JP3328183B2 - 仮想化専用線制御方式とその方法 - Google Patents

仮想化専用線制御方式とその方法

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JP3328183B2
JP3328183B2 JP03483098A JP3483098A JP3328183B2 JP 3328183 B2 JP3328183 B2 JP 3328183B2 JP 03483098 A JP03483098 A JP 03483098A JP 3483098 A JP3483098 A JP 3483098A JP 3328183 B2 JP3328183 B2 JP 3328183B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、仮想化専用線制御
方式とその方法に関し、特にISDNインタフェースを
有する構内交換機間におけるISDN網を利用した仮想
化専用線のISDN網の任意のチャネルへの接続および
切断制御に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に電話網のトラヒックは、時間帯や
曜日により変化する。例えば企業内の電話網の場合、始
業時直後,昼休み直後、終業時直前に集中し、1日の中
での最繁時は数時間であることが知られている。
【0003】通常、企業内の電話網は専用線により本社
−事業所間、事業所間、営業所−本社,事業所間が接続
されており、最繁時を考慮した多数の回線数を通信事業
者と契約している。
【0004】従って、最繁時以外は専用線の回線数に余
剰が生じ、回線使用効率が低下し、且つ無駄な回線料金
を負担することになる。
【0005】このような専用線の回線数の余剰および無
駄な回線料金の負担を軽減するために、専用線の回線数
を最少限にし、トラヒックの高い時間帯のみISDN網
を介した仮想化専用線を設定し回線数を増やすISDN
網を利用した仮想化専用線方式が特開平4−16589
2号公報に提案されている。
【0006】この仮想化専用線方式は、暦毎に且つ、方
路単位にルート情報,チャネル数,着番号,発番号,時間
帯における仮想化専用線の設定数を記述したタイムビッ
トマップとからなる仮想化専用線情報を局側のそれぞれ
の記憶装置へ予め登録しておき、発側の局は周期的に記
憶装置を検索し登録されている当日の仮想化専用線情報
を読み出し、タイムビットマップを参照してその時間帯
における仮想化専用線の設定または解除を行うタイムリ
ンク方式である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来のI
SDN網を利用した仮想化専用線方式は、予想されるト
ラヒックを考慮し、仮想化専用線の回線数と、仮想化専
用線の接続を開始する時刻と、その期間を、予め局デー
タに設定しておき、この局データに従って仮想化専用線
を接続するタイムリンク方式により実現しているため、
周期的に仮想化専用線情報を検索したとき、発呼などの
イベントの発生がまったくない状態であってもタイムビ
ットマップに時刻対応に設定されている回線数分の仮想
化専用線の接続処理を実行するため、その時点における
実トラヒックが予想トラヒックに同等あるいは近い場合
には有効であるが、現時点(周期起動時点)における実
トラヒックが予想トラヒックより低い場合には、接続し
た仮想化専用線に余剰が生じ、回線使用効率の改善、無
駄な回線料金の負担の改善は必ずしも十分でない。
【0008】また、逆に予想したトラヒックを越えたイ
ベントが発生した場合には、仮想化専用線が不足し呼損
が生じる。
【0009】更に、仮想化専用線で使用するチャネル
は、ISDN網に対して固定に割り付けられ、且つ方路
毎に仮想化専用線の回線数分のISDN網のチャネルを
必要とし、そのチャネルは仮想化専用線以外の用途で使
用することができない。
【0010】本発明の目的は、ISDNインタフェース
を有する構内交換機において、ISDN網を利用した仮
想化専用線のチャネルの割付けと接続および切断を、発
呼などのイベントの発生に対応して行う仮想化専用線制
御方式とその方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の仮想化専用線制
御方法は、ISDNインタフェースを有する構内交換機
において、仮想化専用線を接続するための、少なくとも
1つの所定の仮想化専用線方路対応に割り付けられた1
つまたは複数のISDN網方路情報と、対局と前記仮想
化専用線で接続するために作成するISDN呼のISD
N呼作成情報と、終話後の前記仮想化専用線を所定時間
継続して捕捉するための終話後チャネル捕捉時間情報と
からなる仮想化専用線設定情報を対向する構内交換機相
互に保有し、イベントが発生したとき、前記仮想化専用
線設定情報を基に前記仮想化専用線をISDN網の任意
のチャネルに割り付けて接続することを特徴とする。
【0012】また、ISDNインタフェースを有する構
内交換機において、仮想化専用線を接続するための、少
なくとも1つの所定の仮想化専用線方路対応に割り付け
られた1つまたは複数のISDN網方路チャネル情報
と、対局と前記仮想化専用線で接続するために作成する
ISDN呼のISDN呼作成情報と、終話後の前記仮想
化専用線を所定時間継続して捕捉するための終話後チャ
ネル捕捉時間情報からなる仮想化専用線設定情報を対向
する構内交換機相互に保有し、イベントが発生したと
き、前記仮想化専用線設定情報を基に対応する前記仮想
化専用線方路を検索し、検索した前記仮想化専用線方路
に割り付けられた前記ISDN網方路チャネル情報の任
意のチャネルに割り付けて接続し、前記接続した仮想化
専用線を使用した通話終了後、この仮想化専用線のチャ
ネルを前記終話後チャネル捕捉時間情報を基に所定の
間継続して捕捉し、このチャネルの捕捉継続中に新たな
イベントが発生したとき、前記捕捉継続中のチャネルを
前記新たに発生したイベントに継続して使用することを
特徴とする。
【0013】本発明の仮想化専用線制御方式は、ISD
Nインタフェースを有する構内交換機において、前記構
内交換機は、ISDN網上の仮想化専用線で相互に接続
し、前記仮想化専用線をISDN網の任意のチャネルに
割り付けて接続するための、少なくとも1つの仮想化専
用線方路と、前記仮想化専用線方路対応に割り付けられ
た1つのまたは複数のISDN網方路チャネル情報、対
局と前記仮想化専用線で接続するために作成するISD
N呼のISDN呼作成情報および終話後の前記仮想化専
用線を所定時間継続して捕捉するための終話後チャネル
捕捉時間情報を含む仮想化専用線設定情報とからなる
想化専用線定義情報を登録する仮想化専用線定義メモリ
と、仮想化専用線の接続状態を管理するための、仮想化
専用線が割り当てられたISDN網方路情報と、この仮
想化専用線が割り当てられたISDN網方路毎のチャネ
ル情報と、このISDN網方路毎のチャネルに対応して
前記仮想化専用線の接続状態情報、通話状態情報および
終話後のチャネル捕捉時間の残り時間を示すチャネル捕
捉残り時間情報を含む仮想化専用線接続情報とからなる
仮想化専用線管理情報を登録する仮想化専用線管理メモ
リと、発生したイベントが前記仮想化専用線を接続する
イベントか否かを判定し、前記仮想化専用線定義メモリ
を検索して前記ISDN網方路を特定し、特定した前記
ISDN網方路を基に前記仮想化専用線管理メモリ検索
して、このISDN網方路に対応するチャネルの有無と
チャネルの接続状態とを検出する仮想化専用線識別手段
と、前記仮想化専用線のチャネルの終話を監視する仮想
化専用線チャネル監視手段と、前記仮想化専用線識別手
段から前記仮想化専用線のチャネルの接続指示を受けた
とき、前記仮想化専用線定義情報と前記仮想化専用線管
理情報を基に前記仮想化専用線の接続処理を行い、前記
仮想化専用線チャネル監視手段から切断指示を受けたと
き、前記仮想化専用線定義情報と前記仮想化専用線管理
情報を基に前記仮想化専用線の切断処理を行う仮想化専
用線接続/切断手段とを有することを特徴とする。
【0014】
【0015】
【0016】また、前記仮想化専用線管理メモリに登録
する前記仮想化専用線接続情報は、前記仮想化専用線が
割り当てられたISDN網方路毎の1つまたは複数のチ
ャネル対応に、どこ向けの方路と接続中かを設定する仮
想化専用線接続状態情報と、「通話中」か「空き」
「通話中・空き以外」かを設定する通話状態情報と、終
話後のチャネル捕捉時間の残り時間を設定するチャネル
捕捉残り時間情報とからなることを特徴とする。
【0017】また、前記仮想化専用線識別手段は、発生
したイベントが前記仮想化専用線の接続が必要か否かを
判定し接続が必要なとき、前記仮想化専用線定義メモリ
を検索して対向局向けの仮想化専用線方路と、この仮想
化専用線方路に割り付けられた仮想化専用線のISDN
網方路の有無を検出し、この検出したISDN網方路を
基に前記仮想化専用線管理メモリを検索して前記ISD
N網方路に対するチャネルの登録の有無、および通話が
終了後も継続して捕捉中のチャネルの有無を検出し、捕
捉継続中のチャネルがあるときは当該チャネルを使用す
る旨を、また捕捉継続中のチャネルがないときは新たな
チャネルを使用する旨を前記仮想化専用線管理メモリへ
登録する共に前記仮想化専用線接続/切断手段へ通知す
ることを特徴とする。
【0018】また、前記仮想化専用線チャネル監視手段
は、前記仮想化専用線管理メモリの前記チャネル捕捉残
り時間情報を監視し所定時間の終了を検出したとき、当
該チャネルを切断する旨を前記仮想化専用線管理メモリ
へ登録すると共に前記仮想化専用線接続/切断手段へ通
知することを特徴とする。
【0019】また、前記仮想化専用線接続/切断手段
は、前記仮想化専用線識別手段から捕捉継続中のチャネ
ルを使用する旨の通知を受けたときは当該チャネルの接
続を継続し、新たなチャネルを使用する旨の通知を受け
たときは前記仮想化専用線管理メモリを検索して未使用
のチャネルを検出し新たに接続処理し、前記仮想化専用
線チャネル監視手段からチャネルを切断する旨の通知を
受けたときは前記仮想化専用線管理メモリを検索し、対
応するチャネルの切断処理を行うことを特徴とする。
【0020】また、ISDNインタフェースを有する構
内交換機において、仮想化専用線の1つまたは複数の方
路と、前記仮想化専用線の1つまたは複数の方路対応に
割り付けする使用予定のISDN網方路情報(第1の情
報)と対局と仮想化専用線で接続するために作成するI
SDN呼のISDN呼作成情報(第2の情報)と終話後
の仮想化専用線を所定時間継続して捕捉するための終話
後チャネル捕捉時間情報(第3の情報)とからなる仮想
化専用線設定情報とを登録する仮想化専用線定義メモリ
と、前記仮想化専用線が割り当てられたISDN網方路
と、前記ISDN網方路毎の1つまたは複数のチャネル
情報と、前記仮想化専用線が割り当てられたISDN網
方路毎の1つまたは複数のチャネル対応に、どこ向けの
方路と接続中かを設定する仮想化専用線状態情報(第4
の情報)と「通話中」か「空き」か「通話中 空き以
外」かを設定する通話状態情報(第5の情報)と終話後
のチャネル捕捉時間の残り時間を設定するチャネル捕捉
残り時間情報(第6の情報)とからなる仮想化専用線接
続情報とを登録する仮想化専用線管理メモリとを備え、
イベント発生時に方路を特定し、特定した方路に対応す
る使用予定のISDN網方路の登録の有無を前記第1の
情報を基に判定する第1のステップと、前記第1のステ
ップで使用予定のISDN網の登録有りのとき、仮想化
専用線の登録有無を前記第4の情報を基に判定する第2
のステップと、前記第2のステップで仮想化専用線の登
録有りのとき、前記第1の情報が「接続中」で且つ前記
第5の情報が「空き」のチャネルの有無を判定する第3
のステップと、前記第3のステップで前記第1の情報が
「接続中」で且つ前記第2の情報が「空き」のチャネル
があるとき、当該チャネルの前記第5の情報を「通話
中」に更新し、且つ前記第6の情報の残り時間情報を消
去して「設定無し」に更新して、前記第2のステップで
判定した仮想化専用線を継続して捕捉する第4のステッ
プと、前記第3のステップで前記第5の情報の「空き」
無しのとき、前記第4の情報が「未使用」のチャネルの
有無を判定する第5のステップと、前記第5のステップ
で前記第4の情報が「未使用」のチャネルがあるとき、
当該チャネルの新規接続を指示する第6ステップと、前
記新規接続指示を受け前記第4の情報を「接続中」に更
新し、且つ前記第5の情報を「通話中」に更新し、前記
第2の情報からISDN呼を作成し当該チャネルを新規
接続する第7のステップとにより仮想化専用線の接続処
理を行うことを特徴とする。
【0021】また、ISDNインタフェースを有する構
内交換機において、仮想化専用線の1つまたは複数の方
路と、前記仮想化専用線の1つまたは複数の方路対応に
割り付けする使用予定のISDN網方路情報(第1の情
報)と対局と仮想化専用線で接続するために作成するI
SDN呼のISDN呼作成情報(第2の情報)と終話後
の仮想化専用線を所定時間継続して捕捉するための終話
後チャネル捕捉時間情報(第3の情報)とからなる仮想
化専用線設定情報とを登録する仮想化専用線定義メモリ
と、前記仮想化専用線が割り当てられたISDN網方路
情報と、前記ISDN網方路毎の1つまたは複数のチャ
ネル情報と、前記仮想化専用線が割り当てられたISD
N網方路毎の1つまたは複数のチャネル対応に、どこ向
けの方路と接続中かを設定する仮想化専用線状態情報
(第4の情報)と「通話中」か「空き」か「通話中、空
き以外」かを設定する通話状態情報(第5の情報)と終
話後のチャネル捕捉時間の残り時間を設定するチャネル
捕捉残り時間情報(第6の情報)とからなる仮想化専用
線接続情報とを登録する仮想化専用線管理メモリとを備
え、前記仮想化専用線を使用した通話が終了したとき、
通話が終了したチャネルの前記第の情報を「空き」に
更新する第8のステップと、前記通話が終了したチャネ
ルの前記第6の情報が「ゼロ」になったとき、前記第4
の情報を「未使用」に更新する初期化を行う第9のステ
ップとにより仮想化専用線の終話後処理を行うことを特
徴とする。
【0022】また、ISDNインタフェースを有する構
内交換機において、仮想化専用線の1つまたは複数の方
路と、前記仮想化専用線の1つまたは複数の方路対応に
割り付けする使用予定のISDN網方路情報(第1の情
報)と対局と仮想化専用線で接続するために作成するI
SDN呼のISDN呼作成情報(第2の情報)と終話後
の仮想化専用線を所定時間継続して捕捉するための終話
後チャネル捕捉時間情報(第3の情報)とからなる仮想
化専用線設定情報とを登録する仮想化専用線定義メモリ
と、前記仮想化専用線が割り当てられたISDN網方路
情報と、前記ISDN網方路毎の1つまたは複数のチャ
ネル情報と、前記仮想化専用線が割り当てられたISD
N網方路毎の1つまたは複数のチャネル対応に、どこ向
けの方路と接続中かを設定する仮想化専用線状態情報
(第4の情報)と「通話中」か「空き」か「通話中、空
き以外」かを設定する通話状態情報(第5の情報)と終
話後のチャネル捕捉時間の残り時間を設定するチャネル
捕捉残り時間情報(第6の情報)とからなる仮想化専用
線接続情報とを登録する仮想化専用線管理メモリとを備
え、連続または所定の周期で監視して前記第6の情報が
設定されたチャネルの有無を判定する第10のステップ
と、前記第6の情報が「ゼロ」になったとき前記第4の
情報を「未使用」に更新する第11のステップとにより
仮想化専用線の切断処理を行うことを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して説明する。図1は本発明の主要構成を示
すブロック図である。
【0024】図1を参照すると本発明の最良の実施の形
態は、A局構内交換機10と、A局構内交換機に収容さ
れたA端末30と、B局構内交換機20と、B局構内交
換機に収容されたB端末40と、A局構内交換機とB局
構内交換機を接続する仮想化専用線(ISDN回線)6
0と、ISDN網50とから構成される。
【0025】A局構内交換機10は、発呼などのイベン
トが発生したときに仮想化専用線60を接続するための
手段として、仮想化専用線識別手段11と、仮想化専用
線を接続するための仮想化専用線定義情報を予め登録し
ておく仮想化専用線定義メモリ12と、仮想化専用線の
接続状態を管理するための仮想化専用線管理情報を登録
しておく仮想化専用線管理メモリ13と、仮想化専用線
チャネル監視手段14と、仮想化専用線接続/切断手段
15とを備えている。図示していないがB局構内交換機
20もA局構内交換機10と同様な構成である。
【0026】A局構内交換機10およびB局構内交換機
20は、ISDN回線によりISDN網50に接続さ
れ、それぞれの構内交換機は仮想化専用線の対向局とし
て構成され、ISDN回線を仮想化専用線60として使
用する。
【0027】仮想化専用線定義メモリ12は、ダイヤル
番号に対応する方路と、仮想化専用線設定情報を記憶し
ている。
【0028】仮想化専用線管理メモリ13は、仮想化専
用線に割り付けられたISDN網に対応する方路と、I
SDN網の通話チャネルと、仮想化専用線接続情報を記
憶している。
【0029】仮想化専用線識別手段11は、発生したイ
ベントが仮想化専用線の接続を必要とする局線発信であ
るか否かを判断する。
【0030】仮想化専用線チャネル監視手段14は、仮
想化専用線管理メモリ13の仮想化専用線接続情報を連
続または周期的に監視する。仮想化専用線接続/切断手
段15は、仮想化専用線チャネル監視手段14および仮
想化専用線識別手段11の制御を受け、仮想化専用線の
接続および切断を行う。
【0031】図2は仮想化専用線定義メモリ12の構成
例を示す図であり、図3は仮想化専用線定義メモリ内の
仮想化専用線設定情報の詳細を示す図である。
【0032】図4は仮想化専用線管理メモリ13の構成
例を示す図であり、図5は仮想化専用線管理メモリ内の
仮想化専用線接続情報の詳細を示す図である。
【0033】仮想化専用線定義メモリ12は、図2に示
すように、方路12−1単位に、方路個々に仮想化専用
線を接続するための情報を予め設定する仮想化専用線設
定情報12−2を備えている。
【0034】仮想化専用線設定情報12−2は、図3に
示すように、仮想化専用線の方路12−1に対応して、
仮想化専用線を割り付けるための使用予定のISDN網
方路情報12−2a(第1の情報)と、仮想化専用線を
接続するために作成するISDN呼のISDN呼作成情
報12−2b(第2の情報)と、終話後のチャネルを継
続して捕捉しておく時間を予め初期値として設定してお
く終話後チャネル捕捉時間情報12−2c(第3の情
報)とからなる。
【0035】図3を参照すると、B局向けの仮想化専用
線に使用するISDN網方路は、ルート10を使用し、
仮想化専用線を接続するためのISDN呼作成情報は、
着番号として82−1111、識別番号として2000
を使用し、終話後のチャネルを継続して捕捉しておく終
話後チャネル捕捉時間は1分であることを示している。
【0036】仮想化専用線管理メモリ13は、図4に示
すようにISDN網報路13−1単位に、一次群インタ
フェース(23B+D)の通話チャネルを設定するIS
DN方路チャネル情報13−2と、ISDN網方路チャ
ネル情報13−2に設定された通話チャネル個々の使用
状態を設定する仮想化専用線接続情報13−3とから構
成する。
【0037】仮想化専用線接続情報13−3は、図5に
示すように仮想化専用線のISDN網方路の通話チャネ
ルに対応して、仮想化専用線の状態を設定する仮想化専
用線状態情報13−3a(第4の情報)と、通話状態を
設定する通話状態情報13−3b(第5の情報)と、終
話後のチャネル捕捉時間の残り時間を示すチャネル捕捉
残り時間情報13−3c(第6の情報)とからなる。
【0038】図5を参照すると、チャネル22は、B局
向けの仮想化専用線が接続中で通話が終了し30秒経過
したが、まだ30秒間は仮想化専用線が接続中であるこ
とを示している。通話チャネル23は、B局向けの仮想
化専用線が接続中で現在通話中であるためチャネル捕捉
残り時間情報は減算表示(設定)されず、またチャネル
21は、仮想化専用線にも一般公衆網にも接続されてい
ない未使用となっていることを示している。また、チャ
ネル19は一般公衆網に接続されていることを示してい
る。
【0039】次に図6に図1,図2,図3,図4および
図5を併せて参照し仮想化専用線の接続動作について説
明する。図6は本発明の仮想化専用線の接続手順を示す
フローチャートである。なお、ここでは図1に示すA端
末30からB端末40へ発信する場合を例に説明する。
【0040】A端末30からB端末40に対し発信する
(図6のステップS101)。A局構内交換機10は、
A端末30から送出された発信情報から公知の方法でB
端末40の電話番号(ダイヤル番号)を検出して仮想化
専用線識別手段11へ通知する。
【0041】仮想化専用線識別手段11は、電話番号を
基に図2に示す仮想化専用線定義メモリ12を検索しB
局向けの方路12−1を読み出し(S102)、次いで
読み出した方路B局を基に仮想化専用線設定情報12−
2を検索し、方路B局に対する仮想化専用線の登録の有
無を検出する(S103)。
【0042】仮想化専用線定義メモリ12の仮想化専用
線設定情報12−2には図3に示すように、方路B局に
対し使用予定のISDN網方路としてルート10が設定
されている。
【0043】仮想化専用線識別手段11は、ルート10
を基に図4に示す仮想化専用線管理メモリ13を検索
し、ISDN網方路13−1からルート10を特定し、
次いでルート10に割付けられているISDN網方路の
通話チャネルをISDN網方路チャネル情報13−2か
ら読み出し、各チャネルの現在の使用状態を仮想化専用
線接続情報13−3から検出する。
【0044】仮想化専用線接続情報13−3には、図5
に示すようにISDN網方路毎の各チャネルの現在の使
用状態が登録されている。
【0045】仮想化専用線識別手段11は、仮想化専用
線接続情報13−3から仮想化専用線状態情報13−3
aが「B局接続中」で、通話状態情報13−3bが「空
き」のチャネルの有無を検出する(S104)。
【0046】図5に示すように、仮想化専用線状態情報
13−3aが「B局接続中」で、通話状態情報13−3
bが「空き」のチャネル22があるので、すなわちチャ
ネル22はすでに通話は終了したが残り30秒間は仮想
化専用線を捕捉中であるので、通話状態情報13−3b
を「空き」から「通話中」に更新し、チャネル捕捉残り
時間情報13−3cを「30秒」から「設定なし」に更
新し(S105)、仮想化専用線接続/切断手段15へ
現在捕捉継続中のチャネル22の継続使用を指示する。
【0047】チャネル22を使用してA局構内交換機と
B局構内交換機の間でA端末30とB端末40の接続処
理を行い(S106)、その後A端末30とB端末40
間で通話を開始する。
【0048】このように、チャネル捕捉残り時間により
終話後も捕捉継続中の仮想化専用線に空きチャネルがあ
る場合、仮想化専用線の新たな接続処理が不要となるの
で、トラヒックが高い場合回線効率を高めることができ
る。
【0049】ステップS104において仮想化専用線状
態情報13−3aが「B局接続中」で、通話状態情報1
3−3bが「空き」のチャネルがない場合は、仮想化専
用線状態情報13−3aが「未使用」のチャネルの有無
を検出する(S107)。
【0050】仮想化専用線状態情報13−3aが「未使
用」のチャネル21があるので(図5)、仮想化専用線
接続/切断手段15へ新たなチャネルの接続を指示す
る。
【0051】仮想化専用線識別手段11から指示された
仮想化専用線接続/切断手段15は、仮想化専用線定義
メモリ12の仮想化専用線設定情報12−2を読み出
し、B局向けのISDN呼作成情報12−2bからIS
DN呼を作成し、仮想化専用線管理メモリ13のチャネ
ル21の仮想化専用線状態情報13−3aを「B局接続
中」、通話状態情報を「通話中」にそれぞれ更新し(S
108)、チャネル21の接続処理を実行し(S10
9)、その後通話を開始する。
【0052】このように、発呼などのイベントが発生し
たときのみ仮想化専用線の接続処理を行い、発呼などの
イベントの発生が無い場合に無駄な仮想化専用線を接続
しないので、トラヒック低い場合回線効率を高めること
ができる。
【0053】更に、ISDN網の通話チャネルに対して
仮想化専用線の割付ける際、方路を固定して割付けを行
わないので、未使用チャネルは任意方路の仮想化専用線
としても、また一般の公衆網回線としても使用でき、回
線の有効利用ができる。
【0054】次に図7に図1,図2,図3,図4および図
5を併せて参照し仮想化専用線を使用した通話終了後の
動作について説明する。図7は通話終了後処理手順を示
すフローチャートである。
【0055】仮想化専用線チャネル監視手段14は、チ
ャネル22を使用したA端末30とB端末40間の通話
が終了し、A局構内交換機10の図示しない中央制御装
置から終話通知を受けると(図7のステップS20
1)、仮想化専用線管理メモリ13を検索し仮想化専用
線接続情報13−3を読み出し、チャネル22の仮想化
専用線状態情報13−3aを「通話中」から「空き」に
更新し(S202)、チャネル捕捉残り時間情報13−
3cを「設定なし」から仮想化専用線定義メモリ12の
終話後チャネル捕捉時間情報12−2cに設定されてい
る初期値「1分」に更新する(S203)。その後、チ
ャネル捕捉残り時間情報13−3cには、更新された初
期値(1分)からタイマによる減算値が表示される。
【0056】次に図8に図1,図4および図5を併せて
参照し、通話終了後の仮想化専用線の切断動作について
説明する。図8は仮想化専用線の切断手順を示すフロー
チャートである。
【0057】仮想化専用線チャネル監視手段14は、連
続または予め設定された周期で仮想化専用線管理メモリ
13を検索し仮想化専用線接続情報13−3を読み出
し、終話後チャネル捕捉残り時間情報13−3cに終話
後チャネル捕捉時間の減算値を表示しているチャネルの
有無を検出する(図8のステップS301)。
【0058】チャネル22のチャネル捕捉残り時間情報
13−3cが、現在「30秒」の減算値を表示中である
ので、この減算値が「0」になること(タイマのタイム
アウト)を監視する(S302)。
【0059】仮想化専用線接続/切断手段15は、チャ
ネル捕捉残り時間が「0」になったことを検出すると
(S303)、チャネル捕捉残り時間情報13−3cを
「0」から「設定なし」に、通話状態情報13−3bを
「空き」から「設定なし」に、仮想化専用線状態情報1
3−3aを「B局接続中」から「未使用」にそれぞれ更
新し(S304)、仮想化専用線の切断処理を行う(S
305)。
【0060】なお、仮想化専用線接続情報13−3の終
話後チャネル捕捉時間情報13−3cに設定する終話後
のチャネルの捕捉時間の初期値は、個々の方路に共通な
時間、あるいは異なる時間をタイマにより任意に設定す
ることができる(図3)。
【0061】このように、通話終了後の仮想化専用線の
捕捉を継続する終話後チャネル捕捉時間をトラヒックの
最繁時を考慮して設定することにより、仮想化専用線の
捕捉継続中に発生したイベントに対する仮想化専用線の
新たな接続処理が不要となり、回線効率の向上を図るこ
とができる。
【0062】また、通話終了後も仮想化専用線の捕捉を
継続することにより、仮想化専用線の接続,切断により
通信料金を計数する課金方式に対しては、通信料金を抑
制することができる。
【0063】また、終話後のチャネル捕捉時間を任意に
設定できることにより、多様な課金方式に対応すること
ができる。
【0064】更に、終話後チャネル捕捉時間を長い時間
に設定することにより、固定的な専用線と同じような使
用ができる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ISDN
インタフェースを有する構内交換機において、対向する
構内交換機相互に、仮想化専用線を接続するための情報
を仮想化専用線定義メモリに、また仮想化専用線の状態
を仮想化専用線管理メモリにそれぞれ保有し、発呼など
のイベントが発生したとき、仮想化専用線識別機能によ
り仮想化専用線の接続が必要か否かを仮想化専用線定義
メモリと仮想化専用線管理メモリを検索して識別し、仮
想化専用線の接続を必要とする発信の場合、仮想化専用
線接続/切断機能により仮想化専用線を接続し、また、
仮想化専用線チャネル監視機能により仮想化専用線のチ
ャネルの状態を連続または周期的に監視し、接続した仮
想化専用線を使用した通話終了後もこの仮想化専用線の
チャネルを任意の時間捕捉したまま継続し、このチャネ
ルの捕捉継続中に新たなイベントが発生したとき、捕捉
継続中のチャネルを使用し、仮想化専用線のチャネルの
捕捉継続中に新たなイベントが発生しなかった場合は、
仮想化専用線接続/切断機能により通話終了したチャネ
ルを切断をするよう構成する。
【0066】従って、従来のように予想したトラヒック
を基に仮想化専用線の接続を行うのではなく、発呼など
のイベントが発生したときのみ仮想化専用線の接続を行
うので、すなわち実トラヒックに応じた回線数分だけ仮
想化専用線を接続するので、予想トラヒックと実トラヒ
ックの差異による仮想化専用線の余剰,不足がなく、回
線使用効率の低下や無駄な回線料金の負担を招くことが
ない。
【0067】また、仮想化専用線の不足による呼損もな
い。
【0068】また、ISDN網の通話チャネルを任意の
方路に対する仮想化専用線の回線、または一般の公衆回
線として使用できるので、従来のようなISDN網の通
話チャネルに対し各方路毎に仮想化専用線の回線数分の
チャネルを必要としない。すなわちISDN網の通話チ
ャネルと仮想化専用線の回線効率を高めることができ
る。
【0069】通話終了後もその仮想化専用線を所定時間
継続して捕捉するので、仮想化専用線を捕捉継続中に発
生したイベントに対する仮想化専用線の接続処理を再度
行う必要がないため、トラヒックが高い場合通話効率を
高めることができる。
【0070】また、通話終了後も仮想化専用線の捕捉を
継続することにより、仮想化専用線の接続,切断により
通信料金を計数する課金方式に対しては、通信料金を抑
制することができる。
【0071】また、通話後のチャネル捕捉時間を任意に
設定できることにより、多様な課金方式に対応すること
ができる。
【0072】更に、通話後のチャネル捕捉時間を長い時
間に設定することにより、固定的な専用線と同じような
使用ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の主要構成例を示すブロック図である。
【図2】本発明の仮想化専用線定義メモリの構成例を示
す図である。
【図3】本発明の仮想化専用線定義メモリ内の仮想化専
用線設定情報の詳細を示す図である。
【図4】本発明の仮想化専用線管理メモリの構成例を示
す図である。
【図5】本発明の仮想化専用線管理メモリ内の仮想化専
用線接続情報の詳細を示す図である。
【図6】本発明の仮想化専用線の接続手順を示すフロー
チャートである。
【図7】本発明の通話終了後処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図8】本発明の仮想化専用線の切断手順を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
10、20 構内交換機 30、40 端末 50 ISDN網 60 仮想化専用線 11 仮想化専用線識別手段 12 仮想化専用線定義メモリ 13 仮想化専用線管理メモリ 14 仮想化専用線チャネル監視手段 15 仮想化専用線接続/切断手段 12−1 方路 12−2 仮想化専用線設定情報 12−2a 使用予定のISDN網方路 12−2b ISDN呼作成情報 12−2c 終話後チャネル捕捉時間情報 13−1 ISDN網方路 13−2 ISDN網方路チャネル情報 13−3 仮想化専用線接続情報 13−3a 仮想化専用線状態情報 13−3b 通話状態情報 13−3c チャネル捕捉残り時間情報
フロントページの続き (56)参考文献 登録実用新案3042169(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 3/58 - 3/62 H04M 3/00

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ISDNインタフェースを有する構内交
    換機において、仮想化専用線を接続するための、少なく
    とも1つの所定の仮想化専用線方路対応に割り付けられ
    た1つまたは複数のISDN網方路情報と、対局と前記
    仮想化専用線で接続するために作成するISDN呼のI
    SDN呼作成情報と、終話後の前記仮想化専用線を所定
    時間継続して捕捉するための終話後チャネル捕捉時間情
    報とからなる仮想化専用線設定情報を対向する構内交換
    機相互に保有し、イベントが発生したとき、前記仮想化
    専用線設定情報を基に前記仮想化専用線をISDN網の
    任意のチャネルに割り付けて接続することを特徴とする
    仮想化専用線制御方法。
  2. 【請求項2】 ISDNインタフェースを有する構内交
    換機において、仮想化専用線を接続するための、少なく
    とも1つの所定の仮想化専用線方路対応に割り付けられ
    た1つまたは複数のISDN網方路チャネル情報と、対
    局と前記仮想化専用線で接続するために作成するISD
    N呼のISDN呼作成情報と、終話後の前記仮想化専用
    線を所定時間継続して捕捉するための終話後チャネル捕
    捉時間情報からなる仮想化専用線設定情報を対向する構
    内交換機相互に保有し、イベントが発生したとき、前記
    仮想化専用線設定情報を基に対応する前記仮想化専用線
    方路を検索し、検索した前記仮想化専用線方路に割り付
    けられた前記ISDN網方路チャネル情報の任意のチャ
    ネルに割り付けて接続し、前記接続した仮想化専用線を
    使用した通話終了後、この仮想化専用線のチャネルを
    記終話後チャネル捕捉時間情報を基に所定の時間継続し
    て捕捉し、このチャネルの捕捉継続中に新たなイベント
    が発生したとき、前記捕捉継続中のチャネルを前記新た
    に発生したイベントに継続して使用することを特徴とす
    る仮想化専用線制御方法。
  3. 【請求項3】 ISDNインタフェースを有する構内交
    換機において、前記構内交換機は、ISDN網上の仮想
    化専用線で相互に接続し、前記仮想化専用線をISDN
    網の任意のチャネルに割り付けて接続するための、少な
    くとも1つの仮想化専用線方路と、前記仮想化専用線方
    路対応に割り付けられた1つのまたは複数のISDN網
    方路チャネル情報、対局と前記仮想化専用線で接続する
    ために作成するISDN呼のISDN呼作成情報および
    終話後の前記仮想化専用線を所定時間継続して捕捉する
    ための終話後チャネル捕捉時間情報を含む仮想化専用線
    設定情報とからなる仮想化専用線定義情報を登録する仮
    想化専用線定義メモリと、仮想化専用線の接続状態を管
    理するための、仮想化専用線が割り当てられたISDN
    網方路情報と、この仮想化専用線が割り当てられたIS
    DN網方路毎のチャネル情報と、このISDN網方路毎
    のチャネルに対応して前記仮想化専用線の接続状態情
    報、通話状態情報および終話後のチャネル捕捉時間の残
    り時間を示すチャネル捕捉残り時間情報を含む仮想化専
    用線接続情報とからなる仮想化専用線管理情報を登録す
    る仮想化専用線管理メモリと、発生したイベントが前記
    仮想化専用線を接続するイベントか否かを判定し、前記
    仮想化専用線定義メモリを検索して前記ISDN網方路
    を特定し、特定した前記ISDN網方路を基に前記仮想
    化専用線管理メモリ検索して、このISDN網方路に対
    応する前記仮想化専用線のチャネルの有無とチャネルの
    接続状態とを検出する仮想化専用線識別手段と、前記仮
    想化専用線のチャネルの終話を監視する仮想化専用線チ
    ャネル監視手段と、前記仮想化専用線識別手段から前記
    仮想化専用線のチャネルの接続指示を受けたとき、前記
    仮想化専用線定義情報と前記仮想化専用線管理情報を基
    に前記仮想化専用線の接続処理を行い、前記仮想化専用
    線チャネル監視手段から切断指示を受けたとき、前記仮
    想化専用線定義情報と前記仮想化専用線管理情報を基に
    前記仮想化専用線の切断処理を行う仮想化専用線接続/
    切断手段とを有することを特徴とする仮想化専用線制御
    方式。
  4. 【請求項4】 前記仮想化専用線管理メモリに登録する
    前記仮想化専用線接続情報は、前記仮想化専用線が割り
    当てられたISDN網方路毎の1つまたは複数のチャネ
    ル対応に、どこ向けの方路と接続中かを設定する仮想化
    専用線接続状態情報と、「通話中」か「空き」か「通話
    中・空き以外」かを設定する通話状態情報と、終話後の
    チャネル捕捉時間の残り時間を設定するチャネル捕捉残
    り時間情報とからなることを特徴とする請求項記載の
    仮想化専用線制御方式。
  5. 【請求項5】 前記仮想化専用線識別手段は、発生した
    イベントが前記仮想化専用線の接続が必要か否かを判定
    し接続が必要なとき、前記仮想化専用線定義メモリを検
    索して対向局向けの仮想化専用線方路と、この仮想化専
    用線方路に割り付けられた前記仮想化専用線のISDN
    網方路の有無を検出し、この検出したISDN網方路を
    基に前記仮想化専用線管理メモリを検索して前記ISD
    N網方路に対するチャネルの登録の有無、および通話が
    終了後も継続して捕捉中のチャネルの有無を検出し、捕
    捉継続中のチャネルがあるときは当該チャネルを使用す
    る旨を、また捕捉継続中のチャネルがないときは新たな
    チャネルを使用する旨を前記仮想化専用線管理メモリへ
    登録する共に前記仮想化専用線接続/切断手段へ通知す
    ることを特徴とする請求項3記載の仮想化専用線制御方
    式。
  6. 【請求項6】 前記仮想化専用線チャネル監視手段は、
    前記仮想化専用線管理メモリの前記チャネル捕捉残り時
    間情報を監視し所定時間の終了を検出したとき、当該チ
    ャネルを切断する旨を前記仮想化専用線管理メモリへ登
    録すると共に前記仮想化専用線接続/切断手段へ通知す
    ることを特徴とする請求項3記載の仮想化専用線制御方
    式。
  7. 【請求項7】 前記仮想化専用線接続/切断手段は、前
    記仮想化専用線識別手段から捕捉継続中のチャネルを使
    用する旨の通知を受けたときは当該チャネルの接続を継
    続し、新たなチャネルを使用する旨の通知を受けたとき
    は前記仮想化専用線管理メモリを検索して未使用のチャ
    ネルを検出し新たに接続処理し、前記仮想化専用線チャ
    ネル監視手段からチャネルを切断する旨の通知を受けた
    ときは前記仮想化専用線管理メモリを検索し、対応する
    チャネルの切断処理を行うことを特徴とする請求項3記
    載の仮想化専用線制御方式。
  8. 【請求項8】 ISDNインタフェースを有する構内交
    換機において、仮想化専用線の1つまたは複数の方路
    と、前記仮想化専用線の1つまたは複数の方路対応に割
    り付けする使用予定のISDN網方路情報(第1の情
    報)と対局と仮想化専用線で接続するために作成するI
    SDN呼のISDN呼作成情報(第2の情報)と終話後
    の仮想化専用線を所定時間継続して捕捉するための終話
    後チャネル捕捉時間情報(第3の情報)とからなる仮想
    化専用線設定情報とを登録する仮想化専用線定義メモリ
    と、前記仮想化専用線が割り当てられたISDN網方路
    と、前記ISDN網方路毎の1つまたは複数のチャネル
    情報と、前記仮想化専用線が割り当てられたISDN網
    方路毎の1つまたは複数のチャネル対応に、どこ向けの
    方路と接続中かを設定する仮想化専用線状態情報(第4
    の情報)と「通話中」か「空き」か「通話中、空き以
    外」かを設定する通話状態情報(第5の情報)と終話後
    のチャネル捕捉時間の残り時間を設定するチャネル捕捉
    残り時間情報(第6の情報)とからなる仮想化専用線接
    続情報とを登録する仮想化専用線管理メモリとを備え、
    イベント発生時に方路を特定し、特定した方路に対応す
    る使用予定のISDN網方路の登録の有無を前記第1の
    情報を基に判定する第1のステップと、前記第1のステ
    ップで使用予定のISDN網の登録有りのとき、仮想化
    専用線の登録有無を前記第4の情報を基に判定する第2
    のステップと、前記第2のステップで仮想化専用線の登
    録有りのとき、前記第1の情報が「接続中」で且つ前記
    第5の情報が「空き」のチャネルの有無を判定する第3
    のステップと、前記第3のステップで前記第1の情報が
    「接続中」で且つ前記第2の情報が「空き」のチャネル
    があるとき、当該チャネルの前記第5の情報を「通話
    中」に更新し、且つ前記第6の情報の残り時間情報を消
    去して「設定無し」に更新して、前記第2のステップで
    判定した仮想化専用線を継続して捕捉する第4のステッ
    プと、前記第3のステップで前記第5の情報の「空き」
    無しのとき、前記第4の情報が「未使用」のチャネルの
    有無を判定する第5のステップと、前記第5のステップ
    で前記第4の情報が「未使用」のチャネルがあるとき、
    当該チャネルの新規接続を指示する第6ステップと、前
    記新規接続指示を受け前記第4の情報を「接続中」に更
    新し、且つ前記第5の情報を「通話中」に更新し、前記
    第2の情報からISDN呼を作成し当該チャネルを新規
    接続する第7のステップとにより仮想化専用線の接続処
    理を行うことを特徴とする仮想化専用線制御方式。
  9. 【請求項9】 ISDNインタフェースを有する構内交
    換機において、仮想化専用線の1つまたは複数の方路
    と、前記仮想化専用線の1つまたは複数の方路対応に割
    り付けする使用予定のISDN網方路情報(第1の情
    報)と対局と仮想化専用線で接続するために作成するI
    SDN呼のISDN呼作成情報(第2の情報)と終話後
    の仮想化専用線を所定時間継続して捕捉するための終話
    後チャネル捕捉時間情報(第3の情報)とからなる仮想
    化専用線設定情報とを登録する仮想化専用線定義メモリ
    と、前記仮想化専用線が割り当てられたISDN網方路
    情報と、前記ISDN網方路毎の1つまたは複数のチャ
    ネル情報と、前記仮想化専用線が割り当てられたISD
    N網方路毎の1つまたは複数のチャネル対応に、どこ向
    けの方路と接続中かを設定する仮想化専用線状態情報
    (第4の情報)と「通話中」か「空き」か「通話中、空
    き以外」かを設定する通話状態情報(第5の情報)と終
    話後のチャネル捕捉時間の残り時間を設定するチャネル
    捕捉残り時間情報(第6の情報)とからなる仮想化専用
    線接続情報とを登録する仮想化専用線管理メモリとを備
    え、前記仮想化専用線を使用した通話が終了したとき、
    通話が終了したチャネルの前記第の情報を「空き」に
    更新する第8のステップと、前記通話が終了したチャネ
    ルの前記第6の情報が「ゼロ」になったとき、前記第4
    の情報を「未使用」に更新する初期化を行う第9のステ
    ップとにより仮想化専用線の終話後処理を行うことを特
    徴とする仮想化専用線制御方式。
  10. 【請求項10】 ISDNインタフェースを有する構内
    交換機において、仮想化専用線の1つまたは複数の方路
    と、前記仮想化専用線の1つまたは複数の方路対応に割
    り付けする使用予定のISDN網方路情報(第1の情
    報)と対局と仮想化専用線で接続するために作成するI
    SDN呼のISDN呼作成情報(第2の情報)と終話後
    の仮想化専用線を所定時間継続して捕捉するための終話
    後チャネル捕捉時間情報(第3の情報)とからなる仮想
    化専用線設定情報とを登録する仮想化専用線定義メモリ
    と、前記仮想化専用線が割り当てられたISDN網方路
    情報と、前記ISDN網方路毎の1つまたは複数のチャ
    ネル情報と、前記仮想化専用線が割り当てられたISD
    N網方路毎の1つまたは複数のチャネル対応に、どこ向
    けの方路と接続中かを設定する仮想化専用線状態情報
    (第4の情報)と「通話中」か「空き」か「通話中、空
    き以外」かを設定する通話状態情報(第5の情報)と終
    話後のチャネル捕捉時間の残り時間を設定するチャネル
    捕捉残り時間情報(第6の情報)とからなる仮想化専用
    線接続情報とを登録する仮想化専用線管理メモリとを備
    え、連続または所定の周期で監視して前記第6の情報が
    設定されたチャネルの有無を判定する第10のステップ
    と、前記第6の情報が「ゼロ」になったとき前記第4の
    情報を「未使用」に更新する第11のステップとにより
    仮想化専用線の切断処理を行うことを特徴とする仮想化
    専用線制御方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3042169U (ja) 1997-04-04 1997-10-14 株式会社パシフィック・テレコム デジタル公衆回線再販装置

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JP3042169U (ja) 1997-04-04 1997-10-14 株式会社パシフィック・テレコム デジタル公衆回線再販装置

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