JP3327090B2 - 調光素子 - Google Patents

調光素子

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  • Diaphragms For Cameras (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばカメラ装
置等の光学装置に設定され調光素子に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】光学装置、たとえばカメラ装置のレンズ
鏡筒部には、必要に応じて入射する光量を調整する調光
素子を備える。この種の調光素子は、機械式の絞りや、
図21と図22のような電解液を用いる電気式の調光素
子が採用されている。機械式の調光素子は、アイリスメ
ータ、ネジ用穴、羽根等を備えている。羽根が上下動す
ることにより、羽根の間を通過する光量が調節でき、こ
の調光素子は、ネジを用いてレンズ鏡筒側にネジにより
固定するようになっている。
【0003】ところが、この種の機械式の調光素子は、
大型のアイリスメータ1が必要で、かつ、羽根を機械的
に上下動させるモータが必要であることから、カメラ装
置の小型化が図りにくい。従って、機械式の調光素子に
代えて図21と図22に示すような電解液を用いる調光
素子を用いるようになっている。電解液を用いる調光素
子は、スペーサ4と2枚の基板5,5を備え、この調光
素子4と2枚の基板5の間には空間6が設けられてい
る。この空間6には、調光用の電解液が充填されるよう
になっている。そして調光素子は、レンズ鏡筒の空間部
分に対して差し込むことで固定するのであるが、この固
定する場合には、ガラス製の基板5,5の端面5aを用
いて、位置精度を出すようにして固定するようになって
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うにガラス製の基板5の端面5aをレンズ鏡筒内に位置
決めすることで調光素子が取付けられるので、レンズ鏡
筒内において調光素子の位置がずれないようにするため
に、バネ等によって可動する爪や突起等を用いて、レン
ズ鏡筒内に調光素子をしっかりと固定する必要がある。
しかし、このような弾性力を用いた固定の方式では、割
れ易いガラスが破損する恐れもあり、上述したような爪
や突起等をレンズ鏡筒の内部に設定する必要があるの
で、コストがかかる。また割れ易いガラスに上述したよ
うな位置決め精度を持たせるので、精密なガラス加工を
行う手間がかかり、コストが上昇してしまう。
【0005】またこの種の調光素子をレンズ鏡筒側方よ
り差し込む必要があるので、差し込み用の挿入孔等の無
駄なスペースが必要であり、カメラ装置の小型化の障害
となる。そして上述したように調光素子自体の小型化の
要求から、基板5の厚みが薄く、基板強度が低くなって
いることから、調光素子をレンズ鏡筒内に差し込む時に
無理な力がかかり調光素子自体を破損する恐れもある。
そこで本発明は上記課題を解消するためになされたもの
であり、調光素子自体に無理な力を掛けずに容易に位置
決めして取付けることができる調光素子を提供すること
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明にあ
っては、光学装置に設定される調光素子であり、透明電
極を備える基板間にスペーサ部材を用いて空間を設け
て、この空間に、可逆的に光透過量を調整可能な光透過
量調整液を充填することで構成されている調光素子にお
いて、このスペーサ部材は、光学装置に設定するための
設定手段を備え、スペーサ部材の設定手段は、取付用部
位と、この取付用部位を光学装置側に固定するための固
定具と、を備える調光素子により、達成される。調光素
子はスペーサ部材を備えているが、このスペーサ部材の
設定手段は、調光素子を光学装置に設定するための手段
であって、設定手段の取付部位は、固定具により、光学
装置側に固定するようになっている。これにより、固定
具を操作して取付部位を光学装置側に固定することだけ
で、調光素子の基板自体に負担をかけることなく、調光
素子を光学装置側に容易に固定することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。実施の形態1 図1と図2は、本発明の調光素子を備えるカメラ装置、
特にビデオテープレコーダの一例を示している。このカ
メラ装置は、前レンズ鏡筒10、後レンズ鏡筒12、レ
ンズ14等を備えている。調光素子20は、この前レン
ズ鏡筒10の途中に設けられるものである。
【0008】図3は図1の調光素子20の正面図であ
り、図4は調光素子20の側面図および図5は調光素子
20の平面図である。図3〜図5における調光素子20
は、レンズ鏡筒に入射する光の絞り装置であり、2枚の
基板22,24、スペーサ部材26および光透過量調整
液27(図6参照)等から構成されている。
【0009】まず基板22,24について図3〜図6を
参照して説明する。基板22,24は同じ大きさで同じ
厚みを有する透光性もしくは透明性を有する基板であ
り、たとえばガラスやプラスチック等で作られている。
基板22の内面22aには、図3と図6に示すような第
1電極パターン部PP1が形成されている。同様にし
て、基板24の内面24aにも第2電極パターン部PP
2が形成されている。
【0010】これらの第1電極パターン部PP1と第2
電極パターン部PP2は、対称形状となっており、それ
ぞれ透明な膜で作られている。第1電極パターン部PP
1の構成要素は、透明電極30,31,32を備えてい
る。透明電極30は円形状であり、透明電極31,32
は、リング状であり、透明電極30を中心にしてそれぞ
れ同心円状に形成されている。同様にして第2電極パタ
ーン部PP2は、透明電極40,41,42を有してお
り、透明電極40は円形状であり、透明電極41,42
はリング状であって、同心円状に形成されている。つま
り透明電極30,40が対向しており、透明電極31,
41が対向し、更に透明電極32,42が対向してい
る。
【0011】第1電極パターン部PP1、第2電極パタ
ーン部PP2の外周囲には、対向電極としての第3電極
パターン部PP3が配置されている。この第3電極パタ
ーン部PP3は、透明電極50,51を備えているが、
透明電極50は基板22の内面22aに配置され、透明
電極51は基板24の内面24a側に配置されている。
これらの透明電極は、たとえば透明な導電ペーストを塗
布したりあるいは導電膜をパターン印刷等によって形成
することができる。図3の第1電極パターン部PP1で
例示するように、各透明電極30,31,32,50
は、それぞれリード線部30a,31a,32a,50
aを介して外部の電圧印加装置100側に接続されてい
る。
【0012】次に調光素子20のスペーサ部材26につ
いて説明する。スペーサ部材26は、たとえばプラスチ
ックで作られており、図7〜図10に示すように、枠体
26aと、設定手段70,70を備えている。枠体26
aは、ほぼ長方形状になっており、その内部には光透過
量調整液を収容する空間SPが設けられている。この空
間SPは、図7でみて枠体26aの外形状とほぼ相似形
状の長方形のものである。
【0013】枠体26aの左右の部位には、上述した設
定手段70,70が、枠体26aの側方に向けて反対方
向に突出して設けられている。設定手段70,70は、
対称形状を有しており、円筒状の取付用部位71と位置
決め用のボス72を備えている。この位置決め用のボス
72は、たとえば金属でできた円柱状の部材であり、図
11のように取付用部位71の穴73により圧入されて
いる。しかもボス72の後端部分72aは、レンズ鏡筒
10の取付用の穴74に対してはめ込むようになってい
る。つまりこの穴74,74は、取付用部位71のボス
72,72に対応するようにしてレンズ鏡筒10側にそ
れぞれ形成されている。
【0014】図6に示すように、2枚の基板22,24
とスペーサ部材26の空間SPで形成される領域は、光
透過量調整液27を充填するための空間領域である。つ
まり光透過量調整液27は、第1電極パターン部PP1
〜第3電極パターン部PP3に接するようにして充填さ
れている。この光透過量調整液は、第1電極パターン部
PP1〜第3電極パターン部PP3に対して選択的に電
圧をかけることで、可逆的に光透過量を調節できる液で
あって、たとえば有機分子系のビオロゲン誘導体等を採
用することができる。
【0015】図3の電圧印加装置100が、第1電極パ
ターン部PP1〜第3電極パターン部PP3に対して選
択的に電圧を印加するのであるが、対向して配置されて
いる透明電極、たとえば透明電極31,41、透明電極
32,42、透明電極30,40の各組は、それぞれ等
しい電圧が同時にかかるようになっている。電圧印加装
置100が、リード線部30a,31a,32a,50
a等を介して電圧を印加することにより、光透過量調整
液が同心円のリング状に透明状態から遮光状態へ移行す
ることになる。つまり第3電極パターン部PP3の透明
電極50,51と、外周側の透明電極32,42から順
に内周側の透明電極31,41そして透明電極30,4
0に順次電圧を印加していくと、透明な領域が次第に狭
まり、入射光の透過量を制御することができる。ところ
で、図6の光透過量調整液27は、図5に示すような液
注入孔80を介して図6の空間内に注入することができ
る。この液注入孔80は、円形状の穴に限らず、たとえ
ば他の形状の溝であっても勿論構わない。
【0016】次に、図11を参照して調光素子20をレ
ンズ鏡筒10(たとえば固定枠)側に取付ける操作につ
いて説明する。まず図6に示すように光透過量調整液2
7は、液注入孔80を介して、空間SP内に注入され
る。そしてこの液注入孔80は液が漏れないように蓋が
付いている。
【0017】次に、設定手段70,70のボス72,7
2の取付用の端部72a,72aを、レンズ鏡筒10の
穴74,74にはめ込むようにしてスペーサ部材26を
レンズ鏡筒10側に押付ける。このボス72,72が穴
74,74にはめ込まれることにより、調光素子20の
レンズ鏡筒10に対する位置決めを正確に行うことがで
きる。そして、固定具であるネジ90を用いて、調光素
子20がレンズ鏡筒10に対してしっかりと固定され
る。つまりネジ90,90が、ボス72,72を通し
て、レンズ鏡筒10の穴74にはめ込まれてレンズ鏡筒
10側にそれぞれねじ込まれることになる。これによ
り、スペーサ部材26の設定手段70,70が直接レン
ズ鏡筒10側に位置決めして固定でき、たとえネジ9
0,90をしっかりと締付けたとしても、基板22,2
4には直接強い力が加わることは全くない。従って取付
け時に調光素子20のガラス製の基板22,24が破損
したりすることがなく、しかも調光素子20全体が破損
してしまう恐れも全くない。
【0018】実施の形態2 次に、本発明の別の実施の形態2を、図12〜図16を
参照して説明する。図12に示す調光素子120は、図
3の調光素子20とほぼ同様の構造を有しているが、図
12の実施の形態2の調光素子120が異なる点は、取
付け時のひずみや変形を吸収するための吸収手段14
0,140を積極的に備えていることである。
【0019】この吸収手段140,140は、設定手段
170,170と枠体26aの間に設定されており、設
定手段170,170が、レンズ鏡筒側に取付けられる
場合であっても、その際のひずみや変形を吸収すること
ができる。吸収手段140は、たとえば図15に示すよ
うに、中央部分を空げき140aを形成することでひず
みや変形を吸収したり、あるいは図16のように、途中
部分に薄肉部140bを形成することでひずみや変形を
吸収することができる。なお図3と図11の実施の形態
1でも、設定手段70と枠体26aの間には、幅を小さ
くして形成した吸収手段240が形成されているので、
やはり図3と図11の実施の形態1においても、取付け
時のひずみや変形を吸収することができるのは勿論であ
る。
【0020】実施の形態3 次に図16〜図20を参照して更に別の実施の形態3を
説明する。図16と図17に示すように、調光素子32
0は、設定手段370,370を備えている。調光素子
320は、図3と図11の実施の形態1と同様に基板2
2,24およびスペーサ部材26等を有していて、その
内部構造は同様の構造である。しかし図16〜図20に
示す実施の形態3では、設定手段370,370の形状
が異なる。つまり設定手段370,370は、取付用部
位371と、取付用部位371の先端に設けられている
爪(固定具)372を有している。この爪372は、取
付用部位371と一体になっているが、内側方向に突出
している。この爪372,372は、レンズ鏡筒10の
穴374に噛み合わせることで調光素子320をレンズ
鏡筒70側に位置決めするための位置決め手段兼固定具
である。
【0021】調光素子320をレンズ鏡筒10に対して
位置決めして固定する場合には、ピン26d,26dを
レンズ鏡筒10の穴10f,10fにはめこみつつ、設
定手段370,370の爪372,372を、レンズ鏡
筒10の穴374,374にはめ込んで噛み合わせるこ
とで、簡単に位置決めして固定することができる。
【0022】上述したように、本発明の実施の形態で
は、調光素子の設定手段がレンズ鏡筒内に納まるように
しているので、レンズ鏡筒の小型化および軽量化が図れ
る。また調光素子のレンズ鏡筒に対する着脱が容易に行
え、仮に調光素子の光透過量調整液に寿命が来た場合で
あっても、調光素子の交換が容易である。従来のように
ガラス基板の端面が調光素子の位置決め用の手段になっ
ているのではなく、別途スペーサ部材が設定手段を備え
ているので、ガラスの加工精度を上げる必要がなく、量
産性の向上およびコストダウンが図れる。またスペーサ
部材の設定手段は従来の機械式の調光素子の設定手段と
同様の形状を有しているように設計すれば、従来の機械
式の調光素子との互換性が生まれるので、レンズ鏡筒自
体の設計変更を行う必要がなくなる。
【0023】本発明の実施の形態の調光素子は、既存の
レンズ鏡筒に対しても直接取付けることができる。スペ
ーサ部材が設定手段を備えており、この設定手段をレン
ズ鏡筒に固立するので、ガラス製等の基板には直接ひず
みや変形が伝わらないので、取付け時や、熱による変形
が生じたとしても、基板と基板およびその内部に充填さ
れた光透過量調整液等からなるセルが破損したりあるい
は光透過量調整液が漏れてしまうような事故がなくな
る。
【0024】ところで、本発明は上記実施の形態に限定
されるものではない。たとえば、上述した実施の形態で
は、光学装置はたとえばビデオテープレコーダのような
カメラ装置を一例として図示しているが、これに限らず
他の光学装置にあっても、本発明の調光素子を取付ける
ことは勿論できる。調光素子の枠体の形状や調光素子自
体の形は、長方形状に限らず円形やだ円形であってもよ
い。また設定手段は、図示した実施の形態では、左右2
つ設けているが、これに限らず1つあるいは3つ以上設
けることも勿論可能である。位置決め手段であるボスが
レンズ鏡筒側の穴に挿入することで、調光素子の位置決
めを行っているが、これに限らず、逆にレンズ鏡筒側に
突起を設けて、調光素子のスペーサ部材側に穴を設け
て、これらの突起と穴を噛み合わせることで調光素子の
位置決めを行うことも勿論可能である。固定具としてネ
ジを用いているが、これに限らず他の種類のたとえばね
じることで固定できるファスナー状のものを採用するこ
とも勿論可能である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
調光素子自体に無理な力を掛けずに容易に位置決めして
取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の調光素子の実施の形態を装着した光学
装置であるカメラ装置の一例を示す側面図。
【図2】図1のカメラ装置の正面図。
【図3】本発明の調光素子の好ましい実施の形態1を示
す正面図。
【図4】図3の調光素子の側面図。
【図5】図3の調光素子の平面図。
【図6】図3の調光素子の断面図。
【図7】図3の調光素子のスペーサ部材を示す正面図。
【図8】図7のスペーサ部材の側面図。
【図9】図7のスペーサ部材の平面図。
【図10】図7のスペーサ部材の断面図。
【図11】図3の調光素子をレンズ鏡筒側に固定しよう
としている状態を示す斜視図。
【図12】本発明の調光素子の別の実施の形態2を示す
正面図。
【図13】図12の調光素子の平面図。
【図14】図12の部分Yの吸収手段の一例を示す図。
【図15】図12の部分Yの吸収手段の他の例を示す
図。
【図16】本発明の調光素子の更に別の実施の形態3と
レンズ鏡筒を示す斜視図。
【図17】図16の調光素子の正面図。
【図18】図17の調光素子の側面図。
【図19】図17の調光素子の平面図。
【図20】図17の調光素子の底面図。
【図21】従来の調光素子の側面図。
【図22】図21の従来の調光素子の断面図。
【符号の説明】
20 調光素子 26 スペーサ部材 27 光透過量調整液 30,31,32,40,41,42,50,51 透
明電極 70,170,370 設定手段 SP 空間 71 取付用部位 90 ネジ(固定具) 140,240 吸収手段 371 取付用部位 372 爪(位置決め手段兼固定具)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−48827(JP,A) 特開 昭55−138722(JP,A) 特開 昭63−309933(JP,A) 実開 昭59−35978(JP,U) 実開 昭61−206921(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 9/00 - 9/70 G02F 1/15 - 1/19 501

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学装置に設定される調光素子であり、
    透明電極を備える基板間にスペーサ部材を用いて空間を
    設けて、この空間に、可逆的に光透過量を調整可能な光
    透過量調整液を充填することで構成されている調光素子
    において、 このスペーサ部材は、光学装置に設定するための設定手
    段を備え、 スペーサ部材の設定手段は、 取付用部位と、 この取付用部位を光学装置側に固定するための固定具
    と、 を備えることを特徴とする調光素子。
  2. 【請求項2】 スペーサ部材は光透過量調整液の導入部
    を有し、導入部は光透過量調整液の注入用の穴または溝
    である請求項1に記載のスペーサ部材の調光素子。
  3. 【請求項3】 取付用部位は、スペーサ部材より側方に
    突出して形成されており、固定具はネジである請求項1
    に記載の調光素子。
  4. 【請求項4】 取付用部位はアーム形状であり、そのア
    ーム形の取付用部位の固定具は爪である請求項1に記載
    の調光素子。
  5. 【請求項5】 取付用部位は、光学装置への取付け時の
    ひずみや変形を吸収するための吸収手段を備える請求項
    1に記載の調光素子。
  6. 【請求項6】 取付用部位は、取付け時にスペーサ部材
    を光学装置に位置決めするための位置決め手段を備える
    請求項1に記載の調光素子。
  7. 【請求項7】 位置決め手段は、光学装置側にはめ込ま
    れるリング部材である請求項6に記載の調光素子。
  8. 【請求項8】 リング部材はスペーサ部材の取付用部位
    の穴に設定され、このリング部材には固定具としてのネ
    ジが通る請求項7に記載の調光素子。
  9. 【請求項9】 スペーサ部材は、光学装置のレンズ鏡筒
    に対して固定される請求項1に記載の調光素子。
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