JP3321785B2 - 電動ロールブラインドウェイトバー昇降限度規制装置 - Google Patents

電動ロールブラインドウェイトバー昇降限度規制装置

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JP3321785B2
JP3321785B2 JP29018793A JP29018793A JP3321785B2 JP 3321785 B2 JP3321785 B2 JP 3321785B2 JP 29018793 A JP29018793 A JP 29018793A JP 29018793 A JP29018793 A JP 29018793A JP 3321785 B2 JP3321785 B2 JP 3321785B2
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浩光 奥田
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トーソー株式会社
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエンコーダを備えた電動
ロールブラインドの昇降限度規制装置の改良に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】電動ロールブラインドの固定部材にエン
コーダを取り付け、そのエンコーダの回転軸にロールパ
イプの回転を伝達し、エンコーダの信号に応じロールパ
イプ駆動用モータを制御することによりスクリーンの上
限及び下限位置を規制することは、実開昭62−182
394号によって公知である。又、電動ロールブライン
ドのセットバーにリミットスイッチを配設し、そのリミ
ットスイッチにウェイトバーが当接したときにロールパ
イプ駆動用モータを停止させてスクリーンの上限一を規
制することも周知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】エンコーダの回転軸の
回転角度によって、スクリーンの上限及び下限位置を規
制する方式は、スクリーン生地の伸縮によって上限及び
下限位置がずれるため、精度が低下するという問題があ
った。又、セットバーに設けたリミットスイッチにウェ
イトバーを当接させて上限位置を決めると、ウェイトバ
ーがセットバーと巻き上げたスクリーンの間に挟まり、
スクリーンを損傷させやすいという問題があった。
【0004】本発明はこれらの問題を解決するためにな
されたものであり、その目的とするところは、スクリー
ンの生地が伸縮してもウェイトバーの上限及び下限を精
度よく規制することが可能であって、ウェイトバーがセ
ットバーと巻き上げたスクリーンの間に挟まれるおそれ
のない装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明が採用する手段は、エンコーダによってスク
リーンの昇降限度を規制する電動ロールブラインドの装
置において、セットバー又はブラケットにウェイトバー
が当接又は接近すると作動するスイッチを設け、そのス
イッチが作動すると、エンコーダが補正されると共に、
モータがロールパイプをスクリーン下降方向に回転させ
てウェイトバーを所定の上限位置まで下降するようにし
たことにある。ウェイトバーが当接すると作動するスイ
ッチとしてはリミットスイッチを、ウェイトバーが接近
すると作動するスイッチとしては光センサ、磁気センサ
からなる無接触スイッチを使用することができる。
【0006】
【作用】エンコーダによってウェイトバーの上限及び下
限位置を規制するときは、スクリーンの収縮又は事故が
ない限り、ウェイトバーが上昇限度をこえて上記スイッ
チに当接又は接近することはないが、スクリーンが収縮
したり、何らかの事故が発生すると、ウェイトバーは上
限をこえてスイッチに当接又は接近してスイッチを作動
させる。スイッチが作動すると、エンコーダが補正され
ると共に、モータが逆転してウェイトバーを上限位置ま
で下降させる。
【0007】エンコーダによってウェイトバーの下限位
置のみを規制するときは、ウェイトバーは常にスイッチ
に当接又は接近してこれを作動させるが、スイッチが作
動するとエンコーダの補正がなされ、モータは所定回転
数逆転して、ウェイトバーは所定の上限位置に停止す
る。このように、スイッチによってエンコーダの補正が
なされるから、スクリーンが伸縮しても、スクリーンの
上限及び下限位置は常に高精度で規制することができ
る。
【0008】
【実施例】本発明の装置を図面に示す実施例に基づいて
説明する。図1及び図2に示すように、電動ロールブラ
インドのロールパイプ10のモータ20を挿入する側の端面
にスリーブ11を一体回転するように内嵌し、そのスリー
ブの外端面に環状円板の光反射板30を接着材によって添
着する。光反射板30は周方向に反射部と非反射部が交互
に並ぶパターンを有する。モータケース23を固定した固
定エンドキャップ16又はそれを固定支持するブラケット
18に発光・受光素子からなるエンコーダとしての光セン
サ31を取り付ける。光センサ31のセンサコード32はモー
タ20のモータコード19と共に引き出して図外のコントロ
ールユニットへ配線する。環状の光反射板はスリーブを
使用せずにロールパイプの端面に直接設けてもよい。光
反射板は環状に限る必要はなく、スリーブ又はロールパ
イプの内周面又は外周面に円筒状の光反射位置を設けて
もよい。この場合、光センサはその円筒状光反射板に対
して半径方向に外方又は内方に配置する。
【0009】モータ20とは反対側のロールパイプ10の端
面に回転エンドキャップ13をはめ、そのエンドキャップ
と一体の軸端部14はブラケット12に回転自在に軸受けす
る。モータ20の出力軸21に駆動ホイール22をロールパイ
プ内の被動部に係合させてロールパイプを回転し、スク
リーン15をロールパイプ10に巻き上げ、又はロールパイ
プ10から巻き戻す。モータ20のケース23は固定エンドキ
ャップ16に固定し、その固定エンドキャップの軸端部17
はブラケット18によって固定支持する。
【0010】左右のブラケット12、18を連結するセット
バー25の下面にリミットスイッチ26を取り付け、そのリ
ミットスイッチのスイッチコード27を図外のコントロー
ルユニットへ配線する。リミットスイッチ26は、スクリ
ーン15の下端に取り付けたウェイトバー28がロールパイ
プ10の上まで巻き上げられたとき、そのウェイトバー28
と当接して作動する。ウェイトバー28がリミットスイッ
チ26に当接する位置は、ウェイトバー28の上限位置Uよ
りもさらに上方である。
【0011】モータ20を起動してロールパイプ10を回転
させると、光反射板30が回動し、光センサ31は光反射板
30のパターンに応じたパルス信号を図外のコントロール
ユニットのマイクロコンピュータに送信する。このパル
ス信号からマイクロコンピュータはロールパイプの回転
角度を算出し、その算出結果に基づいてロールパイプ10
を回転駆動するモータ20を制御する。
【0012】例えば、光センサ31のパルスを計数し、所
定のパルスを計数したときにモータの回転を停止するよ
うに設定すると、スクリーン15に伸縮がなければ、ウェ
イトバー28は常に所定限度位置に精度よく停止する。図
2に鎖線で示すように、スクリーン15が常に上限Uをこ
えて上昇し、リミットスイッチ26に当接してリミットス
イッチを作動させ、リミットスイッチ26が作動すると、
コントロールユニットがパルスの計数値をリセットし、
ウェイトバー28がリミットスイッチ26との当接位置から
上限位置Uへ下降するために必要な一定の回転数だけモ
ータを逆転させるように設定することができる。この場
合、ウェイトバー28は直ちにリミットスイッチ26との当
接位置から上限位置Uへ下降し、そこに停止するから、
スクリーンが伸びても、ウェイトバーがセットバー25と
巻き上げたスクリーンの間に食い込んで、スクリーンに
食い込み跡をつけたり、損傷させたりするおそれはな
い。
【0013】エンコーダによってウェイトバー28の下限
位置Lのみを規制する場合は、スクリーン15を巻き戻す
ときだけ、光センサ31のパルス信号を計数し、所定のパ
ルス数を計数したとき、モータを停止してウェイトバー
28を停止させる。スクリーン15を巻き上げると、ウェイ
トバー28は必ず上限位置Uをこえてリミットスイッチ26
に当接し、リミットスイッチ26を作動させる。リミット
スイッチ26は作動すると、コントロールユニットは計数
値をリセットし、ウェイトバー28がリミットスイッチ26
との当接位置から上限位置Uへ下降するために必要な一
定回転数だけモータを逆転させて停止するように設定し
てあるから、ウェイトバー28はセットバー25と巻き上げ
たスクリーン15の間に食い込むことなく、直ちに所定の
位置まで下降してそこに停止する。
【0014】リミットスイッチの代わりに、図3に示す
ように、ウェイトバー28の端面に光反射板29を添着し、
ブラケット18に投光素子と受光素子からなる光電スイッ
チ26を取り付け、ウェイトバー28がセットバー25近くま
で上昇すると光電スイッチ26が作動するようにしてもよ
い。又は、図4に示すように、ウェイトバー28の端部に
磁石24を付設し、ブラケット18に磁気センサからなる近
接スイッチ26を取り付け、ウェイトバー28がセットバー
25近くまで上昇すると近接スイッチ26が作動するように
してもよい。
【0015】図示していないが、ウェイトバーには何も
付設せずに、透光型光電スイッチをセットバー又はブラ
ケットに設け、セットバー近くに上昇したウェイトバー
が光電スイッチの光路を遮断して光電スイッチを作動さ
せるようにしてもよい。実施例のエンコーダは非接触型
の光センサであるが、エンコーダは光センサに限る必要
はなく、接触型のロータリエンコーダを使用することも
可能である。又、光反射板の代わりに強磁性体と非磁性
体が周方向に並ぶパターンの磁性板をロールパイプ又は
それと一体回転するスリーブもしくはモータの駆動ホイ
ールに添着し、光センサの代わりに磁性板の回転角度を
検出する磁気センサをエンコーダとして使用する方式に
することも可能である。
【0016】
【発明の効果】本発明の装置は、ロールパイプの回転角
度をエンコーダによって検出してウェイトバーの昇降限
度位置を規制する方式であるが、従来のものとは異な
り、セットバー又はブラケットにスイッチを設け、ウェ
イトバーがそのスイッチに当接又は接近してこれを作動
させると、直ちにエンコーダが補正され、ウェイトバー
がそのスイッチに当接又は接近する位置から所定の上限
位置まで下降するために必要な回転数だけ、モータはス
クリーン下降方向に回転後に停止するから、スクリーン
伸縮等の事故により、ウェイトバーが上昇限度をこえて
上昇しても、ウェイトバーがセットバーと巻き上げたス
クリーンの間に食い込んでスクリーンに跡をつけたり、
スクリーンを損傷させたりするおそれはなく、ウェイト
バーは常に所定の上限及び下限位置に精度よく停止する
という優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明の一実施例の装置を備えたロールブラ
インドの分解斜視図、
【図2】は図1のロールブラインドの側断面図、
【図3】は光電スイッチを使用した実施例の背面図、
【図4】は磁性近接スイッチを使用した実施例の背面
図、
【符号の説明】
10:ロールパイプ、11:スリーブ、12:ブラケット、1
6:固定エンドキャップ、18:ブラケット、20:モー
タ、21:出力軸、22:駆動ホイール、23:モータケー
ス、24:磁石、25:セットバー、26:スイッチ、28:ウ
ェイトバー、29、30:光反射板、31:光センサ(エンコ
ーダ)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動ロールブラインドの固定部材(12、
    16)に設けられてロールパイプ(10)の回転角度を検出
    するエンコーダ(31)と、前記エンコーダからの信号に
    よって前記ロールパイプを回転駆動するモータ(20)を
    制御する制御手段とを備えた電動ロールブラインドウェ
    イトバー昇降限度規制装置であって、前記電動ロールブ
    ラインドのセットバー(25)又はブラケット(12)にウ
    ェイトバー(28)の当接又は接近によって作動するスイ
    ッチ(26)を配設し、前記スイッチの作動によって前記
    エンコーダを補正するようにし、前記エンコーダ(31)
    によって前記ウエィトバー(28)の下限位置を規制し、
    前記セットバー(25)又は前記ブラケット(12)に設け
    た前記スイッチが作動すると、前記モータ(20)を所定
    回数スクリーン下降方向に回転させて前記ウェイトバー
    の上限位置を規制したことを特徴とする電動ロールブラ
    インドウェイトバー昇降限度規制装置。
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