JP3319973B2 - 摩擦分離部材を備えたシート給送装置 - Google Patents
摩擦分離部材を備えたシート給送装置Info
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- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
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Description
タ、普通紙ファクシミリ等の画像形成装置において、画
像が形成されるシートを画像形成部へと送り込むための
シート給送装置にかかり、特に積載されるシートの分離
を行うための摩擦分離部材を備えたシート給送装置に関
する。
クシミリ等においては、シート上に所望の画像を形成
し、これを装置外へと排出するようにしている。この場
合、シートを画像形成部へと自動給送、又は手差し給送
部より給送するようにしているため、多数のシートがト
レイやカセット等に設けた載置板上に積層載置され、そ
の積載されたシートが1枚ずつ分離され画像形成部へと
送り出されるようになっている。
原稿の画像を読取るために、原稿載置トレイ等に積層載
置されたシート原稿を1枚ずつ給送するためにも、上述
したような画像形成用のシートと同様のシート給送装置
が備えられている。
給送装置は、図14に示すような構造となっている。こ
の図14は、複写機等の給紙部に着脱可能に設けられる
給紙カセットを示すものである。この給紙カセット10
0は、筺体101内にシートの両側(両サイド)を規制
する規制板102及び給送方向におけるシートの後端を
規制する後端規制板103を備えている。これらの規制
板102,103は、シートのサイズに応じて位置付け
られるようになっている。
領域にシートが載置されるが、その載置部に載置板10
4が設けられている。該載置板104は、給送方向の対
する後端部分が、給紙カセット100の筺体101に回
転可能に支持部105にて軸支されている。これにより
載置板104は、給送方向の先端部分が上下方向に移動
(回動)するようになっている。
内のシートを給送するために、図15の断面図に示すよ
うに、載置板104は複写機本体側に設けられた押し上
げ部材106にて所定位置へと押し上げされる。その押
し上げらた部位には、積載されるシートPを送り出す呼
込ローラ107が配置されており、該呼込ローラ107
を介して送り出されたシートPは、次に給送ローラ10
8と分離ローラ109との作用により1枚給送が行われ
るようになっている。給紙カセット100の筺体101
の底部には、上述した押し上げ部材106にて載置板1
04が押し上げられようするために、開口部110が設
けられている。
おいては、給送指令が送られてくると、押し上げ部材1
06が載置板104を押し上げる。これにより、載置板
104上に載置されたシートPは、呼込ローラ107と
対向する位置(圧接する位置)に上昇され、呼込ローラ
107の回転により送り出される。この時、複数のシー
トPが給送ローラ108及び分離ローラ109の圧接部
に送り出されると、給送ローラ108と分離ローラ10
9にて最上部のシートPのみ1枚給送される。つまり、
分離ローラ109は、送り出し方向とは逆方向、又は給
送ローラ108が圧接された状態で従動回転可能であり
シートPの送り出し時には回転しないようなトルクリミ
ッタ等を介して回転するものである。そのため、最上部
シートより下部のシートの送りは、分離ローラ109に
て給送が阻止され、1枚給送が行われる。
載シートPが全て給送ローラ108方向へと呼込ローラ
107にて送り出されるのを阻止するために、通常載置
板104には摩擦分離部材111が設けられている。こ
の摩擦分離部材111は、上述した呼込ローラ107と
対応する位置に配置されており、載置板104表面に設
けられている。また、分離摩擦部材111は、必要に応
じて載置板104に埋め込まれた状態で固定されてい
る。そのため、摩擦分離部材111は、その表面が載置
板104より多少突出する状態に設けられている。
置板104が、給紙カセット100の筺体101の底板
にて兼用された構成されるものである。これは、呼込ロ
ーラ107が、載置板104に積載載置されるシートP
に圧接されるように上下移動するように設けられてい
る。従って、給送時には、載置されたシートPに対し
て、呼込ローラ107が下降し、最上部のシートPと圧
接した状態で送り出しを行う。この時、シートPは給送
ローラ108へと送り出されるのを容易にするために、
給紙カセット100の筺体101の給紙方前面112は
上方向に傾斜、つまり給送ローラ108方向に傾斜した
状態に設けられている。この給紙カセット100におい
ても、シートPが載置される筺体101の底板にて形成
される載置板104には摩擦分離部材111が埋設され
ている。
16に示すように載置板表面に設けらている摩擦分離部
材は、数千、数万枚のシートの給送動作により、シート
の重みや、呼込ローラ107との圧接作用により、摩擦
係数の低下、及び変形等が生じる。これにより、給送ロ
ーラ108側へと多量のシート束が一度に呼込ローラ1
07の作用にて送り出される。これにより、給送ローラ
108と分離ローラ109との圧接部に多量のシートが
介在され給送不良、特に詰まりや、給送不能状態に陥
る。
1を定期的に交換する必要があった。例えば、規定枚数
のシート給送を行った後に、複写機本体側より交換のメ
ッセイジ等をユーザに報知するようにしている。しか
し、該メッセイジによりユーザ側での交換が非常に面倒
であるのが現状である。そのため、サービスマンを呼
び、交換を行ってもらっている。
4等に図16に示すように埋設されているため、載置板
104より除去する作業が非常に面倒であった。特に、
摩擦分離部材111は、載置板104に強力に貼り付け
られているため、その剥離等が面倒になる。また、剥離
時に摩擦分離部材111が部分的に破れる等して、部分
的に摩擦分離部材111が取り付け位置に残ることがあ
る。そのため、次に新しい摩擦分離部材111を貼り付
ければ、部分的に残った摩擦分離部材にて、その表面に
凹凸が形成され給送不良が生じる原因にもなる。
が載置される載置板に設けられる摩擦分離部材の交換作
業を簡単にしてなるシート給送装置を提供することを目
的とする。
離を簡単にすると同時に、その取り付けをも簡単にする
ことにある。
成するためのシート給送装置は、送り出すためのシート
が積載載置される載置板に、給送手段にて積載シートが
一度に給送されるのを阻止すべく摩擦分離部材を設けな
るシート給送装置において、上記摩擦分離部材を固定し
上記載置板の適所に保持されるシート状の支持体を設
け、該支持体には上記載置板に保持されることなく自由
端となる把持領域を設けたことを特徴とする。
は直接載置板に貼り付けられるものではなく、該摩擦分
離部材を固定してなるシート状の支持体を介して載置板
上に保持されている。そして、シート状の支持体には載
置板に保持されない自由端となる把持領域が設けられて
いるため、該把持領域を指等にて摘まみ(把持し)、支
持体を載置板より剥がすことができる。
て、より具体的には、例えば図5に示すようにシート状
の支持体(71)に固定されている摩擦分離部材(7
0)を設ける載置板(61)の部分に該摩擦分離部材を
埋設する凹部(69)を形成し、該凹部には自由端とな
る把持領域(71a)が位置するスペース部分(69
b)を合わせて設ける。このように構成することで、指
等を凹部のスペース部分(69b)に挿入でき把持領域
(71a)を容易に把持でき、よってシート状支持体
(71)を凹部69より剥がすことができる。また、摩
擦分離部材の取り付けにおいても、該摩擦分離部材を固
定したシート状支持体(71)を凹部(69)に接着剤
(72)を介して接着保持させることができる。この場
合、凹部(69)が位置決めとなって摩擦分離部材を簡
単に取り付けることができる。また、凹部に摩擦分離部
材(70)が埋設されていようとも、上述したようにシ
ート状支持体71を把持領域を把持して簡単に除去でき
る。
例えば図5に示すように凹部(69)には、摩擦分離部
材(70)を設ける領域(69a)と自由端となる把持
領域(71a)が位置する領域(69b)とを区分する
ように凸部(69c)を形成しておけば、該凸部(69
c)より把持領域を浮き上がられるように位置付けるこ
とができる。これにより、把持領域を容易に把持でき、
取り外し作業がより簡単になる。
図7乃至図9に示すようにシート状の支持体(71)の
把持領域(71a)が位置する部分に貫通孔(69d)
を形成するようにしておくと、該貫通孔にて把持領域を
容易に把持できる。そして、把持領域(71a)の先端
の移動を規制するために、凹部又は載置板(61)裏面
に接着保持するようにしておけば、自由端である把持領
域の移動が規制され、給送領域へと把持領域が突出する
ことはなくなる。そのため、把持領域が給送の際に、給
送作用を阻害することがなくなる。
シート給送装置は、送り出すためのシートが積載載置さ
れる載置板に、給送手段にて積載シートが一度に給送さ
れるのを阻止すべく摩擦分離部材を設けなるシート給送
装置において、上記摩擦分離部材を固定し上記載置板の
適所に保持されるシート状の支持体を設け、該支持体に
は上記載置板に保持されることなく自由端となる把持領
域を設けており、該シート状の支持体をシートの給送方
向に沿って送り出されたシートをさらに給送する手段近
傍まで延長し、該延長した先端部分を把持領域として構
成したことを特徴とする。
摩擦分離部材(70)を固定してなるシート状の支持体
(71)の先端を給送方向に延長させ、送り出されたシ
ートをさらに給送する給送ローラ(68)の圧接領域へ
とシートを案内する役割を果たすことができる。
より具体的な構成は、上記シート状の支持体(71)の
延長される部分を送り出されるシートを案内する前面
(67)に設けた突出リブ間の谷間(74)に保持させ
ることで、支持体(71)の保持領域が長くなり、給送
動作を行っている時に摩擦分離部材が剥がれることがな
くなる。また、シートを案内する突出リブ間に保持でき
るため、保持部を載置板に別途設ける必要もなくなる。
ト給送装置は、送り出すためのシートが積載載置される
載置板に、給送手段にて積載シートが一度に給送される
のを阻止すべく摩擦分離部材を設けなるシート給送装置
において、上記摩擦分離部材を固定し上記載置板の適所
に保持されるシート状の支持体を設け、該支持体を給送
方向に延長させ上記載置板先端より折り返し載置板裏面
においても保持させ、該延長した先端を載置板に保持さ
れることなく自由端となる把持領域を構成したことを特
徴とする。
に示すように載置板(61a)が回転可能に支持される
ような構成の場合、シート状支持体(71)の把持領域
(71a)が自由端であるため給紙領域に位置すること
が考えられるが、シート状支持体は載置板の先端より折
り返された裏面にも保持されるため、自由端である把持
領域が何ら給送域へと位置する危険性がなくなる。ま
た、シート状支持体の保持範囲を広く(長く)でき、よ
って摩擦分離部材の給送動作時に剥離を無くすことが可
能となる。
シート状の支持体を載置板より折り返す載置板先端部分
に図13に示すように凹み(76)を設けることで、載
置板61がフラットな位置に摩擦分離部材(70)を設
けるような場合の目印、及び位置決めとなる。また、凹
みによりシート状支持体を押し返し載置板の裏面に容易
に保持させることもできる。
下に図面に従って説明する。
する給紙カセットの構造を示す斜視図であって、図2は
シート給送装置における呼込ローラ及び給送ローラ等を
含めた給送部分を示す斜視図、図3は図2の断面図を示
している。また、図4は図1に示すシート給送装置を構
成する給紙カセットを備える画像形成装置の一例として
デジタル複写機の内部構造を示す断面図である。
形態を説明する前に、図4に示す本発明のシート給送装
置等が備えられるデジタル複写機について説明する。本
発明のシート給送装置は、複写機にのみ適用できるもの
でなく、プリンタ等のシート給送部、複写機やファクシ
ミリ等の原稿のシート給送部等にそのまま適用できるこ
とは勿論である。
部にシート原稿を自動的に給送制御するための原稿自動
送り装置1、下部に原稿自動送り装置1にて給送されて
くるシート原稿、または透明原稿台に載置される原稿の
画像を読取る読取装置(スキャナ)2、さらに下部にス
キャナにて読み取った画像を光学的に走査するレーザ走
査装置30、およびレーザ走査装置30にて走査される
光画像を可視像化のために再生する画像形成部31から
なる画像形成装置3を備えている。
に回転される感光体32、感光体表面を均一に帯電させ
る帯電器33、上記レーザ走査装置を介して原稿に応じ
た読取像を露光した後に形成された静電潜像を現像する
現像装置34、後に説明するシート給送装置より送り込
まれたシートに感光体上に形成されたトナー画像を転写
するための転写器35、及び転写後に残留するトナーを
除去するクリーニング装置36等を備えている。
射するためのレーザ走査装置30は、従来周知のもので
あって、特に半導体レーザ、及び該レーザを画像データ
に応じてON−OFF駆動する駆動部、半導体レーザ照
射される光ビームを所定の位置へと偏向する偏光器、さ
らにレーザビーム光を感光体32へと照射するために、
ビーム光を絞る各種レンズ等にて構成されている。
るためのスキャナ2は、原稿台21の下部に配置され原
稿を光照射する露光ランプ22、原稿からの反射光を適
宜反射するミラー23、24及び25からなる光学系
と、原稿からの反射光を結像させるレンズ26及び、該
レンズ26の結像位置に配置され画像を読取るCCD2
7等から構成されている。ミラー23及び露光ランプ2
2は、原稿台21に沿って一定速度で走行駆動され、ま
たミラー24及び25からなる第2の走査部を上記一定
速度の1/2の速度で同一方向に走行させることで、原
稿の画像をCCD素子27にライン毎に順次結像してい
く。これによりCCD素子27より光電変換された画像
信号、つまり読取信号がライン毎に出力される。
稿を載置するために、該原稿台21上部に原稿自動送り
装置1が設けられている。該原稿自動送り装置1は、シ
ート原稿を載置する原稿載置トレイ11、原稿載置トレ
イ11上のシート原稿を給送する給送部12、原稿台2
1に対応して設けられて上記給送部12から給送される
シートを原稿台21の規定位置にセットする搬送ベルト
13、画像の読取りが終わったシート原稿を反転して排
出する排出部14、排出されるシート原稿を載置トレイ
11に下部に形成されている排出トレイ16へと送り出
す排出ローラ15等から構成されている。この原稿自動
送り装置1は、原稿台21に対して開放可能に設けられ
ており、シート原稿の自動搬送を行うことなく、ブック
等の原稿の画像を読取るために、手動にて原稿が原稿台
21に載置できるように開放可能に設けられている。
おいて、例えば原稿自動送り装置1によりシート原稿が
原稿台21にセットされると、スキャナ2が原稿の画像
を読取るための走査を行う。この読取走査により画像が
読取られ、該読取られた画像データがレーザ走査装置3
0を介して、帯電器33にて均一に帯電された感光体3
2表面に照射される。これにより、原稿画像に応じた静
電潜像が感光体32表面に形成される。この静電潜像
は、次の現像装置34にて現像され、着色剤であるトナ
ーが付着され可視像化される。
シート給送装置から適宜給送されてくるシートに、転写
器35の作用により転写される。シートは、事前にレジ
ストローラ37の位置まで搬送されており、感光体32
の回転位置に同期したタイミングでレジストローラ37
を介して転写器35と対向する転写位置(画像形成位
置)へと送り込まれる。
され、吸引搬送ベルト38を介して加熱定着ローラ39
へと送り込まれる。この加熱定着ローラ39を通過する
ことで、シート上に形成されたトナー画像は永久像とし
て定着される。その後に、複写機外に排出される。複写
機本体の排出位置には、例えば排出されるシートを必要
に応じて分配するソータ40が着脱可能に設けられてい
る。該ソータ40は従来より周知のものでって、シート
の分配を行わない場合には、最上部の排出トレイ41へ
とシートを排出する。また、分配排出を行う場合には、
排出トレイ41下部に多数積層されるように配置されて
いる分配トレイ42へとシートを案内排出する。
を送り込むための本発明によるシート給送装置について
説明する。
配置され、該本体より着脱可能(特に図面の前方向に引
き出し可能)に設けられた給紙カセット50、複写機本
体の右側に突出するようにして配置されている手差し給
紙部51、及び一旦画像を形成したシートを再度画像形
成位置へと再搬送するための画像形成部31と給紙カセ
ット50との間に配置されてなる中間給送装置52等が
ある。
を経て送り出されるシートを排出部より分岐する切換爪
43にて送り方向を分岐される分岐路44と連通されて
いる。分岐路44は、そのままシートを搬送する直進搬
送路45を経て、画像形成位置へと通じる搬送路46に
通じている。この直進搬送通路45には、シートを反対
方向へと送る給送ローラ47、該給送ローラ47にて送
られるシートを反転搬送する反転部48、さらに反転部
48を経由したシートを上述した搬送路46に通じる反
転搬送路49を備えて構成されている。
一面に再度画像形成を行う場合に、そのまま直進搬送路
45を経由され搬送路46へとシートを送り出す。ま
た、シートの反対面に画像を形成する場合には、一旦シ
ートを直進搬送路45へと案内し、その後に給送ローラ
47にてシートの送り方向を反転させ、反転路48及び
反転搬送路49を経て搬送路46へと送り出しようにし
ている。
を再度形成する場合には、定着ローラ39を経て送り出
されるシートは、切換爪43の作用により分岐路44へ
と送り込まれ、この分岐路44より直進搬送路45又は
反転搬送路49を経由して搬送路46へと送り出され
る。
形成したシートを一時的に収容する中間トレイ等を備え
るものもある。この場合、その中間トレイに対応して上
記搬送路46へとシートを送り込む給送部が設けられて
いる。
を積載する給送トレイ53、該給送トレイ53に載置さ
れたシートに送り出すために対応して設けられた呼込ロ
ーラ及び送り出さたシートを1枚給送する給送ローラ及
び分離ローラ(図示せず)等からなる給送手段を設けて
いる。この給送ローラ及び分離ローラを経由して給送さ
れるシートは、上述したレジストローラ37へと送り込
まれる。その送り込まれる途中には搬送ローラ54及び
搬送されてくるシートを検知する検知レバー56が配置
されている。
に対して図4において前面に引き出し、又は奥側に装着
可能に設けられている。この給紙カセット50は、複写
機本体側には、設けられている呼込ローラ56、該呼込
ローラ56にて送り出されるシートを搬送路46へと給
送する給送ローラ58、該給送ローラ58にて適当な圧
力により圧接されて設けられた分離ローラ59とを備え
てた給送手段を含めてシート給送装置5を構成してい
る。なお、手差し給紙部51は、給送トレイ53及び図
示していない呼込ローラ、給送ローラ、分離ローラ等か
らシート給送装置が構成される。
明のシート給送装置5の詳細を、図4に示した給紙カセ
ット50を有する自動給紙部を例に説明する。その詳細
は図1に示されているように、給紙カセット50には、
シートを載置収容する筺体60を有し、該筺体60の底
板が載置板61として構成されており、該載置板61上
にシートPの給送方向と直交する幅方向のシート両側を
規制する規制板62、及び給送方向におけるシート後端
を規制する後端規制板63とを備えている。規制板62
は、シートの幅に応じて幅方向に移動可能に設けられて
いる。そして、後端規制板63は、シートの給送方向後
端をサイズに応じて位置決めするために着脱可能に設け
られ、後端を規制する位置に装着される。
われる領域には、シートが収容され、シート両側及び後
端が規制される。この規制板62及び後端規制板63に
て囲われるシート収納スペースは、収納するシートサイ
ズに応じたものであって、そのサイズを示すため、給紙
カセット60の装着方向の奥側、つまり図1においては
手前にシート収容サイズを示す非検知部64が設けられ
ている。この非検知部64にて収容されるシートのサイ
ズに応じて着脱される非検知体65が設けられている。
この非検知部64に対して複写機本体側には、着脱され
る非検知体65に対応した検知部(マイクロスイッチ
等)が配置されている。従って、非検知体64が装着さ
れた部分の検知部が動作し、収容されるシートのサイズ
を検知することができる。
には引き出し可能にするためのガイド部66が設けられ
ており、複写機本体側に設けられたガイドレール上をス
ライドするように設けられている。この構成は周知のも
のを利用すればよく、詳細は省略する。
送方向前面67は、図3の断面図に示すように給送ロー
ラ58と分離ローラ59との圧接部へと送り込まれるよ
うに上傾斜状態に設けられている。この前面67の表面
には図に示すように複数の突出リブが形成されており、
該リブにてシートPの接触抵抗を小さくしている。傾斜
状の前面67に対応する筺体60の載置板61には、載
置されるシートPの有無を検知する検知片68が設けら
れている。この検知片68は、シートPが載置されるこ
とで押下され、シートPが載置されたことを検知するス
イッチを動作させる。
にかかる摩擦分離部材を貼り付ける(装着する)ための
凹部69が形成されており、該凹部69に本発明にかか
る摩擦分離部材70が設けられている。この凹部69
は、摩擦分離部材70を簡単に除去できるようにユーザ
等の指が挿入できるスペース部と、摩擦分離部材70を
取り付けるためのスペース部とが設けられている。
ように給紙カセット50のシート給送方向先端部分に対
応して配置されている呼込ローラ57と対応する位置関
係に設けられている。この摩擦分離部材70は、該摩擦
分離部材70を取り去り易くするために、引き剥がし用
の可撓性シート状支持体71上に設けられている。この
可撓性シート状支持体71には、指等にて把持できる把
持部71aが備えたられており、該把持部71aが、上
述した凹部69の指等が挿入できるスペース部に対応し
て位置付けられるよになっている。
材、スポンジ等の変形可能な部材70aにシートPと接
する表面が摩擦係数の比較的に大きい部材70bを貼り
合わせて構成されている。なお、摩擦分離部材70は、
直接摩擦部材70bを上記可撓性シート状支持体71に
固着して設けてもよい。
を図5を参照に、本発明による第1の実施形態を、さら
に説明する。図5(a)において筺体60の呼込ローラ
57と対向する載置板61に位置関係に設けられた凹部
69は、図に示すように摩擦分離部材70bを埋設する
ためのスペース部69aと、可撓性のシート状支持体7
1の把持部71aが位置する第2のスペース部69bと
で構成されている。このスペース39aと第2のスペー
ス部69bとの間に、両スペース領域を区分するように
凸部69cを形成している。この凸部69cは、その突
端が載置板61の平面(表面)より突出することなく、
凹部69の内部になるように形成されている。
5(b)に示すように、凹部69の特に摩擦分離部材7
0を設けるスペース部69a及び凸部69cには可撓性
のシート状支持体71を貼り付けるための接着剤72が
塗布されている。この接着剤72は、可撓性シート状支
持体71を載置板62に保持させるために設けられたも
のであって、スペース部69aに塗布されるものでな
く、可撓性のシート状支持体71に貼り付けられた両面
接着剤等にて形成されていてもよい。
されると、図3に示すように呼込ローラ57が載置板6
1上に積載載置されたシートPの最上部に圧接さるよう
に降下する。そして、呼込ローラ57の回転により最上
部シートPが送り出される。この時、載置板61上の摩
擦分離部材70にて積載されたシートPの束毎、呼込ロ
ーラ57にて給送ローラ58へと送り出されるのを阻止
され、最上部シートPが送り出される。この時、複数の
シートPが給送ローラ58へと送り出されると、下層の
シートPは分離ローラ59の作用により送りが阻止さ
れ、最上部の1枚のシートPのみ給送されることにな
る。
擦分離部材70の作用効果が低下してくれば、該摩擦分
離部材70の交換を行うように指示がなされる。これに
より、ユーザやサービスマンが、給紙カセット50を複
写機本体より引き出し、載置板61上に載置されている
シートPが存在すれば、該シートPを取り去る。そし
て、露出された摩擦分離部材70を剥がすために、図5
(b)に示す如く、凹部69の第2スペース部69bに
挿入し、可撓性シート状支持体71の把持部71aを把
持し(つまみ)、該支持体71を凹部69のスペース部
69aより引き剥がす。この時、把持部71aは、第2
のスペース部69bに接着剤等にて貼り付けられていな
いため、指等にて容易に把持でき、よって可撓性のシー
ト状支持体71を凹部69のスペース部69aより引き
剥がすことができる。
スペース部69bとを区分するように設けられている凸
部69cが傾斜状に設けられているため、支持体71の
剥がし作業がより容易になる。しかも、凸部69cを設
けて支持体71の把持部71aを第2スペース部69b
に浮かした状態で設けることができるため、把持部71
aを簡単に把持できる。
れば、該支持体71に設けられている摩擦分離部材70
が除去される。そして、新しい摩擦分離部材70が固定
されている可撓性のシート状支持体71を凹部69のス
ペース部69aに貼り付ければよい。この場合、接着剤
72が粘着性の再利用可能なものであれば、接着剤72
を塗布する必要はなくなる。しかし、接着剤72が固化
するものであれば、当然接着剤72を溶剤等を用いて除
去し、新たに接着剤72を塗布する。なお、接着剤72
が予め可撓性のシート状支持体71裏面側に設けられて
おり、シート状支持体71の引き剥がしと同時に除去さ
れる場合には、そのまま接着剤72が設けられたシート
状支持体71を凹部69のスペース部69aに貼り付け
保持させればよい。接着剤72は両面テープ等を利用す
ることもできる。
交換作業が非常に簡単になり、サービスマンだけでな
く、ユーザ側でも簡単に交換できる。
ことはなく、図6に示すようなものであってもよい。つ
まり、図6(a)に示すものは、凹部69のスペース部
分を区分するものではなく、同一のスペース部を設けて
凹部69を構成したものである。そのため、図6(a)
のA−A線の断面図を図6(b)に示すように、凹部6
9の底面に、摩擦分離部材70と対向する部分に接着剤
72が設けられ、シート状支持体71が接着保持されて
いる。そして、可撓性シート状支持体71の把持部71
aは接着されることなく、凹部69の底面に載置された
状態となっている。
70が存在しない凹部69に挿入し、可撓性のシート状
支持体71の把持部71aを撓ませ簡単に把持すること
ができる。そして、該シート状支持体71を凹部69よ
り簡単に引き剥がすことができる。この除去後の摩擦分
離部材70の取り付けについては、上述に説明した通り
である。
1の引き剥がし操作をより簡単にした形態を示してい
る。これは、図7(a)に示すように摩擦分離部材70
を設ける凹部69に、可撓性シート状支持体71の把持
部71aと対応する部分に貫通孔69dを設けたもので
ある。そのため、図7(a)のA−A線の断面図を図7
(b)に示すように、貫通孔69dに対応して位置する
可撓性のシート状支持体71の把持部71aを簡単に指
等にて挟持できる。従って、可撓性のシート状支持体7
1の引き剥がし作業がより簡単になる。
の把持部71aは自由端であり、変形等によりシートP
の載置面より突出することが考えられる。通常は、該シ
ート状支持体71は、シート給送を阻害することのない
非摩擦部材等にて形成されている。しかし、給送される
シートPに引っ掛かり、給送不良が心配となる場合に
は、図8に示すように、把持部71aをさらに長くし、
その先端71bを自由端とせずに、載置板62の裏面に
接着剤73を用いて接着固定しておく。
71aが給送面に突出するようなことはなくなり、給送
作用を阻害することがなくなる。また、摩擦分離部材7
0の交換を行う時には、把持部71aの先端71bを載
置板62の裏面より取り外し、把持部71aを持って簡
単にシート状支持体71を除去できる。この場合、把持
部71aが長くなる分、シート状支持体71の剥離作業
が簡単になる。また、把持部71aの先端71bは、自
由端とならいようにするために、強力な接着剤ではな
く、粘着剤73等にて接着保持させるようにしてもよ
い。これであれば、簡単に先端71bの除去を行える。
ものであって、シート状支持体71の把持部71bの自
由端となる先端71bを接着保持する別の形態を示して
いる。つまり、把持部71aと対応する貫通孔69dに
隣接させて接着保持する段部69eを凹部96内に設け
ている。この段部69eに把持部71aの先端71bを
接着剤73にて接着保持している。この形態においても
同様に、把持部71aの自由が規制されており、よって
給送面に先端71bが突出して給送不良等を生じさせる
要因を皆無にできる。
においては、特に給紙カセット50を構成する筺体60
の底面を載置板61として構成したものである。そし
て、載置板61に摩擦分離部材70を埋設する凹部69
を設け、該凹部69に可撓性のシート状支持体71を接
着剤72を介して貼り付け保持させている。この場合、
上記凹部69にシート状支持体71の把持部71aを設
ける領域を設けている。そのため、横方向、つまりシー
トの幅方向に把持部71aを設ける領域を設ける必要が
ある。
9に把持部71aを設ける領域(第2スペース部)を設
けることがでない場合もある。例えば、載置板61上に
載置されるシートPの存在を検知する検知片68を設け
ている場合に、そのスペース等が存在しないことがあ
る。
た摩擦分離部材70を設ける凹部69の第2スペース部
69bに対応する領域をシートPの給送方向に設けるこ
ともできる。従って、図5乃至図9に示した各形態にお
いては、把持部71aを設ける領域をシートPの幅方向
に設けているが、これをシートPの給送方向に沿って設
ければ、シートPの幅方向にスペース的な余裕がない場
合に有効となる。
0の筺体60の給送方向前面67は、傾斜状に形成され
ており、その前面67表面にシートPの案内する時に抵
抗を小さくするために複数の突出リブ67aを設けてい
る。その突出リブ67aの谷間74に摩擦分離部材70
を固定してなる可撓性のシート状支持体71の把持部7
1aを保持するようにしている。
擦分離部材70を設けた可撓性のシート状支持体71
は、呼込ローラ57と対応する部分に設けた凹部69に
接着剤72を介して接着固定されている。そして、可撓
性のシート状支持体71は、給送方向に沿って、給紙カ
セット50を構成する筺体60の前面67の突出リブ6
7a間の谷間74(凹部)の部分まで延長され、その先
端が給送ローラ58及び分離ローラ59の圧接領域付近
まで伸びている。特に、シート状支持体71は、上記谷
間74の前面67にも接着剤72を介して接着保持され
ている。そして、可撓性のシート状支持体71の先端
は、前面67より突出し自由端となり、これが把持部7
1aとして構成されている。
向、特に筺体60の前面67の部分にも接着剤72を介
して接着保持されているため、シート状支持体71の接
着状態が凹部69の部分のみでなく広範囲において接着
保持されているため、その状態が良好に保たれる。
7の下降により最上部のシートPと圧接し、シートPの
送り出しを行う。この時、摩擦分離部材70が積載され
たシートPの束を載置板61上に保持させ、最上部シー
トPが呼込ローラ57の回転により送り出される。そし
て、そのシートPは、前面67の傾斜面を突出リブ76
aにて案内され上昇するようにして給送ローラ58及び
分離ローラ59の圧接部へと送り込まれる。
してなるシート状支持体71の把持部71aが延長さ
れ、その把持部71aに案内され上記ローラ間の圧接部
へと送り込まれる。その結果、上記把持部71aは、シ
ートPの案内用のガイドの役割を果たすことにもなる。
より摩擦係数の低下により給送不要が多発する前に、摩
擦分離部材70の交換が行われる。これは、自由端であ
る把持部71aを挟持し、可撓性のシート状支持体71
を接着面より剥がす。そして、新しい摩擦分離部材70
を固定してなる可撓性のシート状支持体71を、先に保
持されている位置に接着保持させる。この接着保持は、
第1の実施形態において説明した通りある。
いては、給紙カセット50の筺体60内にシートPを収
容するために、筺体60の底板を載置板61に摩擦分離
部材70を埋設するための凹部69を設けている。つま
り、載置板61を樹脂等にて筺体60にて一体成型で
き、凹部69を簡単に形成できると共に、凹部を形成す
るスペース特に厚さを有している。
ット100(50)の筺体101(60)内に回転可能
に支持されてなる載置板104(61)においては、凹
部を設ける余裕がない。つまり、回転する載置板104
は、金属製の薄い板にて形成されており、凹部69を設
けることはできない。
ット50内に回転可能に設けられるように成した載置板
61aにおいては、その先端付近、特に呼込ローラ57
と対応する領域に平面を低く形成した段部75を設け、
その段部75に、摩擦分離部材70を固定してなる可撓
性のシート状支持体70を接着剤72を介して接着保持
させている。
図12(a)のA−A線の断面図が図12(b)に示さ
れているように、段部75の裏面にまで接着剤72にて
接着保持されており、その先端、つまり把持部71aは
自由端となり接着保持されていない。この把持部71a
は、図に示すように載置板61aの裏面に位置している
ため、載置されるシートPの給送作用を阻害することは
全くない。また、シート状支持体71は、裏面まで接着
保持されているため、給送動作により容易に剥がれるこ
ともなく、摩擦分離部材70が所定位置に保持される。
段部75を設けることなく、載置板61aの表面に直接
保持させる事例を示している。特に載置板61aの呼込
ローラ57と対応する先端を切り欠き、その部分に摩擦
分離部材70を固定した可撓性のシート状支持体71を
折り返し保持させるようにしている。
能に設けられている載置板61aの先端部分が一部切り
欠かれ凹み76を形成している。この凹み76は上述し
た呼込ローラ57に対応した位置である。
図13(b)に示している通り、摩擦分離部材70を固
定してなる可撓性のシート状支持体71を接着剤72に
て接着保持している。特に、接着剤72は、載置板61
aの表面のみでなく、裏面にも延長されて設けられてい
る。そのため、可撓性のシート状支持体71は、凹み7
6の部分で載置面61aの裏面へと折り返され、接着保
持される。そして、先端部分が自由端となるように接着
剤保持されない把持部71aを設けている。
設けない代わりに、凹み76を設け、その摩擦保持部材
70の保持位置の目印となるだけでなく、該凹み76を
位置決め部として可撓性のシート状支持体71を接着保
持させることができる。また、凹み76を設けているこ
とで、シート状支持体71の折り返し作業が簡単にな
り、簡単に指等を挿入して裏面でシート状支持体71を
接着保持することができる。この実例のその他の作用効
果は、図12にて説明したものと同等である。
給送装置は、少なくとも積載載置されたシートPを送り
出すための給送手段である呼込ローラ57に対応する部
分に摩擦分離部材70を容易に交換可能に保持させるよ
うにしたものである。この場合、各実施形態において
は、図4に示す複写機における給紙カセット50を例に
説明した。しかし、このような給紙カセット50にて限
定されるものではなく、手差し給紙部51における手差
し給送トレイ53にて、給送されるシートPが積載され
順次1枚給送される。そのため、手差し給送トレイ53
にも、上述に説明した各実施形態により摩擦分離部材7
0を取り付け保持するようにして簡単に上述にて説明し
た本発明を実施できる。
Pが多量の場合、給紙カセット50でなく、給送トレイ
が設けられている。この給送トレイは、通常シートPの
積載量に応じて昇降制御され、最上部のシートPが常に
一定の高さになるように駆動される。このような、給送
トレイにおいても摩擦分離部材70を設ける必要があ
り、該摩擦分離部材70の交換を容易にしてなる上述し
た本発明をそのまま実施できる。
部分にも、本発明を実施できる。つまり、中間給送装置
52には、一旦画像を形成したシートを一時収容する中
間トレイ等が設けられる場合がある。この中間トレイ上
に収容されたシートを再度画像形成位置へと給送制御す
る必要がある。そのため、中間トレイに、上述した本発
明による摩擦分離部材70及びシート状支持体71を保
持させ、この交換を容易にすればよい。
設けられているシート原稿の自動送りを行う原稿自動送
り装置1においても本発明をそのまま利用できる。つま
り、図4においてシート原稿は原稿載置トレイ11に積
載載置される。この原稿載置トレイ11の先端部分に本
発明による可撓性シート状支持体71に固定された摩擦
分離部材70を設けることで、その摩擦分離部材70の
交換作業を簡単にできる。
クシミリ、その他シートPを給送するためシート給送装
置において、該シートPを積載載置する部分に本発明に
よる摩擦分離部材70を設けて実施できる。また、シー
トPを積載載置するための載置板61については、固定
状態又は回転可能に保持されるもの、また上下方向に昇
降駆動されるものであっても同様に実施できることは勿
論である。
は、シートの送りを安定させるための摩擦分離部材を容
易に交換可能にするために、シート状の支持体に固定
し、該支持体を載置板等に保持させる一方、一部に保持
させない自由端となる把持領域を設けているため、保持
された摩擦分離部材を容易に剥がし、新しい摩擦分離部
材と簡単に交換できる。
設けるような場合、その凹部に指等を挿入できるスペー
スを確保し、そのスペース部分にシート状の支持体の把
持領域を位置させることで、支持体をより容易に剥がす
ことができる。このように凹部を設けることで摩擦分離
部材の取り付け位置が正確になり。また凹部に埋設され
ていようとも簡単に摩擦分離部材の交換を行える。
長させれば、その保持状態を確実なものとすることがで
き、摩擦分離部材が給送動作において剥がされることを
阻止できる。
へと折り返すようにしておくことで、把持領域が給送域
に存在しなくなるため、支持体を剥がすための把持領域
にて給送状態を阻害することもなくなる。特に、裏面ま
で支持体を保持させるようにしておけば、給送時に支持
体が剥がれることはなくなる。
カセットの一実施形態にかかる斜視図である。
た斜視図である。
る。
機の内部構造の一例を示す断面図である。
ける摩擦分離部材の取り付け状態及び交換操作を説明す
るための説明図である。
ける摩擦分離部材の取り付け状態及び交換操作を説明す
るための他の事例による説明図である。
ける摩擦分離部材の取り付け状態及び交換操作を説明す
るためのその他の事例による説明図である。
ける摩擦分離部材の取り付け状態及び交換操作を説明す
るための別の事例による説明図である。
ける摩擦分離部材の取り付け状態及び交換操作を説明す
るさらに別の事例による説明図である。
おける給紙カセットを示す斜視図である。
めたシートの給送部分を示す断面図である。
態を説明するための説明図である。
成を説明する他の事例を示す説明図である。
カセットの斜視図である。
面図である。
セットの事例を示す断面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 送り出すためのシートが積載載置される
積載板に、給送手段にて積載シートが一度に給送される
のを阻止すべく摩擦分離部材を設けてなるシート給送装
置において、 上記摩擦分離部材を固定し上記載置板の適所に保持され
るシート状の支持体を設け、該支持体には上記載置板に
保持されるとなく自由端となる把持領域が設けられ、 上記摩擦分離部材を設ける載置板の部分に該摩擦部材を
埋設する凹部を形成し、 上記凹部には、自由端となる上記把持領域が位置するス
ペース部分を合わせて設けると共に、上記摩擦分離部材
を設ける領域と自由端となる把持領域が位置する領域と
を区別するように凸部が形成され、該凸部より上記把持
領域が突出するように設けられている ことを特徴とする
摩擦分離部材を備えたシート給送装置。 - 【請求項2】 送り出すためのシートが積載載置される
積載板に、給送手段にて積載シートが一度に給送される
のを阻止すべく摩擦分離部材を設けてなるシート給送装
置において、 上記摩擦分離部材を固定し上記載置板の適所に保持され
るシート状の支持体を設け、該支持体には上記載置板に
保持されるとなく自由端となる把持領域が設けられ、 上記摩擦分離部材を設ける載置板の部分に該摩擦部材を
埋設する凹部を形成し、 上記凹部には、シート状の支持体の上記把持領域が位置
する部分に貫通孔が形成されていることを特徴とする 摩
擦分離部材を備えたシート給送装置。 - 【請求項3】 上記把持領域の先端の移動を規制するた
めに、該先端部を凹部又は積載板裏面に接着保持したこ
とを特徴とする請求項2記載の摩擦分離部材を備えたシ
ート給送装置。 - 【請求項4】 送り出すためのシートが積載載置される
積載板に、給送手段にて積載シートが一度に給送される
のを阻止すべく摩擦分離部材を設けてなるシート給送装
置において、 上記摩擦分離部材を固定し上記載置板の適所に保持され
るシート状の支持体を設け、該支持体には上記載置板に
保持されるとなく自由端となる把持領域を設けており、
該シート状の支持体をシートの給紙方向に沿って送り出
されたシートをさらに給送する手段近傍まで延長し、該
延長した先端部分を把持領域として構成したことを特徴
とする摩擦分離部材を備えたシート給送装置。 - 【請求項5】 上記シート状の支持体は、延長される部
分を送り出されるシートを案内する前面に設けた突出ス
リーブ間の谷間に保持させたことを特徴とする請求項4
記載の摩擦分離部材を備えたシート給送装置。 - 【請求項6】 送り出すためのシートが積載載置される
積載板に、給送手段にて積載シートが一度に給送される
のを阻止すべく摩擦分離部材を設けてなるシート給送装
置において、 上記摩擦分離部材を固定し上記載置板の適所に保持され
るシート状の支持体を設け、該支持体を給送方向に延長
させ上記載置板先端より折り返し載置板裏面においても
保持させ、該延長した先端を、載置板に保持させること
なく自由端となる把持領域として構成したことを特徴と
する摩擦分離部材を備えたシート給送装置。 - 【請求項7】 上記シート状の支持体を載置板より折り
返す載置板先端部分に凹みを設けたことを特徴とする請
求項6記載の摩擦分離部材を備えたシート給送装置。
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