JPH08195813A - 仮想専用網の無ダイヤル接続方法及び装置 - Google Patents

仮想専用網の無ダイヤル接続方法及び装置

Info

Publication number
JPH08195813A
JPH08195813A JP530995A JP530995A JPH08195813A JP H08195813 A JPH08195813 A JP H08195813A JP 530995 A JP530995 A JP 530995A JP 530995 A JP530995 A JP 530995A JP H08195813 A JPH08195813 A JP H08195813A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
subscriber
network
identification number
virtual private
subscriber identification
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP530995A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayoshi Ikuta
隆由 生田
Ichiro Kase
一朗 加瀬
Isao Takei
伊佐夫 武井
Satoshi Sato
智 佐藤
Takashi Anzai
貴史 安西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP530995A priority Critical patent/JPH08195813A/ja
Publication of JPH08195813A publication Critical patent/JPH08195813A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】仮想専用網の加入者がオフフックすると、直ち
に所定の着信先に接続することが可能な仮想専用網の無
ダイヤル接続方法を提供する。 【構成】網サービス制御局D′に、公衆電気通信網Aに
接続された特定加入者集団の加入者5の加入者識別番号
と当該特定加入者集団の他の加入者6の加入者識別番号
とを対応させたデータテーブルを用意し、加入者交換機
E1が収容する特定加入者集団の加入者5のオフフック
を検出すると発信加入者5の加入者識別番号を網サービ
ス制御局D′に送信して、データテーブルにより当該加
入者識別番号に対応する他の加入者識別番号を読出し
て、当該他の加入者識別番号により接続処理することを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、公衆電気・光通信網を
利用した仮想専用網での、ダイヤル接続する際の効果的
な仮想専用網の無ダイヤル接続方法及びその実施に直接
使用する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ここでまず、本願の出願人等が行ってい
る、仮想専用網(VPN=Virtual Priva
te Network、以下「仮想専用網」と「VP
N」は同義のものとする)を説明する。
【0003】仮想専用網は、共通の公衆電気通信網を特
定の加入者に対して専用的に利用できるようにした網で
ある。そして、仮想専用網においては、公衆電気通信網
に接続された加入者の中から、契約した加入者のみが公
衆電気通信網を構内交換機のように専用的に使用するこ
とが可能となる。
【0004】これにより、例えば全国に分散した同一企
業内の各事業所間に公衆電気通信網を利用して仮想的に
専用線を設置することが可能となる。このことを開示し
た出願として、例えば特開平4−319844号公報
「広域加入者集団サービス実現方式」などが存在する。
【0005】仮想専用網(VPN)の実施形態を、以下
に図面につき説明する。図9は、仮想専用網の実施形態
を示す説明図である。図中、Aは公衆電気通信網、Bは
仮想専用網(VPN)、1〜3は仮想専用網(VPN)
Bを利用する加入者、4は公衆電気通信網Aを利用する
一般の加入者である。
【0006】図9において、加入者1〜3は公衆電気通
信網Aの加入者でありかつ仮想専用網(VPN)Bの利
用契約をした「契約加入者」(以下、単に「加入者」と
省略する)であり、メンバグループMGを構成する。ま
た、加入者4は仮想専用網Bの利用契約をしていない
「一般加入者」(以下、「一般加入者」として前記「契
約加入者」と区別する)である。
【0007】図10は、このような仮想専用網Bを具体
的に説明するシステム構成例の説明図である。図中、C
は共通線信号網、Dは網サービス制御局、E1,E2は
加入者交換機、Fは中継交換機、GはPBX(=構内交
換機)、3a〜3cは構内交換機(PBX)Gに接続さ
れる加入者である。
【0008】なお、図10では図9における加入者2が
省略されているが、当該加入者2は加入者1のような通
常の接続形態を採用するものであったり、加入者3のよ
うにPBX(構内交換機)を介して接続する形態であっ
たり、自由に接続形態を採用しうるのは言うまでもな
い。
【0009】図10における加入者1及び加入者3は、
それぞれ公衆電気通信網A内に存在する仮想専用網B内
の加入者交換機E1及び加入者交換機E2に接続され、
加入者交換機E1,E2間は公衆電気通信網A内に存在
する中継交換機Fを介して接続される。
【0010】図10では図9における加入者3は構内交
換機(PBX,ダイヤルイン)Gであり、さらにPBX
内線に対応して加入者3a〜3cが接続される。また、
各加入者交換機E1,E2は、共通線信号網Cを介して
網サービス制御局Dに接続され、この網サービス制御局
Dの制御により仮想専用網Bとしての機能が実現され
る。
【0011】なお、網サービス制御局Dは、その基本機
能については、インテリジェントネットワークにおける
網制御ノード[SCP(Serivice Contr
olPoint)あるいはNSP(Network S
erivice Point)ともいう]として従来よ
り知られている(例えば、電子情報通信学会編「情報ネ
ットワークハンドブック」平成4年10月発行の『3章
情報ネットワーク基本技術 3.3インテリジェントネ
ットワーク』など)。
【0012】各加入者交換機E1,E2には、加入者
1,3の加入者テーブルに当該加入者1,3が仮想専用
網Bの利用契約者であることが加入者IDとともに登録
されて識別を可能としている。なお、現在の時点では、
加入者IDとして電話番号が使用されているので、以下
では「加入者ID(電話番号)」と表記する。
【0013】網サービス制御局Dには、仮想専用網Bの
利用メンバ全体の番号情報がデータベースとして記憶・
蓄積されている。図11(a)及び図11(b)は、こ
のようなデータベースのレコード構成の一例を示す説明
図である。
【0014】図11(a)は、契約している加入者1〜
3がどのグループMG1〜nに属しているかを示すテー
ブルT1の例であり、加入者ID(電話番号)とグルー
プMG1〜nとが対応付けられている。
【0015】図11(b)は、各グループMG1〜nに
属する契約加入者のグループ内の番号(内線番号とな
る)と加入者ID(接続のための物理的な電話番号)と
を対応づけるテーブルT2の例である。
【0016】次に、このような仮想専用網Bの動作につ
いて説明する。図12は、加入者1が加入者3cに仮想
専用網Bの内線接続機能を利用して接続する場合のシー
ケンスの説明図である。
【0017】まず、発呼者である加入者1がオフフック
する。次に、加入者1に接続されている加入者交換機E
1は、加入者1のオフフックを検出すると、交換機E1
内の加入者チェックテーブルを検索・参照して、加入者
1が仮想専用網Bの利用契約をしているか識別し、契約
していることを確認すると、識別用ダイヤルトーン(第
2ダイヤルトーン)を加入者1に送出する。なお、一般
加入者4の場合のように契約していない場合には、通常
のダイヤルトーンを送出する。
【0018】加入者1は、加入者3cの内線番号(例と
して以下では「233」とする)をダイヤルする。
【0019】加入者1の加入者交換機E1は、内線番号
「233」のダイヤル信号を受信すると、加入者1の加
入者ID(電話番号)「03−3×××−○○○○」と
内線番号「233」とを共通線信号網Cを介して網サー
ビス制御局(SCP)Dに送信する。
【0020】網サービス制御局(SCP)Dでは、加入
者交換機E1より共通線信号網Cを介して加入者1の加
入者ID(電話番号)「03−3×××−○○○○」と
内線番号「233」を受信すると、先ず、加入者ID
(電話番号)「03−3×××−○○○○」により、図
11(a)に例示するようなテーブルを検索して、加入
者1が仮想専用網Bのどのグループに属するかを確認す
る。
【0021】図11(a)によりグループ2のメンバー
であることがわかると、次に図11(b)に例示するよ
うなテーブルT2を検索して、内線番号「233」に対
応する発信先(着信加入者3a)の加入者ID(電話番
号)「04△△−□□−○○31」を読み出す。
【0022】これにより、内線番号が接続(ルーティン
グ)のための物理的番号に翻訳される。この物理的番号
を加入者1の加入者交換機E1に共通線信号網Cを介し
て送出する。
【0023】加入者1の加入者交換機E1は、共通線信
号網Cを介して網サービス制御局(SCP)Dより接続
先加入者3aへのルーティング番号「04△△−□□−
○○31」を受信すると、公衆電気通信網Aを利用して
加入者番号「04△△−□□−○○31」により中継交
換機F(図7においては1台を示しているのみである
が、実際には複数の中継交換機を経由することもある)
を介して加入者交換機E2に接続される。
【0024】PBX側の加入者交換機E2は、番号「○
○31」が加入者3cの構内交換機(PBX)Gである
と判断し、構内交換機(PBX)Gに接続する。そし
て、構内交換機(PBX)Gより一次応答信号を受信す
ると、加入者3cにダイヤルイン接続するため、PBX
内線指定番号であるデリート値(本例では、「31」)
を送出する。
【0025】構内交換機(PBX)Gは、このPBX内
線指定番号「31」により着信内線である加入者3cを
呼び出す。なお、これらの個々の接続は、従来周知の方
法によって図12のシーケンス説明図に示すように行わ
れるので、詳細な説明は省略する。
【0026】加入者3cが応答すると、加入者1は、加
入者3cとの通話等の通信を行うことができる。これ以
降の切断処理、課金処理などについては、前記PBX
(G)との接続方法同様、従来から周知の方法と変わる
ことがないので、詳細な説明は省略する。
【0027】以上のような動作により、仮想専用網Bは
実現されるのであるが、このような公衆電気通信網Aを
利用した仮想専用網Bでは、メンバグループMG1〜n
内での通信に際して、内線電話と同じように通信を行う
ことができる。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】このような仮想専用網
Bでの利用においては、特定の加入者間での通信を頻繁
に行うことも少なくない。例えば、本社と支社との共通
部門間での通信や幹部ホットライン通信あるいは複数専
用端末からセンタへの通信などである。
【0029】この場合、発信先の接続番号が特定される
ので、内線番号等(前記の例でいえば「233」)など
をダイヤルしないで接続可能となれば、一層の利便性の
向上を図ることが可能となる。
【0030】他方、一般の通話については、従来より、
発信者が発信(オフフック)すると、一定時間後にあら
かじめ決められた発信先に自動的に接続する方法が提案
されている。
【0031】即ち、電話等の端末装置や加入者交換機に
オフフックにより起動される時限タイマ(計時装置)と
発信先の記憶装置とを設け、発信者がオフフックしてか
ら時限タイマが作動している間何もしないと、記憶装置
より発信先を読み出して自動的に接続処理をするもので
ある。
【0032】なお、この従来より提案されている無ダイ
ヤル接続方法では、時限タイマが作動中に発信者がフッ
クフラッシュやダイヤル発信などの操作を行うと、時限
タイマが停止し、通常のダイヤル発信が可能となる。
【0033】上述したような従来の自動接続方法では、
時限タイマが作動している間、無音状態を保持しなけれ
ばならず、即時性が得られないといった問題点があっ
た。また、時限タイマの作動中に誤ってフックやダイヤ
ルに触れたりすると、自動発信を行えなくなるといった
操作上の問題点も内包していた。
【0034】従って、このような自動接続方法を仮想専
用網に取り入れても、十分な利便性が得られず、改良が
望まれていた。
【0035】ここにおいて、本発明の解決すべき主要な
目的は、次の通りである。即ち、本発明の第1の目的
は、仮想専用網の加入者がオフフックすると、ホットラ
インとして直ちに所定の着信先に接続することが可能な
仮想専用網の無ダイヤル接続方法及び装置を提供せんと
するものである。
【0036】本発明の第2の目的は、仮想専用網の加入
者がオフフックした後に誤ってダイヤルやフックに接触
しても、所定の着信先に接続することが可能な仮想専用
網の無ダイヤル接続方法及び装置を提供せんとするもの
である。
【0037】本発明の第3の目的は、加入者交換機及び
網サービス制御局にそれぞれ契約者チェックテーブルと
データベーステーブルを備える仮想専用網の無ダイヤル
接続装置を提供せんとするものである。
【0038】本発明の第4の目的は、加入者交換機には
契約者チェックテーブルを一切設けない仮想専用網の無
ダイヤル接続装置を提供せんとするものである。
【0039】本発明のさらに他の目的は、図面及び明細
書、特に特許請求の範囲の記載より自ずと明らかになる
であろう。
【0040】
【課題を解決するための手段】前記課題の解決は、本発
明方法の次に列挙する新規な特徴的構成手法及び手段を
採用することにより前記目的を達成する。すなわち、本
発明方法の第1の特徴は、加入者交換機及び中継交換機
を含む公衆通信網に仮想専用網のメンバーズネットサー
ビスの接続を共通線信号網を通じ制御するに当り、当該
公衆通信網に接続された特定加入者集団の加入者の加入
者識別番号と当該特定加入者集団の他の加入者の加入者
識別番号とを対応させたデータベースを予め用意して置
き、前記加入者交換機が収容する前記特定加入者集団の
加入者のオフフックを検出すると当該発信側加入者の加
入者識別番号を前記信号網を通じ制御信号を送信して、
対照する前記データベースにより当該加入者識別番号に
対応する他の加入者識別番号を検索読出した制御信号を
返信して、当該信号網を通じ当該他の加入者識別番号に
より前記通信網を接続処理してなる仮想専用網の無ダイ
ヤル接続方法にある。
【0041】本発明方法の第2の特徴は、前記本発明方
法の第1の特徴におけるデータベースが、発信側の加入
者識別番号と着信側の加入者識別番号とを一対一に対応
登録してなる仮想専用網の無ダイヤル接続方法にある。
【0042】本発明方法の第3の特徴は、前記本発明方
法の第1の特徴におけるデータベースが、発信側の加入
者識別番号と着信側の加入者識別番号とを多対一に対応
登録してなる仮想専用網の無ダイヤル接続方法にある。
【0043】本発明方法の第4の特徴は、前記本発明方
法の第1,第2及び第3の特徴における加入者交換機
が、発信側の加入者識別番号により、仮想専用網の利用
契約をしているかどうかの判定及び無ダイヤル接続の利
用契約をしているかどうかの判定を行ってから、加入者
識別番号を共通線信号網を通じ制御信号を送信してなる
仮想専用網の無ダイヤル接続方法にある。
【0044】本発明方法の第5の特徴は、前記本発明方
法の第1,第2及び第3の特徴における加入者交換機
が、特定加入者集団の加入者のオフフックを検出した
ら、直ちに当該加入者の加入者識別番号を共通線信号網
を通じ制御信号を送信してなる仮想専用網の無ダイヤル
接続方法にある。
【0045】本発明方法の第6の特徴は、前記本発明方
法の第1,第2,第3,第4及び第5の特徴における公
衆通信網が、電気、電波又は光を通信媒体としてなる仮
想専用網の無ダイヤル接続方法にある。
【0046】本発明方法の第7の特徴は、前記本発明方
法の第1,第2,第3,第4,第5及び第6の特徴にお
ける共通線信号網が、電気、電波又は光を信号媒体とし
てなる仮想専用網の無ダイヤル接続方法にある。
【0047】本発明装置の第1の特徴は、加入者交換機
及び中継交換機を含む公衆通信網に仮想専用網のメンバ
ーズネットサービスの接続を共通線信号網を通じ制御す
る網サービス制御局を設け、前記加入者交換機には、仮
想専用網利用契約者及び無ダイヤル接続利用契約者を予
め登録した契約者チェックテーブルと、前記網サービス
制御局と制御信号のやり取りを行うザップ部とを備え、
前記網サービス制御局には、公衆通信網に接続された特
定加入者集団の加入者の加入者識別番号と当該特定加入
者集団の他の加入者の加入者識別番号とを対応させたデ
ータテーブルと、前記ザップ部間と前記制御信号のやり
取りを行う制御部とを備えてなる仮想専用網の無ダイヤ
ル接続装置にある。
【0048】本発明装置の第2の特徴は、前記本発明装
置の第1の特徴における契約者チェックテーブルが、発
信側加入者識別番号/仮想専用網利用契約者/無ダイヤ
ル接続利用契約者対照テーブルである仮想専用網の無ダ
イヤル接続装置にある。
【0049】本発明装置の第3の特徴は、前記本発明装
置の第1又は第2の特徴におけるデータテーブルが、発
信側加入者識別番号/着信側加入者識別番号対照テーブ
ルである仮想専用網の無ダイヤル接続装置にある。
【0050】本発明装置の第4の特徴は、前記本発明装
置の第1,第2又は第3の特徴におけるザップ部が、オ
フフック発信側の加入者識別番号により発信側加入者識
別番号/仮想専用網利用契約者/無ダイヤル接続利用契
約者対照テーブルの全契約加入者かどうか判定し、制御
部と共通線信号網を通じ制御信号を送受信して公衆通信
網の接続処理を制御自在に構成してなる仮想専用網の無
ダイヤル接続装置にある。
【0051】本発明装置の第5の特徴は、前記本発明装
置の第1,第2,第3又は第4の特徴における制御部
が、ザップ部からの制御信号の受信により、発信側加入
者識別番号/着信側加入者識別番号対照テーブルから当
該着信側加入者識別番号を読み出し、前記ザップ部に共
通線信号網を通じ制御信号を送信自在に構成してなる仮
想専用網の無ダイヤル接続装置にある。
【0052】本発明装置の第6の特徴は、加入者交換機
及び中継交換機を含む公衆通信網に仮想専用網のメンバ
ーズネットサービスの接続を共通線信号網を通じ制御す
る網サービス制御局を設け、前記加入者交換機には、前
記網サービス制御局と制御信号のやり取りを行うザップ
部を備え、前記網サービス制御局には、公衆通信網に接
続された特定加入者団体の加入者の加入者識別番号と無
ダイヤル接続利用契約者と当該特定加入者集団の他の加
入者の加入者識別番号とをそれぞれ対応させたデータテ
ーブルと、前記ザップ部と前記制御信号のやり取りを行
う制御部とを備えてなる仮想専用網の無ダイヤル接続装
置にある。
【0053】本発明装置の第7の特徴は、前記本発明装
置の第6の特徴におけるデータテーブルが、発信側加入
者識別番号/無ダイヤル接続利用契約者/着信側加入者
識別番号対照テーブルである仮想専用網の無ダイヤル接
続装置にある。
【0054】本発明装置の第8の特徴は、前記本発明装
置の第6又は第7の特徴におけるザップ部が、オフフッ
ク呼を検知すれば、無条件で直ちに発信側の加入者識別
番号に係る制御信号を共通線信号網を通じ制御部へ送信
するとともに当該制御部から当該共通信号網を通じ着信
側の加入者識別番号に係る制御信号を受信して公衆通信
網の接続処理を制御自在に構成してなる仮想専用網の無
ダイヤル接続装置にある。
【0055】本発明装置の第9の特徴は、前記本発明装
置の第6,第7又は第8の特徴における制御部が、ザッ
プ部からの制御信号の受信により、発信側加入者識別番
号/無ダイヤル接続利用契約者/着信側加入者識別番号
対照テーブルから当該発信側加入者識別番号が当該無ダ
イヤル接続利用契約者である場合に限り、当該着信側加
入者識別番号を読み出し、前記ザップ部に共通線信号網
を通じ制御信号を送信自在に構成してなる仮想専用網の
無ダイヤル接続装置にある。
【0056】本発明装置の第10の特徴は、前記本発明
装置の第1,第2,第3,第4,第5,第6,第7,第
8又は第9の特徴における公衆通信網が、電気、電波又
は光通信網である仮想専用網の無ダイヤル接続装置にあ
る。
【0057】本発明装置の第11の特徴は、前記本発明
装置の第1,第2,第3,第4,第5,第6,第7,第
8,第9又は第10の特徴における共通線信号網が、電
気、電波又は光信号網である仮想専用網の無ダイヤル接
続装置にある。
【0058】
【作用】本発明では前記のような新規な手法及び手段を
講じることにより、各加入者交換機において、契約加入
者の契約者チェックテーブルに当該加入者が仮想専用網
の利用契約者であり、しかも無ダイヤル接続を必要とす
ることが発信側加入者識別番号としての加入者ID(電
話番号)とともに登録されて識別を可能とする。又はオ
ンフック呼により無条件で仮想専用網の利用契約者と認
定する。
【0059】それにより直ちに共通線信号網Cを通じ網
サービス制御局に制御信号を送信され、データベースの
テーブルを読み出し参照して、当該共通線信号網を通じ
発信側加入者交換機に送信され所定の着信先への無ダイ
ヤル接続を可能としている。また、本発明は、公衆通信
網A及び共通線信号網Cは、電気、電波又は光を通信媒
体又は信号媒体とする電気、電波又は光通信網又は信号
網にて実現される。
【0060】
【実施例】
(装置例1)本発明の第1装置例を図面につき説明す
る。図1は本装置例を採用する網のシステム構成を示す
ブロック図、図2は本装置例の要部の詳細を示すブロッ
ク図、図3は本装置例に用いられる網サービス制御局
(SCP)に備えるデータテーブルの一例である。
【0061】図中、D′は網サービス制御局(SC
P)、E1′,E2′は加入者交換機、5,6は加入
者、7は契約者チェックテーブルとしての発信側加入者
識別番号/仮想専用網利用契約者/無ダイヤル接続利用
契約者対照テーブル、8はザップ(Service A
ccess Pointの略)部、9はデータベースを
構成するデータテーブルとしての発信側加入者識別番号
/着信側加入者識別番号対照テーブル、10は制御部で
ある。なお、前記従来例の構成を示す図9と同一の機能
部分には、同一の符号を付した。
【0062】図中、S1は加入者交換機E1′から共通
線信号網Cを通じて網サービス制御局D′の制御部10
に送信される制御信号、S2は網サービス制御局D′の
制御部10から共通線信号網Cを通じて加入者交換機E
1′のザップ部8に返信される制御信号である。
【0063】発信側加入者識別番号/仮想専用網利用契
約者/無ダイヤル接続利用契約者対照テーブル7とザッ
プ部8は加入者交換機E1,E2に備えられ、ザップ部
8は、発信側加入者からオフフック信号を検知すると発
信側加入者識別番号/仮想専用網利用契約者/無ダイヤ
ル接続利用契約者対照テーブルに登録されているデータ
を発信側加入者識別番号(発加入者ID)を基に読み出
し検索し、全ての利用契約者として登録されているかど
うか判定し、登録されていれば、共通線信号網Cを通じ
て問合せ用制御信号S1を制御部10に送信したり、当
該制御部10から着信側加入者識別番号(着加入者I
D)を示す応答指示用制御信号S2を共通線信号網Cか
ら受信すると公衆電気通信網Aを接続処理するよう構成
され、また必要に応じデータの新規登録及び登録抹消も
行う。
【0064】発信側加入者識別番号/着信側加入者識別
番号対照テーブル9と制御部10は網サービス制御局
D′に備えられ、制御部10は、加入者交換機E1′か
ら共通線信号網Cを通じて問合せ用制御信号S1を受信
すると、発信側加入者識別番号/着信側加入者識別番号
対照テーブル9から登録データを読み出し、対応番号変
換し、応答指示用制御信号S2を共通線信号網Cを通じ
て加入者交換機E1のザップ部8に返信することによ
り、公衆電気通信網Aの接続処理を行う。また必要に応
じデータの新規登録及び登録抹消も行う。
【0065】図3においては、加入者の中で無ダイヤル
接続を希望する加入者番号を「発加入者ID」情報とし
て登録し、これに対応して当該加入者が着信し指定する
他の加入者番号を「着加入者ID」情報として登録して
ある。
【0066】図3では、あたかも発信と着信が一対一の
対応関係でのみ本装置例が利用されるように例示されて
いるが、多対一、すなわち発加入者ID(発信側加入者
識別番号)は多数で着加入者ID(着信側加入者識別番
号)が一つの関係の場合(例:複数専用端末装置からセ
ンタへのデータ通信)も考えられ、図3に示すような一
対一の対応の発加入者ID/着加入者ID対照テーブル
9でも本装置例は実現できるが、その他に考えられる発
加入者ID/着加入者ID対照テーブル9aの構成例を
図4に示す。
【0067】図4に示されるようなテーブル9aの構成
であれば、複数の発信元に対して一つの着信先となるの
で、データテーブル構成の簡略化が可能となる。なお、
本装置例では公衆電気通信網A及び共通線信号網Cを専
ら通信媒体及び信号媒体を電気のみにつき説明するが、
電波又は光を通信媒体及び信号媒体とする電波又は光通
信網及び信号網でも充分に実現可能である。
【0068】(方法例1)次に、当該本装置例に適用す
る本発明の方法例の実行処理手順を図面につき説明す
る。なお、図5は加入者5が指定の他の加入者6に仮想
専用網(VPN)Bを利用して自動(無ダイヤル)接続
する場合のシーケンスの説明図、図6は加入者交換機E
1′に備わる契約者チェックテーブルの一例である。
【0069】まず、発呼(信)者である加入者5がオフ
フックする。すると、発呼側加入者5の加入者交換機E
1′は、加入者5の直流ループの形成の検出等により発
呼側加入者5のオフフックをザップ部8が検出すると、
図6に示す当該加入者交換機E1′内の発信側加入者識
別番号/仮想専用網利用契約者/無ダイヤル接続利用契
約者対照テーブル7を検索・参照して、加入者5が仮想
専用網Bの利用契約をしているかどうか、同時に、無ダ
イヤル接続の設定契約をしているかどうかを識別する。
加入者交換機E1′内の検索・参照用の発信側加入者識
別番号/仮想専用網利用契約者/無ダイヤル接続利用契
約者対照テーブル7の構成例を図6に示す。
【0070】加入者交換機E1′において、ザップ部8
が加入者5が仮想専用網Bの利用契約をしており、しか
も無ダイヤル接続の設定契約をしていることを確認する
と、加入者交換機E1′は加入者5の発加入者ID(電
話番号)「03−3×××−○○○○」を共通線信号網
Cを介して、網サービス制御局(SCP)D′の制御部
10に制御信号S1を送信する。
【0071】網サービス制御局(SCP)D′では、制
御部10が、加入者交換機E1′のザップ部8より共通
線信号網Cを介して加入者5の発加入者ID(電話番
号)「03−3×××−○○○○」に係る制御信号S1
を受信すると、まず、発信側加入者識別番号(発加入者
ID)/着信側加入者識別番号(着加入者ID)対照テ
ーブル9を読み出し、発加入者ID(電話番号)「03
−3×××−○○○○」により、加入者5が仮想専用網
Bの利用契約の登録をしているかどうかを確認する。
【0072】確認の後に、加入者ID(電話番号)「0
3−3×××−○○○○」のみが送信されてきているの
で、制御部10は無ダイヤル接続と判断して、図3に例
示するようなテーブル9により加入者5の発加入者ID
(電話番号)「03−3×××−○○○○」に対応する
着信先(着信側)の加入者6の着加入者ID(電話番
号)「06△−○×□−○□○×」を読み出す。
【0073】このように、接続(ルーティング)のため
の物理的番号が特定される。この物理的番号「06△−
○×□−○□○×」を、制御部10は制御信号S2とし
て加入者5の加入者交換機E1′のザップ部8に共通線
信号網Cを介して送出する。
【0074】加入者5の加入者交換機E1′におけるザ
ップ部8は、共通線信号網Cを介して網サービス制御局
(SCP)D′の制御部10から接続先の着信側加入者
6へのルーティング番号「06△−○×□−○□○×」
に係る制御信号S2を受信すると、公衆電気通信網Aを
利用して加入者番号「06△−○×□−○□○×」によ
り中継交換機Fを利用して加入者6を収容する加入者交
換機E2′に接続処理する。
【0075】着信側の加入者交換機E2′は、加入者6
に対応する加入者線に接続を行う。加入者6が応答する
と、加入者5は、通話やデータ通信等の通信処理を行う
ことが可能となる。これ以降の、切断処理や課金処理に
ついては、従来の周知の実行手順方法と変わるところが
ないので、説明を省略する。
【0076】(装置例2)本発明の第2装置例を図面に
つき説明する。図7は本装置例の要部の詳細を示すブロ
ック図、図8はデータテーブルの1例を示す図である。
【0077】図中、D″は網サービス制御局、E1″,
E2″は加入者交換機、8′はザップ部、9′はデータ
ベースを構成するデータテーブルとしての発信側加入者
識別番号/無ダイヤル接続利用契約者/着信側加入者識
別番号対照テーブル、10′は制御部である。なお、前
記第1装置例の構成を示す図2と同一機能部分には同一
の符号を付した。
【0078】図中、S1′は加入者交換機E1″から共
通線信号網Cを通じて網サービス制御局D″の制御部1
0′に送信される制御信号、S2′は網サービス制御局
D″の制御部10′から共通線信号網Cを通じて加入者
交換機E1″のザップ部8′に返信される制御信号であ
る。
【0079】加入者交換機E1″,E2″には、契約者
チェックテーブルは一切常備せず、ザップ部8′のみを
備え、ザップ部8′は発信側加入者からオフフック呼を
検知すれば、直ちに無条件で共通線信号網Cを通じて問
合せ用制御信号S1′を制御部10′に送信したり、制
御部10′から着信側加入者識別番号(着加入者ID)
を示す応答指示用制御信号S2′を共通線信号網Cから
受信すると、公衆電気通信網Aを接続処理するよう構成
される。
【0080】発信側加入者識別番号/無ダイヤル接続利
用契約者/着信側加入者識別番号対照テーブル9′と制
御部10′は網サービス制御局D″に備えられ、制御部
10′は加入者交換機E1″から共通線信号網Cを通じ
て問合せ用制御信号S1′を受信すると、発信側加入者
識別番号/無ダイヤル接続利用契約者/着信側加入者識
別番号対照テーブル9′から登録データを読み出し、無
ダイヤル接続利用契約者と判定すると、着信側番号に変
換し、応答指示用制御信号S2′を共通線信号網Cを通
じて加入者交換機E1″のザップ部8′に返信すること
により、公衆電気通信網Aの接続処理を行う。また、必
要に応じデータの新規登録及び登録抹消を行う。
【0081】(方法例2)当該本装置例に適用する本発
明の第2方法例の実行処理手順を説明する。本方法例
は、前記第1方法例の加入者交換機E1′のザップ部8
において、加入者5が仮想専用網Bの利用契約の有無及
び無ダイヤル接続契約の有無を判定してから、共通線信
号網Cを介して、網サービス制御局(SCP)D′に発
加入者ID(電話番号)に係る制御信号S1を送信して
いるが、加入者5のオフフックの検出が加入者交換機E
1″で行われた直後に無条件で当該加入者交換機E1″
のザップ部8′が発加入者ID(電話番号)に係る制御
信号S1′を送信する。
【0082】その場合、加入者交換機E1″に収容され
ている全ての加入者の発加入者ID(電話番号)がデー
タテーブルたる発信側加入者識別番号/無ダイヤル接続
利用契約者/着信側加入者識別番号対照テーブル9′と
なって網サービス制御局(SCP)D″に一旦集中する
こととなるが、加入者交換機E1″に収容されている加
入者全てが仮想専用網Bの加入者であるならば加入者交
換機E1″のザップ部8′における加入者の判断作業が
不要となり、加入者交換機E1″の構成を簡素化するこ
とが可能となる。
【0083】その結果、図7に示すよう網サービス制御
局(SCP)D″におけるデータテーブルには、無ダイ
ヤル接続契約の有無を判定するデータテーブルも必要と
なる。
【0084】そして、当該無ダイヤル接続契約の有無の
判定により、図5に示したシーケンスのように接続され
たり、図12に示した従来のシーケンスのように接続さ
れたりする。無ダイヤル接続契約をしていない場合に
は、図12のシーケンス説明図における加入者1からの
発信(オフフック)と加入者交換機E1からのダイヤル
トーン発信(SDT)の間に、加入者交換機E1からの
問合せ(SDRQ)と問合せ応答(SDRP)という独
自のシーケンスが入ることとなる。
【0085】本実施例では、加入者5から加入者6への
通信を専ら説明して来たが、逆の場合もシステムを左右
対称的に入れ替り同様に処理手順が実行されることは言
うまでもない。
【0086】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、私設の
専用網を設置することなく、しかも、従来の仮想専用網
(VPN)を利用した無ダイヤル接続方法と比較して、
時限タイマによるタイマ値の満了を待つことなしに、オ
フフックすると直ちに所定の着信先に接続できる等、優
れた至便性を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1装置例を採用する網のシステム構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1装置例の要部詳細説明図である。
【図3】同上、網サービス制御局(SCP)で用いられ
るデータテーブルの構成の一例を示す図である。
【図4】同上、網サービス制御局(SCP)で用いられ
るデータテーブルの構成の他例を示す図である。
【図5】本発明の第1方法例において、加入者が指定の
他の加入者に仮想専用網(VPN)を利用して自動(無
ダイヤル)接続する場合のシーケンスの説明図である。
【図6】加入者交換機に備わる契約者チェックテーブル
の一例を示す図である。
【図7】本発明の第2装置例の要部詳細説明図である。
【図8】同上、網サービス制御局(SCP)で用いられ
るデータテーブルの構成例を示す図である。
【図9】従来より実施されている、仮想専用網の実施形
態を示す説明図である。
【図10】同上、仮想専用網を具体的に説明するシステ
ム構成例の説明図である。
【図11】(a)及び(b)は、従来の網サービス制御
局(SCP)のデータベースのレコード構成の一例をそ
れぞれ示すグループ検索テーブルとデータテーブルの説
明図である。
【図12】従来の無ダイヤル接続の手順を説明する、仮
想専用網の内線接続機能を利用して接続する場合のシー
ケンスの説明図である。
【符号の説明】 A…公衆電気通信網 B…仮想専用網 C…共通線信号網 D,D′,D″…網サービス制御局 E1,E2,E1′,E2′,E1″,E2″…加入者
交換機 F…中継交換機 G…構内交換機 S1,S1′,S2,S2′…制御信号 1,2,3,3a〜3c,5,6…仮想専用網を利用す
る加入者 4…一般の加入者 7…発信側加入者識別番号/仮想専用網利用契約者/無
ダイヤル接続利用契約者対照テーブル 8,8′…ザップ部 9…発信側加入者識別番号/着信側加入者識別番号対照
テーブル 9′…発信側加入者識別番号/無ダイヤル接続利用契約
者/着信側加入者識別番号対照テーブル 10,10′…制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 智 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 安西 貴史 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加入者交換機及び中継交換機を含む公衆通
    信網に仮想専用網のメンバーズネットサービスの接続を
    共通線信号網を通じ制御するに当り、 当該公衆通信網に接続された特定加入者集団の加入者の
    加入者識別番号と当該特定加入者集団の他の加入者の加
    入者識別番号とを対応させたデータベースを予め用意し
    て置き、 前記加入者交換機が収容する前記特定加入者集団の加入
    者のオフフックを検出すると当該発信側加入者の加入者
    識別番号を前記信号網を通じ制御信号を送信して、対照
    する前記データベースにより当該加入者識別番号に対応
    する他の加入者識別番号を検索読出した制御信号を返信
    して、当該信号網を通じ当該他の加入者識別番号により
    前記通信網を接続処理する、 ことを特徴とする仮想専用網の無ダイヤル接続方法。
  2. 【請求項2】データベースは、 発信側の加入者識別番号と着信側の加入者識別番号とを
    一対一に対応登録している、 ことを特徴とする請求項1記載の仮想専用網の無ダイヤ
    ル接続方法。
  3. 【請求項3】データベースは、 発信側の加入者識別番号と着信側の加入者識別番号とを
    多対一に対応登録している、 ことを特徴とする請求項1記載の仮想専用網の無ダイヤ
    ル接続方法。
  4. 【請求項4】加入者交換機は、発信側の加入者識別番号
    により、仮想専用網の利用契約をしているかどうかの判
    定及び無ダイヤル接続の利用契約をしているかどうかの
    判定を行ってから、加入者識別番号を共通線信号網を通
    じ制御信号を送信する、 ことを特徴とする請求項1,2又は3記載の仮想専用網
    の無ダイヤル接続方法。
  5. 【請求項5】加入者交換機は、特定加入者集団の加入者
    のオフフックを検出したら、直ちに当該加入者の加入者
    識別番号を共通線信号網を通じ制御信号を送信する、 ことを特徴とする請求項1,2又は3記載の仮想専用網
    の無ダイヤル接続方法。
  6. 【請求項6】公衆通信網は、 電気、電波又は光を通信媒体とする、 ことを特徴とする請求項1,2,3,4又は5記載の仮
    想専用網の無ダイヤル接続方法。
  7. 【請求項7】共通線信号網は、 電気、電波又は光を信号媒体とする、 ことを特徴とする請求項1,2,3,4,5又は6記載
    の仮想専用網の無ダイヤル接続方法。
  8. 【請求項8】加入者交換機及び中継交換機を含む公衆通
    信網に仮想専用網のメンバーズネットサービスの接続を
    共通線信号網を通じ制御する網サービス制御局を設け、 前記加入者交換機には、仮想専用網利用契約者及び無ダ
    イヤル接続利用契約者を予め登録した契約者チェックテ
    ーブルと、前記網サービス制御局と制御信号のやり取り
    を行うザップ部とを備え、 前記網サービス制御局には、公衆通信網に接続された特
    定加入者集団の加入者の加入者識別番号と当該特定加入
    者集団の他の加入者の加入者識別番号とを対応させたデ
    ータテーブルと、前記ザップ部間と前記制御信号のやり
    取りを行う制御部とを備える、 ことを特徴とする仮想専用網の無ダイヤル接続装置。
  9. 【請求項9】契約者チェックテーブルは、 発信側加入者識別番号/仮想専用網利用契約者/無ダイ
    ヤル接続利用契約者対照テーブルである、 ことを特徴とする請求項8記載の仮想専用網の無ダイヤ
    ル接続装置。
  10. 【請求項10】データテーブルは、 発信側加入者識別番号/着信側加入者識別番号対照テー
    ブルである、 ことを特徴とする請求項8又は9記載の仮想専用網の無
    ダイヤル接続装置。
  11. 【請求項11】ザップ部は、 オフフック発信側の加入者識別番号により発信側加入者
    識別番号/仮想専用網利用契約者/無ダイヤル接続利用
    契約者対照テーブルの全契約加入者かどうか判定し、制
    御部と共通線信号網を通じ制御信号を送受信して公衆通
    信網の接続処理を制御自在に構成する、 ことを特徴とする請求項8,9又は10記載の仮想専用
    網の無ダイヤル接続装置。
  12. 【請求項12】制御部は、 ザップ部からの制御信号の受信により、発信側加入者識
    別番号/着信側加入者識別番号対照テーブルから当該着
    信側加入者識別番号を読み出し、前記ザップ部に共通線
    信号網を通じ制御信号を送信自在に構成する、 ことを特徴とする請求項8,9,10又は11記載の仮
    想専用網の無ダイヤル接続装置。
  13. 【請求項13】加入者交換機及び中継交換機を含む公衆
    通信網に仮想専用網のメンバーズネットサービスの接続
    を共通線信号網を通じ制御する網サービス制御局を設
    け、 前記加入者交換機には、前記網サービス制御局と制御信
    号のやり取りを行うザップ部を備え、 前記網サービス制御局には、公衆通信網に接続された特
    定加入者団体の加入者の加入者識別番号と無ダイヤル接
    続利用契約者と当該特定加入者集団の他の加入者の加入
    者識別番号とをそれぞれ対応させたデータテーブルと、
    前記ザップ部と前記制御信号のやり取りを行う制御部と
    を備える、 ことを特徴とする仮想専用網の無ダイヤル接続装置。
  14. 【請求項14】データテーブルは、 発信側加入者識別番号/無ダイヤル接続利用契約者/着
    信側加入者識別番号対照テーブルである、 ことを特徴とする請求項13記載の仮想専用網の無ダイ
    ヤル接続装置。
  15. 【請求項15】ザップ部は、 オフフック呼を検知すれば、無条件で直ちに発信側の加
    入者識別番号に係る制御信号を共通線信号網を通じ制御
    部へ送信するとともに当該制御部から当該共通信号網を
    通じ着信側の加入者識別番号に係る制御信号を受信して
    公衆通信網の接続処理を制御自在に構成する、 ことを特徴とする請求項13又は14記載の仮想専用網
    の無ダイヤル接続装置。
  16. 【請求項16】制御部は、 ザップ部からの制御信号の受信により、発信側加入者識
    別番号/無ダイヤル接続利用契約者/着信側加入者識別
    番号対照テーブルから当該発信側加入者識別番号が当該
    無ダイヤル接続利用契約者である場合に限り、当該着信
    側加入者識別番号を読み出し、前記ザップ部に共通線信
    号網を通じ制御信号を送信自在に構成する、 ことを特徴とする請求項13,14又は15記載の仮想
    専用網の無ダイヤル接続装置。
  17. 【請求項17】公衆通信網は、 電気、電波又は光通信網である、 ことを特徴とする請求項8,9,10,11,12,1
    3,14,15又は16記載の仮想専用網の無ダイヤル
    接続装置。
  18. 【請求項18】共通線信号網は、 電気、電波又は光信号網である、 ことを特徴とする請求項8,9,10,11,12,1
    3,14,15,16又は17記載の仮想専用網の無ダ
    イヤル接続装置。
JP530995A 1995-01-17 1995-01-17 仮想専用網の無ダイヤル接続方法及び装置 Pending JPH08195813A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP530995A JPH08195813A (ja) 1995-01-17 1995-01-17 仮想専用網の無ダイヤル接続方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP530995A JPH08195813A (ja) 1995-01-17 1995-01-17 仮想専用網の無ダイヤル接続方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08195813A true JPH08195813A (ja) 1996-07-30

Family

ID=11607682

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP530995A Pending JPH08195813A (ja) 1995-01-17 1995-01-17 仮想専用網の無ダイヤル接続方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08195813A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100403230C (zh) * 1997-10-14 2008-07-16 三星电子株式会社 在计算机通信系统中实时传送拨号音的方法
JP2012516648A (ja) * 2009-01-30 2012-07-19 レベル スリー コミュニケーションズ,エルエルシー プライベート・ダイヤリング・プランに対応付けられているコールをルーティングするシステムおよび方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100403230C (zh) * 1997-10-14 2008-07-16 三星电子株式会社 在计算机通信系统中实时传送拨号音的方法
JP2012516648A (ja) * 2009-01-30 2012-07-19 レベル スリー コミュニケーションズ,エルエルシー プライベート・ダイヤリング・プランに対応付けられているコールをルーティングするシステムおよび方法
US8582560B2 (en) 2009-01-30 2013-11-12 Level 3 Communications, Llc System and method for routing calls associated with private dialing plans
US9596101B2 (en) 2009-01-30 2017-03-14 Level 3 Communications, Llc System and method for routing calls associated with private dialing plans
US10250412B2 (en) 2009-01-30 2019-04-02 Level 3 Communications, Llc System and method for routing calls associated with private dialing plans

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0550975B1 (en) A method of redirecting a telephone call to an alternate destination
JP2874119B2 (ja) 複数端末への着信呼分散サービス方式
JPH11284736A (ja) 発呼者制御を提供する方法および装置
JP3021630B2 (ja) 通信システム及び通信方法
JPH11284735A (ja) 発呼者制御サービスを提供する電気通信システム
JPH07307799A (ja) 通信装置の登録方法、登録機能付きサービス制御装置、通信システム、該通信システム内に設ける交換機およびサービス制御装置、および通信方法
JPH08195813A (ja) 仮想専用網の無ダイヤル接続方法及び装置
JPS6154752A (ja) 自動交換機のハンテイング装置
JP2731961B2 (ja) 交換システム
JP3298602B2 (ja) 国内仮想専用網からの国際仮想専用網への内線接続方法及びシステム装置
JPH08195812A (ja) 仮想専用網の発信接続方法及び装置
JP3023212B2 (ja) 電子交換システム
JPH08195814A (ja) 仮想専用網の着信接続方法及び装置
EP0901730B1 (en) Method to re-route a call
JPH08214073A (ja) 仮想専用網の接続先制御方法及び装置
JP3325330B2 (ja) 電子交換機
JP2820958B2 (ja) 電話交換システム
JP3191848B2 (ja) 高度電話サービスの論理番号通知方式
JP2867506B2 (ja) 交換機のビジネスグループサービス制御方式
KR20000075214A (ko) 지능망 교환기에서의 전화번호 연결 서비스 방법
JP2561009B2 (ja) 着信転送方法と装置
JP2982918B2 (ja) 高度通信サービス方式
JPH0273757A (ja) 代行受信制御装置
JP2000224311A (ja) 構内交換機における局線自動転送システム
JPH08204832A (ja) 仮想専用網の短縮ダイヤル接続方法及び装置