JP3315577B2 - 掃除機の伸縮延長管 - Google Patents

掃除機の伸縮延長管

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JP3315577B2
JP3315577B2 JP06604296A JP6604296A JP3315577B2 JP 3315577 B2 JP3315577 B2 JP 3315577B2 JP 06604296 A JP06604296 A JP 06604296A JP 6604296 A JP6604296 A JP 6604296A JP 3315577 B2 JP3315577 B2 JP 3315577B2
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幸広 田村
利信 日高
博 鵜沢
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    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L9/00Details or accessories of suction cleaners, e.g. mechanical means for controlling the suction or for effecting pulsating action; Storing devices specially adapted to suction cleaners or parts thereof; Carrying-vehicles specially adapted for suction cleaners
    • A47L9/24Hoses or pipes; Hose or pipe couplings
    • A47L9/242Hose or pipe couplings
    • A47L9/244Hose or pipe couplings for telescopic or extensible hoses or pipes
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L27/00Adjustable joints, Joints allowing movement
    • F16L27/12Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement
    • F16L27/127Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement with means for locking the longitudinal adjustment or movement in the final mounted position
    • F16L27/1273Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement with means for locking the longitudinal adjustment or movement in the final mounted position by quick-acting means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16L27/1275Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement with means for locking the longitudinal adjustment or movement in the final mounted position by means of at least an external threaded bolt

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主に、真空(吸
引)掃除機の吸込み管に用いられ、長さの調節が可能な
掃除機の伸縮延長管に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の掃除機の伸縮延長管とし
ては、図7及び図8に示す特開平5−184501号公
報に記載されているようなものが知られている。
【0003】このようなものでは、長尺状を呈する鋼板
製の外管1の内側に、同じく鋼板製の内管2が摺動自在
に配設されている。
【0004】このうち、前記内管2には、その周面に、
相互に所定間隔をおいて位置する係合凹部3…が複数形
成されている。
【0005】また、前記外管1には、端部に拡径部1a
が形成されている。更に、この拡径部1aと、前記内管
2との間には、合成樹脂製の筒部材4が、この拡径部1
a内側に固着されて設けられている。
【0006】この筒部材4は、前記内管2に形成される
溝2aに突起4aを係合させることによって、前記内管
2に対して廻り止めが施されると共に、管軸方向へ、こ
の内管2を摺動可能とするように構成されている。
【0007】この筒部材4には、開口部4bが形成され
ている。この開口部4bの周縁には、半円筒状を呈する
座部4cが形成されている。
【0008】この座部4cには、ロック手段を構成する
拘束要素5の端部に形成される円柱状の揺動軸部5a
が、揺動自在となるように載置されている。
【0009】この拘束要素5には、管軸に対して所定の
角度,例えば約5°を有する傾斜面部5bが形成されて
いる。また、この拘束要素5には、前記係合凹部3に係
合する略円柱形状の係合凸部5cが、形成されている。
【0010】更に、前記外管1の拡径部1a端部には、
管軸方向へスライド自在に配設される押しボタン部材6
が設けられている。
【0011】この押しボタン部材6には、管軸に対して
所定の角度,例えば約5°を有する押圧面部6aが形成
されている。また、この押しボタン部材6と前記開口部
4b端縁との間には、コイルバネ7が配設されている。
【0012】そして、このコイルバネ7によって、前記
押圧面部6aが傾斜面部5bに当接し、管径方向へ向け
て押圧する方向へ、前記押しボタン部材6が付勢されて
いる。
【0013】このように構成された従来の掃除機の伸縮
延長管では、図7に示す様に、押しボタン部材6を図中
右方向へ向けて、前記コイルバネ7の付勢力に抗してス
ライドさせると、前記押圧面部6aが、前記拘束手段5
の傾斜面部5bから離間して、前記拘束手段5が、前記
座部4c内の揺動軸部5aを回動中心として揺動自在と
なる。
【0014】この状態で、前記内管2を外管1に対し
て、管軸方向に摺動させると、前記係合凸部5cが、前
記係合凹部3から抜け出ることが可能となり、所望の長
さまで、この延長管の長さを調整できる。
【0015】そして、図8に示す様に、押しボタン部材
6を開放すると、図中左方向へ向けて、前記コイルバネ
7の付勢力によって、この押しボタン部材6がスライド
する。 このスライドにより、前記押圧面部6aが、前
記拘束手段5の傾斜面部5bに当接し、押圧しながら摺
接することにより、管径方向へ向けて前記拘束手段の係
合凸部5cを移動する。
【0016】このため、前記係合凸部5cは、前記内管
2の係合凹部3と係合して、内管2の外管1に対する摺
動移動がロックされる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の掃除機の伸縮延長管では、押しボタン部材6
が、図8中左方向へ向けて、スライドされることによ
り、前記拘束手段5の傾斜面部5bに、押圧面部6a
が、押圧しながら摺接して、管径方向へ前記係合凸部5
cを移動し、前記係合凹部3へ係合させる。
【0018】このように、前記傾斜面部5b及び、押圧
面部6aは、相互に押圧されながら摺接するので、摩耗
して、長期間の使用により、前記係合凸部5cの前記係
合凹部への係合が浅くなり、完全なロック状態を保持で
きなくなる虞がある。
【0019】また、前記傾斜面部5b及び、押圧面部6
aの摺接面積を拡大して摩耗を減少させることも考えら
れるが、この場合には、摺接面積の拡大に伴い、前記図
7中右方向へ向けて前記押しボタン部材6をスライドさ
せる際に、抵抗が大きくなり、使用感が良好でなくなる
といった問題があった。
【0020】更に、長期間の使用により摩耗が増大する
と、前記押しボタン部材6の停止位置は、図8中に示す
位置よりも、更に左方向へ向けて移動してしまう。この
ため、傾斜面部5bが、押圧面部6aに接触する面積を
拡大することにより、前記抵抗量が増大してしまう虞が
あった。
【0021】また、図7に示す様に、前記押しボタン部
材が、図中右方向に大きくスライド移動されている場合
には、前記拘束手段5は、揺動自在となる。
【0022】このため、前記内管2の管軸方向に沿う移
動により、一旦、係合凸部5cが、係合凹部3から外れ
て離間すると、前記揺動軸部5aが、座部4cに載置さ
れているだけなので、不安定な状態となり、内管2外周
面へ前記係合凸部5cを接触させようとする力は作用し
ていない。
【0023】従って、係合凸部5cが、各係合凹部3…
を通過する際に発生することが好ましい、いわゆるクリ
ック感(節度感)が生じない。従って、延長管の長さの
調節性が良好であるとは言い難かった。
【0024】また、単にクリック感を発生させるため、
前記拡径部1aの裏面側と、前記傾斜面部5bとの間に
コイルバネを配設して、内管2外周面へ前記係合凸部5
cを接触させようとする付勢力を与える構成も考えられ
る。
【0025】しかしながら、この構成では、常に、前記
係合凸部5cが、ロック状態と同じ位置まで、係合凹部
5c内に挿入されて係合してしまうので、前記係合凸部
5cが、前記内管2の管軸方向への摺動移動によって摩
耗する虞がある。
【0026】このような係合凸部5cの摩耗は、係合凸
部5cと係合凹部3との間の係合を浅くするので、前記
ロック状態が不完全になってしまうといった問題があっ
た。
【0027】そこで、この発明は、完全なロック状態を
常に示現できると共に、長期間の使用によっても、良好
な操作使用感を保持できる掃除機の伸縮延長管を提供す
ることを課題としている。
【0028】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本願発明の請求項1に記載されたものでは、外管内側
に、内管を摺動自在に配設して管長を伸縮自在とし、該
外管に対する前記内管の摺動を所定の位置で停止させる
ロック手段を有する掃除機の伸縮延長管において、前記
ロック手段は、内管の外周面に長手方向に沿って配列す
る複数の係合凹部と、前記外管の外周面に固定されるカ
バー部材と、該カバー部材及び前記外管との間に回動自
在に挟持される支点軸部を有すると共に、該支点軸部と
管軸方向に隣接する一端側には、前記係合凹部に対し
て、略管径方向に挿抜する係合凸部を形成した係合部材
と、該係合部材の支点軸部を挟んで、前記係合凸部形成
部位の他端側には、前記支点軸部を回動中心として前記
係合凸部を挿入する方向へ付勢する弾性部材と、前記管
軸方向にスライド自在に配設され、該他端側に摺接する
ことにより、該他端側を管径方向へ押圧して、前記係合
部材を前記支点軸部を回動中心として回動させ、前記係
合凸部及び係合凹部間の係合を解除する操作スライド部
材とを有する掃除機の伸縮延長管を特徴としている。
【0029】このように構成された請求項1記載のもの
では、前記操作スライド部材が、管軸方向に沿ってスラ
イド移動されると、該操作スライド部材が他端側に摺接
されて、該他端側が管径方向へ押圧されて移動する。
【0030】該他端側の移動により、前記弾性部材の付
勢力に抗して前記係合部材が、前記支点軸部を回動中心
として回動させられる。
【0031】該係合部材の回動により、前記一端側に形
成された係合凸部は、管径方向で、前記係合凹部から離
間する方向へ移動され、前記係合凸部及び係合凹部間の
係合が解除される。
【0032】従って、外管内側に配設される内管を摺動
させて、管長を伸縮させることが出来る。
【0033】所定の位置まで管長を伸縮させた後、前記
操作スライド部材を開放することにより、他端側の管径
方向への押圧が解除される。
【0034】このため、前記弾性部材の付勢力により、
前記係合部材が、前記支点軸部を回動中心として回動さ
れる。
【0035】該係合部材の回動により、前記係合凸部
が、前記係合凹部内へ挿入される方向へ移動させられ
て、係合されることにより、ロック状態となる。
【0036】このため、外管内側に配設される内管が摺
動出来なくなり、管長が伸縮不能となる。
【0037】このように、ロック状態では、他端側に設
けられた前記弾性部材が、前記係合部材を回動させて、
前記一端側に設けられた係合凸部を、前記係合凹部内へ
挿入するので、従来の押しボタン部材と、拘束要素との
摺接面の様に、押圧されながら、同時に摺接して、摩耗
する部分がなく、前記係合凸部が、前記係合凹部内へ挿
入される際の挿入量は、略均一で常に完全なロック状態
を保持できる。
【0038】また、ロック状態を解除させる際に、前記
スライド部材が、前記係合部材へ摺接して押圧する部分
は、該係合部材の他端側であるので、該他端側が該摺接
により摩耗しても、前記係合凸部とは、前記支点軸部を
挟んで反対側に位置する他の箇所の摩耗となる。
【0039】このため、該係合部材の一端側に形成され
た前記係合凸部が、前記係合凹部内へ挿入される際の挿
入量には影響が全く無い。
【0040】従って、常に略同一の係合状態を維持出
来、長期間の使用によっても、完全なロック状態を示現
できる。
【0041】また、請求項2に記載されたものでは、前
記ロック手段には、前記操作スライド部材のスライド移
動に連動して、管軸方向へ移動することにより、前記係
合凸部及び係合凹部間の係合状態で、前記係合凸部裏面
側に当接して、ロック状態とするロック部材を有する請
求項1記載の掃除機の伸縮延長管を特徴としている。
【0042】このように構成された請求項2記載のもの
では、前記ロック手段のロック部材が、前記操作スライ
ド部材のスライド移動に連動して、管軸方向へ移動され
ることにより、前記係合凸部及び係合凹部間の係合状態
で、前記係合凸部裏面側に当接されて、ロック状態とす
る。
【0043】このため、ロック状態では、前記係合凸部
が、係合凹部から離間する方向へ移動出来ず、更に、確
実に略同一の係合状態を維持出来、長期間の使用によっ
ても、完全なロック状態を示現できる。
【0044】そして、請求項3に記載されたものでは、
前記操作スライド部材を最解除状態まで移動させても、
前記係合凸部が、前記係合凹部内に半挿入状態で、しか
も、前記外管に対して前記内管が摺動可能に配設され
請求項2記載の掃除機の伸縮延長管を特徴としている。
【0045】このように構成された請求項3記載のもの
では、前記操作スライド部材が、最解除状態まで移動さ
せられても、前記係合凸部が、前記係合凹部内に半挿入
状態で、しかも、前記外管に対して前記内管が摺動可能
となるように配設されている。
【0046】このため、前記内管を前記外管に対して摺
動させると、前記各係合凹部を、前記係合凸部が通過す
る際に、半挿入されて、クリック感を生じる。
【0047】従って、延長管の長さの調整性が良好であ
る。
【0048】また、請求項4に記載されたものでは、前
記係合凸部裏面側は、前記外管の形状に沿って略円弧形
状を呈して、前記ロック部材に対して、管軸方向へ延設
される線で接触する各請求項2又は3記載の掃除機の伸
縮延長管を特徴としている。
【0049】このように構成された請求項4記載のもの
では、前記係合凸部裏面側が、前記外管の形状に沿って
略円弧形状を呈して、前記ロック部材に対して、管軸方
向へ延設される線で接触する。
【0050】このため、前記ロック部材が管軸方向へ移
動する際の摺動抵抗を減少させることが出来るので、前
記操作スライド部材のスライド移動も、少ない操作力で
行なうことが出来る。
【0051】しかも、該係合凸部は、前記係合部材の他
端側に設けられた弾性体による付勢力で、前記係合凹部
に係合するので、該ロック部材は、前記係合凸部裏面側
に、係合状態となってから当接されるだけ良く、従来の
ように、押圧されながら摺動される等に比して、接触部
分に摩耗を生じにくい。
【0052】このため、接触面積を小さく設定して、摺
動抵抗を減少させることが出来る。
【0053】更に、請求項5に記載されたものでは、前
記係合凸部裏面側は、管軸方向に略円弧形状を呈するこ
とにより、前記ロック部材に対して、各線が交差する点
接触する請求項4記載の掃除機の伸縮延長管を特徴と
している。
【0054】このように構成された請求項5記載のもの
では、前記係合凸部裏面側は、前記ロック部材に対し
て、前記各線が交差する点で接触する。
【0055】このため、前記ロック部材が管軸方向へ移
動する際の摺動抵抗を減少させることが出来るので、前
記操作スライド部材のスライド移動も、少ない操作力で
行なうことが出来る。
【0056】しかも、該係合凸部は、前記係合部材の他
端側に設けられた弾性体による付勢力で、前記係合凹部
に係合するので、該ロック部材は、前記係合凸部裏面側
に係合状態となってから当接されるだけ良く、従来のよ
うに、押圧されながら摺動される等に比して、接触部分
に摩耗を生じにくい。
【0057】このため、接触面積を最小に設定しても、
接触面積及びクリアランスは殆ど替わらずに保持させる
ことが出来る。
【0058】従って、長期間の使用によっても、操作ス
ライド部材のスライド移動時に、良好な操作使用感を保
持できる。
【0059】
【発明の実施の形態1】以下、本発明の具体的な実施の
形態について、図面を参照しつつ説明する。
【0060】図1及び図2は、この発明の実施の形態1
を示すものである。なお、前記従来例と同一乃至均等な
部分については、同一符号を付して説明する。
【0061】まず、構成を説明すると、図6中符号8
は、この実施の形態1の掃除機の伸縮延長管で、掃除機
本体9から延設される蛇腹吸込み管10の先端に設けら
れた手元スイッチ部11と、吸込口体12との間に連結
されている。
【0062】この延長管8は、主に、樹脂製の外管13
内側に、金属製の内管2を摺動自在に配設して管長を伸
縮自在とするように構成されている。
【0063】また、外管13と、内管2との間には、図
1に示す様に、樹脂製で円筒形状を呈するスリーブ13
aが配設され、パッキング支持リング13bと共に、内
周端を前記内管2外周面に当接させるゴム製或は、エラ
ストマー製の環状パッキング13cを挟持することによ
り、略気密性が保持されている。この環状パッキング1
3cでは、内周端の径が、前記スリーブ13a及び、パ
ッキング支持リング13bの内周端の径よりも小径とな
るように形成されている。したがって、内管2を引き抜
いた状態では、前記スリーブ13a及び、パッキング支
持リング13bの内周面から内側に、前記パッキング支
持リング13bの内周端先端が突出するように構成され
ている。
【0064】この外管13に対する前記内管2の摺動
は、ロック手段14によって所定の位置で停止されるよ
うに構成されている。
【0065】次に、このロック手段14について詳述す
る。
【0066】このロック手段14では、内管2の外周面
に長手方向に沿って、複数の係合凹部3…が配列されて
いる。
【0067】また、前記外管13の外周面には、高剛性
を有するガラス繊維入りナイロン(ポリアミド)樹脂,
低摩擦のシリコン入りABS樹脂,低摩擦のポリアセタ
ール樹脂,又は、高剛性を有する金属(アルミ、鉄、亜
鉛合金等)等で構成されるカバー部材15が、ネジ部材
16によって固定されている。
【0068】このカバー部材15及び前記外管13との
間には、係合部材17が配設されている。
【0069】この係合部材17には、図5に示す様に、
カバー部材15及び前記外管13との間に回動自在に挟
持される支点軸部17a,17aが、略中央位置に左右
一対形成されている。
【0070】この係合部材17には、この支点軸部17
aと管軸方向に隣接する一端側に、前記支点軸部17
a,17aを回動中心とする回動で、揺動し、前記係合
凹部3に対して、略管径方向に挿抜する係合凸部17b
が形成されている。
【0071】また、この係合部材17には、この支点軸
部17aを挟んで、前記係合凸部17b形成部位の他端
側17cの内管側に、座部17dが形成されていて、管
軸方向側面形状を、前記支点軸部17a,17aを支点
として揺動可能に配設される略シーソー形状としてい
る。
【0072】この座部17dと、前記外管13の外周面
に形成される座部13dとの間には、前記支点軸部17
aを回動中心として、前記係合凸部17bを挿入する方
向へ付勢する弾性部材としての第1コイルバネ18が配
設されている。
【0073】また、このロック手段14には、このカバ
ー部材15に対して前記管軸方向にスライド自在に配設
される樹脂製の操作スライド部材19が設けられてい
る。
【0074】この操作スライド部材19の内管側には、
傾斜凸部19aが設けられている。この傾斜凸部19a
は、管軸方向断面略山型を呈して、前記操作スライド部
材19の図1〜図3中左方向へのスライド移動で、傾斜
した部分を前記係合部材17の他端側17cに摺接する
ことにより、他端側17cを管径方向へ押圧して、前記
係合部材17を、前記支点軸部17aを回動中心として
回動させる。
【0075】この支点軸部17aを回動中心とする回動
で、前記係合凸部17bは、管径関係方向で、しかも、
前記係合凹部3から離反する方向に揺動して移動し、前
記係合凸部17b及び係合凹部3間の係合が解除される
ように構成されている。
【0076】しかも、この実施の形態1では、前記操作
スライド部材19が、最解除状態である図2中左側ま
で、移動させられても、図2中実線で示す様に前記係合
凸部17bが、前記係合凹部内に半挿入状態で、しか
も、前記外管13に対して前記内管2が摺動可能となる
ように、図2中、二点鎖線で示す位置まで、更に、前記
係合部材17が右廻りに回動可能となるように構成され
ている。
【0077】そして、更に、前記係合部材17が、図中
右廻りに二点鎖線で示す位置まで回動する事によって、
前記係合凸部17b先端が、内管2の外周面と略面一と
なる位置まで抜き出されると共に、この状態で、前記傾
斜凸部19aと他端側17cとが、一定間隔をおいて離
反される位置となるように構成されている。
【0078】また、この操作スライド部材19には、こ
の操作スライド部材19のスライド移動に連動して、管
軸方向へ移動するロック部材20が、左右一対の橋部2
1,21によって一体となるように成形されている。
【0079】このロック部材20は、略直方体形状を呈
していて、図1に示す様に、前記係合凸部17b及び係
合凹部3間が係合されている状態で、前記係合凸部裏面
側17eに当接して、ロック状態とするように構成され
ている。また、このロック部材20は、図2に示す様
に、前記係合凸部17b及び係合凹部3間の係合が解除
されている状態では、前記係合凸部裏面側17eに干渉
しないように、操作スライド部材19のスライド移動に
連動して、図中左方向へ退避されるように構成されてい
る。
【0080】しかも、前記操作スライド部材19と、前
記カバー部材15との間には、図1に示す様に、前記傾
斜凸部19aと他端側17cとを離反させると共に、こ
の離反状態で、前記ロック部材20を前記係合凸部裏面
側17eに当接させて、いわゆるロック状態とするよう
に、図中右側方向へ、この操作スライド部材19を付勢
する第2コイルバネ22が設けられている。
【0081】また、この実施の形態1では、前記係合凸
部裏面側17eが、図4に示すように、前記外管14の
形状に沿って略円弧形状を呈して、前記ロック部材20
に対して、管軸方向へ延設される線で接触するように形
成されている。
【0082】更に、前記係合凸部裏面側17eが、図1
に示す様に管軸方向に略円弧形状を呈することにより、
前記ロック部材20に対して、管周方向へ延設される線
でも接触するように構成され、従って、係合凸部裏面側
17eは、前記ロック部材20に対して、前記各線が交
差する点で接触するように構成されている。
【0083】次に、この実施の形態1の作用について説
明する。
【0084】この実施の形態1では、組み付け時、前記
外管13上に、前記係合部材17を載置して、その上か
ら前記カバー部材15が、ネジ部材16で固定される。
【0085】このように、前記係合部材17の支点軸部
17a,17aが、前記外管13及びこの外管13に固
定されるカバー部材15によって挟持されているので、
比較的容易な組付けで、前記係合部材17が、回動中心
を一定位置に安定させて配設される。
【0086】延長操作時、図1に示すロック状態から、
まず、ロック解除を行なうため、図2に示すように、前
記操作スライド部材19が、管軸方向に沿ってスライド
移動されると、この操作スライド部材19の裏面側に形
成された傾斜凸部19aが、他端側17cに摺接され
て、この他端側17cが管径方向へ押圧されて移動す
る。
【0087】この他端側17cの移動により、前記第1
コイルバネ18の付勢力に抗して前記係合部材17が、
前記支点軸部17a,17aを回動中心として回動させ
られる。
【0088】この係合部材17の回動により、前記一端
側に形成された係合凸部17bは、管径方向で、前記係
合凹部3から離間する方向へ移動され、前記係合凸部1
7b及び係合凹部3間の係合が、解除される。
【0089】従って、外管13内側に配設される内管2
を図6に示す様に摺動させて、管長を伸縮させることが
出来る。
【0090】このとき、この実施の形態1では、前記操
作スライド部材19が、最解除状態まで移動させられて
も、図2中実線位置で示す様に、前記係合凸部17b
が、前記係合凹部3内に半挿入状態で、しかも、前記外
管13に対して前記内管2が摺動可能となるように配設
されている。
【0091】このため、前記内管2を前記外管13に対
して摺動させると、図3に示すように、前記係合凸部1
7bが前記内管2の外周面に乗り上げて、更に、図中右
廻りに、前記係合部材17を回動させる。
【0092】従って、前記傾斜山部19aと他端側17
cとの間には、所定の間隙が形成される。従って、前記
各係合凹部3…を、前記係合凸部17bが通過する際
に、係合凹部3…内に、前記係合凸部17bが、再度半
挿入されると共に、図2中図中左廻りに、前記係合部材
17が回動し、前記傾斜山部19aと他端側17cとを
当接させて、当接音を発生させてクリック感を生じさせ
る。
【0093】従って、延長管の長さの調整性が良好であ
る。
【0094】しかも、前記傾斜山部19aと他端側17
cとが当接させられると共に、前記係合凸部17bは、
図2中実線で示す前記係合凹部3に半嵌合する位置まで
のみ挿入されるため、この係合凸部17b先端が、前記
係合凹部3の底部に、接触しない位置まで外されている
ので、前記係合凹部3外に抜き出る際に発生する摺動抵
抗を減少させることが出来る。
【0095】このため、前記係合凸部17bの先端の摩
耗は、減少し、この点においても、長期間の使用によ
り、不完全なロック状態を発生させる虞が減少する。
【0096】所定の位置まで管長を伸縮させた後、前記
操作スライド部材19を開放することにより、前記第2
コイルバネ22の付勢力で、この操作スライド部材19
が、図1中に示す位置まで、右方向へ移動する。
【0097】この操作スライド部材19の移動で、前記
傾斜凸部19aが、前記他端側17cから離間するの
で、他端側17cの管径方向への押圧が解除される。
【0098】このため、前記第1コイルバネ18の付勢
力により、前記係合部材17が、前記支点軸部17a,
17aを回動中心として、図中左廻りに回動される。
【0099】この係合部材17の回動により、前記係合
凸部17bが、前記係合凹部3内へ挿入される方向へ移
動させられて、前記係合凸部17b及び係合凹部3間が
係合されることにより、ロック状態となる。
【0100】このため、外管13内側に配設される内管
2が摺動出来なくなり、管長が伸縮不能となる。
【0101】このようなロック状態では、他端側17c
裏面側に設けられた前記第1コイルバネ18が、前記係
合部材17を回動させて、前記一端側に設けられた係合
凸部17bを、前記係合凹部3内へ挿入するので、従来
の押しボタン部材と、拘束要素との摺接面の様に、押圧
されながら、同時に摺接して、摩耗する部分がなく、間
隙等も拡大する虞が無い。従って、前記係合凸部17b
が、前記係合凹部3内へ挿入される際の挿入量は、略均
一で常に完全なロック状態を保持できる。
【0102】また、ロック状態を解除させる際に、前記
スライド部材19が、前記係合部材17へ摺接して押圧
する部分は、係合部材17の他端側17cであるので、
他端側17cが、前記傾斜凸部19aの摺接により摩耗
しても、前記係合凸部17bとは、前記支点軸部17
a,17aを挟んで反対側に位置する他の箇所の摩耗と
なる。
【0103】このため、係合部材17の一端側に形成さ
れた前記係合凸部17bを、前記係合凹部3内へ挿入す
る際の挿入量には影響が全く無い。
【0104】従って、常に略同一の係合状態を維持出
来、長期間の使用によっても、完全なロック状態を示現
できる。
【0105】しかも、図1に示す様に、前記ロック部材
20が、前記操作スライド部材19のスライド移動に連
動して、管軸方向へ沿って、図中右方向へ移動されるこ
とにより、前記係合凸部17b及び係合凹部3間の係合
状態で、前記係合凸部裏面側17eに当接されて、係合
凸部17bが抜け止めされるロック状態となる。
【0106】このため、ロック状態では、前記係合凸部
17bが、係合凹部3から離間する方向へ移動出来ず、
更に、確実に略同一の係合状態を維持出来、長期間の使
用によっても、完全なロック状態を示現できる。
【0107】また、この実施の形態1では、係合凸部1
7bが抜け止めされる程度に、前記ロック部材20が、
前記係合凸部裏面側17eに当接されていれば良いの
で、摩耗の問題を殆ど考慮せずに、係合凸部裏面側17
eが、前記ロック部材20に対して、前記各円弧形状線
を交差させる一点で、接触させるように最小面積に形成
できる。
【0108】このため、前記ロック部材20が管軸方向
へ沿って移動する際の摺動抵抗を減少させることが出来
るので、前記操作スライド部材19のスライド移動も、
少ない操作力で行なうことが出来る。
【0109】しかも、係合凸部17bは、前記係合部材
17の他端側17c裏面に設けられた第1コイルバネ1
8による付勢力で、前記係合凹部3に係合するので、ロ
ック部材20は、前記係合凸部裏面側17eに係合状態
となってから当接されるだけ良く、従来のように、押圧
されながら摺動される等に比して、摩耗を生じにくい。
【0110】このように摩耗が殆ど無くて形状が変化し
にくいので、接触面積を最小に設定しても、接触面積及
びクリアランスは殆ど替わらずに保持させることが出来
る。
【0111】従って、長期間の使用によっても、操作ス
ライド部材19のスライド移動時における良好な操作使
用感を保持できる。
【0112】以上、この発明の実施の形態1を図面によ
り詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態1に
限らず、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更
等があってもこの発明に含まれる。
【0113】例えば、前記実施の形態1では、ロック部
材20を用いて、積極的に、前記係合凸部17b及び係
合凹部3間の係合状態を保持するようにしているが、特
にこれに限らず、例えば、ロック部材20を有しないも
の等であっても、前記第1コイルバネ18の付勢力によ
り、前記係合部材17が、前記支点軸部17a,17a
を回動中心として回動されて、前記係合凸部17bが、
前記係合凹部3内へ挿入されて、係合されるものである
ならばよい。
【0114】また、前記係合凸部17b及び、前記係合
凹部3…の形状、数量等は、特に戦記実施の形態1に限
定されるものではなく、係合されることにより、ロック
状態となるものであるならばどのようなものであっても
よい。
【0115】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の請
求項1記載のものによれば、前記操作スライド部材が、
管軸方向に沿ってスライド移動されると、該操作スライ
ド部材が他端側に摺接されて、該他端側が管径方向へ押
圧されて移動する。
【0116】該他端側の移動により、前記弾性部材の付
勢力に抗して前記係合部材が、前記支点軸部を回動中心
として回動させられる。
【0117】該係合部材の回動により、前記一端側に形
成された係合凸部は、管径方向で、前記係合凹部から離
間する方向へ移動され、前記係合凸部及び係合凹部間の
係合が解除される。
【0118】従って、外管内側に配設される内管を摺動
させて、管長を伸縮させることが出来る。
【0119】所定の位置まで管長を伸縮させた後、前記
操作スライド部材を開放することにより、他端側の管径
方向への押圧が解除される。
【0120】このため、前記弾性部材の付勢力により、
前記係合部材が、前記支点軸部を回動中心として回動さ
れる。
【0121】該係合部材の回動により、前記係合凸部
が、前記係合凹部内へ挿入される方向へ移動させられ
て、係合されることにより、ロック状態となる。
【0122】このため、外管内側に配設される内管が摺
動出来なくなり、管長が伸縮不能となる。
【0123】このように、ロック状態では、他端側に設
けられた前記弾性部材が、前記係合部材を回動させて、
前記一端側に設けられた係合凸部を、前記係合凹部内へ
挿入するので、従来の押しボタン部材と、拘束要素との
摺接面の様に、押圧されながら、同時に摺接して、摩耗
する部分がなく、前記係合凸部が、前記係合凹部内へ挿
入される際の挿入量は、略均一で常に完全なロック状態
を保持できる。
【0124】また、ロック状態を解除させる際に、前記
スライド部材が、前記係合部材へ摺接して押圧する部分
は、該係合部材の他端側であるので、該他端側が該摺接
により摩耗しても、前記係合凸部とは、前記支点軸部を
挟んで反対側に位置する他の箇所の摩耗となる。
【0125】このため、該係合部材の一端側に形成され
た前記係合凸部を、前記係合凹部内へ挿入する際の挿入
量には影響が全く無い。
【0126】従って、常に略同一の係合状態を維持出
来、長期間の使用によっても、完全なロック状態を示現
できる。
【0127】また、請求項2に記載されたものでは、前
記ロック手段のロック部材が、前記操作スライド部材の
スライド移動に連動して、管軸方向へ移動されることに
より、前記係合凸部及び係合凹部間の係合状態で、前記
係合凸部裏面側に当接されて、ロック状態とする。
【0128】このため、ロック状態では、前記係合凸部
が、係合凹部から離間する方向へ移動出来ず、更に、確
実に略同一の係合状態を維持出来、長期間の使用によっ
ても、完全なロック状態を示現できる。
【0129】そして、請求項3に記載されたものでは、
前記操作スライド部材が、最解除状態まで移動させられ
ても、前記係合凸部が、前記係合凹部内に半挿入状態
で、しかも、前記外管に対して前記内管が摺動可能とな
るように配設されている。
【0130】このため、前記内管を前記外管に対して摺
動させると、前記各係合凹部を、前記係合凸部が通過す
る際に、半挿入されて、クリック感を生じる。
【0131】従って、延長管の長さの調整性が良好であ
る。
【0132】また、請求項4に記載されたものでは、前
記係合凸部裏面側が、前記外管の形状に沿って略円弧形
状を呈して、前記ロック部材に対して、管軸方向へ延設
される線で接触する。
【0133】このため、前記ロック部材が管軸方向へ移
動する際の摺動抵抗を減少させることが出来るので、前
記操作スライド部材のスライド移動も、少ない操作力で
行なうことが出来る。
【0134】しかも、該係合凸部は、前記係合部材の他
端側に設けられた弾性体による付勢力で、前記係合凹部
に係合するので、該ロック部材は、前記係合凸部裏面側
に、係合状態となってから当接されるだけ良く、従来の
ように、押圧されながら摺動される等に比して、摩耗を
生じにくい。
【0135】このため、接触面積を小さく設定して、摺
動抵抗を減少させることが出来る。
【0136】更に、請求項5に記載されたものでは、前
記係合凸部裏面側は、前記ロック部材に対して、前記各
線が交差する点で接触する。
【0137】このため、前記ロック部材が管軸方向へ移
動する際の摺動抵抗を減少させることが出来るので、前
記操作スライド部材のスライド移動も、少ない操作力で
行なうことが出来る。
【0138】しかも、該係合凸部は、前記係合部材の他
端側に設けられた弾性体による付勢力で、前記係合凹部
に係合するので、該ロック部材は、前記係合凸部裏面側
に係合状態となってから当接されるだけ良く、従来のよ
うに、押圧されながら摺動される等に比して、摩耗を生
じにくい。
【0139】このため、接触面積を最小に設定しても、
接触面積及びクリアランスは殆ど替わらずに保持させる
ことが出来る。
【0140】従って、長期間の使用によっても、操作ス
ライド部材のスライド移動時に、良好な操作使用感を保
持できる、という実用上有益な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の掃除機の伸縮式延長管
で、ロック状態を説明する管軸方向に沿った要部の断面
図である。
【図2】実施の形態1の掃除機の伸縮式延長管で、半係
合状態を説明する管軸方向に沿った要部の断面図であ
る。
【図3】実施の形態1の掃除機の伸縮式延長管で、係合
解除状態を説明する管軸方向に沿った要部の断面図であ
る。
【図4】本発明の実施の形態1の掃除機の伸縮式延長管
で、ロック状態を説明する図1のA−A線に沿った位置
の断面図である。
【図5】本発明の実施の形態1の掃除機の伸縮式延長管
で、ロック状態を説明する図1のB−B線に沿った位置
の断面図である。
【図6】本発明の実施の形態1の掃除機の伸縮式延長管
を説明する掃除機の全体斜視図である。
【図7】従来例の掃除機の伸縮式延長管で、ロック解除
状態を説明する要部の管軸方向に沿った位置の断面図で
ある。
【図8】従来例の掃除機の伸縮式延長管で、ロック状態
を説明する要部の管軸方向に沿った位置の断面図であ
る。
【符号の説明】
2 内管 3 係合凹部 8 伸縮延長管 13 外管 14 ロック手段 15 カバー部材 17 係合部材 17a 支点軸部 17b 係合凸部 17c 他端側 17e 係合凸部裏面側 18 第1コイルバネ(弾性部材) 19 操作スライド部材 19a 傾斜凸部
フロントページの続き (72)発明者 鵜沢 博 神奈川県秦野市堀山下43番地 株式会社 テック 秦野工場内 (56)参考文献 特開 平5−184501(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 9/24 F16L 27/12

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外管内側に、内管を摺動自在に配設して
    管長を伸縮自在とし、該外管に対する前記内管の摺動を
    所定の位置で停止させるロック手段を有する掃除機の伸
    縮延長管において、 前記ロック手段は、内管の外周面に長手方向に沿って配
    列する複数の係合凹部と、前記外管の外周面に固定され
    るカバー部材と、該カバー部材及び前記外管との間に回
    動自在に挟持される支点軸部を有すると共に、該支点軸
    部と管軸方向に隣接する一端側には、前記係合凹部に対
    して、略管径方向に挿抜する係合凸部を形成した係合部
    材と、該係合部材の支点軸部を挟んで、前記係合凸部形
    成部位の他端側には、前記支点軸部を回動中心として前
    記係合凸部を挿入する方向へ付勢する弾性部材と、前記
    管軸方向にスライド自在に配設され、該他端側に摺接す
    ることにより、該他端側を管径方向へ押圧して、前記係
    合部材を前記支点軸部を回動中心として回動させ、前記
    係合凸部及び係合凹部間の係合を解除する操作スライド
    部材とを有することを特徴とする掃除機の伸縮延長管。
  2. 【請求項2】前記ロック手段には、前記操作スライド部
    材のスライド移動に連動して、管軸方向へ移動すること
    により、前記係合凸部及び係合凹部間の係合状態で、前
    記係合凸部裏面側に当接して、ロック状態とするロック
    部材を有することを特徴とする請求項1記載の掃除機の
    伸縮延長管。
  3. 【請求項3】前記操作スライド部材を最解除状態まで移
    動させても、前記係合凸部が、前記係合凹部内に半挿入
    状態で、しかも、前記外管に対して前記内管が摺動可能
    に配設されることを特徴とする請求項2記載の掃除機の
    伸縮延長管。
  4. 【請求項4】前記係合凸部裏面側は、前記外管の形状に
    沿って略円弧形状を呈して、前記ロック部材に対して、
    管軸方向へ延設される線で接触することを特徴とする各
    請求項2又は3記載の掃除機の伸縮延長管。
  5. 【請求項5】前記係合凸部裏面側は、管軸方向に略円弧
    形状を呈することにより、前記ロック部材に対して、各
    線が交差する点で接触することを特徴とする請求項4記
    載の掃除機の伸縮延長管。
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