JP3091550B2 - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JP3091550B2
JP3091550B2 JP04014783A JP1478392A JP3091550B2 JP 3091550 B2 JP3091550 B2 JP 3091550B2 JP 04014783 A JP04014783 A JP 04014783A JP 1478392 A JP1478392 A JP 1478392A JP 3091550 B2 JP3091550 B2 JP 3091550B2
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  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は揺動可能に支持された槽
の異常揺動を検出する検出装置を有する洗濯機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、いわゆる脱水兼用洗濯機にお
いては、洗濯・脱水兼用の内槽を内設する外槽を、吊り
棒機構等により揺動可能に支持して具えている。この揺
動可能に支持された外槽は、脱水運転時での洗濯物の片
寄りを因とした内槽の振れに基づいて揺動するもので、
その揺動が異常に大なるものであるときには、外槽が更
にその外側の外箱に当たって、外箱に打痕や変形を生じ
る。
【0003】このため、外槽外側方の外箱との間には揺
動検出レバーを設け、上述のように外槽が異常に大きく
揺動したときに、それに外槽が当ることで、更に該レバ
ーの動きに応動するように設けられた揺動検出スイッチ
を作動させ、運転を停止させたり、更に上記洗濯物の片
寄りを修正する運転を行なわしめたりするようにしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
検出装置は、外槽の横方向の異常揺動に対してのみ有効
なもので、縦方向の異常揺動に対しては揺動検出レバー
に外槽が当らず、又、当ったとしても揺動検出レバーが
揺動検出スイッチを作動させるまでに至らずして、有効
ではなく、その結果、外槽の異常縦揺動が放置されて、
この場合、洗濯機が設置場所より移動してしまったり、
外・内槽内から水が大きく跳ねて飛出したりするという
問題点を有していた。
【0005】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、揺動可能に支持された槽の
異常横揺動のみならず異常縦揺動も検出でき、しかも、
それらを簡単な構造で、更に動作上の必要な差までつけ
て検出できる洗濯機を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の洗濯機においては、揺動可能に支持された
槽の外側方に揺動検出レバーを設けると共に、この揺動
検出レバーに槽の縦揺動方向に弾力性を有する弾性変形
部を具えた弾性体を設け、そして、槽には槽が異常横揺
動したときに揺動検出レバーに当たり異常縦揺動したと
きに弾性体の弾性変形部に当たる突起を設けて、その突
起の当たりによる揺動検出レバーの動きにより揺動検出
スイッチを作動させるようにしたことを特徴とする。
【0007】
【作用】上記手段によれば、揺動可能に支持された槽が
異常横揺動したときには、槽に設けた突起が揺動検出レ
バーに当たり、異常縦揺動したときには、槽に設けた突
起が揺動検出レバーに設けた弾性体の弾性変形部に当た
って、それぞれ揺動検出レバーを動かすことにより、揺
動検出スイッチが作動されて、それら槽の異常横揺動並
びに異常縦揺動が検出される。
【0008】この場合、それらの検出をするのに、必要
な構造としては、従来構造に比し、槽の縦揺動方向に弾
力性を有する弾性変形部を具えた弾性体を新たに設ける
程度のことで良く、二組の検出装置を必要とするまでの
ことはない。
【0009】又、槽の異常横揺動が外箱に打痕や変形を
生じさせるようになるのに時間を要しないのに対して、
槽の異常縦揺動が洗濯機を移動させたり大きな水跳ねを
生じさせたりするようになるまでには結構時間を要する
ものであり、それまでの間に槽の異常縦揺動が検出され
て洗濯機の運転が頻繁に停止されたりするようである
と、洗濯運転ははかどらない。これに対して、上述のよ
うに槽が異常縦揺動したときに、槽に設けた突起が揺動
検出レバーに設けた弾性体の弾性変形部に当たって揺動
検出レバーを動かし揺動検出スイッチを作動させるもの
では、突起が弾性体の弾性変形部を弾性変形させてから
揺動検出レバーを動かすため、その弾性体の弾性変形部
が弾性変形される分、揺動検出スイッチが作動されるの
が遅らされ、充分な異常縦揺動になって初めて揺動検出
スイッチが作動されるものであり、かくして、洗濯機の
運転が頻繁に停止されたりすることが回避される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき、図面を参照
して説明する。
【0011】まず図1には、部分的ではあるが洗濯機全
体の外箱1を示しており、内部に外槽2を周知の吊り棒
機構等(図示せず)により揺動可能に支持して配設して
いる。又、この外槽2の内部には、上端部にバランスウ
ェイトとして例えば水3を封入したバランスリング4を
有する洗濯・脱水兼用の内槽5を配設しており、この内
槽5の内部に洗濯物を必要な洗濯水及び洗剤と共に収容
して洗濯をし、内槽5を高速回転させることによって脱
水をするようにしている。
【0012】一方、外箱1上にはトップカバー6を装着
しており、これに図示しない洗濯物出入口を開閉する蓋
7を枢設すると共に、詳しく図示しないがこの蓋7の開
閉に応動する開閉検出レバー8を軸9によって枢支して
いる。そして更に、開閉検出レバー8には揺動検出レバ
ー10をフック11により枢支して外槽2の横揺動方向
であるこの場合前後方向(図1中左右方向)に回動可能
に設けている。
【0013】しかして、上記揺動検出レバー10は金属
又はプラスチック製で、フック11による枢支部から後
方並びに下方へと延びており、その後方へ延びた部分の
先端部の下方には、揺動検出スイッチ12を、アクチェ
ータ13が上記揺動検出レバー10の後方へ延びた部分
の先端部により押圧されるように配設している。
【0014】他方、揺動検出レバー10の下方へ延びた
部分の先端部側は外槽2の外側方この場合後方に位置し
ており、その先端部に弾性体14を装着している。この
弾性体14は詳細には例えばクロロプレンゴムなどゴム
材の発泡体から成るもので、外槽2の縦揺動方向に弾力
性を有すべく、図2に示すように取付ブロック部15か
弾性変形部たる舌片部16を延ばして有しており、更
にその取付ブロック部15には上面に例えばポリプロピ
レン等の硬質材から成る補強板17を一体化して、これ
から取付ブロック部15にかけて形成した切込部18に
上記揺動検出レバー10の下方へ延びた部分の先端部を
接着剤を伴って挿入し固着している。そして、その固着
状態で、弾性体14は図3に示すように外槽2の外周部
に沿うように位置されている。
【0015】これに対して、外槽2の外周部には、第1
の突起19を外槽2の上端部に装着したカバー20から
突出させて設け、第2の突起21をそれよりやゝ小さく
又それより下方に位置させて外槽2の外周面に形成した
リブによって設けている。
【0016】次に上記構成のものの作用を述べる。ま
ず、静止時や外槽2が異常揺動を起こさない範囲で運転
されているとき、図1に示すように、外槽2は揺動検出
レバー10にも、又、弾性体14にも当たらず、従っ
て、揺動検出レバー10は自然状態にあって、枢支部か
ら後方へ延びた部分の先端部により揺動検出スイッチ1
2のアクチェータ13を押圧し、揺動検出スイッチ12
をオンさせている。
【0017】これに対して、外槽2が異常横揺動を起こ
したとき、図4に示すように、外槽2は第1の突起19
が揺動検出レバー10に当たり、同時に外槽2外周面が
弾性体14に当たるも、それより上記第1の突起19の
揺動検出レバー10に対する当たりによって、該揺動検
出レバー10を後方へ押しやる。このため、揺動検出レ
バー10の枢支部から後方へ延びた部分は上方へ回動し
て、先端部による揺動検出スイッチ12のアクチェータ
13の押圧を解除するから、揺動検出スイッチ12がオ
フ作動される。
【0018】又、外槽2が異常縦揺動を起こしたとき、
図5に示すように、外槽2は第2の突起21が弾性体1
4特にこれの弾性変形部たる舌片部16に当たり、該舌
片部16を下方へ弾性変形させて揺動検出レバー10を
後方へ押しやる。このため、このときにも、揺動検出レ
バー10の枢支部から後方へ延びた部分が上方へ回動し
て、先端部による揺動検出スイッチ12のアクチェータ
13の押圧を解除するから、揺動検出スイッチ12がオ
フ作動される。
【0019】このように本構成のものでは、揺動可能に
支持した槽である外槽2が異常横揺動したときには、外
槽2に設けた第1の突起19が揺動検出レバー10に当
たり、異常縦揺動したときには、外槽2に設けた第2の
突起21が揺動検出レバー10に設けた弾性体14の弾
性変形部たる舌片部16に当たって、それぞれ揺動検出
レバー10を動かすことにより、揺動検出スイッチ12
が作動されて、それら外槽2の異常横揺動並びに異常縦
揺動が検出されるもので、外箱1の打痕や変形のみなら
ず、洗濯機全体の移動並びに水跳ねの問題も解決するこ
とができる。
【0020】しかも、この場合、それらの検出をするの
に、必要な構造としては、従来構造に比し、外槽2の縦
揺動方向に弾力性を有する舌片部16を具えた弾性体1
4を新たに設ける程度のことで良く、二組の検出装置を
必要とするまでのことはないから、簡単な構造で実現で
きて、安価にも提供できる。
【0021】更に、この場合、外槽2の異常横揺動が外
箱1に打痕や変形を生じさせるようになるのに時間を要
しないのに対して、外槽2の異常縦揺動が洗濯機を移動
させたり大きな水跳ねを生じさせたりするようになるま
でには結構時間を要するものであり、それまでの間に外
槽2の異常縦揺動が検出されて洗濯機の運転が頻繁に停
止されたりするようであると、洗濯運転ははかどらな
い。これに対して、本構成のものでは、上述のように外
槽2が異常縦揺動したときに、外槽2に設けた第2の突
起21が揺動検出レバー10に設けた弾性体14の舌片
部16に当たってこれを弾性変形させ、そして揺動検出
レバー10を動かし揺動検出スイッチ12を作動させる
のであるから、その弾性体14の舌片部16が弾性変形
される分、揺動検出スイッチ12が作動されるのが遅ら
され、充分な異常縦揺動になって初めて揺動検出スイッ
チ12が作動される。よって、洗濯機の運転が頻繁に停
止されたりすることも回避され、洗濯運転が極力はかど
るようにできる。
【0022】なお、弾性体14は、揺動検出レバー10
がプラスチック製のものの場合、この揺動検出レバー1
0と一体成形して設けるようにしても良い。又、この場
合、更に弾性材を付加して設けるようにしても良い。
【0023】更に、外槽2に設ける突起は、突起19と
突起21との二つに限られず、一つで、外槽2が異常横
揺動したときに揺動検出レバー10に当たり、異常縦揺
動したときに弾性体14の舌片部16に当たるものとし
ても良い。
【0024】このほか、本発明は上記し且つ図面に示し
た実施例にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱し
ない範囲内で適宜変更して実施し得る。
【0025】
【発明の効果】以上の記述で明らかなように、本発明の
洗濯機は、揺動可能に支持された槽の外側方に揺動検出
レバーを設けると共に、この揺動検出レバーに槽の縦揺
動方向に弾力性を有する弾性変形部を具えた弾性体を設
け、そして、槽には槽が異常横揺動したときに揺動検出
レバーに当たり異常縦揺動したときに弾性体の弾性変形
に当たる突起を設けて、その突起の当たりによる揺動
検出レバーの動きにより揺動検出スイッチを作動させる
ようにしたことを特徴とするもので、それにより、揺動
可能に支持された槽の異常横揺動のみならず異常縦揺動
も検出でき、しかも、それを簡単な構造で検出できて、
更に動作上の必要な差までつけて検出できるという優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す主要部分の縦断側面図
【図2】弾性体単体の斜視図
【図3】主要部分の平面図
【図4】同部分の槽異常横揺動検出状態の縦断側面図
【図5】同部分の槽異常縦揺動検出状態の縦断側面図
【符号の説明】
2は外槽(槽)、10は揺動検出レバー、12は揺動検
出スイッチ、14は弾性体、16は舌片部(弾性変形
部)、19は第1の突起(突起)、21は第2の突起
(突起)を示す。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 37/42 D06F 37/24 D06F 37/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 揺動可能に支持された槽を有するもので
    あって、この槽の外側方に設けられた揺動検出レバー
    と、この揺動検出レバーに設けられ槽の縦揺動方向に弾
    力性を有する弾性変形部を具えた弾性体、並びに槽に設
    けられて槽が異常横揺動したときに揺動検出レバーに当
    たり異常縦揺動したときに弾性体の弾性変形部に当たる
    突起を具備し、且つ、その突起の当たりによる揺動検出
    レバーの動きにより作動せられる揺動検出スイッチを具
    備して成ることを特徴とする洗濯機。
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