JP2000244684A - 構内交換機の課金装置 - Google Patents

構内交換機の課金装置

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JP2000244684A
JP2000244684A JP11046569A JP4656999A JP2000244684A JP 2000244684 A JP2000244684 A JP 2000244684A JP 11046569 A JP11046569 A JP 11046569A JP 4656999 A JP4656999 A JP 4656999A JP 2000244684 A JP2000244684 A JP 2000244684A
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JP
Japan
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JP11046569A
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English (en)
Inventor
Kouichi Yanai
更一 箭内
Hiroyuki Miyamura
弘幸 宮村
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Hitachi Telecom Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Telecom Technologies Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 事業所等に設置される構内交換機の課金装置
に関し、新しいサービスに柔軟に対応することができる
構内交換機の課金装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 複数の端末装置12を収容する通話路ス
イッチ11と、通話路スイッチを制御する制御手段16
と、電気通信事業者別に複数の料金計算用データテーブ
ルTA1〜TA20,TB1〜TB20を有するメモリ
手段18とを備え、制御手段は端末装置から発信情報を
受信すると発信ダイヤル番号および回線種別をもとに該
当する発信区分を認識し、発信区分毎に料金計算用デー
タテーブルに基づいて料金計算処理を行うものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばホテル、
寮、病院、事業所等の各種施設に設置される構内交換機
の課金装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電気通信の自由化に伴って新しい
電気通信事業者(New Common Carrier:ニュー・コモン
・キャリア)が提供する電話網が公衆通信網として加わ
った。
【0003】このように、複数の電話網で構成される公
衆通信網において、従来の通話料金の処理は電気通信事
業者(以下、キャリア、という)毎(即ち電話網毎)の
課金方式、課金単価により料金計算処理を行っている。
例えば、発信キャリアが国内発信通話であれば距離別時
間差方式で該当キャリアの単価で料金計算を行い、また
国際発信通話であればハドソン方式で該当通話秒数にて
料金計算を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の課金
方式によると、各キャリア毎に課金方式および単価が固
定されているため、各キャリアの区分毎に異なった課金
方式および単価等で料金を計算することができないとい
う不都合があった。
【0005】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたもので、新しいサービスに柔軟に対応
することができる構内交換機の課金装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
構内交換機の課金装置は、複数の端末装置を収容する通
話路スイッチと、通話路スイッチを制御する制御手段
と、電気通信事業者別に複数の料金計算用データテーブ
ルを有するメモリ手段とを備え、制御手段は端末装置か
ら発信情報を受信すると発信ダイヤル番号および回線種
別をもとに該当する発信区分を認識し、その発信区分毎
に料金計算用データテーブルに基づいて料金計算処理を
行うものである。
【0007】また、本発明の請求項2記載の構内交換機
の課金装置は、請求項1記載の発明において、料金計算
用データテーブルは各区分毎に課金方式、単位料金およ
び時間、通話可能時間および料金の各データを有し、制
御手段は各区分毎に異なった料金計算を行うものであ
る。
【0008】本発明によれば、料金計算用データテーブ
ルは該当区分毎に課金方式および単価等を備えることに
より、区分毎に異なった単価で通話料金の計算を行えた
り、国内発信通話であっても発信区分が異なれば国際課
金方式で料金計算が行えるなど、発信区分で自由に課金
方式が設定できるという作用を有する。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による構内交換機
の課金装置が適用される構内交換機の実施の形態を示す
ブロック図である。
【0010】同図において、構内交換機1は通話路スイ
ッチ11を備え、この通話路スイッチ11には内線端末
装置12を制御するライン回路(LIN)13、公衆網
または専用線網などの公衆通信網14とのインターフェ
イスを行う局線トランク(COT)15が接続されてい
る。公衆通信網14としては、全てを第1の電話網とす
るほかに、市内は第1の電話網、市外は第2の電話網
(NCC網)とするなど内線端末装置12側でキャリア
を選択することができる。
【0011】また、構内交換機1には通話路スイッチ1
1をはじめとする各部の制御を行う制御手段としての中
央制御装置16が備えられており、この中央制御装置1
6によって呼接続処理が行われる。
【0012】中央制御装置16に接続された入出力装置
17は局データの投入、保守または通話明細等を出力す
る。メモリ手段であるメインメモリ18は中央制御装置
16の起動プログラムや処理結果を記憶する。
【0013】図2は、メインメモリ18内に設けられた
国内課金指数テーブルTAのデータ構成図である。国内
課金指数テーブルTAは各キャリア分で最大20個キャ
リアのテーブルTA1〜TA20を備えている。
【0014】国内課金指数テーブルTAは区分番号T1
毎に距離区分T2、課金方式T3、昼・夜・深夜毎の単
価または単位秒数T4、単価または単位秒数に対応する
値が「First minute」(以下、「最初の時間」、とい
う)および「After First minute」(以下、「超過時
間」、という)それぞれに設定されている。
【0015】距離区分T2は、20km、30km、4
0km、60km、…に区分され、課金方式T3は距離
別時間差方式とハドソン方式とに区分されている。距離
別時間差方式は通話の距離および時間帯(昼・夜・深
夜)によって定められた単位時間毎に単位料金を精算す
る方法である。ハドソン方式は距離によって定められた
単位料金を単位時間毎に精算する単位時間法である。
【0016】例えば、課金方式T3が距離別時間差方式
の場合は、単価T4に対応する通話可能な秒数T5が設
定されており、ハドソン方式の場合は単位秒数T6に対
応する通話料金T7が設定されている。通話可能秒数T
8および単位秒数T9が定額(通話秒数にかかわらず一
定料金)の設定も可能になっている。
【0017】また、ハドソン方式の場合は、超過時間T
10が単位秒数T6の何倍かに設定されている。「最初
の時間」は「超過時間」に設定されているまでの時間を
示しており、「超過時間」はその後の経過時間を示して
いる。
【0018】例えば、単位秒数6秒で、「超過時間」が
10倍(60秒)であれば、「最初の時間」は通話開始
から60秒までの料金で行い、「超過時間」後は60秒
を超えた場合の料金で行う。
【0019】図3は、国内課金指数テーブルTAと同様
にメインメモリ18に設けられた国際課金指数テーブル
TBのデータ図である。国際課金指数テーブルTBは各
キャリア分最大20個キャリアのテーブルTB1〜TB
20が備えられている。各テーブルTBの内容は距離区
分T2を除き国内課金指数テーブルTAと同じ構成とな
っている。
【0020】図4は、本実施の形態の動作を説明するフ
ローチャート図である。まず、発信操作により発信情報
を受信し(ステップS1)、その発信情報によりキャリ
アおよび国内発信通話か国際発信通話かを判定する(ス
テップS2)。
【0021】国内発信通話の場合は、予め保守者が設定
する設置局の自局ダイヤルと発信情報の相手先ダイヤル
とから、図5に示す国内MA(message area:単位料金
区域)座標テーブルTCから該当する単位料金区域を算
出し、ピタゴラスの定理により発信者から相手先迄の距
離を算出し、該当区分を求める(ステップS3)。
【0022】国際発信通話の場合は、図6に示す国際国
別テーブルTDから相手先国ダイヤルに一致するダイヤ
ルと発信キャリア種別により該当区分を算出する(ステ
ップS4)。この結果により、国内発信通話の場合は国
内課金指数テーブルTA1〜TA20、国際発信通話の
場合は国際課金指数テーブルTB1〜TB20の該当キ
ャリア課金指数テーブルに対する該当区分を見出す(ス
テップS5)。
【0023】次に、該当区分の課金方式を求め(ステッ
プS6)、現在の月日から平日か休日かを判定し(ステ
ップS7)、現在の時刻から昼・夜・深夜かを判定する
(ステップS8)。なお、休日の昼時間は夜時間帯とな
る。
【0024】次に、通話開始時の課金指数を求めるた
め、「最初の時間」の該当区分および昼・夜・深夜から
求めた課金方式より、距離別時間差の場合は「最初の時
間」の単価を、ハドソン方式の場合は単位秒数を求める
(ステップS9)。同様に距離別時間差の場合は「最初
の時間」の通話可能秒数を、ハドソン方式の場合は通話
料金を求め(ステップS10)、処理を終了する。
【0025】単価または単位秒数、通話可能秒数または
通話料金は課金方式で判断するもので、実際は数値のみ
が課金指数テーブルTA,TBに設定されている。ま
た、課金指数テーブルTA,TBに設定されているデー
タは、初期値として予め設定されているものであり、各
キャリアの料金改訂時等、入出力装置17から変更可能
なデータである。以後、このデータをもとに図示してい
ない料金カウントアップ処理にて「超過時間」等の判定
を行い、通話終了までの料金計算を行う。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、各課金指数テーブルの
該当区分毎に課金方式および単価等を備えることによ
り、区分毎に異なった単価で通話料金の計算を行えた
り、国内発信(距離別時間差方式)であっても発信区分
が異なれば、国際課金方式(ハドソン方式)で料金計算
が行えるなど、発信区分で自由に課金方式が設定できる
という有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される構内交換機を示すブロック
図である。
【図2】メインメモリに記憶されている国内課金指数テ
ーブルのデータ構成である。
【図3】メインメモリに記憶されている国際課金指数テ
ーブルのデータ構成である。
【図4】本発明の動作を説明するフローチャート図であ
る。
【図5】国内MA座標テーブルのデータ構成である。
【図6】国際国別テーブルのデータ構成である。
【符号の説明】
1 構内交換機 11 通話路スイッチ 12 内線端末装置 13 ライン回路(LIN) 14 公衆通信網 15 局線トランク(COT) 16 中央処理装置 17 入出力装置 18 メインメモリ TA 国内課金指数テーブル TB 国際課金指数テーブル TC 国内MA座標テーブル TD 国際国別テーブル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端末装置を収容する通話路スイッ
    チと、 前記通話路スイッチを制御する制御手段と、 電気通信事業者別に複数の料金計算用データテーブルを
    有するメモリ手段とを備え、 前記制御手段は前記端末装置から発信情報を受信すると
    発信ダイヤル番号および回線種別をもとに該当する発信
    区分を認識し、前記発信区分毎に前記料金計算用データ
    テーブルに基づいて料金計算処理を行うことを特徴とす
    る構内交換機の課金装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の構内交換機の課金装置に
    おいて、前記料金計算用データテーブルは各区分毎に課
    金方式、単位料金および時間、通話可能時間および料金
    の各データを有し、前記制御手段は前記各区分毎に異な
    った料金計算を行うことを特徴とする構内交換機の課金
    装置。
JP11046569A 1999-02-24 1999-02-24 構内交換機の課金装置 Pending JP2000244684A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100365240B1 (ko) * 2000-11-10 2002-12-18 엘지전자 주식회사 망 사업자 간의 과금 데이터 생성 장치 및 방법

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