JPH0749416Y2 - 液体導電率測定用センサ - Google Patents

液体導電率測定用センサ

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JPH0749416Y2
JPH0749416Y2 JP3070890U JP3070890U JPH0749416Y2 JP H0749416 Y2 JPH0749416 Y2 JP H0749416Y2 JP 3070890 U JP3070890 U JP 3070890U JP 3070890 U JP3070890 U JP 3070890U JP H0749416 Y2 JPH0749416 Y2 JP H0749416Y2
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斎藤  誠
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電気化学計器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、海水、河川水、湖沼水、上下水道水又は工業
用水等の水質管理等のための液体導電率測定用センサに
関するものである。
従来の技術 液体の導電率を測定するに当っては、被測定液体中に浸
した対向電極間における被測定液体の電気抵抗を測定し
て導電率を求めるのが一般である。
即ち、電極の対向面積をA、対向間隔をl、対向電極に
加える電圧をV、対向電極間の被測定液体に流れる電流
をI、対向電極間における被測定液体の電気抵抗をR、
導電率をKとすると、 なる関係から被測定液体の導電率Kを求めている。
考案が解決しようとする課題 対向電極間における被測定液体の導電率が同じ場合で
も、対向電極の間隔lと対向面積Aの比l/Aが異なる
と、対向電極間における被測定液体の電気抵抗Rは異な
る値となる。
電極の対向間隔lと対向面積Aの比l/Aはセンサのセル
定数と呼ばれ、被測定液体の導電率の大きさ、即ち、測
定範囲に応じたセル定数を有するセンサが用いられる。
例えば被測定液体の導電率が の場合には、0.01cm-1〜0.1cm-1のセル定数を有するセ
ンサが用いられ、導電率が の場合は、10cm-1〜100cm-1のセル定数を有するセンサ
が用いられている。
したがって従来は、測定範囲に応じたセル定数を有する
各種のセンサを備えなければならないので経済的負担が
大となると共に、測定に際して測定範囲に応じて導電率
測定装置のセンサの交換を必要とするから測定作業が煩
雑となるを免れることが出来ない。
課題を解決するための手段(1) 本考案は筒状導体より成る電極と、 この筒状導体より成る電極の内側に設けた絶縁柱状体
と、 この絶縁柱状体の下端部に結合せしめた柱状導体より成
る電極と、 前記筒状導体より成る電極の上部側壁に穿った被測定液
体の流入又は流出孔、前記絶縁柱状体に軸方向に設けた
被測定液体の流路及び前記柱状導体より成る電極に軸方
向に設けた貫通孔より成る被測定液体の流入又は流出路
と、 この被測定液体の流入又は流出路に端部を露出し、前記
絶縁柱状体に支持された電極と、 前記筒状導体より成る電極の下部側壁に穿った被測定液
体の流入又は流出孔と前記筒状導体より成る電極及び前
記柱状導体より成る電極間の間隙とより成る被測定液体
の流入又は流出路と、 前記筒状導体より成る電極の上端部に取付けられ、前記
各電極の引出線を導出する絶縁キャップとを備えたセン
サを実現することによって従来の欠点を除こうとするも
のである。
作用 本案センサにおいては、これを被測定液体に浸すと、筒
状導体より成る電極が被測定液体に接触すると共に、筒
状導体より成る電極の上部側壁に穿った被測定液体の流
入又は流出孔、絶縁柱状体に軸方向に設けた被測定液体
の流路及び柱状導体より成る電極に軸方向に設けた貫通
孔より成る被測定液体の流入又は流出路に被測定液体が
流入流出し、筒状導体より成る電極の下部側壁に穿った
被測定液体の流入又は流出孔と筒状導体より成る電極及
び柱状導体より成る電極間の間隙とより成る被測定液体
の流入又は流出路に被測定液体が流入流出して各電極が
被測定液体に接触する。
各電極の引出線を適宜選択して液体導電率測定装置の入
力端子に接続することにより、各選択された引出線に対
応する一対の電極におけるセル定数を互いに異ならしめ
ることが出来る。
課題を解決するための手段(2) 本考案は、絶縁筒体より成る外囲器と、 この外囲器の下端部に内装されたリング状導体より成る
第1の電極と、 前記外囲器の上部に内装された筒状導体より成る第3の
電極と、 前記第1及び第3の電極の中間部において前記外囲器に
内装された第2の電極と、 前記第3の電極とほぼ同軸状に設けられた筒状導体より
成る第4の電極と、 前記外囲器の下端面に穿った被測定液体の流入又は流出
孔、前記第1及び第2の電極の各中心孔、前記第3の電
極の内周面と前記第4の電極の外周面との間の筒状間隙
及び前記外囲器の上部側壁に穿った被測定液体の流出又
は流入孔より成る被測定液体の流入又は流出路と、 前記各電極の引出線とを備えたセンサを実現することに
よって従来の欠点を除こうとするものである。
作用 本案センサを被測定液体に浸すと、外囲器の下端面に穿
った被測定液体の流入又は流出孔、第1及び第2の電極
の各中心孔、第3の電極の内周面と第4の電極の外周面
との間の筒状間隙及び外囲器の上部側壁の穿った被測定
液体の流出又は流入孔より成る液体流路内に被測定液体
が流入流出して第1乃至第4の電極が被測定液体に接触
する。各電極の引出線を適宜選択して液体導電率測定装
置の入力端子に接続することにより、各選択された引出
線に対応する一対の電極におけるセル定数を互いに異な
らしめることが出来る。
実施例 第1図は、本考案の一実施例を示す縦断面図、第2図
は、第1図のA−A端面図、第3図は、第1図のB−B
端面図、第4図は、第1図のC−C端面図、第5図は、
第1図のD−D端面図、第6図は、第1図のE−E端面
図、第7図は、第1図のF−F端面図で、各図におい
て、1は第1の電極で、筒状の導体より成る。2は第2
の電極で、柱状の導体より成る。3は第3の電極で、T
字形の導体より成る。
4は第1の電極1の上部側壁に穿った被測定液体の流入
又は流出孔、5は第1の電極1の下部側壁に穿った被測
定液体の流入又は流出孔で、第7図には4個の流入又は
流出孔5を穿った場合を例示してあるが、適宜増減して
本考案を実施することが出来る。
6は第2の電極2に穿った被測定液体の流入又は流出用
貫通孔で、第2の電極2の軸方向に設けられ、第2の電
極2の上端面における貫通孔6の開口部周辺に筒状の突
起7を第2の電極2と一体に突設せしめてある。
8は感熱素子の有底支持孔で、第2の電極2の上端面に
おける有底支持孔8の開口部周辺に筒状の突起9を第2
の電極2と一体に突設せしめてある。
10は絶縁柱状体で、筒状の第1の電極1の内側に嵌入せ
しめてある。11は絶縁柱状体10の軸方向に穿った貫通孔
で、軸芯を有底支持孔8の軸芯と一致せしめると共に、
内径を筒状突起9の外径にほぼ等しく形成してある。12
は絶縁柱状体10に設けた被測定液体の流路で、その上部
を外側へ屈曲せしめて絶縁柱状体10の上部側壁に開口せ
しめると共に、その開口位置を第1の電極1の上部側壁
に穿った被測定液体の流入又は流出孔4に一致せしめ、
絶縁柱状体10の下端面における被測定液体の流路12の開
口位置を、第2の電極2に穿った貫通孔6の上部開口位
置に一致せしめ、被測定液体の流路12の内径を筒状の突
起7の外径にほぼ等しく形成してある。
13は絶縁押え具、14乃至16はOリング、17は例えば所謂
サーミスタ等より成る感熱素子、18は第1の電極1の引
出線、19は第2の電極2の引出線、20は第3の電極3の
引出線、21は感熱素子17の引出線、22は各引出線18乃至
21をまとめて導出するケーブル、23は絶縁キャップであ
る。
尚、第2図乃至第7図には、各電極1乃至3及び感熱素
子17の各引出線18乃至21を図示するのを省略してある。
本案センサの組立てに当っては、第1図及び第5図に示
すように、絶縁柱状体10の軸長の中間適宜位置において
絶縁柱状体10の側壁面から貫通孔11を横切って被測定液
体の流路12の内壁面に開口する半径方向の孔隙内に第3
の電極3を嵌入してその先端を流路12内に露出せしめ、
絶縁押え具13を嵌入して第3の電極3の後端部を押圧固
定し、第2の電極2の上端面に突設した筒状突起7及び
9を絶縁柱状体10に設けた貫通孔11及び被測定液体の流
路12の各下部開口部に各嵌合せしめて、絶縁柱状体10と
第2の電極2とを一体に結合せしめた後、絶縁柱状体10
を第1の電極1内に嵌入せしめることにより第1の電極
1と絶縁柱状体10とを一体に結合せしめ、更に、第1の
電極1の上端部に絶縁キャップ23を嵌合せしめる。
尚、第2の電極2の外径を第1の電極1の内径に比し適
宜小ならしめて第1の電極1と第2の電極2との間に間
隙24を設け、第1の電極1の下部側壁に穿った被測定液
体の流入又は流出孔5、間隙24及び第1の電極1の下端
開口部25によって被測定液体の流路を形成せしめる。
本案センサを被測定液体に浸すことにより第1の電極1
が被測定液体に接触せしめられると共に、第1の電極1
の上部側壁に穿った被測定液体の流入又は流出孔4、絶
縁柱状体10に設けた流路12及び第2の電極2に設けた貫
通孔6によって形成される流路に被測定液体が流入流出
して第2の電極2及び第3の電極3が被測定液体に接触
し、第1の電極1の下部側壁に穿った被測定液体の流入
又は流出孔5、間隙24及び下端開口部25によって形成さ
れる流路に被測定液体が流入流出して第1の電極1及び
第2の電極2が被測定液体に接触する。
絶縁キャップ23から導出されるケーブル22の外端部にお
いて、各電極の引出線18乃至20のうち、任意の2線を選
択して液体導電率測定装置の入力端子に接続すると、選
択された引出線に対応する電極、即ち、第1の電極1と
第2の電極2間又は第1の電極1と第3の電極3間或は
第2の電極2と第3の電極3間における被測定液体の電
気抵抗から導電率が測定される。
第1の電極1乃至第3の電極3のうちから任意の2個の
電極を選択する代りに、任意の2個の電極の引出線をま
とめて液体導電率測定装置における入力端子の一方へ接
続し、残りの電極の引出線を液体導電率測定装置におけ
る入力端子の他方へ接続するようにしてもよい。
このような電極の選択組合わせによってセル定数を異な
らしめることが出来るが、本考案者の試作品におけるセ
ル定数の一例を示すと、第1の電極1と第2の電極2と
を選択して一対の電極となした場合のセル定数を0.05cm
-1、第1の電極1及び第2の電極2をまとめて液体導電
率測定装置における入力端子の一方に接続し、第3の電
極3を液体導電率測定装置における入力端子を他方に接
続した場合のセル定数を20cm-1となすことが出来た。
尚、選択された電極間における被測定液体の電気抵抗及
び感熱素子17の抵抗を各一辺とし、他の二辺を適当な抵
抗を以て形成した電橋回路の不平衡出力電圧を液体導電
率測定装置の入力端子に入力せしめるように構成するこ
とにより、被測定液体の温度特性を補償せしめることが
出来る。
以上は、第1の電極1乃至第3の電極3の3個の電極に
よってセンサを構成した場合を例示したが、例えば第8
図に要部断面図を示すように、第3の電極3の取付け手
段と同様の手段を用いて第4の電極26を設けることによ
って電極数を増すことが出来る。
第8図において、27は絶縁押え具、28はOリングで、他
の符号は第1図と同様である。
第8図には、第4の電極26を第3の電極3の上方に設け
た場合を例示してあるが、適宜間隔を隔てて第3の電極
3の下方に設けてもよい。
尚、第8図には、各電極及び感熱素子の引出線は、これ
を図示するのを省略してある。
電極数を増加せしめる手段としては、第8図に示した手
段の他、例えば第1図に示した被測定液体の流入又は流
出孔4、流路12及び貫通孔6より成る被測定液体の流入
又は流出路と平行に同様の流路を設け、この流入又は流
出路の一部に第3の電極3の取付け手段と同様の手段に
よって電極の端部を露出せしめるが、流路12の一部に分
路を設け、この分路に第3の電極3の取付け手段と同様
の手段によって電極の端部を露出せしめるようにしても
よい。
第9図は、本考案の他の実施例を示す縦断面図で、29は
絶縁筒体より成る外囲器、30は第1の電極で、リング状
の導体より成る。31は筒状の絶縁支持体、32は第2の電
極で、リング状の導体より成る。33はリング状の絶縁ス
ペーサ、34は筒状の絶縁支持体、35は第3の電極で、筒
状の導体より成る。36は第4の電極で、有底筒状の導体
より成る。37はリング状の絶縁支持体、38は絶縁端子
台、39はリング状のパッキング、40はOリング、41は引
出金具で、筒状の導体より成り、その内周面と第1の電
極30及び第3の電極35の各外周面との間が電気的に接続
され、第2の電極32の外周面との間はリング状の絶縁ス
ペーサ33によって電気的に絶縁され、又、引出金具41の
上端の一部に突起42を設け、この突起42を絶縁端子台38
に埋込まれた接続金具43の凹部に固く嵌入して電気的に
接続せしめてある。
尚、引出金具41は、筒状導体を以て形成する代りに、棒
状体を以て形成してもよい。
44は被測定液体の流入又は流出孔で、絶縁筒体より成る
外囲器29の下端面に穿ってある。45は被測定液体の流出
又は流入孔で、絶縁筒体より成る外囲器29の上部側壁に
適宜数穿ってある。17は前実施例における同様の感熱素
子、46は接続金具43の引出線、47は第2の電極32の引出
線、48は第4の電極36の引出線、49は感熱素子17の引出
線、50は袋ナットで、絶縁端子台38の外周面に設けた螺
子と螺合せしめることにより、絶縁端子台38と絶縁筒体
より成る外囲器29とを着脱自在に結合せしめる。51は絶
縁キャップで、下部内周面に設けた螺子を絶縁端子台38
の外周面に設けた螺子に螺合せしめることにより、絶縁
キャップ51を絶縁端子台38に着脱可能に取付けてある。
52は各引出線46乃至49をまとめて導出するケーブルであ
る。
この実施例におけるセンサを被測定液体に浸すと、絶縁
筒体より成る外囲器29の下端面に穿った被測定液体の流
入又は流出孔44、第1の電極30、筒状の絶縁支持体31、
第2の電極32及び筒状の絶縁支持体34の各中心孔、第3
の電極35の内周面と第4の電極36の外周面との間の筒状
間隙、リング状の絶縁支持体37の内周面と第4の電極36
の外周面との間のリング状間隙、引出金具41の内周面と
第4の電極36の外周面との間の筒状間隙及び絶縁筒体よ
り成る外囲器29の上部側壁に穿った被測定液体の流出又
は流入孔45より成る液体流路内に被測定液体が流入流出
して第1乃至第4の電極30、32、35及び36が被測定液体
に接触する。
この場合、リング状のパッキング39及びOリング40に阻
止されて被測定液体が絶縁キャップ51内に漏入するおそ
れはない。
絶縁キャップ51から導出されるケーブル52の外端部にお
いて各電極の引出線46乃至48のうち、任意の2線を選択
して液体導電率測定装置の入力端子に接続すると、選択
された引出線に対応する電極、即ち、第1及び第3の両
電極30及び35と第2の電極32間又は第1及び第3の両電
極30及び35と第4の電極36間或は第2の電極32と第4の
電極36間における被測定液体の電気抵抗から導電率が求
められる。
引出線46を液体導電率測定装置における入力端子の一方
に接続すると共に、引出線47及び48をまとめて入力端子
の他方に接続するようにしてもよい。
この実施例においても、上記のような電極の選択組合わ
せによってセル定数を異ならしめることが出来、試作品
におけるセル定数の一例を示すと、第1及び第3の両電
極30及び35と第4の電極36とを選択した場合のセル定数
を0.05cm-1、第1及び第3の両電極30及び35と第2の電
極32とを選択した場合におけるセル定数を20cm-1となす
ことが出来た。
この実施例においては、第1の電極30と第3の電極35と
の間に第2の電極32を1個設けた場合を例示したが、第
1の電極30と第3の電極35との間に第2の電極32と同様
構成の電極を適宜間隔を隔てて任意複数個設けて、電極
数を増加せしめるようにしても本考案を実施することが
出来る。
この実施例においても、選択された電極間における被測
定液体の電気抵抗及び感熱素子17の抵抗を電橋回路の一
辺に組込むことによって被測定液体の温度特性を補償せ
しめ得ること前実施例と同様である。
考案の効果 本案センサにおいては、複数個の電極の形状、寸法及び
各電極相互の等価対向間隔を適当に異ならしめると共
に、複数個の電極のうちから適宜の電極を選択して一対
の対向電極とすることにより、セル定数の異なるセンサ
として作動せしめ得るので、測定に際して測定範囲に応
じて、単に電極の引出線の切換を行うのみでセンサのセ
ル定数を所要の値となすことが出来、従来のように、測
定範囲に応じてセンサを交換する場合に比し測定を容易
迅速に行うことが可能で、又、従来のように、セル定数
の異なるセンサを複数個備える必要がないから経済的負
担も大幅に軽減せしめることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す縦断面図、第2図、
第3図、第4図、第5図、第6図及び第7図は、それぞ
れ第1図における各部の端面図、第8図は、本考案の他
の実施例の要部を示す断面図、第9図は、本考案の他の
実施例を示す縦断面図で、1及び30:第1の電極、2及
び32:第2の電極、3及び35:第3の電極、4、5、44及
び45:被測定液体の流入又は流出孔、6及び11:貫通孔、
7及び9:筒状突起、8:有底支持孔、10:絶縁柱状体、12:
被測定液体の流路、13及び27:絶縁押え具、14,15,16,28
及び40:Oリング、17:感熱素子、18,19,20,21,46,47,48
及び49:引出線、22及び52:ケーブル、23及び51:絶縁キ
ャップ、24:間隙、25:開口部、26及び36:第4の電極、2
9:外囲器、31,34及び37:絶縁支持体、33:絶縁スペー
サ、38:絶縁端子台、39:パッキング、41:引出金具、42:
突起、43:接続金具、50:袋ナットである。

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状導体より成る電極と、 この筒状導体より成る電極の内側に設けた絶縁柱状体
    と、 この絶縁柱状体の下端部に結合せしめた柱状導体より成
    る電極と、 前記筒状導体より成る電極の上部側壁に穿った被測定液
    体の流入又は流出孔、前記絶縁柱状体に軸方向に設けた
    被測定液体の流路及び前記柱状導体より成る電極に軸方
    向に設けた貫通孔より成る被測定液体の流入又は流出路
    と、 この被測定液体の流入又は流出路に端部を露出し、前記
    絶縁柱状体に支持された電極と、 前記筒状導体より成る電極の下部側壁に穿った被測定液
    体の流入又は流出孔と前記筒状導体より成る電極及び前
    記柱状導体より成る電極間の間隙とより成る被測定液体
    の流入又は流出路と、 前記筒状導体より成る電極の上端部に取付けられ、前記
    各電極の引出線を導出する絶縁キャップとを備えたこと
    を特徴とする液体導電率測定用センサ。
  2. 【請求項2】筒状導体より成る電極の上部側壁に穿った
    被測定液体の流入又は流出孔、絶縁柱状体に軸方向に設
    けた被測定液体の流路及び柱状導体より成る電極に軸方
    向に設けた貫通孔より成る被測定液体の流入又は流出路
    に端部を露出し、絶縁柱状体に支持されると共に、絶縁
    柱状体の軸方向に適宜間隔を隔てて設けた複数個の電極
    を備えた請求項1に記載の液体導電率測定用センサ。
  3. 【請求項3】筒状導体より成る電極の上部側壁に穿った
    被測定液体の流入又は流出孔、絶縁柱状体に軸方向に設
    けた被測定液体の流路及び柱状導体より成る電極に軸方
    向に設けた貫通孔より成る被測定液体の流入又は流出路
    を複数個設け、各被測定液体の流入又は流出路に各別に
    端部を露出し、それぞれ絶縁柱状体に支持された複数個
    の電極を備えた請求項1に記載の液体導電率測定用セン
    サ。
  4. 【請求項4】筒状導体より成る電極の上部側壁に穿った
    被測定液体の流入又は流出孔、絶縁柱状体に軸方向に設
    けた被測定液体の流路及び柱状導体より成る電極に軸方
    向に設けた貫通孔より成る被測定液体の流入又は流出路
    に分路を設け、この分路に端部を露出し、絶縁柱状体に
    支持された電極を備えた請求項1に記載の液体導電率測
    定用センサ。
  5. 【請求項5】絶縁筒体より成る外囲器と、 この外囲器の下端部に内装されたリング状導体より成る
    第1の電極と、 前記外囲器の上部に内装された筒状導体より成る第3の
    電極と、 前記第1及び第3の電極の中間部において前記外囲器に
    内装された第2の電極と、 前記第3の電極とほぼ同軸状に設けられた筒状導体より
    成る第4の電極と、 前記外囲器の下端面に穿った被測定液体の流入又は流出
    孔、前記第1及び第2の電極の各中心孔、前記第3の電
    極の内周面と前記第4の電極の外周面との間の筒状間隙
    及び前記外囲器の上部側壁に穿った被測定液体の流出又
    は流入孔より成る被測定液体の流入又は流出路と、 前記各電極の引出線とを備えたことを特徴とする液体導
    電率測定用センサ。
  6. 【請求項6】第1及び第3の電極の中間部において外囲
    器に内装された第2の電極が、外囲器の軸方向に適宜間
    隔を隔てた複数個のリング状導体より成る請求項5に記
    載の液体導電率測定用センサ。
JP3070890U 1990-03-26 1990-03-26 液体導電率測定用センサ Expired - Lifetime JPH0749416Y2 (ja)

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