JP3316613B2 - Crt固定装置 - Google Patents

Crt固定装置

Info

Publication number
JP3316613B2
JP3316613B2 JP33110695A JP33110695A JP3316613B2 JP 3316613 B2 JP3316613 B2 JP 3316613B2 JP 33110695 A JP33110695 A JP 33110695A JP 33110695 A JP33110695 A JP 33110695A JP 3316613 B2 JP3316613 B2 JP 3316613B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crt
triangular
washer
elliptical
convex
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP33110695A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09149343A (ja
Inventor
雅裕 湯川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP33110695A priority Critical patent/JP3316613B2/ja
Publication of JPH09149343A publication Critical patent/JPH09149343A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3316613B2 publication Critical patent/JP3316613B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン受像
機等に使用するCRT固定装置の構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のCRT固定装置としては
実開昭63−3680号公報等で示されている。例え
ば、図5に示すように調整ボルト10を埋め込んだ前枠
ボス11を前枠12に固定し、調整金具13とナット1
4を用いて高さ調節を行う構造となっていた。この際、
CRT15に溶接固定されているCRT取付耳15a
(通常CRTの4隅に溶接固定されている)を調整金具
13にCRT固定用ボルト16によってねじ止めするこ
とでCRTの固定と位置調整がなされていた。CRTの
4隅とも上記の要領で固定する構造となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術のCRT固定装置では部品点数が多く、構造的
にも複雑で高価でありコストが問題になるだけでなく、
CRTの高さ調節にナットや調整金具を取付けねばなら
ず組立作業性にも非常に問題がある。
【0004】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
であり、簡素で安価な構造で、かつ簡単にCRT固定装
置の変更を可能とするCRT固定装置を提供することを
課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のCRT固定装置は、一つの楕円形状凸段部
と、凸段差のある三角形状凸段部が前記楕円形状凸段部
の上に形成され、前記各凸段部の中心にビス穴を設けた
ボスと、前記楕円形状凸段部に嵌合する楕円形状凹段部
ならびに前記楕円形状凹段部の中心に段差をもって前記
三角形状凸段部に嵌合する三角形状凹段部を形成し、か
つ前記三角形状凹段部と同形状で向きの異なる三角形の
貫通穴とを形成するとともに、前記ボスよりも直径の大
なる座金とを備え、CRTの4隅に存在するCRT取付
金具を前記座金を介挿して前記ボスに取付固定する際
に、前記ボスに形成された楕円形状凸段部及び三角形状
凸段部と、前記座金に形成された楕円形状凹段部及び三
角形状凹段部又は三角形の貫通穴との嵌合組合わせを変
化させてCRTの位置を調整するものである。
【0006】そして、本発明のCRT固定装置による
と、1種類の座金を用いて複数種類の高さ調整が可能で
ある。CRTのメーカ変更や仕様変更が生じたとして
も、1種類の座金でCRT取付耳の固定位置の変更を可
能とするものである。また、同一CRTの4隅に存在す
るCRT取付耳の位置のばらつきが生じたとしても、座
金のおき方を変化させることで対応が可能で、簡単な構
成である。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の目的は、請求項に記載さ
れた構成を実施の形態として達成できるものである。す
なわち、一つの楕円形状凸段部と、凸段差のある三角形
状凸段部が前記楕円形状凸段部の上に形成され、前記各
凸段部の中心にビス穴を設けたボスと、前記楕円形状凸
段部に嵌合する楕円形状凹段部ならびに前記楕円形状凹
段部の中心に段差をもって前記三角形状凸段部に嵌合す
る三角形状凹段部を形成し、かつ前記三角形状凹段部と
同形状で向きの異なる三角形の貫通穴とを形成するとと
もに、前記ボスよりも直径の大なる座金とを備え、CR
Tの4隅に存在するCRT取付金具を前記座金を介挿し
て前記ボスに取付固定する際に、前記ボスに形成された
楕円形状凸段部及び三角形状凸段部と、前記座金に形成
された楕円形状凹段部及び三角形状凹段部又は三角形の
貫通穴との嵌合組合わせを変化させてCRTの位置を調
整することにより具体的に本発明を実施できる。
【0008】そして、前記構成を実施の形態とすること
により1種類の座金で複数種類もの高さ調整が可能であ
る。従って、CRTのメーカ変更や仕様変更が生じたと
しても、1種類の座金でCRT取付耳の固定位置の変更
を可能とするものである。また、同一CRTの4隅に存
在するCRT取付耳の位置のばらつきが生じたとして
も、座金のおき方を変化させることで対応が可能であ
る。このことは、部品点数が少なく安価に構成できる。
また、キャビネット側のボス高さ位置の変更の必要もな
く、キャビネットの種類も少なくてすむことから設計標
準化の観点でも非常に有益である。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて説明する。
【0010】図1は本発明のCRT固定装置における座
金の平面図と側面図を示し、図2は本発明のCRT固定
装置におけるボスの平面図と側面図、図3は本発明のC
RT固定装置の分解斜視図を示している。
【0011】図1,2,3に示すように、本発明のCR
T固定装置における一実施例をあげると、例えば座金1
は円形状でその中には楕円形状凹段部1aと三角形の貫
通穴1cが形成され、さらに楕円形状凹段部1aの中に
は、もう一段三角形状凹段部1bが形成されている。そ
して三角形状凹段部1bの形状は三角形の貫通穴1cと
同形状で向きを変化させて形成されている。ボス2には
楕円形状凸段部2a,三角形状凸段部2bが形成され、
各凸段部の中心にはビス穴2cが設けられている。楕円
形状凸段部2a,三角形状凸段部2bはそれぞれ座金1
に設けられている楕円形状凹段部1aと三角形の貫通穴
1cや三角形状凹段部1bが位置決めされておさまるよ
うに形成されている。また、ボスの凸段部の高さは座金
の凹段部との組み合わせで様々なCRTの固定したい位
置がそれぞれ決定するよう適切な高さに設定されてい
る。
【0012】図4は本発明のCRT固定装置における実
施例を示している。本発明は座金1とボス2とから構成
され、座金1に形成された複数の凹段部をそれぞれ対応
するところの凸段部(ボス2に形成されている)の上に
のせてCRT固定装置を変化させるのであるが、説明が
容易になるように実際に値を設定して説明する。例え
ば、座金1の厚みを2mm、楕円形状凹段部1aは0.
5mm凹、三角形状凹段部1bは楕円形状凹段部1aの
面よりさらに0.5mm凹に形成されているとする。ま
た、ボス2では楕円形状凸段部2aは1mm凸、三角形
状凸段部2bは楕円形状凸段部2aの面より2mm凸に
形成されているとする。
【0013】図4(a)の場合は、座金1の三角形の貫
通穴1cにボス2に形成されている三角形状凸段部2b
が入り込み、楕円形状凸段部2aの面に座金1の外形面
がのっている状態で、ボス2の上面からCRT取付耳3
までの距離H1を求めると、 H1=2mm(座金1の厚み)+1mm(楕円形状凸段
部2aの凸量)=3mm 図4(b)の場合は、ボス2に形成されている三角形状
凸段部2bの面に座金1に形成している三角形状凹段部
1bの面がのっている状態で、 H2=2mm(座金1の厚み)−0.5mm(楕円形状
凹段部1aの凹量)−0.5mm(三角形状凹段部1b
の凹量)+1mm(楕円形状凸段部2aの凸量)+2m
m(三角形状凸段部2bの凸量)=4mm 図4(c)の場合は、座金1に形成している楕円形状凹
段部1a,三角形状凹段部1bが共に、ボス2に形成さ
れている楕円形状凸段部2a,三角形状凸段部2bに入
り込み座金1の外形面がボス2の上面にのっている状態
で、 H3=2mm(座金1の厚み)=2mm この時、三角形状凸段部2bが座金1より飛び出してし
まうが、その飛び出し量はCRT取付耳3の厚みより少
なくして、三角形状凸段部2bがCRT取付耳3より飛
び出さないようにすれば問題なくCRT取付耳3をビス
締め固定することができる。
【0014】このように、今回の実施例では1枚の座金
で3通りの位置調整が可能である。図には示していない
が、位置調整をした後に従来と同様にCRT取付耳3を
ビス締めすることにより位置調整したCRTの固定がな
される。
【0015】なお、上記実施例は本発明の実施例の1つ
にすぎず、座金の凹形状についてもボスの凸形状に関し
ても楕円や三角形でなくても、上記機能を果たす形状で
あればなんでもよい。また、本発明によると形状の組み
合わせのパターンを増やすことで、上記実施例以上の種
類の位置調整が容易に可能である。また、座金に凸形状
を、ボスには凹形状と前記実施例とは逆にしてもよい。
【0016】本発明のCRT固定装置によると、1種類
の座金で座金のおき方を変化させることで位置調整が可
能である。このことは部品点数が少なく構成できるだけ
でなく、様々な種類のCRTに対応ができ非常に有益で
ある。
【0017】
【発明の効果】本発明のCRT固定装置によると、1種
類の座金で複数種類もの高さ調整が可能である。従って
CRTのメーカ変更や仕様変更が生じたとしても、1種
類の座金でCRT取付耳の固定位置の変更を可能とする
ものである。また、同一CRTの4隅に存在するCRT
取付耳の位置のばらつきが生じたとしても、座金のおき
方を変化させることで対応が可能である。このことは部
品点数が少なく安価に構成できる。また、キャビネット
側のボス高さ位置の変更の必要もなく、キャビネットの
種類も少なくてもすむことから設計標準化の観点でも非
常に有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施例におけるCRT固定
装置の座金の平面図 (b)は同側面図
【図2】(a)は本発明の一実施例におけるCRT固定
装置のボスの平面図 (b)は同側面図
【図3】同CRT固定装置の分解斜視図
【図4】本発明のCRT固定装置における座金とボスと
を組み合わせた断面図
【図5】従来のCRT固定装置の要部断面図
【符号の説明】
1 座金 1a 楕円形状凹段部 1b 三角形状凹段部 1c 貫通穴 2 ボス 2a 楕円形状凸段部 2b 三角形状凸段部 2c ビス穴 3 CRT取付耳

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つの楕円形状凸段部と、凸段差のある
    三角形状凸段部が前記楕円形状凸段部の上に形成され、
    前記各凸段部の中心にビス穴を設けたボスと、前記楕円
    形状凸段部に嵌合する楕円形状凹段部ならびに前記楕円
    形状凹段部の中心に段差をもって前記三角形状凸段部に
    嵌合する三角形状凹段部を形成し、かつ前記三角形状凹
    段部と同形状で向きの異なる三角形の貫通穴とを形成す
    るとともに、前記ボスよりも直径の大なる座金とを備
    え、CRTの4隅に存在するCRT取付金具を前記座金
    を介挿して前記ボスに取付固定する際に、前記ボスに形
    成された楕円形状凸段部及び三角形状凸段部と、前記座
    金に形成された楕円形状凹段部及び三角形状凹段部又は
    三角形の貫通穴との嵌合組合わせを変化させてCRTの
    位置を調整することを特徴とするCRT固定装置。
JP33110695A 1995-11-27 1995-11-27 Crt固定装置 Expired - Fee Related JP3316613B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33110695A JP3316613B2 (ja) 1995-11-27 1995-11-27 Crt固定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33110695A JP3316613B2 (ja) 1995-11-27 1995-11-27 Crt固定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09149343A JPH09149343A (ja) 1997-06-06
JP3316613B2 true JP3316613B2 (ja) 2002-08-19

Family

ID=18239935

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33110695A Expired - Fee Related JP3316613B2 (ja) 1995-11-27 1995-11-27 Crt固定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3316613B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09149343A (ja) 1997-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6536855B2 (en) Front cabinet and television set
US5400407A (en) Tilt adjuster for a speaker support frame
JP3316613B2 (ja) Crt固定装置
JP3019626B2 (ja) バッテリのトレイ構造
JP2586966Y2 (ja) 電子部品収納ケース
JP3166531B2 (ja) スリムスピーカ装置
KR200220232Y1 (ko) 3축 앵글 브라켓
JPH06311459A (ja) キャビネットのバックカバー取付け構造
KR200153578Y1 (ko) 에어컨 실외기 모터 취부구조
JP2589098Y2 (ja) ブラウン管の取付け構造
JP2605600Y2 (ja) フロントサイドパネル取付け構造
JPH0212773Y2 (ja)
JPH0735510Y2 (ja) スピーカグリルの取付部の構造
JP3867339B2 (ja) 電子部品用固定金具
JPH0565703U (ja) キャブマウント車両における車体構造
JP3011893U (ja) 目保護フィルタの取付構造
KR100556366B1 (ko) 프로젝션 tv의 엔진 탑재 브라켓 설치 구조
JP2541810Y2 (ja) 回路ユニットの取付構造
KR0139682Y1 (ko) 사이드 미러의 백플레이트
JPS6040062Y2 (ja) 陰極線管取付装置
JP2001130313A (ja) 車両用ランプの取付構造
JP2555793Y2 (ja) コネクタ周りの目隠し構造
JPH01253219A (ja) コンデンサ取付装置
JPH1028247A (ja) テレビジョン受像機の音響システム
JP2581938Y2 (ja) 蓋体取着装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees