JP3326166B2 - 耐衝撃性及び光反射率が優れるポリカーボネート系樹脂組成物 - Google Patents

耐衝撃性及び光反射率が優れるポリカーボネート系樹脂組成物

Info

Publication number
JP3326166B2
JP3326166B2 JP2001183629A JP2001183629A JP3326166B2 JP 3326166 B2 JP3326166 B2 JP 3326166B2 JP 2001183629 A JP2001183629 A JP 2001183629A JP 2001183629 A JP2001183629 A JP 2001183629A JP 3326166 B2 JP3326166 B2 JP 3326166B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polycarbonate resin
resin composition
composition according
weight
stilbene
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001183629A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002201349A (ja
Inventor
ハン−ソー チュン、
ヒー−グー イヤー、
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Cheil Industries Inc
Original Assignee
Cheil Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Cheil Industries Inc filed Critical Cheil Industries Inc
Publication of JP2002201349A publication Critical patent/JP2002201349A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3326166B2 publication Critical patent/JP3326166B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
    • C08K3/18Oxygen-containing compounds, e.g. metal carbonyls
    • C08K3/20Oxides; Hydroxides
    • C08K3/22Oxides; Hydroxides of metals
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/36Sulfur-, selenium-, or tellurium-containing compounds
    • C08K5/41Compounds containing sulfur bound to oxygen
    • C08K5/42Sulfonic acids; Derivatives thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L69/00Compositions of polycarbonates; Compositions of derivatives of polycarbonates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
    • C08K3/18Oxygen-containing compounds, e.g. metal carbonyls
    • C08K3/20Oxides; Hydroxides
    • C08K3/22Oxides; Hydroxides of metals
    • C08K2003/2237Oxides; Hydroxides of metals of titanium
    • C08K2003/2241Titanium dioxide
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L25/00Compositions of, homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by an aromatic carbocyclic ring; Compositions of derivatives of such polymers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L33/00Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical, or of salts, anhydrides, esters, amides, imides or nitriles thereof; Compositions of derivatives of such polymers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L51/00Compositions of graft polymers in which the grafted component is obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐衝撃性及び光反
射率が優れるポリカーボネート系樹脂組成物に関する。
より具体的には、本発明は、高流動性、良好な耐衝撃性
及び優れる光反射特性を有することにより、コンピュー
ター、TV及びモニターのような電子製品の表示(di
splay)機器で用いられるLCD(Liquid
Crystal Display)の背面光ユニット
(backlight unit)の反射板またはフレ
ームに用いることができる二酸化チタン含有ポリカーボ
ネート系樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的にLCDは、ガラス板(glas
s substrate)、透明電極(transpa
rent electrode)、液晶(liquid
crystal)及びカラーフィルター(color
filter)からなるLCDパネル部分と、背面光源
(backlight ling)を提供するための反
射板(reflector)、蛍光ランプ(fluor
escent lamp)、導光板(light gui
de panel)、拡散板(diffision sh
eet)、プリズム(prism sheet)及び全
体を支持しながら反射板の機能を有する背面光フレーム
(backlight frame)からなる背面光ユ
ニットとの大きく2部分から構成されている。前記背面
光ユニットは、背面光を損失なく反射させることができ
る高い光反射率を有し、かつ厚さが薄いながらもフレー
ムの機能を効果的に遂行できるように流動性と耐衝撃性
が優れるべきである。また、背面光の発熱に耐えられる
耐熱度、寸法安定性及び難燃性を有するべきである。こ
のような特性を有する素材としてポリカーボネートが代
表的である。
【0003】ポリカーボネート樹脂は、他の樹脂と比較
して優れる低温耐衝撃性、自家消火性、電気的特性、透
明性、寸法安定性及び熱安定性などによりエンジニアリ
ングプラスチックとして事務自動化機器、電気及び電子
製品などにおいて広範囲に用いられてきた。しかし、ポ
リカーボネート樹脂の耐衝撃性は、ポリカーボネートの
分子量、使用環境、残留応力などの要因によって敏感に
変化する。また、ポリカーボネート樹脂は融点が高いた
め流動性が低く、成形時に高温で加工すべきであるから
樹脂の過熱による熱分解及び分子量低下現象が表す。こ
のような低い流動性を補完するため射出成形時に高い射
出圧力及び速度を適用する場合、成形物の部位によって
高い残留応力を表す。このような樹脂の熱分解及び過度
な残留応力により、ポリカーボネート樹脂で製造された
成形物は耐衝撃性が急激に低下され、また、高温の環境
や化学製品と接触が多い環境で用いられる場合にも耐衝
撃性が急激に低下されので、その利用範囲が制限される
問題点がある。
【0004】特に、ポリカーボネート樹脂をLCDの背
面光部品で用いる場合、背面光の損失を最小化して反射
させるため高白色に着色して背面光として用いる場合が
多い。このような高光反射率を有する高白色ポリカーボ
ネート樹脂を製造するため、米国特許第5,837,7
57号明細書ではポリカーボネート樹脂に二酸化チタン
(TiO)を70:30ないし90:10の重量比で
添加する方法を開示している。しかし、この場合にも高
い水準の(約90%以上)光反射率を表すことに限界が
あり、また二酸化チタンによるポリカーボネート樹脂の
分解で熱安定性及び衝撃強度が急激に低下する現象が起
こるため、製造工程において多くの困難があった。
【0005】日本特開平9−176471号も多量の二
酸化チタンによるポリカーボネート樹脂の分解により最
終製品の射出後、成形品の衝撃強度が急激に低下される
現象が発生する問題がある。日本特開平7−24278
1号ではジエン系ゴムが添加されるスチレン系またはメ
タクリル系樹脂を添加して衝撃補強の効果があるが、前
記ゴムは高熱に長時間さらすと、変色が発生し、白色度
が低下されるから、結果的に光反射率が低下される問題
がある。
【0006】従って、本発明者たちはポリカーボネート
樹脂に二酸化チタンを一定量以上添加して高い光反射率
及び高白色の外見を表しながら、スルホンスルホネート
と、選択的に衝撃補強剤を添加して加工工程中において
二酸化チタンによるポリカーボネート樹脂の分解現象を
抑制することにより衝撃強度の低下を防止するポリカー
ボネート樹脂組成物を製造することに至る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、光反
射率が優れて各種LCD部品の背面光フレーム(bac
klight frame)として用いられるように二
酸化チタンを添加して製造されるポリカーボネート系樹
脂組成物を提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、ポリカーボネート樹
脂、二酸化チタン、スルホンスルホネート及び選択的に
衝撃補強剤、ビニル系共重合体及び/またはスチルベン
−ビスベンゾキサゾール誘導体を適当な比率で用いるこ
とにより光反射率及び衝撃強度が優れるポリカーボネー
ト系樹脂組成物を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】本発明の上記及びその他の目的は、下記で
説明される本発明によって達成できる。
【0010】本発明によるポリカーボネート系樹脂組成
物は、(A)基礎樹脂である熱可塑性ポリカーボネート
樹脂100重量部に対して、(B)二酸化チタン2〜2
0重量部と、(C)スルホンスルホネート0.01〜5
重量部と、選択的構成成分である(D)衝撃補強剤0〜
30重量部、(E)ビニル系共重合体0〜30重量部ま
たは(F)スチルベン−ビスベンゾキサゾール誘導体
(stilbene−bisbenzoxazole
derivative)0〜1.0重量部とからなるこ
とを特徴とする。
【0011】これらそれぞれの成分に対する詳細な説明
は次のとおりである。
【0012】(A)ポリカーボネート樹脂 本発明に適当なポリカーボネート樹脂の製造方法及び熱
可塑性樹脂組成物への利用はこの分野で通常的な知識を
有する者によく知られている。
【0013】本発明による樹脂組成物の製造に用いられ
る芳香族ポリカーボネート樹脂(A)は一般的に下記一
般式(I)で表されるジフェノール類をホスゲン(ph
osgene)、ハロゲンホルマート(format
e)または炭酸ジエステルと反応させることにより製造
できる。
【0014】
【化2】
【0015】前記一般式(I)において、Aは単一結
合、C1〜5のアルキレン、C1〜5のアルキルリデ
ン、C5〜6のシクロアルキルリデン、−S−または−
SO−を表す。
【0016】前記一般式(I)のジフェノールの具体例
としては、ヒドロキノン、レゾルシノール、4、4′−
ジヒドロキシジフェニル、2、2−ビス−(4−ヒドロ
キシフェニル)−プロパン、2、4−ビス−(4−ヒド
ロキシフェニル)−2−メチルブタン、1、1−ビス−
(4−ヒドロキシフェニル)−シクロヘキサン、2、2
−ビス−(3−クロロ−4−ヒドロキシフェニル)−プ
ロパン、2、2−ビス−(3、5−ジクロロ−4−ヒド
ロキシフェニル)−プロパンなどがある。好ましくは
2、2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−プロパン
(ビスフェノールA)、2、2−ビス−(3、5−ジク
ロロ−4−ヒドロキシフェニル)−プロパン、及び1、
1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−シクロヘキサ
ンが用いられる。最も好ましくは工業的に一番多く用い
られる芳香族カーボネートである2、2−ビス−(4−
ヒドロキシフェニル)−プロパン(ビスフェノールA)
を用いる。
【0017】本発明の樹脂組成物の製造に用いられる適
合のポリカーボネートの重量平均分子量は10,000
〜200,000の範囲であり、好ましくは15,00
0〜80,000の範囲である。また、前記ポリカーボ
ネートは分枝鎖(branched)の形態を用いるこ
とができ、好ましくは重合に用いられるジフェノール全
量に対して0.05〜2モル%のトリ−またはその以上
の多官能性化合物、例えば3価またはその以上のフェノ
ール基を有する化合物を添加して製造できる。
【0018】本発明の樹脂組成物の製造に用いられるポ
リカーボネートとしてはホモポリカーボネート(hom
opolycarbonate)、コポリカーボネート
(copolycarbonate)があり、またコポ
リカーボネート及びポリカーボネートのブレンド形態で
用いるのもできる。
【0019】また、エステル前駆体(precurso
r)、例えば2官能性カルボン酸存在下で重合反応され
た芳香族ポリエステル−カーボネート共重合体で一部ま
たは全量代替できる。
【0020】本発明の樹脂組成物において、ポリカーボ
ネート樹脂は基礎樹脂として100重量部用いられる。
【0021】(B)二酸化チタン(TiO) 二酸化チタンは結晶形態によりアナターゼ(Anata
se)形態及びルチル(Rutile)形態に分類さ
れ、粒子の形象、表面処理剤、及び平均粒子大きさによ
り多様な製品に分類される。本発明ではどんな形態の二
酸化チタンを用いてもかまわないが、より優れる光反射
特性及び樹脂の良好な機械的物性のためにルチル形態を
用い、粒子大きさの中央値(median parti
cle size)が0.15ないし0.25μmであ
るのを用いるのが好ましい。
【0022】二酸化チタンは基礎樹脂(A)100重量
部に対して2〜20重量部用いる。
【0023】(C)スルホンスルホネート 本発明で用いられるスルホンスルホネートはモノマー形
またはポリマー形芳香族スルホンスルホネートとして1
種または2種以上の混合物を用いるのもできる。実質的
にアルカリ金属塩またはアルカリ土金属塩が用いられ
る。金属としてナトリウム、リチウム、カリウム、ルビ
ジウム、セシウム、べリリウム、マグネシウム、カルシ
ウム、ストロンチウム及びバリウムが使用できる。
【0024】前記モノマー形芳香族スルホンスルホネー
トは下記化学式(II)で表されることができる。
【0025】
【化3】 R′(SO1−2R″(SOM)1−60−11 (II)
【0026】前記化学式(II)において、Xは電子を
ひくラジカルであり、Mはアルカリ金属またはアルカリ
土金属であり、そしてR′とR″は1または2個の芳香
族環のアリールラジカルまたは1ないし6個の炭素原子
を含む脂肪族ラジカルであり、それぞれ互いに同一また
は異なる。
【0027】前記スルホンスルホネートは基礎樹脂
(A)100重量部に対して0.01〜5重量部用い
る。
【0028】(D)衝撃補強剤 本発明では衝撃補強剤としてグラフト共重合体またはオ
レフィン系共重合体の1種または2種以上の混合物を用
いる。
【0029】グラフト共重合体は、アクリレート系とシ
リコン系単量体よりなる群から選択される1種以上の単
量体を重合してゴム質重合体を製造した後に、グラフト
可能な不飽和化合物単量体であって、スチレンと、α−
メチルスチレンと、ハロゲンまたはアルキル置換スチレ
ンと、アクリロニトリルと、メタクリロニトリルと、C
1〜8のメタクリル酸アルキルエステル類と、C1〜8
のメタクリル酸エステル類と、無水マレイン酸と、C
1〜4のアルキルまたはフェニル核置換マレイミドとよ
りなる群から選択される1種以上の不飽和化合物単量体
をゴム質重合体にグラフトさせて製造し、ゴムの含量は
20〜90重量%が好ましい。好ましくはシリコン系単
量体にブチレンとアクリロニトリル単量体をグラフト共
重合させて製造されたグラフト共重合体を用いる。
【0030】前記ゴム質重合体の製造に用いられるアク
リレート系単量体としては、プロピルアクリレート、n
−ブチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレー
ト、ヘキシルメタクリレート、2−エチルヘキシルメタ
アクリレートなどの単量体を用い、この時用いられる硬
化剤としてはエチレングリコールジメタクリレート、プ
ロピレングリコールジメタクリレート、1、3−ブチレ
ングリコールジメタクリレート、1、4−ブチレングリ
コールジメタクリレート、アリールメタクリレート、ト
リアリールシアヌレートなどがある。
【0031】前記シリコン系単量体としては、ヘキサメ
チルシクロトリシロキサン、オクタメチルシクロテトラ
シロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデ
カメチルシクロヘキサシロキサン、トリメチルトリフェ
ニルシクロトリシロキサン、テトラメチルテトラフェニ
ルシクロテトロシロキサン、オクタフェニルシクロテト
ラシロキサンなどがある。前記シクロシロキサンから1
種以上選択してシリコン系ゴムを製造することができ、
この時用いられる硬化剤としてトリメトキシメチルシラ
ン、トリエトキシフェニルシラン、テトラメトキシシラ
ン、テトラエトキシシランなどがある。
【0032】前記のグラフト共重合体を製造する方法は
この分野で通常の知識を有する者によく知られており、
乳化重合、懸濁重合、溶液重合、または塊状重合などに
より製造できる。好ましくはゴム質重合体の存在下で前
記ビニル系単量体を投入し、重合開始剤を用いて乳化重
合または塊状重合する。
【0033】本発明に適合のオレフィン系共重合体はエ
チレン、プロピレン、イソプロピレン、ブチレン、及び
イソブチレンよりなる群から1種以上選択されるオレフ
ィン系単量体から製造される。オレフィン系共重合体は
一般的なオレフィン重合触媒であるチーグラ−ナッタ触
媒を用いて製造でき、より選択的な構造のためにはメタ
ロセン系触媒を用いることもできる。この時、ポリカー
ボネートとの分散性を向上させるため、無水マレイン酸
などをオレフィン系共重合体にグラフティング反応させ
ることもできる。
【0034】本発明で用いられる衝撃補強剤は基礎樹脂
(A)100重量部に対して0〜30重量部用いるのが
好ましい。
【0035】(E)ビニル系共重合体 本発明において、選択的構成成分として使用できるビニ
ル系共重合体は、スチレンと、α−メチルスチレンと、
ハロゲンまたはアルキル置換スチレンと、アクリロニト
リルと、メタクリロニトリルと、C1〜8のメタクリル
酸アルキルエステル類と、C1〜8のメタクリル酸エス
テル類と、無水マレイン酸と、C1〜4のアルキルまた
はフェニル核置換マレイミドとよりなる群から選択され
る不飽和化合物の中で1種以上重合して製造された重合
体、または前記重合体の混合物である。
【0036】前記C1〜8のメタクリル酸アルキルエス
テル類、及びC1〜8のアクリル酸アルキルエステル類
はそれぞれメタクリル酸またはアクリル酸のエステル類
としてC1〜8の1価アルコール(monohydri
c alcohol)である。これらの具体例としては
メタクリル酸メチルエステル、メタクリル酸エチルエス
テルまたはメタクリル酸プロピルエステルがあり、好ま
しくはメタクリル酸メチルエステルを用いる。
【0037】好ましいビニル系共重合体はスチレン、メ
タクリル酸メチルエステル、及びアクリロニトリル単量
体よりなる群から1種以上選択して重合製造され、乳化
重合、懸濁重合、溶液重合、塊状重合などの重合方法で
製造でき、重量平均分子量が15,000〜200,0
00であるのを用いる。
【0038】本発明の樹脂組成物において、前記ビニル
系共重合体は単独または2種以上の混合物形態で用いら
れ、基礎樹脂(A)100重量部に対して0〜30重量
部用いられる。
【0039】(F)スチルベン−ビスベンゾキサゾール
誘導体 本発明で用いられるスチルベン−ビスベンゾキサゾール
誘導体は一般的にポリカーボネート樹脂組成物の光反射
率を向上させる役割を果たす。スチルベン−ビスベンゾ
キサゾール誘導体の例としては、下記式(III)の4
−(ベンゾキサゾール−2−イル)−4′−(5−メチ
ルベンゾキサゾール−2−イル)スチルベン及び下記式
(IV)の4、4′−ビス(ベンゾキサゾール−2−イ
ル)スチルベンなどがある。
【0040】
【化4】
【0041】
【化5】
【0042】選択的に本発明では前記スチルベン−ビス
ベンゾキサゾール誘導体にブルー(blue)及びバイ
オレット(violet)顔料を適当な量で追加して用
いることができ、すでに商品化された混合製品を用いる
こともできる。前記スチルベン−ビスベンゾキサゾール
誘導体(stilbene−bisbenzoxazo
le derivative)は基礎樹脂(A)100
重量部に対して0〜1.0重量部用いられる。
【0043】本発明のポリカーボネート系樹脂組成物は
それぞれの用度によってガラス繊維、タルク、シリカ、
雲母、アルミナなどの無機充鎮剤を添加することによ
り、機械的強度、熱変形温度(heat distor
tion temperature)などの物性を向上
させることができる。また、紫外線吸収剤、熱安定剤、
酸化防止剤、難燃剤、滑剤、染料、及び/または顔料な
どを用いて製造できる。
【0044】本発明は下記の実施例によりより一層理解
でき、下記の実施例は本発明の例示目的のためで、その
保護範囲を制限しようとするのではない。
【0045】
【実施例】下記の実施例1〜4及び比較例1〜3で用い
られた(A)ポリカーボネート樹脂、(B)二酸化チタ
ン、(C)スルホンスルホネート、(D)グラフト共
重合体1、(D)グラフト共重合体2、(E)SAN
共重合体樹脂、及び(F)スチルベン−ビスベンゾキサ
ゾール誘導体の仕様は次のとおりである。
【0046】(A)ポリカーボネート樹脂 重量平均分子量が20,000〜30,000g/mo
lであるビスフェノール−Aから製造された線形ポリカ
ーボネートを用いた。
【0047】(B)二酸化チタン ルチル形態であり、粒子大きさの中央値(median
particle size)が0.15〜0.25μ
mである二酸化チタンを用いた。
【0048】(C)スルホンスルホネート ジフェニルスルホン−3−スルホン酸カリウム(pot
assium diphenylsulfone−3−
sulfonate)とジフェニルスルホン−3、3′
−ジスルホン酸ジカリウム(dipotassium
diphenylsulfone−3、3′−disu
lfonate)を約75/25重量比で混合したもの
を主成分にし、微量のジフェニルスルホネートが 混合
された製品を用いた。
【0049】(D)衝撃補強剤
【0050】(D)グラフト共重合体1 シリコン系単量体にスチレン及びアクリロニトリル単量
体をグラフティングして製造したグラフト共重合体を用
いた。
【0051】(D)グラフト共重合体2 ゴムの平均粒子大きさが0.20〜0.30μmである
ゴムラテックス45〜60重量部にアクリロニトリルと
スチレン単量体からなるグラフト単量体混合物40〜5
5重量部を通常の乳化重合によりグラフティングさせる
製造されたg−ABS樹脂を用いた。この時、製造され
たg−ABS樹脂のグラフト率は45〜75%範囲であ
る。
【0052】(E)SAN共重合体樹脂 スチレン70重量部、アクリロニトリル30重量部及び
脱イオン水120重量部からなる混合物に添加剤である
アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)0.2重量部
及びトリカルシウムホスフェート0.5重量部を添加
し、懸濁重合させてSAN共重合体樹脂を製造した。前
記共重合体を水洗、脱水及び乾燥過程を通じて粉末状態
のSAN共重合体樹脂を得た。
【0053】(F)スチルベン−ビスベンゾキサゾール
誘導体 スチルベン−ビスベンゾキサゾール誘導体の中で4−
(ベンゾキサゾール−2−イル)−4′−(5−メチル
ベンゾキサゾール−2−イル)スチルベンとブルーまた
はバイオレット顔料とが適当な量で混合された製品を用
いた。
【0054】実施例1〜4及び比較例1〜3で用いられ
た各成分の組成は表1のとおりである。
【0055】
【表1】
【0056】前記表1に表した組成で各成分を混合した
後、酸化防止剤、熱安定剤を添加して通常の混合機で混
合する。その後、L/D=29、¢=45mmである二
軸押出機に投入した。前記混合物を押出機を通じてペレ
ット形態の樹脂組成物に製造し射出温度300℃で試片
を製造した後、23℃、相対湿度50%の条件下で40
時間放置する。次いで、ASTM D−256によりノ
ッチ付アイゾッド(notched Izod)衝撃強
度(1/8″)を測定し、光反射率は射出成形された9
×5cm試片としてMINOTA社の分光測光器(spe
ctrophotometer)を用いて測定し、熱に
よる光反射性を測定するため、同じ試片を100℃オー
ブンで500時間放置後、前記と同じ方法で光反射率を
測定した。
【0057】
【表2】
【0058】前記表2に表した耐衝撃強度及び光反射率
の測定結果を見ると、スルホンスルホネートを入れない
比較例1〜3はアイゾド衝撃強度が実施例1〜4に比べ
て著しく低下され、光反射率も実施例1〜5に比べて非
常に低いことが分かる。
【0059】
【発明の効果】本発明は、基本的な光反射特性を向上さ
せるために二酸化チタンを含むポリカーボネート系樹脂
組成物にスルホンスルホネートを添加して耐衝撃性を向
上させ、選択的構成成分としてグラフト共重合体を衝撃
補強剤として用い、SAN共重合体樹脂及びスチルベン
−ビスベンゾキサゾール誘導体を用いて光反射特性を更
にいっそう向上させることにより、耐衝撃性及び光反射
特性が優れ、各種LCD部品の背面光フレーム(bac
klight frame)として使用できるポリカー
ボネート系樹脂組成物を提供する効果を有する。
【0060】本発明の単純な変形ないし変更は、この分
野の通常の知識を有する者により容易に利用でき、かか
る変形や変更はすべて本発明の範囲に含まれる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 イヤー、 ヒー−グー 大韓民国 437−711 キュンキド エウ イワン−シ ゴチュンドン 332−2 ケミカルズ ディビジョン アール ア ンド ディー センター (56)参考文献 米国特許5274009(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 69/00

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)基礎樹脂である熱可塑性ポリカー
    ボネート樹脂100重量部と、(B)二酸化チタン2〜
    20重量部と、(C)スルホンスルホネート0.01〜
    5重量部とからなる、耐衝撃性及び光反射率が優れるポ
    リカーボネート系樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 (D)アクリレート系とシリコン系単量
    体よりなる群から選択される1種以上の単量体を重合し
    てゴム質重合体を製造した後に、グラフト可能な不飽和
    化合物単量体であって、スチレンと、α−メチルスチレ
    ンと、ハロゲンまたはアルキル置換スチレンと、アクリ
    ロニトリルと、メタクリロニトリルと、C1〜8のメタ
    クリル酸アルキルエステル類と、C1〜8のメタクリル
    酸エステル類と、無水マレイン酸と、C1〜4のアルキ
    ルまたはフェニル核置換マレイミドとよりなる群から選
    択される1種以上の不飽和化合物単量体をゴム質重合体
    にグラフトさせて製造されるグラフト共重合体1種また
    は2種以上の混合物である、衝撃補強剤と、(E)スチ
    レンと、α−メチルスチレンと、ハロゲンまたはアルキ
    ル置換スチレンと、アクリロニトリルと、メタクリロニ
    トリルと、C1〜8のメタクリル酸アルキルエステル類
    と、C1〜8のメタクリル酸エステル類と、無水マレイ
    ン酸と、C1〜4のアルキルまたはフェニル核置換マレ
    イミドとよりなる群から選択される不飽和化合物の中で
    1種以上重合して製造された重合体1種または2種以上
    の混合物である、ビニル系共重合体と、(F)スチルベ
    ン−ビスベンゾキサゾール誘導体(stilbene−
    bisbenzoxazole derivativ
    e)とより選択される1種または2種以上を含有し、前
    記基礎樹脂(A)100重量部に対して、(D)の含量
    は30重量部以下、(E)の含量は30重量部以下及び
    (F)の含量は1重量部以下とする、請求項1に記載の
    ポリカーボネート系樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 前記二酸化チタンは、ルチル(Ruti
    le)形態であり、粒子大きさの中央値(median
    particle size)が0.15ないし0.2
    5μmである、請求項1に記載の耐衝撃性及び光反射率
    が優れるポリカーボネート系樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 前記スルホンスルホネートはモノマー形
    またはポリマー形芳香族スルホンスルホネートの1種ま
    たは2種以上の混合物であることを特徴とする、請求項
    1に記載のポリカーボネート系樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 前記モノマー形芳香族スルホンスルホネ
    ートは下記化学式(II)で表される化合物であること
    を特徴とする、請求項4に記載のポリカーボネート系樹
    脂組成物。 【化1】 R′(SO1−2R″(SOM)1−60−11 (II) 前記化学式(II)において、Xは電子をひくラジカル
    (electron withdrawing radical)であり、Mはアルカリ
    金属またはアルカリ土金属であり、そしてR′とR″は
    1または2個の芳香族環のアリールラジカルまたは1な
    いし6個の炭素原子を含む脂肪族ラジカルであり、それ
    ぞれ互いに同一または異なる。
  6. 【請求項6】 前記スルホンスルホネートは、ジフェニ
    ルスルホン−3−スルホン酸カリウム(potassi
    um diphenylsulfone−3−sulf
    onate)とジフェニルスルホン−3、3′−ジスル
    ホン酸ジカリウム(dipotassium diph
    enylsulfone−3、3′−disulfon
    ate)とを75:25重量比で混合した混合物に、ジ
    フェニルスルホネート(diphenylsulfon
    ate)を混合して製造される、請求項4に記載のポリ
    カーボネート系樹脂組成物。
  7. 【請求項7】 前記グラフト共重合体はシリコン系単量
    体にブチレンとアクリロニトリル単量体をグラフト共重
    合させて製造されることを特徴とする、請求項2に記載
    のポリカーボネート系樹脂組成物。
  8. 【請求項8】 前記衝撃補強剤は、エチレン、プロピレ
    ン、イソプロピレン、ブチレン及びイソブチレンよりな
    る群から選択される1種以上のオレフィン系単量体を重
    合して製造されたり、またはその重合体に無水マレイン
    酸をグラフト重合させて製造されるオレフィン系共重合
    体の中で1種または2種以上の混合物であることを特徴
    とする、請求項2に記載のポリカーボネート系樹脂組成
    物。
  9. 【請求項9】 前記スチルベン−ビスベンゾキサゾール
    誘導体は、4−(ベンゾキサゾール−2−イル)−4′
    −(5−メチルベンゾキサゾール−2−イル)スチルベ
    ン(4−(benzoxazole−2−yl)−4′
    −(5−methylbenzoxazole−2−y
    l)stilbene)または4、4′−ビス(ベンゾ
    キサゾール−2−イル)スチルベン(4、4′−bis
    (benzoxazole−2−yl)stilben
    e)であることを特徴とする、請求項2に記載のポリカ
    ーボネート系樹脂組成物。
  10. 【請求項10】 無機充鎮剤、紫外線吸収剤、熱安定
    剤、酸化防止剤、難燃剤、活剤、染料または顔料を更に
    添加することを特徴とする、請求項1に記載のポリカー
    ボネート系樹脂組成物。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし請求項10のいずれか
    1項に記載のポリカーボネート系樹脂組成物で製造され
    る成形品。
JP2001183629A 2000-12-21 2001-06-18 耐衝撃性及び光反射率が優れるポリカーボネート系樹脂組成物 Expired - Fee Related JP3326166B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR10-2000-0079633A KR100405320B1 (ko) 2000-12-21 2000-12-21 내충격성 및 광반사율이 우수한 폴리카보네이트계 수지조성물
KR2000-79633 2000-12-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002201349A JP2002201349A (ja) 2002-07-19
JP3326166B2 true JP3326166B2 (ja) 2002-09-17

Family

ID=19703388

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001183629A Expired - Fee Related JP3326166B2 (ja) 2000-12-21 2001-06-18 耐衝撃性及び光反射率が優れるポリカーボネート系樹脂組成物

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20020115762A1 (ja)
JP (1) JP3326166B2 (ja)
KR (1) KR100405320B1 (ja)

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7091267B2 (en) * 2002-03-19 2006-08-15 General Electric Company Resinous compositions, method of manufacture thereof and articles fabricated from the composition
US20060159926A1 (en) * 2003-07-18 2006-07-20 Idemitsu Kosan Co., Ltd. Light refection sheet, process for producing the same and molding thereof
CN100339934C (zh) * 2003-08-27 2007-09-26 筑光光电股份有限公司 一种高亮度平面灯及其制造方法
US20050070641A1 (en) * 2003-09-30 2005-03-31 Liu Chih Yung Polycarbonate resin composition providing with high light reflectance
US20080014446A1 (en) * 2004-10-07 2008-01-17 General Electric Company Window shade and a multi-layered article, and methods of making the same
KR100665806B1 (ko) * 2005-06-30 2007-01-09 제일모직주식회사 광반사성이 우수한 폴리카보네이트 수지 조성물
KR100762740B1 (ko) * 2005-12-28 2007-10-04 제일모직주식회사 열안정성이 우수한 고굴절률 실리콘계 충격보강제와 그제조방법
KR100782265B1 (ko) * 2005-12-30 2007-12-04 제일모직주식회사 광반사성 및 난연성이 우수한 폴리카보네이트 수지 조성물
KR100962389B1 (ko) * 2008-05-14 2010-06-10 제일모직주식회사 난연성이 우수한 폴리카보네이트 수지 조성물
US8445568B2 (en) * 2008-09-25 2013-05-21 Sabic Innovative Plastics Ip B.V. Flame retardant thermoplastic composition and articles formed therefrom
US8771829B2 (en) * 2008-09-25 2014-07-08 Sabic Innovative Plastics Ip B.V. Flame retardant thermoplastic polymer composition, method of manufacture, and articles formed therefrom
US20100280159A1 (en) * 2008-09-25 2010-11-04 Christianus Johannes Jacobus Maas Flame retardant thermoplastic composition and articles formed therefrom
WO2012003634A1 (zh) * 2010-07-07 2012-01-12 Cai Wenzhen 液晶显示屏的背光源装置的制造方法
CN102958975B (zh) 2010-07-08 2014-06-11 旭化成化学株式会社 支链聚碳酸酯
US20130221294A1 (en) * 2010-11-05 2013-08-29 Bayer Intellectual Property Gmbh Uv-protected polycarbonate molding materials equipped so as to be flame-retardant and having a low molecular weight decrease
CN102153801A (zh) * 2011-02-28 2011-08-17 殷正福 一种秸秆塑料及其生产方法
JP5840388B2 (ja) * 2011-06-01 2016-01-06 日東電工株式会社 発光ダイオード装置
US9290618B2 (en) 2011-08-05 2016-03-22 Sabic Global Technologies B.V. Polycarbonate compositions having enhanced optical properties, methods of making and articles comprising the polycarbonate compositions
US9287471B2 (en) 2012-02-29 2016-03-15 Sabic Global Technologies B.V. Polycarbonate compositions containing conversion material chemistry and having enhanced optical properties, methods of making and articles comprising the same
US9090759B2 (en) 2012-04-05 2015-07-28 Sabic Global Technologies B.V. High reflectance polycarbonate
US9346949B2 (en) 2013-02-12 2016-05-24 Sabic Global Technologies B.V. High reflectance polycarbonate
EP2834295B1 (en) * 2012-04-05 2019-01-09 SABIC Global Technologies B.V. High reflectance polycarbonate
EP2912107B1 (en) 2012-10-25 2018-03-28 SABIC Global Technologies B.V. Light emitting diode devices, method of manufacture, uses thereof
WO2015017984A1 (en) * 2013-08-06 2015-02-12 Sabic Innovative Plastics Ip B.V. Reflective polycarbonate composition
KR102200889B1 (ko) * 2017-11-30 2021-01-11 롯데케미칼 주식회사 광반사성이 향상된 폴리카보네이트 수지 조성물
KR20210016928A (ko) * 2019-08-06 2021-02-17 현대모비스 주식회사 광반사성 및 차광성이 우수한 폴리카보네이트 수지 조성물 및 이를 이용하여 제조된 자동차용 성형품
KR102624855B1 (ko) * 2020-08-27 2024-01-12 롯데케미칼 주식회사 열가소성 수지 조성물 및 이로부터 형성된 성형품

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06306266A (ja) * 1993-04-26 1994-11-01 Nippon Steel Chem Co Ltd 光拡散性ポリカーボネート樹脂組成物
JPH10292101A (ja) * 1997-04-17 1998-11-04 Mitsubishi Chem Corp 樹脂組成物
JPH11130948A (ja) * 1997-10-29 1999-05-18 Mitsubishi Chemical Corp 樹脂組成物
JP3759303B2 (ja) * 1997-12-25 2006-03-22 出光興産株式会社 難燃性ポリカーボネート樹脂組成物及びそれを用 いた光線反射板
JP2000160001A (ja) * 1998-11-24 2000-06-13 Sumitomo Dow Ltd 液晶枠体用帯電防止性樹脂組成物および該樹脂組成物からなる液晶用枠体
JP2000169695A (ja) * 1998-12-10 2000-06-20 Sumitomo Dow Ltd ポリカ―ボネ―ト樹脂組成物およびそれからなる浴室灯グロ―ブ
KR100524319B1 (ko) * 1999-02-04 2005-10-26 제일모직주식회사 광반사 특성 및 충격강도가 우수한 폴리카보네이트계 수지 조성

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002201349A (ja) 2002-07-19
KR20020050479A (ko) 2002-06-27
US20020115762A1 (en) 2002-08-22
KR100405320B1 (ko) 2003-11-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3326166B2 (ja) 耐衝撃性及び光反射率が優れるポリカーボネート系樹脂組成物
KR101065337B1 (ko) 내광성 및 난연성이 우수한 폴리카보네이트 수지 조성물
JP3871307B2 (ja) ポリカーボネート樹脂組成物および成形品
JP2009522395A (ja) 光反射性および難燃性に優れたポリカーボネート樹脂組成物
RU2384595C2 (ru) Композиция поликарбонатной смолы, имеющая хорошую химическую стойкость и текучесть
EP2882807B1 (en) A light diffusing polymer composition, method of producing the same, and articles made therefrom
JPWO2008016157A1 (ja) 樹脂組成物
KR20100049458A (ko) 신규한 (메타)아크릴레이트계 공중합체 및 이를 이용한 내스크래치성 열가소성 수지 조성물
KR101311937B1 (ko) 폴리카보네이트 수지 조성물 및 이를 이용한 성형품
CN102156313A (zh) 光散射的且具有高透光性的成形体
JP3394995B2 (ja) 耐衝撃性の優れるポリカーボネート系樹脂組成物
JPH07216036A (ja) グラフト共重合体およびこれを含有する、耐候性、低温強靭性、非光沢性の熱可塑性樹脂成形体
KR101277725B1 (ko) 폴리카보네이트계 열가소성 수지 조성물 및 이를 이용한 성형품
EP3208312B1 (en) Thermoplastic resin composition having excellent transparency and mechanical strength, and molded product comprising same
CA1039874A (en) Polycarbonate-polyvinyl chloride moulding compounds
KR100510735B1 (ko) 광반사율이 우수한 폴리카보네이트계 수지 조성물
US11345812B2 (en) Stabilized, filled polycarbonate compositions
WO2009091155A2 (en) Thermoplastic resin composition, and molded product made therefrom
JP6870620B2 (ja) 光拡散剤、光拡散性樹脂組成物および成形体
JP7509750B2 (ja) 熱可塑性樹脂組成物及び成形体
KR102382266B1 (ko) 열가소성 수지 조성물 및 이로부터 형성된 광확산판
KR20060025531A (ko) 조명 광고에 사용되는 성형물 및 이의 제조방법
KR20190063832A (ko) 광반사성이 향상된 폴리카보네이트 수지 조성물
KR102624855B1 (ko) 열가소성 수지 조성물 및 이로부터 형성된 성형품
KR20130070415A (ko) 내스크래치성 폴리카보네이트계 수지 조성물 및 그 성형품

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3326166

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070705

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080705

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080705

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090705

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090705

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100705

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110705

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110705

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120705

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120705

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130705

Year of fee payment: 11

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees