JPS6114393Y2 - - Google Patents

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JPS6114393Y2
JPS6114393Y2 JP1980069454U JP6945480U JPS6114393Y2 JP S6114393 Y2 JPS6114393 Y2 JP S6114393Y2 JP 1980069454 U JP1980069454 U JP 1980069454U JP 6945480 U JP6945480 U JP 6945480U JP S6114393 Y2 JPS6114393 Y2 JP S6114393Y2
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lever
swing lever
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【考案の詳細な説明】 本考案は蓋の開閉に連動するとともに回転槽の
異常揺動を検知して作動する洗濯機等の蓋スイツ
チに関する。
従来、例えば脱水兼用洗濯機の蓋に連動するよ
うに設けられた蓋スイツチは、回転槽の異常揺動
を検知する検知レバーの中間部に後端部が回動可
能に支持された揺動レバーを操作箱内に設け、そ
の揺動レバーの前端部を蓋に設けられた係合体と
対向させて、蓋を閉塞した時に揺動レバーの前端
部が係合体に係合されて上方に回動されるように
し、該揺動レバーの前端部の上下動に基いて作動
されるスイツチ装置を設けた構成であり、蓋の開
放時及び回転槽の異常揺動時に前記揺動体の前端
部が係合体から外れて下方に回動されることによ
り前記スイツチ装置が開放されてモータへの通電
を断つようにしている。しかし、斯る従来構造に
よれば揺動体の前端部の上下方向の変位が蓋の開
放角度に比べて著しく小さいから、高精度のスイ
ツチを使用して、しかも組立の精度も高めねばな
らず、組立及び調整が面倒で総じてコスト高にな
り、スイツチ装置が揺動レバーの前端部近傍に対
向位置するから該操作箱内に振入した水がかかり
易い傾向にあり、スイツチ装置に相当の防水処理
を行わねばならず一層コスト高になる欠点があ
る。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、揺動レバーの回動変位を大きく
するとともにスイツチ装置の取付位置を前記揺動
レバーの後端部に対向位置させ、更に蓋の回動の
ための支点部と揺動レバーを支持する挿通孔とを
前記蓋体に合成樹脂の一体成形により設ける構成
とすることによつて、簡単な構成で組立精度を著
しく向上し得ることにより高精度のスイツチ装置
を使用しなくても蓋の開放角度に応じてスイツチ
装置を確実に作動させることが可能で、組立が極
めて容易にでき、更にスイツチ装置の防水処理も
簡単化でき、総じて製作コストを大巾に低減でき
る洗濯機等の蓋スイツチを提供するにある。
以下本考案の一実施例について図面を参照して
説明する。1は洗濯機本体であり、これは、上面
が開口する外箱2内に弾性吊持機構(図示せず)
によつて槽としての水受槽3を弾性吊持し、この
水受槽3内に洗濯兼脱水槽たる回転槽4を配設
し、その回転槽4内底部に撹拌翼(図示せず)を
配設した構成である。5は前記外箱2の上面開口
部に被着した合成樹脂製の蓋体であり、これは回
転槽4内に臨む開口部としての洗濯物用の出入れ
口6を有している。7は出し入れ口6を開閉する
合成樹脂製の蓋で、これの後部にヒンジ軸8を左
右に一体成形によつて突設し、該ヒンジ軸8を蓋
体5に一体成形によつて形成された支点部として
の支持孔9に回動可能に嵌入し、以つて上下方向
に回動可能に支持している。そして、蓋7の後端
には二段階状をなす突出部を後方に向けて一体成
形により突設していて、係合体10及び受け部1
0aとしている。10bは係合体10の上面に突
設された防水壁である。11は蓋7の後端部と対
向するように蓋体5に形成された膨出部で、これ
の後部壁12に係合体10の後方に位置するスリ
ツト状の挿通孔13が形成されている。この挿通
孔13は上辺部13aと下辺部13bとが前後に
位置ずれするように該下辺部13bを上端に形成
した垂下壁部12aが後部壁12から後方に膨出
するように形成されている。従つて、挿通孔13
の上辺部13aと下辺部13bとの水平間隔寸法
aよりも上辺部13aと下辺部13bの互いに近
接する角部の間隔寸法bが若干大となつている
(第2図参照)。14は前端部近傍に切起しによつ
て直角な折曲部14aを形成した長尺な揺動レバ
ーで、これは挿通孔13に後方から挿通されて前
端部が係合体10に対向されている。15は一端
部を後部壁12の上端に形成した引掛部12bに
掛合し、他端部を揺動レバー14の中間部に設け
た引掛孔14bに掛合したばね部材としての引張
ばねで、これは揺動レバー14を前方たる矢印A
方向に付勢して折曲部14aを垂下壁部12aの
後面部に当接させるとともに該揺動レバー14の
後端部を挿通孔13を中心として上方たる矢印B
方向に回動付勢している。16は蓋体5の後端部
に立設された背壁で、これの下端に給水ホース
(図示せず)を嵌合するための凹陥部16aが形
成されている。17,18は凹陥部16の前面側
に所定の間隔をもつて突設した凸条部で、一方の
凸条部17の上端に嵌合孔17aが形成され、他
方の凸条部17aの上端に嵌合溝18aが形成さ
れている。19は上端部に挿通孔19a,19a
を有する検知レバーで、これの挿通孔19a,1
9aに回動可能に挿通された軸20は、一端が嵌
合孔17aに嵌合され、且つ他端が嵌合溝18a
に嵌合され、更にねじ21及びワツシヤ22にて
抜止め固定されており、検知レバー19はこの軸
20に回動可能に支持されている。そして、検知
レバー19は中間部が蓋体5に設けられた貫通孔
5aを貫通して下方に垂下されており、これの下
端部を回転槽4が静止状態のときに水受槽3の外
周部に所定の間隔を持つて対向させている。19
bは検知レバー19の中間部に穿設された上下に
長い矩形状の貫通孔で、これに揺動レバー14の
後端部が上下動可能に挿通されている。14c,
14cは揺動レバー14の後端部に横方向に向け
て突設した係合片で、これらは検知レバー19の
後面側に係合し得るようにしており、検知レバー
19が矢印C方向に回動された時に係合片14
c,14cを介して揺動レバー14を反矢印A方
向に移動変位させるようにしている。21は絶縁
材製のベース22の一端部を蓋体5の上面に突設
した係合部5bに係合し他端部を蓋体5の上面に
突設したボス部5cにねじ23にて固定したスイ
ツチ装置で、これは固定接片24及び可動接片2
5の各基端部をベース22に一体モールドして構
成されており、常には可動接片25のばね力によ
つて該可動接片25及び固定接片24間が閉成さ
れている。26は可動接片25の先端部に一体モ
ールドによつて取着された絶縁材製の操作体で、
これは揺動レバー14の回動軌跡内に位置されて
いて、該揺動レバー14が矢印B方向に回動され
て操作体26が押上げられると可動接片25が上
方に彎曲されてスイツチ装置21が開放作動する
ようにしている。27は傾斜状をなすパネルで、
下端部が膨出部11の上端に設けられた凸部28
に嵌合され、上端部が背壁16の上端部に例えば
ねじ止め固定され、蓋体5の後部とパネル27と
背壁16とによつて操作箱28が構成されてい
る。29は操作箱28内に配設したタイマ、30
はタイマ29の摘みである。
次に以上のように構成した本実施例の作用につ
いて説明する。タイマ装置29をセツトすると
「洗い」,「脱水」,「すすぎ」,「脱水」からなる洗
濯行程が周知のように自動的に遂行される。ま
ず、脱水中に蓋7を開放すると、これに連動して
係合体10や矢印D方向に回動される。すると、
引張ばね15の付勢力によつて揺動レバー14が
矢印B方向に回動されて第2図に示すように該揺
動レバー14の後端部が上方に回動され、該揺動
レバー14が操作体26を押上げてスイツチ装置
21を開放作動し、以つて、タイマモータ及び駆
動モータへの通電が断たれる。次に蓋7を開放状
態から下方に回動して閉塞すると、これに連動し
て係合体10が反矢印D方向に回動されるから、
係合体10の上面に揺動レバー14の前端部が乗
り上げるようになつて該揺動レバー14が引張ば
ね15に抗して反矢印B方向に回動され、第1図
に示すように揺動レバー14の後端部が下方に回
動されて操作体26から離間するから、スイツチ
装置21が閉成作動してタイマモータ及び駆動モ
ータが通電付勢され、以つて回転槽4が高速度で
回転駆動されて「脱水」行程が遂行される。この
ようにして「脱水」行程が開始された時に洗濯物
が回転槽4内にかたよつた状態で分布している
と、回転槽4及び水受槽3が前後左右に大きく揺
動して、所謂異常揺動状態を呈するが、このよう
にして水受槽3の揺動が大きくなると検知レバー
19の下端部に水受槽3の外周部が衝接するよう
になり、該検知レバー19が矢印C方向に回動変
位される。すると、揺動レバー14が引張ばね1
5に抗して反矢印A方向に変位されて該揺動レバ
ー14の前端部が係合体10から外されるから、
揺動レバー14が引張ばね15の付勢力によつて
矢印B方向に回動されて第3図に示すように揺動
レバー14の後端部が上方に回動され、蓋7が開
放された場合と同様に揺動レバー14が操作体2
6を押し上げてスイツチ装置21を開放作動し、
以つてタイマモータ及び駆動モータへの通電が断
たれて、脱水行程が中断される。このようにして
揺動レバー14の前端部が係合体10から外され
ると該揺動レバー14の前端部が係合体10と受
け部10aとの間に端面に当接した状態となるか
ら、検知レバー19が反矢印C方向に復帰しても
スイツチ装置21は引続いて開放状態に維持され
る。第3図の状態から蓋7を開放すると揺動レバ
ー14の前端部が係合体10と受け部10aとの
間の端面から外されて第2図に示す状態となるか
ら、蓋7を開いて回転槽4内の洗濯物の分布を均
等に直して再び蓋7を閉塞するようにすれば、揺
動レバー14が第1図に示す状態となつて脱水行
程を再開することができる。
このように構成した本実施例においては、蓋体
5に蓋7の支点部としての支持孔9及び揺動レバ
ー14を支持する挿通孔13が夫々合成樹脂の一
体成形により設けられ、蓋7に揺動レバー14の
前端部が係脱する係合体10が合成樹脂の一体成
形により設けられているから、蓋体5に蓋7を組
立てた場合に、挿通孔13と係合体10との位置
関係の寸法誤差は、蓋体5及び蓋7に夫々生ずる
成形誤差のみで極めて小さくでき、しかも構成部
品数が少なくて組立時に寸法誤差が累積されるこ
ともないから容易に高精度な組立ができ、組立時
に面倒な調節も不要であつて組立作業を容易に行
なうことができる。
また、本実施例では、挿通孔13の上辺部13
aと下辺文13bとを前後に位置づれさせて近接
する角部の寸法bを水平対向寸法aよりも大とし
たから、揺動レバー14を後方から挿入して組立
てる場合の操作が極めて容易にできる。
更に、本実施例では挿通孔13が合成樹脂製の
蓋体5に設けられているから、該挿通孔13内を
揺動レバー14が摺動しても該揺動レバー14の
表面処理を傷付けることが極めて少なく、錆の発
生による作動不良も極力防止できる。
本考案は以上の説明から明らかなように、揺動
レバーの前端部近傍を合成樹脂製の蓋体に設けら
れた挿通孔に挿通して支持させて蓋の開閉にとも
なう揺動レバーの後端部の回動変位を従来構造に
比べて充分に大きなものにするようにし、更に蓋
の回動のための支点部も蓋体に一体成形にて設
け、スイツチ装置を前記揺動レバーの後端部にて
操作される構成としたから、高精度のスイツチ装
置を使用しなくても蓋の開放角度に応じてスイツ
チ装置を作動させることが可能となり、組立時に
寸法精度も従来構造のように厳密に管理する必要
がなくなつて組立調節が全く不要となり、操作箱
内に侵入した水がスイツチ装置にかかることが極
力防止されるから該スイツチ装置の防水処理も簡
単化でき、総じて製作コストを大巾に低減できる
洗濯機等の蓋スイツチを提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであり、第
1図乃至第3図は異なる作用状態を示す要部の縦
断面図、第4図は第1図の−線に沿う側面
図、第5図は要部の拡大分解斜視図、第6図は検
知レバーの支点部の構造を示す斜視図である。 図面中、3は水受槽(槽)、4は回転槽、5は
蓋体、6は出し入れ口(開口部)、7は蓋、9は
支持孔(支点部)、10は係合体、13は挿通
孔、13aは上辺部、13bは下辺部、14は揺
動レバー、15は引ばね(ばね部材)、19は検
知レバー、21はスイツチ装置である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 外箱の上面部に設けられ槽に臨む開口部を有
    する合成樹脂製の蓋体と、この蓋体の開口部を
    開閉すべく該蓋体に一体成形された支点部に上
    下方向に回動可能に支持されるとともに後端部
    に係合体を一体成形した合成樹脂製の蓋と、前
    記係合体の後方に位置するように前記蓋体に一
    体成形された挿通孔と、この挿通孔に前端部近
    傍が前後方向に摺動可能に且つ上下方向に回動
    可能に支持されると共に前端部が前記係合体に
    対向された揺動レバーと、この揺動レバーに前
    方向への移動力及び後端部が上方に向う回動力
    を付与するように設けられ蓋の閉塞時に該揺動
    レバーの前端部を前記係合体に係合させるばね
    部材と、上端部に回動支点を有し且つ中間部に
    前記揺動レバーの後端部を上下動可能に支持す
    るとともに下端部を前記槽に所定の間隔をもつ
    て対向させ該槽の異常揺動にともなつて後方に
    回動された時前記揺動レバーを前記ばね部材に
    抗して後方に移動させることにより該揺動レバ
    ーの前端部を前記係合体から係合解除させる検
    知レバーと、前記蓋の開放時及び前記検知レバ
    ーの後方への回動に基いて前記揺動レバーの前
    端部が前記係合体から係合解除された時に該揺
    動レバーの後端部が上方に回動されることによ
    つて作動されるスイツチ装置とを具備してなる
    洗濯機等の蓋スイツチ。 2 蓋体に形成された挿通孔は、揺動レバーの上
    面に対向する上辺部と該揺動レバーの下面に対
    向する下辺部とを前後に位置ずれさせて形成し
    ていることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項に記載の洗濯機等の蓋スイツチ。
JP1980069454U 1980-05-20 1980-05-20 Expired JPS6114393Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5066970A (ja) * 1973-10-19 1975-06-05

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5814947Y2 (ja) * 1978-03-27 1983-03-25 株式会社東芝 脱水兼用洗濯機

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5066970A (ja) * 1973-10-19 1975-06-05

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