JPH10319413A - 平面ディスプレイ - Google Patents

平面ディスプレイ

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JPH10319413A
JPH10319413A JP10281098A JP10281098A JPH10319413A JP H10319413 A JPH10319413 A JP H10319413A JP 10281098 A JP10281098 A JP 10281098A JP 10281098 A JP10281098 A JP 10281098A JP H10319413 A JPH10319413 A JP H10319413A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶ディスプレイセルなどのノンアクティブ
領域上の場所しか占有しない高性能スペーサ素子を提供
する。 【解決手段】 平面ディスプレイの1つである液晶ディ
スプレイは2枚の基板を有し、一方の基板はアクティブ
開口領域34とノンアクティブ領域36とを有してい
る。2枚の基板の間にはスペーサ層があり、スペーサ層
は異方性形状と寸法を持つスペーサ54を有している。
異方性形状スペーサ機能部は基板のノンアクティブ領域
36内だけに形成される。スペーサ54が一方の基板上
に形成された後、基板を機械的にラビングする工程を経
て2枚の基板が貼り合わされ液晶ディスプレイセルが構
成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的には、ディ
スプレに関するものであり、より詳しくは、平面ディス
プレイ、例えば2枚の基板間に高性能のスペーサ層を備
えたアクティブマトリックス液晶ディスプレイセルに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】アクティブマトリックス液晶ディスプレ
イ(AM LCD)は背面投射モニターにおける投射素
子としての使用も含めて、多方面で使用されている。A
M LCDは、一般にアドレッシング要素と画素ITO
電極を有する背面ガラス層、液晶層、およびアドレッシ
ング要素と画素ITO電極を有する前面ガラス層を用い
て作られている。光がAM LCD内を一様に通過する
ためには、前面ガラス層と背面ガラス層の間のセル間隙
の間隔を一様に保たねばならない。セル間隙の間隔の一
様さを所定の公差内におさまるようにAM LCDを組
み立てるために、幾つかの慣用の方法が提供されてい
る。
【0003】図1は液晶ディスプレイセルを組み立てる
ための慣用の真空チャック法または真空プレス法の断面
図を示す。この方法では、真空チャック10が液晶ディ
スプレイセルの上に押付け力24を及ぼす。液晶ディス
プレイセルは、下部基板12、上部基板14、エポキシ
シールまたは他の形式の接着剤から作られたシール1
6、液晶材18、および不規則に配置された多くのスペ
ーサ20を有している。これらのスペーサ20は、一般
には、球状のガラス玉または円柱状の微小繊維であり、
周知のドライクラウド法または周知の溶剤散布法(solv
ent dispersed method)の手法を用いて、下部基板12
の上に不規則に配置されている。さらに、スペーサ20
の中には、シール16の中に配置されるものもある。液
晶ディスプレイセルは、可塑性樹脂(例えば登録商標
「サラン」ラップ)または撓みやすいプラスチックシー
ト22で覆われ、押付け力24が下部基板12と上部基
板14とを一緒に圧縮している間に、紫外線26によっ
てシール16を硬化させる。
【0004】図2は、前記の真空チャック法または真空
加圧法に類似した、液晶ディスプレイセルを組み立てる
ための慣用の真空密閉プラスチックバッグ法を示す。こ
の液晶ディスプレイセルは、下部基板12、上部基板1
4、シール16、液晶材18、および不規則に配置され
た多くのスペーサ20を有している。この方法では、真
空密閉プラスチックバッグ28が液晶ディスプレイセル
に押付け力24を及ぼす。シール16は、その形式に応
じて、紫外線または熱を用いて硬化される。
【0005】図3は、液晶ディスプレイセルを組み立て
るための慣用のバルーン法(balloon method)を示す。
この場合も、また、液晶ディスプレイセルは、下部基板
12、上部基板14、シール16、液晶材18、および
不規則に配置された多くのスペーサ20を有している。
バルーン30と熱チャックホットプレート32は液晶デ
ィスプレイセルに押付け力24を及ぼし、かつ、シール
16を硬化させる。従って、シール16は熱的に硬化さ
れる。一方、紫外線硬化のシールを用いる場合、熱チャ
ックホットプレート32をガラスで置き換え、液晶ディ
スプレイセルを紫外線で背面照射すれば良い。
【0006】前記真空チャック法、前記真空密閉プラス
チックバッグ法、または前記バルーン法のいずれかを用
いて組み立てられた液晶ディスプレイセルの平面図を図
4に示す。実際の画素数はもっと多いが、ここでは説明
を簡単にするため、単に9個の画素の配列を示す。液晶
ディスプレイセルは、スペーサ20によってアクティブ
開口領域34とノンアクティブ領域36とに分割され、
スペーサ20はアクティブ開口領域34とノンアクティ
ブ領域36の全域にわたって不規則に分布している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の慣用の方法によ
って、許容出来る公差内で一様なセル厚さを有する液晶
ディスプレイセルを製造することが出来る。しかし、ア
クティブ開口領域の大きさが小さくなるに従って、いく
つかの問題が発生する傾向がある。例えば、ある投影デ
ィスプレイにおいては、アクティブ開口領域34の寸法
は、スペーサ20と同じ程度になり得る。スペーサ20
がアクティブ開口領域34の上に重なったり、または領
域34上に載っている場合、その部分はアクティブ開口
領域34の約15%を占め、これは液晶ディスプレイセ
ルの性能を著しく低下させ、得られる画像の質も低下さ
せる。さらに、スペーサ20はその周りの液晶のプロフ
ァイル、つまり配向を乱し、これはさらに、得られる画
像の質を低下させる(すなわち、輝度とコントラストを
低下させる)。
【0008】不規則に配置されたスペーサ20は、図5
に示すように、シール16内のスペーサ20だけを残し
て、他を取り去ってしまう訳には行かない。なぜなら
ば、図5のように、押付け力24が、上部基板14に曲
げ変形を引き起こし、それは液晶ディスプレイセル全体
を変形させ、許容できない画像品質の低下をもたらす結
果になるからである。
【0009】参考のため紹介すると、例えば、「Improv
ed construction of Liquid Crystal Cells(液晶セル
構造の改良)」、Maltese他、Alta Frequenza、Vol.XL
VII、No.9、pp.664-667、Sept.1978、には、剛性の高
い構造を作るためプレート間に小面積のスペーサを分布
させた大型多重液晶パネルが開示されている。
【0010】同様に、1996年12月17日出願の米
国特許出願第08/767,652号には、スペーサ素
子を下部基板上に不規則に配置し、引き続いて、それら
のスペーサ素子をアクティブ領域から除去する少なくと
も一つの方法が開示されている。
【0011】上記課題を解決するために本発明はなさ
れ、液晶セルなどの平面ディスプレイにおいて表示に寄
与するアクティブ領域に、平面ディスプレイの基板間の
ギャップを一定に維持するためのスペーサが位置して表
示に悪影響を及ぼすことを防止するディスプレイ構成を
提案することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、平面ディスプレイのノンアクティブ領域
内に隠れ、かつ、平面ディスプレイのノンアクティブ領
域上の場所しか占有しないスペーサ素子を上記平面ディ
スプレイを構成する2枚の基板の内の少なくとも一方の
基板に作成する。
【0013】即ち、対向する2枚の基板の内の少なくと
も一方の基板が、アクティブ開口領域とノンアクティブ
領域を有し、前記2枚の基板の間にスペーサ層が設けら
れた平面ディスプレイであって、前記スペーサ層は、ス
ペーサ素子を構成する付着部とスペーサ機能部を含み、
前記スペーサ機能部は異方性形状を有し、前記付着部は
少なくとも前記ノンアクティブ領域の一部分を占め、か
つ、前記アクティブ開口領域のほぼ外側に位置するよう
に前記2枚の基板の少なくとも一方の基板に付着し、前
記スペーサ素子によって概ね等距離だけ互いに離間した
状態で前記2枚の基板が互いに貼り合わされていること
を特徴とする。
【0014】基板上に付着するようにして形成されたこ
のスペーサ素子は、また、液晶表示装セル(LCD)組
立時に施される激しい機械的ラビング工程に適応できる
ように、その主体部をなすスペーサ機能部が著しい異方
性形状にすることが好適である。また、スペーサ素子の
分布と総数は、正確に制御することができる。
【0015】スペーサ素子の位置決めは、フォトリソグ
ラフィ法技術を用いるマスク設計によって決定し、制御
することができる。さらに、該平面ディスプレイが液晶
セルである場合に、スペーサの存在による液晶セルの表
示欠陥部が液晶画面上に表示されたり、該液晶セルを投
影型ライトバルブとして用いた場合にスクリーン上に上
記表示欠陥部が投影されるのを避けるため、スペーサ素
子が液晶ディレクター場(director-field)に及ぼす影
響がノンアクティブ領域内に限定されるように、スペー
サを極めて細くすることが好適である。スペーサの厚さ
の精密な制御は、スピンコーティング法またはCVD技
術を用いて達成することができる。高性能スペーサは、
アクティブマトリックス基板、または、カバー基板上に
作ることができる。つまり、液晶セルにおいて、薄膜ト
ランジスタなどの能動素子が形成された基板、又はこの
基板と対向し、共通電極の形成されている基板上のいず
れに形成することもできる。
【0016】本発明のその他の目的、長所および顕著な
特徴は、好適な実施態様を開示している添付の図面と関
連してなされる詳細な説明を読むことによって、当業者
には明白になるであろう。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について図面を用いて説明する。なお、以下において
は、平面ディスプレイとして液晶ディスプレイを例に挙
げて説明する。
【0018】図6は、4個の画素配置を有する液晶ディ
スプレイセルの下部基板12を示す。画素の実際の数は
図示のものよりは多いほうが望ましい。従って、本発明
でも、もっと多数の画素を有している。本発明は、液晶
ディスプレイセルの組立体だけに限定されるものではな
く、電界放出ディスプレイ(FED)やエレクトロルミ
ネッセンスのように近接配置された下部基板12と上部
基板14とを備え、かつ、該2枚の基板の間隔が一様な
間隔に維持されるべき構成を有するいかなるディスプレ
イセルの組立体にも適用できる。
【0019】下部基板12は、アクティブ開口領域34
とノンアクティブ領域36とを有する。このノンアクテ
ィブ領域36は不透明であり、なるべく紫外線(UV)
領域の光を透過させないことが望ましい。下部基板12
は、ネガ型フォトレジストまたはネガ型UV硬化ポリイ
ミドの薄い皮膜でコーティングされることが望ましい。
薄膜の厚さは、約0.1μmから0.5μmの範囲にな
ければならない。最低でも、0.05μm以上、最大で
も1μm以下、なるべくなら、0.2μmが望ましい。
もしこの薄膜が厚すぎると、埋没の問題(filling prob
lem)を引き起こす。例えば、上記薄膜が厚すぎると、
通常薄膜の下方に形成された画素電極等に電圧を印加し
ても液晶層に好適な電圧を印加することができなくな
る。よってこの様な問題は、液晶のプロファイル(配
向)を乱すこととなる。
【0020】下部基板12をネガ型フォトレジストまた
はネガ型UV硬化ポリイミドの薄い皮膜でコーティング
した後、下部基板12のノンアクティブ領域36内にフ
ォトリソグラフィ法によって、スペーサ素子を形成す
る。なお、スペーサ素子は、ここでは、付着部及びスペ
ーサ機能部を備えるが、基板上にスペーサ素子が形成さ
れる場合、付着部は実質的には基板間を所定間隔だけ隔
てる高さを有するスペーサ機能部と一体である。上記方
法に代えてCVDによる酸化物、窒化物または、酸素/
窒化物、或いはこれらの組み合わせのような堆積誘電体
を用い、フォトリソグラフィ法によってスペーサ素子
(以下単にスペーサと示す)54を形成することもでき
る。本発明のスペーサは、アクティブ領域34の中に重
なり合うことはない。以下で検討するように、機械的ラ
ビング工程を含むLCD組立工程に耐えるため、スペー
サは異方性形状を有する。それらの形状は、また、それ
らが液晶ディレクター場におよぼす影響がノンアクティ
ブ領域36内に限定されるように、アクティブ領域34
の外側に配置されるように最適化される。スペーサの分
布と総数は、当業者には良く知られている周知のフォト
リソグラフィ法技術に対するマスク設計に基づいて、精
密に制御される。
【0021】図7は、マスクとネガ型フォトリアクティ
ブポリイミドを用いて形成することが可能な本発明のス
ペーサ54の側面図を示す。スペーサ54は、異方性形
状を有し、X方向(長軸ともいう)に沿う第1の辺56
と、Y方向(図7には図示せず)に沿う第2の辺58と
を有する。スペーサ54が異方性形状を有するという意
味は、Y方向の辺が短いのに対してX方向の辺が長いこ
とによる。スペーサ54は、なるべくならX方向には1
2μm、Y方向には4μmが望ましい。しかし、これら
の寸法はディスプレイの画素設計に応じて代えることが
できる。これにより、スペーサ54は、機械的ラビング
工程に耐えることができ、アクティブ領域34と干渉す
ることなく、ノンアクティブ領域36内に、スペーサ5
4を位置決めすることが可能になる。スペーサ54の位
置決めは、当業者には良く知られているマスク設計によ
って決定される。このマスク設計を制御することによっ
て、スペーサの分布と総数もまた制御することができ
る。さらに、例えば、液晶セルを投影型ライトバルブに
用いる場合に、表示の欠陥部がスクリーン上に投影され
てしまうのを避けるため、スペーサ54をこのスペーサ
54が液晶ディレクター場に及ぼす影響がノンアクティ
ブ領域36内にとどまるのに充分な寸法となるように作
成することができる。スペーサ54のZ方向の厚さは、
当業者には良く知られているスピンコーティング法また
はCVD技術によって精密に実現することができる。最
小のディスプレイ距離としては、光学的異方性Δnが
0.09〜0.1のLC材料に対しては、Z方向高さの
セル間隙が一般に5μm程度であることが要求される。
Z方向高さは、用いられるLCのΔn値に強く依存す
る。
【0022】図8は、第1の辺56と第2の辺58の間
に角部の辺60が設けられているスペーサ54の平面図
を示す。これにより、スペーサ54は、機械的ラビング
工程に耐え、液晶ディレクター場におけるそれらの影響
を制御することができるような形状を提供する。この角
部の辺60は、スペーサとアクティブ領域34が接近し
ていることによって引き起こされる従来技術の干渉問題
を解決する。図示はしていないけれども、角部の辺は円
弧状または曲線状であっても良い。
【0023】図9は、スペーサ54のX方向(長軸)に
沿って転動するローラ50を用いる慣用のLCDラビン
グ工程を示す。従来技術のスペーサと異なり、本発明の
スペーサは、それらのスペーサの有する異方性形状によ
って、このラビング工程に耐えることができる。従来技
術における柱状のスペーサはこのラビング工程によって
容易に破壊されてしまう。ラビング工程に続いて、完全
な液晶セルを形成するために、上述のような方法(例え
ば図1〜図3参照)を適用して上部基板14と下部基板
12とのシール作業等を行う。
【0024】スペーサの位置は、スペーサを選択的に位
置決めするのに用いられるマスク設計に依存する。図1
0(a)に示されているように、スペーサ54は、ノン
アクティブ領域36内に隠れ、従ってノンアクティブ領
域36内にのみ位置するように、LCDのデータ線57
と走査線59の交差部分に配置することができる。ま
た、その異方性形状のため、つまり、ノンアクティブ領
域36内にのみ選択的に位置する形状のため、スペーサ
54は、アクティブ領域34内には配置されない。ここ
で、図10(a)は、スペーサ54が各データ線57と
走査線59の交差部分に配置されている態様を示してい
る。また、図10(b)は、スペーサ54が4番目毎の
交差部分に配置されている態様を示している。更に、図
10(c)は、スペーサ54が基板12の全面にわたっ
て不規則に分布されている態様を示す。その他のマスク
設計の例としては、16個毎の交差部分または32個毎
の交差部分にスペーサを配置するものも考えられる。ま
た、上述したが、スペーサの分布と総数はマスク設計に
基づいて精密に制御することができる。理想的には、ス
ペーサ54の数は最適な光学性能を確保するように最少
にする。
【0025】説明と理解を容易にするため、4個のアク
ティブ領域34と1個のスペーサ素子がデータ線57と
走査線59の交差部分内に配置されている場合を図11
に示す。スペーサ54は、X方向(長軸)に沿った2個
の第1の辺56と、Y方向(短軸)に沿った2個の第2
の辺58と、これら第1と第2の辺に挟まれた角部の辺
60とを有する。スペーサのY方向の幅は、なるべくな
ら3〜5μmが望ましい。このような態様においては、
各角部の辺60は、各アクティブ領域34から少なくと
も1.5μmは離れて配置される。
【0026】この構造では、スペーサ54がネマティッ
クディレクター場に及ぼす影響は最小になる。例えば、
一般的な構成では、もし液晶分子がスペーサ20に接触
すると、スペーサ20上の表面力が液晶の配向を乱し、
図12に示されているように、液晶のTN配向構造がず
れてしまう。図12は、アクティブ領域34の一部が従
来技術のスペーサ20によって配向の乱れた乱配向領域
を含むことも有り得ることを示している。これに反し
て、本発明のスペーサ54は幅が狭く、かつ、異方性形
状を有するように作られているので、液晶ディレクター
場は、アクティブ画素領域34内でその最適なTN配向
状態を維持するのに充分ゆとりある距離があり、さら
に、LCD組立工程にも適応する。
【0027】上述の態様は、下部基板12上に作られた
スペーサ54に関連して記述しているが、スペーサ54
は上部基板14上に作られていてもよい。
【0028】上述の発明は好適な態様に関して記述して
いるが、他に多くの変更および変形が有り得る。そし
て、このような変更と変形の全ては特許請求の範囲で規
定している本発明の範囲に合致することが意図されてい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 液晶ディスプレイセルを組み立てるための方
法を説明する図である。
【図2】 液晶ディスプレイセルを組み立てるための別
の方法を説明する図である。
【図3】 液晶ディスプレイセルを組み立てるための更
に別の方法を説明する図である。
【図4】 図1〜図3に示されたいずれかの方法を用い
て組み立てられた液晶ディスプレイセルを示す平面概念
図である。
【図5】 液晶ディスプレイセルを組み立てるための更
に別の方法を説明する図である。
【図6】 下部基板の平面図である。
【図7】 本発明のスペーサ素子の1つの側面構成を示
す図である。
【図8】 本発明のスペーサ素子の1つの平面構成を示
す図である。
【図9】 本発明によるラビング工程を示す図である。
【図10】 スペーサ素子の各種の配置例を示す図であ
る。
【図11】 本発明に係る基板上のスペーサ素子の1つ
の平面の構成を示す図である。
【図12】 従来のスペーサを有し液晶の配向の乱れた
領域が存在する液晶ディスプレイセルを概念的に示す側
面図である。
【符号の説明】
10 真空チャック、12 下部基板、14 上部基
板、16 シール、18液晶材、22 プラスチックシ
ート、24 押付け力、26 紫外線、28真空密閉プ
ラスチックバッグ、30 バルーン、32 熱チャック
ホットプレート、34 アクティブ開口領域、36 ノ
ンアクティブ領域、50 ローラ、54 スペーサ、5
6 第1の辺、57 データ線、58 第2の辺、59
走査線、60 角部の辺。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する2枚の基板の内の少なくとも一
    方の基板が、アクティブ開口領域とノンアクティブ領域
    を有し、 前記2枚の基板の間にスペーサ層が設けられた平面ディ
    スプレイであって、 前記スペーサ層はスペーサ素子を構成する付着部とスペ
    ーサ機能部を含み、前記スペーサ機能部は異方性形状を
    有し、前記付着部は少なくとも前記ノンアクティブ領域
    の一部分を占め、かつ、前記アクティブ開口領域のほぼ
    外側に位置するように前記2枚の基板の少なくとも一方
    の基板に付着し、前記スペーサ素子によって概ね等距離
    だけ互いに離間した状態で前記2枚の基板が互いに貼り
    合わされていることを特徴とする平面ディスプレイ。
JP10281098A 1997-04-15 1998-04-14 平面ディスプレイ Expired - Lifetime JP4530437B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/842,586 1997-04-15
US08/842,586 US5978063A (en) 1997-04-15 1997-04-15 Smart spacers for active matrix liquid crystal projection light valves

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JP2009006064A Division JP2009104166A (ja) 1997-04-15 2009-01-14 ディスプレイセル及びその製造方法

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