JP3300086B2 - 内視鏡装置用色ずれ防止装置 - Google Patents

内視鏡装置用色ずれ防止装置

Info

Publication number
JP3300086B2
JP3300086B2 JP01655893A JP1655893A JP3300086B2 JP 3300086 B2 JP3300086 B2 JP 3300086B2 JP 01655893 A JP01655893 A JP 01655893A JP 1655893 A JP1655893 A JP 1655893A JP 3300086 B2 JP3300086 B2 JP 3300086B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
signal
memory
still
color shift
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP01655893A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06225854A (ja
Inventor
健一 菊地
勇二 生野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optic Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optic Co Ltd filed Critical Olympus Optic Co Ltd
Priority to JP01655893A priority Critical patent/JP3300086B2/ja
Publication of JPH06225854A publication Critical patent/JPH06225854A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3300086B2 publication Critical patent/JP3300086B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Endoscopes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は色ずれベクトルを検知し
て静止画像の補正を行う内視鏡装置用色ずれ防止装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、固体撮像素子の製造技術の進歩に
より、画素の高密度化、及びチップの超小型化が進み、
先端部に固体撮像素子を実装した内視鏡、いわゆる、電
子内視鏡装置が開発されている。これらの装置は、体腔
内に挿入して被検査部位を観察すると共に、同部位の観
察画像を記録する機能を有しており、その観察能もさる
ことながら、記録した画像の品質も非常に重要で、被検
査部位の診断に大きく影響する。
【0003】従って、記録に際して、内視鏡の術者は患
者を静止させた上で、何度か被検査部位の画像をフリー
ズ表示し、記録画像として最も望ましい画像を選択して
例えばモニタ画像の写真撮影装置やビデオプリンタ、あ
るいはスチルビデオフロッピー装置等に静止画を記録し
ていた。しかし、患者を静止させても生体内を観察して
いる限り、被検査部位の動きは少なからずあり、この動
きによる像のブレをなくすために何度もフリーズし直さ
なければならない場合があるという不具合を有する。
【0004】このような、被写体の動きによる記録画像
の劣化は、撮像素子の種類及び撮像方式に応じて、その
発生形態が異なる。例えば、撮像素子として、フレーム
トランスファタイプのCCDを用いた場合には、露光期
間における被写体の動きが像のブレとなって生じ、ま
た、インターラインタイプのCCDを用いて飛び越し走
査を行った場合には、露光時間の被写体の動きに起因し
た像のブレに加え、フィールド間の画像の差異に起因し
たフリッカが生ずる。
【0005】また、内視鏡の細径化を目的として、その
先端部にモノクロのCCDを実装し、照明光を例えばR
GB順次光とした、いわゆる、色面順次方式では、時系
列的に順次撮影したR,G,B各原色画像を同時化して
表示するため、被写体の動きが色のずれとなって表示さ
れる、いわゆる色ずれが問題となる。
【0006】このような問題点に対処するに、本出願人
は、色面順次方式の時系列的に送られてくる原色信号間
のずれや同時方式によるフィールド間のずれを検出し
て、そのずれを動き量とし、この動き量がある一定値以
下になった場合に、ずれが少ないと判断し、その画像信
号をフリーズするようにした画像フリーズ装置を提案し
ている。この装置によれば、被写体の動きに起因した画
像の劣化の少ない静止画を記憶もしくは記録することが
可能となる。
【0007】上記画像フリーズ装置の動作の一例を、図
11を用いて説明する。図11は、時刻と動き検出量と
の関係を示し、図中、a,b,cは、それぞれ、時刻t
a ,tb ,tc における動き量を示す。
【0008】ここで、画像をフリーズするか否かの閾値
の設定値をMthとした場合を考える。この場合、順次入
力される画像信号から被写体の動き量が検出され、この
動き検出量と設定値Mthとが比較され、動き検出量が設
定値Mthを下回った場合に、画像がフリーズされる。
【0009】図11の例では、時刻tb における動き検
出量bが、設定値Mthを下回り、この時の画像がフリー
ズされる。しかし、この装置では、このように、ずれが
少ない、すなわち動き量が少ないと判断した後に、図1
1における時刻tc のように、よりずれの少ない画像信
号が入力された場合には、すでに、時刻tb においてフ
リーズが完了しているため、常に、最も動き量の少ない
画像をフリーズすることができない。
【0010】これに対処するに、本出願人は、先に提出
した特願昭63−209677号明細書等において、静
止画の記憶もしくは記録時に像ブレを防ぐ装置及び回路
方式を提案している。上記提案は、入力画像信号から被
写体の動きを検知し、例えば、この動きが最小となった
時に、静止画を記憶もしくは記録するものであり、従来
方式の持つ欠点を簡単な構成によって解決したものであ
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記の内視
鏡装置においては、画像静止信号が与えられた場合、色
ずれがある閾値以下になった時、あるいは、色ずれの最
も少ない時点を検出して画像を静止させる。実使用時に
おいては、この検出期間を所定の期間に制限する必要が
あるため、色ずれの大きな場合には完全に色ずれが無い
画像を得ることは困難となる。
【0012】特に、ハイビジョン等の高精細な画像の場
合には、わずかな色ずれについても画質の劣化に大きな
影響を及ぼす。
【0013】本発明は、高精細な画像についても高精度
な色ずれ補正の可能な内視鏡装置用色ずれ防止装置を提
供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明による内
視鏡装置用色ずれ防止装置は、色順次照明方式を用いた
内視鏡装置において、画像静止の指示を行う画像静止指
示手段と、前記画像静止指示手段の指示により画像を静
止する画像静止手段と、色ずれ量を検知する色ずれ検知
手段と、前記色ずれ検知手段の出力及び前記画像静止指
示手段の出力に応じて前記画像静止手段を制御する画像
静止制御手段前記画像静止制御手段による制御に基
づき出力された前記画像静止手段の出力信号の色ずれベ
クトルを検知する色ずれベクトル検知手段と、前記色ず
れベクトル検知手段の出力に応じて前記画像静止手段の
出力信号を補正する画像補正手段とを有することを特徴
とし前記色ずれベクトル検知手段は、画像静止制御手
段による制御に基づき出力された前記画像静止手段の出
力信号の色ずれベクトルを検知するので、色ずれがある
場合にも画像補正手段で高精度な色ずれ補正を行い、画
質の良い画像が得られる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の各実施例を説
明する。図1は本発明の第1実施例を備えた内視鏡装置
を示すブロック構成図である。図1において、内視鏡装
置1は撮像手段を備えた電子内視鏡2を有し、この電子
内視鏡2の挿入部3の先端部には対物レンズ4が配置さ
れており、その結像位置にCCD等で構成される撮像素
子5が設けられている。
【0016】この電子内視鏡2内にはグラスファイバ等
で構成されたライトガイド6が挿通され、このライトガ
イド6は生体内に照明光を導入するためのものである。
このライトガイド6の手元側の端面は光源装置7に接続
される。この光源装置7内には赤、緑、青の透過フィル
タが周方向に設けられた、回転自在のカラーフィルタ円
板8に対向するようにライトガイド6の手元側の端面が
接続される。このカラーフィルタ円板8はモータ9に連
結されて回転駆動されるようになっている。
【0017】光源装置7はキセノンランプ等で構成され
る照明用ランプ10が配置され、この照明用ランプ10
はランプ駆動回路10aからの電力で点灯する。この照
明用ランプ10の照明光は集光レンズ11で集光され、
カラーフィルタ円板8を介してライトガイド6の端面に
集光させる。電子内視鏡2の操作部12には画像静止ス
イッチ13が設けられており、この画像静止スイッチ1
3は信号処理装置14内に設けられ、ラッチ等で構成さ
れる画像静止信号保持回路15に接続されている。
【0018】CCD等で構成される撮像素子5は信号線
16を介して駆動回路や、ビデオアンプ等で構成される
映像回路17と接続されている。この映像回路17の出
力端は、A/D変換器18に接続され、該A/D変換器
18の出力端は、感度補正回路19を通じて半導体スイ
ッチ等で構成される切り替えスイッチ20の共通端子に
接続されている。
【0019】上記感度補正回路19は例えば図2に示す
ようなブロック構成である。入力されるビデオ信号は、
SW1、遅延線21、1H遅延線22に入力する。遅延
線21では、1ドット程度の所定の遅延量が与えられ、
1H遅延線22では、水平走査期間分の遅延が与えられ
る。
【0020】遅延線21の出力はSW2,1H遅延線2
2出力は、SW3および遅延線23に入力する。遅延線
23による遅延量は遅延線21と同じである。遅延線2
3の出力は、SW4に入力する。SW1〜SW4の出力
は、加算器24を経て係数器25に入力し、所定の係数
Kが乗算されて出力される。
【0021】次に感度補正回路19の動作について説明
する。図3に示すような画像データが送られて来ると考
える。ここで、SW1〜SW4がすべてONしていて、
係数器25の乗算係数が1/4の場合、例えば図3にお
けるB2のタイミングで係数器25から出力される信号
は、図3のA1、A2、B1,B2の信号を平均したも
のとなる。同様に、B3のタイミングで係数器25から
出力される信号は、図3のA2、A3、B2,B3の信
号を平均したものとなる。これらの信号は、それぞれ、
B2、B3の信号に対して、理論的にノイズ成分が1/
2になっている。よって、原画像信号に比べてS/Nの
良い信号が得られる。
【0022】また、SW1、SW2がONしていて、係
数器25の乗算係数が1/2の場合、例えば図3におけ
るA2のタイミングで係数器25から出力される信号
は、図3のA1、A2の信号を平均したものとなる。こ
の信号は、A2の信号に対して、理論的にノイズ成分が
√(1/2)(1/2の平方根を表す)になっている。
この場合は上記の場合に比べて、垂直方向の解像度の劣
化は少ない。
【0023】また、SW3、SW4がONしていて、係
数器25の乗算係数が1/2の場合、例えば図3におけ
るB1のタイミングで係数器25から出力される信号
は、図3のA1、B2の信号を平均したものとなる。こ
の信号は、A2の信号に対して、理論的にノイズ成分が
√(1/2)になっている。この場合は最初のSW1〜
SW4がONしている場合に比べて、水平方向の解像度
の劣化は少ない。このように、感度補正回路19によっ
て容易に映像信号のS/Nの改善が可能となる。
【0024】これら、SWおよび係数器25の制御は、
AGC回路のゲイン、固体撮像素子の種類、映像信号レ
ベル等によって適応的に制御をする事ができる。また、
本実施例では、4つの画素を原信号として組み合わせて
いるが、遅延線やSWを増加させてより多くの画素を使
ってS/Nを改善した信号を作成するようにしても良
い。
【0025】また、係数器の乗算係数を1として、各信
号の加算のみを行う事よって、信号レベルの増加が行
え、ノイズ成分の増加の少ない感度アップを容易に行う
事ができる。次に感度補正回路の別の実施例について説
明する。
【0026】図4に示すような撮像素子より画像を読み
出す事を考える。L1,L2…は行番号で、各行には横
方向に所定の間隔で画素を有している。この撮像素子を
順次読み出しする場合を考える。つまり、映像信号は、
図4のL1,L2…の順で送られてくる。本実施例のブ
ロック図を図5に示す。
【0027】入力映像信号はスイッチ26を通してメモ
リ27あるいはメモリ28に入力する。スイッチ26は
メモリ27およびメモリ28に入力する信号を切り換え
るもので、メモリ27の読み出しを行っているときはメ
モリ28側、メモリ28の読み出しを行っている場合は
メモリ27側に切り換わる。
【0028】例えば、メモリ27に入力した1フレーム
分の順次映像信号は記憶され、次のフレームに2行ずつ
同時に読み出される。Aフィールドでは、L1とL2,
L3とL4,…と、BフィールドではL2とL3,L4
とL5,…と読み出される。読み出された2行の信号は
スイッチ29を通して加算器30に入力し加算されて感
度補正回路の出力となる。
【0029】次のフレームではメモリ28からメモリ2
7の場合と同様に読み出され、スイッチ29を通して加
算器30で加算されて出力される。ここで、スイッチ2
9は読み出されるメモリの方に切り換わる事になる。
【0030】以上の動作により、感度補正回路19の出
力はインターレース出力となり、2行の信号成分を加算
したものとなり感度アップが可能となる。垂直解像度に
おいても前記のようにフィールド毎に交互に加算するた
め、劣化は少ない。特に、面順次式電子内視鏡装置の場
合、固体撮像素子が順次走査の場合があるため、本実施
例を使用すると、感度アップおよび順次走査→インター
レース走査への変換が容易に行う事ができる。本実施例
ではメモリより2行分の信号を読み出して加算している
が、2行以上の信号を読み出し、加算しても良い。
【0031】図1に戻って上記切り替えスイッチ20の
各切り替え端子は半導体メモリ等で構成される画像メモ
リ35R1、画像メモリ35G1、画像メモリ35B1
にそれぞれ接続されている。
【0032】画像メモリ35R1、画像メモリ35G
1、画像メモリ35B1の各出力端は、更にそれぞれ画
像メモリ36R2、画像メモリ36G2、画像メモリ3
6B2に接続され、画像メモリ36R2、画像メモリ3
6G2、画像メモリ36B2の出力は、色ずれ補正回路
37、色ずれ補正信号発生器38及び色ずれ検知手段3
9に入力されるようになっている。
【0033】この色ずれ検知手段39の出力端は、コン
パレータ40の一方の入力端に接続され、該コンパレー
タ40の他方の入力端には、可変抵抗器等で構成される
閾値設定手段41の出力端が接続されている。コンパレ
ータ40の出力と画像静止信号保持回路15の出力はA
ND回路42に入力される。このAND回路42の出力
は画像静止制御回路43に入力され、該画像静止制御回
路43の出力は、画像メモリ36R2、画像メモリ36
G2、画像メモリ36B2の各画像静止制御端子に入力
されるようになっている。
【0034】また、色ずれ補正回路37から出力される
RGB信号はそれぞれD/A変換器44,45,46を
通してアナログのRGB信号に変換され、TVモニタ4
7に送出される。
【0035】図6は色ずれ補正回路37の一例を示す。
RGB信号のうちR及びB信号はそれぞれ補正用メモリ
51R、補正用メモリ51Bに入力する一方、色ずれ補
正信号発生器38より出力された色ずれベクトルは、コ
ントロール回路53に入力する。コントロール回路53
では色ずれベクトルに応じて、補正用メモリ51R及び
補正用メモリ51Bの読み出し用のアドレスが発生され
る。
【0036】このアドレスは、読み出しR,B信号にお
いてR及びB信号画像による色ずれが無くなるように
(G信号と重なるように)各画像ドットについて発生さ
れる。補正用メモリ51R、補正用メモリ51Bの出力
のR,B信号は、それぞれ補間回路55R,55Bに入
力する。
【0037】補間回路55R,55Bでは、コントロー
ル回路53より出力されるコントロール信号によって、
アドレスコントロールにおける各ドット点のデータを実
際の色ずれベクトルに合うように補間を行う。G信号は
補正用メモリ51G、補間回路55Gを通るが補正は行
わない。
【0038】以上の処理の終了したRB信号は、G信号
とともに色ずれ補正回路37の出力としてD/A変換器
44,45,46に出力される。なお、色ずれ検知手段
39の構成は例えば特願昭63−31809号の明細書
に示されている。
【0039】次にこのように構成されている内視鏡装置
1における色ずれ防止装置の動作について説明する。ラ
ンプ10から放射された白色光は、モータ9によって回
転駆動されているカラーフィルタ円板8を通過すること
によりR,G,Bの色順次光となり、電子内視鏡2のラ
イトガイド6の一方の端面に入射する。
【0040】このライトガイド6の端面に入射された色
順次光はライトガイド6内を伝送され、電子内視鏡2の
先端に到達し、ライトガイド6の他端面から出射され
る。出射された色順次光は胃壁等の被写体を照明し、被
写体の像は対物レンズ4によって撮像素子5に結像され
る。撮像素子5は映像回路17によって駆動されると共
に、その出力は該映像回路17によってビデオ信号化さ
れる。
【0041】映像回路17の出力は、A/D変換器18
によってデジタル化され、そのデジタル画像データは感
度補正回路19を通り、切り替えスイッチ20によっ
て、R,G,B成分画像データ毎に切り替えられなが
ら、画像メモリ35R1、画像メモリ35G1、画像メ
モリ35B1にそれぞれ入力し、記録される。なお、切
り替えスイッチ20はカラーフィルタ円板8の回転に同
期して、色順次光の光色に応じて順次切り替え動作され
るようになっている。
【0042】次いで画像メモリ35R1、画像メモリ3
5G1、画像メモリ35B1に記録された各画像データ
は、画像メモリ36R2、画像メモリ36G2、画像メ
モリ36B2に高速で転送される。
【0043】この転送動作は、テレビジョンの同期信号
期間を利用して行われる。画像メモリ36R2、画像メ
モリ36G2、画像メモリ36B2に転送された画像デ
ータは、テレビジョンの同期信号に同期して読み出され
る。通常は、フレーム毎に上記転送が行われるので、こ
の出力ビデオ信号は、動画像のものとなる。
【0044】画像を静止して観察する場合には、操作者
は画像静止スイッチ13を押して画像静止の指示を行
う。この画像静止スイッチ13が押圧操作されると、画
像静止指示信号が画像静止信号保持回路15へ送られ
る。そして画像静止スイッチ13の押圧操作が解除され
た後も、該画像静止信号保持回路15では前記静止指示
信号を保持している。
【0045】一方、前記画像メモリ36R2、画像メモ
リ36G2、画像メモリ36B2の各出力は、色ずれ検
知手段39にも入力されており、該色ずれ検知手段39
においてはフレーム毎に色ずれ量が検出されている。
【0046】そしてこの色ずれ量はコンパレータ40に
より、閾値設定手段41によって予め設定された値と比
較され、色ずれ量が設定された一定値以下になると、コ
ンパレータ40はAND回路42の一方の入力端に対し
て真値を出力する。AND回路42の他方の入力端に
は、前記画像静止信号保持回路15の出力が入力されて
おり、AND回路42はコンパレータ40及び画像静止
信号保持回路15の出力が共に真値の場合のみ、画像静
止制御回路43に制御信号を送出する。
【0047】画像静止制御回路43はこの制御信号を受
け、適当なタイミングで画像メモリ35R1、画像メモ
リ35G1、画像メモリ35B1から、画像メモリ36
R2、画像メモリ36G2、画像メモリ36B2への画
像データの転送を停止させる。
【0048】その結果、画像メモリ36R2、画像メモ
リ36G2、画像メモリ36B2には静止画が記録され
た状態になり、出力映像信号は静止画の映像信号とな
り、静止画が表示される。
【0049】この際、出力される静止画は、色ずれがあ
る値以下になった状態における静止画であり、色ずれは
殆ど発生していない見易い画像である。この静止画映像
信号は、色ずれ補正回路37及び色ずれ補正信号発生器
38に入力する。
【0050】色ずれ補正信号発生器38では、画像メモ
リ36R2、画像メモリ36G2、画像メモリ36B2
の出力のRGB信号より画像各部における色ずれベクト
ルを求める。例えば、ここで静止した画像がR→G→B
と露光が行われている場合については、Gを中心に色ず
れベクトルを求める(図7参照)。この色ずれベクトル
は色ずれ補正回路37に入力する。
【0051】色ずれ補正回路37では色ずれベクトルだ
けR画像及びB画像がずらされ(図7で色ずれベクトル
と反対方向にずれた量だけずらされる。また、隅の画像
部分など、対応する画像部分が存在しない場合には、前
のフレームの画像等で補間される)、G画像と殆ど一致
する補正された画像にする処理が行われ、次段側に出力
される。
【0052】このように、色ずれ補正回路37を通すこ
とにより、前記画像メモリ36R2,36G2,36B
2によって静止された色ずれが軽減している画像をより
色ずれを軽減することが可能である。
【0053】また画像メモリ36R2,36G2,36
B2によってある規定値よりも色ずれが軽減されている
ために、後段の色ずれ補正回路による色ずれ補正も正確
で処理も簡単となり、処理時間も短縮でき補正用メモリ
の容量も小さくすることができる。
【0054】また、色ずれベクトルも各画像ドット毎で
はなく、ある所定のブロック毎に求め全体的に補正用メ
モリの読み出しアドレスを発生してもよい。また露光
が、R→G→Bの順以外の場合には、その時間的に中心
となる画像を基準として前記と同様に行われる。
【0055】この色ずれ補正回路37は画像静止指示動
作を行わない場合には補正されない動画を出力する。色
ずれ補正回路37から出力されるR,G,B信号は、D
/A変換器44,45,46を通ってTVモニタ47に
送出される。
【0056】画像静止を解除するには、図示しない解除
スイッチで画像静止信号保持回路15をリセットした
り、あるいはこの画像静止信号保持回路15を画像静止
スイッチ13でトグル動作させるようにすればよい。図
8は本発明の第1実施例の変形例を備えた内視鏡装置6
1を示す。
【0057】この変形例は以下に述べる以外は、第1実
施例とほぼ同様の構成である。画像静止スイッチ13の
画像静止指示信号は画像静止信号保持回路15と共に、
タイマ62に入力され、このタイマ62を起動する。
【0058】このタイマ62の出力はアンド回路42の
出力と共に、OR回路63に入力され、このOR回路6
3の出力は画像静止制御回路43に制御信号を送出し、
画像静止の動作を行わせるようになっている。
【0059】次にこの作用を説明する。タイマ62は、
画像静止スイッチ13を操作して静止指示を行ってから
一定時間経過しても、撮像画像の色ずれが少なくなら
ず、つまりコンパレータ40から静止画として出力させ
る信号が出されない場合に対処するためのものであり、
このタイマ62から一定時間経過後に信号が出力され
る。
【0060】つまり、画像静止スイッチ13を操作して
静止指示を行ってから一定時間以内にアンド回路42か
ら信号が出力される場合の動作は第1実施例と同様であ
り、一定時間以後までアンド回路42から信号が出力さ
れないと、以下のような動作をする。
【0061】このタイマ62から一定時間経過後に出力
される信号はOR回路63を介して画像静止制御回路4
3に入力され、画像静止制御回路43はこの信号によっ
て強制的に駆動され、画像を静止させて静止画が表示さ
れるようになっている。
【0062】図9は本発明の第2実施例を備えた内視鏡
装置71を示す。画像メモリ35R1、画像メモリ35
G1、画像メモリ35B1までの構成、動作は第1実施
例と同じである。
【0063】画像メモリ35R1、画像メモリ35G
1、画像メモリ35B1から出力されるRGB信号は、
画像メモリ36R2、画像メモリ36G2、画像メモリ
36B2及び色ずれ検出手段72に入力される。色ずれ
検出手段72では各1フレーム分の色ずれ量を検出し、
その色ずれ量は最小値検出回路73に入力される。
【0064】この最小値検出回路73は、画像静止スイ
ッチ13からの画像静止指示信号により起動される。
【0065】最小値検出回路73では、画像静止指示信
号が与えられた後、色ずれ検出手段72から送られてく
る色ずれ量を監視し、画像静止指示信号発生以降、色ず
れの最小値が入力するとメモリコントローラ74に書き
込み指示信号を送る。
【0066】このメモリコントローラ74ではこの書き
込み指示信号に伴って画像メモリ36R2、画像メモリ
36G2、画像メモリ36B2に対して書き込み動作を
行う。なお、前記最小値検出回路73の構成は、例え
ば、特願昭63−209677号の明細書に示されてい
るものを用いることができる。
【0067】この動作について、図10を用いて説明す
る。図10において、画像静止指示信号により最小値検
出回路73が起動する時刻をt1 とする。また、画像静
止指示信号が出力されてから、画像メモリ35R1、画
像メモリ35G1、画像メモリ35B1より読み出され
る各フレーム毎の画像信号をF1 ,F2 ,…,Fn と
し、それに対する色ずれ量(動き検出量)をM1 ,M2
,…,Mn とする。
【0068】時刻t1 において、画像静止スイッチ13
から画像静止指示信号が出力されると、まずメモリコン
トローラ74により、画像メモリ36R2、画像メモリ
36G2、画像メモリ36B2への書き込みが禁止され
る。それと同時に、画像メモリ35R1、画像メモリ3
5G1、画像メモリ35B1から読み出される画像信号
F1 の色ずれ量M1 を色ずれ検出手段72によって検出
する。
【0069】また、最小値検出回路73は、前記色ずれ
検出手段72から送られてくる色ずれ量M1 を、最小値
の初期値として設定し、画像メモリ35R1、画像メモ
リ35G1、画像メモリ35B1に書き込まれている画
像信号F1 は、もう1度読み出され、メモリコントロー
ラ74によって、画像メモリ36R2、画像メモリ36
G2、画像メモリ36B2に高速に転送されてその画像
信号F1 は書き込まれる。この転送は、1フレーム以内
の期間に高速で行われる。
【0070】次のフレームの期間となり、画像メモリ3
5R1、画像メモリ35G1、画像メモリ35B1から
画像信号F2 が読み出された場合、同様に色ずれ検出手
段72では色ずれ量M2 が検出され、最小値検出回路7
3では設定値M1 と比較される。
【0071】ここで、図10に示すように、M2 <M1
であれば、メモリコントローラ74に書き込み指示信号
を送り、再び画像メモリ35R1、画像メモリ35G
1、画像メモリ35B1より画像信号F2 は読み出さ
れ、画像信号F2 はメモリコントローラ74によって、
画像メモリ36R2、画像メモリ36G2、画像メモリ
36B2に高速に転送されて書き込まれる。
【0072】又、前記最小値検出回路73では、M1 に
代えて、色ずれ量M2 を最小値として設定する。よっ
て、以上の動作により、画像メモリ36R2、画像メモ
リ36G2、画像メモリ36B2からの出力画像は画像
信号F2 の静止画像となる。
【0073】また、図10の画像信号F7 のように色ず
れ量が最小値より大きな場合は、メモリコントローラ7
4より画像メモリ35R1、画像メモリ35G1、画像
メモリ35B1から画像メモリ36R2、画像メモリ3
6G2、画像メモリ36B2への画像信号F7 の転送は
行われず、最小値検出回路74の設定値の変更は行われ
ない。
【0074】このように、画像信号Fn と画像信号Fn+
1 の色ずれ量Mn ,Mn+1 について、Mn >Mn+1 の場
合、最小値検出回路73よりメモリコントローラ74に
書き込み指示信号を送り、メモリコントローラ74によ
って、画像メモリ35R1、画像メモリ35G1、画像
メモリ35B1から画像メモリ36R2、画像メモリ3
6G2、画像メモリ36B2へ画像信号Fn+1 が転送さ
れ、最小値検出回路73では、色ずれ量Mn+1 が最小値
として設定される。
【0075】また、Mn <Mn+1 の場合は、画像メモリ
35R1、画像メモリ35G1、画像メモリ35B1か
ら画像メモリ36R2、画像メモリ36G2、画像メモ
リ36B2へ画像信号Fn+1 は転送が行われず、最小値
検出回路73で設定値の更新は行われない。
【0076】よって、図10における、tn まで動作を
行った場合は、t1 〜tn の間に検出された色ずれ量の
最も小さい値Mm の対応する画像信号Fm が、画像メモ
リ36R2、画像メモリ36G2、画像メモリ36B2
に書き込まれる。よって、t1 〜tn の間の色ずれ量の
最も小さい画像が静止画像として出力されることとな
る。
【0077】図10において、黒丸は画像メモリ36R
2、画像メモリ36G2、画像メモリ36B2を更新す
ることを意味し、白丸は画像メモリ36R2、画像メモ
リ36G2、画像メモリ36B2を更新しないことを意
味する。
【0078】実際は、tn を実用上差し支えのないある
所定の時間に制限し、tn 以降の時間には、メモリコン
トローラ74により画像メモリ36R2、画像メモリ3
6G2、画像メモリ36B2への書き込みを禁止するよ
うにする。そうすると、画像静止スイッチ13からの画
像静止指示信号が発生されてからtn −t1 期間の色ず
れ量が最も小さい画像が静止画像として得られる。
【0079】以上の動作により、色ずれの最も少ない時
点の画像をフリーズすることができ、被写体あるいは撮
像素子側の動きに起因した色ずれの少ない静止画を得る
ことができる。
【0080】画像メモリ36R2、画像メモリ36G
2、画像メモリ36B2を出力した静止画映像信号は色
ずれ補正回路37及び色ずれ補正信号発生器38に入力
する。色ずれ補正回路37及び色ずれ補正信号発生器3
8では、第1実施例と同様に、画像メモリ36R2、画
像メモリ36G2、画像メモリ36B2より出力される
静止画について、色ずれ量を検出して色ずれ補正をす
る。
【0081】第1実施例の場合は、色ずれ量がある閾値
以内になった時にフリーズをするのに対し、第2実施例
では、ある一定時間の中で最も色ずれが小さい画像をフ
リーズするため、より色ずれが少なく、後段の色ずれ補
正回路37の負担が少なく、正確な色ずれ補正が可能と
なる。
【0082】以上の実施例において、色ずれの検出は、
RGB信号を用いて行うように述べているが、RGB信
号のうち2つの信号を用いて行ってもよい。
【0083】また、感度補正回路19は、A/D変換器
18の後段に配置したが、アナログ処理のみで行う場合
はA/D変換器18よりも前段に配置することもでき
る。また、本発明に係る色ずれ防止装置は、電子内視鏡
に組み込んでもよいし、あるいは電子内視鏡装置とは別
体に構成し、電子内視鏡装置から得られるビデオ信号を
利用して色ずれを検知し、電子内視鏡装置の画像静止動
作を外部から制御するようにしてもよい。
【0084】さらに、本発明における画像メモリ36R
2、画像メモリ36G2、画像メモリ36B2等から構
成される画像静止手段または後段の色ずれ補正手段のど
ちらか一方を別体に構成してもよい。
【0085】また、本発明は、以上説明したような電子
内視鏡を用いた内視鏡装置には限らず、従来のファイバ
スコープ等の画像をビデオ信号に変換する内視鏡用外付
けカメラの場合にも同様に応用することができる。
【0086】
【発明の効果】以上、実施例に基づいて説明したよう
に、本発明によれば、色ずれの少ない画像を静止画とし
て得たうえで、色ずれ補正を行っているため、精度の高
い色ずれ補正が可能となる。これにより、解像度の高い
高精度な画像についても正確な色ずれ補正ができ、診断
能も向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1実施例を備えた内視鏡装置
のブロック構成図。
【図2】図2は感度補正回路の構成図。
【図3】図3は撮像素子の画素配置を示す説明図。
【図4】図4は画素がライン状に配置されていることを
示す説明図。
【図5】図5は感度補正回路の他の構成例を示す説明
図。
【図6】図6は色ずれ補正回路の構成を示すブロック
図。
【図7】色ずれ検知手段で検知される色ずれベクトルを
示す説明図。
【図8】図8は第1実施例の変形例を備えた内視鏡装置
のブロック構成図。
【図9】図9は本発明の第2実施例を備えた内視鏡装置
のブロック構成図。
【図10】図10は第2実施例の動作説明図。
【図11】図11は従来例の動作説明図。
【符号の説明】
1…内視鏡装置 2…電子内視鏡 3…挿入部 4…対物レンズ 5…撮像素子 7…光源装置 13…画像静止スイッチ 15…画像静止信号保持回路 17…映像回路 19…感度補正回路 35R1,35G1,35B1…画像メモリ 36R2,36G2,36B2…画像メモリ 37…色ずれ補正回路 38…色ずれ補正信号発生器 39…色ずれ検知手段 40…コンパレータ 41…閾値設定回路 43…画像静止制御回路 47…TVモニタ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−207031(JP,A) 特開 昭62−145991(JP,A) 特開 昭61−71791(JP,A) 特開 平4−227226(JP,A) 特開 平3−261295(JP,A) 特開 平3−146024(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 1/00 - 1/32

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 色順次照明方式を用いた内視鏡装置にお
    いて、 画像静止の指示を行う画像静止指示手段と、 前記画像静止指示手段の指示により画像を静止する画像
    静止手段と、 色ずれ量を検知する色ずれ検知手段と、 前記色ずれ検知手段の出力及び前記画像静止指示手段の
    出力に応じて前記画像静止手段を制御する画像静止制御
    手段前記画像静止制御手段による制御に基づき出力された
    記画像静止手段の出力信号の色ずれベクトルを検知する
    色ずれベクトル検知手段と、 前記色ずれベクトル検知手段の出力に応じて前記画像静
    止手段の出力信号を補正する画像補正手段、 を有することを特徴とする内視鏡装置用色ずれ防止装
    置。
JP01655893A 1993-02-03 1993-02-03 内視鏡装置用色ずれ防止装置 Expired - Fee Related JP3300086B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01655893A JP3300086B2 (ja) 1993-02-03 1993-02-03 内視鏡装置用色ずれ防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01655893A JP3300086B2 (ja) 1993-02-03 1993-02-03 内視鏡装置用色ずれ防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06225854A JPH06225854A (ja) 1994-08-16
JP3300086B2 true JP3300086B2 (ja) 2002-07-08

Family

ID=11919615

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01655893A Expired - Fee Related JP3300086B2 (ja) 1993-02-03 1993-02-03 内視鏡装置用色ずれ防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3300086B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009165553A (ja) 2008-01-11 2009-07-30 Olympus Medical Systems Corp 医療用画像処理装置及び医療用撮像システム
JP5733949B2 (ja) * 2010-10-25 2015-06-10 キヤノン株式会社 撮像装置及びその制御方法
JP6309489B2 (ja) * 2015-06-23 2018-04-11 Hoya株式会社 画像検出装置及び画像検出システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06225854A (ja) 1994-08-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2953079B2 (ja) 電子内視鏡装置
JP3448169B2 (ja) 全画素読出し式電子内視鏡装置
JP2848574B2 (ja) 色ずれ補正装置
US5164824A (en) Image freezing signal-processing apparatus
JPS6171791A (ja) 内視鏡装置
JP3300086B2 (ja) 内視鏡装置用色ずれ防止装置
JPS59115678A (ja) 撮像装置
JP3128068B2 (ja) 信号処理装置
JP3292538B2 (ja) 固体撮像素子を用いたカラー撮像装置
JPH06268898A (ja) 固体撮像素子を用いた撮像装置
JP3738654B2 (ja) デジタルカメラ
JPH069392B2 (ja) 内視鏡撮像装置
JP2519302B2 (ja) 画像フリ―ズ装置
JP2789196B2 (ja) 色ずれ防止装置
JP3078045B2 (ja) 画像フリーズ処理装置
JP2902662B2 (ja) 画像フリーズ用信号処理装置
JP2003325443A (ja) 電子内視鏡装置
JPH0834577B2 (ja) 画像フリーズ用信号処理装置
JPH01279689A (ja) 色ずれ防止装置
JP3403588B2 (ja) 全画素読出し式電子内視鏡装置
JP2510259B2 (ja) 画像フリ―ズ用信号処理装置
JP3514557B2 (ja) 電子内視鏡用色ずれ低減装置
JP4439245B2 (ja) 電子内視鏡装置
JP2694027B2 (ja) 内視鏡画像データ圧縮装置
JP3425511B2 (ja) 全画素読出し式電子内視鏡装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020408

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090419

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090419

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100419

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees