JPH0738638Y2 - シャッタ下限位置検出装置 - Google Patents

シャッタ下限位置検出装置

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JPH0738638Y2
JPH0738638Y2 JP6505490U JP6505490U JPH0738638Y2 JP H0738638 Y2 JPH0738638 Y2 JP H0738638Y2 JP 6505490 U JP6505490 U JP 6505490U JP 6505490 U JP6505490 U JP 6505490U JP H0738638 Y2 JPH0738638 Y2 JP H0738638Y2
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JP
Japan
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shutter
drum
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limit position
wire rope
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JP6505490U
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JPH0423798U (ja
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勝義 岩端
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、シャッタを下限位置(全閉位置)で自動停
止させるシャッタ下限位置検出装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
第6図は従来の大型表示装置用シャッタの下限自動停止
装置を説明するための正面図、第7図は第6図のVI−VI
線断面図、第8図は第6図の部分的斜視図である。
図において、1は大型表示装置の外装フレーム、2はそ
の外装フレーム1に装着された表示画面、3はその表示
画面2の前面側で昇降開閉駆動される表示画面保護用の
シャッタ、4は前記外装フレーム1の上部に配置された
シャッタケースで、このシャッタケース4内には、前記
シャッタ3を吊持する吊り索が巻装されたドラムおよび
該ドラムを正逆回転駆動するシャッタ開閉用のドラム駆
動手段等のシャッタ駆動系部品が収納配置されている。
5は前記外装フレーム1の下部に配置された光電式のシ
ャッタ下限位置検出器で、前記シャッタ3の下降動作時
に該シャッタ3の下限位置(全閉位置)でそのシャッタ
3の下端を検知し、該検知時に前記シャッタ3を自動停
止させる光電スイッチから成っている。
次に動作について説明する。
大型表示装置の表示画面2を保護すべくシャッタ3を下
降動作させることにより、該シャッタ3の下端部が下限
位置に到達すると、そのシャッタ3の下端部で光電式の
シャッタ下限位置検出器5が遮光されることによって、
該シャッタ下限位置検出器5はその検知信号によって前
記シャッタ3を下限位置で自動停止させる。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の大型表示装置用シャッタの下限自動停止装置は以
上のように構成されているので、シャッタ3の閉時に異
物の進入等によって外光遮断が不充分になったり、表示
画面2の点灯状態でシャッタ3を閉める際にその表示画
面2からの光によって光電式シャッタ下限位置検出器5
の遮光が不充分になったりするなど、これに起因して前
記シャッタ下限位置検出器5の動作が不安定になるばか
りでなく、該シャッタ下限位置検出器5が動作しなくな
るという課題があった。また、光電スイッチによる前記
シャッタ下限位置検出器5は埃等が付着し易く感度が低
下するという課題もあった。
この考案は上記のような課題を解消するためになされた
もので、シャッタ閉時に該シャッタの下限位置を確実に
検知でき、その下限位置で前記シャッタを確実に自動停
止させることができる信頼性の高いシャッタ下限位置検
出装置を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案に係るシャッタ下限位置検出装置は、ドラム駆
動手段で正逆回転駆動されるドラムに巻装されてシャッ
タを吊持する吊り索に常時接触する可動接触子を有し、
前記ドラムのシャッタ閉方向への回転駆動により、前記
吊り索が前記ドラムの繰出終端位置から逆に巻き取られ
るとき、そのドラムの径方向に移動する前記吊り索に前
記可動接触子が追従応動して前記シャッタの下限位置で
前記ドラム駆動手段を自動停止させるものである。
〔作用〕
この考案におけるシャッタ下限位置検出装置は、ドラム
がシャッタ閉方向への回転駆動により吊り索を繰り出し
てシャッタを下降動作させている状態において、前記ド
ラムが前記吊り索を全て繰り出すと、その繰出終端位置
から前記吊り索は前記ドラムのシャッタ閉方向への回転
駆動継続によって逆に巻き取られ、その巻き取りによっ
て前記吊り索が前記ドラムの径方向に移動するとき、そ
の吊り索に追従して可動接触子がメカニカル的に応動す
ることにより、前記シャッタの下限位置を検知してドラ
ム駆動手段を自動停止させる。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例を図について説明する。第1
図はこの考案の一実施例による大型表示装置用シャッタ
の下限位置検出装置を説明するための正面図、第2図は
第1図のII−II線断面図、第3図は第2図のIII−III線
断面図、第4図は第3図のIV−IV線断面図、第5図はそ
の動作説明図であり、第6図〜第8図と同一または相当
部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
図において、6はシャッタケース4内に回転自在に軸支
されたドラムシャフト、7はこのドラムシャフト6に所
定の間隔で取付けられた複数のドラム、8はそれらのド
ラム7に巻装されてシャッタ3を吊持する吊下げワイヤ
ーロープ(吊り索)で、この吊下げワイヤーロープ8
は、前記シャッタケース4内に軸支されて前記各ドラム
7の近傍下方に位置するシーブ9を介して前記シャッタ
3を吊持している。
従って、前記吊下げワイヤーロープ8は、前記シャッタ
3の吊下げ荷重により前記ドラム7とシーブ9との間に
おいても緊張状態に維持されている。
10は前記ドラムシャフト6を介して前記各ドラム7を同
期して正逆回転駆動するシャッタ開閉用のモータ(ドラ
ム駆動手段)、11はメカニカル的に作動するマイクロス
イッチで、このマイクロスイッチ11は昇降動作する可動
接触子11aを有しており、この可動接触子11aは、前記ド
ラム7と前記シーブ9との間で前記吊下げワイヤーロー
プ8に対し付勢力で常時圧接されている。
かかるマイクロスイッチ11は、前記ドラム7のシャッタ
閉方向への回転駆動時において、そのドラム7から繰り
出される前記吊下げワイヤーロープ8が繰出方向位置
(第4図にてドラム7とシーブ9との間に示された吊下
げワイヤーロープ8の実線位置)より巻取方向位置(第
4図にてドラム7とシーブ9との間に示された吊下げワ
イヤーロープ8の点線位置)に変位する際、その吊下げ
ワイヤーロープ8で前記可動接触子11aが押し上げられ
ることによって、前記モータ10を自動停止させる機能を
有している。
12は手動操作用のドラムシャフト、13はこのドラムシャ
フト12に取付けられた手動操作系のドラム、14はこのド
ラム13に巻装されて前記シャッタ3を吊持する手動操作
系の吊下げワイヤーロープ(吊り索)である。
次に動作について説明する。
モータ10をシャッタ3の閉方向に起動させると、ドラム
7が回転駆動されることにより、該ドラム7から吊下げ
ワイヤーロープ8が第4図に実線で示すように繰り出さ
れる。これによって、外装フレーム1の上部で折畳まれ
ていたシャッタ3が表示画面2の前面に沿って下降動作
する。そして、前記シャッタ3が下限位置(全閉位置)
まで下降すると、この時点で前記吊下げワイヤーロープ
8は前記ドラム7から全て繰り出された繰出限界点(繰
出終端)となる。この状態においても、前記ドラム7は
回転駆動を継続することにより、前記吊下げワイヤーロ
ープ8は前記繰出限界点から前記ドラム7で逆に巻き取
られる。もって、前記吊下げワイヤーロープ8は、第4
図に実線で示す繰出方向位置から同図に点線で示す巻取
方向位置に上昇変位するが、このとき、その吊下げワイ
ヤーロープ8でマイクロスイッチ11の可動接触子11aが
押し上げられる。この可動接触子11aの押し上げ動作に
よって、前記シャッタ下限位置検出機構11は前記モータ
10を自動停止させる。
従って、前記シャッタ3は表示画面2の前面に沿った下
限位置(全閉位置)で確実に自動停止される。
この動作を第5図に基づいてさらに詳しく説明する。
第5図はシャッタ下降時のワイヤーロープの動きを示す
図である。第5図(a)に示すように、モータ10の回転
によりドラム7はA方向に回り、それによってワイヤー
ロープ8はB方向に下り、それにつれてシャッタ3も下
降する。シャッタ3が下端に達したときも、さらにドラ
ム7はA方向に回り続けるので、ワイヤーロープ8は一
旦、第5図(b)のように弛む。この時のワイヤーロー
プ8のドラムへの巻付始点×の位置は、図のようになっ
て、ワイヤーロープ8はドラム7に巻取られていない状
態となり、シーブ9に最も近い位置にくる。さらにこの
状態からドラム7がA方向に回転を続けると、第5図
(c)に示すように、ワイヤーロープ8は巻付始点×が
シーブ9に対し第5図(b)のときよりも遠い位置にな
り、ワイヤーロープ8は逆方向に巻かれるため、D方向
に上昇することになる。
このような状態では、ワイヤーロープ8は一旦弛んだも
のが緊張され、かつ、第5図(a)(b)の位置に比べ
て、接触子11aはワイヤーロープ8の位置の変化によっ
て、緊張されたワイヤーロープ8で、ばね力に抗してE
方向に押圧され、そこで始めてマイクロスイッチ11が動
作し、モータ制御装置に停止信号を出力する。この信号
を受けてモータ制御装置はモータ10のA方向への回転を
停止し、これによってドラム7が止まり、ワイヤーロー
プ8の動きが停まる。
なお、停電等により前記シャッタ3の電動操作が不可能
な場合には、手動用のドラムシャフト12を介してその系
統のドラム13を手動回転操作することにより、前記シャ
ッタ3の開閉を行うことができる。
なお、上記実施例では、マイクロスイッチ11の可動接触
子11aを吊下げワイヤーロープ8で押し上げ動作させる
場合について説明したが、前記可動接触子11aは前記吊
下げワイヤーロープ8で押し下げ動作させるようにして
もよく、この場合でも全く同様の効果を奏する。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によれば、ドラムに巻装されて
シャッタを吊持する吊り索に常時接触させた可動接触子
とマイクロスイッチとを設け、前記ドラムのシャッタ閉
方向の回転駆動により、前記吊り索が前記ドラムの繰出
終端位置から逆に巻き取られるとき、そのドラムの径方
向に移動する前記吊り索に前記可動接触子を追従応動さ
せることによって、前記シャッタの下限位置で前記ドラ
ム駆動手段を自動停止させる構成としたので、シャッタ
閉時の吊り索に追従する前記可動接触子のメカニカル的
な動作によって、シャッタの下限位置を確実に検知で
き、その下限位置で前記シャッタを確実に自動停止させ
ることができ、信頼性を向上させ得るという効果があ
る。
さらに、吊り索が逆方向に巻込まれるときの、吊り索の
緊張に伴って生じる吊り索の位置変化にもとづいて、吊
り索から受ける押圧力によって、可動接触子が動き、マ
イクロスイッチが動作して、ドラム駆動手段が停止する
ようにしたので、マイクロスイッチが一方向動作式のも
のが使え、しかも、確実に動作し、誤動作することのな
い信頼性の高いものが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による大型表示装置用シャ
ッタの下限位置検出装置を説明するための正面図、第2
図は第1図のII−II線断面図、第3図は第2図のIII−I
II線断面図、第4図は第3図のIV−IV線断面図、第5図
はシャッタ下限位置検出装置の動作説明図、第6図は従
来の大型表示装置用シャッタの下限自動停止装置を説明
するための正面図、第7図は第6図のVI−VI線断面図、
第8図は第6図の部分的斜視図である。 3……シャッタ、7……ドラム、8……吊り索(吊下げ
ワイヤーロープ)、10……ドラム駆動手段(モータ)、
11……マイクロスイッチ、11a……可動接触子。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャッタを吊持する吊り索が巻装されたド
    ラムと、このドラムを正逆回転駆動するシャッタ開閉用
    のドラム駆動手段と、前記吊り索に常時接触する可動接
    触子と、前記ドラムのシャッタ閉方向への回転駆動によ
    り、前記吊り索が前記ドラムの繰出終端位置から逆に巻
    き取られるとき、そのドラムの径方向に移動する前記吊
    り索に前記可動接触子が追従応動して前記シャッタの下
    限位置で前記ドラム駆動手段を自動停止させるマイクロ
    スイッチとを備えたシャッタ下限位置検出装置。
JP6505490U 1990-06-20 1990-06-20 シャッタ下限位置検出装置 Expired - Lifetime JPH0738638Y2 (ja)

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JP6505490U JPH0738638Y2 (ja) 1990-06-20 1990-06-20 シャッタ下限位置検出装置

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JP6505490U JPH0738638Y2 (ja) 1990-06-20 1990-06-20 シャッタ下限位置検出装置

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JPH0423798U JPH0423798U (ja) 1992-02-26
JPH0738638Y2 true JPH0738638Y2 (ja) 1995-09-06

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JP6505490U Expired - Lifetime JPH0738638Y2 (ja) 1990-06-20 1990-06-20 シャッタ下限位置検出装置

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Families Citing this family (2)

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JP4563096B2 (ja) * 2004-07-16 2010-10-13 文化シヤッター株式会社 開閉装置
ITUB20161218A1 (it) * 2016-03-01 2017-09-01 Ima Spa Apparato di chiusura per varchi di accesso a macchinari industriali.

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JPH0423798U (ja) 1992-02-26

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