JP3315931B2 - 内視鏡用ドレナージチューブ留置具 - Google Patents

内視鏡用ドレナージチューブ留置具

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ドレナージチュ
ーブを体腔内に留置するために内視鏡の処置具挿通チャ
ンネルに挿通して使用される内視鏡用ドレナージチュー
ブ留置具に関する。
【0002】
【従来の技術】膵管や胆管内等に溜まった分泌液を排出
させるために、経内視鏡的にドレナージチューブを体内
に留置する手技があり、従来は、まずガイドワイヤが挿
脱自在に挿通された穿刺具で、内視鏡(特に、超音波内
視鏡)の処置具挿通チャンネルを介して体腔壁から膵管
や胆管等を穿刺している。
【0003】そして穿刺後は、ガイドワイヤの先端を患
部内に残したままの状態で、ガイドワイヤをガイドにし
て穿刺により形成された孔にドレナージチューブ(排液
管)を差し込み、最後にガイドワイヤを抜去して、ドレ
ナージチューブを膵管と胃内、又は胆管と十二指腸内に
またがる状態に残すようにしている。
【0004】そのような手技に用いられる従来の内視鏡
用穿刺具は、先端に注射針状の管状針が設けられてガイ
ドワイヤが挿脱自在な内管が、内視鏡の処置具挿通チャ
ンネルに挿脱自在な外套管内に軸線方向に進退自在に挿
通された構成になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】経内視鏡的にドレナー
ジチューブを留置するためには、上述のように、穿刺を
した後、ガイドワイヤの先端を膵管内に残した状態で穿
刺具を抜去し、さらにそのガイドワイヤをガイドにして
ドレナージチューブを膵管に差し込むという面倒な操作
を必要とする。特に、ガイドワイヤの先端を膵管内又は
胆管内から抜けないようにしつつ手元側からの操作で穿
刺具だけを抜去するのは、非常に難しくて面倒な操作で
ある。
【0006】そこで本件の発明者は、経内視鏡的に体腔
内組織を穿刺した後、その穿刺部にドレナージチューブ
を容易に留置することができる内視鏡用ドレナージチュ
ーブ留置具を発明して、先に特許出願した(特願平9−
306710号)。
【0007】その構成の要旨は、ドレナージチューブを
案内するための可撓性のガイドワイヤの先端に生体組織
に穿刺するための穿刺部を設けると共に、ドレナージチ
ューブをガイドワイヤの先端寄りの位置に被嵌して摩擦
抵抗によってそこに保持し、それより手元側には、ドレ
ナージチューブを先側に押し出すための可撓性チューブ
からなるプッシャーをガイドワイヤに緩く被嵌したもの
である。
【0008】図33は、そのようなドレナージチューブ
留置具90が超音波内視鏡70の処置具挿通チャンネル
71に通されて、ガイドワイヤ91の先端に形成された
穿刺部91aが胃壁101から膵管102に穿刺された
状態を示している。
【0009】この状態になれば、次は、ガイドワイヤ9
1に緩く被嵌されたプッシャー92を手元側から押し
て、ドレナージチューブ93を先端が膵管102内に達
するまで押し込めばよい。
【0010】しかし、その押し込み操作を行う手元側の
操作部分(図示せず)が、単にガイドワイヤ91とプッ
シャー92とを独立して押し込み操作できるようになっ
ているだけの構造では、プッシャー92を押し込む際に
ガイドワイヤ91を動かさないようにするのがなかなか
難しく、ガイドワイヤ91を動かしてしまうと、その先
端穿刺部91aが膵管102から抜けたり、逆に膵管1
02を突き破ってしまう恐れがある。
【0011】しかも、ガイドワイヤ91を動かないよう
に押さえながらプッシャー92だけを押し込み操作する
ために両手が必要となると、その操作には助手が必要と
なり、手間がかかるばかりか術者の思い通りの微妙な操
作を行うことは困難である。
【0012】また、ドレナージチューブ93を正しい位
置にセットしてからその内部にあるガイドワイヤ91を
引き抜く際には、ガイドワイヤ91と共にドレナージチ
ューブ93が手前へ戻ってしまって排液の機能を発揮で
きない状態になり、最初から全てやり直さなければなら
ない場合がある。
【0013】そこで本発明は、ガイドワイヤの先端が目
的部位に達した時に、内視鏡を操作する術者が一人で容
易にプッシャーだけを押し込み操作してドレナージチュ
ーブを留置することができ、また、ドレナージチューブ
が正しいセット状態になった後では、ガイドワイヤを引
き抜く際にドレナージチューブのセット状態が乱され
ず、ドレナージチューブを正しく確実に留置することが
できる内視鏡用ドレナージチューブ留置具を提供するこ
とを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡用ドレナージチューブ留置具は、生
体組織に穿刺される穿刺部が先端に設けられた可撓性の
線状案内部材と、上記線状案内部材の先端寄りの位置に
被嵌されて摩擦抵抗によってそこに保持されたドレナー
ジチューブと、上記ドレナージチューブを先側に押し出
せるように上記線状案内部材に緩く被嵌された可撓性チ
ューブからなるプッシャーとを有し、内視鏡の処置具挿
通チャンネルに挿通して使用される内視鏡用ドレナージ
チューブ留置具において、上記プッシャーの手元側端部
と上記線状案内部材の手元側端部の少なくとも一方を案
内するように上記処置具挿通チャンネルの入口の外側に
設けられた挿入ガイドと、上記挿入ガイドにより案内さ
れる上記プッシャーの手元側端部と上記線状案内部材の
手元側端部の少なくとも一方を手動で上記挿入ガイドに
固定するための手動固定手段とを設けたことを特徴とす
る。
【0015】なお、上記手動固定手段は、上記ドレナー
ジチューブが上記処置具挿通チャンネルの出口から突出
した状態のときに上記プッシャーの手元側端部を上記線
状案内部材の手元側端部とは独立して上記挿入ガイドに
固定することができるようにしてもよい。
【0016】或いは、上記手動固定手段は、上記ドレナ
ージチューブが上記処置具挿通チャンネルの出口から突
出した状態のときに上記線状案内部材の手元側端部を上
記プッシャーの手元側端部とは独立して上記挿入ガイド
に固定することができるようにしてもよい。
【0017】そして、上記線状案内部材の手元側端部と
上記プッシャーの手元側端部とが連結/解除自在になっ
ていてもよく、上記線状案内部材と上記プッシャーとが
互いに分離自在であり、かつ各々上記挿入ガイドから分
離自在であってもよい。
【0018】また、上記手動固定手段が手動の締め付け
ネジであり、その締め付けネジを緩めることにより、上
記線状案内部材又は上記線状案内部材と上記プッシャー
を上記挿入ガイドから取り外すことができるようにして
もよい。
【0019】その場合、上記挿入ガイドは突端側が短く
側方に曲がったL字状に形成されていて、そのL字状の
突出片には、上記締め付けネジが通過する通過孔が外部
に対して閉じた状態に形成されていてもよい。
【0020】また、上記線状案内部材が導電性のガイド
ワイヤであって、上記先端穿刺部が高周波電極であり、
上記ガイドワイヤの基端側は高周波電源に接続するため
の接続端子に着脱自在に繋がっていてもよい。
【0021】その場合、上記プッシャーを形成する可撓
性チューブが電気絶縁性であってもよく、上記ガイドワ
イヤの全部又は一部が電気絶縁材によって被覆されてい
てもよい。
【0022】また、上記線状案内部材が可撓性チューブ
であり、上記穿刺部が注射針状に形成されていてもよ
く、上記挿入ガイドが可撓性を有していてもよい。
【0023】また、上記線状案内部材の手元側端部を上
記プッシャーの手元側端部に対して任意の位置で固定/
解除自在であってもよい。
【0024】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施の形
態を説明する。図1は本発明の第1の実施の形態の内視
鏡用ドレナージチューブ留置具を示しており、1は、例
えば導電性のあるステンレス鋼線の単線又は撚り線から
なる可撓性のあるガイドワイヤ(線状案内部材)であ
り、使用される内視鏡の処置具挿通チャンネルより例え
ば10〜20センチメートル程度長い全長に形成されて
いる。
【0025】ガイドワイヤ1の先端部分には、生体組織
に穿刺するための穿刺部1aが形成されている。この実
施の形態においては、穿刺部1aとして導電性の高周波
電極チップが形成されていて、ガイドワイヤ1を介して
手元側から高周波電流を通電することができるようにな
っている。
【0026】そして、ガイドワイヤ1には、四フッ化エ
チレン樹脂、ポリイミド樹脂又はポリエチレン樹脂等の
チューブ又はコーティングからなる電気絶縁性の被覆1
bが穿刺部1aを除く全体又は一部に施されている。こ
の実施の形態においては、絶縁被覆1bがガイドワイヤ
1の先側の半部に施されているが、全て省略しても差し
支えない。
【0027】穿刺部1aの高周波電極チップは、この実
施の形態においては、先端が半球状の砲弾形に形成され
ている。ただし、斜めに切り削いだ形の針状、円錐形の
針状又は円錐形の先端を丸めた形状その他各種の形状を
とることができる。また、ガイドワイヤ1は、高周波電
流を通電することなく鋭利な針先で機械的に穿刺するも
のであってもよい。
【0028】ガイドワイヤ1の先端近傍の位置には、体
内における排液をするために留置されるドレナージチュ
ーブ3が、例えば先端の穿刺部1aから数ミリ〜1セン
チメートル程度の間隔をあけて被嵌されている。
【0029】このドレナージチューブ3は、例えば図2
に示されるように、自然状態において両端がカールした
いわゆるピッグテール型ドレナージチューブであり、体
内臓器内に留置されたときに、両端のカール部が臓器内
に納まってアンカーの役割を果たすものである。ただ
し、例えば図3に示される刺3a付きの真っ直ぐなドレ
ナージチューブ3や、図4に示されるS字形のドレナー
ジチューブ3等、各種のタイプのものを用いてもよい。
【0030】ピッグテール型のドレナージチューブ3
は、例えばフッ素樹脂等の軟質プラスチックからなり、
ガイドワイヤ1に被嵌された状態では弾性変形して真っ
直ぐになり、元の形状に戻ろうとする自己の弾性により
ガイドワイヤ1との間に生じる摩擦抵抗によって、ガイ
ドワイヤ1に保持される。
【0031】また、穿刺により生体組織に形成される孔
内にドレナージチューブ3をスムーズに押し込むことが
できるように、ドレナージチューブ3の先端側の外面形
状は滑らかな先細りのテーパ状に形成されている。
【0032】ドレナージチューブ3が保持された部分よ
り手元側の部分には、ドレナージチューブ3を先側に押
し出すための可撓性チューブからなるプッシャー4が、
ガイドワイヤ1に全長にわたって緩く被嵌されている。
【0033】プッシャー4は、四フッ化エチレン樹脂、
ポリイミド樹脂又はポリエチレン樹脂等の電気絶縁性の
可撓性チューブによって形成されていて、ガイドワイヤ
1に対して進退自在に被嵌されて、その先端面がドレナ
ージチューブ3の後端面に当接している。
【0034】したがって、ガイドワイヤ1に沿ってプッ
シャー4を前方に押せば、手元側からの操作によりドレ
ナージチューブ3をガイドワイヤ1の先端から押し出す
ことができる。
【0035】図6に示されるように、超音波内視鏡70
の処置具挿通チャンネル71の入口71aは操作部72
に配置されており、出口71bは、挿入部73の先端に
連結された先端部本体74に配置されている。
【0036】そして、処置具挿通チャンネル71の入口
71aの外側には、ガイドワイヤ1とプッシャー4を処
置具挿通チャンネル71に挿脱操作するための挿入ガイ
ド10が着脱自在に取り付けられている。
【0037】図1に戻って、挿入ガイド10は、処置具
挿通チャンネル71の入口71a部分にいわゆるルアー
ロック雌口金9によって着脱自在に係合する細長い筒状
部11と、案内溝12が形成された板状部13とが、一
本の連結ネジ14によって連結されて構成されており、
連結ネジ14を緩めることによって、筒状部11と案内
溝12との連結角度を任意に変えることができる。
【0038】筒状部11は、軸線が処置具挿通チャンネ
ル71の入口71aの軸線の延長線上に位置しており、
処置具挿通チャンネル71に挿脱されるガイドワイヤ1
とプッシャー4の手元側端部(基端部)は、いずれも板
状部13に形成された案内溝12(図5参照)に沿って
移動されるようになっている。
【0039】プッシャー4の基端部が取り付けられた電
気絶縁性のプッシャー基端座20から側方に、雄ネジ棒
21が突設されている。雄ネジ棒21は案内溝12に通
されていて、その先側部分にプッシャー固定ネジ22が
螺合している。プッシャー固定ネジ22は、指先で締緩
させることができる。
【0040】したがって、プッシャー固定ネジ22を締
め付ければプッシャー基端座20が挿入ガイド10に固
定されて、プッシャー4が超音波内視鏡70に対して固
定された状態になり、プッシャー固定ネジ22を緩めれ
ば、プッシャー4を処置具挿通チャンネル71に対して
挿脱方向に移動させることができる。
【0041】そのような挿脱操作によってプッシャー4
の手元側部分が座屈しないよう、プッシャー4の手元側
露出部分には補強パイプ23が被覆されていて、その補
強パイプ23の先端は筒状部11内に達している。
【0042】ガイドワイヤ1の基端1cが取り付けられ
た電気絶縁性のガイドワイヤ基端座30には、高周波電
源コード50を接続するための接続コネクタ31が形成
されていて、ガイドワイヤ1は接続コネクタ31の接続
端子31aと繋がっている。したがって、ガイドワイヤ
1を介してその先端の穿刺部1aに高周波電流を通電す
ることができる。
【0043】接続端子31aは、ガイドワイヤ基端座3
0にねじ込まれていて、その先端でガイドワイヤ1の基
端1cを押圧固定している。したがって、ガイドワイヤ
基端座30に対する接続端子31aのねじ込みを緩めれ
ば、ガイドワイヤ1とガイドワイヤ基端座30とを分離
することができる。なお、ガイドワイヤ1の基端1cに
は導電金属製の口金を一体に固着して、その外周面に、
接続端子31aの先端が係合する円周溝を形成するとよ
い。
【0044】ガイドワイヤ1は、プッシャー基端座20
に形成された口元口金24からプッシャー4内に挿入さ
れている。この口元口金24はルアーロックの雄口金状
に形成されており、それに対して係脱自在なルアーロッ
クの雌口金状の係合口金32がガイドワイヤ基端座30
に設けられている。
【0045】したがって、係合口金32を口元口金24
に係合させた状態ではガイドワイヤ基端座30とプッシ
ャー基端座20とは一体となって移動し、係合口金32
と口元口金24との係合を解くと、ガイドワイヤ基端座
30とプッシャー基端座20とは互いに独立して移動可
能な状態になり、ガイドワイヤ基端座30を挿入ガイド
10から取り外すこともできる。
【0046】板状部13の突端側の部分13aは、図5
にも示されるように、短く側方に曲がったL字状に形成
され、プッシャー固定ネジ22が通過可能な孔12aが
そこに穿設されている。
【0047】その孔12aは案内溝12と繋がってお
り、雄ネジ棒21とプッシャー固定ネジ22とを通過さ
せてプッシャー基端座20を板状部13から取り外すこ
とができる。ただし、突端L字状部分13aは外部に対
しては閉じた状態に形成されており、強度が確保されて
いる。
【0048】このように構成された実施の形態の内視鏡
用ドレナージチューブ留置具を使用する際には、まず図
6に示されるように、プッシャー基端座20とガイドワ
イヤ基端座30とを係合させ、ガイドワイヤ1の先端と
ドレナージチューブ3の先端とが共に処置具挿通チャン
ネル71の出口71bのすぐ内側に位置する状態で、プ
ッシャー固定ネジ22によりプッシャー基端座20を挿
入ガイド10に固定する。
【0049】次いで、図7に示されるように、プッシャ
ー固定ネジ22を緩めて、高周波電源コード50を介し
て高周波電流を流しながらプッシャー基端座20とガイ
ドワイヤ基端座30とを一体的に手元側から押し込む。
【0050】すると、処置具挿通チャンネル71の出口
71b側において、ガイドワイヤ1の穿刺部1aが前方
に突出して、人体組織を焼灼、凝固しながら胃壁101
(又は十二指腸壁)から膵管102(又は胆管)内に穿
刺され、それと共にドレナージチューブ3の先端も膵管
102に達する。
【0051】ドレナージチューブ3が膵管102内に位
置する状態になったら、図8に示されるように、プッシ
ャー基端座20を挿入ガイド10に固定した状態で、プ
ッシャー基端座20とガイドワイヤ基端座30との係合
を解除してガイドワイヤ基端座30を引き戻す。
【0052】そして、ガイドワイヤ1の先端がドレナー
ジチューブ3から外れた状態にすれば、図9に示される
ようにドレナージチューブ3が単独で体腔内に留置さ
れ、膵管102内の体液を排出させることができる。な
お、図9において(A)は真っ直ぐなドレナージチュー
ブ3の場合を示し、(B)はピッグテール型のドレナー
ジチューブ3の場合を示している。
【0053】このようにして、この実施の形態の内視鏡
用ドレナージチューブ留置具を用いれば、ドレナージチ
ューブ3内からガイドワイヤ1を引き抜く際に、ドレナ
ージチューブ3はプッシャー4によって後退しないよう
に押さえられているので、ドレナージチューブ3のセッ
ト状態が乱されず、ドレナージチューブ3を正しい位置
に確実に留置することができ、内視鏡を操作する術者自
身がこの一連の操作を一人で容易に行うことができる。
【0054】また、このドレナージチューブ留置具使用
後には、ガイドワイヤ基端座30とガイドワイヤ1とを
単独で他から分離して洗浄消毒することができ、さら
に、高周波電流が用いられるために他より早く消耗する
ガイドワイヤ1部分だけを交換することもできるので経
済的である。
【0055】また、プッシャー固定ネジ22を緩めるこ
とによってプッシャー基端座20を挿入ガイド10から
取り外し、プッシャー基端座20とプッシャー4とを他
から分離して洗浄消毒等を行うことができ、挿入ガイド
10は超音波内視鏡70の操作部72から取り外して単
独で洗浄消毒等を行うことができる。
【0056】図10は、本発明の第2の実施の形態の内
視鏡用ドレナージチューブ留置具を示しており、ガイド
ワイヤ基端座30に、プッシャー基端座20側と同様に
案内溝12に通される雄ネジ棒34とそれに螺合するガ
イドワイヤ固定ネジ35とを設け、ガイドワイヤ基端座
30を挿入ガイド10に固定することができるようにな
っている。
【0057】また、ガイドワイヤ1の先端が少し長く形
成されている。その他の部分の構造は、第1の実施の形
態と同じである。このように構成された第2の実施の形
態の内視鏡用ドレナージチューブ留置具の場合は、図1
1に示される準備状態から、ガイドワイヤ基端座30と
プッシャー基端座20とを係合させて一緒に押し込むこ
とにより、図12に示されるように、まずガイドワイヤ
1だけが膵管102に向かって穿刺される。
【0058】そして、図13に示されるように、ガイド
ワイヤ基端座30とプッシャー基端座20との係合を解
き、ガイドワイヤ固定ネジ35を締め付けてガイドワイ
ヤ基端座30を挿入ガイド10に固定した状態でプッシ
ャー基端座20だけを押し込めば、ドレナージチューブ
3がガイドワイヤ1をガイドとして膵管102に達する
状態になる。
【0059】そのようになったら、プッシャー固定ネジ
22を締め付けてガイドワイヤ固定ネジ35を緩め、第
1の実施の形態の図8に示される場合と同様にして、プ
ッシャー基端座20を挿入ガイド10に固定した状態で
ガイドワイヤ基端座30を引き戻し、ガイドワイヤ1が
ドレナージチューブ3から外れた状態にすれば、ドレナ
ージチューブ3を体腔内に正しく留置することができ
る。
【0060】図14は本発明の第3の実施の形態の内視
鏡用ドレナージチューブ留置具を示しており、ガイドワ
イヤ1、ドレナージチューブ3及びプッシャー4等につ
いては、図1に示される第1の実施の形態と同じであ
り、説明は省略する。
【0061】この内視鏡用ドレナージチューブ留置具が
挿入される処置具挿通チャンネル71の入口71aの外
側には、処置具挿通チャンネル71に対する内視鏡用ド
レナージチューブ留置具の挿入をガイドするための挿入
ガイド10が、固定ネジ6によって立設されている。
【0062】挿入ガイド10は、図15に示されるよう
に、板状の部材をL字状に曲げて形成されていて、細長
い真っ直ぐな案内溝12が穿設されている。10aは、
固定ネジ6が通される孔である。
【0063】図14に戻って、挿入ガイド10は、内視
鏡の操作部72に取り付けられた状態では、案内溝12
が処置具挿通チャンネル71の入口71a付近の軸線の
延長線に対して平行になるように配置されている。した
がって、処置具挿通チャンネル71に挿脱されるガイド
ワイヤ1とプッシャー4とは、いずれも案内溝12に沿
って移動する。
【0064】そして、プッシャー4の基端部に形成され
た電気絶縁性のプッシャー基端座20から側方に突設さ
れた雄ネジが案内溝12に通されていて、その先側部分
にプッシャー固定ネジ22が螺合している。
【0065】したがって、プッシャー固定ネジ22を締
め付ければプッシャー基端座20が挿入ガイド10に固
定されて、プッシャー4が固定された状態になり、プッ
シャー固定ネジ22を緩めれば、プッシャー4を処置具
挿通チャンネル71に対して挿脱方向に移動させること
ができる。
【0066】それと同様に、プッシャー4の基端からさ
らに手元側に突出したガイドワイヤ1の基端部も、ガイ
ドワイヤ固定ネジ35によって挿入ガイド10に固定す
ることができる。
【0067】即ち、ガイドワイヤ1の基端部に形成され
た電気絶縁性のガイドワイヤ基端座30から側方に突設
された雄ネジが案内溝12に通されていて、その先側部
分にガイドワイヤ固定ネジ35が螺合している。
【0068】したがって、ガイドワイヤ固定ネジ35を
締め付ければガイドワイヤ基端座30が挿入ガイド10
に固定されて、ガイドワイヤ1が固定された状態にな
り、ガイドワイヤ固定ネジ35を緩めれば、ガイドワイ
ヤ1を処置具挿通チャンネル71に対して挿脱方向に移
動させることができる。
【0069】また、ガイドワイヤ1の基端に形成された
接続端子31aに高周波電源コード50を接続すること
により、接続端子31aとガイドワイヤ1を介して先端
の穿刺部1aに高周波電流を通電することができる。
【0070】このように構成された実施の形態の内視鏡
用ドレナージチューブ留置具を使用する際には、まず図
16に示されるように、ガイドワイヤ1の先端とドレナ
ージチューブ3の先端とが共に処置具挿通チャンネル7
1の出口71bのすぐ内側に位置する状態で、プッシャ
ー固定ネジ22とガイドワイヤ固定ネジ35によりガイ
ドワイヤ基端座30とプッシャー基端座20を挿入ガイ
ド10に固定する。
【0071】このとき、プッシャー基端座20が挿入ガ
イド10の中間部分に位置し、ガイドワイヤ基端座30
が挿入ガイド10の突端部分に位置するように、各部の
長さが処置具挿通チャンネル71の長さに合わせて設定
されている。
【0072】次いで、図17に示されるように、プッシ
ャー基端座20を挿入ガイド10に固定した状態のま
ま、ガイドワイヤ固定ネジ35を緩めて、高周波電源コ
ード50を介して高周波電流を流しながらガイドワイヤ
基端座30を手元側から押し込む。
【0073】すると、処置具挿通チャンネル71の出口
71b側において、ガイドワイヤ1の穿刺部1aが前方
に突出して、人体組織を焼灼、凝固しながら胃壁101
から膵管102内に穿刺される。このとき、プッシャー
4はプッシャー固定ネジ22によって固定されているの
で全く移動しない。
【0074】なおドレナージチューブ3は、図17に示
されるように処置具挿通チャンネル71内に残るかもし
れないし、ガイドワイヤ1との摩擦力で処置具挿通チャ
ンネル71の出口71bから顔を出すかもしれないが、
それはどちらでも構わない。
【0075】穿刺操作は、ガイドワイヤ基端座30部分
がプッシャー基端座20部分にぶつかる状態まで行われ
るが、穿刺深さが足りない時は、プッシャー固定ネジ2
2を緩めてプッシャー基端座20を不足分だけ押し込
み、これをプッシャー固定ネジ22で再固定してから、
再度プッシャー基端座20部分にぶつかるまでガイドワ
イヤ基端座30を押し込めばよい。
【0076】ガイドワイヤ1の穿刺部1aが膵管102
内に位置する状態になったら、図18に示されるよう
に、ガイドワイヤ固定ネジ35でガイドワイヤ基端座3
0を挿入ガイド10に固定し、プッシャー固定ネジ22
を緩めてプッシャー基端座20を手元側から押し込む。
【0077】すると、処置具挿通チャンネル71の出口
71b側では、ドレナージチューブ3が、プッシャー4
で押されて胃壁101に形成された穿刺孔を通り、ドレ
ナージチューブ3の先端が膵管102内に達する状態に
なる。このとき、ガイドワイヤ1はガイドワイヤ固定ネ
ジ35によって挿入ガイド10に固定されているので移
動しない。
【0078】ドレナージチューブ3がこの状態になった
ら、ガイドワイヤ1をプッシャー4と共に抜去すること
により、ドレナージチューブ3だけが単独で体腔内に留
置されて、膵管102内の膵液を胃内に排出させること
ができ、内視鏡を操作する術者自身が、この一連の操作
を一人で容易に行うことができる。
【0079】なお使用後には、プッシャー固定ネジ22
とガイドワイヤ固定ネジ35を共に緩めて取り外すこと
により、ガイドワイヤ1とプッシャー4を挿入ガイド1
0から別々に取り外して、洗浄消毒を隅々まで行うこと
ができる。また、高周波電流を用いることにより他より
早く消耗するガイドワイヤ1側の部材だけを交換するこ
ともできるので経済的である。これらは、以下の実施の
形態においても同様である。
【0080】また、挿入ガイド10を可撓性のある材料
で形成すれば、図14に2点鎖線で示されるように、使
用状況に合わせて挿入ガイド10を適宜撓ませることが
できるので使い易い。
【0081】図19は、本発明の第4の実施の形態の内
視鏡用ドレナージチューブ留置具を示しており、挿入ガ
イド10を円筒状に形成して、その端部にいわゆるルア
ーロック雌口金9を形成して、図20に示されるよう
に、処置具挿通チャンネル71の入口71aに対して連
結/解除自在にしたものである。
【0082】その他の部分は、第3の実施の形態と比較
して、プッシャー基端座20とガイドワイヤ基端座30
が各々挿入ガイド10内に摺動自在に嵌合する棒状に形
成されているのが相違する以外、動作等も同じである。
【0083】図21は、本発明の第5の実施の形態の内
視鏡用ドレナージチューブ留置具を示しており、ガイド
ワイヤ1の基端に設けられたガイドワイヤ基端座30だ
けをガイドワイヤ固定ネジ35によって挿入ガイド10
の案内溝12の任意の位置に固定できるようにし、プッ
シャー4の基端に設けられたプッシャー基端座20は、
ルアーロック口金構造によりガイドワイヤ基端座30に
対して連結/解除自在にしてある。
【0084】挿入ガイド10は、内視鏡の操作部72寄
りの半部が、第4の実施の形態と同様の筒状に形成され
ていて、ルアーロック雌口金9によって処置具挿通チャ
ンネル71の入口71aに着脱自在に連結固定され、操
作部72から遠い側の半部は第1の実施の形態と同様の
板状に形成されていて、そこに案内溝12が穿設されて
いる。10sは、ガイドワイヤ固定ネジ35が案内溝1
2から抜け出すのを規制するためのストッパである。
【0085】プッシャー4の基端とプッシャー基端座2
0との間には、挿入ガイド10内に緩く嵌合する繋ぎ筒
20aが介挿接続されて、プッシャー基端座20は繋ぎ
筒20aに対して軸線回りに回転自在に連結されてい
る。
【0086】したがって、ガイドワイヤ基端座30に対
する係脱を容易に行うことができる。また、ガイドワイ
ヤ1の絶縁被覆1bの基端とガイドワイヤ基端座30と
の間には、繋ぎ筒20a内に緩く嵌合する繋ぎ管30a
が介挿接続されている。
【0087】このように構成された第5の実施の形態の
内視鏡用ドレナージチューブ留置具を使用する際には、
プッシャー基端座20とガイドワイヤ基端座30とを連
結した状態にしておき、図22に示されるように、ガイ
ドワイヤ1の先端がドレナージチューブ3の先端から突
出した状態でガイドワイヤ固定ネジ35を挿入ガイド1
0に締め付け固定する。
【0088】次いで、図23に示されるように、プッシ
ャー基端座20とガイドワイヤ基端座30とを接続した
状態のまま、ガイドワイヤ固定ネジ35を緩めて、ガイ
ドワイヤ1に高周波電流を流しながら両基端座20,3
0を手元側から押し込む。
【0089】すると、処置具挿通チャンネル71の出口
71b側においては、ガイドワイヤ1の穿刺部1a部分
が前方に突出して胃壁101から膵管102内に穿刺さ
れる。このとき、ドレナージチューブ3とプッシャー4
もガイドワイヤ1と共に前方に移動する。
【0090】ガイドワイヤ1の穿刺部1aが膵管102
内に位置する状態になったら、図24に示されるよう
に、ガイドワイヤ固定ネジ35を挿入ガイド10に固定
して、プッシャー基端座20とガイドワイヤ基端座30
との連結状態を解除し、プッシャー基端座20だけを手
元側から押し込む。
【0091】すると、処置具挿通チャンネル71の出口
71b側では、ドレナージチューブ3がプッシャー4で
押されて胃壁101に形成された穿刺孔を通り、ドレナ
ージチューブ3の先端が膵管102内に達する状態にな
る。このとき、ガイドワイヤ1はガイドワイヤ固定ネジ
35によって挿入ガイド10に固定されているので移動
しない。
【0092】ドレナージチューブ3がこの状態になった
ら、ガイドワイヤ1をプッシャー4と共に抜去すること
により、ドレナージチューブ3だけが単独で体腔内に留
置されて、膵管102内の膵液を胃内に排出させること
ができ、内視鏡を操作する術者自身がこの一連の操作を
一人で容易に行うことができる。
【0093】図25は、本発明の第6の実施の形態の内
視鏡用ドレナージチューブ留置具を示しており、線状案
内部材として、図14に示される第3の実施の形態のガ
イドワイヤ1に代えて可撓性チューブ41を用い、その
先端の穿刺部41aを注射針状に形成したものである。
【0094】ガイドワイヤ固定ネジ35によって挿入ガ
イド10に固定される可撓性チューブ41の手元側端部
に連通して、注射筒受け口金43が形成されている。そ
して穿刺操作時には、穿刺部41aの先端から突出する
長さの芯金44が可撓性チューブ41に通される。
【0095】このように構成すると、組織内に穿刺して
から芯金44を抜去して、吸引細胞診や注射等の処置を
行うことができ、それに連続してドレナージチューブ3
の留置処置を行うことができる。
【0096】図26は本発明の第7の実施の形態の内視
鏡用ドレナージチューブ留置具を示しており、プッシャ
ー固定ネジ22によってプッシャー基端座20だけを挿
入ガイド10に手動で固定できるようにすると共に、プ
ッシャー基端座20に、ガイドワイヤ1を任意に固定/
解除するためのガイドワイヤ固定ネジ60を設けたもの
である。その他の構成は第1の実施の形態と同様であ
る。
【0097】ガイドワイヤ基端座30に取り付けられた
抜け止めネジ35′は、挿入ガイド10の板状部13に
押し付けられない状態でダブルナットにより固定されて
おり、ガイドワイヤ基端座30を板状部13に対して固
定することなく板状部13に沿う位置から外れないよう
にだけしている。
【0098】ガイドワイヤ固定ネジ60は、プッシャー
基端座20に一体的に形成されたチャックネジ61とそ
れに外側から螺合する締め付けナット62からなり、図
27に示されるように、チャックネジ61は四つのすり
割り61aによって90°間隔で軸線と平行方向に分割
されていて、軸線位置にはガイドワイヤ1が緩く通過す
る孔61bが貫通形成され、先端部分は先細りのテーパ
面61cになっている。
【0099】締め付けナット62の内面には、チャック
ネジ61のテーパ面61cと当接するテーパ面が形成さ
れている。したがって、締め付けナット62を締め付け
ればチャックネジ61が内方に寄せられる状態に変形し
て、内側の孔61bに挿通されているガイドワイヤ1が
チャックネジ61に(即ちプッシャー基端座20に)固
定され、締め付けナット62を緩めればその固定状態が
解除されてガイドワイヤ1がプッシャー基端座20から
独立して進退自在な状態になる。
【0100】なお、ガイドワイヤ1には全長にわたって
絶縁被覆1bが被覆されており、プッシャー4の外部に
露出する部分には、さらに補強のために金属パイプ1d
が被覆されている。
【0101】このように構成された第7の実施の形態の
内視鏡用ドレナージチューブ留置具を用いる時は、図2
8に示されるように、ガイドワイヤ固定ネジ60により
ガイドワイヤ1をプッシャー基端座20に固定して、ガ
イドワイヤ1の穿刺部1aがドレナージチューブ3の先
端から僅かに突出した状態を保ってガイドワイヤ1とプ
ッシャー4とを一緒に押し進め、十二指腸壁103に対
して高周波焼灼しながら穿刺をする。
【0102】ガイドワイヤ1の穿刺部1aが胆管104
内に顔を出したら、ガイドワイヤ固定ネジ60を緩め、
図29に示されるようにプッシャー固定ネジ22を挿入
ガイド10に固定して高周波通電をしないでガイドワイ
ヤ1だけを押し出す。そのようにすることによって、ガ
イドワイヤ1の先端を胆管104のさらに奥まで容易に
挿入することができる。
【0103】そして、再度ガイドワイヤ固定ネジ60に
よりガイドワイヤ1をプッシャー基端座20に固定し
て、図30に示されるように、ガイドワイヤ1とプッシ
ャー4を一緒に押し進めることにより、長いドレナージ
チューブ3を用いて、その先端部分が胆管104の深部
に位置する状態に留置することができる。
【0104】なお、上述の第7の実施の形態において、
図31に示されるように、ガイドワイヤ1をプッシャー
4の長さの2倍を越える長さに設定して、ガイドワイヤ
基端座30に対して挿通固定/抜去自在に構成すれば、
ガイドワイヤ1だけを体内に留置した状態に残すことが
でき、その後に各種の処置(例えば経鼻的にドレナージ
チューブを留置する等)に利用することができる。
【0105】その場合には、図32に示されるように、
ガイドワイヤ基端座30部分にねじ込まれた接続端子3
1aによってガイドワイヤ1を押圧固定し、その接続端
子31aが当接する端子受け1e部分においてのみガイ
ドワイヤ1の導電金属部を露出させればよい。
【0106】
【発明の効果】本発明によれば、線状案内部材の先端が
目的部位に正しく穿刺された状態になったら、そこで線
状案内部材を動かないように固定することにより、プッ
シャーだけを手元側から押し込んでドレナージチューブ
を迅速に留置位置に誘導することができ、しかもその操
作は、内視鏡を操作する術者が助手に頼ることなく一人
で容易に行うことができる。
【0107】また、ドレナージチューブを正しい位置に
セットした後でドレナージチューブ内から線状案内部材
を引き抜く際に、プッシャーでドレナージチューブを後
退しないように固定することにより、セットされた正し
い位置に確実にドレナージチューブを留置することがで
き、しかもその操作は、内視鏡を操作する術者が助手に
頼ることなく一人で容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の内視鏡用ドレナー
ジチューブ留置具の側面断面図である。
【図2】ピッグテール型ドレナージチューブの一部を切
除して示す側面図である。
【図3】真っ直ぐなドレナージチューブの側面図であ
る。
【図4】S字形ドレナージチューブの一部を切除して示
す側面図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態の内視鏡用ドレナー
ジチューブ留置具の挿入ガイドの部分斜視図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態の内視鏡用ドレナー
ジチューブ留置具の使用状態を示す略示図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態の内視鏡用ドレナー
ジチューブ留置具の使用状態を示す略示図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態の内視鏡用ドレナー
ジチューブ留置具の使用状態を示す略示図である。
【図9】留置された状態のドレナージチューブの略示図
である。
【図10】本発明の第2の実施の形態の内視鏡用ドレナ
ージチューブ留置具の側面断面図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態の内視鏡用ドレナ
ージチューブ留置具の使用状態を示す略示図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態の内視鏡用ドレナ
ージチューブ留置具の使用状態を示す略示図である。
【図13】本発明の第2の実施の形態の内視鏡用ドレナ
ージチューブ留置具の使用状態を示す略示図である。
【図14】本発明の第3の実施の形態の内視鏡用ドレナ
ージチューブ留置具の側面断面図である。
【図15】本発明の第3の実施の形態の挿入ガイドの斜
視図である。
【図16】本発明の第3の実施の形態の内視鏡用ドレナ
ージチューブ留置具の使用状態を示す略示図である。
【図17】本発明の第3の実施の形態の内視鏡用ドレナ
ージチューブ留置具の使用状態を示す略示図である。
【図18】本発明の第3の実施の形態の内視鏡用ドレナ
ージチューブ留置具の使用状態を示す略示図である。
【図19】本発明の第4の実施の形態の内視鏡用ドレナ
ージチューブ留置具の手元側部分の側面断面図である。
【図20】本発明の第4の実施の形態の内視鏡用ドレナ
ージチューブ留置具が内視鏡にセットされた状態の側面
図である。
【図21】本発明の第5の実施の形態の内視鏡用ドレナ
ージチューブ留置具の手元側部分の側面断面図である。
【図22】本発明の第5の実施の形態の内視鏡用ドレナ
ージチューブ留置具の使用状態を示す略示図である。
【図23】本発明の第5の実施の形態の内視鏡用ドレナ
ージチューブ留置具の使用状態を示す略示図である。
【図24】本発明の第5の実施の形態の内視鏡用ドレナ
ージチューブ留置具の使用状態を示す略示図である。
【図25】本発明の第6の実施の形態の内視鏡用ドレナ
ージチューブ留置具の側面断面図である。
【図26】本発明の第7の実施の形態の内視鏡用ドレナ
ージチューブ留置具の側面断面図である。
【図27】本発明の第7の実施の形態のチャックネジの
斜視図である。
【図28】本発明の第7の実施の形態の内視鏡用ドレナ
ージチューブ留置具の使用状態を示す略示図である。
【図29】本発明の第7の実施の形態の内視鏡用ドレナ
ージチューブ留置具の使用状態を示す略示図である。
【図30】本発明の第7の実施の形態の内視鏡用ドレナ
ージチューブ留置具の使用状態を示す略示図である。
【図31】本発明の第7の実施の形態の内視鏡用ドレナ
ージチューブ留置具の変形例の略示図である。
【図32】本発明の第7の実施の形態の内視鏡用ドレナ
ージチューブ留置具の変形例の部分断面図である。
【図33】従来の内視鏡用ドレナージチューブ留置具の
先端部分の側面断面図である。
【符号の説明】
1 ガイドワイヤ(線状案内部材) 1a 穿刺部 3 ドレナージチューブ 4 プッシャー 10 挿入ガイド 12 案内溝 20 プッシャー基端座 22 プッシャー固定ネジ 30 ガイドワイヤ基端座 35 ガイドワイヤ固定ネジ 41 可撓性チューブ(線状案内部材) 50 高周波電源コード 71 処置具挿通チャンネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−99941(JP,A) 特開 平7−178098(JP,A) 特開 平9−84874(JP,A) 特開 平5−220227(JP,A) 特開 平2−168941(JP,A) 特開 平7−275369(JP,A) 特開 平7−24056(JP,A) 特開 昭60−227771(JP,A) 実開 昭62−50610(JP,U) 実開 昭60−187737(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 1/00 - 1/32 A61B 13/00 - 17/60 A61M 1/00 A61M 3/00 - 9/00 A61M 23/00 - 29/02 A61M 35/00 - 37/04

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生体組織に穿刺される穿刺部が先端に設け
    られた可撓性の線状案内部材と、上記線状案内部材の先
    端寄りの位置に被嵌されて摩擦抵抗によってそこに保持
    されたドレナージチューブと、上記ドレナージチューブ
    を先側に押し出せるように上記線状案内部材に緩く被嵌
    された可撓性チューブからなるプッシャーとを有し、内
    視鏡の処置具挿通チャンネルに挿通して使用される内視
    鏡用ドレナージチューブ留置具において、 上記プッシャーの手元側端部と上記線状案内部材の手元
    側端部の少なくとも一方を案内するように上記処置具挿
    通チャンネルの入口の外側に設けられた挿入ガイドと、 上記挿入ガイドにより案内される上記プッシャーの手元
    側端部と上記線状案内部材の手元側端部の少なくとも一
    方を手動で上記挿入ガイドに固定するための手動固定手
    段とを有し、 上記手動固定手段は、上記ドレナージチューブが上記処
    置具挿通チャンネルの出口から突出した状態のときに上
    記プッシャーの手元側端部を上記線状案内部材の手元側
    端部とは独立して上記挿入ガイドに固定することができ
    ことを特徴とする内視鏡用ドレナージチューブ留置
    具。
  2. 【請求項2】生体組織に穿刺される穿刺部が先端に設け
    られた可撓性の線状案内部材と、上記線状案内部材の先
    端寄りの位置に被嵌されて摩擦抵抗によってそこに保持
    されたドレナージチューブと、上記ドレナージチューブ
    を先側に押し出せるように上記線状案内部材に緩く被嵌
    された可撓性チューブからなるプッシャーとを有し、内
    視鏡の処置具挿通チャンネルに挿通して使用される内視
    鏡用ドレナージチューブ留置具において、 上記プッシャーの手元側端部と上記線状案内部材の手元
    側端部の少なくとも一方を案内するように上記処置具挿
    通チャンネルの入口の外側に設けられた挿入ガイドと、 上記挿入ガイドにより案内される上記プッシャーの手元
    側端部と上記線状案内部材の手元側端部の少なくとも一
    方を手動で上記挿入ガイドに固定するための手動固定手
    段とを有し、 上記手動固定手段は、上記ドレナージチューブが上記処
    置具挿通チャンネルの出口から突出した状態のときに上
    記線状案内部材の手元側端部を上記プッシャーの手元側
    端部とは独立して上記挿入ガイドに固定することができ
    ことを特徴とする内視鏡用ドレナージチューブ留置
    具。
  3. 【請求項3】上記線状案内部材の手元側端部と上記プッ
    シャーの手元側端部とが連結/解除自在になっている請
    求項1又は2記載の内視鏡用ドレナージチューブ留置
    具。
  4. 【請求項4】上記線状案内部材と上記プッシャーとが互
    いに分離自在であり、かつ各々上記挿入ガイドから分離
    自在である請求項1、2又は3記載の内視鏡用ドレナー
    ジチューブ留置具。
  5. 【請求項5】上記手動固定手段が手動の締め付けネジで
    あり、その締め付けネジを緩めることにより、上記線状
    案内部材又は上記線状案内部材と上記プッシャーを上記
    挿入ガイドから取り外すことができる請求項1、2、3
    又は4記載の内視鏡用ドレナージチューブ留置具。
  6. 【請求項6】上記挿入ガイドは突端側が短く側方に曲が
    ったL字状に形成されていて、そのL字状の突出片に
    は、上記締め付けネジが通過する通過孔が外部に対して
    閉じた状態に形成されている請求項記載の内視鏡用ド
    レナージチューブ留置具。
  7. 【請求項7】上記線状案内部材が導電性のガイドワイヤ
    であって、上記先端穿刺部が高周波電極であり、上記ガ
    イドワイヤの基端側は高周波電源に接続するための接続
    端子に着脱自在に繋がっている請求項1ないしのいず
    れかの項に記載の内視鏡用ドレナージチューブ留置具。
  8. 【請求項8】上記プッシャーを形成する可撓性チューブ
    が電気絶縁性である請求項記載の内視鏡用ドレナージ
    チューブ留置具。
  9. 【請求項9】上記ガイドワイヤの全部又は一部が電気絶
    縁材によって被覆されている請求項7又は8記載の内視
    鏡用ドレナージチューブ留置具。
  10. 【請求項10】上記線状案内部材が可撓性チューブであ
    り、上記穿刺部が注射針状に形成されている請求項1な
    いしのいずれかの項に記載の内視鏡用ドレナージチュ
    ーブ留置具。
  11. 【請求項11】上記挿入ガイドが可撓性を有している請
    求項1ないし10のいずれかの項に記載の内視鏡用ドレ
    ナージチューブ留置具。
  12. 【請求項12】上記線状案内部材の手元側端部を上記プ
    ッシャーの手元側端部に対して任意の位置で固定/解除
    自在である請求項記載の内視鏡用ドレナージチューブ
    留置具。
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