JP3316342B2 - 洗濯機の安全装置 - Google Patents

洗濯機の安全装置

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JP3316342B2
JP3316342B2 JP17920895A JP17920895A JP3316342B2 JP 3316342 B2 JP3316342 B2 JP 3316342B2 JP 17920895 A JP17920895 A JP 17920895A JP 17920895 A JP17920895 A JP 17920895A JP 3316342 B2 JP3316342 B2 JP 3316342B2
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  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は洗濯機の安全装置
に関し、さらに詳しくは、洗濯槽の蓋体が開放されたと
き、または洗濯槽が所定巾以上に振動したとき、洗濯槽
の制動用スイッチによりこれらを検知して洗濯槽の制動
を行えるよう構成された洗濯機の安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】洗濯槽の蓋体の開放および洗濯槽の振れ
を検知して洗濯槽の制動を行うため、例えば、図11〜
図13に示したような洗濯機の安全装置が用いられてい
る。この安全装置は、洗濯機本体101に固定された基
板102と、基板102に配置された板バネスイッチ1
03と、基板102との間に形成された支点104周り
に回動可能に配置され蓋体105の開放に連動して作動
するアーム106と、アーム106の一端に係合され洗
濯槽の振れを検知して支点107の周りに揺動する振れ
検知レバー108と、基板102と振れ検知レバー10
8との間に設けられ振れ検知レバー108の一端を板バ
ネスイッチ103に押圧させる方向に付勢するバネ10
9とから主に構成されている。
【0003】洗濯槽が所定巾以上に振動すると、振れ検
知レバー108がバネ109の付勢力に抗して支点10
7周りに揺動し板バネスイッチ103を駆動させる(図
12)。一方、蓋体105が開放されると、アーム10
6が支点104周りに回動し板バネスイッチ103を押
圧していた振れ検知レバー108を介して板バネスイッ
チ103を駆動させる(図13)。板バネスイッチ10
3が駆動されると、洗濯槽やパルセータの制動機構が作
動して洗濯槽の回転は直ちに停止される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した洗濯機の安全
装置では、蓋体105が開放された際、蓋体105か
ら、アーム106及び振れ検知レバー108を介して板
バネスイッチ103が駆動される。このため、各部材の
寸法精度及び取り付け角度により安全装置の作動の安定
性が得にくく、機器ごとに微調整を行う必要がある。特
に、安全装置の作動が不安定であると、蓋体105の開
口隙間が大きい状態で洗濯槽が回転する事態が生じ危険
である。
【0005】この発明の課題は、洗濯槽の蓋体の開放お
よび洗濯槽の振れを高い精度で検知可能な洗濯機の安全
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の洗濯機の安全
装置によれば、上面が開口した本体ケースと、この本体
ケースの内部に弾性的に支持された洗濯槽外槽と、この
外槽の内部に回転可能に支持された洗濯槽内槽と、前記
本体ケースの上部に回動可能に軸支され、前記開口を開
閉する上蓋と、この上蓋の後部に形成され、前記本体ケ
ースの後部内に延出した延出部と、この延出部に回動可
能に軸支されるとともに、前記延出部に形成されたスト
ッパにより回動規制され、前記ストッパによる回動規制
方向にバネ付勢され、前記上蓋の開放時に、前記延出部
における前記軸支回りに回動することなく前記上蓋の開
放と一体的に連動するスイッチ作動用アームと、前記本
体ケースに固定され、前記上蓋の開放時に、この上蓋開
放と一体的に連動する前記スイッチ作動用アームにより
駆動されて脱水のための前記洗濯槽内槽の回転を禁止す
る制動用スイッチと、前記本体ケースに回動可能に軸支
され、下端が前記洗濯槽外槽に近接するとともに上端が
前記スイッチ作動用アームに近接され、前記洗濯槽内槽
の回転による脱水時に前記洗濯槽外槽が所定巾以上に振
動して前記下端に接したとき、回動して前記上端が前記
スイッチ作動用アームをバネ付勢力に抗して回動させて
押し下げ、前記スイッチ作動用アームにより前記制動用
スイッチを駆動させ、前記洗濯槽内槽の回転を禁止させ
る振れ検知レバーと、を備えたことを特徴とする洗濯機
の安全装置が提供される。
【0007】
【0008】
【0009】さて、この発明の洗濯機の安全装置では、
蓋体が開いたときはスイッチ作動アームが蓋体の開放と
一体的に連動して制動用スイッチを駆動させるので、安
全装置の動作精度が各部材の寸法精度及び取り付け精度
の影響を受けにくくなる。このため、蓋体のわずかな開
口(距離、角度)を高い精度で検出することができる。
【0010】洗濯機の安全装置が、スイッチ作動アーム
と蓋体の間に、前記アームの回動を規制するストッパと
このアームをストッパによってロックされる方向に付勢
するバネ機構とを設け、蓋体の開放時にはこのアームが
回動することなく蓋体の動きと一体的に連動するよう構
成されておれば、蓋体の動きで直接、制動用スイッチを
駆動させることができるので、蓋体のわずかな開口をさ
らに高い精度で検出することができる。
【0011】振れ検知レバーが、洗濯機本体に軸支さ
れ、一端側が洗濯槽に、他端側がスイッチ作動アームに
それぞれ近接して配置され洗濯槽の振れにより回動して
制動用スイッチを駆動させる構成であれば、前記した従
来例のように洗濯機本体に軸支され回動する不安定なス
イッチ作動アーム上に支点を設けることなく、洗濯機本
体に固定された安定な支点が設けられ、この支点周りを
回動することになるので、各部材の寸法精度及び取り付
け精度により安全装置の動作精度が影響を受けにくくな
る。
【0012】洗濯機の安全装置が、振れ検知レバーの一
端が洗濯槽に接したとき、このレバーの他端がスイッチ
作動アームに当接し、バネ機構の付勢力に抗してアーム
をその支軸のまわりに回動させてスイッチを駆動するよ
う構成されておれば、振れ検知レバーの振れ動作の検出
範囲が拡大され、洗濯槽の振れの大小にかかわらず確実
に制動用スイッチを駆動させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、この発明が適用される一
般的な全自動型の洗濯機を示す。この全自動洗濯機1
は、本体ケース2と、本体ケース2の内部に図示しない
吊り棒を介して弾性的に支持された洗濯槽外槽3と、外
槽3の内部に回転可能に支持された洗濯槽内槽4と、洗
濯槽3、4の下部に配置された攪拌機構部5とから主に
構成されている。
【0014】本体ケース2は、上面が開口した箱体であ
り、上部には本体ケース2上面を開閉可能に覆う蓋体と
しての上蓋6が配置されている。本体ケース2の上部に
は、洗濯槽3、4の内部に注水するための電磁弁17及
び注水管路18が配設されている。本体ケース2内の下
部には、外槽3内の洗濯水を本体ケース2の外部へ排出
するための電磁弁7及び可撓性排水管路8が接続されて
いる。
【0015】外槽3の下部には、エアトラップ9から圧
力ホース10が接続され、圧力ホース10の上端部は制
御部11に配置された水位センサ12に接続されてい
る。内槽4はステンレスを材料とする上部が開口した円
筒形部材であり、支持軸部13により外槽3に支持され
ている。内槽4の側面には多数の脱水孔4aが形成さ
れ、底部には攪拌機構部5が配置されている。
【0016】攪拌機構部5は、パルセータ14、軸受け
ケース15及びベルト機構を介して連結されたモータ1
6から構成されている。パルセータ14は、攪拌機構部
5を介して内槽4の底面に回転可能に配設されている。
パルセータ14の下面には、内槽4底部の洗濯水を攪拌
し外周方向へ拡散する下部羽根21が配設されている。
パルセータ14の外周の内槽4底部には整流用の環状体
22が配設されている。軸受けケース15には、上蓋6
の後方に配置された後述するスイッチの作動により脱水
工程における内槽4の回転を制動するためのブレーキ機
構が配置されている。
【0017】図2及び図3は、図1の洗濯機1に本発明
を適用した場合の実施例を示したもので、上蓋6は、本
体ケース2の上部に形成された軸支部31を支軸として
上蓋6の前部から開口するよう回動可能に配置され、中
央部に形成された支軸32により片折れ可能な構成とな
っている。上蓋6の上面の前部には、開閉操作用の凹部
からなる把手33が形成されている。上蓋6の前部は、
手あるいは固形異物の侵入を防止するため本体ケース2
の開口部と密着した状態で閉じられている。上蓋6の後
部には、軸支部31から本体ケース2の後部内に延出し
た延出部34が形成されており、この延出部34には後
述するスイッチ作動アームのストッパ35が形成されて
いる。上蓋6の後方の本体ケース2内には、安全装置4
1が配置されている。
【0018】安全装置41は、図4及び図5に示したよ
うに、前記した延出部34に軸支されたスイッチ作動用
アーム42と、このアーム42の上方に接点部43を有
する板バネ式のスイッチ44と、スイッチ44と並んで
一端がアーム42の上方に配置された振れ検知レバー4
5とから主に構成され、上蓋6の開放及び外槽5の振れ
を検出し、脱水動作を禁止するための機構部である。
【0019】スイッチ作動用アーム42は、延出部34
に形成された軸支部46周りに回動可能に配置され、軸
支部46にはバネ機構としての捩じりコイルバネ47が
配置されている。スイッチ作動用アーム42は、軸支部
46の上部に突出しストッパ35と当接する突出部48
と、突出部48より略直角に軸支部46から本体ケース
2の後部に向かって延出する舌片49とを有している。
アーム42はストッパ35により回動が規制され、スト
ッパ35によってロックされる方向(図5における反時
計方向)に向かってバネ47により付勢されている。ス
トッパ35は、ロック位置におけるアーム42の下面が
上蓋6の延出部34の下端面34aの延長線より上方に
位置するようアーム42の回動を規制している。
【0020】スイッチ44は、図6に示したように、垂
直方向に対向する一対の接点板43a、43bからなる
接点部43と、接点部43を挟持する基部51と、基部
51から後方に延出したリード部52とから構成され、
基部51において本体ケース2に固定されている。下部
の接点板43aの先端部には、接点板保護用のキャップ
53が装着されている。リード部52は、攪拌機構部5
と接続された制御部11に接続されている。このような
構成により上蓋6が開いたときはスイッチ作動アーム4
2が軸支部46周りに回動することなく上蓋6の開放と
一体的に連動して制動用スイッチ44を駆動させること
ができる。
【0021】振れ検知レバー45は、舌片49近傍の本
体ケース2に形成された軸支部51の周りに回動可能に
配設され、舌片49の真上まで延出して舌片49の上面
に、その下面が近接して配置された上端52と、軸支部
51から下方に向かって上端52と略直角に延出する下
端53と、軸支部51の周りに配置された捩じりコイル
バネ54とから主に構成されている(図5及び図7)。
さらに、軸支部51の近傍には、本体ケース2側に向か
って後方に突出した突出部55が形成されており、突出
部55は本体ケース2に形成されたストッパ56と当接
して回動が規制されている。振れ検知レバー45は、ス
トッパ56によってロックされる方向(図5における時
計方向)に向かってバネ54で付勢されている。
【0022】接点部43は、上蓋6が閉じられた状態で
キャップ53を介して接点板43aが舌片49に押圧さ
れて上部の接点板43bと接触状態を保持して内槽4の
回転を許可し(図6)、上蓋6が開放されたとき(図1
0)、または、振れ検知レバー45の上端52が押し下
げられたとき(図9)にキャップ53及び下部接点板4
3aが上部接点板43bから離れ内槽4の回転を禁止す
るよう配置されている。
【0023】内槽4が回転して収納された衣類の脱水が
進行する状態において、上蓋6が開いたときは、図10
に示すように、スイッチ作動アーム42が軸支部31周
りの上蓋6の回動と一体的に連動して軸支部31周りの
変位し、キャップ53を介して下部の接点板43aが上
部の接点板43bから離れ内槽4の回転が禁止される。
このとき、振れ検知レバー45は、ストッパ56によっ
て回動を規制されストッパ56によってロックされる方
向にバネ54で付勢された状態を保持している。
【0024】一方、内槽4が回転して収納された衣類の
脱水が進行する状態において、振れ検知レバー45の下
端53が外槽3に接したときは、図8に示すように、検
知レバー45が軸支部51周りに回動し、上端52がバ
ネ47の付勢力に抗して舌片49を押し下げる。舌片4
9が押し下げられると、図9に示すように、キャップ5
3を介して下部の接点板43aが上部の接点板43bか
ら離れ内槽4の回転が禁止される。このとき、上蓋6は
全閉状態に保持される。
【0025】このように、上記した実施の一態様では、
上蓋6が開いたときはスイッチ作動アーム42が上蓋6
の開放と一体的に連動して制動用スイッチ44を駆動さ
せるので、上蓋6に形成された軸支部46周りに回動す
ることなく直接、スイッチ作動アーム42を駆動させる
ことになり、各部材の寸法精度及び取り付け精度により
安全装置41の動作精度が影響を受け難い。したがっ
て、上蓋6がわずかに開口しても、これを確実に検出す
ることができる。
【0026】また、上蓋6の延出部34にはスイッチ作
動アーム42の回動を規制するストッパ35が設けら
れ、この延出部34とアーム42の間にはこのアーム4
2をストッパ35によってロックされる方向に付勢する
バネ47が設けられているので、上蓋6の開放時にはこ
のアーム42が軸支部46の周りに回動することなく上
蓋6の動きと一体的に連動するよう構成され、上蓋6の
動きで直接、制動用スイッチ44を駆動させることがで
きるので、上蓋6のわずかな開口をさらに高い精度で検
出することができる。
【0027】振れ検知レバー45が、本体ケース2に軸
支され、下端53が外槽3に、上端52がスイッチ作動
アーム42にそれぞれ近接して配置され外槽3の振れに
より回動して制動用スイッチ44を駆動させるので、前
記従来例のように洗濯機本体ケースに軸支され回動する
不安定なスイッチ作動アーム106上に支点107を設
けることなく、本体ケース2に形成された安定な軸支部
51周りに回動するよう軸支される。したがって、安全
装置41の動作精度が確保される。
【0028】さらに、振れ検知レバー45の下端53が
外槽3に接したとき、上端52がスイッチ作動アーム4
2に当接し、バネ47の付勢力に抗してアーム42をそ
の軸支部46のまわりに回動させてスイッチ44を駆動
するよう構成されているので、振れ検知レバー45の検
知幅が拡大され、外槽3の振れの大小にかかわらず確実
に制動用スイッチ44を駆動させることができる。
【0029】さらに、アーム42の下面が延出部34の
下端面34aの延長線(図10の一点鎖線A)より突出
しないよう、ストッパ35がバネ47と協働してアーム
42のロック位置を設定しているので、上蓋6を開放し
全開状態としたとき、本体ケース2の壁面2aにアーム
42が当接しない。したがって、アーム42、ストッパ
35、あるいは壁面2aが開放動作時の外力により損傷
することがない。
【0030】
【発明の効果】この発明の洗濯機の安全装置では、蓋体
が開いたときはスイッチ作動アームが蓋体の開放と一体
的に連動して制動用スイッチを駆動させるので、安全装
置の動作精度が確保される。このため、蓋体のわずかな
開口(距離、角度)を高い精度で検出することができ
る。
【0031】洗濯機の安全装置が、スイッチ作動アーム
と蓋体の間に、前記アームの回動を規制するストッパと
このアームをストッパによってロックされる方向に付勢
するバネ機構とを備え、蓋体の開放時にはこのアームが
回動することなく蓋体の動きと一体的に連動するよう構
成されておれば、蓋体の動きで直接、制動用スイッチを
駆動させることができるので、蓋体のわずかな開口をさ
らに高い精度で検出することができる。
【0032】振れ検知レバーが、洗濯機本体に軸支さ
れ、一端側が洗濯槽に、他端側がスイッチ作動アームに
それぞれ近接して配置され洗濯槽の振れにより揺動して
制動用スイッチを駆動させる構成であれば、前記した従
来例のように洗濯機本体に軸支され回動する不安定なス
イッチ作動アーム上に支点を設けることなく、洗濯機本
体に固定された安定な支点が設けられ、この支点周りを
回動することになるので、各部材の寸法精度及び取り付
け精度により安全装置の動作精度が影響を受けにくくな
り、安全装置の動作精度が確保される。
【0033】洗濯機の安全装置が、振れ検知レバーの一
端が洗濯槽に接したとき、このレバーの他端がスイッチ
作動アームに当接し、バネ機構の付勢力に抗してアーム
をその支軸のまわりに回動させてスイッチを駆動するよ
う構成されておれば、振れ検知レバーの振れ動作の検出
範囲が拡大され、洗濯槽の振れの大小にかかわらず確実
に制動用スイッチを駆動させることができる。
【0034】このため、従来のように安全装置に係る各
部材の取り付け時に機器ごとに微調整を行う作業が軽減
される。また、蓋体の開口隙間が大きい状態で洗濯槽が
回転する事態を回避することができる。したがって、洗
濯槽の蓋体の開放および洗濯槽の振れが高い精度で検知
でき、特に、蓋体のわずかな開放を検知できるので、安
全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による洗濯機の断面図。
【図2】図1の洗濯機の平面図。
【図3】図2の安全装置、上蓋を含む洗濯機上部の断面
図。
【図4】図2の安全装置部分の拡大図。
【図5】図4のV−V線の断面図。
【図6】図4のVI−VI線の断面図。
【図7】図3の振れ検知レバーの側面図。
【図8】振れ検知レバーが作動した状態での作動アーム
の動作を示す図5に対応する図。
【図9】振れ検知レバーが作動した状態でのスイッチの
動作を示す図6に対応する図。
【図10】上蓋が開放されたときのスイッチの状態を示
す図6に対応する図。
【図11】従来の安全装置の断面図。
【図12】図11の振れ検知レバーが作動した状態を示
す図。
【図13】図11の上蓋が開放されたときの状態を示す
図。
【符号の説明】
1 全自動洗濯機 2 本体ケース 3 外槽 4 内槽 5 攪拌機構部 6 上蓋(蓋体) 31 軸支部 34 延出部 35 ストッパ 41 安全装置 43 接点部 44 スイッチ 45 振れ検知レバー 46 軸支部 47 バネ 49 舌片 51 軸支部 52 上端 53 下端

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面が開口した本体ケースと、 この本体ケースの内部に弾性的に支持された洗濯槽外槽
    と、 この外槽の内部に回転可能に支持された洗濯槽内槽と、 前記本体ケースの上部に回動可能に軸支され、前記開口
    を開閉する上蓋と、 この上蓋の後部に形成され、前記本体ケースの後部内に
    延出した延出部と、 この延出部に回動可能に軸支されるとともに、前記延出
    部に形成されたストッパにより回動規制され、前記スト
    ッパによる回動規制方向にバネ付勢され、前記上蓋の開
    放時に、前記延出部における前記軸支回りに回動するこ
    となく前記上蓋の開放と一体的に連動するスイッチ作動
    用アームと、 前記本体ケースに固定され、前記上蓋の開放時に、この
    上蓋開放と一体的に連動する前記スイッチ作動用アーム
    により駆動されて脱水のための前記洗濯槽内槽の回転を
    禁止する制動用スイッチと、 前記本体ケースに回動可能に軸支され、下端が前記洗濯
    槽外槽に近接するとともに上端が前記スイッチ作動用ア
    ームに近接され、前記洗濯槽内槽の回転による脱水時に
    前記洗濯槽外槽が所定巾以上に振動して前記下端に接し
    とき、回動して前記上端が前記スイッチ作動用アーム
    をバネ付勢力に抗して回動させて押し下げ、前記スイッ
    チ作動用アームにより前記制動用スイッチを駆動させ、
    前記洗濯槽内槽の回転を禁止させる振れ検知レバーと、 を備えたことを特徴とする洗濯機の安全装置。
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