JP3328226B2 - 低域通過フィルタ回路及びそれを用いた無線機 - Google Patents

低域通過フィルタ回路及びそれを用いた無線機

Info

Publication number
JP3328226B2
JP3328226B2 JP17452199A JP17452199A JP3328226B2 JP 3328226 B2 JP3328226 B2 JP 3328226B2 JP 17452199 A JP17452199 A JP 17452199A JP 17452199 A JP17452199 A JP 17452199A JP 3328226 B2 JP3328226 B2 JP 3328226B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resistor
filter circuit
capacitor
pass filter
transistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP17452199A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001007681A (ja
Inventor
正樹 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP17452199A priority Critical patent/JP3328226B2/ja
Publication of JP2001007681A publication Critical patent/JP2001007681A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3328226B2 publication Critical patent/JP3328226B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Networks Using Active Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばバイポーラ
半導体集積回路等に利用する低域通過フィルタ回路に関
し、特に、精度の高い減衰特性を実現するものである。
【0002】
【従来の技術】抵抗、コンデンサ及び能動素子を使用す
るフィルタ回路は、インダクタンスを使用していないた
め、回路の小型軽量化、集積化が可能であり、携帯電話
機などの無線機の低域通過フィルタ回路などに広く用い
られている。
【0003】この種のフィルタ回路として、従来から、
2次低域通過フィルタ回路である2次形式のVCVS型
低域通過フィルタ回路が知られている。
【0004】この回路は、図7に示すように、入力端子
70及び出力端子71と、利得を1とした1入力1出力のア
ンプ51と、入力端子70とアンプ51の入力との間に直列に
接続された抵抗12及び抵抗13と、抵抗12及び抵抗13の接
続部とアンプ51の出力及び出力端子71の接続部との間に
接続されたコンデンサ17と、アンプ51の入力と接地間に
接続されたコンデンサ18とを備えている。
【0005】この回路の入力端子70から入力される信号
の振幅をVin1[dBm]、出力端子71より出力される信号の
振幅をVo1[dBm]、カットオフ周波数をfc1[Hz]とする
と、Vo1/Vin1で求められる伝達関数、fc1[Hz]、及び入
力端子70から入力される信号の周波数がf[Hz]の時の出
力端子71より出力される信号の振幅Vo1[dBm]は、それぞ
れ以下の式により表される。 ・Vo1/Vin1=1/{( R12×R13×C17×C18)S^2+( R12
×R13)× C18S+1} ・fc1=1/{2π×( R12×R13×C17×C18)^(1/2)}
[Hz] ・Vo1=Vin1−40log(f/fc1) [dBm] ここで、Sはjωを表している。また、^は冪数を表
し、例えば^2は2乗を表している。
【0006】図8には、このフィルタ回路での入力信号
の周波数に対応する出力信号の振幅Vo1[dBm]の様子を示
している。
【0007】また、図9には、このフィルタ回路の1入
力1出力のアンプ51を、トランジスタと電流源とのエミ
ッタフォロワ回路で実現した従来の2次低域通過フィル
タ回路を示している。このフィルタ回路は、アンプ51
を、トランジスタ54と電流源56とで置き換えており、そ
の他には、図7の回路と同様に、入力端子70、出力端子
71、抵抗12、13、及びコンデンサ17、18を備えている。
【0008】この2次低域通過フィルタ回路は、図7の
2次低域通過フィルタ回路と同じように動作する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図9の2次低
域通過フィルタ回路のフィルタ特性を見ると、図10に
示すように、fc1[Hz]が設定よりも小さい値となり、ま
た、入力信号の周波数f[Hz]をfc1[Hz]よりも大きくして
一定の割合(-40dB/dec)で出力信号の振幅を減衰させ
たとき、その途中で減衰量が確保出来なくなる欠点があ
る。
【0010】2次低域通過フィルタ回路には、設定する
カットオフ周波数の精度を高め、減衰域での減衰の傾き
を一定に保つことが求められるが、この図9の2次低域
通過フィルタ回路では、この要求に十分応えることがで
きない。
【0011】本発明者は、図9の2次低域通過フィルタ
回路で、欠点を持つフィルタ特性が現れる原因を調べ、
それを基に、2次低域通過フィルタ回路一般についての
特性改善の方法を求めている。
【0012】図11に示す2次低域通過フィルタ回路
は、図9のフィルタ回路に抵抗33を加えて、コンデンサ
18をコンデンサ27に変更しているが、この抵抗33は、ト
ランジスタ54のSPICEモデルパラメータより与えら
れるエミッタ抵抗とトランジスタ54のコンダクタンスの
逆数で与えられる抵抗とを直列接続し、それを回路上に
表したものである。また、コンデンサ27は、コンデンサ
18とトランジスタ54のSPICEモデルパラメータより
与えられるベース−コレクタ間容量とを並列接続し、そ
れを回路上に表したものである。
【0013】この回路の入力端子70より入力される信号
の振幅をVin2[dBm]、出力端子71より出力される信号の
振幅をVo2[dBm]とすると、Vo2/Vin2で求められる伝達
関数は以下の式により表される。 ・Vo2/Vin2={( R13×R33×C17×C27)S^2+(R33
×C17)S+1}/[{( R12×R13+ R12×R33+ R13×R
33)×C17×C27}S^2+( R12×C27+R13×C27+R33×
C17)S+1]
【0014】このVo2/Vin2で求められる伝達関数は、
2つの2次低域通過フィルタ回路の伝達関数が組み合わ
さったものと見ることができる。つまり、この伝達関数
は、2次低域通過フィルタ回路の伝達関数と2次低域通
過フィルタ回路の伝達関数の逆数との乗算で成り立って
いることがわかる。
【0015】2次低域通過フィルタ回路の伝達関数のカ
ットオフ周波数をfc2[Hz]、2次低域通過フィルタ回路
の伝達関数の逆数のカットオフ周波数をfc3[Hz]とする
と、fc2[Hz]、及びfc3[Hz]は以下のように表される。 ・fc2=1/[2π×{( R12×R13+ R12×R33+ R13×
R33)×C17×C27}^(1/2)][Hz] ・fc3=1/{2π×(R13×R33×C17×C27)^(1/2)}[H
z]
【0016】ここで、2次低域通過フィルタ回路の伝達
関数の逆数とは、入力端子70から入力する信号の周波数
がfc3[Hz]よりも低い場合は、出力端子71より出力され
る信号の振幅を一定に保ち、fc3[Hz]よりも高い場合
は、入力端子70から入力する信号の周波数のfc3[Hz]に
対する高さに伴い、一定の割合(+40dB/dec)で出力端
子71より出力される信号の振幅を増加させることを意味
する。
【0017】このとき、入力端子70から周波数f[Hz]の
信号が入力した場合の出力端子71より出力される信号の
振幅Vo2[dBm]は以下の式で表される。 ・Vo2=Vin2−40log(f/fc2)+40log(f/fc3)[dB
m]
【0018】このフィルタ特性を示すと図12のように
なる。従って、図10の特性は、抵抗33、及びコンデン
サ27を考慮することによって説明が付くことになる。
【0019】また、図13には、図11のフィルタ回路
の電流源56をベースバイアス入力端子76、トランジスタ
60及びコンデンサ32に変更した2次低域通過フィルタ回
路を示している。この回路において、コンデンサ32は、
トランジスタ60のSPICEモデルパラメータより与え
られるコレクタ−接地間容量を回路上に表したものであ
る。また、見方を変えれば、このコンデンサ32は、出力
端子71に繋がる負荷と考えることもできる。
【0020】この回路の入力端子70より入力される信号
の振幅をVin2[dBm]、出力端子71より出力される信号の
振幅をVo2[dBm]とすると、Vo2/Vin2で求められる伝達
関数は以下の式により表される。 ・Vo2/Vin2 ={( R13×R33×C17×C27)S^2+(R33×C17)S+1} /[(R12×R13×R33×C17×C27×C32)S^3 +{R12×(R13+R33)×C17×C27+ R13×R33×( C17+C32)×C27 + R12×R33×( C17+C27)×C32}S^2 +( R12×C27+R13×C27+R33×C17+R33×C32)S+1]
【0021】このVo2/Vin2で求められる伝達関数は、
3次低域通過フィルタ回路及び2次低域通過フィルタ回
路の伝達関数が組み合わさったものと見ることができ
る。つまり、この伝達関数は、3次低域通過フィルタ回
路の伝達関数と2次低域通過フィルタ回路の伝達関数の
逆数との乗算で成り立っていることがわかる。ここで、
3次低域通過フィルタ回路の伝達関数は、{R12×(R13
+R33)×C17×C27+R13×R33×(C17+C32)×C27+R
12×R33×( C17+C27)×C32}^1/2>(R12×R13×R33
×C17×C27×C32)^1/3であれば、S^3の項ではなく
S^2の項によってカットオフ周波数が設定されるので
近似的に2次低域通過フィルタ回路の伝達関数とみなす
ことができる。
【0022】3次低域通過フィルタ回路の伝達関数のカ
ットオフ周波数をfc2'[Hz]、2次低域通過フィルタ回路
の伝達関数の逆数のカットオフ周波数をfc3'[Hz]とする
と、fc2'[Hz]及びfc3'[Hz]は以下のように表される。 ・fc2'=1/[2π×{R12×(R13+R33)×C17×C27+ R13
×R33×(C17+C32)×C27+ R12×R33×(C17+C27
×C32}^(1/2)][Hz] ・fc3'=1/{2π×(R13×R33×C17×C27)^(1/2)}
[Hz]
【0023】ここで、2次低域通過フィルタ回路の伝達
関数の逆数とは、入力端子70から入力する信号の周波数
がfc3'[Hz]よりも低い場合は、出力端子71より出力され
る信号の振幅を一定に保ち、fc3'[Hz]よりも高い場合
は、入力端子70から入力する信号の周波数のfc3'[Hz]に
対する高さに伴い、一定の割合(+40dB/dec)で出力端
子71より出力される信号の振幅を増加させることを意味
する。
【0024】このとき、入力端子70から周波数f[Hz]の
信号が入力した場合の出力端子71より出力される信号の
振幅Vo2[dBm]は以下の式で表される。 ・Vo2=Vin2−40log(f/fc2')+40log(f/fc3')[d
Bm] このフィルタ特性を示すと図14のようになる。
【0025】このフィルタ回路では、コンデンサ32を伝
達関数の算出に加味するか否かで、fc2[Hz]とfc2'[Hz]
が変わることから、コンデンサ32を考慮することによ
り、設定するカットオフ周波数の精度をさらに改善でき
ると考えられる。また、fc3[Hz]とfc3'[Hz]が等しいこ
とから2次低域通過フィルタ回路の伝達関数の逆数に違
いがないことがわかる。
【0026】以上のことから、設定するカットオフ周波
数の精度が高くないことや、減衰域で減衰する傾きを一
定に保つことができなかったのは、図9の低域通過フィ
ルタ回路において、図11や図13に示す抵抗33、コン
デンサ27、あるいはコンデンサ32を加味して伝達関数の
算出をしていなかったことが原因していることが分か
る。
【0027】本発明は、こうした考察に基づいて着想し
たものであり、カットオフ周波数を高い精度で設定する
ことができ、減衰域での減衰量の低下がない低域通過フ
ィルタ回路を提供し、また、それを組み込んだ集積回路
やそれを用いた無線機を提供することを目的としてい
る。
【0028】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の低域通
過フィルタ回路では、このフィルタ回路の構成要素であ
るアンプまたはエミッタフォロワ回路の抵抗成分及び容
量成分を加味して、カットオフ周波数を設定するととも
に、この抵抗成分及び容量成分が関与して派生する、減
衰量の低下をもたらすフィルタ作用を打ち消すための補
償用フィルタ回路を、この低域通過フィルタ回路の前ま
たは後ろにアンプを介して直列に接続している。
【0029】そのため、カットオフ周波数の設定精度を
高めることができ、また、減衰域での減衰量の低下をな
くすことができる。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、出力インピーダンスを有するエミッタフォロワ回路
を構成要素に持つ低域通過フィルタ回路と、この低域通
過フィルタ回路の前にアンプを介して直列に接続した、
抵抗及びコンデンサで構成された補償用のフィルタ回路
とを設け、エミッタフォロワ回路を第1のトランジスタ
と電流源を構成する第2のトランジスタとで構成し、第
1のトランジスタのエミッタと第2のトランジスタのコ
レクタとを接続し、第1のトランジスタのベースに第1
の抵抗の一端を接続し、第1のトランジスタのベースと
第1の抵抗との間を第1のコンデンサを介して接地し、
第1のトランジスタのエミッタと第2のトランジスタの
コレクタとの間に出力端子を接続し、アンプの出力側と
第1の抵抗の他端との間に第2の抵抗を接続し、第1の
抵抗の他端と出力端子との間に第2のコンデンサを接続
し、第2のトランジスタのベースにベースバイアス入力
端子を接続し、出力端子を第5のコンデンサを介して接
地し、低域通過フィルタ回路を、これらのエミッタフォ
ロワ回路、第1の抵抗、第2の抵抗、第1のコンデン
サ、第2のコンデンサ、及び第5のコンデンサによって
構成し、この低域通過フィルタ回路の伝達関数を、エミ
ッタフォロワ回路の出力インピーダンス及び第5のコン
デンサを加味して、3次低域フィルタ回路の伝達関数
と、2次低域通過フィルタ回路の伝達関数の逆数とを乗
算したものとして把握し、補償用のフィルタ回路を、こ
の2次低域通過フィルタ回路の伝達関数を持つように設
定したものであり、減衰域での減衰量の低下を無くし、
設定するカットオフ周波数の精度を高めることができ
る。
【0031】
【0032】
【0033】
【0034】
【0035】
【0036】
【0037】請求項に記載の発明は、アンプの入力側
と入力端子との間に第3の抵抗及び第4の抵抗を直列に
接続し、アンプの入力側と第3の抵抗との間を第3のコ
ンデンサを介して接地し、第3の抵抗と第4の抵抗との
間を第4のコンデンサを介して接地し、補償用のフィル
タ回路を、これらの第3の抵抗、第4の抵抗、第3のコ
ンデンサ、及び第4のコンデンサによって構成したもの
であり、減衰域での減衰量の低下を無くすことができ
る。
【0038】請求項に記載の発明は、第5のコンデン
サを、第2のトランジスタのSPICEモデルパラメー
タより与えられるコレクタ−接地間容量としたものであ
り、設定するカットオフ周波数の精度を高めることがで
きる。
【0039】請求項に記載の発明は、請求項1、2ま
たは3に記載の低域通過フィルタ回路を集積回路に内蔵
させたものである。
【0040】請求項に記載の発明は、請求項に記載
の半導体集積回路を無線機に組み込んだものであり、無
線機の小型計量化を図ることができる。
【0041】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。
【0042】(第1の実施形態)第1の実施形態におけ
る2次低域通過フィルタ回路は、図1に示すように、入
力端子70及び出力端子71と、利得を1とした1入力1出
力のアンプ50及びアンプ51と、入力端子70とアンプ50の
入力との間に直列に接続された抵抗10及び抵抗11と、ア
ンプ50の出力とアンプ51の入力との間に直列に接続され
た抵抗12及び抵抗13と、アンプ51の出力と出力端子71と
の間に接続された抵抗14と、抵抗10及び抵抗11の接続部
と接地間に接続されたコンデンサ15と、アンプ50の入力
と接地間に接続されたコンデンサ16と、抵抗12及び抵抗
13の接続部と出力端子71との間に接続されたコンデンサ
17と、アンプ51の入力と接地間に接続されたコンデンサ
18とを備えている。
【0043】このフィルタ回路は、図7と比べて、入力
端子70、出力端子71、アンプ51、抵抗12、抵抗13、コン
デンサ17及びコンデンサ18に関しては同一であるが、抵
抗14が新たに接続され、また、アンプ50と抵抗10、抵抗
11、コンデンサ15及びコンデンサ16とから成る2次フィ
ルタが新たに接続されている点が相違している。
【0044】抵抗14は、アンプ51の出力抵抗に相当し、
この抵抗14を伝達関数の算出に加味することによって、
設定するカットオフ周波数の精度を高めることができ
る。
【0045】また、抵抗14が加わり、抵抗12、抵抗13、
抵抗14、コンデンサ17、コンデンサ18、及びアンプ51に
より構成される2次低域通過フィルタ回路の伝達関数に
は、抵抗13、抵抗14、コンデンサ17、コンデンサ18より
成る2次低域通過フィルタ回路の伝達関数の逆数が乗算
されることになる。
【0046】この2次低域通過フィルタ回路の伝達関数
の逆数は、減衰量の低下をもたらすことになる。そこ
で、この2次低域通過フィルタ回路の前に、抵抗10、抵
抗11、コンデンサ15、及びコンデンサ16から成る2次低
域通過フィルタ回路をアンプ50を介して直列に繋げて、
抵抗13、抵抗14、コンデンサ17、及びコンデンサ18より
成る2次低域通過フィルタ回路から派生する作用を打ち
消している。
【0047】このフィルタ回路の入力端子70から入力さ
れる信号の振幅をVin[dBm]、出力端子71より出力される
信号の振幅をVo[dBm]とすると、Vo/Vinで求められる伝
達関数は、以下の式により表される。 ・Vo/Vin =1/{( R10×R11×C15×C16)S^2 +(R10×C15+R10×C16+R11×C16)S+1} × {( R13×R14×C17×C18)S^2+(R14×C17)S+1} /[{( R12×R13+ R12×R14+ R13×R14)×C17×C18}S^2 +( R12×C18+R13×C18+R14×C17)S+1] この時、 R10×R11×C15×C16= R13×R14×C17×C18
かつR10×C15+R10×C 16+R11×C16= R14×C17であれ
ば、 Vo/Vinで求められる伝達関数は以下の式により表
される。 ・Vo/Vin=1/[{( R12×R13+ R12×R14+ R13×
R14)×C17×C18}S^2+( R12×C18+R13×C18+R14
×C17)S+1]
【0048】上記の設定において、カットオフ周波数fc
[Hz]と、入力端子70から周波数f[Hz]の信号が入力した
場合の出力端子71より出力される信号の振幅Vo[dBm]
は、以下の式により表される。 ・fc=1/{2π×{( R12×R13+ R12×R14+ R13×R14
×C17×C18}^(1/2)}[Hz] ・Vo=Vin−40log(f/fc) [dBm] ただし、 R10×R11×C15×C16= R13×R14×C17×C18
かつR10×C15+R10×C16+R11×C16= R14×C17であ
る。
【0049】このフィルタ回路のフィルタ特性を図2に
示している。
【0050】このように、アンプ51の出力抵抗に相当す
る抵抗14を加えて伝達関数を算出することにより、設定
するカットオフ周波数の精度を高めることができる。
【0051】また、この抵抗13、抵抗14、コンデンサ1
7、コンデンサ18より成る2次低域通過フィルタ回路の
伝達関数の逆数による作用を打ち消すため、抵抗10、抵
抗11、コンデンサ15、及びコンデンサ16から成る2次低
域通過フィルタ回路をアンプ50を介して直列に繋げ、R
10×R11×C15×C16= R13×R14×C17×C18、かつR10×
C 15+R10×C16+R11×C16= R14×C17の関係を保つこと
によって、減衰飽和の発生を抑えることができる。
【0052】なお、抵抗13、抵抗14、コンデンサ17、及
びコンデンサ18より成る2次低域通過フィルタ回路の伝
達関数の逆数による作用を打ち消すための2次低域通過
フィルタは、2次低域通過フィルタの後ろに接続しても
同様の効果を得ることができる。
【0053】(第2の実施形態)第2の実施形態では、
第1の実施形態のフィルタ回路(図1)のアンプ50を差
動増幅回路に置き換え、また、アンプ51をトランジスタ
と電流源とで構成されるエミッタフォロワ回路で置き換
えている。
【0054】この2次低域通過フィルタ回路は、図3に
示すように、トランジスタ54と電流源56とで構成された
エミッタフォロワ回路を備え、また、差動増幅回路を構
成する、エミッタ共通のトランジスタ52及びトランジス
タ53を備えている。エミッタフォロワ回路には、図11
と同様に、出力端子71、抵抗13、コンデンサ27及びコン
デンサ17が接続し、また、抵抗23を介して、トランジス
タ53のコレクタに接続している。
【0055】また、トランジスタ53のコレクタと電源電
圧との間には抵抗22が、トランジスタ52のコレクタと電
源電圧との間には抵抗21が接続し、トランジスタ52、53
の共通のエミッタと接地間には電流源55が接続してい
る。また、トランジスタ53のベースには、第1の実施形
態において、2次低域通過フィルタ回路の伝達関数の逆
数による作用を打ち消すために付加した抵抗11、抵抗1
0、コンデンサ16、及びコンデンサ15と、入力端子72と
が接続し、同様に、トランジスタ52のベースにも、抵抗
20、抵抗19、コンデンサ26、及びコンデンサ25と、入力
端子73とが接続している。
【0056】この回路は、第1の実施形態の回路と比べ
て、トランジスタと電流源とで構成されるエミッタフォ
ロワ回路を用いたことの他に、抵抗19、抵抗20、コンデ
ンサ25、及びコンデンサ26から構成される2次低域通過
フィルタ回路を付加したこと、トランジスタ52、トラン
ジスタ53、抵抗21、抵抗22、及び電流源55から構成され
る差動増幅回路を付加したこと、入力端子70を入力端子
72に変えたこと、抵抗12を抵抗23に変えたこと、抵抗14
を抵抗24に変えたこと、及び、コンデンサ18をコンデン
サ27に変えたことが違っている。
【0057】ここで、抵抗23は、抵抗12から抵抗22を引
いたものである。また、抵抗24は、抵抗14から、次に説
明する抵抗33を引いたものである。抵抗33は、トランジ
スタ54のSPICEモデルパラメータより与えられるエ
ミッタ抵抗とトランジスタ54のコンダクタンスの逆数で
与えられる抵抗とを直列に接続した抵抗のことである。
また、コンデンサ27は、コンデンサ18とトランジスタ54
のSPICEモデルパラメータより与えられるベース−
コレクタ間容量とを並列に接続したコンデンサのことで
ある。
【0058】第2の実施形態の回路は、第1の実施形態
におけるアンプ50の入力をトランジスタ53のベースに置
き換え、アンプ50の出力をトランジスタ53のコレクタに
置き換えている。また、第1の実施形態におけるアンプ
51の入力をトランジスタ54のベースに置き換え、アンプ
51の出力をトランジスタ54のエミッタに置き換え、トラ
ンジスタ54のコレクタを電源電圧に接続し、電流源56を
出力端子と接地間に接続している。
【0059】この回路は、差動増幅回路のゲインをA[d
B]とするとき、入力端子72及び入力端子73にVin−A[dB
m]の片相の振幅をもつ信号を入力した場合に、コンデン
サ27に含まれるトランジスタ54のSPICEモデルパラ
メータより与えられるベース−コレクタ間容量によっ
て、カットオフ周波数の変更はあるが、出力端子71より
出力される信号の振幅は第1の実施形態と同等である。
【0060】上記の設定において、カットオフ周波数を
fc'[Hz]、また、入力端子70から周波数f[Hz]の信号が入
力した時の出力端子71より出力される信号の振幅をVo[d
Bm]とすると、これらは以下の式により表される。 ・fc'=1/{2π×{( R12×R13+ R12×R14+ R13×
R14)×C17×C27}^(1/2)}[Hz] ・Vo=Vin−40log(f/fc') [dBm] ただし、 R12=R22+R23、R14=R24+R33、R10×R11×C
15×C16= R13×R14×C17×C27、かつR10×C15+R10×C
16+R11×C16= R14×C17である。
【0061】この第2の実施形態の回路のフィルタ特性
を図4に示している。
【0062】このように、エミッタフォロワ回路によっ
て構成される低域通過フィルタ回路の前または後ろに、
抵抗とコンデンサとで構成される補償用のフィルタ回路
を差動増幅器を介して、あるいはアンプを介して、直列
に接続し、減衰量の低下を打ち消すことによって、減衰
域での減衰量の低下をなくすことができる。
【0063】(第3の実施形態)第3の実施形態では、
第2の実施形態のフィルタ回路の電流源56をベースバイ
アス入力端子及びトランジスタに変更した場合の回路構
成について説明する。
【0064】この回路は、図5に示すように、電流源56
に代わる、ベースバイアス入力端子76及びトランジスタ
60を備えており、第2の実施形態の電流源56の出力端子
側をトランジスタ60のコレクタで置き換え、電流源56の
接地側をトランジスタ60のエミッタで置き換え、トラン
ジスタ60のベースにベースバイアス入力端子76を接続し
ている。また、図13で説明したように、エミッタ−接
地間容量を表すコンデンサ32を付加している。
【0065】また、抵抗31、11、30、20とコンデンサ1
5、16、25、26とで構成される補償用のフィルタ回路に
対して、入力端子74、75、トランジスタ57、58、電流源
59及び抵抗28、29から構成された差動増幅器を通じて信
号を入力している。
【0066】この回路は、第2の実施形態と比べて、抵
抗28、抵抗29、トランジスタ57、トランジスタ58、入力
端子74、及び入力端子75から構成される差動増幅回路を
付加したこと、抵抗10を抵抗31に変えたこと、抵抗19を
抵抗30に変えたこと、電流源56をベースバイアス入力端
子76、トランジスタ60及びコンデンサ32に変更したこと
が違っているが、その他の構成は変わりがない。
【0067】ここで、抵抗30は、抵抗19から抵抗28を引
いたものである。抵抗31は、抵抗10から抵抗29を引いた
ものである。コンデンサ32は、トランジスタ60のSPI
CEモデルパラメータより与えられるエミッタ−接地間
容量を、回路上に表したものである。また、見方を変え
れば、このコンデンサ32は、出力端子71につながる負荷
と考えることもできる。
【0068】前段の差動増幅回路のゲインをB[dB]と
し、後段の差動増幅回路のゲインをA[dB]とするとき、
このフィルタ回路の入力端子74及び入力端子75から入力
される信号の振幅をVin-A-B-6[dBm]、出力端子71より出
力される信号の振幅をVo[dBm]とすればVo/Vinで求めら
れる伝達関数は、以下の式により表される。 ・Vo/Vin =1/{( R10×R11×C15×C16)S^2 +(R10×C15+R10×C16+R11×C16)S+1} ×{( R13×R14×C17×C27)S^2+(R14×C17)S+1} /[(R12×R13×R14×C17×C27×C32)S^3 +{R12×(R13+R14)×C17×C27 + R13×R14×( C17+C32)×C27 + R12×R14×( C17+C27)×C32}S^2 +( R12×C27+R13×C27+R14×C17+R14×C32)S+1]
【0069】ただし、R10= R29+R31、 R12= R22+R
23、 R14=R24+R33、この時、 R10×R11×C15×C16
R13×R14×C17×C27、かつR10×C15+R10×C16+R11×C
16= R14×C17であれば、Vo/Vinで求められる伝達関数
は以下の式により表される。 ・Vo/Vin =1/[(R12×R13×R14×C17×C27×C32)S^3 +{R12×(R13+R14)×C17×C27 + R13×R14×( C17+C32)×C27 + R12×R14×( C17+C27)×C32}S^2 +( R12×C27+R13×C27+R14×C17+R14×C32)S+1]
【0070】ここで、3次低域通過フィルタ回路の伝達
関数は、{R12×(R13+R14)×C17×C27+ R13×R14×
( C17+C32)×C27+ R12×R14×( C17+C27)×C32}
^1/2>(R12×R13×R14×C17×C27×C32)^1/3であれ
ば、S^3の項ではなくS^2の項によってカットオフ周
波数が設定されるので近似的に2次低域通過フィルタ回
路の伝達関数とみなすことができる。
【0071】上記の設定において、カットオフ周波数を
fc''[Hz]、また、入力端子75から周波数f[Hz]の信号が
入力する時の出力端子71より出力される信号の振幅をVo
[dBm]とすると、これらは以下の式により表される。 ・fc''=1/[2π×{R12×(R13+R14)×C17×C27+ R13
×R14×( C17+C32)×C27+ R12×R14×( C17
C27)×C32}^(1/2)][Hz] ・Vo=Vin−40log(f/fc'') [dBm] ただし、 R10×R11×C15×C16= R13×R14×C17×C27
かつR10×C15+R10×C 16+R11×C16= R14×C17であ
る。
【0072】このフィルタ回路のフィルタ特性を図6に
示している。
【0073】この回路は、前段の差動増幅回路のゲイン
をB[dB]とし、後段の差動増幅回路のゲインをA[dB]と
するとき、入力端子74及び入力端子75にVin-A-B-6[dBm]
の片相の振幅をもつ信号を入力した場合に、コンデンサ
27に含まれるトランジスタ54のSPICEモデルパラメ
ータより与えられるベース−コレクタ間容量とコンデン
サ32とによってカットオフ周波数の変更はあるが、出力
端子71より出力される信号の振幅をVoに関しては、第1
の実施形態と同じようになる。
【0074】また、本発明のフィルタ回路は、他の回路
とともに集積化して、バイポーラ半導体集積回路などを
構成できる。
【0075】また、この半導体集積回路を携帯電話機な
どの無線機に組み込むことによって、無線機の小型軽量
化を図ることができる。
【0076】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の低域通過フィルタ回路は、減衰域での減衰量の低下を
なくし、また、設定するカットオフ周波数の精度を高め
ることができる。
【0077】また、このフィルタ回路は他の回路と集積
化して集積回路を構成することができ、この集積回路を
無線機に組み込むことにより、無線機の小型・軽量化を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における低域通過フィ
ルタ回路の回路図、
【図2】第1の実施形態の低域通過フィルタ回路の周波
数特性図、
【図3】本発明の第2の実施形態における低域通過フィ
ルタ回路の回路図、
【図4】第2の実施形態の低域通過フィルタ回路の周波
数特性図、
【図5】本発明の第3の実施形態における低域通過フィ
ルタ回路の回路図、
【図6】第3の実施形態の低域通過フィルタ回路の周波
数特性図、
【図7】従来の2次低域通過フィルタ回路の回路図、
【図8】従来の2次低域通過フィルタ回路の周波数特性
図、
【図9】従来の他の2次低域通過フィルタ回路の回路
図、
【図10】従来の他の2次低域通過フィルタ回路の周波
数特性図、
【図11】従来の他の2次低域通過フィルタ回路を修正
した回路図、
【図12】修正した従来の他の2次低域通過フィルタ回
路の周波数特性図、
【図13】従来の他の2次低域通過フィルタ回路を再度
修正した回路図、
【図14】再度修正した従来の他の2次低域通過フィル
タ回路の周波数特性図である。
【符号の説明】
10、11、12、13、14、19、20、21、22、23、24、28、2
9、30、31、33 抵抗 15、16、17、18、25、26、27、32 コンデンサ 50、51 アンプ 52、53、54、57、58、60 トランジスタ 55、56、59 電流源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−18813(JP,A) 特開 昭62−176318(JP,A) 実開 昭62−161423(JP,U) 実開 昭53−95745(JP,U) 米国特許5293087(US,A) 岡村迪夫,定本 OPアンプ回路の設 計,CQ出版,1992年 1月20日,第2 版,p.284〜285 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03H 11/04

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力インピーダンスを有するエミッタフ
    ォロワ回路を構成要素に持つ低域通過フィルタ回路と、
    前記低域通過フィルタ回路の前にアンプを介して直列に
    接続された、抵抗及びコンデンサで構成された補償用の
    フィルタ回路とを備え、 前記エミッタフォロワ回路が第1のトランジスタと電流
    源を構成する第2のトランジスタとを含み、前記第1の
    トランジスタのエミッタと前記第2のトランジスタのコ
    レクタとが接続され、前記第1のトランジスタのベース
    に第1の抵抗の一端が接続され、前記第1のトランジス
    タのベースと前記第1の抵抗との間が第1のコンデンサ
    を介して接地され、前記第1のトランジスタのエミッタ
    と前記第2のトランジスタのコレクタとの間に出力端子
    が接続され、前記アンプの出力側と前記第1の抵抗の他
    端との間に第2の抵抗が接続され、前記第1の抵抗の他
    端と前記出力端子との間に第2のコンデンサが接続さ
    れ、前記第2のトランジスタのベースにベースバイアス
    入力端子が接続され、前記出力端子が第5のコンデンサ
    を介して接地され、前記低域通過フィルタ回路が、前記
    エミッタフォロワ回路、第1の抵抗、第2の抵抗、第1
    のコンデンサ、第2のコンデンサ、及び第5のコンデン
    サによって構成され、 前記低域通過フィルタ回路の伝達関数が、前記エミッタ
    フォロワ回路の出力インピーダンス及び前記第5のコン
    デンサを加味して、3次低域フィルタ回路の伝達関数
    と、2次低域通過フィルタ回路の伝達関数の逆数とを乗
    算したものとして把握されるとき、前記補償用のフィル
    タ回路が、前記2次低域通過フィルタ回路の伝達関数を
    持つように設定されていることを特徴とする低域通過フ
    ィルタ回路。
  2. 【請求項2】 前記アンプの入力側と入力端子との間に
    第3の抵抗及び第4の抵抗が直列に接続され、前記アン
    プの入力側と前記第3の抵抗との間が第3のコンデンサ
    を介して接地され、前記第3の抵抗と前記第4の抵抗と
    の間が第4のコンデンサを介して接地され、前記補償用
    のフィルタ回路が、前記第3の抵抗、第4の抵抗、第3
    のコンデンサ、及び第4のコンデンサによって構成され
    ることを特徴とする請求項1に記載の低域通過フィルタ
    回路。
  3. 【請求項3】 前記第5のコンデンサが、前記第2のト
    ランジスタのSPICEモデルパラメータより与えられ
    るコレクタ−接地間容量であることを特徴とする請求項
    1に記載の低域通過フィルタ回路。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3に記載の低域通過
    フィルタ回路を内蔵した半導体集積回路。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の半導体集積回路を含む
    無線機。
JP17452199A 1999-06-21 1999-06-21 低域通過フィルタ回路及びそれを用いた無線機 Expired - Fee Related JP3328226B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17452199A JP3328226B2 (ja) 1999-06-21 1999-06-21 低域通過フィルタ回路及びそれを用いた無線機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17452199A JP3328226B2 (ja) 1999-06-21 1999-06-21 低域通過フィルタ回路及びそれを用いた無線機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001007681A JP2001007681A (ja) 2001-01-12
JP3328226B2 true JP3328226B2 (ja) 2002-09-24

Family

ID=15979988

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17452199A Expired - Fee Related JP3328226B2 (ja) 1999-06-21 1999-06-21 低域通過フィルタ回路及びそれを用いた無線機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3328226B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10007178A1 (de) * 2000-02-17 2001-08-23 Epcos Ag Oberflächenwellenfilter mit Reaktanzelementen

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
岡村迪夫,定本 OPアンプ回路の設計,CQ出版,1992年 1月20日,第2版,p.284〜285

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001007681A (ja) 2001-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6155806B2 (ja)
JPH0474882B2 (ja)
JP3328226B2 (ja) 低域通過フィルタ回路及びそれを用いた無線機
US6373332B2 (en) Biquad notch filter
JP3243213B2 (ja) 低域通過フィルタ回路及びそれを用いた無線機
US11652456B2 (en) Trans-impedance amplifier, chip, and communications device
JP3300301B2 (ja) 低域通過フィルタ
JPH0237723B2 (ja)
JP2002305428A (ja) 差動アクティブフィルタ
JP2538037B2 (ja) フィルタ回路
Bayard CFOA based inverting amplifier bandwidth enhancement
JPH04304008A (ja) 電荷増幅器
US11444587B2 (en) Multiple feedback filter
JPH0448009Y2 (ja)
JPS6348980Y2 (ja)
JPH08172340A (ja) 能動低域通過フィルタ
JPH0540585Y2 (ja)
JP2550943Y2 (ja) 二重積分回路
JP3362602B2 (ja) アクティブフィルタ
JP2901248B2 (ja) 可変リアクタンス回路
JP4761851B2 (ja) 帰還形信号処理回路
JPH0936702A (ja) アクティブロ−パスフィルタ
JPH04577Y2 (ja)
JPH02121508A (ja) 広帯域増幅器
JP2841563B2 (ja) 可変インピーダンス回路

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070712

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080712

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees