JPS6140315Y2 - - Google Patents

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JPS6140315Y2
JPS6140315Y2 JP15650380U JP15650380U JPS6140315Y2 JP S6140315 Y2 JPS6140315 Y2 JP S6140315Y2 JP 15650380 U JP15650380 U JP 15650380U JP 15650380 U JP15650380 U JP 15650380U JP S6140315 Y2 JPS6140315 Y2 JP S6140315Y2
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JP
Japan
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opening
hinge shaft
closing lid
synthetic resin
shaft hole
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JP15650380U
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JPS5778884U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は合成樹脂製の開閉蓋にヒンジ軸を一体
成形により突設し、そのヒンジ軸を開口部の近傍
に設けた軸孔に挿通させることにより該開口部を
回動により開閉する合成樹脂製開閉蓋装置に関す
る。
例えば脱水兼用洗濯機の洗濯物出し入れ口に回
動により開閉されるように軸支された合成樹脂製
の開閉蓋には、洗濯物出し入れ口の近傍に設けら
れた軸孔に挿通されるヒンジ軸が一体成形により
突設されている。そして、このような開閉蓋を上
下二分割の成形型にて製作する場合には、成形型
の型合せ線がヒンジ軸の中心線を通過するように
設定しなければならないから、該ヒンジ軸の外周
部に型合せ線に沿うバリを生ずる。一方、この種
開閉蓋は蓋スイツチを連動して作用させるために
軸孔とヒンジ軸との隙間が小さく設定されている
から、前述のバリをそのまま放置して組立てる
と、そのバリが軸孔に喰い込んで開閉蓋の回動が
円滑に行なえないこととなる。そこで、従来は、
ヒンジ軸の外周に生じたバリを除去してから軸孔
に挿通させるようにしており、バリ取り作業が面
倒で組立時間を多く要する欠点がある。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、その目的はヒンジ軸のバリ取り作業を省略し
得て組立時間の短縮化ができる合成樹脂製開閉蓋
装置を提供するにある。
以下本考案の一実施例について図面を参照しな
がら説明する。1は脱水兼用洗濯機の外箱で、こ
れの内部に水受槽2が弾性支持機構3を介して弾
性吊持され、その水受槽2内に洗濯兼脱水槽とし
ての回転槽4が配設されている。5は外箱1の上
端部に被着された合成樹脂製のカバーで、これの
後方部に操作室5aが膨出形成されている。6は
カバー4の中央部に形成された短形状の凹部で、
これの中央部に回転槽3と対応する開口部として
の洗濯物出し入れ口7が設けられており、凹部6
の左右の立上り壁6aの後端部には直径Dの円形
の軸孔8が夫々穿設されている。さて、9は合成
樹脂の一体成形により製作された開閉蓋で、これ
は凹部6より若干小なる短形状をなしていて左右
側壁部9aの後端部には、外周部に夫々2個の切
欠部としての平面部10,10を全長に渡つて設
けたヒンジ軸11が一体成形により突設されてお
り、該ヒンジ軸11を軸孔8に挿入することによ
つてカバー4に回動可能に枢支されている。そし
て、このヒンジ軸11の平面部10,10を除く
部分の直径dは軸孔8の直径Dよりも若干小に設
定され、平面部10,10の対向寸法d0は寸法d
よりも若干小に設定されている。而して、上記開
閉蓋9は上下二分割の成形型にて製作され、成形
型の型合せ線aはヒンジ軸11の端面においては
該ヒンジ軸11の中心を通り、ヒンジ軸11の外
周部においては平面部10,10の略中央部を通
るように設定されている。一方、成形された開閉
蓋9には型合せ線に沿つてバリ12を生ずるが、
バリ12の高さhに対して1/2(d−d0)の寸法の
方が大となるように予め平面部10,10の対向
寸法d0が設定されており、従つて開閉蓋9の成形
後にバリ12の除去作業を行わずにそれのヒンジ
軸11を軸孔8に挿入してもバリ12の先端と軸
孔8の内面との間には一定の隙間が確保されてい
る。13は開閉蓋9の後端部に突設された舌片
で、これが凹部6の後部に設けられた貫通孔14
を介して操作箱5内に挿入されており、該舌片1
3の変位に基いて図示しない蓋スイツチをオン・
オフさせるようになつている。
尚、切欠部の形状は平面部10に限らず、凹条
部としてもよい。
本考案は以上説明した実施例から明らかなよう
に、ヒンジ軸の外周部の、成型時の型合せ線と対
応する部位に切欠部を設け、該型合せ線に生ずる
バリの先端と軸孔との間に隙間を確保するように
したから、開閉蓋の成形後にバリ取りの作業を行
わずにヒンジ軸を軸孔に挿通するようにしても開
閉蓋の回動を円滑になし得るもので、ヒンジ軸の
バリ取り作業を省略し得て組立時間の短縮化を図
り得る合成樹脂製開閉蓋装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであり、第
1図は縦断面図、第2図は分解斜視図、第3図は
要部の拡大斜視図、第4図は同要部の拡大側面図
である。 図面中、4はカバー、7は洗濯物出し入れ口
(開口部)、8は軸孔、9は開閉蓋、10は平面部
(切欠部)、11はヒンジ軸、12はバリである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂製の開閉蓋にヒンジ軸を一体成形によ
    り突設し、前記ヒンジ軸を開口部の近傍に設けた
    軸孔に挿通させることにより該開口部を回動によ
    り開閉するようにしたものにおいて、前記ヒンジ
    軸の外周部に、該ヒンジ軸の成形時の型合せ線に
    対応する切欠部を設けたことを特徴とする合成樹
    脂製開閉蓋装置。
JP15650380U 1980-10-31 1980-10-31 Expired JPS6140315Y2 (ja)

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JP15650380U JPS6140315Y2 (ja) 1980-10-31 1980-10-31

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JP15650380U JPS6140315Y2 (ja) 1980-10-31 1980-10-31

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JPS5778884U JPS5778884U (ja) 1982-05-15
JPS6140315Y2 true JPS6140315Y2 (ja) 1986-11-18

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JP15650380U Expired JPS6140315Y2 (ja) 1980-10-31 1980-10-31

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5731035B2 (ja) * 2014-02-28 2015-06-10 日立アプライアンス株式会社 ドラム式洗濯機およびドラム式洗濯乾燥機

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Publication number Publication date
JPS5778884U (ja) 1982-05-15

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