JP2653634B2 - 内視鏡装置 - Google Patents
内視鏡装置Info
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Description
内視鏡装置に関する。
察、記録を行なう場合に、従来ファイバースコープと呼
ばれる内視鏡が用いられていた。
などで代表される小型の固体撮像素子を先端に配置した
内視鏡が開発されている。
ープに用いられていたイメージファイバーのかわりに対
象物の光学像を電気信号に変換する固体撮像素子が置き
かわったもので、通常は電気信号をテレビ信号に変換す
る処理回路を介してCRTモニタなどの表示装置に映像
として表示するものである。
とにより、従来、ファイバーの本数(数万本)によって
決定づけられていた分解能(画素数)が、CCD受光面
の画素数によって決定されるため、従来のファイバー型
内視鏡に対し、現在では2〜3倍程度の分解能を得るこ
とができる。
単に電気的な信号線を内視鏡プローブに通すだけのた
め、プローブの細径化が可能となり患者に与える苦痛を
軽減できる効果もある。
視鏡装置には画像をフリーズ(静止)する機能を有する
ものがある。即ち、一般に内視鏡診断においては画像を
写真等に記録することが行なわれるが、フリーズ機能を
有する目的は、対象画像の時間的な動きが激しい場合に
モニタ上の画像を写真撮影すると、動きによるボケが生
じてしまうのを避けることにある。
の表示画面上の画像をフリーズするために画像メモリが
用いられ、術者が任意のタイミングでスイッチなどを操
作することにより、画像メモリにその瞬間の画像を記憶
する。そして、この記憶された画像をモニタに映出し、
撮影する画像として妥当か否かを術者が判断して、妥当
であればポラロイドカメラ等でその画像を撮影してい
る。
診断中に画像フリーズしてこのフリーズ像をモニタに映
出している間は、フリーズ像のみがモニタに表示される
ので連続して変化するリアル像が見えなくなる。例え
ば、鉗子でポリープ(病変部)を切除しているような治
療時においては、特にリアル像がモニタから消えること
は非常な危険を伴う。
ーズ像の表示によりリアル像がモニタから消えてしまう
ので、その間の体腔内の状況をリアルタイムに観察する
ことができず、術者がフリーズ像の観察や画像記録する
ためのフリーズ像の選択作業等を行っている最中に生体
に危険な状態が起きたとしても術者はそのことを全く知
ることができないという問題があった。
であり、フリーズ像表示を行っている場合においても体
腔内のリアルタイムの様子をたえず観察できるようにし
て、その間に生体が危険な状態とならないよう確認しな
がら、術者が安心してフリーズ像の観察をすることので
きる内視鏡装置を提供するとともに、記録の無駄をなく
し診断効率のよい内視鏡装置を提供することを目的とす
る。
め、本発明は、被写体のフリーズ像と共に該被写体のリ
アル像を同時に同一のモニタ手段に表示することのでき
る内視鏡装置において、記録指示を行うための記録指示
手段と、前記モニタ手段に前記フリーズ像と共に前記リ
アル像を同時に表示している状態で前記記録指示手段か
ら記録指示があった場合に前記モニタ手段に前記フリー
ズ像のみを表示する表示制御手段と、前記記録指示があ
った場合に前記モニタ手段に表示されるフリーズ像のみ
を記録する記録手段とを備えたことを特徴とする。
録手段の記録終了とともに前記モニタ手段に前記リアル
像のみを表示することを特徴とする。
行うため被写体のフリーズ像と該被写体のリアル像とを
同時に同一のモニタ手段に表示することができるので、
術者は体腔内のリアルタイムの様子をたえず観察しなが
らフリーズ像の観察を行うことができるとともに、この
状態で記録指示があった場合には、モニタ手段に対して
フリーズ像とリアル像とが同時表示されている状態から
フリーズ像のみが表示されるよう表示制御が行われ、記
録に不要なリアル画像を記録することなく、動きのブレ
のないフリーズ画像を記録するので、記録の無駄をなく
し、診断効率を向上させることができる。
示がリアル像のみの表示となるよう表示制御を行った場
合には、術者による表示画像の切り換え操作をいちいち
必要とすることなしに、操作性よく術者のリアル像の観
察に供することができる。
ら説明する。
ある。1は先端構成部に固体撮像素子11、例えばCC
Dイメージセンサを有する内視鏡プローブ、12は固体
撮像素子11の出力信号を映像信号に形成するテレビ回
路部TV.C.、13はテレビ回路部12出力であるビ
デオ信号をディジタル変換するA/D変換器、14はデ
ィジタルメモリD.M.、15はディジタルメモリ14
のメモリコントロール部M.C.、16はディジタルメ
モリの出力をアナログ信号に変換するD/A変換器、1
7はテレビ回路部出力のビデオ信号を表示するTVモニ
タ、18はD/A変換器16出力のビデオ信号を表示す
るTVモニタ、19は写真撮影用のTVモニタMON、
20はTVモニタ19の映像をフィルムに撮影するカメ
ラ、21は画像をフリーズする押しボタンスイッチ、2
2はフリーズ像を写真撮影するためのカメラ20のシャ
ッタ用押しボタンスイッチである。
置の作用について説明する。
って照明された体腔内光学像を電気信号に変換する。
てビデオ信号に変換され、一方はそのままTVモニタ1
7に表示される。他方はA/D変換器13によってディ
ジタル化され、ディジタルメモリ14に順次記録され
る。
み出されてD/A変換器16によってアナログ信号に変
換された後に、TVモニタ18及び写真撮影用モニタ1
9に表示される。
7または18によって確認すると、術者は押しボタンス
イッチ21を押すことによりフリーズ像を得ることがで
きる。すなわち、押しボタンスイッチ21が押される
と、その信号により、メモリコントローラ15はメモリ
内の画像を固定したまま読み出しをくり返す。その結
果、フリーズされた画像がTVモニタ18及び19に表
示される。
すことにより、TVモニタ19に表示されているフリー
ズ画像をカメラ20に撮影することができる。なお、フ
リーズ像を解除する場合は、もう一度押しボタンスイッ
チ21を押せばよい。
真撮影中にも、体腔内のリアルタイムの状態をTVモニ
タ17上で観察することができる。
図である。図中、第1の実施例と同じ構成要素について
は同一の番号を付した。
ためのディジタルメモリ、32はフリーズ画像を記録・
再生するためのディジタルメモリである。
のタイミングと表示方法を説明する図である。
示され、術者は、それを観察しながら目的とする画像を
さがす。目的とする画像が確認されると、図2中の押し
ボタンスイッチ21が押される。スイッチ21がONさ
れた信号はメモリコントローラ33に転送される。この
場合メインコントローラ33はディジタルメモリ32に
フリーズ画像を作成し、一方ディジタルメモリ31にリ
アル画像を記録する。
(b)示した如くTVモニタ34上にフリーズ像とリア
ル像を同時に表示できるように、メモリ31及び32の
アドレスコントロールを実行する。即ち、スイッチ21
の操作によりフリーズがONされると、メモリコントロ
ーラ33から出力されるアドレス信号は、各ディジタル
メモリ31、32への出力を選択的にON/OFFしな
がら供給される。
ーズ像の横に小さく表示する場合、メモリコントローラ
33からのアドレス信号は、まずディジタルメモリ32
側だけに供給され、しかも水平方向両端部の患部情報の
ない所は読み出さずに出力され、D/Aコンバータ16
を介してTVモニタ34及び写真撮影用TVモニタ19
に供給される。
垂直方向の1/2程度の所まで逐次表示されてくると、
リアル画像を記録したディジタルメモリ31側へもアド
レス信号が供給され、各水平走査線の後半部はディジタ
ルメモリ32に代わってディジタルメモリ31からのリ
アル画像が、所定ピクセル数(例えば4ピクセル)を間
引きながらD/Aコンバータ16を介してTVモニタ3
4、19へ供給される。このようにして1フィールドが
終了すると図3(b)の如く表示される。
し、撮影に妥当と判断した時、押しボタンスイッチ22
を押す。これによってメモリコントローラ33はディジ
タルメモリ32のみにアドレス出力を供給し、フリーズ
像のみを図3(C)の如くTVモニタ34、19に表示
し、カメラ20による撮影が実施される。
のみがモニタに表示されることにより、撮影に不要なリ
アル像を撮影することなく、動きのブレのないフリーズ
像のみを撮影することができる。
は直ちにもとの状態に復帰し、すなわちメモリコントロ
ーラ33はアドレス出力をディジタルメモリ31のみに
供給し、次のフリーズ信号が入るまでリアル像のみを表
示し、術者による表示画像切り換え操作をいちいち必要
とすることなく、術者のリアル像の観察に供することが
できる。
のTVモニタ上でフリーズ時においてもリアル像が観察
できるため、フリーズ像観察を行うためにTVモニタに
フリーズ像を表示した場合でも、術者はその間に生体が
危険な状態とならないよう確認しながら、安心してフリ
ーズ像観察を行うことができる。
は、TVモニタはフリーズ像とリアル像とが同時表示さ
れている状態からフリーズ像のみが表示されるよう表示
制御が行われるので、撮影に不要なリアル画像を撮影す
ることなく、動きのブレのないフリーズ画像を撮影する
ことができる。
アル像のみの表示に復帰するよう表示制御を行うことに
より、術者による表示画像の切り換え操作をいちいち必
要とすることなしに、操作性よく術者のリアル像の観察
に供することができる。
発明は上記実施例に限定されるものではなく、要旨を変
更しない範囲で種々変形可能である。
による診断、治療中に、被写体のフリーズ像と該被写体
のリアル像とを同時に同一のモニタ手段に表示すること
ができるので、術者はその間に生体が危険な状態となら
ないよう確認しながら、安心して体腔内のリアルタイム
の様子をたえず観察しながらフリーズ像の観察を行うこ
とができるとともに、この状態で記録指示があった場合
には、モニタ手段に対してフリーズ像とリアル像とが同
時表示されている状態からフリーズ像のみが表示される
よう表示制御が行われ、記録に不要なリアル画像を記録
することなく、動きのブレのないフリーズ画像のみを記
録手段にて記録するので、記録の無駄をなくし、診断効
率を向上させることができる。
示がリアル像のみの表示に変更するよう表示制御を行う
ことにより、術者による表示画像の切り換え操作をいち
いち必要とすることなしに、操作性よく術者のリアル像
の観察に供することができる。
例を説明した図
Claims (3)
- 【請求項1】 被写体のフリーズ像と共に該被写体のリ
アル像を同時に同一のモニタ手段に表示することのでき
る内視鏡装置において、 記録指示を行うための記録指示手段と、 前記モニタ手段に前記フリーズ像と共に前記リアル像を
同時に表示している状態で前記記録指示手段から記録指
示があった場合に前記モニタ手段に前記フリーズ像のみ
を表示する表示制御手段と、 前記記録指示があった場合に前記モニタ手段に表示され
るフリーズ像のみを記録する記録手段とを備えたことを
特徴とする内視鏡装置。 - 【請求項2】 前記表示制御手段は、前記記録手段の記
録終了とともに前記モニタ手段に前記リアル像のみを表
示することを特徴とする請求項1記載の内視鏡装置。 - 【請求項3】 前記記録手段は、写真撮影手段であるこ
とを特徴とする請求項1または請求項2記載の内視鏡装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5346620A JP2653634B2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 内視鏡装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5346620A JP2653634B2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 内視鏡装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60219075A Division JPS6281193A (ja) | 1985-10-03 | 1985-10-03 | 内視鏡装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07356A JPH07356A (ja) | 1995-01-06 |
JP2653634B2 true JP2653634B2 (ja) | 1997-09-17 |
Family
ID=18384677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5346620A Expired - Lifetime JP2653634B2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 内視鏡装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2653634B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4981397B2 (ja) * | 2006-10-04 | 2012-07-18 | オリンパスメディカルシステムズ株式会社 | 医療用画像処理システム |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57109477A (en) * | 1980-12-26 | 1982-07-07 | Hitachi Ltd | Two picture television receiver |
-
1993
- 1993-12-22 JP JP5346620A patent/JP2653634B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07356A (ja) | 1995-01-06 |
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