JP3318924B2 - 熱線式流量センサ - Google Patents

熱線式流量センサ

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JP3318924B2 JP12417096A JP12417096A JP3318924B2 JP 3318924 B2 JP3318924 B2 JP 3318924B2 JP 12417096 A JP12417096 A JP 12417096A JP 12417096 A JP12417096 A JP 12417096A JP 3318924 B2 JP3318924 B2 JP 3318924B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発熱体が被測定流
体により奪われる熱により抵抗変化を生じこの抵抗変化
に起因して被測定流体の流量を検出する熱線式流量セン
サに係り、特に流量感度が向上するように改良した熱線
式流量センサに関する。
【0002】
【従来の技術】熱線式流量センサは、測定流体中に発熱
線を配置し、ここから測定流体によって逃げていく熱量
を検出することにより、流量を測定するものであり、広
く用いられている。
【0003】従来の半導体を用いた熱線式流量センサ
は、シリコン基板上に結晶シリコンまたは金属薄膜など
を用いてブリッジを形成し、このブリッジを発熱線とし
て用いこれに電流を流して測定流体により奪われる熱に
より生じる抵抗変化を用いて流量を測定していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成の熱線式流量センサの流量感度を向上させるた
めには、発熱体としてのブリッジと基板間の断熱性をよ
り高めることと、ブリッジ自体の熱容量を小さくするこ
とが必要がある。このためには、ブリッジをより細長い
構造にする必要があるが、この従来の構成では機械的強
度の点から限界がある。
【0005】また、機械的強度を確保するために、発熱
体ブリッジの全体を絶縁膜で支持する構成も用いられて
いるが、絶縁膜を通じての熱伝達が多くなり、断熱性が
低下するといった問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の課題を
解決するための主な構成として、シリコンの発熱体を、
熱容量および熱伝導率の小さな多孔質のシリコンを用い
る構成として発熱体自身の熱容量を小さくすると共に発
熱体の固定部から基板への熱伝達を抑えて高感度な熱線
式流量センサを実現するようにしたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図を用いて説明する。図1は本発明の1実施の形態を
示す縦断面図、図2は図1に示す実施形態を斜視図でも
って示したものである。
【0008】10はシリコン単結晶を用いて形成された
矩形状のシリコン基板であり、このシリコン基板10は
その中央部に矩形状の開口11が形成されており、この
開口11を跨いで左右にシリコン酸化膜で形成された絶
縁膜12と絶縁膜13が配置されており、これ等により
シリコン基板10との間の絶縁を確保する。
【0009】これらの絶縁膜12と絶縁膜13の上に
は、開口11を跨いで矩形状の多孔質シリコンからなる
ブリッジ発熱体14がブリッジ状に配置されており、絶
縁膜12と絶縁膜13に対向する反対側にはそれぞれ薄
膜状の金属電極15と16が付けられている。
【0010】このブリッジ発熱体14を構成する多孔質
シリコンは、p形の不純物を含むシリコンを陽極化成処
理を行うことにより、体積の60%〜70%を空洞化す
ることにより形成して得られる。
【0011】この陽極化成処理は、シリコン単結晶基板
を一対の電極で挟んで弗化水素の水溶液中でこれ等の電
極を通して直流電流を流すことにより、陽極側から細孔
が成長することを利用して行う。
【0012】このようにして得られた多孔質シリコンよ
りなるブリッジ発熱体14の熱容量は単結晶シリコンの
場合に比べて約1/3に低減され、熱伝導率は単結晶シ
リコンの1/100以下に低下する。
【0013】以上のように構成された熱線式流量センサ
は次のように動作する。金属電極15と16には、電圧
が可変できる電源を接続し、ここに印加する電圧Eと電
流Iとを測定する。
【0014】ブリッジ発熱体14の抵抗率は温度に依存
して変化するので、金属電極15と16の間の抵抗R
(=E/I)が一定になるように制御装置により制御す
る。これにより、ブリッジ発熱体14の温度が一定に保
持される。
【0015】この状態で、このブリッジ発熱体14に測
定流体が触れて流れ、その流量が増加すると散逸する熱
が増加し、定温に保持するための供給電力が増加し、金
属電極15と16との間の電圧Eが上昇する。したがっ
て、この電圧Eを測定することにより流量の測定ができ
る。
【0016】なお、流量の測定に対しては、以上の熱線
式流量センサを所定寸法の面積を有するダクトなどに配
置することにより、流量と電圧Eとの関係をキャリブレ
イションすることにより知ることができるのは言うまで
もない。
【0017】
【発明の効果】以上、発明の実施の形態と共に具体的に
説明したように本発明によれば、発熱体として多孔質シ
リコンからなるブリッジ発熱体を用いる構成としたの
で、単結晶シリコンの場合に比べて熱容量で約1/3、
熱伝導率で1/100以下とすることができる。
【0018】この結果、従来と同じ寸法のブリッジ形の
熱線式流量センサと比較すると、本発明によれば、必要
な機械的強度を保持しながら流量感度をはるかに向上さ
せることができるメリットが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施の形態を示す縦断面図である。
【図2】図1に示す実施の形態を実体的に示した斜視図
である。
【符号の説明】
10 シリコン基板 11 開口 12、13 絶縁膜 14 ブリッジ発熱体 15、16 金属電極

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリコン基板上に絶縁膜を形成して電気的
    に絶縁し、この絶縁膜の上に多孔質シリコンからなるブ
    リッジ発熱体を配置して、前記ブリッジ発熱体に電流を
    流して発熱させ、前記ブリッジ発熱体が被測定流体によ
    り奪われる熱により変化する抵抗変化に起因して前記被
    測定流体の流量を検出することを特徴とする熱線式流量
    センサ。
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KR100456611B1 (ko) * 2001-11-02 2004-11-09 학교법인고려중앙학원 다공질 실리콘 다이어프램에 캐리어 주입을 위한 전극구조 및 그 제조방법

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