アミン(0.04モル)と、1,1’−ビフェニル−
2,2’−ジ(トリフルオロメチル)−4,4’−ジア
ミン(0.06モル)を約48時間反応させ、R1
H,R2 =H,R3 =CH3 ,m=1,n=2である前
記(化6)と、R1 =H,R2 =Hである前記(化7)
にて示される構造単位を有するポリイミド前駆体の溶液
を得た。
【0049】この溶液を実施例1と同様にして加熱して
(化8)および(化9)にて示される構造単位を有する
ポリイミドからなるフィルムを得、このフィルムの熱線
膨張係数(α)、弾性率(E)およびポリイミドフィル
ム同士の接着性を測定し、その結果を表1に示した。表
1から明らかなように、低熱線膨張性および低弾性率で
あり、接着性も良好であった。
【0050】実施例5 N−メチル−2−ピロリドン中、3,3’,4,4’−
ビフェニルテトラカルボン酸二無水物(0.1モル)
と、パラフェニレンジアミン(0.045モル)と、
1,1’−ビフェニル−2,2’−ジ(トリフルオロメ
チル)−4,4’−ジアミン(0.05モル)と、ビス
(3−アミノプロピル)テトラメチルジシロキサン
(0.005モル)を約48時間反応させ、R1 =H,
2 =H,m=0,n=1である前記(化6)と、R1
=H,R2 =Hである前記(化7)にて示される構造単
位を有するポリイミド前駆体の溶液を得た。なお、ジア
ミン成分としてのビス(3−アミノプロピル)テトラメ
チルジシロキサンは、ガラスやシリコンなどの基板に対
する接着性を向上させるための成分である。
【0051】この溶液を実施例1と同様にして加熱して
(化8)および(化9)にて示される構造単位を有する
ポリイミドからなるフィルムを得、このフィルムの熱線
膨張係数(α)、弾性率(E)およびポリイミドフィル
ム同士の接着性を測定し、その結果を表1に示した。表
1から明らかなように、低熱線膨張性および低弾性率で
あり、接着性も良好であった。
【0052】比較例1 ジアミン成分として1,1’−ビフェニル−2,2’−
ジ(トリフルオロメチル)−4,4’−ジアミンを用い
ず、3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸
二無水物(0.1モル)と、パラフェニレンジアミン
(0.1モル)とした以外は、全て実施例1と同様にし
た。(つまり、(化7)の構造単位を有さないポリイミ
ドフィルムを作成した。)
【0053】このフィルムの熱線膨張係数(α)、弾性
率(E)およびポリイミドフィルム同士の接着性を測定
し、その結果を表1に示した。表1から明らかなよう
に、低熱線膨張性ではあるが、弾性率が高くポリイミド
フィルム同士の接着性は全くなかった。
【0054】比較例2 ジアミン成分としてパラフェニレンジアミンを用いず、
3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無
水物(0.1モル)と、1,1’−ビフェニル−2,
2’−ジ(トリフルオロメチル)−4,4’−ジアミン
(0.1モル)とした以外は、全て実施例1と同様にし
た。(つまり、(化6)の構造単位を有さないポリイミ
ドフィルムを作成した。)このフィルムの熱線膨張係数
(α)、弾性率(E)およびポリイミドフィルム同士の
接着性を測定し、その結果を表1に示した。表1から明
らかなように、低弾性率で接着性良好ではあるが、熱線
膨張性が高いものであった。
【0055】比較例3 テトラカルボン酸成分としてピロメリット酸二無水物
(0.1モル)を用い、パラフェニレンジアミン(0.
05モル)と、1,1’−ビフェニル−2,2’−ジ
(トリフルオロメチル)−4,4’−ジアミン(0.0
5モル)と反応させた以外は、全て実施例1と同様にし
た。
【0056】このフィルムの熱線膨張係数(α)、弾性
率(E)およびポリイミドフィルム同士の接着性を測定
し、その結果を表1に示した。表1から明らかなよう
に、低熱線膨張性ではあるが、弾性率が高くポリイミド
フィルム同士の接着性は全くなかった。
【0057】
【表1】
【0058】実施例6 実施例1と同様にして得られたポリイミド前駆体の溶液
に、該前駆体のカルボキシル基に対して1.1倍当量モ
ルのクロロエチルメチルエーテルおよび1.1倍当量モ
ルのトリエチルアミンを添加して、約0℃で2時間エス
テル化反応を行った。
【0059】反応終了後、濾過、メタノールによる再沈
澱処理、濾別を行い、沈澱物を真空乾燥してポリアミド
酸のエステル化物を得た。このエステル化物は、R1
−C 2 4 OCH3 ,R2 =−C2 4 OCH3 ,m=
0,n=1である前記(化6)と、R1 =−C2 4
CH3 ,R2 =−C2 4 OCH3 である前記(化7)
にて示される構造単位を有するものである。
【0060】得られたポリアミド酸のエステル化物をN
−メチル−2−ピロリドンに再溶解し、この溶液を実施
例1と同様にして加熱して(化8)および(化9)にて
示される構造単位を有するポリイミドからなるフィルム
を作成した。このフィルムの熱線膨張係数(α)、弾性
率(E)およびポリイミドフィルム同士の接着性を測定
した結果、実施例1と同様の優れた特性を示した。
【0061】実施例7〜11 実施例7〜11は実施例1〜5に対応し、ポリイミド前
駆体溶液中に表2に記載した置換基を有した感光剤とし
て、(化10)にて示す4−(2’−ニトロフェニル)
−4−ヒドロピリジン誘導体を添加してネガ型感光性材
料を作成した。
【0062】この感光性材料をシリコンウエハ上に膜厚
が約5μmとなるようにスピンコートし、70℃で15
分間予備乾燥し、そののちガラスマスクを通して250
W超高圧水銀灯により300mJ/cm2 のエネルギー
量にて露光した。
【0063】露光後、ホットプレート上で180℃で3
分間加熱処理を行い、テトラメチルアンモニウムハイド
ロオキサイド5重量%/エタノール(体積比1/1)か
らなる現像液で約4分間現像、水でリンスして、露光部
のみがウエハ上に残るネガ型パターンを得た。次いで、
高温加熱炉で150℃、250℃、360℃でそれぞれ
1時間加熱してイミド化した。
【0064】このイミド化したフィルムの熱線膨張係数
(α)、弾性率(E)およびポリイミドフィルム同士の
接着性を測定し、その結果を表2に示した。表2から明
らかなように、低熱線膨張性といえる十数ppmのα
値、および低弾性率といえる500kg/cm2 以下の
E値を示し、接着性も良好であった。
【0065】比較例4〜6は比較例1〜3に対応し、ポ
リイミド前駆体溶液中に表2に記載した置換基を有した
感光剤として、(化10)にて示す4−(2’−ニトロ
フェニル)−4−ヒドロピリジン誘導体を添加した以外
は、上記実施例7〜11と同様にしてネガ型パターンを
作成し、イミド化処理を行った。
【0066】このフィルムの熱線膨張係数(α)、弾性
率(E)およびポリイミドフィルム同士の接着性を測定
し、その結果を表2に示した。
【0067】比較例7 実施例7において感光剤として、(化10)にて示す4
−(2’−ニトロフェニル)−4−ヒドロピリジン誘導
体に該当しない2,6−ジメチル−3,5−ジアセチル
−4−(4’−ニトロフェニル)−1,4−ジヒドロピ
リジンを用いた以外は、実施例7と同様にしてネガ型パ
ターンの作成を試みたが、現像の際に露光部および未露
光部共に現像液によってパターンが溶解してしまい、所
望するネガ型パターンを得ることができなかった。
【0068】
【表2】
【0069】
【発明の効果】以上のように、本発明のポリイミド前駆
体およびポリイミドは、少なくとも2種類のジアミン部
分を有する特定の構造体であるので、熱線膨張係数およ
び弾性率が小さく、多層基板に用いた場合に層間の残存
応力が蓄積されにくく、クラックや層間剥離などを生じ
にくいものである。
【0070】また、本発明の感光性材料は特定の構造を
有する感光剤を含有させているので、特殊な現像液では
なくアルカリ性の現像液を用いることによって、優れた
解像度を有するネガ型パターンを形成することができ
る。従って、非感光性のポリイミドをパターン化する場
合と比べて比較的簡単にしかも安価に所望のパターン形
成が行え、高品質の製品供給が可能となるものである。
さらに、高温加熱処理して得られる最終物は耐熱性や電
気的特性、機械的特定に優れるので、半導体工業におけ
る固体素子や、回路基板の保護膜、絶縁膜を形成するた
めの材料としても好適なものである。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−199173(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08G 73/00 - 73/26 C08L 79/00 - 79/08 CAPLUS(STN) REGISTRY(STN)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(化1)および(化2)にて
    示される構造単位からなり、各構造単位がそれぞれ7
    0:30〜30:70の範囲で含有されているポリイミ
    ド前駆体と、下記一般式(化5)にて示される4−
    (2’−ニトロフェニル)−4−ヒドロピリジン誘導体
    とを含むことを特徴とするネガ型感光性材料。 【化1】 (但し、式中、R1 およびR2 は、それぞれ水素原子ま
    たは陽イオン、エステル化反応に用いられた有機基から
    選ばれる一種であり、かつ少なくとも一方は水素原子で
    あり、R3 は芳香族環に結合した炭素数1〜3の低級ア
    ルキル基である。また、mは0または4以下の正の整数
    であり、nは4以下の正の整数である。) 【化2】 (但し、式中、R1 およびR2 は、それぞれ水素原子ま
    たは陽イオン、エステル化反応に用いられた有機基から
    選ばれる一種あり、かつ少なくとも一方は水素原子であ
    る。)【化5】 (但し、式中、R 4 およびR 5 は水素原子または炭素数
    1〜3のアルキル基、R 6 およびR 7 は炭素数1〜4の
    アルキル基もしくはアルコキシル基、アニリノ基、トル
    イジノ基、ベンジルオキシ基、アミノ基、ジアルキルア
    ミノ基から選ばれる一種、R 8 は水素原子または炭素数
    1〜3のアルキル基であり、X 1 〜X 4 はそれぞれ水素
    原子、フッ素原子、ニトロ基、メトキシ基、ジアルキル
    アミノ基、アミノ基、シアノ基、フッ素化アルキル基か
    ら選ばれる一種である。なお、R 4 とR 6 、もしくはR
    5 とR 7 はケト基を含む5員環、6員環、もしくは複素
    環の形成可能な環員となることができる。)
  2. 【請求項2】 支持基材の表面に請求項記載のネガ型
    感光性材料を塗設してなる感光性基材。
  3. 【請求項3】 請求項またはに記載のネガ型感光性
    材料から得られたフィルムもしくは感光性基材に、フォ
    トマスクを介して活性光線の照射を行い、さらに170
    ℃以上に化熱処理を行なったのち、塩基性現像液にて未
    露光部分を除去することを特徴とするネガ型パターン形
    成方法。
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