JP3330083B2 - 鋳造用の堰、湯道、湯口等の不良製品折断装置の固定・移動刃物コーティング方法と、その固定・移動刃物 - Google Patents
鋳造用の堰、湯道、湯口等の不良製品折断装置の固定・移動刃物コーティング方法と、その固定・移動刃物Info
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Description
道、湯口等の不良製品(以下、不良製品とする。)折断
装置の固定・移動刃物コーティング方法と、その固定・
移動刃物に関する。
・移動刃物では、その固定・移動刃物台及び受け刃と押
し刃は焼入れ及び/又は硬く耐摩耗性・耐衝撃性の溶接
材料の溶接による肉盛で硬度性を確保する構成となって
いる。この焼入れ及び/又は肉盛による方式は、簡易か
つ低価格で提供できる特徴を有する。しかし、前記構成
の刃物を不良製品の破砕・折断装置に装備して、本発明
が対象とする不良製品の折断方法に使用した場合は、当
該刃物の肉盛の消耗が激しく短期間に使用不能又は修理
が必要となる問題がある。
盛による刃物構成では、消耗(損耗)が激しく短期間に
使用不能となること、又は修理が必要となること、等の
課題がある。また前記修理等に伴なう作業及びこれに伴
う人・物の移動、又は管理等はことのほか大変であり、
かつ時間及び経済的負担が生ずる課題がある。
製品折断装置の固定・移動刃物の受け・押し刃を効率的
に肉盛コーティングすること、前記受け・押し刃の肉盛
が確実かつ簡易に行うこと、等を目的とする。
受け刃、及び当該受け刃間に設けたリブ片と、この固定
刃物に対峙する移動刃物に千鳥状に突設した押し刃、及
び当該押し刃間に設けたリブ片とを利用し、鋳造用の
堰、湯道、湯口等の不良製品を折断して、再生鋳物原料
を製造する鋳造用の堰、湯道、湯口等の不良製品折断装
置の固定・移動刃物コーティング方法であって、三層構
造の肉盛溶接を利用して前記固定刃物及び移動刃物の平
坦面と、固定刃物及び移動刃物の受け刃及び押し刃の外
周面と、前記リブ片とをコーティングするとともに、四
層構造の肉盛溶接を利用して前記受け刃及び押し刃の頂
面にコーティングし、前記受け刃及び押し刃の外周面の
コーティングを当該受け刃及び押し刃の刃底方向に向か
って行うことを特徴とする鋳造用の堰、湯道、湯口等の
不良製品折断装置の刃物コーティング方法である。
の肉盛が、簡易にすることを目的とする。
盛が低硬度で伸びのある溶接材料の溶接で、中間肉盛が
硬く耐摩耗性・耐衝撃性のある溶接材料の溶接で、上肉
盛が硬く耐摩耗性・耐衝撃性のある超硬溶接材料の仕上
げ材料の溶接で、それぞれ構成されていることを特徴と
する不良製品折断装置の刃物コーティング方法である。
が、部分的に強固にすることを目的とする。
盛が低硬度で伸びのある溶接材料の溶接で、第一中間肉
盛が鋼材小片と硬く耐摩耗性・耐衝撃性のある溶接材料
の溶接で、第二中間肉盛が硬く耐摩耗性・耐衝撃性のあ
る溶接材料の溶接で、上肉盛が硬く耐摩耗性・耐衝撃性
のある超硬溶接材料の仕上げ材料の溶接で、それぞれ構
成されていることを特徴とする不良製品折断装置の刃物
コーティング方法である。
定・移動刃物の受け・押し刃の耐損耗性、耐摩耗性・耐
衝撃性の向上を図ること、又は前記受け・押し刃に効率
的に肉盛コーティングすること、等を目的とする。
た千鳥状に突設する受け刃、及び当該受け刃間に設けた
リブ片を備えた固定刃物と、この固定刃物に対峙するよ
うに前記フレームに設けた千鳥状に突設する押し刃、及
び当該押し刃間に設けたリブ片を備えた移動刃物と、前
記移動刃物を回動するシリンダーと、前記固定刃物と移
動刃物の上下面に形成される鋳造用の堰、湯道、湯口等
の不良製品の投入口及び折断再生鋳物原料の排出口を備
えた鋳造用の堰、湯道、湯口等の不良製品折断装置であ
って、三層構造の肉盛溶接を固定刃物及び移動刃物の平
坦面と、前記固定刃物及び移動刃物の受け刃及び押し刃
の外周面と、前記リブ片に行うとともに、四層構造の肉
盛溶接を前記受け刃及び押し刃の頂面に行うことを特徴
とする鋳造用の堰、湯道、湯口等の不良製品折断装置の
刃物コーティング方法の固定・移動刃物である。
定刃物は、固定台と、この固定台に千鳥状に突設する受
け刃とで構成されている。またこの固定刃物に対峙する
ように前記フレームに設けた移動刃物は、移動台と、こ
の移動台に千鳥状に突設する押し刃とで構成されてい
る。この移動刃物を構成する移動台及び千鳥状に設けた
押し刃が、シリンダーのピストンロット゛の収縮で後退限
にある状態において、当該移動台及び押し刃と、固定刃
物の固定台及び受け刃との間には、大きなV字形ゾーン
が形成されている。尚、固定刃物・移動刃物の下端に設
けた帯状刃物が、前記V字形ゾーンの下方(排出口)を
閉塞する構成となっており、丁度帯状刃物が底面を構成
し、例えば、長尺物で単純な形状をなす不良製品を確実
に、押し刃と受け刃との間に位置させる。この大きな開
口部、即ち、V字形ゾーンが形成されている状態におい
て、当該V字形ゾーンより順次不良製品を投入する。続
いて、シリンダーのピストンロット゛を伸張させて、移動
刃物を前進させるが、当該V字形ゾーンの上方側(開口
部)では、前記のような押し刃と受け刃との相互の嵌め
合い関係が成立しないので、主として、移動台と固定台
との接近を介して、該部分にある大きな不良製品の折断
をする。また当該V字形ゾーンの中程(中間部)では、
該部分にある投入された不良製品又は既に処理済みの不
良製品(一次加工不要製品)を、嵌合時に形成される受
け刃と押し刃とで形成される刃物の山形状・先細形状の
隙間及び傾斜による端面隙間、この嵌合時において押し
刃の高さと受け刃の高さとで規制される移動刃物の刃物
台と固定刃物の刃物台との空間を利用して折断が行われ
る(図2参照)。この際、押し刃及び受け刃はコーティ
ングで肉盛補強されており、耐損耗性・耐衝撃性がある
ことから、この不良製品を確実に折断でき、かつ長期間
の使用に対応できる。又移動台、固定台及びリブ片、他
のリブ片等もコーティングで肉盛補強されており、耐損
耗性・耐衝撃性があり同効が期待できる。そして、刃物
の高さで両刃物台の空間が確保されるので、小さく折断
されることが特徴であり、粉々に破砕・折断されない構
成である。この結果、キュポラ、又は電気炉に最適な寸
法及び重量の折断された不良製品ができる。前述の如
く、揺動側・受け刃の山形形状・先細形状とによる隙間
及び傾斜による端面隙間(一方面)と、前記刃物台間で
の空間(他方面)又は刃物間の隙間(別の他方面)で折
断する。このような多方面性をもって、この不良製品を
小さく破砕・折断処理する。この破砕・折断された処理
済み不良製品は、ついで、嵌め合い関係となる押し刃と
受け刃で、二次加工の破砕及び折断作業が行われ、さら
に細分化されていく。この細分化され、かつ押し刃と受
け刃との端面隙間で形成される空間を通過できる状態と
なった加工済み不良製品は、この空間を通過して自重に
より、排出口に向かって自然落下していく。また押し刃
に必要以上圧力がかかるので、前記シリンダーのピスト
ンロット゛の前進を、一時的に停止するようにコントロー
ル制御される。具体的には、移動刃物を一度後退させ、
再度前進揺動する方式となっており、装置の故障回避及
び効率的かつ確実な破砕・折断を図る構造となってい
る。勿論、このコントロール制御を自動的に行うことも
あり得る。
説明する。
よる肉盛の手順、操作等の一例を示すものであり、この
各図は、固定刃物1及び移動刃物2の固定台11及び移動台
21と、この固定台11及び移動台21に千鳥状に設けた半截
椀形形状、半截山形形状等の突起形状でなる受け刃12及
び押し刃22と、また前記固定台11の略平坦面11aで、か
つ受け刃12間に差渡し設けたリブ片13と、更に前記移動
台21の略平坦面21aで、かつ押し刃22間に差渡し設けた
リブ片23と、又は固定台11及び移動台21のリブ片14・24
を、それぞれコーティング方法により肉盛する。場合に
より、移動台21の摺動面21bにもコーティング方法によ
り肉盛する。この肉盛を説明すると、固定台11及び移動
台21の略平坦面11a、21aと、リブ片13・23の略全体は、
コーティング方法により肉盛する。下肉盛が低硬度で伸
びのある溶接材料の溶接Aをする。中間肉盛が硬く耐摩
耗性・耐衝撃性のある溶接材料の溶接Bをする。上肉盛
が硬く耐摩耗性・耐衝撃性のある超硬溶接材料の仕上げ
材料の溶接Cをする。場合により、仕上げが仕上げ材料
の溶接Dをする。全体としてこの溶接は、略11mm〜17mm
程度とする。次に、受け刃12及び押し刃22の頂面12a、2
2aをコーティング方法により肉盛する。即ち、下肉盛が
低硬度で伸びのある溶接材料の溶接Aをする。第一中間
肉盛が鋼材小片4と硬く耐摩耗性・耐衝撃性のある溶接
材料の溶接B1をする。第二中間肉盛が硬く耐摩耗性・耐
衝撃性のある溶接材料の溶接B2をする。上肉盛が硬く耐
摩耗性・耐衝撃性のある超硬溶接材料の仕上げ材料の溶
接Cをする。場合により、仕上げが仕上げ材料の溶接D
(この溶接Cは、後述する受け刃12及び押し刃22の傾斜
状の外周面12b、22bの溶接Dと同時にすることも可能で
ある。)をする。全体としてこの溶接は、略17mm〜27mm
程度とする。この受け刃12及び押し刃22の頂面12a、22a
のコーティングは、原則として、クロス方向(矢印H1)に
向かって行う。また図5〜図8は、受け刃12及び押し刃22
の外周面12b、22bを、それぞれコーティング方法により
肉盛する。例えば、図示の如く、溶接の容易化、又は精
度の向上等を目的として、この外周面12b、22bを、略平
坦な面の状態として行い、かつこの外周面12b、22bのコ
ーティングは、受け刃12及び押し刃22の刃底方向(矢印H
2)に向かって行う。従って、図5は、固定台11及び移動
台21を垂直状態として外周面12b、22bの中心を、コーテ
ィング方法により肉盛する。その方法は、前述の下肉盛
が低硬度で伸びのある溶接材料の溶接Aをする。中間肉
盛が硬く耐摩耗性・耐衝撃性のある溶接材料の溶接Bを
する。上肉盛が超軟材料の溶接Cをする。図6は、固定台
11及び移動台21を左側に傾けた状態(図面に対峙して、
以下同じ)として外周面12b、22bの左側を、コーティン
グ方法により肉盛する。その方法は、前述の溶接A〜溶
接Cである。図7は、固定台11及び移動台21を右側に傾け
た状態として外周面12b、22bの右側を、コーティング方
法により肉盛する。その方法は、前述の溶接A〜溶接Cで
ある。図8は、固定台11及び移動台21を転倒した状態と
して外周面12b、22bの底側を、コーティング方法により
肉盛する。その方法は、前述の溶接A〜溶接Cである。ま
た外周面12b、22bの底側のコーティングは、受け刃12及
び押し刃22の刃底方向(矢印H3)に向かって行う。図9
は、図5の拡大図である。全体としてこの溶接は、略11m
m〜17mm程度とする。勿論、この受け刃12及び押し刃22
の外周面12b、22bの コーティングは、溶接A、溶接B1、
溶接B2、溶接Cに置換することも可能である。また溶接A
をアーク溶接、溶接B、溶接B1、溶接B2をCO2溶接、溶接
Cをアーク溶接、溶接Dをアーク溶接とすることがよい。
そして、前記溶接A〜溶接Cを行った後は、ハンマー等の
打撃で、ピーニング効果を与え、各溶接A〜溶接C面の強
度の向上・硬化を図る。図10は移動台21の摺動面21bに
コーティング方法により肉盛する。その方法は、例え
ば、前述の溶接A〜溶接Cである。
断装置5は、二枚の側板51、51aで構成された上下開放の
フレームと、このフレームに設けた固定刃物1と、この
固定刃物1に対峙する移動刃物2と、この移動刃物2の移
動を司るピストンロット゛52aを備えたシリンダー52と、
投入口53と、排出口54とで構成されている。この固定刃
物1と移動刃物2でV字形ゾーンVが形成されている。
再生鋳物原料を製造する不良製品折断装置の固定刃物及
び移動刃物の平坦面と、固定刃物及び移動刃物の受け刃
及び押し刃の外周面と、受け刃間にそれぞれ差し渡した
リブ片と、押し刃間にそれぞれ差し渡したリブ片とを、
それぞれ三層構造の肉盛溶接でコーティングするととも
に、この受け刃及び押し刃の頂面を四層構造の肉盛溶接
でコーティングする構成であって、この受け刃及び押し
刃の外周面のコーティングを受け刃及び押し刃の刃底方
向に向かって行う構成である。従って、不良製品折断装
置の固定・移動刃物の受け・押し刃・リブ片に対して効
率的に肉盛コーティングできること、受け・押し刃・リ
ブ片の肉盛が、確実かつ簡易に行えること、等の特徴が
ある。
は、下肉盛が低硬度で伸びのある溶接材料の溶接で、中
間肉盛が硬く耐摩耗性・耐衝撃性のある溶接材料の溶接
で、上肉盛が硬く耐摩耗性・耐衝撃性のある超硬溶接材
料の仕上げ材料の溶接で、仕上げが仕上げ材料の溶接
で、それぞれ構成されている。従って、受け・押し刃・
リブ片の外周面の肉盛を、簡易にすることができる。
は、下肉盛が低硬度で伸びのある溶接材料の溶接で、第
一中間肉盛が鋼材小片と硬く耐摩耗性・耐衝撃性のある
溶接材料の溶接で、第二中間肉盛が硬く耐摩耗性・耐衝
撃性のある溶接材料の溶接で、上肉盛が硬く耐摩耗性・
耐衝撃性のある超硬溶接材料の仕上げ材料の溶接で、仕
上げが仕上げ材料の溶接で、それぞれ構成されている。
従って、受け・押し刃・リブ片の肉盛を、部分的に強固
にすることができる。
刃を備えた固定刃物と、この固定刃物に対峙するように
設けた千鳥状に突設する押し刃を備えた移動刃物と、受
け刃間にそれぞれ差渡したリブ片と、また押し刃間にそ
れぞれ差渡したリブ片と、移動刃物を回動するシリンダ
ーと、固定刃物と移動刃物の上下面に形成される不良製
品の投入口及び折断再生鋳物原料の排出口を備えた不良
製品折断装置であって、固定刃物及び移動刃物の平坦
面、固定刃物及び移動刃物の受け刃及び押し刃の外周面
と、受け刃間にそれぞれ差し渡したリブ片と、押し刃間
にそれぞれ差し渡したリブ片とを、それぞれ三層構造の
肉盛溶接でコーティングするとともに、受け刃及び押し
刃の頂面を四層構造の肉盛溶接でコーティングする構成
である。従って、不良製品折断装置の固定・移動刃物の
受け・押し刃・リブ片の耐損耗性、耐摩耗性・耐衝撃性
の向上が図れること、又は前記受け・押し刃・リブ片に
対して効率的に肉盛コーティングができること、等の特
徴がある。
ある。
り、(イ)はV字形ゾーンが開口した状態を、(ロ)はV字形
ゾーンが狭められる過程を、(ハ)はV字形ゾーンが更に
狭められる過程を、(ニ)はV字形ゾーンで不良製品を折
断する状態を、(ホ)はV字形ゾーンが拡開し、この拡開
した排出口より折断再生鋳物原料が排出される状態を、
それぞれ示す。
であり、(イ)は開口したV字形ゾーンに不良製品を投入
した状態を、(ロ)はV字形ゾーンが狭められて折断され
る状態を、それぞれ示す。
より肉盛した状態の一例を、は固定・移動刃物をコー
ティングする位置を示した状態を示す肉盛の手順、操作
等の一例を、それぞれ示す模式図である。
グ方法により肉盛した状態の一例を、は固定・移動刃
物をコーティングする位置を示した状態を示す肉盛の手
順、操作等の一例を、それぞれ示す模式図である。
グ方法により肉盛した状態の一例を、は固定・移動刃
物をコーティングする位置を示した状態を示す肉盛の手
順、操作等の一例を、それぞれ示す模式図である。
グ方法により肉盛した状態の一例を、は固定・移動刃
物をコーティングする位置を示した状態を示す肉盛の手
順、操作等の一例を、それぞれ示す模式図である。
グ方法により肉盛した状態の一例を、は固定・移動刃
物をコーティングする位置を示した状態を示す肉盛の手
順、操作等の一例を、それぞれ示す模式図である。
盛した状態を示す模式図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 固定刃物に千鳥状に突設した受け刃、及
び当該受け刃間に設けたリブ片と、この固定刃物に対峙
する移動刃物に千鳥状に突設した押し刃、及び当該押し
刃間に設けたリブ片とを利用し、鋳造用の堰、湯道、湯
口等の不良製品を折断して、再生鋳物原料を製造する鋳
造用の堰、湯道、湯口等の不良製品折断装置の固定・移
動刃物コーティング方法であって、 三層構造の肉盛溶接を利用して前記固定刃物及び移動刃
物の平坦面と、固定刃物及び移動刃物の受け刃及び押し
刃の外周面と、前記リブ片とをコーティングするととも
に、四層構造の肉盛溶接を利用して前記受け刃及び押し
刃の頂面にコーティングし、前記受け刃及び押し刃の外
周面のコーティングを当該受け刃及び押し刃の刃底方向
に向かって行うことを特徴とする鋳造用の堰、湯道、湯
口等の不良製品折断装置の刃物コーティング方法。 - 【請求項2】 上記三層構造の肉盛溶接は、下肉盛が低
硬度で伸びのある溶接材料の溶接で、中間肉盛が硬く耐
摩耗性・耐衝撃性のある溶接材料の溶接で、上肉盛が硬
く耐摩耗性・耐衝撃性のある超硬溶接材料の仕上げ材料
の溶接で、それぞれ構成されていることを特徴とする請
求項1に記載の鋳造用の堰、湯道、湯口等の不良製品折
断装置の刃物コーティング方法。 - 【請求項3】 上記四層構造の肉盛溶接は、下肉盛が低
硬度で伸びのある溶接材料の溶接で、第一中間肉盛が鋼
材小片と硬く耐摩耗性・耐衝撃性のある溶接材料の溶接
で、第二中間肉盛が硬く耐摩耗性・耐衝撃性のある溶接
材料の溶接で、上肉盛が硬く耐摩耗性・耐衝撃性のある
超硬溶接材料の仕上げ材料の溶接で、それぞれ構成され
ていることを特徴とする請求項1に記載の鋳造用の堰、
湯道、湯口等の不良製品折断装置の刃物コーティング方
法。 - 【請求項4】 上下面開放のフレームに設けた千鳥状に
突設する受け刃、及び当該受け刃間に設けたリブ片を備
えた固定刃物と、この固定刃物に対峙するように前記フ
レームに設けた千鳥状に突設する押し刃、及び当該押し
刃間に設けた リブ片を備えた移動刃物と、前記移動刃物
を回動するシリンダーと、前記固定刃物と移動刃物の上
下面に形成される鋳造用の堰、湯道、湯口等の不良製品
の投入口及び折断再生鋳物原料の排出口を備えた鋳造用
の堰、湯道、湯口等の不良製品折断装置であって、 三層構造の肉盛溶接を固定刃物及び移動刃物の平坦面
と、前記固定刃物及び移動刃物の受け刃及び押し刃の外
周面と、前記リブ片に行うとともに、四層構造の肉盛溶
接を前記受け刃及び押し刃の頂面に行うことを特徴とす
る鋳造用の堰、湯道、湯口等の不良製品折断装置の刃物
コーティング方法の固定・移動刃物。
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