JP3317764B2 - 電子内視鏡装置の情報表示回路 - Google Patents

電子内視鏡装置の情報表示回路

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JP3317764B2 JP28164293A JP28164293A JP3317764B2 JP 3317764 B2 JP3317764 B2 JP 3317764B2 JP 28164293 A JP28164293 A JP 28164293A JP 28164293 A JP28164293 A JP 28164293A JP 3317764 B2 JP3317764 B2 JP 3317764B2
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茂夫 鈴木
藤夫 岡田
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富士写真光機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子内視鏡装置のモニ
タ画面に文字情報を表示するための情報表示回路の制御
内容に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、電子内視鏡装置においては、
固体撮像素子(CCD)で捉えられた被観察体内の画像
をモニタに表示する際に、撮影に関する文字情報が同時
にモニタに表示されている。例えば、この文字情報とし
ては、撮影の年月日を初めとして、撮影条件、写真の記
録枚数等の情報や患者、医者に関する情報等があり、こ
れらの文字情報はモニタ画面の周囲に表示されている。
従って、これらの文字情報はフィルム写真又はハードコ
ピーとして記録する際の情報となると共に、電子内視鏡
を操作する際の確認情報として用いられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
電子内視鏡装置では、上述した文字情報が電子内視鏡の
使用中、常にモニタへ表示されており、モニタ画面の被
観察体内画像を観察する際には逆にこれらの文字情報が
邪魔になることがあった。即ち、上記撮影条件や患者等
に関する文字情報は画面の周囲に表示され、中心部に被
観察体内の画像が表示されることになるが、観察してい
る被観察体内の部分が周囲にある文字情報に近接するこ
とも多く、この場合には文字情報が目障りとなる。しか
も、これらの文字情報を被観察体内の画像と完全に分離
されるように表示すると、逆に被観察体内の画像領域が
狭く制限されるという問題もある。
【0004】また、電子内視鏡装置ではフリーズ画像を
フィルム写真、ハードコピー等として、例えば患者1人
につき12枚、24枚単位で記録しているが、この複数
枚の記録画像においても文字情報が全てに表示されてお
り、目障りとなっている。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、モニタに表示された画像或いは記
録された画像において文字情報が可能な限り排除され、
文字情報が観察の邪魔となることのない電子内視鏡装
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明は、固体撮像素子で得られた
観察体の画像と共に、各種の文字情報をモニタ画面に表
し、フリーズ信号により上記モニタ画面のフリーズ画
像を記録画像として記録する電子内視鏡装置において
上記フリーズ信号が出力され、かつ記録枚数が1枚目で
あるときに、上記被観察体画像と上記文字情報の両方を
モニタ画面に表示し、このフリーズが解除されたとき文
字情報をモニタ画面から消去するように制御したことを
特徴とする。請求項2に係る発明は、上記フリーズ信号
が出力され、かつ上記記録枚数が最終枚であるときに
も、上記被観察体画像と上記文字情報を同時にモニタ画
面に表示することを特徴とする
【0007】
【作用】上記の構成によれば、通常の画像表示の際に
は、文字情報をモニタ画面に表示する処理が行われず、
操作部のフリーズ釦が押されてフリーズ信号が出力さ
れ、記録枚数が例えば1枚目、24枚目となったことが
検出されると、文字情報がスーパーインポーズにより画
面に重ね合わせられる。そして、当該フリーズが解除さ
れると、文字情報の重ね合わせが停止され、元の状態に
戻ることになる。即ち、フィルム写真の撮影やハードコ
ピー等の記録は、フリーズ時に行われるので、このフリ
ーズ時であって同一患者の記録画像の最初と最後に文字
情報を表示することにより、文字情報が写真撮影、コピ
ー等の記録の際の必要時のみに画面上に表示されるよう
にしたものである。
【0008】
【実施例】図1には、実施例に係る電子内視鏡装置の構
成が示され、図2にはモニタ画面の表状態が示されてい
る。図1において、電子内視鏡(スコープ)10はコネ
クタ11を介してプロセッサ装置12へ接続されてお
り、この電子内視鏡10の先端にCCD(Charge Coupl
ed Device)13が配設されている。また、この電子内
視鏡10の操作部14にはフリーズ釦15が設けられ、
コネクタ部16には信号処理回路17及びCCDドライ
バ18が設けられている。この信号処理回路17は、実
施例では上記CCD13で得られたビデオ信号について
増幅、ガンマ補正等の処理を施して、輝度(Y)信号と
色差(C)信号をデジタル信号として形成し、CCDド
ライバ18はCCD13を駆動するための制御信号を供
給している。
【0009】一方、プロセッサ装置12内には上記輝度
(Y)信号を記憶するメモリ20、色差(C)信号を記
憶するメモリ21、D/A変換器22,23、そしてこ
れら回路を制御するメモリ制御回路24が設けられ、上
記D/A変換器22,23の後段には、出力処理をする
信号処理回路26,27が設けられる。また、上記信号
処理回路26,27等へタイミング信号を供給するタイ
ミングジェネレータ28、装置全体の制御を統轄するM
PU30が設けられる。
【0010】このMPU30内には、図示のように、記
録枚数が1枚目であるかを検出する1枚目カウント検出
部40、例えば24枚目であるかを検出する最終枚検出
部41(この最終枚の数は任意に設定できるようになっ
ている)、オワ(OR)回路42が含まれている。そし
て、このMPU30は上記フリーズ釦15からフリーズ
信号を入力すると、記録枚数をインクリメントすると同
時に、上記1枚目カウント検出部40と最終枚カウント
検出部41にて1枚目と24枚目を検出することにな
る。
【0011】上記信号処理回路26,27の後段に、文
字情報信号を画像信号にミキシングするスーパーインポ
ーズ回路31が設けられ、このスーパーインポーズ回路
31には切換え回路32を介して、文字情報を発生する
キャラクタジェネレータ33が接続される。そして、上
記切換え回路32は、上記MPU30内のオワ回路42
から所定の信号が出力されたときにオン動作され、この
ときキャラクタジェネレータ33から予め設定されてい
る文字情報が画像信号に混合されることになる。また、
このスーパーインポーズ回路31の後段には、バッファ
34,35が接続され、このバッファ34,35から出
力された輝度(Y)信号と色差(C)信号がモニタへ供
給される。なお、上記MPU30からはフリーズ信号に
関連した写真撮影信号、ハードコピー信号等の制御信号
が外部へ供給される。
【0012】実施例は以上の構成からなり、以下にその
作用を説明する。まず、上記キャラクタジェネレータ3
3には、図2のモニタ36に示されるように、日付及び
時間の文字列A、撮影倍率、VTRが使用中であるか否
か等を示す文字列B、写真撮影或いはハードコピー等の
画像記録の枚数の文字列C、患者及びドクターの識別文
字列D、年令、性別、生年月日、名前等の患者情報の文
字列Eが設定、記憶されている。そうして、これらの文
字情報は、電子内視鏡装置の動作スイッチを入れた際に
は、モニタ上に表示されることになり、電子内視鏡10
が被観察体内へ導入されて操作が開始されたとき、この
操作開始を検出することにより、或いは何らかのスイッ
チにより、文字情報のスーパーインポーズが解除され
る。
【0013】一方、図1のCCD13で得られたビデオ
信号は、電子内視鏡10内の信号処理回路17にてガン
マ補正処理等が施された後、輝度(Y)信号と色差
(C)信号としてメモリ20,21へ一旦格納され、プ
ロセッサ装置12内の信号処理回路26,27でモニタ
表示のための出力処理が行われたビデオ信号はスーパー
インポーズ回路31へ供給される。このときは、図示の
ように、切換え回路32が開状態となっているので、文
字情報のミキシングは行われず、上記文字列A〜Eはモ
ニタ36の画面に表示されない。従って、被観察体内の
画像Fを観察する際に文字情報が目障りとなることもな
い。
【0014】そして、操作部14のフリーズ釦15が押
されると、このフリーズ信号はMPU30へ入力され、
メモリ20,21にはフリーズ時の画像情報が格納され
ることになり、この画像信号はD/A変換器22,2
3、信号処理回路26,27を介してスーパーインポー
ズ回路31へ供給される。同時に、このフリーズ時の記
録枚数がMPU30の1枚目カウント検出部40及び最
終枚カウント検出部41で検出され、記録枚数が1枚目
と24枚目であったときはオワ回路42から信号が出力
されることによって、MPU30は切換え回路32を閉
状態とする。このとき、キャラクタジェネレータ33か
ら文字情報信号がスーパーインポーズ回路31へ供給さ
れ、この文字情報信号は上記信号処理回路26,27か
ら供給された画像信号にミキシングされる。
【0015】そうすると、図2に示されるように、文字
列A〜Eがモニタ36の画面に表示される。また、MP
U30からはフリーズ信号に基づいて、写真撮影装置や
ハードコピー等の外部装置へ記録制御信号が供給されて
おり、これによって、図3に示されるように、1枚目と
24枚目のフィルム37にフリーズ時の画像Fと文字列
A〜Eが撮影される。
【0016】一方、記録枚数が2枚目から23枚目であ
ったときは、切換え回路32は開状態のままとなり、文
字情報信号は画像信号にミキシングされないので、上記
文字列A〜Eはモニタ36に表示されず、図3のよう
に、フィルム37の2枚目から23枚目にも上記文字列
A〜Eは撮影されないことになる。なお、ハードコピー
の場合も同様となる。従って、後に写真等を観察する際
に、文字情報が目障りとなることはないという利点があ
る。
【0017】上記実施例では、文字列A〜Eの全てをフ
リーズの所定記録枚数時に表示するようにしたが、この
文字情報の内、例えば日付及び時間の文字列A、撮影条
件の文字列B、或いは記録枚数の文字列C等の中から選
択された必要な情報のみを常に表示させ、他の文字情報
をフリーズの所定記録枚数時に表示するようにしてもよ
い。
【0018】また、上記MPU30は1枚目と最終枚を
検出するようにしたが、これは他の枚数でもよいし、更
に2回の検出に限らず、1回或いは3回以上でもよく、
文字情報の写し込みの場所、枚数は適宜設定すればよ
い。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、フリー
ズ信号が出力され、かつ記録枚数が1枚目であるとき
に、上記被観察体画像と上記文字情報の両方をモニタ
面に表示し、このフリーズが解除されたとき文字情報を
モニタ画面から消去するように制御したので、モニタ画
面や記録画像では文字情報が可能な限り排除され、後の
写真等による画像観察の際に文字情報が邪魔になること
もない。しかも、画像記録時又は写真等の所定の場所で
は文字情報が表示され、必要な情報は従来と同様に提供
されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る情報表示回路を有する電
子内視鏡装置の構成を示すブロック図である。
【図2】実施例のモニタの表示状態を示す図である。
【図3】実施例で用いられたフィルムの撮影状態を示す
図である。
【符号の説明】
10 … 電子内視鏡、 12 … プロセッサ装置、 15 … フリーズ釦、 30 … MPU、 31 … スーパーインポーズ回路、 32 … 切換え回路、 33 … キャラクタジェネレータ、 36 … モニタ、 37 … フィルム、 40 … 1枚目カウント検出部、 41 … 最終枚カウント検出部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 1/00 - 1/32

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固体撮像素子で得られた被観察体の画像
    と共に、各種の文字情報をモニタ画面に表示し、フリー
    ズ信号により上記モニタ画面のフリーズ画像を記録画像
    として記録する電子内視鏡装置において、 上記フリーズ信号が出力され、かつ記録枚数が1枚目で
    あるときに、上記被観察体画像と上記文字情報の両方を
    モニタ画面に表示し、このフリーズが解除されたとき文
    字情報をモニタ画面から消去するように制御したことを
    特徴とする電子内視鏡装置。
  2. 【請求項2】 上記フリーズ信号が出力され、かつ上記
    記録枚数が最終枚であるときにも、上記被観察体画像と
    上記文字情報を同時にモニタ画面に表示することを特徴
    とする上記請求項1記載の電子内視鏡装置。
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