JP3288090B2 - 電子式構内交換システム - Google Patents

電子式構内交換システム

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JP3288090B2
JP3288090B2 JP31041692A JP31041692A JP3288090B2 JP 3288090 B2 JP3288090 B2 JP 3288090B2 JP 31041692 A JP31041692 A JP 31041692A JP 31041692 A JP31041692 A JP 31041692A JP 3288090 B2 JP3288090 B2 JP 3288090B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子式構内交換システム
に係り、特に回線の使用量に係わらず課金通話の経済的
運用を促進し得る電子式構内交換システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般公衆回線の他に特定回線ある
いは専用回線を収容する電子式構内交換機(PBX)に
おいては、これらの回線への接続を司る局線トランク
を、単に信号形式の違いだけでなく、課金体系やダイヤ
ル番号体系に応じた複数のクラスに分類するとともに、
これら各クラスの局線トランクに発呼に対する接続優先
順位を設定し、この接続優先順位に従って回線との接続
が可能な局線トランクを検出して回線接続を行うように
したものがある。
【0003】このような電子式構内交換機では上記接続
優先順位を使用料料金が安い順に設定することにより、
課金通話の経済的運用を図ることができる。
【0004】ところで、昨今、日本国内においては、第
1種電気通信事業者の参入で、電話加入者に対して多様
な課金体系を提供することとなった。
【0005】これにより、加入者にとって、これら通信
事業者にサービス提供を申請することで、曜日、発信時
間帯及び、国内、海外の別、国内にいては市内、市外の
別、更に市外においては地域毎等のその対地について最
も安い通話料金の通信事業者を選ぶことができる。
【0006】また、加入者においては、月定額の専用線
を利用している加入者もあり、前記通信事業者の選択に
加え専用線を含めた発信回線の選択も行うことができ
る。
【0007】従って、このようなサービスに加入してい
る加入者においては、これら回線網に接続する局線トラ
ンクを使用料金が低い順に選択することにより通話料金
の節約を図ることができる。
【0008】さて、電気通信事業者間においては、通話
料金の値下げ競争が年々激化している。その中で、ある
通信事業者では通話料金計算の計算体系において、従来
とは異なった体系を導入し、加入者に対していっそうの
割安感を与えるサービスの提供を開始した。
【0009】すなわち、従来の通話料金値下げ競争で
は、通話時間における単位時間の基本料金の値下げであ
ったのに対し、この新たに提供されたサービスは、”選
択料金サービス”といい、規定の使用量に対してのみ使
用料の割引きを行い、規定の使用量を越えた場合は、越
えた使用量に対しては従来の料金体系に準じた課金を行
うものである。
【0010】ここで、この規定の使用量には規定度数、
規定時間等があり、それぞれサービスの加入時に契約さ
れる。この”選択料金サービス”を使用した場合、通話
料金は回線使用量に応じて異なってくる。すなわち、あ
る使用量まではその通話料金は他の事業者の回線よりは
安価であるが、その使用量を越えると安価ではなくなる
場合がある。
【0011】したがって、発信回線の選択において、”
選択料金サービス”に加入した回線を有している加入者
においては、その回線の選択順位を固定して発信回線を
選択した場合、回線の使用量によっては必ずしも経済的
な運用は図れないという問題があった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来の電
子式構内交換システムにおいては、”選択料金サービ
ス”に加入した回線を有している加入者においては、そ
の回線の選択順位を固定して回線を選択した場合、回線
の使用量によっては必ずしも経済的な運用は図れないと
いう問題があった。
【0013】そこで、本発明は、回線の使用量に応じて
課金通話の経済的運用を促進し得る電子式構内交換シス
テムを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、規定の使用量に対して通信料金の割引きを行い、前
記規定使用量を越えた使用量に対して通信料金の割引き
率が低くなる課金を行う選択料金サービスに加入してい
る回線が接続可能な複数の局線トランクと、端末とを有
し、前記端末から発呼があった場合に、前記複数の局線
トランクの中から前記端末を前記回線に対して接続する
局線トランクを選択する選択手段を具備した電子式構内
交換システムであって、前記選択手段による局線トラン
クの選択優先順位を通信料金の低い順に設定して記憶す
る記憶手段と、前記回線の使用量が前記選択料金サービ
スの規定使用量に応じて予め設定された使用量以上かを
判定する判定手段と、前記判定手段にて前記回線の使用
量が予め設定された使用量以上と判定された場合、前記
記憶手段に記憶されている当該回線に係る局線トランク
の選択優先順位を下げる変更手段とを具備したことを特
徴とする。
【0015】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
において、前記使用量は、通話度数あるいは通話時間の
いずれかであることを特徴とする。
【0016】
【作用】本発明では、選択料金サービスに加入している
回線の使用量を監視し、該回線の使用量が予め設定され
た使用量以上かを判断し、回線の使用量が予め設定され
た使用量以上と判断された場合は、当該回線に係る局線
トランクの選択優先順位を変更する。
【0017】このような構成によると、選択料金サービ
スに加入している回線の使用量が予め設定された使用量
を越えた場合でも、これに的確に対応して通話コストの
低減を図ることができ課金通話の経済的運用が促進でき
る。
【0018】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明に係わる電
子式構内交換システムの一実施例について詳細に説明す
る。
【0019】図1は、本発明に係わる電子式構内交換シ
ステムの一実施例を示すブロック図である。
【0020】図1において、この電子式構内交換システ
ムは、n個の内線電話機(EXT)1a〜1nを収容し
ている。これら内線電話機1a〜1nはそれぞれライン
回路(LC)2a〜2nを介して通話路ネットワーク
(SW)3に接続され、この通話路ネットワーク3は、
mグループの局線トランク群4a〜4mを介して、例え
ば、一般アナログ公衆回線、アナログ専用線、ディジタ
ル回線等、信号形式あるいは料金体系別にクラス分けさ
れたmグループの通信回線群La〜Lmに接続されてい
る。
【0021】この場合、mグループの通信回線群La〜
Lmはそれぞれy個の通信回線l1〜lyで構成され、
この通信回線l1〜lyに対応している局線トランク群
4a〜4mもそれぞれy個の局線トランクTRK1〜T
RKyによって構成されている。
【0022】これら通話路ネットワーク3、局線トラン
ク群4a〜4mは、制御データバスライン5を介して中
央処理装置(CC)6と結合され、メモリ(MEM)7
に予め格納された制御データにしたがって通信回線群L
a〜Lmと内線電話機1a〜1n間の通信路及び内線電
話機1a〜1n相互間の通信路が形成されるように制御
される。
【0023】一方、メモリ7には通信路形成のための制
御情報の他に、課金通話の経済的運用を図るため、図2
〜図7に示すようなメモリブロックMB1〜MB6が設
けられている。
【0024】すなわち、図2に示す第1のメモリブロッ
クMB1には、p(>0)種類の発信先ダイヤル番号の
形態に応じて選択可能な局線トランク群を局線トランク
群4a〜4mの中から選び、これを時間帯毎に選択優先
順位をつけて登録したテーブル(以下、局線トランク群
テーブルという)を曜日毎について格納している。
【0025】また、図3に示すメモリブロックMB2に
は、交換システム内の時、分、曜日を格納している。
【0026】また、図4に示すメモリブロックMB3に
は、発信先ダイヤル番号の形態に対応した曜日毎の時間
帯とその時間帯に選択すべき局線トランク群テーブルを
格納している。
【0027】また、図5に示すメモリブロックMB4に
は、発信先ダイヤル番号の形態に応じて、発信接続が可
能な局線トランク群の群番号を通話料金が安価なものか
ら順に格納している。
【0028】また、図6に示すメモリブロックMB5に
は、局線トランク群の群番号対応に局線トランク群に属
する回線が料金選択サービスに加入しているか否かの情
報と、加入している回線についてはその種別を格納して
いる。
【0029】ここでは料金選択サービスに加入していな
い局線トランク群については16進値F(h)を格納
し、加入している局線トランク群で、そのサービスの1
つである”深夜・日祝サービス”に加入しているものに
ついては0を、更に”リーチアウトサービス”に加入し
ているものについては1をそれぞれ格納している。
【0030】図7に示すメモリブロックMB6には、料
金選択サービスに加入しているトランク群について、こ
のトランク群番号対応に、加入サービスが”深夜・日祝
サービス”の場合、通話度数の累計を格納し、加入サー
ビスが”リーチアウトサービス”の場合は通話時間の累
計を格納している。更にこれらトランク群番号対応に、
加入サービスの規定量を格納している。
【0031】なお、加入サービスが”深夜・日祝サービ
ス”の場合、規定通話度数を、”リーチアウトサービ
ス”の場合は規定通話時間をそれぞれ格納している。
【0032】ここで、選択料金サービスの”深夜・日祝
サービス”、”リーチアウトサービス”について説明す
る。
【0033】”深夜・日祝サービス”とは、土、日曜日
を除く平日の深夜時間帯、例えば午後10時から明朝の
午前7時までの時間帯と日曜、祝日の回線使用について
規定の通話度数の使用に対して使用料の割引が施される
サービスである。この”深夜・日祝サービス”において
は、規定通話度数を越えて使用した場合、規定通話度数
に対して越えた通話度数に対しては従来の料金計算に基
づく通話料金が課金される。
【0034】”リーチアウトサービス”とは、曜日、祝
日を問わず、規定通話時間の使用に対して通話料の割引
が施されるサービスである。この”リーチアウトサービ
ス”においては、規定通話時間を越えた使用について
は、規定時間を越えた時点から以降の通話について従来
の料金計算に基づく通話料が課金される。
【0035】したがって、この”深夜・日祝サービス”
と”リーチアウトサービス”は、このサービスに加入し
ていない回線より通話料金は安くなる。
【0036】このような構成において、内線電話機1a
〜内線電話機1nは、局線への発信は通常、図示しない
送受話器をオフフックした後、所望の局線の発信要求番
号とこれに続く発信先に割り当てられているダイヤル番
号とをダイヤルすることにより行われる。
【0037】ここで、内線電話機1aが局線発信可能な
電話機であり、この内線電話機1aから局線発信を行っ
た場合の処理について図8のフローチャートを用いて説
明する。
【0038】まず、内線電話機1aで発呼操作が行われ
ると、この発呼操作による発呼情報はライン回路2aを
介して中央処理装置6に転送される。
【0039】これにより、中央処理装置6は、内線電話
機1aからの発呼情報に対して通話路ネットワーク3が
回線接続可能な状態にある時、内線電話機1aに対して
ダイヤルトーンを送り、内線または局線発信のダイヤル
操作が可能であることを知らせる。
【0040】次に、内線電話機1aから内線または局線
の発信要求番号の必要桁数だけがライン回路2aを介し
て入力されると、中央処理装置6は内線相互接続か局線
発信かを判断する。
【0041】この結果、局線接続を必要とするダイヤル
操作であることが判ると、中央処理装置6は再び内線電
話機1aにダイヤルトーンを送り、続いて市外番号ある
いは市内番号から続く宛先番号のダイヤル操作が可能で
あることを知らせる。
【0042】次に、内線電話機1aから発信先番号のダ
イヤル番号がライン回路2を介して入力される(ステッ
プ20)と、中央処理装置6は宛先番号の形態を分類す
る(ステップ21)。
【0043】ここでは、宛先が海外か国内か、海外の場
合、その相手国について分類する。又、宛先が国内の場
合は、市外か市内かの分類と、市外の場合その地域につ
いて分類する。
【0044】そして、その分類結果に基づき、この分類
結果に対応付けられたスケジュールテーブルを図2に示
したメモリブロックMB1から取り出す(ステップ2
2)。ここでは、DIALKUBnの名前が付けられた
スケジュールテーブルが取り出されたとする。ここで、
スケジュールテーブルには、曜日毎に各曜日の時間帯別
に選択する局線トランク群テーブルが登録されている。
【0045】続いて、中央処理装置6は、現在の曜日と
時刻を図3に示したメモリブロックMB2から読み出
す。ここで、メモリブロックMB2に記憶されている時
刻データは、時、分を”00〜23”,”00〜〜5
9”の値でそれぞれ格納し、曜日のデータは”0〜6”
の値で、0が月曜、1が火曜の順で6が日曜の意味付け
で格納している。
【0046】そして、メモリブロックMB2から読み出
した曜日、時刻をもとに図4に示したメモリブロックM
B3からそれに該当する局線トランク群テーブルを取り
出す(ステップ23)。ここでは、曜日が月曜、時刻が
HHh時、MMh分とし、メモリブロックMB3から局
線トランク群テーブルTRKKDhが取り出されたとす
る。
【0047】この局線トランク群テーブルTRKKDh
には、最も通話料が安価な局線トランク群の順に局線ト
ランク群の群番号が格納されている。
【0048】例えば、選択料金サービスに加入している
局線トランク群があれば、その局線トランク群は、その
サービスに加入していない局線トランク群より選択の優
先順位は高い場所に格納されている。
【0049】次に、中央処理装置6は、メモリブロック
MB3から取り出した局線トランク群テーブルTRKK
Dhから発信選択する局線トランク群を取り出すべく、
図5に示したメモリブロックMB4から局線トランク群
テーブルTRKKDhの名前を検索し、この先頭に格納
されている最も優先順位の高い局線トランク群の群番号
を取り出す(ステップ24)。
【0050】そして、まず、局線トランク群テーブルT
RKKDhの先頭に登録されているトランク群TG1か
らこのトランク群に属する局線トランクTRK1〜yに
ついて空き、使用中の状態を調べる(ステップ25)。
【0051】この時、1つとして空き局線トランクが存
在しなかった場合(ステップ26で無し)、同じ局線ト
ランク群テーブルTRKKDhに登録されている次の局
線トランク群があるか調べる(ステップ27)。
【0052】ここで、次の局線トランク群が登録されて
いた場合、その局線トランク群の群番号を取り出し(ス
テップ28)、同様にその局線トランク群に属している
局線トランクTRK1〜yについて空きの状態にあるも
のがあるか調べる(ステップ25)。
【0053】このようにして、局線トランク群テーブル
TRKKDhに登録されている全ての局線トランク群の
局線トランクついて空き選択を行った結果ひとつも空き
がなかった場合、中央処理装置6は内線電話機1aに対
して、空き局線トランクがなく、発信が不可能であるこ
とを知らせるべく話中音を送出して(ステップ29)、
中央処理装置6は発信処理を終了する。
【0054】また、ステップ26で、局線トランク群テ
ーブルTRKKDhに選択順に登録されている局線トラ
ンク群の群番号に基づき、その局線トランク群に属する
局線トランクに空き状態のものが存在した場合、中央処
理装置6はその局線トランクに対して発信を行うべく、
当該トランクが属するトランク群に割り付けてあるダイ
ヤル加工方法(図示せず)に基づいて、内線電話機1a
からダイヤルされたダイヤル番号の加工を行い当該局線
トランクへ送出する(ステップ30)。
【0055】以上のように中央処理装置6は曜日、発信
時間帯に応じて最も通話料が安価になるようにトランク
選択処理を行っていく。
【0056】次に、局線トランク群テーブルにおいて、
局線トランク群が最も安価な順に登録される処理につい
て図9と図10のフローチャートにしたがって説明す
る。
【0057】図9において、発信可能な空き局線トラン
クが存在し、中央処理装置6がその局線トランクに発信
処理を施すと通話が開始される(ステップ40)。
【0058】この発信処理と同時に、中央処理装置6は
この発信による通話時間を計測する(ステップ41)。
そして、発信先相手もしくは、内線電話機1aが終話操
作を行うと、この操作による信号を受けて中央処理装置
6は内線電話機1aおよび当該局線トランクに対して終
話処理を行う(ステップ42)。
【0059】この後、中央処理装置6は、先に計測した
通話時間からこの局線トランクが属するトランク群の累
計通話度数あるいは累計通話時間を計算する(ステップ
43)。この累計通話度数あるいは累計通話時間のいず
れかの計算結果をここでは、samとする。
【0060】続いて、中央処理装置6は、当該局線トラ
ンク群が加入している選択料金サービスの規定通話度数
あるいは規定通話時間を、図7に示したメモリブロック
MB6から取り出す(ステップ44)。ここでは、メモ
リブロックMB6から取り出したこの局線トランク群が
加入している選択料金サービスの規定通話度数あるいは
規定通話時間をmaxとする。
【0061】そして、中央処理装置6は、メモリブロッ
クMB6から取り出したsamとmaxとを比較し(ス
テップ45)、samがmax未満であれば、中央処理
装置6は処理を終了する。
【0062】また、samがmax以上であった場合、
中央処理装置6は、図62示したメモリブロックMB5
の当該局線トランク群番号に対応するエリアに、この局
線トランク群は選択料金サービスのサービスが適用され
なくなった旨の内容を格納する。ここでは、この選択料
金サービスのサービスが適用されなくなった旨を示すも
のとしてF(h)の値を格納する(ステップ46)。
【0063】続いて、中央処理装置6は、この局線トラ
ンク群が登録されている局線トランク群テーブルにおい
て、当該局線トランク群の発信選択優先順位を変更すべ
く、図5に示したメモリブロックMB4の当該局線トラ
ンク群が属する全てのトランク群テーブルに対して、当
該トランク群が登録されているエリアに、次の選択トラ
ンク群として登録されているトランク群番号を登録す
る。
【0064】以降、順次、次の選択順位として登録され
ている局線トランク群番号を1つずつ選択順位を上げる
べく登録し直す。そして、最後に、当該選択料金サービ
スの適用ができなくなった局線トランク群の群番号を、
メモリブロックMB4の局線トランク群テーブルの末尾
に登録する(ステップ47)。
【0065】次に、図10のフローチャートを参照し
て、図9に示したステップ43の累計通話度数あるいは
累計通話時間を計算する処理について詳細に述べる。
【0066】中央処理装置6は、まず、発信選択された
局線トランクが料金選択サービスを適用されている局線
トランクか否かを調べるべく、図6に示したメモリブロ
ックMB5からそのトランクの属する局線トランク群対
応に格納されているデータを取り出す(ステップ43
0)。
【0067】ここで、メモリブロックMB5は、選択料
金サービスを適用してない局線トランク群については、
その値としてF(h)を格納し、選択料金サービスが適
用されている局線トランク群については、このサービス
が”深夜・日祝割引サービス”の場合は0の値をリーチ
アウトサービス”の場合は1の値をそれぞれ格納してい
る。
【0068】中央処理装置6は、メモリブロックMB5
から取り出したデータを調べ(ステップ431)、この
値がF(h)の場合は、この処理を終了する。
【0069】また、中央処理装置6は、この値が0の場
合、計測した通話時間をこの通話の相手先の距離に応じ
た通話度数当たりの基本秒数で割り(ステップ43
2)、この通話度数を求め、当該局線トランク群の累計
度数を図72示したメモリブロックMB6から求め、計
算で求めた度数をこの累計度数に加え、この結果を新し
い累計度数としてメモリブロックMB6の同じエリアへ
格納する(ステップ433)。
【0070】また、メモリブロックMB5から取り出し
たデータの値が1の場合、中央処理装置6は、計測した
通話時間にメモリブロックMB6から取り出した累計時
間を加え、この結果を新しい累計通話時間としてメモリ
ブロックMB6の同じエリアに格納する(ステップ43
4)。
【0071】上述のように、本実施例では、ダイヤル番
号形態の種類別に、選択可能な局線トランク群を曜日と
時間帯毎について通話料金が安い順に登録しておき、発
信選択をこの順序に従って行い、これら局線トランク群
の中で選択料金サービスに加入している局線トランク群
について、通話度数、通話時間などの使用量を測定し、
使用量が規定量を越えた場合、局線トランク群の発信選
択順位を変えるようにしている。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電子式構
内交換システムによれば、選択料金サービスに加入して
いる回線の使用量を監視し、該回線の使用量が予め設定
された使用量以上かを判断し、回線の使用量が予め設定
された使用量以上と判断された場合は、当該回線に係る
局線トランクの選択優先順位を変更するようにしている
ので、選択料金サービスに加入している回線の使用量が
予め設定された使用量を越えた場合でも、これに的確に
対応して通話コストの低減を図ることができ課金通話の
経済的運用が促進できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子式構内システムの一実施例を示す
ブロック図。
【図2】図1に示す電子式構内システムのメモリに設け
られたメモリブロックMB1の記憶内容を示す図。
【図3】図1に示す電子式構内システムのメモリに設け
られたメモリブロックMB2の記憶内容を示す図。
【図4】図1に示す電子式構内システムのメモリに設け
られたメモリブロックMB3の記憶内容を示す図。
【図5】図1に示す電子式構内システムのメモリに設け
られたメモリブロックMB4の記憶内容を示す図。
【図6】図1に示す電子式構内システムのメモリに設け
られたメモリブロックMB5の記憶内容を示す図。
【図7】図1に示す電子式構内システムのメモリに設け
られたメモリブロックMB6の記憶内容を示す図。
【図8】図1に示す電子式構内システムの内線電話機か
ら局線発信を行った場合の処理を示すフローチャート。
【図9】図1に示す電子式構内システムのメモリに記憶
された局線トランク群テーブルにおいて、局線トランク
群が最も安価な順に登録される処理を示すフローチャー
ト。
【図10】図9に示した累計通話度数あるいは累計通話
時間を計算する処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
1a〜1n 内線電話機 2a〜2n ライン回路 3 通話路スイッチ 4 局線トランク回路群 5 制御データバスライン 6 中央処理装置 7 メモリ MB1〜MB6 メモリブロック TRK1〜TRKy 局線トランク La〜Lm 通信回線群 l1〜ly 通信回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−236853(JP,A) 特開 平4−100498(JP,A) 特開 平2−94755(JP,A) 特開 昭63−74251(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 3/58 101 H04M 1/26 H04M 3/42 H04M 15/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 規定の使用量に対して通信料金の割引き
    を行い、前記規定使用量を越えた使用量に対して通信料
    金の割引き率が低くなる課金を行う選択料金サービスに
    加入している回線が接続可能な複数の局線トランクと、
    端末とを有し、 前記端末から発呼があった場合に、前記複数の局線トラ
    ンクの中から前記端末を前記回線に対して接続する局線
    トランクを選択する選択手段を具備した電子式構内交換
    システムであって、前記選択手段による局線トランクの選択優先順位を通信
    料金の低い順に設定して記憶する記憶手段と、 前記回線の使用量が前記選択料金サービスの規定使用量
    に応じて予め設定された使用量以上かを判定する判定手
    段と、 前記判定手段にて前記回線の使用量が予め設定された使
    用量以上と判定された場合、前記記憶手段に記憶されて
    いる当該回線に係る局線トランクの選択優先順位を下げ
    る変更手段とを具備したことを特徴とする電子式交換シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記使用量は、 通話度数あるいは通話時間のいずれかであることを特徴
    とする請求項1記載の電子式交換システム。
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