JP3325272B2 - スパンボンド法のウェブを製造する方法 - Google Patents

スパンボンド法のウェブを製造する方法

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
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  • Manufacturing Of Electric Cables (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 スパンボンド法の不織ウェブは消費者および産業上の
最終用途で用いるための重要な商品である。この種の製
品は、一般に、織物のような手ざわりおよび外観をも
ち、使い捨てのおむつの構成要素として、自動車の用途
において、また、医療用衣服、家庭用備品、濾過材料、
カーペット・バッキング、柔らかい織物の下地、屋根用
フェルト、地盤用シートなどを形成する際に有用であ
る。
従来技術によれば、溶解した溶融加工可能な熱可塑性
重合材料を紡糸口金に通してマルチフィラメント(多繊
維の)繊維状スピンラインを形成し、テナシティ(tena
city:所定の長さのフィラメントの引張り強さ)を高め
るために延伸して、凝固が生じる急冷帯域に通し、支持
体上に集められてウェブを形成し、それを結合してスパ
ンボンド法のウェブを形成する。空気圧推進ジェットを
通したり、駆動される延伸ロール、すなわち、駆動延伸
ロールのまわりに巻き付けたりすることによって、従
来、溶融押出スピンラインの延伸または細長化が達成さ
れてきた。延伸ロールおよびガス流を利用する装置構造
が米国特許第5,439,364号に開示されている。従来、ス
パンボンド法の不織布の製造のために利用される機器
は、普通、比較的高い資本投資、多数の紡糸位置、大き
い空気量を必要とし、経済的な基準で不織製品の速くて
能率的な形成に関心がある場合には、デニールのばらつ
きという短所を持っている。
本発明の目的は、スパンボンド法のウェブを形成する
改良方法を提供することにある。
本発明の目的は、速くて能率的という基準で実施して
満足できる特性バランスを有し、ほぼ均一な製品を形成
することができるスパンボンド法のウェブを形成方法を
提供することにある。
本発明の目的は、比較的ユーザ・フレンドリであり、
有害なロール巻き付きがほとんどなしに、高品質不織製
品を普通に製造できる能力を与えるスパンボンド法のウ
ェブの形成方法を提供することにある。
本発明の目的は、スピンラインがセルフストリンギン
グに耐えることができ、作業員による干渉を最小限にす
ることができるスパンボンド法のウェブを形成するため
の改良方法を提供することにある。
本発明の目的は、出発原料として役立つ溶融加工可能
な熱可塑性重合物質の化学組成に関して融通性のある改
良技術を提供することにある。
本発明の目的は、信頼できる基準に従って比較的高い
紡糸速度で、かなり均質で軽量のスパンボンド法の製品
を良好なデニール制御の下に製造することができる方法
を提供することにある。
本発明の他の目的は、資本投資を減らすと共に作業コ
ストも減らすことができる、スパンボンド法のウェブを
形成のための改良方法を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、細長化を達成するために空
気圧推進ジェットを使用している従来技術の技術と比較
した場合に、空気流要件に関して作業コストを低減する
ことができる、スパンボンド法のウェブを形成する方法
を提供することにある。
本発明の更なる目的は、スパンボンド法のウェブを形
成するための改良された装置を提供することにある。
これらの目的および他の目的、ならびに本発明の範
囲、性質および用途は、以下の詳細な説明および特許請
求の範囲から、不織技術の当業者には明らかとなろう。
発明の概要 溶解した溶融加工可能な重合物質を複数の押出しオリ
フィスに通してマルチフィラメント・スピンラインを形
成し、このマルチフィラメント・スピンラインを、その
テナシティを高めるために延伸して、凝固が生じる急冷
帯域に通し、支持体上に集めてウェブを形成し、それを
結合してスパンボンド法のウェブを形成するスパンボン
ド法のウェブの形成方法において、少なくとも2つの隔
たっており、駆動される延伸ロール、すなわち、駆動延
伸ロール(以下、「延伸ロール」とも称す)のまわりに
巻き付けながらマルチフィラメント・スピンラインをそ
の長さ方向で急冷帯域と支持体の間に通し、これらの駆
動延伸ロール(延伸ロール)を、マルチフィラメント・
スピンラインが延伸ロールと接触する領域で、入口端お
よび出口端を有する囲い(すなわち、シュラウド)によ
って取り囲み、この囲い(すなわち、シュラウド)その
入り口端がマルチフィラメント・スピンラインを受け入
れるように設け、主として隔たった駆動延伸ロール(延
伸ロール)の作用によってマルチフィラメント・スピン
ラインに引張力を加えて押出しオリフィスに隣接してマ
ルチフィラメント・スピンラインの延伸を行い、囲い
(すなわち、シュラウド)の出口端に位置した空気圧推
進ジェットに通すことによってマルチフィラメント・ス
ピンラインにさらに引張力を加え、マルチフィラメント
・スピンラインの隔たった駆動延伸ロール(延伸ロー
ル)との接触を助け、マルチフィラメント・スピンライ
ンをその長さ方向において囲い(すなわち、シュラウ
ド)の出口端から支持体に向かって排出することによっ
て結果が改善されることがわかった。
スパンボンド法のウェブの製造装置は、以下の組み合
わせを含んで提供される。すなわち、 (a)溶融熱可塑性重合物質の押出しでマルチフィラメ
ント・スピンラインを形成することができる複数の溶融
押出しオリフィスと、 (b)溶融押出しに続いて溶融マルチフィラメント熱可
塑性重合スピンラインの凝固を行うことのできる急冷帯
域と、 (c)急冷帯域から下流側に位置する少なくとも2つの
駆動延伸ロール(延伸ロール)とを含み、この駆動延伸
ロール(延伸ロール)は、マルチフィラメント熱可塑性
重合スピンラインがロールと接触する領域で、入口端お
よび出口端を有す囲い(すなわち、シュラウド)によっ
て取り囲まれており、囲い(すなわち、シュラウド)が
マルチフィラメント熱可塑性重合スピンラインを受け入
れることができるように設けてあり、延伸ロールがマル
チフィラメント熱可塑性重合スピンラインに引張力を加
えて押出しオリフィスに隣接して、これの延伸を達成す
ることができ、 (d)囲い(すなわち、シュラウド)の出口端のところ
に位置する空気圧推進ジェットを含み、この空気圧推進
ジェットは、マルチフィラメント熱可塑性重合スピンラ
インの隔たった駆動延伸ロール(延伸ロール)との接触
を助けることができ、さらに、マルチフィラメント熱可
塑性重合スピンラインをその長さ方向において囲い(す
なわち、シュラウド)の出口端から排出させることがで
き、 (e)空気圧推進ジェットの下に隔たった状態で位置す
る支持体を含み、マルチフィラメント熱可塑性重合スピ
ンラインを受け入れることができ、またそれのレイダウ
ンを促進してウェブを形成することができ、 (f)ウェブ形成に続いてマルチフィラメント熱可塑性
重合スピンラインを結合してスパンボンド法のウェブを
形成することができる結合手段を含む組み合わせであ
る。
図面の説明 第1図は、本発明に従って改良したスパンボンド法の
ウェブの製造方法を実施することができる本発明の装置
の概略図である。
第2図は、ほぼ連続した通路を提供するように囲い
(すなわち、シュラウド)が延伸ロールに接近するよう
な領域に配置することができる重合縁の性質を詳細に示
す横断面図である。
好ましい実施の形態の説明 スパンボンド法のウェブの製造に用いる出発材料は、
溶融押出し成形して連続フィラメントを形成することが
できる溶融加工可能な熱可塑性重合物質である。適当な
重合材料としては、ポリオレフィン類(たとえば、ポリ
プロピレン)やポリエステル類がある。アイソタクチッ
クポリプロピレンはポリプロピレンの好ましい形であ
る。特に好ましいアイソタクチックポリプロピレンは、
ASTM D−1238によって測定しておよそ4〜50グラム/10
分の溶融流量を示す。ポリエステルは、普通、芳香族ジ
カルボン酸(たとえば、テレフタル酸、イソフタル酸、
ナフタリン・ジカルボン酸、その他)およびジオールと
してのアルキレン・グリコール(たとえばエチレングリ
コール、プロピレングリコール、その他)の反応によっ
て形成される。好ましい実施の形態において、ポリエス
テルは主にポリエチレンテレフタレートである。特に好
ましいポリエチレンテレフタレートの出発材料は、デシ
リットルあたり約0.64〜0.69(たとえば、0.685)グラ
ムの固有粘度(I.V.)、およそ75〜80℃のガラス遷移温
度、そして、およそ260℃の融解温度を所有する。この
ような固有粘度は、0.1gのポリエチレンテレフタレート
を、25mlの溶剤に融解し、この溶剤がトリフルオロ酢酸
とジクロロメタンの1:1の重量比の混合物であるとき
に、25℃で50番のキャノン・フェンスケ粘度計を使用し
て確かめることができる。ポリエチレンテレフタレート
以外のポリマー鎖内の共重合反復単位が小濃度で存在し
ていてもよい。また、ポリエチレン・イソフタレートの
いくらかのフィラメントが、オプションとして、小濃度
でポリエステル・スピンラインに含まれていて、得られ
たウェブを熱結合に対してより容易に敏感に対応できる
ようにしてもよい。付加的な代表的な熱可塑性重合材料
としては、ポリアミド(たとえば、ナイロン6およびナ
イロン6、6)、ポリエチレン(たとえば、高密度ポリ
エチレン)、ポリウレタンその他がある。本発明の技術
が比較的ユーザ・フレンドリなので、リサイクルあるい
はスクラップまたはこれら両方の溶融加工可能な熱可塑
性重合材料(たとえば、リサイクルのポリエチレンテレ
フタレート)を利用することもさらに可能である。
出発材料の熱可塑性重合材料がポリエステル(たとえ
ば、ポリエチレンテレフタレート)である場合には、同
じものの重合粒子を、水分を追い出し、粒子表面に物理
的な変性を生じさせるのに充分な時間、ガラス遷移温度
より上で融解温度より下の温度で攪拌しながら加熱する
ことによって前処理してほぼ非粘着性とすることが得策
である。このような前処理により、粒状出発材料の表面
の配列または結晶化が生じ、その後、重合粒子の流れが
良くなり、溶融押出装置に供給されるときにより容易に
制御可能な状態でそれを送り込むことが可能となる。こ
のような前処理がない場合には、ポリエステル粒子は凝
集する傾向がある。アイソタクチックポリプロピレンの
ような出発材料は、本来的に凝集する傾向を欠いている
ので、このような前処理を行う必要はない。ポリエチレ
ンテレフタレートの出発材料の含水率は押出しの前に25
ppmを上回らないことが好ましい。
溶融加工可能な熱可塑性重合材料は、その融解温度よ
り高い温度(たとえば、一般に、融解温度よりおよそ20
〜60℃高い温度)まで加熱され、複数の溶融押出しオリ
フィス(すなわち、複数の開口を有する紡糸口金)に通
される。普通、重合材料は加熱された押出機を通過する
間に融解され、紡糸ブロック内に位置する紡糸・パック
を通過する間に濾過され、そして、定量ポンプを用いて
制御された率で押出しオリフィスに通される。このと
き、いかなる固体粒状物質も溶融熱可塑性ポリマーから
取り除かれて、紡糸口金ホールの閉塞を排除することが
重要である。押出しオリフィスのサイズは、マルチフィ
ラメント・スピンラインの形成を可能にするように選ば
れる。その場合には、個々のフィラメントは、後述する
ように、完全な凝固に先だって延伸後に所望のデニール
のものとなる。押出しオリフィスにとって適当なホール
直径は、普通、およそ0.254から0.762mm(10〜30ミル)
の間にある。このようなホールの横断面は、円形であっ
てもよいし、他の形態(たとえば、トリロバル、オクタ
ロバル、星型、ドッグボーンなど)をとってもよい。ポ
リエチレンテレフタレートの場合、普通、約8,268から4
1,340kPa(1,200−6,000psi)の代表的なパック圧力が
利用される。そして、アイソタクチックポリプロピレン
の場合、普通、約6,890−31,005kPa(1,000−4,500ps
i)が利用される。ポリエチレンテレフタレートが出発
材料であるとき、代表的なポリマ押出し量は、普通、0.
4から2.0グラム/分/ホールの範囲である。アイソタク
チックポリプロピレンが出発材料であるとき、代表的な
ポリマー押出し量は、0.2から1.5グラム/分/ホールの
範囲である。押出しオリフィスの数およびそれらの配置
は広範囲に変えることができる。押出しオリフィスの数
はそれによって得たマルチフィラメント繊維状物質に予
期される連続フィラメントの数に対応する。たとえば、
押出しオリフィスの数は、普通、およそ200から65,000
の範囲にある。このようなホールは、およそ2〜16平方
センチメートル(10〜100/平方インチ)の頻度で設けら
れる。好ましい実施の形態において、押出しオリフィス
は、直線形態(すなわち、直線の紡糸口金)に並べられ
る。
たとえば、このような直線紡糸口金は、形成しようと
しているスパンボンド法の不織ウェブの幅に応じて、約
0.1〜4.0メートル(3.9〜157.5インチ)またはそれ以上
の幅を有し得る。変形例として、多位置紡糸構造も利用
できる。
溶融押出しに続いて溶融熱可塑性重合物質で作られた
マルチフィラメント・スピンラインの凝固を達成するこ
とができる急冷帯域が押出しオリフィスの下に設置され
る。溶融マルチフィラメント・スピンラインは、その長
さの方向において、低速度、高体積のガスを備えた急冷
帯域を通る。ここにおいて、マルチフィラメント・スピ
ンラインはほぼ均一な方法で過度の乱流なしに急冷され
るのが好ましい。急冷帯域内で、溶融マルチフィラメン
ト・スピンラインは、溶融密度から半固体密度まで、そ
して、半固体密度から完全固体密度に変化する。凝固に
先だって、押出しオリフィスの直ぐ下に存在するときに
は、マルチフィラメント・スピンラインは重合体分子の
かなりの延伸および配向を受ける。急冷帯域内に存在す
るガス雰囲気は循環してより効率的な伝熱を引き起こす
のが好ましい。本方法の好ましい実施の形態において、
急冷帯域のガス雰囲気は約10〜60℃(たとえば、10〜50
℃)の温度、最も好ましくは約10〜30℃(たとえば、室
温またはそれ以下)の温度で与えられる。ガス雰囲気の
化学組成は、ガス雰囲気が溶融加工可能な熱可塑性重合
材料と不当に反応することがなければ、本方法の作業に
とって重要ではない。本方法の特に好ましい実施の形態
において、急冷帯域内のガス雰囲気はおよそ50パーセン
トの相対湿度を有する空気である。ガス雰囲気は、好ま
しくは、交差流れパターンで急冷帯域に導入され、ほぼ
連続的な方法でスピンラインの片側あるいは両側に衝突
する。他の急冷流れ構造も同じように利用することがで
きる。急冷帯域の代表的な長さは、普通、0.5から2.0メ
ートル(19.7〜78.7インチ)の範囲にある。このような
急冷帯域を密閉し、導入されたガス流の制御された吸い
込みを行う手段を備えていてもよいし、単純に周囲雰囲
気に部分的あるいは完全に開いていてもよい。
凝固したマルチフィラメント・スピンラインは少なく
とも2つの間隔を置いて設けられ、駆動される延伸ロー
ルのまわりに巻き付けられる。これらの延伸ロールは、
マルチフィラメント・スピンラインがロールまわりに巻
き付けられる領域で囲い、すなわち、シュラウドによっ
て囲まれている。所望に応じて、一対あるいはそれ以上
の付加的な対の間隔を置いて設けた延伸ロールを直列に
設け、同様に同じ連続的なシュラウドで取り囲んでもよ
い。マルチフィラメント・スピンラインは、代表的に
は、およそ90〜270度の巻き角で延伸ロールまわりに巻
きつけられ、好ましくは、およそ180〜230度の範囲内の
巻き角で延伸ロールまわりに巻き付けられる。シュラウ
ドは、延伸ロールに対して間隔を置いた関係で設けら
れ、スピンラインが自由に通過することができる連続の
流路を提供する。延伸ロールは、スピンラインに引張力
を加えて、急冷帯域における完全な凝固に先だって押出
しオリフィスに隣接してスピンラインを延伸する。シュ
ラウドの出口端のところで、空気圧推進ジェットが設け
られ、この噴流は、マルチフィラメント・スピンライン
の間隔を置いて設けた延伸ロールとの接触を助け、その
長さ方向においてシュラウドの出口端から、後述するよ
うにマルチフィラメント・スピンラインが集められる支
持体に向かってマルチフィラメント・スピンラインを押
し出す。
本発明に従って利用される延伸ロールは、形成されつ
つあるスパンボンド法のマルチフィラメント繊維状ウェ
ブの幅を上回る長さを有する。このような延伸ロール
は、アルミニウムまたは他の耐久性のある材料を鋳造す
るかまたは機械加工して形成することができる。延伸ロ
ールの表面は滑らかであるのが好ましい。延伸ロールの
代表的な直径は、普通、およそ10から60cm(3.9から23.
6インチ)の範囲にある。好ましい実施の形態では、延
伸ロール直径はおよそ15〜35cm(5.9から13.8インチ)
である。繊維技術における当業者にとって明らかなよう
に、ロール直径およびスピンライン巻き角は主に延伸ロ
ールの間隔を置いて設けた関係を決定する。本発明の方
法の操作中、延伸ロールは、普通、1,000〜5,000メート
ル/分(1,094〜5,468ヤード/分)またはそれ以上の表
面速度で駆動される。好ましくは、およそ1,500〜3,500
メートル/分(1,635〜3,815ヤード/分)の表面速度で
駆動される。
延伸ロールは、マルチフィラメント・スピンラインに
引張力を与える。この引張力はスピンラインのかなりの
ドローダウンを達成する。このドローダウンは、個々の
存在するフィラメントの完全な凝固の前に上流側に位置
する領域で生じる。
シュラウドまたは延伸ロールを囲んでいる囲いの存在
は、本発明の技術全体のの重要な特徴である。このよう
な囲い(すなわち、シュラウド)は、延伸ロールの表面
から十分に間隔を置かれて障害のない連続的な密閉通路
を形成し、延伸ロール上に巻き付けられたマルチフィラ
メント・スピンラインを受け入れると共に入口端から出
口端へのガスの中断されない流れを受け入れるようにな
っている。好ましい実施の形態において、シュラウド囲
いの内面は、およそ2.5cm(1インチ)以下、およそ0.6
cm(0.24インチ)以上、延伸ロールから隔たっている。
シュラウドの出口端と連絡する空気圧推進ジェットによ
って、ガス(たとえば空気)はシュラウドの入口端に吸
い込まれ、マルチフィラメント・スピンラインを運んで
いる延伸ロールの表面まわりに滑らかに流れ、この空気
圧推進ジェットから下方へマルチフィラメント・スピン
ラインを押し出す。このような連続的な通路の外側境界
を構成するシュラウドは延伸ロールまわりのフードとし
て設けられ、任意の耐久性のある材料(たとえば、重合
材料あるいは金属材料)で形成することができる。好ま
しい実施の形態において、シュラウドは、少なくとも部
分的に、透明で頑丈な重合材料、たとえば、外部からス
ピンラインを容易に観察することができるポリカーボネ
ート・リンクド材料(連鎖材料)で形成される。延伸ロ
ールに対するシュラウドの間隔があまりに大きい場合に
は、シュラウド内のガス流の速度が過度に低くなる傾向
があり、マルチフィラメント・スピンラインと延伸ロー
ルの間に所望の改良された接触の達成することを妨げ
る。
最良の結果を得るためには、シュラウド内に生じる閉
じ込められたガス流の領域は滑らかで、ほぼ障害がない
か、あるいは、ガス散逸が入口端から出口端までのシュ
ラウドの長さ全体にわたって生じ得る領域がない。これ
は、本発明の実行中に、シュラウド内の中間位置でガス
流のいかなる実質的な中断または喪失も防ぐ。シュラウ
ド内のガス流がほぼ連続的で乱れていないとき、このよ
うな流れは、延伸ロールと、これらの延伸ロール上に巻
き付けられるマルチフィラメント・スピンラインとの間
の接触を向上させるその意図した機能を達成する。延伸
ロール上に巻き付けられたマルチフィラメント・スピン
ラインのスリップの可能性は克服されるか、あるいは非
常に小さくなる。本発明の好適な実施の形態において、
シュラウドは、マルチフィラメント・スピンラインが延
伸ロールを出る箇所の直後で、マルチフィラメント・ス
ピンラインが第2の延伸ロールに係合する直前の領域で
ロール長さの全体にわたって延伸ロールに近接して位置
させることができる重合材料で作られた縁または延長部
(すなわち、空気力学的そらせ板(デフレクタ))を含
む。これらの重合材料で作られた縁は延伸ロールのほぼ
完全な囲いを可能にし、これらの縁は、好ましくは、延
伸ロールと接触したときに好ましくは細かい粉末として
容易に分解することができる。このような重合材料で作
られた縁は、好ましくは、比較的高い融解温度を有し、
0.1〜0.08mm(0.5〜3ミル)のオーダーで非常にわずか
な開口を出ながら各延伸ロールに接近する。重合材料で
作られた縁を形成するときに使用に適した代表的な重合
材料としては、ポリイミド類、ポリアミド類、ポリエス
テル類、ポリテトラフルオロエチレンなどがある。グラ
ファイトのようなフィラーが中に存在していてもよい。
シュラウド内で均一なガス流が維持され、そして、マル
チフィラメント・スピンラインの望ましくないロール巻
き付きは排除される。したがって、ロール巻き付きを矯
正するためにスピンラインをシャットダウンする必要性
がかなり抑えられ、均一なスパンボンド法のウェブの製
品を連続的に形成する能力が改良される。
シュラウドの出口端のところに位置する空気圧推進ジ
ェットは、シュラウドの出口端のところに連続的な下向
きのガス流(たとえば空気流)を与える。このような助
成ジェットはスピンラインの動きとほぼ平行してガス流
を導き、スピンラインが空気圧推進ジェットに設けられ
た開口を通る。シュラウドの通る連続ガス流は空気圧推
進ジェットによって与えられる吸引力によって生じ、ガ
スの供給流が付加的にシュラウドの入口端に吸い込ま
れ、シュラウドの長さ全体にわたって流れることにな
る。シュラウドの入口端に入ったガス流は空気圧推進ジ
ェットによって導かれたガス流と合流する。この空気圧
推進ジェットによって導かれる下向きに流れるガスはス
ピンラインと衝突し、それにさらに引張力を与え、実質
的にスリップなしに均一なロール接触を維持する助けと
なるに充分なものである。空気圧推進ジェットによって
与えられるガス速度は延伸ロールの表面速度を上回り、
必要な引張力を生じることができる。シュラウド内に生
じた空気流の援助によって、この空気圧推進ジェット
が、延伸ロールとの良好な接触を促進し、出来上がった
不織製品内の連続的なフィラメントの均一な延伸を可能
とすることがわかった。空気圧推進ジェットは、スピン
ラインを延伸ロールとの良好な接触状態に維持するのを
助ける聴力をスピンライン上に生じさせる。全過程を通
じてマルチフィラメント・スピンラインと延伸ロールと
の間のスリップを排除しながら、優れたフィラメント・
デニール品質の製品が形成される。この空気圧推進ジェ
ットはいかなる実質的なフィラメント延伸機能をも果さ
ず、延伸力は主として延伸ロールの回転によって生じ
る。実質的なスリップなしにスピンラインを延伸ロール
上に良好に保持するに充分な張力を加えながらそこを通
るマルチフィラメント・スピンラインを進めることので
きる空気圧推進ジェットを利用してもよい。
所望に応じて、オプションとして、静電荷を公知の技
術に従って高電圧・低電流源から移動しているスピンラ
インに与え、支持体(後述する)上のフィラメント・レ
イダウンを助けてもよい。
支持体は、空気圧推進ジェットの下に隔たった関係に
設置し、マルチフィラメント・スピンラインを受け入れ
ることができ、それのレイダウンを容易にしてウェブを
形成する。このような支持体は、好ましくは、普通、ス
パンボンド法の不織布の形成に利用されるような連続的
に移動する、非常に空気透過性の高い回転ベルトであ
り、このベルトの下方から部分真空を付与して支持体上
のマルチフィラメント・スピンラインのレイダウンを進
めてウェブを形成する。下方からの部分真空は、好まし
くは、空気が空気圧推進ジェットによって放出される程
度と釣り合わせる。こうしてできたウェブの単位重量
は、ウェブを集める回転移動ベルトの速度の変更によっ
て随意に調節することができる。支持体は、空気圧推進
ジェットの下方に充分な間隔で隔たった関係で設け、マ
ルチフィラメント・スピンラインを自然に曲げることが
でき、また、ほぼランダムな方法で支持体上に堆積させ
られる前に少なくとも若干量カールさせる。マシンの方
向における過度に高いファイバ・アラインメントは、ウ
ェブ形成中にほぼランダムなレイダウンによって排除さ
れる。
マルチフィラメント・スピンラインは、次に、収集用
支持体から結合装置に送られ、そこにおいて、隣り合っ
たフィラメントが相互に結合されてスパンボンド法のウ
ェブを形成する。一般に、ウェブは、従来の不織技術で
一般に利用される技術に従って結合される前に、機械的
な手段によってさらに突き固められる。結合中、普通、
マルチフィラメント製品の部分は高圧の加熱ニップ・ロ
ール組立体を通り、軟化温度または融解温度まで加熱さ
れる。ここにおいて、この加熱を経た隣り合ったフィラ
メントが交差点のところで相互に恒久的に結合あるいは
融着される。カレンダを使用して結合するパターン(す
なわち、点)あるいはウェブの表面全体を横切って結合
する表面(すなわち、面積)のいずれかを公知技術に従
って与えてもよい。好ましくは、この結合を、熱および
圧力の同時付与によって熱結合で達成する。特に好まし
い実施の形態においては、こうしてできたウェブは、意
図した最終用途に適うように選んだパターンを用いて断
続的な隔たった位置で結合する。代表的には、結合圧力
はおよそ17.9から89.4Kg/直線cm(100〜500ポンド/直
線インチ)の範囲であり、そして、結合面積はこのよう
なパターン結合を経た表面の約10〜30パーセントの範囲
にあるのが普通である。ロールは循環オイルあるいは誘
導加熱などによって加熱するとよい。適当な熱結合が米
国特許第5,298,097号に開示されている(この米国特許
を本明細書に援用する)。
本発明のスパンボンド法のウェブは、代表的には、約
1.1〜22dTex(1〜20デニール)の連続フィラメントを
含む。ポリエチレンテレフタレートの場合、好ましいフ
ィラメントdTexは、約0.55〜8.8(0.5〜8デニール)で
あり、最も好ましくは、1.6〜5.5(1.5〜5デニール)
である。アイソタクチックポリプロピレンの場合、好ま
しいフィラメントdTexは、1.1〜11(1〜10デニール)
であり、最も好ましくは、2.2〜4.4(2〜4デニール)
である。普通、約2.2〜3.4dN/dTex(2.0〜3.1グラム/
デニール)のポリエチレンテレフタレート・フィラメン
ト・テナシティおよび13.2〜17.7dN/dTex(1.5〜2グラ
ム/デニール)のアイソタクチックポリプロピレン・フ
ィラメント・テナシティが、本発明に従って形成された
スパンボンド法のウェブで得られる。普通、およそ13.6
〜271.7グラム/平方メートル(0.4〜8.0オンス/平方
ヤード)の坪量を有する比較的均一な不織ウェブが形成
される。好ましい実施の形態においては、坪量は、およ
そ13.6〜67.9グラム/平方メートル(0.4〜2.0オンス/
平方ヤード)である。232平方センチメートル(36平方
インチ)のサンプルで測定した少なくとも4パーセント
もの低さのウェブ毎の単位重量係数を有すると好ましい
不織製品が本発明の技術によって形成することができ
る。
本発明の技術は、厄介な資本、作業要件なしに能率的
に非常に均一なスパンボンド法の不織ウェブを形成する
ことができる。出発材料としてスクラップあるいはリサ
イクルの熱可塑性重合材料またはこれら両方を利用する
ことができるのでさらに経済性も向上させることができ
る。さらに、この技術のセルフストリンギング能力によ
り、作業員によるスタートアップ活動を確実に最小限に
し、所与の設備から生産量を最大にすることができる。
以下の実施例は、第1図および第2図を参照しての本
発明の具体的な説明として提起されている。したがっ
て、本発明をこれらの実施例で述べた具体的な詳細に限
定するものではないことは了解されたい。
各実施例において、熱可塑性重合材料は、フレークの
形で、加熱したMPM単スクリュー押出機(図示せず)に
送り、11.68立方センチメートル/1回転(0.71立方イン
チ/1回転)の能力を有するゼニス(Zenith)ポンプ(図
示せず)によってパック/紡糸口金組立体1へ加熱移送
管路を通して溶融状態で送った。押出機制御圧力はおよ
そ3,445kPa(500ポンド/平方インチ)に維持した。熱
可塑性ポリマーを、溶融状態で、濾過材を含んだパック
/紡糸口金組立体1に送って溶融熱可塑性重合物質で作
られたマルチフィラメント・スピンライン2を形成し
た。こうしてできたマルチフィラメント・スピンライン
を0.91メートル(36インチ)の長さを有する急冷帯域4
に通して急冷した。この急冷帯域では、約13℃の温度の
空気をほぼ直角で乱流のない方法でスピンラインの片側
に吹き付けた。空気は、導管6を通して供給し、35.9セ
ンチメートル/秒(110フィート/分)の流量で導入し
た。
次に、スピンライン8の下部を囲い、すなわち、シュ
ラウド12の入口端10に入れた。シュラウド12は、スピン
ラインが延伸ロール14、16まわりに巻き付けられる領域
でこれらの延伸ロールを取り囲んでいる。延伸ロール1
4、16は、19.4センチメートル(7.6インチ)の直径を有
する。スピンラインは、およそ210度の角度で各延伸ロ
ールに係合した。シュラウド12の内面は、スピンライン
がこれらの延伸ロール14、16まわりに巻き付けられる領
域で、およそ2.5cm(1インチ)、延伸ロール14、16の
表面から離れたところに設置した。第1図に示すよう
に、重合材料で作られた延長部または縁18、20、22が設
けてあり、シュラウド12の入り口端10から出口端24まで
のほぼ完全な通路の形成を容易にしている。代表的な重
合材料で作られた延長部または縁の詳細が第2図により
詳細に示してあり、ここでは、交換可能な重合材料で作
られた縁26がシュラウド12のホルダ28内に取り付けられ
ている。重合材料で作られた縁26およびホルダ28は、ス
ピンラインが通過するシュラウド12の部分を形成してい
る。第1図の重合材料で作られた縁または延長部18は、
第2図のホルダ28を持つ交換可能な重合材料で作られた
縁26に対応する。延伸ロール14と重合材料で作られた縁
26との接触が、この延伸ロールにいかなる有意な害も与
えずに、この重合材料で作られた縁を粉末に分解させ
る。第2図において、スピンラインは、第1延伸ロール
14を出るときに30のところに示してある。第1図に示す
延伸ロール14、16は、スピンライン2の完全な凝固の前
にその延伸を容易にする。
シュラウド12の出口端24のところに空気圧推進ジェッ
ト32が設けてあり、この空気圧推進ジェットでは、導管
34を通して空気を導入し、スピンラインの移動方向に対
してほぼ平行に下方へ送った。ジェット内の空気圧は18
6kpa(27ポンド/平方インチ)であり、およそ4.2立方
メートル(150立方フィート)の空気が毎分消費され
た。空気圧推進ジェット32によって与えられる空気速度
は延伸ロール14、16の表面速度を上回った。空気圧推進
ジェット32はスピンラインにさらなる引張力を与え、付
加的な空気をシュラウド12の入口端10に吸い込ませ、シ
ュラウド12の全長を通じて空気流を生じさせ、実質的に
スリップなしに延伸ロール14、16上にスピンラインを均
一に巻き付けて均一な延伸を可能とする。また、空気圧
推進ジェット32は、シュラウド12の出口端24からスピン
ライン36を、移動式空気透過性連続ベルトとして設けた
支持体38に向かって放出させる。
スピンライン36が空気圧推進ジェット32を出ると、ス
ピンライン内の個々の連続したフィラメントは、スピン
ラインの速度が低下し、その前進移動が遅くなるにつれ
て一般的なランダムな方法でカールを与えられる。これ
は、活発な引張力がスピンラインに与えられないからで
ある。次に、スピンラインはほぼランダムな方法で支持
体38上に集められた。このような支持体すなわちレイダ
ウン・ベルト38は、商品名エレクトロテック20(Electr
otech 20)の下にテネシー州ポートランドのアルバニー
・インターナショナル(Albany International)から市
販されている。支持体38は空気圧推進ジェット32の出口
ポートの下に間隔を置いて設けた。
こうしてできたウェブ40は、次に、支持体38上にある
間に、圧縮ロール42とパターン結合ロール44のまわりに
通した。パターン結合ロール44は、その表面に彫ったダ
イヤモンド・パターンを有し、熱可塑性重合材料の軟化
を達成するように加熱した。ウェブ表面の約20パーセン
トにわたって延びる結合領域が、ウェブが圧縮ロール4
2、パターン結合ロール44間を通過するときに達成され
た。こうしてできたスパンボンド法のウェブは、次に、
46のところで巻き取って集めた。さらに、実施例に係わ
るさらなる詳細を以下に説明する。
実施例1 熱可塑性重合材料を、0.685グラム/デシリットルの
固有粘度を有する市販のポリエチレンテレフタレートと
した。固有粘度は先に説明したように決定した。この重
合材料を、フレークの形で、まず174℃で前処理して結
晶化させ、およそ149℃の乾燥空気で乾燥させた。13,78
0kPa(2,000ポンド/平方インチ)の紡糸パック圧力を
利用した。紡糸口金は、15.2センチメートル(6イン
チ)の幅を横切って384個の均一に隔たったホールから
なるものであった。紡糸口金毛管は、0.38mm(0.015イ
ンチ)のスロット長さと、0.18mm(0.007インチ)のス
ロット深さおよび0.13mm(0.005インチ)のスロット幅
を有するトリロバル形態であった。溶融ポリエチレンテ
レフタレートは、1.2グラム/分/ホールの率で供給
し、307℃の温度で押し出した。
延伸ロール14、16はおよそ2,743メートル/分(3,000
ヤード/分)の表面速度で回転させた。製品のフィラメ
ントは、およそ4.5(4.1デニール)のdTexおよびおよそ
20.3dN/dTex(2.3グラム/デニール)のテナシティを所
有していた。レイダウン・ベルト38の速度は、13.6から
135.8グラム/平方メートル(0.4〜4.0オンス/平方ヤ
ード)まで単位重量が変化するスパンボンド法のウェブ
を形成するように変化させた。105.3グラム/平方メー
トル(3.1オンス/平方ヤード)の単位重量を有するス
パンボンド法の製品は、232平方センチメートル(36立
方インチ)のサンプルでほんの4パーセントの単位重量
変化係数を示した。
実施例2 熱可塑性ポリマーを、ASTM D−1238で決定した40グラ
ム/10分の溶融流量有する市販のアイソタクチックポリ
プロピレンとした。この重合材料を、フレークの形で供
給し、溶融押し出しした。9,646kPa(1,400ポンド/平
方インチ)の紡糸パック圧力を利用した。紡糸口金は、
30.5センチメートル(12インチ)の幅を横切って240個
の均一に隔たって設けたホールからなるものであった。
紡糸口金毛管は、0.038センチメートル(0.015インチ)
の直径および0.152センチメートル(0.060インチ)のス
ロット長さを有する円形形態を持つ。溶融アイソタクチ
ックポリプロピレンは、0.6グラム/分/ホールの率で
供給し、227℃の温度で押し出た。
駆動される延伸ロール14、16は、およそ1,829メート
ル/分(2,000ヤード/分)の表面速度で回転させた。
製品のフィラメントは、およそ3.3(3.0デニール)のdT
exおよびおよそ15.9dN/dTex(1.8グラム/デニール)の
テナシティを持っていた。レイダウン・ベルト38の速度
は、0.4から2.0オンス/平方ヤード(13.6〜67.9グラム
/平方メートル)まで単位重量が変化するスパンボンド
法のウェブを形成するように変化させた。44.1グラム/
平方メートル(1.3オンス/平方ヤード)の単位重量を
有するスパンボンド法の製品は、232平方センチメート
ル(36平方インチ)のサンプルでほんの3.3パーセント
の単位重量変化係数を示した。
本発明を好ましい実施の形態で説明してきたが、変
更、修正が当業者にとって明らかなるように行えること
は了解されたい。このような変更、修正は請求の範囲内
で考えられるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フレック アルヴィン エイ アメリカ合衆国 テネシー州 37115 マディソン バーウィック トレイル 809 (72)発明者 ラクロワ プライス ダブリュー アメリカ合衆国 テネシー州 37075 ヘンダーソンヴィル モーリーン ドラ イヴ 103 (72)発明者 ウィーリス エドワード ケイ アメリカ合衆国 テネシー州 37122 マウント ジュリエット マウント ヴ ァーノン レーン 1214 (72)発明者 ツィマーマン レオン エイチ アメリカ合衆国 テネシー州 37205 ナッシュヴィル プロスペクトヒル 147 (56)参考文献 特開 昭50−43277(JP,A) 特開 昭57−51858(JP,A) 特開 昭51−43412(JP,A) 米国特許5439364(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D04H 1/00 - 18/00 D01D 1/00 - 13/02

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】溶解した溶融加工可能な重合物質を複数の
    押出しオリフィスに通してマルチフィラメント・スピン
    ラインを形成し、前記マルチフィラメント・スピンライ
    ンを、そのテナシティを高めるために延伸して、凝固が
    生じる急冷帯域に通し、支持体上に集めてウェブを形成
    し、それを結合してスパンボンド法のウェブを形成する
    スパンボンド法のウェブ形成方法において、少なくとも
    2つの、隔たった駆動延伸ロールのまわりに巻き付けな
    がら前記マルチフィラメント・スピンラインをその長さ
    方向で急冷帯域と支持体の間に通し、これらの駆動延伸
    ロールを、マルチフィラメント・スピンラインが駆動延
    伸ロールと接触する領域で、入口端および出口端を有す
    る囲いによって取り囲み、囲いを、その入口端がマルチ
    フィラメント・スピンラインを受け入れるように設け、
    主として隔たった駆動延伸ロールの作用によってマルチ
    フィラメント・スピンラインに引張力を加えて押出しオ
    リフィスに隣接してマルチフィラメント・スピンライン
    の延伸を行い、囲いの出口端に位置した空気圧推進ジェ
    ットに通すことによってマルチフィラメント・スピンラ
    インにさらに引張力を加え、マルチフィラメント・スピ
    ンラインの隔たった駆動延伸ロールとの接触を助け、マ
    ルチフィラメント・スピンラインを、その長さ方向にお
    いて、囲いの出口端から支持体に向かって排出すること
    を特徴とする方法。
  2. 【請求項2】前記溶融加工可能な熱可塑性重合材料が、
    主にポリエチレンテレフタレートであることを特徴とす
    る請求の範囲第1項に記載の方法。
  3. 【請求項3】前記溶融加工可能な熱可塑性重合材料が、
    ポリプロピレンであることを特徴とする請求の範囲第1
    項に記載の方法。
  4. 【請求項4】前記溶融加工可能な重合材料が、直線の紡
    糸口金の形で設けた複数の押出しオリフィスを通ること
    を特徴とする請求の範囲第1項に記載の方法。
  5. 【請求項5】前記急冷帯域が、交差流れ急冷帯域として
    設けてあることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の
    方法。
  6. 【請求項6】前記少なくとも2つの、間隔を置いて設け
    た駆動延伸ロールを1,000〜5,000メートル/毎分の表面
    速度で回転させることを特徴とする請求の範囲第1項に
    記載の方法。
  7. 【請求項7】前記空気圧推進ジェットを通った後に、前
    記マルチフィラメント・スピンラインを連続ベルトの表
    面に集め、このベルトが前記空気圧推進ジェットに対し
    て隔たった状態で設けてあることを特徴とする請求の範
    囲第1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】前記マルチフィラメント・スピンライン
    が、前記支持体上に集めたときに、1フィラメントあた
    り1.1〜22のdTexを有することを特徴とする請求の範囲
    第1項に記載の方法。
  9. 【請求項9】前記マルチフィラメント・スピンライン
    が、主としてポリエチレンテレフタレートで形成してあ
    り、前記支持体上に集めたときに、1フィラメントあた
    り0.55〜8.8のdTexを有することを特徴とする請求の範
    囲第1項に記載の方法。
  10. 【請求項10】前記マルチフィラメント・スピンライン
    が、アイソタクチックポリプロピレンで形成してあり、
    前記支持体上に集めたときに、1フィラメントあたり1.
    1〜11のdTexを有することを特徴とする請求の範囲第1
    項に記載の方法。
  11. 【請求項11】前記支持体上に収集した後に、前記ウェ
    ブをパターン結合して前記スパンボンド法のウェブを形
    成することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の方
    法。
  12. 【請求項12】前記支持体上に収集した後に、前記ウェ
    ブを表面結合して前記スパンボンド法のウェブを形成す
    ることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の方法。
  13. 【請求項13】形成したスパンボンド法のウェブが、1
    3.6〜271.7グラム/平方メートルの重量を有することを
    特徴とする請求の範囲第1項に記載の方法。
  14. 【請求項14】スパンボンド法のウェブを製造する装置
    であって、 (a)溶融熱可塑性重合物質の押出しでマルチフィラメ
    ント・スピンラインを形成することができる複数の溶融
    押出しオリフィスと、 (b)溶融押出しに続いて、前記溶融マルチフィラメン
    ト熱可塑性重合物質のスピンラインの凝固を行うことの
    できる急冷帯域と、 (c)急冷帯域から下流側に位置する少なくとも2つの
    駆動延伸ロールとを含み、この駆動延伸ロールは、前記
    マルチフィラメント熱可塑性重合物質のスピンラインが
    ロールと接触する領域で、入口端および出口端を有する
    囲いによって取り囲まれており、この囲いが、マルチフ
    ィラメント熱可塑性重合物質のスピンラインを受け入れ
    ることができるように設けてあり、前記駆動延伸ロール
    が、前記マルチフィラメント熱可塑性重合物質のスピン
    ラインに引張力を加えて押出しオリフィスに隣接してこ
    れの延伸を達成することができ、 (d)囲いの出口端のところに位置する空気圧推進ジェ
    ットを含み、この空気圧推進ジェットは、前記マルチフ
    ィラメント熱可塑性重合物質のスピンラインの隔たった
    前記駆動延伸ロールとの接触を助けることができ、さら
    に、前記マルチフィラメント熱可塑性重合物質のスピン
    ラインを、その長さ方向において前記囲いの出口端から
    排出させることができ、 (e)空気圧推進ジェットの下に隔たった状態で位置す
    る支持体を含み、この支持体は、前記マルチフィラメン
    ト熱可塑性重合物質のスピンラインを受け入れることが
    でき、また、それのレイダウンを促進してウェブを形成
    することができ、 (f)前記ウェブ形成に続いて、前記マルチフィラメン
    ト熱可塑性重合物質のスピンラインを結合してスパンボ
    ンド法のウェブを形成することができる結合手段を含
    む、 組み合わせであることを特徴とする装置。
  15. 【請求項15】前記複数の溶融押出しオリフィス(a)
    を、直線の紡糸口金として設けたことを特徴とする請求
    の範囲第14項に記載の装置。
  16. 【請求項16】前記急冷帯域(b)は、冷却ガスが前記
    溶融押出しに続いて前記溶融マルチフィラメント熱可塑
    性重合物質のスピンラインに衝突する交差流れ急冷を行
    うことができることを特徴とする請求の範囲第14項に記
    載の装置。
  17. 【請求項17】前記囲い(c)が、重合材料で作られた
    縁を含み、前記縁が前記駆動延伸ロールに近接して設置
    され、マルチフィラメントの熱可塑性重合材料が、前記
    駆動延伸ロールに巻き付けられる領域のところにおいて
    前記駆動延伸ロールをほぼ完全に囲むことができ、ま
    た、前記縁は、前記駆動延伸ロールと接触した際に、容
    易に粉末に分解できることを特徴とする請求の範囲第14
    項に記載の装置。
  18. 【請求項18】前記支持体(e)が連続ベルトであるこ
    とを特徴とする請求の範囲第14項に記載の装置。
  19. 【請求項19】前記結合手段(f)が、パターン結合さ
    れたスパンボンド法のウェブを形成することができるこ
    とを特徴とする請求の範囲第14項に記載の装置。
  20. 【請求項20】前記結合手段(f)が、表面結合したス
    パンボンド法のウェブを形成することができることを特
    徴とする請求の範囲第14項に記載の装置。
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