JP3321029B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP3321029B2
JP3321029B2 JP16146497A JP16146497A JP3321029B2 JP 3321029 B2 JP3321029 B2 JP 3321029B2 JP 16146497 A JP16146497 A JP 16146497A JP 16146497 A JP16146497 A JP 16146497A JP 3321029 B2 JP3321029 B2 JP 3321029B2
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
    • G02F1/1333Constructional arrangements; Manufacturing methods
    • G02F1/13336Combining plural substrates to produce large-area displays, e.g. tiled displays

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、AV(オーディオ
ビデュアル)機器、OA(オフィスオートメーション)
機器に使用される液晶表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば家庭用のテレビをはじ
めとする各種表示装置がAV機器、OA機器として用い
られている。上記表示装置は、例えばCRT(Cathode
Ray Tube)、液晶表示装置(Liquid Crystal Displa
y)、プラズマ表示装置(Plasma Display Panel)、E
L(Electroluminescent)表示装置、LED(Light Em
itting Diode)表示装置等である。
【0003】近年では、これら各種表示装置の軽量化、
薄型化、低消費電力化、高精細化、および画面の大型化
が要求されている。そして、現在では、そのような要求
の満たされた表示装置が種々開発されており、そのうち
の一部は既に実用化されている。
【0004】上述した各種表示装置の中でも特に液晶表
示装置は、他の表示装置に比べ、厚さ(奥行き)が格段
に薄い、消費電力が小さい、フルカラー化が容易である
等の利点を有している。したがって、現在、液晶表示装
置は種々の分野で多様に用いられていると共に、画面の
大型化に対する期待が大きいものとなっている。
【0005】ところが、液晶表示装置を製造する場合、
その製造過程において例えば信号線が断線したり、画素
欠陥が生じたりする。したがって、特に大型の画面を有
する液晶表示装置を製造する場合、不良品の発生する確
率は格段に高い。その結果、上記液晶表示装置の価格が
必然的に上昇するという問題がある。
【0006】そこで、この問題を解決するために、マル
チパネル表示方式の液晶表示装置が従来から種々提案さ
れている。つまり、上記液晶表示装置は、複数の液晶パ
ネルがつなぎ合わされて構成され、全体として1台の液
晶表示装置をなすものである。このようにして、現在で
は液晶表示装置の画面の大型化が図られている。
【0007】しかしながら、上記マルチパネル表示方式
の液晶表示装置の構成では、液晶パネル同士の接続部、
つまり液晶パネル間のつなぎ目が目立ちやすくなる。こ
れは、バックライトからの光が上記接続部に生じた隙間
から漏れること等によるものである。したがって、自然
な大画面の画像を表示する液晶表示装置を得るために
は、上記接続部を目立たないようにする技術が必要とさ
れる。
【0008】そこで、本件出願人等は、上記接続部が目
立たないような、新規のマルチパネル表示方式の液晶表
示装置を、先に特開平8−122769号公報で提案し
ている。図5は、上記公報に提案されている液晶表示装
置の概略の構成を示す平面図である。また、図6は、図
5におけるX−X線矢視断面図である。
【0009】液晶表示装置1は、アクティブマトリクス
型の複数の液晶パネル2…を有している。なお、ここで
の説明を簡略化するために、液晶表示装置1は2つの液
晶パネル2・2を有しているものとする。液晶パネル2
・2は、アクティブ素子として薄膜トランジスタ(Thin
Film Transistor;以下、単にTFTと略記する)を有
する一般的なものであるが、MIM(Metal Insulator
Metal )素子を用いたものであってもかまわない。
【0010】液晶パネル2は、TFT基板3とCF基板
4とを有している。TFT基板3およびCF基板4は、
例えばバリウム硼珪酸ガラス7059(コーニング社
製)等の透明なガラス基板で構成される。TFT基板3
には、図示しないTFTがマトリクス状に配置されてい
る一方、CF基板4には、その画素開口部にカラーフィ
ルタ(Color Filter)4aがマトリクス状に配置されて
いる。これにより、液晶パネル2は、アクティブマトリ
クス型のカラー液晶パネルとして構成される。また、C
F基板4には、各画素の分離を行うブラックマトリクス
4bが設けられている。
【0011】TFT基板3とCF基板4とは、TFT基
板3上に形成された画素電極とCF基板4上に形成され
た共通電極とが対向するように、その周縁部に沿って設
けられたシール部5を介して接着されている。そして、
TFT基板3とCF基板4との間には液晶6が密閉封入
されている。
【0012】液晶パネル2・2は、大型の補強基板7上
に屈折率調整剤としての接着剤8によって貼着されてい
る。また、液晶パネル2・2同士は、同一の接着剤8に
よってつなぎ合わされている。これにより、液晶パネル
2・2は、同一平面上に隣接接続されることになる。補
強基板7は、TFT基板3およびCF基板4を構成する
2枚のガラス基板と同等の屈折率を有している。
【0013】接着剤8は、例えば紫外線の照射により硬
化が促進する透明な紫外線硬化型接着剤であり、TFT
基板3およびCF基板4を構成する2枚のガラス基板と
ほぼ同じ屈折率を有している。つまり、上記2枚のガラ
ス基板の屈折率をnとすると、接着剤8の屈折率はn±
0.01nである。上述のように、2枚のガラス基板が
バリウム硼珪酸ガラス7059で構成される場合、接着
剤8としては屈折率1.53の接着剤が好適である。こ
れにより、接続部12を透過する光が、基板端面の凹凸
に起因して屈折、反射、または散乱するのが防止され
る。その結果、上記接続部12が目立たなくなり、装置
の表示特性を向上させることができる。
【0014】補強基板7の外面側ほぼ全面には、偏光板
(偏光子)9が設けられている。また、液晶パネル2・
2の外面側ほぼ全面には、偏光板(偏光子)10が設け
られている。このとき、偏光板9・10の偏光軸は互い
に直交している。
【0015】偏光板10の外面側、すなわち、液晶表示
装置1の背面側(図6中下側)には、図示しない冷陰極
管等からなるバックライトが設けられている。また、液
晶パネル2・2には、画像信号を制御する図示しないド
ライバーが接続されている。液晶パネル2・2は、画像
情報に応じて上記バックライトからの光を変調すること
により、観察者は液晶パネル2・2に入力された画像情
報を観察することができるようになる。
【0016】また、図6、図7(a)および図7(b)
に示すように、互いに隣接接続される液晶パネル2・2
の各端面上の所定位置には、30μm程度の高さ(上記
端面に対して垂直方向の長さ)を有する遮光部材51a
・51bがそれぞれ設けられている。これは、以下の理
由によるものである。なお、上記所定の位置とは、液晶
パネル2・2間の接続部12に隣接している表示画素を
通過する光を妨げることのない位置のことであり、この
場合、液晶パネル2・2の各端面上のパネル厚さ方向に
おける略中央部のことである。上記所定の位置について
の更なる詳細は上記公報に開示されているので、ここで
はその説明を省略する。
【0017】液晶パネル2・2間からの光漏れは、通
常、偏光板9・10のクロスニコル状態により防止され
る構造となっている。しかし、液晶パネル2・2の端面
同士を接続する接着剤8が例えば複屈折性を有する接着
樹脂で構成された場合、偏光板9・10で決定されるバ
ックライトからの透過光がこの接着剤8で変調される。
その結果、偏光板9・10をクロスニコル状態に設定し
ておいても、液晶パネル2・2の接続部12をバックラ
イトからの光が透過し、部分的に光漏れが生じたりす
る。
【0018】そこで、液晶パネル2・2の各端面上の上
述の位置に遮光部材51a・51bをそれぞれ設けるこ
とにより、図7(b)に示すように、液晶パネル2・2
の端面同士を接続した際に、遮光部材51a・51b同
士が密着して遮光膜51が形成され、この遮光膜51に
よって液晶パネル2・2間の隙間が埋められる。したが
って、この場合、接続部12を透過する光を遮光膜51
にて遮断して、接続部12からの光漏れをなくすことが
できる。
【0019】なお、上記の遮光部材51a・51bはサ
イドブラックとも呼ばれ、例えば黒色のシリコーンゴム
で形成される。また、このようなサイドブラックは、上
述のように液晶パネル2・2の両端面に設けられてもよ
いし、一方の端面のみに設けられてもよい。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
なサイドブラック構造を有する従来の液晶表示装置1の
構成では、以下のような問題が生ずる。
【0021】例えば29型(約40cm×約60cm)
の液晶パネル2・2を隣接接続して40型(約80cm
×約60cm)のマルチパネル液晶表示装置1を構成す
る場合、液晶パネル2・2の接続部12側端面における
長手方向の長さは約60cmとなる。そして、約60c
mの距離にわたって上記端面上に高さ30μm程度のサ
イドブラックが形成されることになる。
【0022】ところで、図8(a)に示すように、例え
ばダイヤモンドブレードを用いたダイシング加工によっ
て、ガラス基材から成る厚さ約2mm程度の液晶パネル
2を約60cmの距離にわたって切断すると、その切断
端面(同図におけるX−Z面)は、面精度が20〜30
μm程度にしか仕上がらないのが現状である。なお、こ
こで言う面精度とは、基板切断端面のY方向のうねりに
よる凹凸の高低差のことである。
【0023】面精度が上記の値になる原因としては、
ワークサイズに応じてダイシング装置自体が大型化した
ことにより、機械精度が劣化したこと、切断距離(約
60cm)に応じて加工速度を向上させたことにより、
高速回転するブレードにぶれが生じたこと、などが考え
られる。
【0024】したがって、そのような面精度を有する液
晶パネル2・2同士を隣接接続すると、図8(b)に示
すように、切断端面の凸部2a・2a同士あるいは凹部
2b・2b同士が隣接してしまうことがある。このよう
な場合、凸部2a・2a同士が隣接する箇所において
は、上記サイドブラックで接続部12の隙間13は完全
に遮蔽される。しかし、凹部2b・2b同士が隣接する
箇所においては、上記隙間13は上記サイドブラックで
完全には遮蔽されなくなる。
【0025】つまり、切断端面の凸部2a・2a同士が
隣接した場合、従来のサイドブラック構造では、図7
(b)に示すように、凸部2a・2a上に形成された各
サイドブラックの頂点(切断端面に対して垂直方向の長
さが最大となる点)同士が接触するので、それ以上液晶
パネル2・2の間隔を狭めることができなくなる。この
ため、図8(b)に示すように、凹部2b・2b同士が
隣接した箇所においては、液晶パネル2・2間の隙間1
3が、凹部2b・2b上に形成された各サイドブラック
で遮蔽されなくなる。その結果、従来の液晶表示装置1
の構成では、たとえ偏光板9・10(図6参照)がクロ
スニコル状態で設けられていても、上記隙間13を介し
て光漏れが生じるという問題が生ずる。
【0026】そこで、この問題を解決するために、例え
ばダイシング加工によって得られた液晶パネル2の切断
端面を研磨し、面精度を数μmオーダーに仕上げる方法
がある。しかし、この方法は、工程の増加を招いて作業
性を低下させるため、好ましくはない。
【0027】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、現状の面精度を有する液
晶パネル2・2同士を隣接接続しても、接続部12から
の光漏れを防止することのできるサイドブラック構造を
有する液晶表示装置1を提供することにある。
【0028】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る液
晶表示装置は、上記の課題を解決するために、隣接する
液晶パネルの接続部からの光漏れを阻止する遮光部材を
上記接続部側端面に有する液晶パネルを複数個同一平面
上で隣接接続することによって大画面表示を行う液晶表
示装置において、上記各遮光部材は、液晶パネルの接続
部にて互いに重なり合うように、各液晶パネルの接続部
側端面に設けられていることを特徴としている。
【0029】上記の構成によれば、各液晶パネルの接続
部側端面には、液晶パネル接続部にて互いに重なり合う
ように遮光部材がそれぞれ設けられている。これによ
り、液晶パネルの接続部側端面が微小にうねっている複
数の液晶パネルを隣接接続しても、液晶パネル間からの
光漏れを上記遮光部材によって確実に阻止することがで
きる。
【0030】つまり、液晶パネルは、たとえ加工精度に
優れたダイシング法によって切断されても、その切断端
面に微小なうねりを生じる。すると、複数の液晶パネル
を隣接接続する際に、液晶パネルの接続部側端面の凹部
同士あるいは凸部同士が隣接する場合が生じる。
【0031】ここで、従来では、液晶パネル接続部にて
頂点同士が接触するように、液晶パネルの接続部側端面
に遮光部材が設けられていたので、液晶パネルの接続部
側端面の凸部同士が隣接した箇所においては、上記遮光
部材で光漏れを阻止することはできていたが、凹部同士
が隣接した箇所においては、凸部同士が隣接した箇所に
おいて遮光部材の頂点同士が接触していることにより、
それ以上液晶パネル間の間隔が狭まらず、その結果、液
晶パネル間の隙間からの光漏れが生じていた。
【0032】しかし、上記構成によれば、液晶パネル接
続部では、遮光部材の頂点同士が接触するのではなく、
遮光部材自体が互いに重なり合うので、遮光部材が重な
り合う分だけ、隣接する液晶パネルの間隔が従来よりも
狭まる。そして、その結果、液晶パネルの接続部側端面
の凹部同士が隣接する箇所の隙間が、凹部に形成されて
いる遮光部材で完全に遮蔽されるようになる。
【0033】このように、上記構成によれば、液晶パネ
ルの接続部側端面の凹部同士あるいは凸部同士が隣接し
ても、その凹凸の高低差が遮光部材の交差領域で相殺さ
れ、凹部同士が隣接した箇所における隙間が遮蔽され
る。したがって、液晶パネルの接続部側端面にうねりが
生じている場合でも、液晶パネル接続部全域において光
漏れを確実に阻止することができる。
【0034】また、遮光部材を交差させることによっ
て、従来よりも隣接する液晶パネルの間隔を狭めること
ができるので、液晶パネルの接続幅で制約を受ける画素
ピッチを狭め、高解像度化の要求にも容易に対応するこ
とが可能となる。つまり、画面全体の解像度を、画素数
600×800のSVGA(super video graphics arr
ay)から画素数768×1024のXGA(extended v
ideo graphics array )へ容易に高めることができる。
【0035】請求項2の発明に係る液晶表示装置は、上
記の課題を解決するために、請求項1の構成において、
一方の液晶パネルの接続部側端面に設けられる遮光部材
は、上記液晶パネルの厚さ方向中央部よりも上方に位置
しており、他方の液晶パネルの接続部側端面に設けられ
る遮光部材は、上記液晶パネルの厚さ方向中央部よりも
下方に位置していることを特徴としている。
【0036】上記の構成によれば、複数の液晶パネルを
隣接接続した際に、液晶パネル接続部において、一方の
液晶パネルの厚さ方向中央部よりも上方に位置した遮光
部材と、他方の液晶パネルの厚さ方向中央部よりも下方
に位置した遮光部材とが互いに重なり合う。これによ
り、液晶パネルの接続部側端面の凸部同士が隣接する箇
所において上記両遮光部材が重なり合う分だけ、従来よ
りも液晶パネルの間隔が狭まる。そして、その結果、液
晶パネルの接続部側端面の凹部同士が隣接する箇所の隙
間が、凹部に形成された遮光部材で完全に遮蔽されるよ
うになる。したがって、液晶パネルの接続部側端面にう
ねりが生じている場合でも、液晶パネル接続部全域にお
いて光漏れを確実に阻止することができる。
【0037】請求項3の発明に係る液晶表示装置は、上
記の課題を解決するために、請求項1の構成において、
一方の液晶パネルの接続部側端面に設けられる遮光部材
は、上記液晶パネルの厚さ方向中央部よりも上方および
下方に位置しており、他方の液晶パネルの接続部側端面
に設けられる遮光部材は、上記液晶パネルの厚さ方向中
央部に位置していることを特徴としている。
【0038】上記の構成によれば、複数の液晶パネルを
隣接接続した際に、液晶パネル接続部において、液晶パ
ネルの厚さ方向中央部よりも上方および下方に位置した
遮光部材と、液晶パネルの厚さ方向中央部に位置した遮
光部材とが互いに重なり合う。これにより、液晶パネル
の接続部側端面の凸部同士が隣接する箇所において上記
両遮光部材が重なり合う分だけ、従来よりも液晶パネル
の間隔が狭まる。そして、その結果、液晶パネルの接続
部側端面の凹部同士が隣接する箇所の隙間が、凹部に形
成された遮光部材で完全に遮蔽されるようになる。した
がって、液晶パネルの接続部側端面にうねりが生じてい
る場合でも、液晶パネル接続部全域において光漏れを確
実に阻止することができる。
【0039】請求項4の発明に係る液晶表示装置は、上
記の課題を解決するために、請求項1ないし3のいずれ
かの構成において、上記遮光部材は、スクリーン印刷法
により形成されていることを特徴としている。
【0040】上記の構成によれば、スクリーン印刷法を
用いることにより、使用するメッシュ版の厚みでペース
トの厚み(液晶パネルの接続部端面からの遮光部材の高
さ)をコントロールすることができる。したがって、液
晶パネルの接続部側端面のうねり具合いに応じて、所望
の高さの遮光部材を容易に形成することができ、上記の
うねり具合いに応じた種々の対応が可能となる。
【0041】請求項5の発明に係る液晶表示装置は、上
記の課題を解決するために、請求項1ないし3のいずれ
かの構成において、上記遮光部材は、ディスペンス描画
法により形成されていることを特徴としている。
【0042】上記の構成によれば、ディスペンス描画法
を用いることにより、使用するペースト量を必要最小限
に抑えることができる。したがって、遮光部材を構成す
る材料の無駄を省き、装置の価格および製造コストの低
減を図ることができる。
【0043】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について図
1ないし図4に基づいて説明すれば、以下の通りであ
る。なお、本実施形態における液晶表示装置1(図6参
照)の構成は、液晶パネル2・2間において遮光部材2
1a・21bの配置位置が異なっている以外は従来と全
く同じである。したがって、以下では、主に遮光部材2
1a・21bについて説明する。
【0044】図1は、本実施形態のマルチパネル方式の
液晶表示装置1において、液晶パネル2・2の接続部1
2の断面を模式的に示したものである。液晶パネル2・
2の各接続部12側端面には、遮光部材21a・21b
がそれぞれ設けられている。上記遮光部材21aは、一
方の液晶パネル2の厚み方向中央部よりも上方に、つま
り、CF基板4寄りに位置している。また、上記遮光部
材21bは、他方の液晶パネル2の厚み方向中央部より
も下方に、つまり、TFT基板3寄りに位置している。
つまり、遮光部材21a・21bは、液晶パネル2・2
同士を隣接接続した際に、接続部12にて互いの頂点同
士が接触せず、遮光部材21a・21b自体が互いに重
なり合うように、液晶パネル2・2の各接続部12側端
面上に設けられている。図1に示す遮光膜21は、遮光
部材21a・21bが互いに重なり合ったものである。
【0045】上記遮光部材21a・21bは、カーボン
等の黒色顔料を含有した黒色シリコーンゴムで構成さ
れ、液晶パネル2・2の接続部12側端面から例えば高
さ約30μmとなる形状で、接続部12側端面の長辺方
向に沿って一軸状に設けられている。遮光部材21a・
21bの高さは、後述のように、液晶パネル2・2の切
断端面の面精度を考慮して決定されればよく、面精度が
20〜30μmの場合は約30μm程度が好適である。
また、黒色シリコーンゴムの母材としては、室温付近で
放置するだけで弾性体となる液状ゴムが好適であり、例
えば信越化学工業(株)製の一液型RTV(室温硬化
型)ゴムKE44等が挙げられる。
【0046】また、これら遮光部材21a・21bの形
成方法としては、メッシュ版を用いたスクリーン印刷法
や、ディスペンス描画法等がある。
【0047】スクリーン印刷法は、メッシュ版を通して
基板上に厚膜ペーストを塗り込んで厚膜パターンを形成
する方法であり、使用するメッシュ版の厚みでペースト
の塗布高さをコントロールできる長所を持つ。したがっ
て、このようなスクリーン印刷法を用いることにより、
液晶パネル2・2の各接続部12側端面のうねり具合い
(面精度)に応じて、所望の高さの遮光部材21a・2
1bを容易に形成することができ、上記のうねり具合い
に応じた種々の対応が可能となる。
【0048】一方、ディスペンス描画法は、ディスペン
サーノズルからペーストを吐出させて基板上に塗布する
方法であり、使用するペースト量を必要最小限に抑える
ことができる長所を持つ。したがって、このディスペン
ス描画法を用いて遮光部材21a・21bを形成するこ
とにより、遮光部材21a・21bを構成する材料の無
駄を省き、装置の価格および製造コストの低減を図るこ
とができる。ただし、この方法を用いる際には、描写後
のペーストの塗布高さを均一にするために、塗布面の凹
凸をリアルタイムで検出する塗布高さセンシング機構を
動作させる必要がある。
【0049】ところで、本実施形態における液晶表示装
置1は、表示領域の際が後述のようにそれぞれ切断され
た個々の液晶パネル2・2同士を、切断面を互いに対向
させて隣接接続したものである。したがって、継ぎ目部
分の画素ピッチを他の部分の画素ピッチに揃えるように
すれば、継ぎ目部分で違和感のない表示を実現すること
ができる。
【0050】本実施形態では、液晶パネル2の切断に、
ダイヤモンドブレードを用いたダイシング法を採用して
いる。このダイシング法は、ダイヤモンドスクライブに
よる分断法(ダイヤモンドスクライビング法)やレーザ
ースクライブによる分断法(レーザースクライビング
法)に比べて加工精度が優れているといった長所を持
ち、例えばシリコンウェハーからのLSIの切り出しな
ど、加工精度が要求される分断に広く利用されている。
表1は、このときのダイシング条件を示している。
【0051】
【表1】
【0052】なお、上記のダイヤモンドスクライビング
法とは、図4(a)に示すように、切断対象の基板表面
にダイヤモンド針で切断予定線を描き、この基板に機械
的な曲げ応力を加えて基板を分離する方法であり、加工
精度は数百μm程度である。一方、上記のレーザースク
ライビング法とは、図4(b)に示すように、基板表面
の切断予定線にレーザー光を照射して基板表面を溶融、
蒸発させ、溝穴を形成した後、基板に機械的な曲げ応力
を加えて基板を分離する方法であり、加工精度は百μm
程度である。
【0053】上記の構成において、厚さ2.2mmの液
晶パネル2を約60cmの長さにわたって切断すると、
加工精度に優れたダイシング法を用いても、従来と同
様、面精度が20〜30μmの切断端面に仕上がってし
まい、切断端面に微小なうねりが生じることになる。遮
光部材21a・21bは、そのような切断端面における
上述した位置に設けられている。
【0054】ここで、2枚の液晶パネル2・2を隣接接
続すると、液晶パネル2・2の接続部12では、従来の
ように遮光部材21a・21bの頂点同士が接触するの
ではなく、図2に示すように、遮光部材21a・21b
自体が互いに重なり合う。このため、遮光部材21a・
21bが重なり合う分だけ、隣接する液晶パネル2・2
の間隔が従来よりも狭くなり、凹部2b・2b同士が隣
接する箇所の隙間が、凹部2b・2bに形成されている
遮光部材21a・21bで完全に遮蔽されるようにな
る。
【0055】上記の構成によれば、液晶パネル2・2の
切断端面に微小なうねりが生じることによって、凹部2
b・2b同士あるいは凸部2a・2a同士が隣接して
も、その凹凸の高低差が遮光部材21a・21b同士の
交差によって相殺され、凹部2b・2b同士が隣接した
箇所における隙間が、遮光部材21a・21bによって
遮蔽される。したがって、液晶パネル2・2の接続部1
2側端面にうねりが生じている場合でも、接続部12全
域において光漏れを確実に阻止することができる。
【0056】実際に、このような遮光部材21a・21
bの形成された29型(約40cm×約60cm)の液
晶パネル2・2を隣接接続して40型(約80cm×約
60cm)のマルチパネル液晶表示装置を作成したとこ
ろ、左右両液晶パネル2・2の継ぎ目からの光漏れは全
く見られず、継ぎ目の目立たない表示品位の良好な液晶
表示装置を実現できた。
【0057】また、本実施形態のように、遮光部材21
a・21bを交差させることによって、隣接する液晶パ
ネル2・2の間隔を従来よりも狭めることができるの
で、液晶パネル2・2の接続幅で制約を受ける画素ピッ
チを狭め、高解像度化の要求にも容易に対応することが
可能となる。つまり、画面全体の解像度を、画素数60
0×800のSVGA(super video graphics array)
から画素数768×1024のXGA(extended video
graphics array )へ容易に高めることができる。
【0058】なお、液晶パネルの接続部にて互いに重な
るように各遮光部材を設ける構成であれば、遮光部材の
数および配置位置は本実施形態に特に限定されるわけで
はない。
【0059】例えば図3に示すように、一方の液晶パネ
ル2の接続部12側端面上で、上記液晶パネル2の厚さ
方向中央部よりも上方および下方位置に遮光部材31a
・31cをストライプ状に設け、他方の液晶パネル2の
接続部12側端面上で、上記液晶パネル2の厚さ方向中
央部に遮光部材31bを設ける構成であってもよい。こ
のとき、遮光部材31a・31b・31cの材料および
形成方法は、本実施形態と全く同じでよい。
【0060】この場合でも、液晶パネル2・2の接続部
12では、遮光部材31a・31b・31cが互いに重
なり合うので、それらが重なり合う分だけ液晶パネル2
・2の間隔が従来よりも狭まる。これにより、凹部2b
・2b同士が隣接した箇所における隙間が、遮光部材3
1a・31b・31cからなる遮光膜31にて遮蔽され
る。したがって、このような構成であっても、接続部1
2全域において光漏れを確実に阻止することができる。
【0061】実際に、このような遮光部材31a・31
b・31cの形成された29型(約40cm×約60c
m)の液晶パネル2・2を隣接接続して40型(約80
cm×約60cm)のマルチパネル液晶表示装置を作成
したところ、左右両液晶パネル2・2の継ぎ目からの光
漏れは全く見られず、継ぎ目の目立たない表示品位の良
好な液晶表示装置を実現できた。
【0062】なお、本実施形態では、互いに端面同士が
接続された液晶パネル2・2の片面のみに補強基板7を
貼り合わせた構造の液晶表示装置1について説明した
が、液晶パネル2・2の両面に補強基板7・7を貼り合
わせ、補強基板7・7で液晶パネル2・2を挟持した構
造の液晶表示装置にも、本発明を適用することができ
る。また、液晶パネル2を4枚あるいはそれ以上隣接接
続したマルチパネル表示方式の液晶表示装置にも、本発
明を適用することができるのは勿論のことである。
【0063】なお、本実施形態のように、液晶パネル2
・2の接続部12にて互いに重なり合うように、遮光部
材21a・21bまたは遮光部材31a・31b・31
cを設ける構成は、液晶表示装置1に限らず、PDP、
FED(Field Emission Display)等、他のフラットパ
ネルディスプレイを複数枚隣接接続して大画面化を成し
得る表示装置にも適用可能である。
【0064】
【発明の効果】請求項1の発明に係る液晶表示装置は、
以上のように、各遮光部材は、液晶パネルの接続部にて
互いに重なり合うように、各液晶パネルの接続部側端面
に設けられている構成である。
【0065】それゆえ、液晶パネル接続部では、遮光部
材の頂点同士が接触するのではなく、遮光部材自体が互
いに重なり合うので、遮光部材が重なり合う分だけ、隣
接する液晶パネルの間隔が従来よりも狭まる。そして、
その結果、液晶パネルの接続部側端面の凹部同士が隣接
する箇所の隙間が、凹部に形成されている遮光部材で完
全に遮蔽されるようになる。したがって、液晶パネルの
接続部側端面にうねりが生じている場合でも、液晶パネ
ル接続部全域において光漏れを確実に阻止することがで
きるという効果を奏する。
【0066】また、遮光部材を交差させることによっ
て、従来よりも隣接する液晶パネルの間隔を狭めること
ができるので、液晶パネルの接続幅で制約を受ける画素
ピッチを狭め、高解像度化の要求にも容易に対応するこ
とが可能となる。つまり、画面全体の解像度を、画素数
600×800のSVGAから画素数768×1024
のXGAへ容易に高めることができるという効果を併せ
て奏する。
【0067】請求項2の発明に係る液晶表示装置は、以
上のように、請求項1の構成において、一方の液晶パネ
ルの接続部側端面に設けられる遮光部材は、上記液晶パ
ネルの厚さ方向中央部よりも上方に位置しており、他方
の液晶パネルの接続部側端面に設けられる遮光部材は、
上記液晶パネルの厚さ方向中央部よりも下方に位置して
いる構成である。
【0068】それゆえ、液晶パネルの接続部側端面の凸
部同士が隣接する箇所において上記両遮光部材が重なり
合う分だけ、従来よりも液晶パネルの間隔が狭まる。そ
して、その結果、液晶パネルの接続部側端面の凹部同士
が隣接する箇所の隙間が、凹部に形成された遮光部材で
完全に遮蔽されるようになる。したがって、液晶パネル
の接続部側端面にうねりが生じている場合でも、液晶パ
ネル接続部全域において光漏れを確実に阻止することが
できるという請求項1の構成による効果と同様の効果を
奏する。
【0069】請求項3の発明に係る液晶表示装置は、以
上のように、請求項1の構成において、一方の液晶パネ
ルの接続部側端面に設けられる遮光部材は、上記液晶パ
ネルの厚さ方向中央部よりも上方および下方に位置して
おり、他方の液晶パネルの接続部側端面に設けられる遮
光部材は、上記液晶パネルの厚さ方向中央部に位置して
いる構成である。
【0070】それゆえ、液晶パネルの接続部側端面の凸
部同士が隣接する箇所において上記両遮光部材が重なり
合う分だけ、従来よりも液晶パネルの間隔が狭まる。そ
して、その結果、液晶パネルの接続部側端面の凹部同士
が隣接する箇所の隙間が、凹部に形成された遮光部材で
完全に遮蔽されるようになる。したがって、液晶パネル
の接続部側端面にうねりが生じている場合でも、液晶パ
ネル接続部全域において光漏れを確実に阻止することが
できるという請求項1の構成による効果と同様の効果を
奏する。
【0071】請求項4の発明に係る液晶表示装置は、以
上のように、請求項1ないし3のいずれかの構成におい
て、上記遮光部材は、スクリーン印刷法により形成され
ている構成である。
【0072】それゆえ、液晶パネルの接続部側端面のう
ねり具合いに応じて、所望の高さの遮光部材を容易に形
成することができるという効果を奏する。
【0073】請求項5の発明に係る液晶表示装置は、以
上のように、請求項1ないし3のいずれかの構成におい
て、上記遮光部材は、ディスペンス描画法により形成さ
れている構成である。
【0074】それゆえ、遮光部材を構成する材料の無駄
を省き、装置の価格および製造コストの低減を図ること
ができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液晶表示装置において、各液晶パ
ネルの接続部側端面に設けられた遮光部材の配置位置の
一例を示す断面図である。
【図2】上記接続部の平面図である。
【図3】上記液晶表示装置において、上記遮光部材の配
置位置の他の例を示す断面図である。
【図4】(a)は、ダイヤモンドスクライビング法によ
って基板を分離する様子を示す説明図であり、(b)
は、レーザースクライビング法によって基板を分離する
様子を示す説明図である。
【図5】従来のマルチパネル液晶表示装置の概略の構成
を示す平面図である。
【図6】上記液晶表示装置におけるX−X線矢視断面図
である。
【図7】(a)は、従来の遮光部材の配置位置を示すと
共に、2枚の液晶パネルを隣接接続する前の状態を示す
断面図であり、(b)は、上記液晶パネルを隣接接続し
た状態を示す断面図である。
【図8】(a)は、上記液晶パネルの切断端面を示す斜
視図であり、(b)は、上記液晶パネルを隣接接続した
液晶表示装置の平面図である。
【符号の説明】
1 液晶表示装置 2 液晶パネル 2a 凸部 2b 凹部 12 接続部 21a 遮光部材 21b 遮光部材 31a 遮光部材 31b 遮光部材 31c 遮光部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−70816(JP,A) 特開 昭62−124527(JP,A) 特開 昭59−206869(JP,A) 特開 平8−76075(JP,A) 特開 平8−76074(JP,A) 特開 平7−261160(JP,A) 特開 平1−217491(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/1333

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】隣接する液晶パネルの接続部からの光漏れ
    を阻止する遮光部材を上記接続部側端面に有する液晶パ
    ネルを複数個同一平面上で隣接接続することによって大
    画面表示を行う液晶表示装置において、 上記各遮光部材は、液晶パネルの接続部にて互いに重な
    り合うように、各液晶パネルの接続部側端面に設けられ
    ていることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】一方の液晶パネルの接続部側端面に設けら
    れる遮光部材は、上記液晶パネルの厚さ方向中央部より
    も上方に位置しており、他方の液晶パネルの接続部側端
    面に設けられる遮光部材は、上記液晶パネルの厚さ方向
    中央部よりも下方に位置していることを特徴とする請求
    項1に記載の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】一方の液晶パネルの接続部側端面に設けら
    れる遮光部材は、上記液晶パネルの厚さ方向中央部より
    も上方および下方に位置しており、他方の液晶パネルの
    接続部側端面に設けられる遮光部材は、上記液晶パネル
    の厚さ方向中央部に位置していることを特徴とする請求
    項1に記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】上記遮光部材は、スクリーン印刷法により
    形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のい
    ずれかに記載の液晶表示装置。
  5. 【請求項5】上記遮光部材は、ディスペンス描画法によ
    り形成されていることを特徴とする請求項1ないし3の
    いずれかに記載の液晶表示装置。
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